JPH04243939A - ガラス繊維表面処理剤およびガラス繊維製品 - Google Patents
ガラス繊維表面処理剤およびガラス繊維製品Info
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- JPH04243939A JPH04243939A JP3026924A JP2692491A JPH04243939A JP H04243939 A JPH04243939 A JP H04243939A JP 3026924 A JP3026924 A JP 3026924A JP 2692491 A JP2692491 A JP 2692491A JP H04243939 A JPH04243939 A JP H04243939A
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- glass fiber
- glass
- silane compound
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- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス繊維製品等の表
面処理剤およびガラス繊維製品、特には複合材料の補強
剤としてのガラス繊維製品またはマイカ製品などの無機
質を処理し、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂などのマトリックス有機樹脂との、接着
性を改良するために使用される、ガラス繊維製品および
マイカ製品の表面処理剤、および同処理剤で処理された
ガラス繊維製品、またはマイカ製品に関するものである
。
面処理剤およびガラス繊維製品、特には複合材料の補強
剤としてのガラス繊維製品またはマイカ製品などの無機
質を処理し、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂などのマトリックス有機樹脂との、接着
性を改良するために使用される、ガラス繊維製品および
マイカ製品の表面処理剤、および同処理剤で処理された
ガラス繊維製品、またはマイカ製品に関するものである
。
【0002】
【従来の技術】従来、補強材としてガラスクロス、ガラ
ステープ、ガラスマット、ガラスペーパーなどのガラス
繊維製品、またはマイカ製品などを用い、マトリックス
材としたエポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂などを用いて両者を複合してなる複合材料は
、よく知られ各種用途に広く使用されている。しかして
、この複合材料については、不飽和ポリエステル樹脂を
マトリックス樹脂とするプリント基板用の積層板が最近
著しく伸長を示しているが、このプリント基板用の積層
板については配線工程時に溶融ハンダに浸漬されるなど
のために強い耐熱性が必要とされるのに、これには耐熱
性が不充分であるという不利がある。
ステープ、ガラスマット、ガラスペーパーなどのガラス
繊維製品、またはマイカ製品などを用い、マトリックス
材としたエポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂などを用いて両者を複合してなる複合材料は
、よく知られ各種用途に広く使用されている。しかして
、この複合材料については、不飽和ポリエステル樹脂を
マトリックス樹脂とするプリント基板用の積層板が最近
著しく伸長を示しているが、このプリント基板用の積層
板については配線工程時に溶融ハンダに浸漬されるなど
のために強い耐熱性が必要とされるのに、これには耐熱
性が不充分であるという不利がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この耐熱性
を改良する目的において、補強材として使用するガラス
繊維製品、マイカ製品などを、脂肪族アミノ基を含有す
るγ−アミノプロピルトリエトキシシランで予備処理し
てマトリックス樹脂との接着性を向上させ、マトリック
ス樹脂との複合材料を作成する試みがなされているが、
これにはシラン化合物自体の耐熱性がわるいため複合材
料の耐熱性はまた不充分であるという不利がある。
を改良する目的において、補強材として使用するガラス
繊維製品、マイカ製品などを、脂肪族アミノ基を含有す
るγ−アミノプロピルトリエトキシシランで予備処理し
てマトリックス樹脂との接着性を向上させ、マトリック
ス樹脂との複合材料を作成する試みがなされているが、
これにはシラン化合物自体の耐熱性がわるいため複合材
料の耐熱性はまた不充分であるという不利がある。
【0004】また、これについてはこのγ−アミノプロ
ピルトリエトキシシランに代えて脂肪族エポキシ基を含
有するN(ビニルベンジル)β−アミノエチル−γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシランの塩酸塩で処理するこ
とも試みられているが、該シラン化合物のアミノ基の部
分の耐熱性が良くないためにこれも十分な効果がえられ
ていない。また、ガラス繊維製品等へのマトリックス樹
脂の含浸性を高めることは、複合材料を製造する際の生
産効率を高めるために必要であるが、従来のガラス繊維
表面処理剤で処理したガラス繊維製品では必ずしもこれ
が充分ではないという不利もある。
ピルトリエトキシシランに代えて脂肪族エポキシ基を含
有するN(ビニルベンジル)β−アミノエチル−γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシランの塩酸塩で処理するこ
とも試みられているが、該シラン化合物のアミノ基の部
分の耐熱性が良くないためにこれも十分な効果がえられ
ていない。また、ガラス繊維製品等へのマトリックス樹
脂の含浸性を高めることは、複合材料を製造する際の生
産効率を高めるために必要であるが、従来のガラス繊維
表面処理剤で処理したガラス繊維製品では必ずしもこれ
が充分ではないという不利もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不利
を解決したガラス繊維表面処理剤およびこれで処理した
ガラス繊維製品に関するもので、これは一般式
を解決したガラス繊維表面処理剤およびこれで処理した
ガラス繊維製品に関するもので、これは一般式
【000
6】
6】
【化2】
【0007】(式中、R1 はメチル基またはエチル基
、R2 は水素原子またはメチル基を表す。)で表され
るスチリル基含有シラン化合物を主成分とするガラス繊
維表面処理剤、およびこの処理剤で処理したガラス繊維
製品またはマイカ製品を要旨とするものである。
、R2 は水素原子またはメチル基を表す。)で表され
るスチリル基含有シラン化合物を主成分とするガラス繊
維表面処理剤、およびこの処理剤で処理したガラス繊維
製品またはマイカ製品を要旨とするものである。
【0008】すなわち、本発明者らは補強剤としてのガ
ラス繊維製品またはマイカ製品とマトリックス樹脂との
強い結合を確保しつつ高度の耐熱性を有する複合材料、
特にハンダ耐熱性やミーズリング特性に優れたプリント
基板用積層板を製造するのに用いるガラス繊維表面処理
剤を開発すべく鋭意検討を重ねた結果、補強剤であるガ
ラス繊維製品またはマイカ製品を上記一般式(1)で示
されるスチリル基含有シラン化合物で処理すると前記目
的が達成され、機械的特性に優れ、ハンダ耐熱性などの
改善された高度の耐熱性を有する複合材料が得られるこ
と、かつマトリックス樹脂がガラス繊維製品に容易に含
浸することを見出したことに基づいて本発明を完成させ
た。以下にこれをさらに詳述する。
ラス繊維製品またはマイカ製品とマトリックス樹脂との
強い結合を確保しつつ高度の耐熱性を有する複合材料、
特にハンダ耐熱性やミーズリング特性に優れたプリント
基板用積層板を製造するのに用いるガラス繊維表面処理
剤を開発すべく鋭意検討を重ねた結果、補強剤であるガ
ラス繊維製品またはマイカ製品を上記一般式(1)で示
されるスチリル基含有シラン化合物で処理すると前記目
的が達成され、機械的特性に優れ、ハンダ耐熱性などの
改善された高度の耐熱性を有する複合材料が得られるこ
と、かつマトリックス樹脂がガラス繊維製品に容易に含
浸することを見出したことに基づいて本発明を完成させ
た。以下にこれをさらに詳述する。
【0009】
【作用】本発明はガラス繊維表面処理剤およびこれで処
理したガラス繊維製品およびマイカ製品に関するもので
あり、このガラス繊維表面処理剤は前記した一般式(1
)で示されるスチリル基含有シラン化合物とされる。
理したガラス繊維製品およびマイカ製品に関するもので
あり、このガラス繊維表面処理剤は前記した一般式(1
)で示されるスチリル基含有シラン化合物とされる。
【0010】本発明において補強剤としてのガラス繊維
製品またはマイカ製品を処理するための使用されるガラ
ス繊維表面処理剤は前記した一般式(1)で示されるス
チリル基含有シラン化合物とされ、これには下記のもの
が例示されるが、これらはその2種以上のものを混合し
て使用してもよい。
製品またはマイカ製品を処理するための使用されるガラ
ス繊維表面処理剤は前記した一般式(1)で示されるス
チリル基含有シラン化合物とされ、これには下記のもの
が例示されるが、これらはその2種以上のものを混合し
て使用してもよい。
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】
【化5】
【0014】
【化6】
【0015】
【化7】
【0016】
【化8】
【0017】
【化9】
【0018】
【化10】
【0019】
【化11】
【0020】
【化12】
【0021】
【化13】
【0022】
【化14】
【0023】これらのシラン化合物は種々の方法で合成
することができる。これは例えば式(R1 O)3 S
iCl(式中R1 はメチル基またはエチル基を示す)
、SiCl4 ,または(R1 O)4 Si(式中R
1 はメチル基またはエチル基を示す)で表されるシラ
ン化合物を、式
することができる。これは例えば式(R1 O)3 S
iCl(式中R1 はメチル基またはエチル基を示す)
、SiCl4 ,または(R1 O)4 Si(式中R
1 はメチル基またはエチル基を示す)で表されるシラ
ン化合物を、式
【0024】
【化15】
【0025】(式中、R2 は水素原子または、メチル
基を示す。)で表されるグリニヤール化合物と、テトラ
ヒドロフラン、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテ
ル、ヘキサン、ヘプタンなどの溶媒中で、0〜80℃で
反応させ、次いで必要に応じてメタノール、またはエタ
ノールと反応させることによって得ることができる。
基を示す。)で表されるグリニヤール化合物と、テトラ
ヒドロフラン、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテ
ル、ヘキサン、ヘプタンなどの溶媒中で、0〜80℃で
反応させ、次いで必要に応じてメタノール、またはエタ
ノールと反応させることによって得ることができる。
【0026】つぎに本発明のガラス繊維表面処理剤で処
理するガラス繊維製品としては、例えば従来公知のガラ
ス繊維例えば、アルカリガラス、無アルカリガラス、低
誘電ガラス、高弾性ガラス、電気用のEガラスなどを紡
糸したガラスフィラメントを集束したストランド(ガラ
ス糸)、不織のガラスマット、ガラスペーパー、さらに
はヤーンを織ったガラスクロス、ガラステープを挙げる
ことができ、このマイカ製品としては例えば薄片を抄造
した軟質の集成マイカシート、またはこれらの焼成品を
挙げることができる。
理するガラス繊維製品としては、例えば従来公知のガラ
ス繊維例えば、アルカリガラス、無アルカリガラス、低
誘電ガラス、高弾性ガラス、電気用のEガラスなどを紡
糸したガラスフィラメントを集束したストランド(ガラ
ス糸)、不織のガラスマット、ガラスペーパー、さらに
はヤーンを織ったガラスクロス、ガラステープを挙げる
ことができ、このマイカ製品としては例えば薄片を抄造
した軟質の集成マイカシート、またはこれらの焼成品を
挙げることができる。
【0027】次ぎに上記したシラン化合物を用いて複合
材料の補強材であるガラス繊維製品またはマイカ製品を
処理する方法について説明する。このシラン化合物によ
るガラス繊維製品、マイカ製品などの補強材の処理はこ
のものを適宜な溶剤で希釈した処理液を用いて行う。溶
剤としては水、または0.5〜5.0重量%の酢酸水溶
液、5〜99%の含水アルコール溶液、または酢酸を含
む含水アルコール溶液などを挙げることができる。また
これら溶媒にポリオキシエチレン高級アルコールエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどの乳化
剤を添加して用いてもよく、さらには、この処理液に必
要に応じて、染料、顔料、帯電防止剤、潤滑剤などを添
加する事もできる。溶媒中のシラン化合物の濃度は0.
1〜5.0重量%、好ましくは0.2〜1.0重量%と
する。
材料の補強材であるガラス繊維製品またはマイカ製品を
処理する方法について説明する。このシラン化合物によ
るガラス繊維製品、マイカ製品などの補強材の処理はこ
のものを適宜な溶剤で希釈した処理液を用いて行う。溶
剤としては水、または0.5〜5.0重量%の酢酸水溶
液、5〜99%の含水アルコール溶液、または酢酸を含
む含水アルコール溶液などを挙げることができる。また
これら溶媒にポリオキシエチレン高級アルコールエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどの乳化
剤を添加して用いてもよく、さらには、この処理液に必
要に応じて、染料、顔料、帯電防止剤、潤滑剤などを添
加する事もできる。溶媒中のシラン化合物の濃度は0.
1〜5.0重量%、好ましくは0.2〜1.0重量%と
する。
【0028】この処理液による補強材の処理は、補強材
を処理液に浸漬して行えばよいが、場合によっては、補
強材中の処理液の溶液保持率をスクイズロールなどを用
いて一定にしてもよく、マイカシートなどについてはこ
の処理液をスプレー塗布するようにしてもよい。この処
理後は60〜150℃で乾燥して溶媒を除去すると同時
に補強材と該シラン化合物のシラノール基を反応させる
のであるが、本発明の表面処理剤のガラス繊維製品また
はマイカ製品に対するこのシラン化合物の付着量は0.
001%〜0.4重量%、好ましくは0.01%〜0.
3重量%とすればよい。
を処理液に浸漬して行えばよいが、場合によっては、補
強材中の処理液の溶液保持率をスクイズロールなどを用
いて一定にしてもよく、マイカシートなどについてはこ
の処理液をスプレー塗布するようにしてもよい。この処
理後は60〜150℃で乾燥して溶媒を除去すると同時
に補強材と該シラン化合物のシラノール基を反応させる
のであるが、本発明の表面処理剤のガラス繊維製品また
はマイカ製品に対するこのシラン化合物の付着量は0.
001%〜0.4重量%、好ましくは0.01%〜0.
3重量%とすればよい。
【0029】このように処理するとこの表面処理剤とし
てのシラン化合物はガラス繊維等の表面のシラノール基
と共有結合によってガラス繊維と強固に結合するが、こ
のシラン化合物はスチリル基を有しているので、これは
不飽和二重結合を有する不飽和ポリエステル樹脂などの
マトリックス樹脂との反応性が高く、本発明の表面処理
剤で処理したガラス繊維などの補強材は、不飽和ポリエ
ステル樹脂などのマトリックス樹脂と強固に結合する。 また、本発明のシラン化合物は芳香環を有するため、シ
ラン化合物自身の耐熱性も高く、これで処理したガラス
繊維製品を用いて製造される複合材料の耐熱性を高める
ことができる。
てのシラン化合物はガラス繊維等の表面のシラノール基
と共有結合によってガラス繊維と強固に結合するが、こ
のシラン化合物はスチリル基を有しているので、これは
不飽和二重結合を有する不飽和ポリエステル樹脂などの
マトリックス樹脂との反応性が高く、本発明の表面処理
剤で処理したガラス繊維などの補強材は、不飽和ポリエ
ステル樹脂などのマトリックス樹脂と強固に結合する。 また、本発明のシラン化合物は芳香環を有するため、シ
ラン化合物自身の耐熱性も高く、これで処理したガラス
繊維製品を用いて製造される複合材料の耐熱性を高める
ことができる。
【0030】
【実施例】次ぎに、本発明をさらに具体的に説明するた
めに、本発明の表面処理剤として用いるシラン化合物の
合成方法を合成例として、また本発明の表面処理剤を用
いて補強材を処理する方法、ならびに処理した補強材を
使用した積層板の製造法を実施例として示すが、この積
層板について行なった半田耐熱性試験、ミーズリング特
性試験および樹脂の含浸性は以下による試験結果を示し
たものである。
めに、本発明の表面処理剤として用いるシラン化合物の
合成方法を合成例として、また本発明の表面処理剤を用
いて補強材を処理する方法、ならびに処理した補強材を
使用した積層板の製造法を実施例として示すが、この積
層板について行なった半田耐熱性試験、ミーズリング特
性試験および樹脂の含浸性は以下による試験結果を示し
たものである。
【0031】(1)半田耐熱性試験
積層板を沸騰水中で、一時間、二時間、三時間それぞれ
煮沸した後、260℃の半田浴に20秒間し、フクレの
有無を調べた。 ○:フクレ無し ×:フクレ有り
煮沸した後、260℃の半田浴に20秒間し、フクレの
有無を調べた。 ○:フクレ無し ×:フクレ有り
【0032】(2)ミーズリング特性試験250℃、2
70℃、300℃にそれぞれ加熱した直径2mmの半田
ごてを10秒間、100gの荷重をかけて積層板におし
あて、ミーズリングの有無を調べた。 ○:ミーズリング無し ×:ミーズリング有り
70℃、300℃にそれぞれ加熱した直径2mmの半田
ごてを10秒間、100gの荷重をかけて積層板におし
あて、ミーズリングの有無を調べた。 ○:ミーズリング無し ×:ミーズリング有り
【0033】(3)樹脂の含浸性
(a)積層板の製造時において、不飽和ポリエステル樹
脂ワニスのガラスクロスへの含浸性の良否を目視により
観察した。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:普通 ×:不良 (b)積層板の外観を目視により観察した。 ◎:非常に透明感がある。 ○:ほぼ透明である。 △:クロスのヨコ糸が少し白化している。 ×:クロスのタテ、ヨコ糸が白化している。
脂ワニスのガラスクロスへの含浸性の良否を目視により
観察した。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:普通 ×:不良 (b)積層板の外観を目視により観察した。 ◎:非常に透明感がある。 ○:ほぼ透明である。 △:クロスのヨコ糸が少し白化している。 ×:クロスのタテ、ヨコ糸が白化している。
【0034】合成例1
撹拌機、冷却器、温度計、滴下ロートを取り付けた50
0cc硝子反応器にテトラヒドロフラン150ccとマ
グネシウム6.3g(0.26モル)を仕込み、20〜
30℃にて、p−クロロスチレン34.6g(0.25
モル)を滴下し、滴下終了後も30℃にて3時間撹拌を
続け、式
0cc硝子反応器にテトラヒドロフラン150ccとマ
グネシウム6.3g(0.26モル)を仕込み、20〜
30℃にて、p−クロロスチレン34.6g(0.25
モル)を滴下し、滴下終了後も30℃にて3時間撹拌を
続け、式
【0035】
【化16】
【0036】で示されるグリニャール化合物のテトラヒ
ドロフラン溶液を得た。次に、撹拌機、冷却器、温度計
、滴下ロートを取り付けた1L硝子反応器に式ClSi
(OCH3 )3 で示されるクロロトリメトキシシラン78.3g(0.
5モル)と、トルエン150ccを仕込み、10〜20
℃にて上記のグリニャール化合物のテトラヒドロフラン
溶液を滴下し、滴下終了後25℃にて1時間撹拌を続け
た。
ドロフラン溶液を得た。次に、撹拌機、冷却器、温度計
、滴下ロートを取り付けた1L硝子反応器に式ClSi
(OCH3 )3 で示されるクロロトリメトキシシラン78.3g(0.
5モル)と、トルエン150ccを仕込み、10〜20
℃にて上記のグリニャール化合物のテトラヒドロフラン
溶液を滴下し、滴下終了後25℃にて1時間撹拌を続け
た。
【0037】その後反応溶液を濾過し、濾液を濃縮し、
蒸留を行ったところ、沸点108〜112℃/0.00
1トールにて32.1gの淡黄色透明の液体がえられた
ので、このものを元素分析、核磁気共鳴スペクトル分析
、赤外線吸収スペクトル分析により分析したところ、こ
のものは式
蒸留を行ったところ、沸点108〜112℃/0.00
1トールにて32.1gの淡黄色透明の液体がえられた
ので、このものを元素分析、核磁気共鳴スペクトル分析
、赤外線吸収スペクトル分析により分析したところ、こ
のものは式
【0038】
【化17】
【0039】で表されるp−トリメトキシシリルスチレ
ンであることが確認されたが、ガスクロマトグラフ分析
における純度は97.2%であり収率は57.4%であ
った。
ンであることが確認されたが、ガスクロマトグラフ分析
における純度は97.2%であり収率は57.4%であ
った。
【0040】合成例2
合成例1におけるp−クロロスチレンの代わりにp−ク
ロロイソプロペニルベンゼンを用いた他は合成例1と同
様にして、式
ロロイソプロペニルベンゼンを用いた他は合成例1と同
様にして、式
【0041】
【化18】
【0042】で表されるp−トリメトキシシリルイソプ
ロペニルベンゼンを得たが、このものは沸点が123〜
126℃/0.006トールであり、収率は28.6%
であった。
ロペニルベンゼンを得たが、このものは沸点が123〜
126℃/0.006トールであり、収率は28.6%
であった。
【0043】合成例3
合成例1におけるp−クロロスチレンの代わりにm−ク
ロロスチレンを用い、クロロトリメトキシシランの代わ
りにクロロトリエトキシシランを用いた他は合成例1と
同様にして、式
ロロスチレンを用い、クロロトリメトキシシランの代わ
りにクロロトリエトキシシランを用いた他は合成例1と
同様にして、式
【0044】
【化19】
【0045】で表されるm−トリエトキシシリルスチレ
ンを得たが、このものは沸点が116〜123℃/0.
015トールであり、収率は31.5%であった。
ンを得たが、このものは沸点が116〜123℃/0.
015トールであり、収率は31.5%であった。
【0046】合成例4
合成例1におけるp−クロロスチレンの代わりにm−ク
ロロイソプロペニルベンゼンを用いた他は合成例1と同
様にして、式
ロロイソプロペニルベンゼンを用いた他は合成例1と同
様にして、式
【0047】
【化20】
【0048】で表されるm−トリメトキシシリルイソプ
ロペニルベンゼンを得たが、このものは沸点が116〜
120℃/0.003トールであり、収率は43.6%
であった。
ロペニルベンゼンを得たが、このものは沸点が116〜
120℃/0.003トールであり、収率は43.6%
であった。
【0049】合成例5
合成例1におけるp−クロロスチレンの代わりにo−ク
ロロスチレンを用い、クロロトリメトキシシランの代わ
りにクロロトリエトキシシランを用いた他は合成例1と
同様にして、式
ロロスチレンを用い、クロロトリメトキシシランの代わ
りにクロロトリエトキシシランを用いた他は合成例1と
同様にして、式
【0050】
【化21】
【0051】で表されるo−トリエトキシシリルスチレ
ンを得たが、このものは沸点が118〜123℃/0.
01トールであり、収率は39.6%であった。
ンを得たが、このものは沸点が118〜123℃/0.
01トールであり、収率は39.6%であった。
【0052】実施例1
合成例1で得たp−トリメトキシシリルスチレンをメタ
ノール50重量%、酢酸2.0重量%を含んだ蒸留水中
に0.7重量%溶解させた。この溶液にガラスクロス・
WEA−18W[日東紡績(株)製商品名]を浸漬し、
ピックアップ量30%にスクイズロールで絞液し、これ
を110℃で5分間乾燥させたところ、このシラン化合
物が0.8重量%付着したガラスクロスが得られた。つ
いで、このシラン化合物で処理したガラスクロス2枚の
間に4枚のガラスペーパー・EPM−4050[日本バ
イリーン(株)製商品名]をはさみ、これをビニルエス
テル系不飽和ポリエステル樹脂100重量部、スチレン
モノマー40重量部、クメンハイドロパーオキサイド1
重量部を混合したワニスに含浸したのち、このものを、
さらに厚み35μmの2枚の銅箔ではさみ、2分間脱泡
してから150℃で1時間加熱して、厚さ1.6mmの
積層板を作った。
ノール50重量%、酢酸2.0重量%を含んだ蒸留水中
に0.7重量%溶解させた。この溶液にガラスクロス・
WEA−18W[日東紡績(株)製商品名]を浸漬し、
ピックアップ量30%にスクイズロールで絞液し、これ
を110℃で5分間乾燥させたところ、このシラン化合
物が0.8重量%付着したガラスクロスが得られた。つ
いで、このシラン化合物で処理したガラスクロス2枚の
間に4枚のガラスペーパー・EPM−4050[日本バ
イリーン(株)製商品名]をはさみ、これをビニルエス
テル系不飽和ポリエステル樹脂100重量部、スチレン
モノマー40重量部、クメンハイドロパーオキサイド1
重量部を混合したワニスに含浸したのち、このものを、
さらに厚み35μmの2枚の銅箔ではさみ、2分間脱泡
してから150℃で1時間加熱して、厚さ1.6mmの
積層板を作った。
【0053】実施例2〜5
実施例1において使用した合成例1のシラン化合物を、
合成例2,3,4,5のシラン化合物にそれぞれかえた
ほかは実施例1と同様にしてガラスクロスを処理したと
ころ、シラン化合物のガラスクロスに対する付着量はそ
れぞれ0.08、0.08、0.08、0.08重量%
であったので、ついで実施例1と同様にしてそれぞれ厚
さ1.6mmの積層板を作製した。
合成例2,3,4,5のシラン化合物にそれぞれかえた
ほかは実施例1と同様にしてガラスクロスを処理したと
ころ、シラン化合物のガラスクロスに対する付着量はそ
れぞれ0.08、0.08、0.08、0.08重量%
であったので、ついで実施例1と同様にしてそれぞれ厚
さ1.6mmの積層板を作製した。
【0054】比較例1
実施例1において使用した合成例1のシラン化合物にか
えてγ−メタクリロオキシプロピルトリメトキシシラン
・A−174[日本ユニカー(株)製商品名]を用い、
このものを、酢酸0.1重量%を含んだ蒸留水に、濃度
0.7%となるように溶解したほかは、実施例1と同様
にしてガラスクロスを処理したところ、シラン化合物の
ガラスクロスに対する付着量は0.08重量%であった
ので、これを用いて実施例1と同様にして厚さ1.6m
mの積層板を作製した。
えてγ−メタクリロオキシプロピルトリメトキシシラン
・A−174[日本ユニカー(株)製商品名]を用い、
このものを、酢酸0.1重量%を含んだ蒸留水に、濃度
0.7%となるように溶解したほかは、実施例1と同様
にしてガラスクロスを処理したところ、シラン化合物の
ガラスクロスに対する付着量は0.08重量%であった
ので、これを用いて実施例1と同様にして厚さ1.6m
mの積層板を作製した。
【0055】比較例2
実施例1において使用した合成例1のシラン化合物にか
えてN(ビニルベンジル)β−アミノエチル−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン(東レ・ダウコーニング
・シリコーン(株)製)を用い、このものを、酢酸2.
0重量%を含んだ蒸留水に、濃度1.0%となるように
溶解したほかは、実施例1と同様にしてガラスクロスを
処理したところ、シラン化合物のガラスクロスに対する
付着量は0.07%であったので、これを用いて実施例
1と同様にして厚さ1.6mmの積層板を作製した。
えてN(ビニルベンジル)β−アミノエチル−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン(東レ・ダウコーニング
・シリコーン(株)製)を用い、このものを、酢酸2.
0重量%を含んだ蒸留水に、濃度1.0%となるように
溶解したほかは、実施例1と同様にしてガラスクロスを
処理したところ、シラン化合物のガラスクロスに対する
付着量は0.07%であったので、これを用いて実施例
1と同様にして厚さ1.6mmの積層板を作製した。
【0056】(性能試験)上記実施例1〜5および比較
例1〜2で製造した積層板を全面エッチングして銅箔を
除去した積層板について半田耐熱性、ミーズリング特性
試験および樹脂の含浸性をしらべたところ、表1に示し
たとおりの結果が得られ、実施例1〜5のものは比較例
1〜2のものにくらべていずれもすぐれた物性を示した
。
例1〜2で製造した積層板を全面エッチングして銅箔を
除去した積層板について半田耐熱性、ミーズリング特性
試験および樹脂の含浸性をしらべたところ、表1に示し
たとおりの結果が得られ、実施例1〜5のものは比較例
1〜2のものにくらべていずれもすぐれた物性を示した
。
【0057】
【発明の効果】本発明はガラス繊維表面処理剤およびガ
ラス繊維製品に関するもので、これは前記したように一
般式
ラス繊維製品に関するもので、これは前記したように一
般式
【化22】
(式中、R1 はメチル基またはエチル基、R2 は水
素原子またはメチル基を示す。)で示されるシラン化合
物を主成分とするガラス繊維表面処理剤、およびこの処
理剤で処理したガラス繊維製品またはマイカ製品を要旨
とするものであるが、このガラス繊維表面処理剤を用い
てガラス繊維を処理すると、この処理されたガラス繊維
はマトリックス樹脂と強固に結合するので、このガラス
繊維製品、またはマイカ製品を用いると、機械的特性に
優れた複合材料、例えば積層板を製造することができる
。また本発明の表面処理剤は耐熱性が高いので、本発明
の表面処理剤で処理したガラス繊維製品、またはマイカ
製品を用いて製造される複合材料は耐熱性を高めること
ができるので、プリント基板用の積層板として要求され
るハンダ耐熱性、ミーズリング特性などを満足させるこ
とができるし、本発明のガラス繊維製品、またはマイカ
製品はマトリックス樹脂との含浸性に優れるので複合材
料の製造が容易になるという有利性が与えられる。
素原子またはメチル基を示す。)で示されるシラン化合
物を主成分とするガラス繊維表面処理剤、およびこの処
理剤で処理したガラス繊維製品またはマイカ製品を要旨
とするものであるが、このガラス繊維表面処理剤を用い
てガラス繊維を処理すると、この処理されたガラス繊維
はマトリックス樹脂と強固に結合するので、このガラス
繊維製品、またはマイカ製品を用いると、機械的特性に
優れた複合材料、例えば積層板を製造することができる
。また本発明の表面処理剤は耐熱性が高いので、本発明
の表面処理剤で処理したガラス繊維製品、またはマイカ
製品を用いて製造される複合材料は耐熱性を高めること
ができるので、プリント基板用の積層板として要求され
るハンダ耐熱性、ミーズリング特性などを満足させるこ
とができるし、本発明のガラス繊維製品、またはマイカ
製品はマトリックス樹脂との含浸性に優れるので複合材
料の製造が容易になるという有利性が与えられる。
【表1】
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、R1 はメチル基またはエチル基、R2 は水
素原子またはメチル基を表す。)で示されるスチリル基
含有シラン化合物を主成分とすることを特徴とするガラ
ス繊維製品表面処理剤。 - 【請求項2】 請求項1の処理剤で処理したことを特
徴とするガラス繊維製品またはマイカ製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3026924A JPH04243939A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | ガラス繊維表面処理剤およびガラス繊維製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3026924A JPH04243939A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | ガラス繊維表面処理剤およびガラス繊維製品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04243939A true JPH04243939A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=12206736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3026924A Pending JPH04243939A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | ガラス繊維表面処理剤およびガラス繊維製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04243939A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003518137A (ja) * | 1999-12-22 | 2003-06-03 | バセル テクノロジー カンパニー ベスローテン フェンノートシャップ | 芳香族シラン化合物を含むα−オレフィン重合触媒系 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP3026924A patent/JPH04243939A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003518137A (ja) * | 1999-12-22 | 2003-06-03 | バセル テクノロジー カンパニー ベスローテン フェンノートシャップ | 芳香族シラン化合物を含むα−オレフィン重合触媒系 |
| JP4758583B2 (ja) * | 1999-12-22 | 2011-08-31 | バセル テクノロジー カンパニー ビー.ブイ. | 芳香族シラン化合物を含むα−オレフィン重合触媒系 |
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