JPH04244082A - プリニルおよびピリミジニルテトラヒドロフラン類 - Google Patents

プリニルおよびピリミジニルテトラヒドロフラン類

Info

Publication number
JPH04244082A
JPH04244082A JP3161636A JP16163691A JPH04244082A JP H04244082 A JPH04244082 A JP H04244082A JP 3161636 A JP3161636 A JP 3161636A JP 16163691 A JP16163691 A JP 16163691A JP H04244082 A JPH04244082 A JP H04244082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
tetrahydro
hydrogen
hydroxy
furanyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3161636A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3055818B2 (ja
Inventor
Robert Zahler
ロバート・ザーラー
Val S Goodfellow
バル・エス・グッドフェロー
Saleem Ahmad
サリーム・アフマド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bristol Myers Squibb Co
ER Squibb and Sons LLC
Original Assignee
Bristol Myers Squibb Co
ER Squibb and Sons LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bristol Myers Squibb Co, ER Squibb and Sons LLC filed Critical Bristol Myers Squibb Co
Publication of JPH04244082A publication Critical patent/JPH04244082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3055818B2 publication Critical patent/JP3055818B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • A61P31/20Antivirals for DNA viruses
    • A61P31/22Antivirals for DNA viruses for herpes viruses

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリニルおよびピリミジ
ニルテトラヒドロフラン類、更に詳しくは、抗ウイルス
活性を有する新規なテトラヒドロフラン化合物に関する
【0002】
【発明の構成と効果】本発明に係るテトラヒドロフラン
化合物は、下記式[1]で示され、その医薬的に許容し
うる塩をも包含する。
【化11】 式[1]において、および本明細書を通じて、各種記号
の定義は以下の通りである。R1は
【化12】 R2はフルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、水素、メチ
ル、トリフルオロメチル、エチル、n−プロピル、2−
フルオロエチル、2−クロロエチルまたは
【化13】 R3はクロロ、ブロモ、ヨード、水素、メチルまたはト
リフルオロメチル;R4およびR5はそれぞれ独立して
、水素、−PO3H2および R6は水素、アルキル、置換アルキルまたはアリールで
ある。
【0003】好ましい本発明化合物[1]は、R1が

化14】 である化合物である。最も好ましい本発明化合物[1]
は、R1が
【化15】 である化合物である。
【0004】語句「アルキル」とは、直鎖および分枝鎖
基の両方を指称する。炭素数1〜10の基が好ましい。 語句「置換アルキル」とは、少なくとも1個の置換基を
有するアルキル基を指称する。好ましい置換基は、ハロ
ゲン、アミノ、アミド、アジド、ヒドロキシ、シアノ、
各アルキル炭素数1〜6のトリアルキルアンモニウム、
アリールおよびカルボキシルである。
【0005】語句「アリール」とは、フェニルおよび置
換基の1個、2個または3個で置換されたフェニルを指
称する。好ましい置換基は、炭素数1〜6のアルキル,
炭素数1〜6のアルコキシ,ハロゲン,トリフルオロメ
チル,アミノ,アミド,炭素数1〜6のアルキルアミノ
,各アルキル炭素数1〜6のジアルキルアミノ,ニトロ
,シアノ,炭素数2〜11のアルカノイルオキシ,カル
ボキシル,カルバモイルおよびヒドロキシルである。
【0006】本発明化合物[1]およびその医薬的に許
容しうる塩は、抗ウイルス剤であって、哺乳動物、たと
えば家畜(イヌ、ネコ、ウマ、ウシなど)およびヒト、
並びに鳥類(たとえばニワトリおよび七面鳥)のウイル
ス感染の治療に使用することができる。
【0007】R1が
【化16】 である本発明化合物[1]は、単純ヘルペス1型および
2型ウイルス並びに水痘状帯状ヘルペスウイルスの少な
くとも1つに対して有効である。またこれらの化合物は
、他の種々のDNAウイルスに対して活性を示すと思わ
れる。上記ヘルペスウイルス以外のDNAウイルスの具
体例としては、他のヘルペスウイルス(たとえばエプス
テイン−バールウイルス、ヒトヘルペスウイルス6、仮
性狂犬病ウイルスなど)、ポックスウイルス(たとえば
ワクシニア、サル痘および筋腫)、パポバウイルス(た
とえば乳頭腫ウイルス)、B型肝炎ウイルス、およびア
デノウイルスが挙げられる。他の本発明化合物[1]は
全て、単純ヘルペス1型および2型ウイルス、水痘状帯
状ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルス、および上
述の他のDNAウイルスの少なくとも1つに対して活性
を示すと思われる。
【0008】本発明化合物は、非経口(たとえば静脈注
射、腹腔内注射または筋肉内注射により)、経口または
局所投与することができる。本発明化合物は、ウイルス
感染の治療に有効な量で経口または非経口投与されてよ
い。投与量は、感染のひどさに左右されるが、1〜50
mg/体重(kg)の範囲内が適当と思われる。望まし
い用量は、適当な間隔で1日数回に分けて投与すること
ができる。
【0009】目または他の外組織(たとえば口および皮
膚)の感染の場合、本発明化合物[1]を含有する抗ウ
イルス剤を、軟膏、クリーム、エアゾール、ゲル、粉末
、ローション、懸濁液または溶液(たとえば目薬)の形
状で、患者の体の感染部に局所投与することができる。 該抗ウイルス剤におけるビヒクル中の本発明化合物の濃
度は、感染のひどさに左右されるが、約0.1〜7重量
%の範囲内が適当と思われる。
【0010】本発明化合物[1]は、式:
【化17】 の中間体[2]、または式:
【化18】 の中間体[26](両式において、Pはヒドロキシ保護
基、たとえばベンジル、シリル(たとえばt−ブチルジ
フェニルシリル、(トリフェニルメチル)ジメチルシリ
ル、メチルジイソプロピルシリルまたはトリイソプロピ
ルシリルなどのヒンダードトリ置換シリル)、トリチル
、または置換トリチル(たとえば4−モノメトキシトリ
チルまたは4,4’−ジメトキシトリチル)である)か
ら製造することができる。
【0011】上記中間体[2]は、式:
【化19】 (式中、P1はアセチルまたはベンゾイルなどのアシル
保護基である)の化合物[3]から合成することができ
る。 P1がアセチルである化合物[3]は当該分野で公知で
ある[J.A.モントゴメリィおよびJ.トーマスの「
J.Org.Chem.」(43、541頁、1978
年)参照]。 化合物[3]の第一ヒドロキシルを公知の方法に従い保
護基Pで保護することにより、式:
【化20】 (式中、PはPの存在下でP1を選択的に脱離できるよ
うに選定される)の化合物[4]を得ることができる。 たとえば、Pはベンジル、トリチル、置換トリチル、ま
たはシリル基であってよい。化合物[4]の遊離ヒドロ
キシル基を公知の方法に従い、脱離可能基X1、たとえ
ばメタンスルホネート、P−トルエンスルホネートまた
はトリフルオロメタンスルホネートに変換することによ
り、式:
【化21】 の化合物[5]を得ることができる。
【0012】次いで化合物[5]を、P1保護基の選択
的脱離および塩基促進エポキシド形式によって、化合物
[2]に変換することができる。たとえば、化合物[5
]の化合物[2]への変換は、炭酸カリウム/メタノー
ルまたはエタノール、ナトリウムメトキシド/メタノー
ル、ナトリウムエトキシド/エタノール、または水酸化
ナトリウムもしくはカリウム/水性テトラヒドロフラン
もしくは水性ジオキサンを使用して行うことができる。
【0013】上記化合物[26]は、式:
【化22】 の化合物[27]から、公知の方法に従って製造するこ
とができる[Y.ガオおよびK.B.シャープレスの「
J.Amer.Chem.Soc.」(110、753
8頁、1988年)参照]。
【0014】化合物[27]は、式:
【化23】 の化合物[28]の第一ヒドロキシル基を公知の方法で
選択的に保護することにより製造することができる。化
合物[28]は当該分野で公知である[F.ウェイガー
ドおよびF.ワイースの「Chem.Ber.」(85
、1000頁、1952年)参照]。
【0015】化合物[2]または[26]を非プロトン
極性溶媒(たとえばジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、またはスルホラン(テトラメチレンスルホ
ン))中、塩基(たとえば水素化リチウム、水素化ナト
リウム、水素化カリウム、または炭酸カリウム)の存在
下、グアニンの適当な保護体、たとえば式:
【化24】 の化合物[6]と反応させ、ワークアップを行って、式
【化25】 の化合物[7]を得る。
【0016】上記反応は、必要に応じて適当な金属キレ
ート剤、たとえば18−クラウン−6(1,4,7,1
0,13,16−ヘキサオキサシクロオクタデカン)ま
たは15−クラウン−5(1,4,7,10,13−ペ
ンタオキサシクロペンタデカン)または12−クラウン
−4(1,4,7,10−テトラオキサシクロドデカン
)の存在下で行うことができる。化合物[7]から保護
基を脱離して、R1が
【化26】 およびR4とR5が水素である本発明化合物[1]を得
る。
【0017】化合物[7]の保護基Pがベンジルのとき
、ナトリウム/アンモニア水の使用、水添分解(たとえ
ば水酸化パラジウム/炭素、シクロヘキセン、およびエ
タノール)、または三塩化ホウ素/ジクロロメタンの使
用により、P基とプリンのO−ベンジル基の同時脱離を
行うことができる。別法として、先ず水性アルコール性
鉱酸を使用してプリンのO−ベンジル基を脱離した後、
たとえばナトリウム/アンモニア水の使用または水添分
解によってP基を脱離することができる。
【0018】保護基Pがシリル保護基のとき、フッ化物
イオン(たとえばフッ化テトラブチルアンモニウム/テ
トラヒドロフラン)を使用して、P基の脱離を行うこと
ができる。次に水性アルコール性鉱酸、水添分解、また
はナトリウム/アンモニア水でプリンのO−ベンジル基
を脱離することができる。別法として、先ず水添分解で
プリンのO−ベンジル基を脱離した後、フッ化物イオン
の使用でシリルP基を脱離することができる。
【0019】保護基Pがトリチルまたは置換トリチル基
のとき、水性/アルコール性鉱酸の使用でP基とプリン
のO−ベンジル基の同時の脱離を行うことができる。
【0020】化合物[2]または[26]を、化合物[
7]の製造で採用したのと類似の条件下で、式:
【化2
7】 の化合物[8]と反応させ、ワークアップを行って、式
【化28】 の化合物[9]を得る。
【0021】R1が
【化29】 およびR4とR5が水素である本発明化合物[1]は、
化合物[9]から製造することができる。たとえば、化
合物[9]のP基がベンジルのとき、水素添加(たとえ
ばアンモニウムホルメートおよびパラジウム/炭素/メ
タノール;水酸化パラジウム/炭素、シクロヘキセンお
よびエタノール;またはパラジウム/炭素、水素および
エタノール)によって、クロロ基の脱保護および還元を
同時に行うことができる。P基がシリルのとき、先ず水
素添加でクロロ基を還元し、次いでフッ化物イオンの使
用で保護基の脱離を行うことができる。別法として、先
ずシリル保護基を脱離し、次いでクロロ基を還元するこ
とができる。P基がトリチルまたは置換トリチルのとき
、水性酸の使用でP基の脱保護を行い、次いで水素添加
でクロロ基を還元することができる。
【0022】別法として、この本発明化合物[1]は、
以下の手順で製造することができる。式:
【化30】 の化合物[10]の任意保護体を、化合物[7]の製造
で採用したのと類似の操作に従って、化合物[2]また
は[26]と反応させた後、公知の方法で保護基を脱離
する。なお、化合物[10]の任意保護体において、ア
シル(たとえば、アセチルまたはベンゾイル)、トリチ
ル、または置換トリチルなどの具体的な基でアミノ基(
−NH2)を保護することができる。
【0023】R1が
【化31】 およびR4とR5が水素である本発明化合物[1]は、
化合物[9]から公知の方法に従って製造することがで
きる[たとえばJ.C.マーチンらの「J.Med.C
hem.」(28、358頁、1985年)参照]。す
なわち、たとえば、化合物[9]を温メタノール性アン
モニアで処理すると、クロロ基とアミノ基の置換が起る
。保護基Pがベンジル基のとき、後の脱保護は、水添分
解、ナトリウム/アンモニア水、または三塩化ホウ素の
使用によって行うことができる。保護基Pがシリル基の
とき、後の脱保護はフッ化物イオンの使用によって行う
ことができる。 保護基Pがトリチルまたは置換トリチル基のとき、後の
脱保護は水性酸の使用によって行うことができる。
【0024】別法として、この本発明化合物[1]は、
以下の手順で製造することができる。式:
【化32】 の化合物[11]の任意保護体を、化合物[7]の製造
で採用したのと類似の操作に従って、化合物[2]また
は[26]と反応させた後、公知の方法で保護基を脱離
する。 化合物[11]の任意保護体において、トリチル、置換
トリチルまたはアシル(たとえばアセチルまたはベンゾ
イル)などの具体的な基でアミノ基(−NH2)を保護
することができる。
【0025】化合物[2]または[26]を、化合物[
7]の製造で採用したのと類似の方法で、式:
【化33
】 の化合物[12]と反応させた後、P保護基を脱離して
、R1が
【化34】 およびR4とR5が水素である対応する本発明化合物[
1]を得る。
【0026】別法として、この本発明化合物[1]は、
式:
【化35】 の化合物[13]を、化合物[7]の製造で採用したの
と類似の方法で、化合物[2]または[26]と反応さ
せることにより製造することができる。この反応は、対
応する式:
【化36】 の化合物[14]を得る。化合物[14]を温アンモニ
ア/アルコール(たとえばメタノールまたはエタノール
)で処理した後、P保護基を脱離して、R1が
【化37
】 およびR4とR5が水素である対応する本発明化合物[
1]を得る。
【0027】化合物[2]または[26]を、化合物[
7]の製造で採用したのと類似の方法で、式:
【化38
】 の化合物[15]と反応させた後、保護基Pを脱離して
、R1が
【化39】 およびR4とR5が水素である対応する本発明化合物[
1]を得る。
【0028】別法として、この本発明化合物[1]は、
R1が
【化40】 およびR4とR5が水素である本発明化合物[1]を、
アデノシンデアミナーゼまたは亜硝酸で処理することに
より製造することができる。
【0029】別法として、この本発明化合物[1]は、
化合物[14]から、P保護基を脱離した後(または同
時に)、クロロ基を加水分解することによって製造する
ことができる。たとえば、Pがベンジル基のとき、三塩
化ホウ素でこのベンジル基を選択的に脱離することがで
きる。後続のクロロ基の加水分解は、酸(たとえば水性
塩化水素酸)または塩基(たとえば水性メタノール性水
酸化ナトリウム)の使用によって行うことができる。P
がシリル保護基のとき、この基をフッ化物で選択的に脱
離した後、クロロ基の加水分解を行うか、またはシリル
基とクロロ基を、加水分解条件下で同時に脱離すること
ができる。Pがトリチルまたは置換トリチル基のとき、
酸加水分解によってP保護基とクロロ基を同時に脱離す
ることができる。
【0030】R2が水素、フルオロ、メチル、エチル、
n−プロピル、または2−フルオロエチルである式:

化41】 の化合物[16]は、以下の手順で製造することができ
る。対応する式:
【化42】 の化合物[17]を非プロトン極性溶媒(たとえばジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはスルホ
ラン)中、塩基(たとえば炭酸カリウム、水素化リチウ
ム、水素化ナトリウム、または水素化カリウム)および
必要に応じて18−クラウン−6、15−クラウン−5
または12−クラウン−4の存在下、化合物[2]また
は[26]と反応させ、ワークアップを行って、式:

化43】 の中間体[18]を得る。保護基Pを脱離して、対応す
る化合物[16]を得る。
【0031】たとえば、Pがベンジルのとき、この保護
基は水添分解(たとえば水酸化パラジウム/炭素、シク
ロヘキセンおよびエタノール)または三塩化ホウ素処理
で脱離することができる。Pがシリルのとき、フッ化物
イオンで脱保護を行うことができる。Pがトリチルまた
は置換トリチルのとき、水性酸で脱保護を行うことがで
きる。
【0032】R2が2−フルオロエチルである化合物[
17]は、公知の方法で製造することができる[H.グ
リエングルらの「J.Med.Chem.」(30、1
199頁、1987年)参照]。
【0033】また、R2がフルオロである化合物[16
]は、R2が水素で、ヒドロキシ基がアシル(たとえば
アセチルまたはベンゾイル)などの基で任意に保護され
ている対応化合物[16]から、公知の方法に従い、次
亜フッ素酸トリフルオロメチルによるフッ素化によって
も製造することができる[たとえばM.J.ロビンスら
の「J.Amer.Chem.Soc.」(93、52
77頁、1971年)および「Chem.Commun
.」(18、1972年);T.S.Linらの「J.
Med.Chem.」(26、1691頁、1983年
)参照]。
【0034】R2が2−クロロエチルまたは2−フルオ
ロエチルである化合物[16]は、式:
【化44】 (式中、P,P2およびP3は保護基で、P2はPおよ
びP3の存在下で選択的に脱離しうる基である)の化合
物[19]から製造することができる。なお、保護基P
およびP3は同一もしくは異っていてもよい。たとえば
、P2がシリル基のとき、Pはトリチル、置換トリチル
またはベンジルで、P3はトリチル、置換トリチル、ベ
ンジルまたはアシル(たとえばアセチルまたはベンゾイ
ル)であってよい。別法として、P2がアシル基のとき
、PおよびP3はそれぞれ独立して、トリチル、置換ト
リチル、シリルまたはベンジルであってよい。別法とし
て、P2がトリチルまたは置換トリチル基のとき、Pは
シリルまたはベンジルで、P3はシリル、ベンジルまた
はアシルであってよい。保護基P2の選択的脱離により
、式:
【化45】 の化合物[20]を得る。
【0035】化合物[20]をトリフェニルホスフィン
/四塩化炭素または三フッ化ジエチルアミノ硫黄で処理
した後、保護基PおよびP3を脱離して、それぞれR2
が2−クロロエチルまたは2−フルオロエチルである化
合物[16]を得る。別法として、化合物[20]をト
リフェニルホスフィン/N−ブロモスクシンイミド、ト
リフェニルホスフィン/N−ブロモスクシンイミド/ヨ
ウ化テトラブチルアンモニウムまたはp−トルエンスル
ホニルクロリドで処理して[H.グリエングルらの「J
.Med.Chem.」(28、1679頁、1985
年)参照]、それぞれX2がブロモ、ヨードまたはp−
トルエンスルホネートである、式:
【化46】 の化合物[21]を得る。続いて、フッ化物イオンで処
理した後、保護基PおよびP3を脱離して、R2が2−
フルオロエチルである化合物[16]を得る。
【0036】化合物[19]は、式:
【化47】 の化合物[22]を、化合物[18](ここで、たとえ
ばR2は水素、メチルまたはエチル)の製造で採用した
のと類似の方法で、化合物[2]または[26]と反応
させた後、公知の方法によりP3基で保護することによ
って製造することができる。化合物[22]は、対応す
るフリーなアルコールから、公知の方法で製造すること
ができる。
【0037】R2が水素、フルオロ、メチル、エチル、
n−プロピル、2−クロロエチルまたは2−フルオロエ
チルである、式:
【化48】 の化合物[23]は、対応する式:
【化49】 (式中、P4はアシル(たとえばアセチルまたはベンゾ
イル)などの保護基である)の化合物[24]から、公
知の方法で製造することができる[たとえばI.ウェン
プナーらの“核酸化学における合成手順”、Vol.1
、W.W.ゾルバーチおよびR.S.チプソン著、イン
ターサイエンス・パブリッシャーズ、N.Y.、299
頁、1968年;W.L.サングの「J.Org.Ch
em.」(47、3623頁、1982年);T.S.
リンらの「J.Med.Chem.」(26、1961
頁、1983年);P.ハーデウィンらの「J.Med
.Chem.」(28、550頁、1985年);ヨー
ロッパ特許第204264A(1985年)参照]。化
合物[24]は、対応する化合物[16]から、公知の
方法で製造することができる。
【0038】別法として、R2がフルオロ、水素、メチ
ル、エチル、n−プロピルまたは2−フルオロエチルで
ある化合物[23]は、対応する式:
【化50】 の化合物[25]を中性溶媒(たとえばジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシドまたはスルホラン)中、
塩基(たとえば炭酸カリウム、水素化リチウム、水素化
ナトリウムまたは水素化カリウム)および必要に応じて
18−クラウン−6、15−クラウン−5または12−
クラウン−4の存在下、化合物[2]または[26]と
反応させた後、保護基Pを脱離することにより製造する
ことができる。必要に応じて、化合物[25]のアミノ
基(−NH2)をたとえばアシル基で保護することがで
きる。この保護基の脱離は、ナトリウムメトキシド/メ
タノールまたはメタノール性アンモニアの使用で行うこ
とができる。
【0039】別法として、R2がフルオロである化合物
[23]は、対応するR2が水素である化合物[23]
から、公知の方法に従い、次亜フッ素酸トリフルオロメ
チルでフッ素化することにより製造することができる。 またフッ素化は、R2が水素であり、ヒドロキシル基お
よび/またはアミノ基がたとえばアセチルまたはベンゾ
イルなどのアシル基で保護されている化合物[23]に
対応しても行うことができる。フッ素化後、メタノール
性アンモニアまたは水性水酸化物を用いてアシル基を脱
保護することにより、R2がフルオロである化合物[2
3]を得る[たとえばM.J.ロビンスらの「J.Am
er.Chem.Soc.」(93、5277頁、19
71年)および「Chem.Commun.」(18、
1972年);T.S.リンらの「J.Med.Che
m.」(26、1691頁、1983年)参照]。
【0040】R2がクロロ、ブロモまたはヨードである
化合物[16]または[23]は、対応するR2が水素
である化合物[16]または[23]から、公知の方法
に従って製造することができる[たとえば“核酸化学の
基本原理”、Vol.,P.O.P.Ts’O編、アカ
デミック・プレス、N.Y.、146頁、1974年:
P.K.チャングの“核酸化学”、パート3、L.B.
タウンセンドおよびR.S.チプソン著、ジョーン・ウ
ィリィ・アンド・サンズ、N.Y.、46頁、1986
年参照]。
【0041】R2がトリフルオロメチルである化合物[
16]または[23]は、R2がヨードであり、ヒドロ
キシ基およびアミノ基(−NH2)がたとえばアセチル
またはベンゾイルなどのアシル基で保護されている。対
応化合物[16]または[23]から、公知の操作に従
って、ヨウ化トリフルオロメチルおよび銅で処理するこ
とにより製造することができる。次いで、メタノール性
アンモニアまたはナトリウムメトキシド/メタノールを
用いて脱保護を行い、対応するR2がトリフルオロメチ
ルである化合物[16]または[23]を得る[たとえ
ばY.コバヤシらの「J.Chem.Soc.Perk
in」(1、2755頁、1980年);S.リンらの
「J.Med.Chem.」(26、1691頁、19
83年)参照]。
【0042】R2が
【化51】 およびR3がクロロ、ブロモ、ヨード、水素、メチルま
たはトリフルオロメチルである化合物[16]または[
23]は、対応するR2がヨードまたは−HgClであ
る化合物[16]または[23]から、オルガノパラジ
ウム中間体を経由して製造することができる。R2が−
HgClである化合物[16]または[23]は、対応
するR2が水素である化合物[16]または[23]か
ら、公知の方法で製造することができる[たとえばM.
E.パールマンらの「J.Med.Chem.」(28
、741頁、1985年);P.ハーデウィンらの「J
.Med.Chem.」(28、550頁、1985年
);D.E.ベルグストロームらの「J.Med.Ch
em.」(27、279頁、1984年)およびE.デ
クラークらの文献「Pharmac.Ther.」(2
6、1頁、1984年)参照]。
【0043】 R4およびR5が水素である本発明化合物[1]から、
公知の方法に従って製造することができる。
【0044】なお、アシル化操作の具体例については、
“核酸化学における合成手順”、Vol.1、W.W.
ゾルバーチおよびR.S.チプソン著、ジョーン・ウィ
リィ・アンド・サンズ、1968年;“核酸化学”,パ
ート1、L.B.タウンセンドおよびR.S.チプソン
著、ジョーン・ウィリィ・アンド・サンズ、1978年
;Y.イシドらの「Nucleosides  and
  Nucleotides」(5、159頁、198
6年);J.C.マーチンらの「J.Pharm.Sc
i.」(76、180頁、1987年);A.マツダら
の「Synthesis」(385頁、1986年)を
参照。R4および/またはR5が−PO3H2である本
発明化合物[1]は、対応するR4およびR5が水素で
ある本発明化合物[1]から、公知の操作に従って製造
することができる[たとえばH.シャラーらの「J.A
mer.Chem.Soc.」(85、3821頁、1
963年);J.ベレスらの「J.Med.Chem.
」(29、494頁、1986年);R.ノヨリらの「
Tet.Lett.」(28、2259頁、1987年
);W.フェイデラーらの「Helv.Chim.Ac
ta.」(70、1286頁、1987年):“核酸化
学”、パート2、L.B.タウンセンドおよびR.S.
チプソン著、ジョーン・ウィリィ・アンド・サンズ、1
978年参照]。
【0045】本発明化合物において示される立体化学は
絶対である。このことは、本発明化合物において、絶対
立体化学がキラル先駆物質のD−ソルビトールまたは1
,4−アンヒドロ−D−リビトールから誘導されること
から引き出される。
【0046】R1が
【化52】 である本発明化合物[1]は、無機または有機酸と共に
酸付加塩を形成しうる。具体例としては、ハライド(た
とえばクロリドおよびブロミド)、アルキルスルホネー
ト、スルフェート、ホスフェートおよびカルボキシレー
ト塩が挙げられる。
【0047】R1が
【化53】 である本発明化合物[1]は、無機または有機塩基と共
に塩基性を形成しうる。具体例としては、アルカリ金属
(たとえばナトリウムおよびカリウム)、アルカリ土類
金属塩(たとえばカルシウムおよびマグネシウム)、ア
ンモニウム塩および置換アンモニウム塩が挙げられる。
【0048】R4および/またはR5が−PO3H2で
ある本発明化合物[1]は、無機または有機塩基と共に
塩基性塩を形成しうる。具体例としては、アルカリ金属
塩(たとえばナトリウムおよびカリウム)、アルカリ土
類金属塩(たとえばカルシウムおよびマグネシウム)、
アンモニウム塩および置換アンモニウム塩が挙げられる
【0049】
【実施例】次に挙げる実施例は、本発明の特別な具体例
である。全ての温度単位は℃で示す。 実施例1 [3R−(3α,4β,5α)]−2−アミノ−1,9
−ジヒドロ−9−テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−
(ヒドロキシメチル)−3−フラニル]−6H−プリン
−6−オンの製造:− A.[2R−[2α(S*),3α,4β]]−テトラ
ヒドロ−β,3,4−トリヒドロキシ−2−フランエタ
ノールこの化合物は、S.ソルツベルグの「J.Ame
r.Chem.Soc.」(68、919頁、1946
年)に記載の方法を改変して製造した。すなわち、50
0mlの丸底フラスコおいて、1.5mlのH2O中の
110mgの濃H2SO4の溶液に、D−ソルビトール
(10.0g、54.9ミリモル)を加える。フラスコ
を100℃油浴にて、固体が溶けはじめるまで加温する
。次いでフラスコを排気し(約18mmHg)、140
℃油浴に入れる。反応液を減圧下135〜145℃で2
5分間撹拌する。反応フラスコを室温まで冷却し、50
mlのH2Oおよび約5gのノリット(Norit)を
加える。フラスコを100℃油浴で3分間加温し、混合
物を濾過する。室温まで冷却後、濾液を酢酸バリウムで
pH7に中和し、1時間静置せしめる。次いで沈澱物を
濾去し、溶媒を除去して、粘稠シロップ(10g)を得
る。このシロップの一部(8g)を100mlの2−プ
ロパノールに懸濁し、濾過する。濾液を濃縮し、シリカ
ゲルにてクロマトグラフィー(0〜30%CH3OH/
CHCl3)で精製し、2.50gの[2R−[2α(
S*),3α,4β]]−テトラヒドロ−β,3,4−
トリヒドロキシ−2−フランエタノールを得る。
【0050】B.[2S−(2α,3α,4β)]−テ
トラヒドロ−3,4−ジヒドロキシ−2−フランカルボ
キシアルデヒド この化合物は、ヘッドグレイの「J.Am.Chem.
Soc.」(86、1576頁、1964年)に記載の
オリジナル操作を改変して製造した。すなわち、上記A
の[2R−[2α(S*),3α,4β]]−テトラヒ
ドロ−β,3,4−トリヒドロキシ−2−フランエタノ
ール(1.90g、11.6ミリモル)を24mlのH
2Oに懸濁する。30mlのH2O中の2.48gのN
aIO4の溶液を滴下する。滴下終了後、反応液を室温
で3時間撹拌する。溶媒を減圧除去し、残渣を温エタノ
ール(75℃)と共に3回トリチュレートする。エタノ
ール抽出物を冷却し、濾過する。 溶媒を回転蒸発で濃縮し、粗標記B化合物(1.85g
)を無色油状物で得る。
【0051】C.[2R−(2α,3α,4β)]−テ
トラヒドロ−3,4−ジヒドロキシ−2−フランメタノ
ール[2S−(2α,3α,4β)]−テトラヒドロ−
3,4−ジヒドロキシ−2−フランカルボキシアルデヒ
ド(1.85g)を30mlのH2Oに溶解し、300
mgのNaBH4で処理する。反応液を窒素雰囲気下で
60時間撹拌し、次いでAG  MP−50(H+)イ
オン交換樹脂でpH2に酸性化する。混合物を濾過し、
残渣をH2Oおよびメタノールで洗う。コンバインした
濾液を回転蒸発で濃縮して、無色シロップとする。メタ
ノール(50ml)を加え、減圧除去する。このメタノ
ールの添加および蒸発を5回繰返す。生成物を0.2m
mHgで乾燥して、1.51gの粗標記C化合物を無色
油状物で得る。
【0052】D.[4aR−(4aα,7α,7aα)
]−テトラヒドロ−2,2−ジメチル−4H−フロ[3
,2−d]−1,3−ジオキシン−7−オール 粗[2R−(2α,3α,4β)]−テトラヒドロ−3
,4−ジヒドロキシ−2−フランメタノール(1.50
g、11.2ミリモル)に急撹拌下、100mlの乾燥
蒸留アセトン、2,2−ジメトキシプロパン(5.83
g)およびp−トルエンスルホン酸・モノ水和物(10
6mg、0.56ミリモル)の混合物を加える。反応液
をアルゴン雰囲気下、室温にて5時間撹拌する。溶液を
0℃に冷却し、湿pH紙により溶液のpHが7.5にな
るまで、NaHCO3固体を加える。次いで溶媒を回転
蒸発で除去し、残渣をクロロホルムとH2O間に分配す
る。水溶液を同量のCHCl3で7回抽出し、抽出物を
コンバインし、濃縮して、1.30gの無色油状物を得
る。シリカゲル(60g)にてクロマトグラフィー(1
〜3%CH3OH/CHCl3)を行い、901mgの
純標記D化合物を無色油状物で得、これを0℃で貯蔵し
て固化せしめる。
【0053】E.[4aR−(4aα,7α,7aα)
]−テトラヒドロ−2,2−ジメチル−4H−フロ[3
,2−d]−1,3−ジオキシン−7−オール・アセテ
ートエステルこの化合物は、モントゴメリィの「J.O
rg.Chem.」(43、541頁、1978年)に
記載の方法に従って製造した。すなわち、(4aR−(
4aα,7α,7aα)]−テトラヒドロ−2,2−ジ
メチル−4H−フロ[3,2−d]−1,3−ジオキシ
ン−7−オール(620mg、3.56ミリモル)を2
.3mlの乾燥ピリジンに溶解し、アルゴン下0℃に冷
却する。無水酢酸(0.67ml)を注射器で加え、冷
却浴を取除く。室温で20時間撹拌後、反応混合物を3
0mlの飽和NaHCO3および30gの粉砕氷に注ぐ
。この混合物を同量のCHCl3で3回抽出する。コン
バインした抽出物を飽和NaHCO3溶液で、およびH
2Oで3回洗う。溶液を無水MgSO4上で乾燥し、濃
縮する。70℃で45分間排気(約5mmHg)して、
残った溶媒を除去する。これによって、620mgの標
記E化合物が無色シロップで得られる。
【0054】F.[2R−(2α,3α,4β)]−テ
トラヒドロ−3,4−ジヒドロキシ−2−フランメタノ
ール・4−アセテートエステル この化合物は、モントゴメリィの「J.Org.Che
m.」(43、541頁、1978年)に記載の方法に
従って製造した。すなわち、[4aR−(4aα,7α
,7aα)]−テトラヒドロ−2,2−ジメチル−4H
−フロ[3,2−d]−1,3−ジオキシン−7−オー
ル・アセテートエステル(600mg、2.77ミリモ
ル)を14mlのエタノールに溶解し、0℃に冷却し、
2.77mlの1N−HClで処理する。反応液を室温
まで加温し、約4時間撹拌する。溶媒を減圧除去し、残
渣を30mlのCHCl3に溶かす。CHCl3溶液を
Na2CO3固体で中和し、濾過し、MgSO4上で乾
燥し、減圧濃縮して、410mgの標記F化合物を無色
油状物で得る。
【0055】G.[2R−(2α,3α,4β)]−テ
トラヒドロ−2−[[(4−メトキシフェニル)ジフェ
ニルメトキシ]メチル]−3,4−フランジオール・4
−アセテートエステル アルゴン雰囲気下、[2R−(2α,3α,4β)]−
テトラヒドロ−3,4−ジヒドロキシ−2−フランメタ
ノール・4−アセテートエステル(375mg、2.1
3ミリモル)を11mlのCH2Cl2/ジメチルホル
ムアミド(10:1)に溶解し、0℃に冷却し、4−モ
ノメトキシトリチルクロリド(658mg、2.13ミ
リモル)で処理する。 1mlのCH2Cl2中のトリエチルアミン(0.44
ml、3.2ミリモル)の溶液を、急撹拌下2分にわた
って滴下する。反応液を0〜5℃にて4時間撹拌せしめ
、次いで15mlのCH2Cl2で希釈する。塩化メチ
レン溶液を飽和NaHCO3(20ml×1)およびH
2O(20ml×2)で洗い、次いでNa2SO4上で
乾燥する。溶媒を減圧除去して、残渣を60gのシリカ
ゲルにて、クロマトグラフィー(100mlのヘキサン
、次いで1lのヘキサン/アセトン(80:20)で溶
離)に付す。溶媒を蒸発し、高減圧下で乾燥して、84
7mgの標記G化合物を無色泡状物で得る。
【0056】H.[2R−(2α,3α,4β)]−テ
トラヒドロ−2−[[(4−メトキシフェニル)ジフェ
ニルメトキシ]メチル]−3,4−フランジオール−4
−アセテート・3−メタンスルホネートエステル 上記Gの[2R−(2α,3α,4β)]−テトラヒド
ロ−2−[[(4−メトキシフェニル)ジフェニルメト
キシ]メチル]−3,4−フランジオール・4−アセテ
ートエステルの全量を、アルゴン下8.3mlの乾燥ピ
リジンに溶解し、0℃に冷却する。メタンスルホニルク
ロリド(0.30ml、3.9ミリモル)を注射器で加
え、反応混合物を室温まで加温せしめる。5時間後、反
応混合物を氷水およびクロロホルムの混合物に注ぎ、得
られる混合物をクロロホルムで2回抽出する。コンバイ
ンした有機層を、飽和NaHCO3で2回、水で3回洗
い、無水MgSO4上で乾燥する。溶媒を減圧除去して
、980mgの無色泡状物を得、これを精製せずに使用
する。
【0057】I.[2R−(2α,3β,4β)]−3
,4−エポキシテトラヒドロ−2−[[(4−メトキシ
フェニル)ジフェニルメトキシ]メチル]フラン [2R−(2α,3α,4β)]−テトラヒドロ−2−
[[(4−メトキシフェニル)ジフェニルメトキシ]メ
チル]−3,4−フランジオール・4−アセテート・3
−メタンスルホネートエステル(930mg、1.76
ミリモル)を10mlの乾燥メタノールに溶解し、無水
K2CO3(293mg、2.1ミリモル)で処理する
。反応液をTLC(ヘキサン/アセトン=7:3)に付
し、アセテートの加メタノール分解によって形成される
中間体アルコールの消失を注意深く監視する。3時間後
、エポキシドの形成が完全に現出し、溶媒を減圧除去す
る。残渣をCHCl3と5%NaHCO3間に分配し、
水性層をCHCl3で抽出する。 有機抽出物をコンバインし、MgSO4上で乾燥し、濃
縮して淡黄色シロップとする。フラッシュクロマトグラ
フィー(30gのシリカゲル、ヘキサン/アセトン=8
:2)に付し、565mgの標記I化合物を白色泡状物
で得る。
【0058】J.[3R−(3α,4β,5α)]−6
−(フェニルメトキシ)−9−[テトラヒドロ−4−ヒ
ドロキシ−5−[[(4−メトキシフェニル)ジフェニ
ルメトキシ]メチル]−3−フラニル]−9H−プリン
−2−アミン[2R−(2α,3β,4β)]−3,4
−エポキシテトラヒドロ−2−[[(4−メトキシフェ
ニル)ジフェニルメトキシ]メチル]フラン(520m
g、1.34ミリモル、トルエンと共に3回共沸乾燥す
る)、18−クラウン−6(266mg、1.00ミリ
モル)、6−(フェニルメトキシ)−9H−プリン−2
−アミン(549mg、2.27ミリモル)、およびN
aH(60%分散液、32.2mg、1.34ミリモル
)を、アルゴン下3mlの乾燥スルホランに懸濁し、反
応容器を110℃油浴に入れる。反応液をアルゴン下1
10℃で20時間撹拌する。反応混合物を室温まで冷却
し、10gのシリカゲルで処理し、15mlのCH2C
l2中でスラリー化し、CH2Cl2にパックしたシリ
カゲル(80g)カラムに適用する。このカラムを、3
00mlのCH2Cl2、次いで0〜3%CH3OH/
CH2Cl2のステップ勾配でゆっくりと(自重により
)溶離する。混合画分を再度クロマトグラフィーに付し
、トータル348mgの標記J化合物を淡黄色油状物で
得る。
【0059】K.[3R−(3α,4β,5α)]−2
−アミノ−1,9−ジヒドロキシ−9−[テトラヒドロ
−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−3−フ
ラニル]−6H−プリン−6−オン [3R−(3α,4β,5α)]−6−(フェニルメト
キシ)−9−[テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−[
[(4−メトキシフェニル)ジフェニルメトキシ]メチ
ル]−3−フラニル]−9H−プリン−2−アミン(3
00mg、0.476ミリモル)を、窒素下10mlの
メタノールおよび10mlのテトラヒドロフランに溶解
する。この混合物を5mlの3N−HClで処理する。 反応容器を65℃油浴に入れ、窒素雰囲気下65℃で1
時間加熱する。室温で2時間撹拌後、溶液をNaHCO
3固体でpH7.5に調整し、溶媒を減圧除去する。逆
相クロマトグラフィー(CHP−20P樹脂、75〜1
50μ、三菱化学工業(株)、水で溶離)を行い、減圧
下で水を除去した後、メタノールを加え、3回濃縮乾固
して、標記化合物を白色固体で得る。m.p.227℃
(分解)。 1H−NMR(270MHz、DMSO):δ7.72
(s、1H)、6.63(s、2H)、5.74(ブロ
ードs、1H)、4.86(ブロードs、1H)、4.
62(m、1H)、4.28(t、J=5.3Hz)、
4.11(dd、J=9.4,6.45Hz、1H)、
3.93(dd、J=9.4,5.3Hz、1H)、3
.50〜3.70(m、3H)
【0060】実施例2 [3R−(3α,4β,5α)]−5−メチル−1−[
テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチ
ル)−3−フラニル]−2,4(1H、3H)ピリミジ
ンジオンの製造:− A.[2R−[2α(S*),3α,4β]]−テトラ
ヒドロ−β,3,4−トリヒドロキシ−2−フランエタ
ノールこの化合物は、S.ソルツベルグの「J.Ame
r.Chem.Soc.」(68、919頁、1946
年)に記載の方法を改変して製造した。すなわち、2l
の丸底フラスコおいて、19.5mlのH2O中の1.
43gの濃H2SO4の溶液に、D−ソルビトール(1
30g)を加える。フラスコを100℃油浴にて、固体
が溶けはじめるまで加温する。次いでフラスコを排気し
(約20〜25mmHgに維持)、140℃油浴に入れ
る。反応液を減圧下125〜145℃で30分間撹拌す
る。反応フラスコを室温まで冷却し、500mlのH2
Oおよび約25gのノリット(Norit)を加える。 フラスコを80℃油浴で数分間加温し、混合物を濾過す
る。室温まで冷却後、濾液を酢酸バリウムでpH6.5
に中和し、1時間静置せしめる。次いで沈澱物を濾去し
、溶媒を除去して、無色の油状固体を得る。シリカゲル
(750g)にてクロマトグラフィー(0〜30%CH
3OH/CHCl3)を行い、30.0gの不純な[2
R−[2α(S*),3α,4β]]−テトラヒドロ−
β,3,4−トリヒドロキシ−2−フランエタノールを
得、これをそのまま次工程に使用する。
【0061】B.[4aR−(4aα,7α,7aα)
]−テトラヒドロ−2,2−ジメチル−4H−フロ[3
,2−d]−1,3−ジオキシン−7−オール 上記Aの油状混合物の一部(23.3g)を250ml
のH2Oに懸濁する。300mlのH2O中の30.4
gのNaIO4の溶液を滴下する。滴下終了後、反応液
を室温で3時間撹拌する。溶媒を減圧除去し、残渣を温
エタノール(75℃)と共に3回トリチュレートする。 エタノール抽出物を冷却し、濾過する。溶媒を回転蒸発
で濃縮して、15.5gの無色油状物を得る。この粗混
合物を370mlのH2Oに溶解し、5.0gのNaB
H4で処理する。反応液を室温で約15時間撹拌し、次
いでAG  MP−50(H+)イオン交換樹脂でpH
2に酸性化する。混合物を濾過し、残渣をH2Oおよび
メタノールで十分に洗う。 コンバインした濾液を回転蒸発で濃縮して、無色シロッ
プとする。メタノール(500ml)を加え、減圧除去
する。このメタノールの添加と蒸発を3回繰返す。生成
物を0.5mmHgで乾燥して、14.0gの無色油状
物を得る。この油状物の大半(13.9g)を900m
lのアセトンに懸濁し、アルゴン下撹拌しながら、p−
トルエンスルホン酸・モノ水和物(982mg、5.1
2ミリモル)および2,2−ジメトキシプロパン(63
.1ml)を加える。反応液を室温で4時間撹拌する。 約10gのNaHCO3固体を加え、溶媒を減圧除去す
る。残渣をCHCl3/H2O混合物に懸濁し、混合物
をCHCl3で数回抽出する。コンバインしたCHCl
3抽出物をMgSO4上で乾燥し、濃縮して無色油状物
とする。シリカゲル(450g)にてクロマトグラフィ
ー(0〜5%CH3OH/CHCl3)を行い、4.4
4gの純標記B化合物を無色油状物で得、冷凍下で固化
せしめる。
【0062】C.[4aR−(4aα,7α,7aα)
]−テトラヒドロ−2,2−ジメチル−4H−フロ[3
,2−d]−1,3−ジオキシン−7−オール・アセテ
ートエステル[4aR−(4aα,7α,7aα)]−
テトラヒドロ−2,2−ジメチル−4H−フロ[3,2
−d]−1,3−ジオキシン−7−オール(4.20g
、24.1ミリモル)を、窒素下30mlの酢酸エチル
に溶解し、4−ジメチルアミノピリジン(0.294g
、0.241ミリモル)で処理する。次いで無水酢酸(
10ml)を加え、反応液を室温で1時間撹拌する。反
応混合物を120mlの酢酸エチルで希釈し、飽和Na
HCO3溶液および塩水で洗う。酢酸エチル溶液を無水
MgSO4上で乾燥し、濃縮する。減圧下トルエンより
濃縮を繰返して、残った溶媒を除去する。約5mmHg
、70℃にて最終乾燥を1時間行い、3.70gの標記
C化合物を無色シロップで生成する。
【0063】D.[2R−(2α,3α,4β)]−テ
トラヒドロ−3,4−ジヒドロキシ−2−フランメタノ
ール・4−アセテートエステル [4aR−(4aα,7α,7aα)]−テトラヒドロ
−−2,2−ジメチル−4H−フロ[3,2−d]−1
,3−ジオキシン−7−オール(3.70g)を90m
lのエタノールに溶解し、0℃に冷却し、17.8ml
の1N−HClで処理する。反応液を室温まで加温し、
約4時間撹拌する。溶媒を減圧除去する。残渣を30m
lのCHCl3に溶かし、Na2CO3固体で中和し、
濾過し、MgSO4上で乾燥し、減圧濃縮して1.95
gの標記D化合物を無色油状物で得る。
【0064】E.[2R−(2α,3α,4β)]−テ
トラヒドロ−2−[[(4−メトキシフェニル)ジフェ
ニルメトキシ]メチル]−3,4−フランジオール・4
−アセテートエステル [2R−(2α,3α,4β)]−テトラヒドロ−3,
4−ジヒドロキシ−2−フランメタノール・4−アセテ
ートエステル(1.75g、9.94ミリモル)をアル
ゴン雰囲気下、50.6mlのCH2Cl2/ジメチル
ホルムアミド(10:1)溶液に溶解し、0℃に冷却し
、4−メトキシトリチルクロリド(3.07g。9.9
4ミリモル)で処理する。急撹拌下、3mlのCH2C
l2中のトリエチルアミン(2.09ml、14.9ミ
リモル)の溶液を2分にわたって滴下する。反応液を0
〜5℃で4時間撹拌し、100mlのCH2Cl2で希
釈し、飽和NaHCO3(100ml×1)およびH2
O(100ml×2)で洗い、次いでNa2SO4上で
乾燥する。溶媒を減圧除去し、残渣を200gのシリカ
ゲルにて、500mlのヘキサン、次いでヘキサン/ア
セトン(80:20)で溶離するクロマトグラフィーに
付す。溶媒蒸発および高減圧乾燥を行って、3.11g
の標記E化合物を無色泡状物で得る。
【0065】F.[2R−(2α,3α,4β)]−テ
トラヒドロ−2−[[(4−メトキシフェニル)ジフェ
ニルメトキシ]メチル]−3,4−フランジオール・4
−アセテート・3−メタンスルホネートエステル [2R−(2α,3α,4β)]−テトラヒドロ−2−
[[(4−メトキシフェニル)ジフェニルメトキシ]メ
チル]−3,4−フランジオール・4−アセテートエス
テル(3.11g、6.92ミリモル)を、アルゴン下
30mlの乾燥ピリジンに溶解し、0℃に冷却する。メ
タンスルホニルクロリド(1.07ml、13.8ミリ
モル)を注射器で加え、反応混合物を室温まで加温せし
める。5時間後、反応混合物を氷水/クロロホルム混合
物に注ぎ、得られる混合物をクロロホルムで2回抽出す
る。コンバインした有機層を飽和NaHCO3で2回、
水で3回洗い、無水MgSO4上で乾燥する。溶媒を減
圧除去し、残渣をトルエン(3倍量)に懸濁し、溶媒を
減圧除去して、3.36gの標記F化合物を無色泡状物
で得、これを精製せずに使用する。
【0066】G.[2R−(2α,3β,4β)]−3
,4−エポキシテトラヒドロ−2−[[(4−メトキシ
フェニル)ジフェニルメトキシ]メチル]−3,4−フ
ランジオール・4−アセテート・3−メタンスルホネー
トエステル(3.36g、6.39ミリモル)を、窒素
下36mlの乾燥メタノールに溶解し、無水K2CO3
(1.06g、7.67ミリモル)で処理する。反応液
をTLC(ヘキサン/アセトン=7:3)に付し、アセ
テートの加メタノール分解で形成される中間体アルコー
ルの消失を注意深く監視する。3時間後、エポキシドの
形成が完全に現出し、溶媒を減圧除去する。残渣をCH
Cl3と5%NaHCO3中に分配し、水性層をさらに
CHCl3で抽出する。有機層をコンバインし、MgS
O4上で乾燥し、濃縮して淡黄色シロップとする。フラ
ッシュクロマトグラフィー(シリカゲル200g、ヘキ
サン/アセトン=8:2)を行い、2.13gの標記G
化合物を白色泡状物で得る。
【0067】H.[3R−(3α,4β,5α)]−5
−メチル−1−[テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−
[[(4−メトキシフェニル)ジフェニルメトキシ]メ
チル]−3−フラニル]−2,4(1H、3H)ピリミ
ジンジオン[2R−(2α,3β,4β)]−3,4−
エポキシテトラヒドロ−2−[[(4−メトキシフェニ
ル)ジフェニルメトキシ]メチル]フラン(1.05g
、2.70ミリモル、トルエンと共に3回共沸乾燥する
)、18−クラウン−6(607mg、2.29ミリモ
ル)、乾燥チミン(1.46g、11.6ミリモル)お
よびNaH(60%分散液、64.8mg、1.6ミリ
モル)を、アルゴン下8mlの乾燥スルホランに懸濁し
、反応容器を110℃油浴に入れる。反応液をアルゴン
下110℃にて3.5日間撹拌する。さらに64.8m
gの60%NaHを加え、反応液を24時間加熱する。 混合物を室温まで冷却し、15gのシリカゲルで処理し
、15mlのCH2Cl2中でスラリー化し、CH2C
l2にパックした100gのシリカゲルカラムに適用す
る。このカラムを600mlのCH2Cl2、次いでス
テップ勾配の0〜3%MeOH/CH2Cl2でゆっく
りと(重力により)溶離する。適切な画分をコンバイン
し、不純物を再度、100gのシリカゲルにてクロマト
グラフィー(ヘキサン/アセトン=60:40で溶離)
に付して、トータル458mgの純標記H化合物を得る
【0068】I.[3R−(3α,4β,5α)]−5
−メチル−1−[テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−
(ヒドロキシメチル)−3−フラニル]−2,4(1H
、3H)ピリミジンジオン [3R−(3α,4β,5α)]−5−メチル−1−[
テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−[[(4−メトキ
シフェニル)ジフェニルメトキシ]メチル]−3−フラ
ニル]−2,4(1H、3H)ピリミジンジオン(45
0mg、0.875ミリモル)を、5mlのメタノール
および5mlのテトラヒドロフランに溶解する。この混
合物を2.2mlの1N−HClで処理する。反応容器
を60℃油浴に入れ、窒素雰囲気下60℃で1.5時間
加熱する。溶液を0.1N−NaOHでpH5.5に調
整し、溶媒を減圧除去する。残渣を10mlのH2Oと
10mlのエーテル間に分配する。水性層を約3mlに
濃縮し、逆相クロマトグラフィーカラム(HP−20P
)に適用し、H2Oで溶離する。 適切画分をコンバインし、凍結乾燥して185mgの標
記化合物を潮解性固体で得る。 1H−NMR(270MHz、DMSO):δ11.2
5(ブロードs、1H)、7.53(s、1H)、5.
58(ブロードs、1H)、4.89(ブロードt、1
H)、4.81(m、1H)、4.15(m、1H)、
4.20(dd、J=9,6.5Hz、1H)、3.8
5(dd、J=9,5Hz)、3.61〜3.72(m
、1H)、3.48〜3.61(m、2H)、1.78
(s、3H)
【0069】実施例3 [3R−(3α,4β,5α)]−4−アミノ−1−[
テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチ
ル)−3−フラニル]−2(1H)−ピリミジンオンの
製造:−A.[3R−(3α,4β,5α)]−4−ア
ミノ−1−[テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−[[
(4−メトキシフェニル)ジフェニルメトキシ]メチル
]−3−フラニル]−2(1H)−ピリミジンオン [2R−(2α,3β,4β)]−3,4−エポキシテ
トラヒドロ−2−[[(4−メトキシフェニル)ジフェ
ニルメトキシ]メチル]フラン(0.920g、2.3
7ミリモル、トルエンと共に3回共沸乾燥する)、18
−クラウン−6(0.470g、1.78ミリモル)、
シトシン(0.540g、4.86ミリモル)および無
水炭酸カリウム(0.164g、1.19ミリモル)を
、アルゴン下10mlの乾燥スルホランに懸濁する。反
応容器を115℃油浴に入れる。反応液をアルゴン下1
15℃で5日間撹拌し、TLC(ヘキサン/アセトン=
60:40)により、エポキシドの消失および所望生成
物の現出(CHCl3/MeOH=80:20)を監視
する。反応混合物を室温まで冷却し、15gのシリカゲ
ルで処理し、15mlのCH2Cl2中でスラリー化し
、CH2Cl2にパックしたシリカゲル(100g)カ
ラムに適用する。このカラムを300mlのCH2Cl
2、次いでステップ勾配の3〜9%MeOH/CH2C
l2でゆっくりと溶離する。純粋な標記A化合物(0.
650g)を黄色がかった泡状物で得る。
【0070】B.[3R−(3α,4β,5α)]−4
−アミノ−1−[テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−
(ヒドロキシメチル)−3−フラニル]−2(1H)−
ピリミジンオン [3R−(3α,4β,5α)]−4−アミノ−1−[
テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−[[(4−メトキ
シフェニル)ジフェニルメトキシ]メチル]−3−フラ
ニル]−2(1H)−ピリミジンオン(0.610g、
1.22ミリモル)を25mlのMeOHに溶解し、6
.1mlの1N−HClで処理する。反応容器を60℃
油浴に入れ、アルゴン雰囲気下60℃で1時間加熱する
。得られる溶液を0.5N−NaOHでpH8に調整し
、溶媒を減圧除去する。 残渣をH2O/エーテル間に分配し、水層をもう1回エ
ーテルで洗う。エーテル洗液を水で逆抽出し、コンバイ
ンした水性層を約3mlに濃縮する。逆相クロマトグラ
フィー(水で溶離)を行い、水を減圧除去した後、メタ
ノールの添加および濃縮乾固を3回行って、標記化合物
(201mg)を白色固体で得る。m.p.235℃。 1H−NMR(270MHz、DMSO):δ7.59
(d、1H、J=7.0Hz)、7.00(ブロードs
、2H)、5.68(d、1H、J=7.0Hz)、5
.51(d、1H、J=5.9Hz)、4.79〜4.
85(m、2H)、4.04〜4.13(m、1H)、
4.00(dd、1H、J=7.0,10.1Hz)、
3.76(dd、1H、J=4.1,10.1Hz)、
3.48〜3.67(m、3H)、3.17(d、J=
5.3Hz)
【0071】実施例4 [3R−(3α,4β,5α)]−1−[テトラヒドロ
−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−3−フ
ラニル]−2,4(1H、3H)ピリミジンジオンの製
造:−A.[2R−(2α,3β,4β)]−テトラヒ
ドロ−2−[(トリフェニルメトキシ)メチル]−3,
4−フランジオール 45mlの無水ジメチルホルムアミド中の5g(37.
3ミリモル)の1,4−アンヒドロ−D−リビトール(
Chem.Ber.85、1000〜1007頁、19
52年)の撹拌溶液に、トリエチルアミン(7.8ml
、55ミリモル)、塩化トリチル(12.48g、44
.8ミリモル)および4−ジメチルアミノピリジン(0
.228g、1.87ミリモル)を連続して加える。得
られる混合物を周囲温度で3時間撹拌し、55℃に加温
し、同温度で5時間撹拌する。アリコートの1H−NM
Rにより、出発物質の目的生成物への完全な変換が認め
られる。反応混合物を300mlの塩化メチレンで希釈
し、水(200ml×3)で洗う。有機相を硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、減圧濃縮する。粗残渣をフラッシュ
クロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン〜50%酢
酸エチル/ヘキサンで溶離)に付して、7.1g(収率
51%)の標記A化合物を得る。[α]D=+35.5
゜(C=1、塩化メチレン)。
【0072】B.(3aR−(3aα,4α,6aα)
]−テトラヒドロ−4−[(トリフェニルメトキシ)メ
チル]フロ[3,4−d]−1,3,2−ジオキサチオ
ール・2,2−ジオキシド 550mlの無水エーテル中の[2R−(2α,3β,
4β)]−テトラヒドロ−2−[(トリフェニルメトキ
シ)メチル]−3,4−フランジオール(7.0g、1
8.6ミリモル)およびトリエチルアミン(9.1ml
、65.2ミリモル)の撹拌溶液に、周囲温度で塩化チ
オニル(1.63ml、22.3ミリモル)を滴下する
。混合物を同程度で45分間撹拌し、セライト(cel
ite)で濾過し、減圧濃縮する。粗残渣を200ml
のアセトニトリルに溶解した後、NaIO4(5.97
g、27.9ミリモル)、RuCl3・3H2O(15
4.4mg、0.74ミリモル)および水(300ml
)を連続して加える。混合物を周囲温度で1時間撹拌し
、500mlのエーテルで希釈する。有機層を分離し、
200mlの飽和NaHCO3溶液、200mlの塩水
で洗い、硫酸マグネシウム上で乾燥し、シリカゲルで濾
過する。濾液を減圧濃縮して、7.8g(収率96%)
の標記B化合物を白色固体で得る。 部分的1H−NMR(CDCl3):δ5.48(m、
1H)、5.23(dd、J=1.75,6.45Hz
、1H)
【0073】C.[3R−(3α,4β,5α
)]−1−[テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−[(
トリフェニルメトキシ)メチル]−3−フラニル]−2
,4(1H、3H)ピリミジンジオン 225mlの乾燥ジメチルホルムアミド中の[3aR−
(3aα,4α,6aα)]−テトラヒドロ−4−[(
トリフェニルメトキシ)メチル]フロ[3,4−d]−
1,3,2−ジオキサチオール・2,2−ジオキシド(
3.5g、8ミリモル)。 ウラシル(4.48g、39.95ミリモル)および無
水炭酸カリウム(3.31g、23.97ミリモル)の
混合物を、90℃で8時間加熱し、室温まで冷却し、濾
過し、減圧濃縮する。残渣を500mlのジオキサンに
溶解した後、1mlの水および0.25mlの20%H
2SO4を加える。反応混合物を室温で1時間撹拌後、
硫酸マグネシウムと共に5分間撹拌し、炭酸カリウムで
濾過する。 濾液を減圧濃縮し、粗残渣をフラッシュクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、ヘキサン〜酢酸エチルのステップ勾
配溶離)に付して、1.45g(収率45%)の標記C
化合物を白色泡状物で得る。[α]D=−30.5゜(
C=1、塩化メチレン)。
【0074】D.[3R−(3α,4β,5α)]−1
−[テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシ
メチル)−3−フラニル]−2,4(1H、3H)ピリ
ミジンジオンメタノール中の[3R−(3α,4β,5
α)]−1−[テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−5−[
(トリフェニルメトキシ]メチル]−3−フラニル]−
2,4(1H、3H)ピリミジンジオンの混合物に、室
温で10%HCl水溶液を加える。混合物を室温で10
時間撹拌し、次いで濃縮する。残渣を水と混合し、1N
水酸化カリウムでpH7に調整する。得られる混合物を
HP−20P逆相樹脂にて、クロマトグラフィーに付し
て標記化合物を得る。
【0075】実施例5 インビトロの細胞培養におけるウイルス感染の治療:−
細胞培養システムにおいて、数種のウイルス感染の予防
に有効な化合物濃度を測定する検定を行った。検定法は
以下の通りであり、結果を下記表1に示す。 略語:HSV−1(単純ヘルペス1型ウイルス、スクー
ラー(Schooler)株)、HSV−2(単純ヘル
ペス2型ウイルス、186株)、VZV(水痘状帯状ヘ
ルペスウイルス、エレン(ELLEN)株) 細胞培養検定(HSV−1、HSV−2およびVZV抗
ウイルス検定):6枚のウエル培養平板(マサチューセ
ッツ州ケンブリッジ、コウスター)のWI−38細胞培
養単層に、ウイルスを1時間吸着せしめた後、2倍希釈
の試験化合物を含有する維持培地を加える。HSV−1
およびHSV−2の場合37℃で4日間の培養、VZV
の場合37℃で6〜7日間の培養を行った後、固定およ
び染色単層におけるプラグ発育の抑制を評価する。ウイ
ルス対照と比較して、少なくとも50%プラグ減少を付
与する薬物濃度から、ID50値(μg/ml)を測定
した。なお、試験化合物は式:
【化54】 で示され、R1が
【化55】
【化56】 および
【化57】 の場合を、それぞれ試験化合物1、2および3とする。
JP3161636A 1990-07-02 1991-07-02 プリニルおよびピリミジニルテトラヒドロフラン類 Expired - Lifetime JP3055818B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US54695790A 1990-07-02 1990-07-02
US546,957 1990-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04244082A true JPH04244082A (ja) 1992-09-01
JP3055818B2 JP3055818B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=24182716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3161636A Expired - Lifetime JP3055818B2 (ja) 1990-07-02 1991-07-02 プリニルおよびピリミジニルテトラヒドロフラン類

Country Status (14)

Country Link
EP (1) EP0464769B1 (ja)
JP (1) JP3055818B2 (ja)
AT (1) ATE143662T1 (ja)
AU (1) AU633743B2 (ja)
CA (1) CA2046002C (ja)
DE (1) DE69122437T2 (ja)
DK (1) DK0464769T3 (ja)
ES (1) ES2093051T3 (ja)
GR (1) GR3022158T3 (ja)
HU (1) HU209437B (ja)
IE (1) IE76731B1 (ja)
NZ (1) NZ238708A (ja)
PT (1) PT98186B (ja)
ZA (1) ZA914894B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06263756A (ja) * 1993-03-04 1994-09-20 Asahi Breweries Ltd イソヌクレオシド誘導体

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5231174A (en) * 1992-02-27 1993-07-27 University Of Iowa Research Foundation 2'isodideoxy-β-D-nucleosides as stable antiviral agents
US5314893A (en) * 1993-01-25 1994-05-24 Bristol-Myers Squibb Co. Antiviral tetrahydropyrans
CN110818714A (zh) * 2018-08-14 2020-02-21 连云港润众制药有限公司 一种恩替卡韦中间体的合成方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0329348B1 (en) * 1988-02-16 1995-07-12 Eli Lilly And Company 2',3'-Dideoxy-2',2'-difluoronucleosides
SE8802173D0 (sv) * 1988-06-10 1988-06-10 Astra Ab Pyrimidine derivatives
US5126347A (en) * 1989-02-13 1992-06-30 Hoffmann-La Roche Inc. Isomeric dideoxynuclesides
NZ232993A (en) * 1989-04-24 1992-10-28 Squibb & Sons Inc Purinyl and pyrimidinyl tetrahydrofurans

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06263756A (ja) * 1993-03-04 1994-09-20 Asahi Breweries Ltd イソヌクレオシド誘導体

Also Published As

Publication number Publication date
AU633743B2 (en) 1993-02-04
ZA914894B (en) 1992-04-29
ES2093051T3 (es) 1996-12-16
IE912243A1 (en) 1992-01-15
EP0464769B1 (en) 1996-10-02
ATE143662T1 (de) 1996-10-15
EP0464769A3 (en) 1992-08-05
NZ238708A (en) 1994-04-27
DK0464769T3 (da) 1996-11-18
GR3022158T3 (en) 1997-03-31
JP3055818B2 (ja) 2000-06-26
AU7940491A (en) 1992-01-09
DE69122437T2 (de) 1997-03-13
PT98186B (pt) 1998-12-31
CA2046002C (en) 2001-06-12
PT98186A (pt) 1992-05-29
HU209437B (en) 1994-06-28
HUT58103A (en) 1992-01-28
CA2046002A1 (en) 1992-01-03
DE69122437D1 (de) 1996-11-07
EP0464769A2 (en) 1992-01-08
HU912216D0 (en) 1991-12-30
IE76731B1 (en) 1997-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2694999B2 (ja) ビス(ヒドロキシメチル)シクロブチルプリン類およびピリミジン類
Herdewijn et al. Synthesis and antiviral activity of the carbocyclic analogues of (E)-5-(2-halovinyl)-2'-deoxyuridines and (E)-5-(2-halovinyl)-2'-deoxycytidines
US5059690A (en) Purinyl tetrahydrofurans
US4855466A (en) Purinyl cyclobutanes
JPH0586792B2 (ja)
EP0608809B1 (en) Antiviral tetrahydropyrans
US4968690A (en) 3-deazaneplanocin, intermediates for it, and antiviral composition and method of treatment using it
JPH085886B2 (ja) 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物
WO2014166324A1 (zh) 替格瑞洛的中间体及其制备方法和替格瑞洛的制备方法
JP2877931B2 (ja) 新規な方法
JPH04244082A (ja) プリニルおよびピリミジニルテトラヒドロフラン類
EP0061283A1 (en) Antiviral agents, their preparation and use
JP2780843B2 (ja) プリニルおよびピリミジニルテトラヒドロフラン類
US5272152A (en) Purinyl and pyrimidinyl tetrahydrofurans
US5144018A (en) 2',3'-dideoxy-adenosine derivatives
JPH09249690A (ja) 4’−チオアラビノプリンヌクレオシド
US5478928A (en) 2',3'-dideoxy-4'-thioribonucleosides and synthetic precursors thereof
US5145960A (en) Pyrimidinyl tetrahydrofurans
Izawa et al. Synthesis of carbocyclic nucleosides: synthesis of (±)-2, 2-bis (hydroxymethyl) cyclopropyl nucleosides
JPH0725856A (ja) 3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−2−メチレンシクロペンチルプリンおよびピリミジン化合物
JPH04283571A (ja) 新規なシクロプロパン誘導体
EP0554025A2 (en) Fluorinated cyclobutyl purines and pyrimidines

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000307

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414

Year of fee payment: 12