JPH04243601A - 空気入り偏平タイヤ - Google Patents
空気入り偏平タイヤInfo
- Publication number
- JPH04243601A JPH04243601A JP3025431A JP2543191A JPH04243601A JP H04243601 A JPH04243601 A JP H04243601A JP 3025431 A JP3025431 A JP 3025431A JP 2543191 A JP2543191 A JP 2543191A JP H04243601 A JPH04243601 A JP H04243601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- annular recess
- tire
- layer
- belt plies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クラウン部に環状凹
みが形成された偏平率が50以下の空気入り偏平タイヤ
に関する。
みが形成された偏平率が50以下の空気入り偏平タイヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気入り偏平タイヤとしては、例
えば実公昭50ー 21203号公報に記載されている
ようなものが知られている。このものは、トロイダル状
をしたカーカス層と、カーカス層のクラウン部の半径方
向外側に配置されたブレーカ層と、ブレーカ層の半径方
向外側に配置されたトレッドと、を備え、クラウン部の
幅方向中央部におけるカーカス層、ブレーカ層およびト
レッドを全体的に半径方向内側に凹ませることにより、
クラウン部の幅方向中央部に環状凹みを形成するように
したものである。そして、このような環状凹みを排水の
ための通路とすることにより、排水性能を向上させるよ
うにしているが、このような環状凹みは、幅広のために
排水性能が低下するタイヤ、特に偏平率が50以下の空
気入りタイヤに設けるとよい。
えば実公昭50ー 21203号公報に記載されている
ようなものが知られている。このものは、トロイダル状
をしたカーカス層と、カーカス層のクラウン部の半径方
向外側に配置されたブレーカ層と、ブレーカ層の半径方
向外側に配置されたトレッドと、を備え、クラウン部の
幅方向中央部におけるカーカス層、ブレーカ層およびト
レッドを全体的に半径方向内側に凹ませることにより、
クラウン部の幅方向中央部に環状凹みを形成するように
したものである。そして、このような環状凹みを排水の
ための通路とすることにより、排水性能を向上させるよ
うにしているが、このような環状凹みは、幅広のために
排水性能が低下するタイヤ、特に偏平率が50以下の空
気入りタイヤに設けるとよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気入りタイヤにあっては、前記環状凹みの
最深部付近は、環状凹みの幅方向両側に位置する最大径
部より半径が小さいため、接地時に接地面内で赤道方向
に大きな引っ張り応力が働き、この結果、該環状凹みの
最深部付近に大きな歪が発生して該部位におけるベルト
プライ間にセパレーションが生じるという問題点がある
。
うな従来の空気入りタイヤにあっては、前記環状凹みの
最深部付近は、環状凹みの幅方向両側に位置する最大径
部より半径が小さいため、接地時に接地面内で赤道方向
に大きな引っ張り応力が働き、この結果、該環状凹みの
最深部付近に大きな歪が発生して該部位におけるベルト
プライ間にセパレーションが生じるという問題点がある
。
【0004】この発明は、環状凹みの最深部付近におけ
るベルトプライ間のセパレーションを効果的に抑制する
ことができる空気入り偏平タイヤを提供することを目的
とする。
るベルトプライ間のセパレーションを効果的に抑制する
ことができる空気入り偏平タイヤを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、トロ
イダル状をしたカーカス層と、カーカス層のクラウン部
の半径方向外側に配置され2枚以上のベルトプライから
なるベルト層と、ベルト層の半径方向外側に配置された
トレッドと、を備え、クラウン部の幅方向ほぼ中央部に
おけるカーカス層、ベルト層およびトレッドを全体的に
半径方向内側に凹ませることにより、正規内圧充填時に
おける、クラウン部の幅方向両側部に位置する最大径部
の外表面同士を結ぶ直線から最深部までの距離が10m
mから15mmである環状凹みを形成するようにした偏
平率が50以下の空気入り偏平タイヤであって、前記環
状凹みの最深部におけるベルトプライ間ゴムゲージをベ
ルト端からベルト幅の 1/4だけ幅方向内側に離れた
位置でのベルトプライ間ゴムゲージの 1.5倍から2
.0倍の範囲とすることにより達成することができる。
イダル状をしたカーカス層と、カーカス層のクラウン部
の半径方向外側に配置され2枚以上のベルトプライから
なるベルト層と、ベルト層の半径方向外側に配置された
トレッドと、を備え、クラウン部の幅方向ほぼ中央部に
おけるカーカス層、ベルト層およびトレッドを全体的に
半径方向内側に凹ませることにより、正規内圧充填時に
おける、クラウン部の幅方向両側部に位置する最大径部
の外表面同士を結ぶ直線から最深部までの距離が10m
mから15mmである環状凹みを形成するようにした偏
平率が50以下の空気入り偏平タイヤであって、前記環
状凹みの最深部におけるベルトプライ間ゴムゲージをベ
ルト端からベルト幅の 1/4だけ幅方向内側に離れた
位置でのベルトプライ間ゴムゲージの 1.5倍から2
.0倍の範囲とすることにより達成することができる。
【0006】
【作用】いま、タイヤに内圧を充填した後、該タイヤを
高速走行させているとする。このとき、このタイヤが偏
平率50%以下である幅広の偏平タイヤであると、幅方
向中央部の排水性が悪くなるが、この発明のように、タ
イヤのクラウン部の幅方向ほぼ中央部におけるカーカス
層、ベルト層およびトレッドを全体的に半径方向内側に
凹ませることにより、正規内圧充填時における、クラウ
ン部の幅方向両側部に位置する最大径部の外表面同士を
結ぶ直線から最深部までの距離が10mmから15mm
である環状凹みを形成するようにすれば、該環状凹みが
走行時の排水通路となり、排水性が実用的な値まで上昇
する。また、このとき、環状凹みの最深部付近は、環状
凹みの幅方向両側に位置する最大径部より半径が小さい
ため、接地時に接地面内で赤道方向に大きな引っ張り応
力が働き、この結果、該環状凹みの最深部付近に大きな
歪が発生する。このため、この発明では、環状凹みの最
深部におけるベルトプライ間ゴムゲージをベルト端から
ベルト幅の 1/4だけ幅方向内側に離れた位置でのベ
ルトプライ間ゴムゲージの 1.5倍から 2.0倍の
範囲と厚くし、これにより、ドライ時の旋回性能を低下
させることなく、環状凹みの最深部におけるベルトプラ
イ間の歪を分散して該部位にセパレーションが生じるの
を抑制するようにしている。
高速走行させているとする。このとき、このタイヤが偏
平率50%以下である幅広の偏平タイヤであると、幅方
向中央部の排水性が悪くなるが、この発明のように、タ
イヤのクラウン部の幅方向ほぼ中央部におけるカーカス
層、ベルト層およびトレッドを全体的に半径方向内側に
凹ませることにより、正規内圧充填時における、クラウ
ン部の幅方向両側部に位置する最大径部の外表面同士を
結ぶ直線から最深部までの距離が10mmから15mm
である環状凹みを形成するようにすれば、該環状凹みが
走行時の排水通路となり、排水性が実用的な値まで上昇
する。また、このとき、環状凹みの最深部付近は、環状
凹みの幅方向両側に位置する最大径部より半径が小さい
ため、接地時に接地面内で赤道方向に大きな引っ張り応
力が働き、この結果、該環状凹みの最深部付近に大きな
歪が発生する。このため、この発明では、環状凹みの最
深部におけるベルトプライ間ゴムゲージをベルト端から
ベルト幅の 1/4だけ幅方向内側に離れた位置でのベ
ルトプライ間ゴムゲージの 1.5倍から 2.0倍の
範囲と厚くし、これにより、ドライ時の旋回性能を低下
させることなく、環状凹みの最深部におけるベルトプラ
イ間の歪を分散して該部位にセパレーションが生じるの
を抑制するようにしている。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1において、11は空気入り偏平タイヤで
あり、このタイヤ11はビード12がそれぞれ埋設され
た一対のビード部13と、これらビード部13からほぼ
半径方向外側に向かって延びる一対のサイドウォール部
14と、これらサイドウォール部14の半径方向外端同
士を連ねる略円筒状のクラウン部15と、を有する。そ
して、前記タイヤ11は一方のビード部13から他方の
ビード部13まで延びるトロイダル状をしたカーカス層
21によって補強され、このカーカス層21は少なくと
も1枚、この実施例では1枚のカーカスプライ22から
構成されている。そして、このカーカスプライ22の幅
方向両端部はビード12の回りに軸方向内側から軸方向
外側に向かって折り返されている。 クラウン部15におけるカーカス層21の半径方向外側
には少なくとも2枚のベルトプライ28からなるベルト
層29が配置されており、これらベルトプライ28に埋
設されているコードは、ベルト折れ耐久性を向上させる
ため、少なくとも1枚のベルトプライ28において有機
繊維から構成されている。また、このベルト層29の半
径方向外側には主溝、横溝等の溝32が形成されたトレ
ッド33が配置され、このトレッド33の肉厚、即ちト
レッドゲージは 7mmから10mmの範囲である。
説明する。図1において、11は空気入り偏平タイヤで
あり、このタイヤ11はビード12がそれぞれ埋設され
た一対のビード部13と、これらビード部13からほぼ
半径方向外側に向かって延びる一対のサイドウォール部
14と、これらサイドウォール部14の半径方向外端同
士を連ねる略円筒状のクラウン部15と、を有する。そ
して、前記タイヤ11は一方のビード部13から他方の
ビード部13まで延びるトロイダル状をしたカーカス層
21によって補強され、このカーカス層21は少なくと
も1枚、この実施例では1枚のカーカスプライ22から
構成されている。そして、このカーカスプライ22の幅
方向両端部はビード12の回りに軸方向内側から軸方向
外側に向かって折り返されている。 クラウン部15におけるカーカス層21の半径方向外側
には少なくとも2枚のベルトプライ28からなるベルト
層29が配置されており、これらベルトプライ28に埋
設されているコードは、ベルト折れ耐久性を向上させる
ため、少なくとも1枚のベルトプライ28において有機
繊維から構成されている。また、このベルト層29の半
径方向外側には主溝、横溝等の溝32が形成されたトレ
ッド33が配置され、このトレッド33の肉厚、即ちト
レッドゲージは 7mmから10mmの範囲である。
【0008】そして、このタイヤ11は偏平率、即ちタ
イヤの高さTをタイヤの幅Wで除した後 100を乗じ
た値が50以下である偏平タイヤであり、この結果、接
地幅が広く、クラウン部15の幅方向中央においては排
水性がかなり悪いのである。このため、この実施例では
、タイヤ11のクラウン部15の幅方向ほぼ中央部にお
けるカーカス層21、ベルト層29およびトレッド33
を全体的に半径方向内側に凹ませて、該部位に連続して
周方向に延びる環状凹み35を形成し、この環状凹み3
5を走行時の排水通路とすることにより排水性を実用的
な値まで向上させている。 ここで、このように半径方向内側に凹ませるためには、
タイヤ11を加硫する加硫モールドのクラウン部15の
幅方向中央部に接触する部分に、前記環状凹み35と補
完関係にある環状突起を設け、このような環状突起によ
り加硫時のタイヤ11のクラウン部15の幅方向中央部
を半径方向内側に押し込めばよい。また、この実施例で
は、このような環状凹み35を内圧充填時、高速走行時
にも確実に維持させるため、クラウン部15の幅方向中
央部でベルト層29の半径方向外側に幅狭の補強層36
を配置している。ここで、この補強層36は内部に周方
向に延びる有機繊維コード、例えばナイロンコードが多
数本埋設されている。 このようにクラウン部15の幅方向ほぼ中央部に環状凹
み35を形成すると、この環状溝35の両側に位置する
クラウン部15の幅方向両側部には、タイヤ11の最大
径部37、38がそれぞれ形成されることになるが、こ
のような最大径部37、38の外表面同士を結ぶ直線L
と前記環状凹み35の最深部39との間の距離Dは、該
タイヤ11に正規内圧が充填されているとき、10mm
から15mmの範囲である。その理由は、前記距離Dが
10mm未満であると、環状凹み35の断面積が小さ過
ぎて前述した排水性能を実用的な値まで向上させること
ができないからであり、また、15mmを超えると、ベ
ルト層29の屈曲量が大きくなり過ぎてベルト層間剪断
歪が大きくなり、ベルト間セパレーションが発生するお
それがあるからである。ここで、カーカス層21、ベル
ト層29は前述のように凹まされたとき、その形状が緩
やかに変化するため、距離Dが前述のように10mmか
ら15mmであると、最大径部37、38間の幅方向距
離Fは通常トレッド幅Jの15%から50%となる。ま
た、この実施例では、環状凹み35の最深部39をクラ
ウン部15の幅方向中央、即ちタイヤ赤道面上に位置さ
せているが、この最深部39をクラウン部15の幅方向
中央からトレッド幅Jの20%だけは幅方向内、外側に
ずらしてもよい。
イヤの高さTをタイヤの幅Wで除した後 100を乗じ
た値が50以下である偏平タイヤであり、この結果、接
地幅が広く、クラウン部15の幅方向中央においては排
水性がかなり悪いのである。このため、この実施例では
、タイヤ11のクラウン部15の幅方向ほぼ中央部にお
けるカーカス層21、ベルト層29およびトレッド33
を全体的に半径方向内側に凹ませて、該部位に連続して
周方向に延びる環状凹み35を形成し、この環状凹み3
5を走行時の排水通路とすることにより排水性を実用的
な値まで向上させている。 ここで、このように半径方向内側に凹ませるためには、
タイヤ11を加硫する加硫モールドのクラウン部15の
幅方向中央部に接触する部分に、前記環状凹み35と補
完関係にある環状突起を設け、このような環状突起によ
り加硫時のタイヤ11のクラウン部15の幅方向中央部
を半径方向内側に押し込めばよい。また、この実施例で
は、このような環状凹み35を内圧充填時、高速走行時
にも確実に維持させるため、クラウン部15の幅方向中
央部でベルト層29の半径方向外側に幅狭の補強層36
を配置している。ここで、この補強層36は内部に周方
向に延びる有機繊維コード、例えばナイロンコードが多
数本埋設されている。 このようにクラウン部15の幅方向ほぼ中央部に環状凹
み35を形成すると、この環状溝35の両側に位置する
クラウン部15の幅方向両側部には、タイヤ11の最大
径部37、38がそれぞれ形成されることになるが、こ
のような最大径部37、38の外表面同士を結ぶ直線L
と前記環状凹み35の最深部39との間の距離Dは、該
タイヤ11に正規内圧が充填されているとき、10mm
から15mmの範囲である。その理由は、前記距離Dが
10mm未満であると、環状凹み35の断面積が小さ過
ぎて前述した排水性能を実用的な値まで向上させること
ができないからであり、また、15mmを超えると、ベ
ルト層29の屈曲量が大きくなり過ぎてベルト層間剪断
歪が大きくなり、ベルト間セパレーションが発生するお
それがあるからである。ここで、カーカス層21、ベル
ト層29は前述のように凹まされたとき、その形状が緩
やかに変化するため、距離Dが前述のように10mmか
ら15mmであると、最大径部37、38間の幅方向距
離Fは通常トレッド幅Jの15%から50%となる。ま
た、この実施例では、環状凹み35の最深部39をクラ
ウン部15の幅方向中央、即ちタイヤ赤道面上に位置さ
せているが、この最深部39をクラウン部15の幅方向
中央からトレッド幅Jの20%だけは幅方向内、外側に
ずらしてもよい。
【0009】そして、このようなタイヤ11にあっては
、前記環状凹み35が走行時の排水通路となるため、排
水性が向上するのであるが、環状凹み35の最深部39
付近は、その半径が最大径部37、38の半径より小さ
いため、接地時に接地面内で赤道方向に大きな引っ張り
応力が働き、この結果、該環状凹み35の最深部39付
近に大きな歪が発生してしまうのである。このため、こ
の実施例では、環状凹み35の最深部39におけるベル
トプライ28間のゴムゲージGをベルト端41からベル
ト幅Bの 1/4だけ幅方向内側に離れた位置42での
ベルトプライ28間のゴムゲージHの 1.5倍から
2.0倍の範囲と厚くしている。ここで、前記G/Hの
値が 1.5未満であると、長時間走行したとき、ベル
トプライ28間にセパレーションが発生するからであり
、一方、G/Hの値が 2.0を超えると、面内ベルト
剛性が低下するため、サイドフォースが減少し、これに
より、ドライ路面走行時の旋回性能が実用的な値以下に
低下してしまうからである。このようにG/Hの値を
1.5から 2.0の範囲とすれば、ドライ時の旋回性
能を低下させることなく、環状凹み35の最深部39に
おけるベルトプライ28間の歪を分散することができ、
該部位におけるセパレーションを効果的に抑制すること
ができるのである。ここで、ゴムゲージは、隣接するベ
ルトプライ28の厚さ方向中央間の距離をいう。
、前記環状凹み35が走行時の排水通路となるため、排
水性が向上するのであるが、環状凹み35の最深部39
付近は、その半径が最大径部37、38の半径より小さ
いため、接地時に接地面内で赤道方向に大きな引っ張り
応力が働き、この結果、該環状凹み35の最深部39付
近に大きな歪が発生してしまうのである。このため、こ
の実施例では、環状凹み35の最深部39におけるベル
トプライ28間のゴムゲージGをベルト端41からベル
ト幅Bの 1/4だけ幅方向内側に離れた位置42での
ベルトプライ28間のゴムゲージHの 1.5倍から
2.0倍の範囲と厚くしている。ここで、前記G/Hの
値が 1.5未満であると、長時間走行したとき、ベル
トプライ28間にセパレーションが発生するからであり
、一方、G/Hの値が 2.0を超えると、面内ベルト
剛性が低下するため、サイドフォースが減少し、これに
より、ドライ路面走行時の旋回性能が実用的な値以下に
低下してしまうからである。このようにG/Hの値を
1.5から 2.0の範囲とすれば、ドライ時の旋回性
能を低下させることなく、環状凹み35の最深部39に
おけるベルトプライ28間の歪を分散することができ、
該部位におけるセパレーションを効果的に抑制すること
ができるのである。ここで、ゴムゲージは、隣接するベ
ルトプライ28の厚さ方向中央間の距離をいう。
【0010】次に、試験例を説明する。この試験に当た
っては、前記G/Hの値が 1.0である比較タイヤ1
と、G/Hの値が 1.3である比較タイヤ2と、G/
Hの値が 1.5である供試タイヤ1と、G/Hの値が
1.6である供試タイヤ2と、G/Hの値が 2.0
である供試タイヤ3と、G/Hの値が 2.1である比
較タイヤ3と、G/Hの値が 2.2である比較タイヤ
4と、を準備した。ここで、各タイヤのサイズは335
/35 R17であり、クラウン部の幅方向中央部に
形成した環状凹みにおける距離Dは、各タイヤに正規内
圧が充填されているとき、14mmであった。次に、こ
れら各タイヤに 2.5kg/cm2の内圧を充填した
後、 430kgの荷重を負荷しながらドラム上を90
km/hで 17000km走行させた。この走行時に
、各タイヤに30秒間だけサイドフォースが 300k
gとなるようスリップ角を与え、次の30秒間は直進を
させるということを繰り返した。そして、前記距離だけ
走行後、各タイヤを解剖して環状凹みの最深部近傍にお
けるベルトプライ間の状態を調べた。その結果は、比較
タイヤ1、2にあっては、ベルトプライ間セパレーショ
ンが発生していたが、供試タイヤ1、2、3および比較
タイヤ3、4にあっては、ベルトプライ間セパレーショ
ンの発生はなかった。次に、このような各タイヤに 6
45kgの荷重および 0〜10度のスリップ角を与え
ながら50km/hの速度でセフティーウオーク上を走
行させ、このときのサイドフォースを測定した。その結
果を指数表示で示すと、比較タイヤ1では 100、比
較タイヤ2では95、供試タイヤ1では94、供試タイ
ヤ2では92、供試タイヤ3では92であったが、比較
タイヤ3および比較タイヤ4では実用的な値、即ち90
以下の88および88にそれぞれ低下していた。ここで
、指数 100は実際には 666kgf であった。
っては、前記G/Hの値が 1.0である比較タイヤ1
と、G/Hの値が 1.3である比較タイヤ2と、G/
Hの値が 1.5である供試タイヤ1と、G/Hの値が
1.6である供試タイヤ2と、G/Hの値が 2.0
である供試タイヤ3と、G/Hの値が 2.1である比
較タイヤ3と、G/Hの値が 2.2である比較タイヤ
4と、を準備した。ここで、各タイヤのサイズは335
/35 R17であり、クラウン部の幅方向中央部に
形成した環状凹みにおける距離Dは、各タイヤに正規内
圧が充填されているとき、14mmであった。次に、こ
れら各タイヤに 2.5kg/cm2の内圧を充填した
後、 430kgの荷重を負荷しながらドラム上を90
km/hで 17000km走行させた。この走行時に
、各タイヤに30秒間だけサイドフォースが 300k
gとなるようスリップ角を与え、次の30秒間は直進を
させるということを繰り返した。そして、前記距離だけ
走行後、各タイヤを解剖して環状凹みの最深部近傍にお
けるベルトプライ間の状態を調べた。その結果は、比較
タイヤ1、2にあっては、ベルトプライ間セパレーショ
ンが発生していたが、供試タイヤ1、2、3および比較
タイヤ3、4にあっては、ベルトプライ間セパレーショ
ンの発生はなかった。次に、このような各タイヤに 6
45kgの荷重および 0〜10度のスリップ角を与え
ながら50km/hの速度でセフティーウオーク上を走
行させ、このときのサイドフォースを測定した。その結
果を指数表示で示すと、比較タイヤ1では 100、比
較タイヤ2では95、供試タイヤ1では94、供試タイ
ヤ2では92、供試タイヤ3では92であったが、比較
タイヤ3および比較タイヤ4では実用的な値、即ち90
以下の88および88にそれぞれ低下していた。ここで
、指数 100は実際には 666kgf であった。
【0011】なお、前述の実施例においては、トレッド
33の肉厚をクラウン部15の全幅においてほぼ等厚と
したが、この発明においては、環状凹み35の部位のト
レッド33の肉厚を他の部位の肉厚より薄く、詳しくは
最深部39に接近するに従い薄くするようにしてもよい
。
33の肉厚をクラウン部15の全幅においてほぼ等厚と
したが、この発明においては、環状凹み35の部位のト
レッド33の肉厚を他の部位の肉厚より薄く、詳しくは
最深部39に接近するに従い薄くするようにしてもよい
。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、環状凹みの最深部付近におけるベルトプライ間のセパ
レーションを効果的に抑制することができる。
、環状凹みの最深部付近におけるベルトプライ間のセパ
レーションを効果的に抑制することができる。
【図1】この発明の一実施例の子午線断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】トロイダル状をしたカーカス層と、カーカ
ス層のクラウン部の半径方向外側に配置され2枚以上の
ベルトプライからなるベルト層と、ベルト層の半径方向
外側に配置されたトレッドと、を備え、クラウン部の幅
方向ほぼ中央部におけるカーカス層、ベルト層およびト
レッドを全体的に半径方向内側に凹ませることにより、
正規内圧充填時における、クラウン部の幅方向両側部に
位置する最大径部の外表面同士を結ぶ直線から最深部ま
での距離が10mmから15mmである環状凹みを形成
するようにした偏平率が50以下の空気入り偏平タイヤ
であって、前記環状凹みの最深部におけるベルトプライ
間ゴムゲージをベルト端からベルト幅の 1/4だけ幅
方向内側に離れた位置でのベルトプライ間ゴムゲージの
1.5倍から 2.0倍の範囲としたことを特徴とす
る空気入り偏平タイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025431A JP2588064B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 空気入り偏平タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025431A JP2588064B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 空気入り偏平タイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04243601A true JPH04243601A (ja) | 1992-08-31 |
| JP2588064B2 JP2588064B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=12165790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3025431A Expired - Fee Related JP2588064B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 空気入り偏平タイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588064B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0632111A (ja) * | 1992-07-14 | 1994-02-08 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
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1991
- 1991-01-25 JP JP3025431A patent/JP2588064B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2588064B2 (ja) | 1997-03-05 |
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