JPH04243631A - 車両用ディファレンシャルギヤの差動制限制御装置 - Google Patents
車両用ディファレンシャルギヤの差動制限制御装置Info
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- JPH04243631A JPH04243631A JP2272291A JP2272291A JPH04243631A JP H04243631 A JPH04243631 A JP H04243631A JP 2272291 A JP2272291 A JP 2272291A JP 2272291 A JP2272291 A JP 2272291A JP H04243631 A JPH04243631 A JP H04243631A
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- differential
- differential limiting
- difference
- differential gear
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- Regulating Braking Force (AREA)
- Retarders (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の左右輪路面摩擦係
数が異なる場合において、左右輪間におけるディファレ
ンシャルギヤの差動制限度合を良好に制御する装置に関
するものである。
数が異なる場合において、左右輪間におけるディファレ
ンシャルギヤの差動制限度合を良好に制御する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の左右輪は夫々、旋回走行時におけ
る内外輪回転差を補償するためにディファレンシャルギ
ヤを介して駆動される。ところでこのディファレンシャ
ルギヤは、左右輪の一方が低摩擦路に乗って十分な駆動
反力を得られなくなると、この車輪を空廻りさせて他方
の車輪へ駆動力を伝えられなくなり、車両がここから脱
出不能になってしまう。
る内外輪回転差を補償するためにディファレンシャルギ
ヤを介して駆動される。ところでこのディファレンシャ
ルギヤは、左右輪の一方が低摩擦路に乗って十分な駆動
反力を得られなくなると、この車輪を空廻りさせて他方
の車輪へ駆動力を伝えられなくなり、車両がここから脱
出不能になってしまう。
【0003】このような問題を解決するため、左右輪間
の差動を制限する差動制限式ディファレンシャルギヤ及
び差動制限力を制御するシステムが従来、例えば特開平
2−175332号公報により提案された。
の差動を制限する差動制限式ディファレンシャルギヤ及
び差動制限力を制御するシステムが従来、例えば特開平
2−175332号公報により提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディファレ
ンシャルギヤの差動制限を強くした状態で、このディフ
ァレンシャルギヤを介して駆動される左右輪が夫々摩擦
係数の異なる路面に乗ると、高摩擦路面上における車輪
の制動力が低摩擦路面上における車輪の制動力よりも大
きくなる。
ンシャルギヤの差動制限を強くした状態で、このディフ
ァレンシャルギヤを介して駆動される左右輪が夫々摩擦
係数の異なる路面に乗ると、高摩擦路面上における車輪
の制動力が低摩擦路面上における車輪の制動力よりも大
きくなる。
【0005】この現象は、上記左右輪を回転数の低い側
の車輪の回転情報に基づき共通にアンチスキッド制御し
ても、左右輪路面摩擦係数が異なる限り、不可避である
。
の車輪の回転情報に基づき共通にアンチスキッド制御し
ても、左右輪路面摩擦係数が異なる限り、不可避である
。
【0006】ディファレンシャルギヤを差動制限しない
状態では、左右輪が夫々摩擦係数の異なる路面に乗って
も、差動機能により左右輪の制動力がほぼ同じにされ、
前記の問題を生じない。
状態では、左右輪が夫々摩擦係数の異なる路面に乗って
も、差動機能により左右輪の制動力がほぼ同じにされ、
前記の問題を生じない。
【0007】前記左右輪の制動力差は車両に不要なヨー
モーメントを付与し、車両が高摩擦路面方向へ廻り込む
ような挙動不安定を生ずる。
モーメントを付与し、車両が高摩擦路面方向へ廻り込む
ような挙動不安定を生ずる。
【0008】本発明は左右輪路面摩擦係数が異なる場合
、ディファレンシャルギヤの差動制限を小さくすること
により上述の問題を解消することを目的とする。
、ディファレンシャルギヤの差動制限を小さくすること
により上述の問題を解消することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明差
動制限制御装置は、差動制限式ディファレンシャルギヤ
を介し駆動される少なくとも一対の左右輪を具え、個々
に制動ロックを防止するようブレーキ液圧の調整により
アンチスキッド制御される少なくとも一対の左右輪を有
した車両において、個々にアンチスキッド制御される一
対の左右輪間のブレーキ液圧差から左右輪路面摩擦係数
の差を検知する左右スプリットμ検知手段と、該手段か
らの信号に応答して左右輪路面摩擦係数の差が大きい間
前記ディファレンシャルギヤの差動制限力を低下させる
差動制限低下手段とを設けて構成したものである。
動制限制御装置は、差動制限式ディファレンシャルギヤ
を介し駆動される少なくとも一対の左右輪を具え、個々
に制動ロックを防止するようブレーキ液圧の調整により
アンチスキッド制御される少なくとも一対の左右輪を有
した車両において、個々にアンチスキッド制御される一
対の左右輪間のブレーキ液圧差から左右輪路面摩擦係数
の差を検知する左右スプリットμ検知手段と、該手段か
らの信号に応答して左右輪路面摩擦係数の差が大きい間
前記ディファレンシャルギヤの差動制限力を低下させる
差動制限低下手段とを設けて構成したものである。
【0010】
【作用】左右スプリットμ検知手段は、個々にアンチス
キッド制御される一対の左右輪間のブレーキ液圧差から
左右輪路面摩擦係数の差を検知する。差動制限低下手段
は、この差が大きい間、ディファレンシャルギヤの差動
制限力を低下させ、ディファレンシャルギヤにより駆動
される左右輪が摩擦係数の異なる路面に乗っていても、
夫々の制動力をディファレンシャルギヤの本来の差動機
能によりほぼ同じにする。
キッド制御される一対の左右輪間のブレーキ液圧差から
左右輪路面摩擦係数の差を検知する。差動制限低下手段
は、この差が大きい間、ディファレンシャルギヤの差動
制限力を低下させ、ディファレンシャルギヤにより駆動
される左右輪が摩擦係数の異なる路面に乗っていても、
夫々の制動力をディファレンシャルギヤの本来の差動機
能によりほぼ同じにする。
【0011】かくて、車両は左右輪路面摩擦係数が異な
る場合も、差動制限式ディファレンシャルギヤにより駆
動される左右輪から不要なヨーモーメントを付与される
ことがなくなり、前記挙動不安定の問題を解消すること
ができる。
る場合も、差動制限式ディファレンシャルギヤにより駆
動される左右輪から不要なヨーモーメントを付与される
ことがなくなり、前記挙動不安定の問題を解消すること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は本発明差動制限制御装置の一実施例で
、1はブレーキペダル、2はブレーキマスターシリンダ
、3L,3Rは左右前輪、4L,4Rは左右後輪、5は
エンジン、6は変速機、7はプロペラシャフト、8は差
動制限式ディファレンシャルギヤを夫々示す。エンジン
5は変速機6、プロペラシャフト7およびディファレン
シャルギヤ8を介し後輪4L,4Rを駆動して車両を走
行させ、この車両を制動するに当たってはブレーキペダ
ル1を踏み込む。
説明する。図1は本発明差動制限制御装置の一実施例で
、1はブレーキペダル、2はブレーキマスターシリンダ
、3L,3Rは左右前輪、4L,4Rは左右後輪、5は
エンジン、6は変速機、7はプロペラシャフト、8は差
動制限式ディファレンシャルギヤを夫々示す。エンジン
5は変速機6、プロペラシャフト7およびディファレン
シャルギヤ8を介し後輪4L,4Rを駆動して車両を走
行させ、この車両を制動するに当たってはブレーキペダ
ル1を踏み込む。
【0013】ブレーキペダル1の踏み込みに応動してマ
スターシリンダ2は2系統9F,9Rにペダル踏力に対
応したマスターシリンダ液圧を出力する。前輪ブレーキ
ペダル系9Fは9FL,9FRに分岐して左右前輪ホイ
ールシリンダ10L,10Rを作動させることにより左
右前輪を制動し、後輪ブレーキ系9Rは9RL,9RR
に分岐して左右後輪ホイールシリンダ11L,11Rを
作動させることにより左右後輪を制動する。
スターシリンダ2は2系統9F,9Rにペダル踏力に対
応したマスターシリンダ液圧を出力する。前輪ブレーキ
ペダル系9Fは9FL,9FRに分岐して左右前輪ホイ
ールシリンダ10L,10Rを作動させることにより左
右前輪を制動し、後輪ブレーキ系9Rは9RL,9RR
に分岐して左右後輪ホイールシリンダ11L,11Rを
作動させることにより左右後輪を制動する。
【0014】以上が通常の液圧ブレーキ装置であるが、
これに対し系9FL,9FR,9Rに夫々アンチスキッ
ドアクチュエータ12FL,12FR,12Rを挿入し
、これらで左前輪3L、右前輪3Rを個々に、又左右後
輪4L,4Rを共通にアンチスキッド制御する。
これに対し系9FL,9FR,9Rに夫々アンチスキッ
ドアクチュエータ12FL,12FR,12Rを挿入し
、これらで左前輪3L、右前輪3Rを個々に、又左右後
輪4L,4Rを共通にアンチスキッド制御する。
【0015】これらアクチュエータは全て図2に示す如
き共通な構成になるもので、マスターシリンダ2からホ
イールシリンダ10L,10R,11L,11Rへの液
圧(ブレーキ液圧)を制御する。これがため、各アクチ
ュエータはマスターシリンダからホイールシリンダに液
圧を供給してブレーキ液圧を増圧する常開の流入弁(E
V弁)21と、ホイールシリンダの液圧を適宜アキュム
レータ23へ排除して減圧する常閉の流出弁(AV弁)
23と、アキュムレータ22内の圧力を逆止弁24を経
てマスターシリンダ2に戻すポンプ25とで構成する。 EV弁21はEV信号によりONされる間閉じてブレー
キ液圧の上昇を停止させ、AV弁23はAV信号により
ONされる間開いてブレーキ液圧を低下させ、ポンプ2
5はMR信号を供給される間駆動されるものとする。か
くて各アクチュエータは、EV信号によりEV弁21を
ONされる時AV弁23の常閉と相俟ってブレーキ液圧
をこの時の値に保ち、この状態でAV信号によりAV弁
23もONする時MR信号によるポンプ25の駆動と相
俟ってブレーキ液圧を液圧し、AV弁23のOFFによ
る閉弁と、EV弁21のOFFによる開弁とでブレーキ
液圧をマスターシリンダ2からの液圧に向け上昇させる
ことができる。
き共通な構成になるもので、マスターシリンダ2からホ
イールシリンダ10L,10R,11L,11Rへの液
圧(ブレーキ液圧)を制御する。これがため、各アクチ
ュエータはマスターシリンダからホイールシリンダに液
圧を供給してブレーキ液圧を増圧する常開の流入弁(E
V弁)21と、ホイールシリンダの液圧を適宜アキュム
レータ23へ排除して減圧する常閉の流出弁(AV弁)
23と、アキュムレータ22内の圧力を逆止弁24を経
てマスターシリンダ2に戻すポンプ25とで構成する。 EV弁21はEV信号によりONされる間閉じてブレー
キ液圧の上昇を停止させ、AV弁23はAV信号により
ONされる間開いてブレーキ液圧を低下させ、ポンプ2
5はMR信号を供給される間駆動されるものとする。か
くて各アクチュエータは、EV信号によりEV弁21を
ONされる時AV弁23の常閉と相俟ってブレーキ液圧
をこの時の値に保ち、この状態でAV信号によりAV弁
23もONする時MR信号によるポンプ25の駆動と相
俟ってブレーキ液圧を液圧し、AV弁23のOFFによ
る閉弁と、EV弁21のOFFによる開弁とでブレーキ
液圧をマスターシリンダ2からの液圧に向け上昇させる
ことができる。
【0016】次に図1を基に、各アクチュエータのコン
トローラ30を説明するに、このコントローラは車輪速
演算回路31FL,31FR,31Rを具える。回路3
1FLは、左前輪回転センサ32FLからのパルス信号
を基に左前輪速(周速)VFLを求め、回路31FRは
、右前輪回転センサ32FRからのパルス信号を基に右
前輪速VFRを求め、回路32Rは、プロペラシャフト
回転センサ32Rからのパルス信号を基に左右後輪の平
均周速VR を求める。
トローラ30を説明するに、このコントローラは車輪速
演算回路31FL,31FR,31Rを具える。回路3
1FLは、左前輪回転センサ32FLからのパルス信号
を基に左前輪速(周速)VFLを求め、回路31FRは
、右前輪回転センサ32FRからのパルス信号を基に右
前輪速VFRを求め、回路32Rは、プロペラシャフト
回転センサ32Rからのパルス信号を基に左右後輪の平
均周速VR を求める。
【0017】コントローラ30は更にセレクトハイスイ
ッチ33と、擬似車速演算回路34と、目標車輪速演算
回路35と、ブレーキ液圧制御回路37とを具える。セ
レクトハイスイッチ33は前記車輪速VFL,VFR,
VR のうち一番車速に近い最も高い車輪速を選択して
セレクトハイ車輪速VH とし、これを擬似車速演算回
路34に入力する。この回路はセレクトハイ車輪速VH
と、前後加速度センサ38で検出した車両の減速度x
g と、アクチュエータ12FL,12FR,12Rへ
のMR信号の論理和をとるMR信号とから実車速を模し
た擬似車速Vi を作り出し、これを車速信号として目
標車輪速演算回路35へ入力する。目標車輪速演算回路
35は、路面摩擦係数が最大となって制動距離が最短と
なるような理想スリップ率0.15を達成するための目
標車輪速Vi ×0.85を演算する。
ッチ33と、擬似車速演算回路34と、目標車輪速演算
回路35と、ブレーキ液圧制御回路37とを具える。セ
レクトハイスイッチ33は前記車輪速VFL,VFR,
VR のうち一番車速に近い最も高い車輪速を選択して
セレクトハイ車輪速VH とし、これを擬似車速演算回
路34に入力する。この回路はセレクトハイ車輪速VH
と、前後加速度センサ38で検出した車両の減速度x
g と、アクチュエータ12FL,12FR,12Rへ
のMR信号の論理和をとるMR信号とから実車速を模し
た擬似車速Vi を作り出し、これを車速信号として目
標車輪速演算回路35へ入力する。目標車輪速演算回路
35は、路面摩擦係数が最大となって制動距離が最短と
なるような理想スリップ率0.15を達成するための目
標車輪速Vi ×0.85を演算する。
【0018】ブレーキ液圧制御回路37は車輪速VFL
, VFR,VR 及び目標車輪速Vi ×0.85を
取り込む入力インターフェース回路37a と、VFL
, Vi ×0.85から左前輪が、又VFR,Vi
×0.85から右前輪が、更にVR ,Vi ×0.8
5から左右後輪がアンチスキッドすべき車輪速になった
か否かを個々に判断する演算処理装置37b 及び記憶
装置37c と、この判断結果に応じたEV信号、AV
信号及びMR信号をアクチュエータ12FL,12FR
,12R へ個々に出力する出力インターフェース回路
37d とで構成する。かかるブレーキ液圧制御回路3
7はアクチュエータ12FL,12FR,12R を介
し左前輪3L、右前輪3Rを個々に、又後2輪4L,4
Rを共通にアンチスキッド制御する。
, VFR,VR 及び目標車輪速Vi ×0.85を
取り込む入力インターフェース回路37a と、VFL
, Vi ×0.85から左前輪が、又VFR,Vi
×0.85から右前輪が、更にVR ,Vi ×0.8
5から左右後輪がアンチスキッドすべき車輪速になった
か否かを個々に判断する演算処理装置37b 及び記憶
装置37c と、この判断結果に応じたEV信号、AV
信号及びMR信号をアクチュエータ12FL,12FR
,12R へ個々に出力する出力インターフェース回路
37d とで構成する。かかるブレーキ液圧制御回路3
7はアクチュエータ12FL,12FR,12R を介
し左前輪3L、右前輪3Rを個々に、又後2輪4L,4
Rを共通にアンチスキッド制御する。
【0019】次に本発明にかかる差動制限制御装置を説
明するに、本例ではディファレンシャルギヤ8が前記特
開平2−175332号公報に示されたような構成配置
になる油圧クラッチ8aを有し、該クラッチの締結力に
応じディファレンシャルギヤ8の差動機能が制限される
ものとする。
明するに、本例ではディファレンシャルギヤ8が前記特
開平2−175332号公報に示されたような構成配置
になる油圧クラッチ8aを有し、該クラッチの締結力に
応じディファレンシャルギヤ8の差動機能が制限される
ものとする。
【0020】クラッチ8aへの油圧PC (締結力)を
制御するために、ポンプ41、アキュームレータ42及
びドレン回路43よりなる圧力源と、これからの圧力を
調圧してクラッチ8aに供給する電磁比例弁44とを設
け、この弁44はソレノイド44a への通電量iに比
例してクラッチ圧PC を制御するものとする。
制御するために、ポンプ41、アキュームレータ42及
びドレン回路43よりなる圧力源と、これからの圧力を
調圧してクラッチ8aに供給する電磁比例弁44とを設
け、この弁44はソレノイド44a への通電量iに比
例してクラッチ圧PC を制御するものとする。
【0021】通電量iを制御するための回路は以下の通
りとする。即ち、ホイールシリンダ10L,10Rへの
左右前輪ブレーキ液圧PFL,PFRを夫々検出する圧
力センサ45L,45Rを設け、これら両ブレーキ液圧
差の絶対値ΔP=|PFL−PFR|から左右輪路面摩
擦係数の差を求める左右スプリットμ検知手段としての
減算回路46を設ける。
りとする。即ち、ホイールシリンダ10L,10Rへの
左右前輪ブレーキ液圧PFL,PFRを夫々検出する圧
力センサ45L,45Rを設け、これら両ブレーキ液圧
差の絶対値ΔP=|PFL−PFR|から左右輪路面摩
擦係数の差を求める左右スプリットμ検知手段としての
減算回路46を設ける。
【0022】更に、差動制限トルクリミッタ47及び時
間フィルタ48を設け、リミッタ47は左右前輪ブレー
キ液圧差ΔPに対し例えば図3の如くに定めた差動制限
トルク(クラッチ8aの締結力)の上限値TL を求め
、時間フィルタ48はこのようにして求めた差動制限ト
ルク上限値TL を滑らかにしてセレクトロースイッチ
49に入力するものとする。図3の特性は左右前輪ブレ
ーキ液圧差ΔP(左右輪路面摩擦係数差)が大きくなる
につれ、差動制限トルク上限値TL が小さくなるもの
で、ΔPが0に近い領域におけるTL は、例えば前記
特開平2−175332号公報に記載の如き差動制限ト
ルク演算器50で求める差動制限トルクT(クラッチ8
aの締結力)よりも大きなものとし、それ以外の領域に
おけるTLは左右後輪が摩擦係数の異なる路面に乗って
も制動力差を生じない程度にディファレンシャルギヤ8
が差動機能を果たすのを補償する値とする。かくて、差
動制限トルクリミッタ47は左右輪路面摩擦係数の差が
大きい間ディファレンシャルギヤの差動制限力を低下さ
せる差動制限低下手段の用をなす。
間フィルタ48を設け、リミッタ47は左右前輪ブレー
キ液圧差ΔPに対し例えば図3の如くに定めた差動制限
トルク(クラッチ8aの締結力)の上限値TL を求め
、時間フィルタ48はこのようにして求めた差動制限ト
ルク上限値TL を滑らかにしてセレクトロースイッチ
49に入力するものとする。図3の特性は左右前輪ブレ
ーキ液圧差ΔP(左右輪路面摩擦係数差)が大きくなる
につれ、差動制限トルク上限値TL が小さくなるもの
で、ΔPが0に近い領域におけるTL は、例えば前記
特開平2−175332号公報に記載の如き差動制限ト
ルク演算器50で求める差動制限トルクT(クラッチ8
aの締結力)よりも大きなものとし、それ以外の領域に
おけるTLは左右後輪が摩擦係数の異なる路面に乗って
も制動力差を生じない程度にディファレンシャルギヤ8
が差動機能を果たすのを補償する値とする。かくて、差
動制限トルクリミッタ47は左右輪路面摩擦係数の差が
大きい間ディファレンシャルギヤの差動制限力を低下さ
せる差動制限低下手段の用をなす。
【0023】セレクトロースイッチ49はTL ,Tの
うち小さい方を選択して増幅器51に向かわせ、この増
幅器はセレクトロースイッチ49の差動制限トルク選択
値TL 又はTを得るのに必要な電流iを電磁比例弁ソ
レノイド44a に供給する。
うち小さい方を選択して増幅器51に向かわせ、この増
幅器はセレクトロースイッチ49の差動制限トルク選択
値TL 又はTを得るのに必要な電流iを電磁比例弁ソ
レノイド44a に供給する。
【0024】本例の作用を次に説明する。前記アンチス
キッド制御が行われない間は勿論、アンチスキッド制御
中でも左右輪路面摩擦係数の差が小さければ、センサ4
5L,45Rで検出する左右前輪ブレーキ液圧の差ΔP
=|PFL−PFR|は0に近い。よってこの間リミッ
タ47で定める差動制限トルク上限値TL は十分大き
い。従ってセレクトロースイッチ49は、差動制限トル
ク演算器50が通常通りに演算した差動制限トルクTを
選択し、これを達成するような電流iを受けて電磁比例
弁44が対応油圧PC によりクラッチ8aを締結させ
る。これによりディファレンシャルギヤ8は演算器50
で求めた通りの差動制限下に左右後輪を駆動する。
キッド制御が行われない間は勿論、アンチスキッド制御
中でも左右輪路面摩擦係数の差が小さければ、センサ4
5L,45Rで検出する左右前輪ブレーキ液圧の差ΔP
=|PFL−PFR|は0に近い。よってこの間リミッ
タ47で定める差動制限トルク上限値TL は十分大き
い。従ってセレクトロースイッチ49は、差動制限トル
ク演算器50が通常通りに演算した差動制限トルクTを
選択し、これを達成するような電流iを受けて電磁比例
弁44が対応油圧PC によりクラッチ8aを締結させ
る。これによりディファレンシャルギヤ8は演算器50
で求めた通りの差動制限下に左右後輪を駆動する。
【0025】ところで、左右輪路面摩擦係数が異なる場
合、その差に応じた左右前輪ブレーキ液圧差ΔP=|P
FL−PFR|が生じ、これを求める減算回路46から
の信号を受けて差動制限トルクリミッタ47は、図3の
特性に基づきΔPに対応した差動制限トルク上限値TL
を求める。ところでこの上限値TL が図3の如く左
右前輪ブレーキ液圧差ΔP(左右輪路面摩擦係数差)の
増大につれ小さくなり、セレクトロースイッチ49が差
動制限トルクを最高でも当該上限値TL に抑制するこ
とから、結果としてディファレンシャルギヤ8の差動制
限トルクは左右輪路面摩擦係数の差が大きい間図3の傾
向を持って低下されることとなる。
合、その差に応じた左右前輪ブレーキ液圧差ΔP=|P
FL−PFR|が生じ、これを求める減算回路46から
の信号を受けて差動制限トルクリミッタ47は、図3の
特性に基づきΔPに対応した差動制限トルク上限値TL
を求める。ところでこの上限値TL が図3の如く左
右前輪ブレーキ液圧差ΔP(左右輪路面摩擦係数差)の
増大につれ小さくなり、セレクトロースイッチ49が差
動制限トルクを最高でも当該上限値TL に抑制するこ
とから、結果としてディファレンシャルギヤ8の差動制
限トルクは左右輪路面摩擦係数の差が大きい間図3の傾
向を持って低下されることとなる。
【0026】かように差動制限トルクを低下させること
により、ディファレンシャルギヤ8は本来の差動機能を
はたし、ディファレンシャルギヤ8により駆動される左
右後輪4L,4Rが摩擦係数の異なる路面に乗っていて
も、夫々の制動力をほぼ同じにし得ることとなる。かく
て車両は、左右輪路面摩擦係数が異なる場合も、差動制
限式ディファレンシャルギヤ8により駆動される左右後
輪間に制動力差を生じて不要なヨーモーメントを付与さ
れるようなことがなくなり、車両が高摩擦路面方向へ廻
り込むような挙動不安定を生ずるのを防止することがで
きる。
により、ディファレンシャルギヤ8は本来の差動機能を
はたし、ディファレンシャルギヤ8により駆動される左
右後輪4L,4Rが摩擦係数の異なる路面に乗っていて
も、夫々の制動力をほぼ同じにし得ることとなる。かく
て車両は、左右輪路面摩擦係数が異なる場合も、差動制
限式ディファレンシャルギヤ8により駆動される左右後
輪間に制動力差を生じて不要なヨーモーメントを付与さ
れるようなことがなくなり、車両が高摩擦路面方向へ廻
り込むような挙動不安定を生ずるのを防止することがで
きる。
【0027】
【発明の効果】かくして本発明差動制限制御装置は、左
右輪路面摩擦係数の差が大きい間、ディファレンシャル
ギヤの差動制限力を低下させる構成としたから、当該条
件のもとでも、ディファレンシャルギヤにより駆動され
る左右輪(図示例は左右後輪)の制動力をディファレン
シャルギヤの差動機能によりほぼ同じにすることができ
、これら左右輪の制動力が異なって車両が挙動不安定に
なるのを防止することができる。
右輪路面摩擦係数の差が大きい間、ディファレンシャル
ギヤの差動制限力を低下させる構成としたから、当該条
件のもとでも、ディファレンシャルギヤにより駆動され
る左右輪(図示例は左右後輪)の制動力をディファレン
シャルギヤの差動機能によりほぼ同じにすることができ
、これら左右輪の制動力が異なって車両が挙動不安定に
なるのを防止することができる。
【図1】本発明によるディファレンシャルギヤの差動制
限制御装置の一実施例を示すシステム図である。
限制御装置の一実施例を示すシステム図である。
【図2】図1におけるアンチスキッドアクチュエータの
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明において用いる差動制限トルク上限値を
例示した特性図である。
例示した特性図である。
1 ブレーキペダル
2 ブレーキマスターシリンダ
3L 左前輪
3R 右前輪
4L 左後輪
4R 右後輪
8 差動制限式ディファレンシャルギヤ8a 差動
制限用油圧クラッチ 10L 左前輪ホイールシリンダ 10R 右前輪ホイールシリンダ 11L 左後輪ホイールシリンダ 11R 右後輪ホイールシリンダ 12FL アンチスキッドアクチュエータ12FR
アンチスキッドアクチュエータ12RL アンチス
キッドアクチュエータ12RR アンチスキッドアク
チュエータ31FL 車輪速演算回路 31FR 車輪速演算回路 31R 車輪速演算回路 32FL 回転センサ 32FR 回転センサ 32R 回転センサ 34 擬似車速演算回路 35 目標車輪速演算回路 37 ブレーキ液圧制御回路 41 ポンプ 44 電磁比例弁 45L 左前輪ブレーキ液圧センサ 45R 右前輪ブレーキ液圧センサ 46 減算回路(左右スプリットμ検知手段)47
差動制限トルクリミッタ(差動制限低下手段)49
セレクトロースイッチ 50 差動制限トルク演算器
制限用油圧クラッチ 10L 左前輪ホイールシリンダ 10R 右前輪ホイールシリンダ 11L 左後輪ホイールシリンダ 11R 右後輪ホイールシリンダ 12FL アンチスキッドアクチュエータ12FR
アンチスキッドアクチュエータ12RL アンチス
キッドアクチュエータ12RR アンチスキッドアク
チュエータ31FL 車輪速演算回路 31FR 車輪速演算回路 31R 車輪速演算回路 32FL 回転センサ 32FR 回転センサ 32R 回転センサ 34 擬似車速演算回路 35 目標車輪速演算回路 37 ブレーキ液圧制御回路 41 ポンプ 44 電磁比例弁 45L 左前輪ブレーキ液圧センサ 45R 右前輪ブレーキ液圧センサ 46 減算回路(左右スプリットμ検知手段)47
差動制限トルクリミッタ(差動制限低下手段)49
セレクトロースイッチ 50 差動制限トルク演算器
Claims (1)
- 【請求項1】 差動制限式ディファレンシャルギヤを
介し駆動される少なくとも一対の左右輪を具え、個々に
制動ロックを防止するようブレーキ液圧の調整によりア
ンチスキッド制御される少なくとも一対の左右輪を有し
た車両において、個々にアンチスキッド制御される一対
の左右輪間のブレーキ液圧差から左右輪路面摩擦係数の
差を検知する左右スプリットμ検知手段と、該手段から
の信号に応答して左右輪路面摩擦係数の差が大きい間前
記ディファレンシャルギヤの差動制限力を低下させる差
動制限低下手段とを具備してなることを特徴とする車両
用ディファレンシャルギヤの差動制限制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3022722A JP2705324B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 車両用ディファレンシャルギヤの差動制限制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3022722A JP2705324B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 車両用ディファレンシャルギヤの差動制限制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04243631A true JPH04243631A (ja) | 1992-08-31 |
| JP2705324B2 JP2705324B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12090671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3022722A Expired - Lifetime JP2705324B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 車両用ディファレンシャルギヤの差動制限制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2705324B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006008120A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-12 | Zahnradfab Friedrichshafen Ag | 自動車のステアリング挙動の調節のための装置及び方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0187930U (ja) * | 1987-12-02 | 1989-06-09 | ||
| JPH0285050A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車両のトラクションコントロール装置 |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP3022722A patent/JP2705324B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0187930U (ja) * | 1987-12-02 | 1989-06-09 | ||
| JPH0285050A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車両のトラクションコントロール装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006008120A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-12 | Zahnradfab Friedrichshafen Ag | 自動車のステアリング挙動の調節のための装置及び方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2705324B2 (ja) | 1998-01-28 |
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