JPH04244345A - 内・外径切替チャック - Google Patents
内・外径切替チャックInfo
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- JPH04244345A JPH04244345A JP4726891A JP4726891A JPH04244345A JP H04244345 A JPH04244345 A JP H04244345A JP 4726891 A JP4726891 A JP 4726891A JP 4726891 A JP4726891 A JP 4726891A JP H04244345 A JPH04244345 A JP H04244345A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの内径および外
径の把持に共用できる内・外径切替チャックに関する。 【0002】 【従来の技術】 従来
、例えば加工されたワークの寸法測定を行う測定装置に
備えられるチャックは、内径または外径把持に専用に設
けられていた。図5と図6は、その外径把持用のチャッ
クを示したもので、ベース21上に固定されたチャック
本体22を備え、このチャック本体22の前面に複数(
通常は3つ)の案内溝23を放射状に設けて、各案内溝
23内に蓋体24で押さえてチャック爪25を摺動可能
に嵌合し、またチャック本体22の外周に、チャック爪
25の後端に設けたテーパ面25aに楔合可能なテーパ
面26aを先端に有するリング体26を摺動可能に嵌合
し、さらにベース21に一端を係合させたばね27によ
り常時はリング体26を上方へ付勢する構成とされてい
た。 【0003】かゝる外径把持用のチャックにおいては、
ばね27の付勢力がテーパ面26a、25aの楔合を介
してチャック爪25に伝達され、これによりチャック爪
25は半径内方向へ摺動し、チャック本体22の前面に
固定した基準金28に着座させたワークWの外径を把持
(チャッキング)することができる。なお、この外径把
持用のチャックにおいて、チャック本体22の前面には
チャック爪25を後退方向へ付勢する戻しばね29が設
けられると共に、ベース21には二又の爪部30aを有
しその爪部30aの先端をリング体26の周溝26bに
係合させるレバー30が揺動可能に軸着されている。し
たがって、レバー30の揺動によりリング体26をばね
27の付勢力に抗して下動させれば、チャック爪25が
戻しばね29の付勢力により後退し、ワークWは把持解
除(アンチャキング)される。 【0004】一方、内径把持用のチャックは、図7に示
すように、ベース31に固定された、軸孔32aを有す
るチャック本体32を備え、チャック本体32の前面に
複数(通常は3つ)の案内溝33を放射状に設けて、各
案内溝33内に蓋体34で押さえてチャック爪35を摺
動可能に嵌合し、またチャック本体32の軸孔32aに
、チャック爪35の後端に設けたテーパ面35aに楔合
可能なテーパ部36aを先端に有する軸部材36を摺動
可能に嵌挿し、さらにチャック本体32に一端を係合さ
せたばね37により常時は軸部材36を下方へ付勢する
構成とされてる。 【0005】かゝる内径把持用のチャックにおいては、
ばね37の付勢力がテーパ部36aのテーパ周面とチャ
ック爪35のテーパ面35aとの楔合を介してチャック
爪35に伝達され、これによりチャック爪35は半径外
方向へ摺動し、チャック本体32の外周に設けた基準段
差32bに着座させたワークWの内径をチャッキングす
ることができる。なお、この内径把持用のチャックにお
いて、チャック本体32の前面にはチャック爪35を後
退方向へ付勢する戻しばね38が設けられると共に、ベ
ース31の後方には軸部材36の後端に当接する偏心カ
ム39が回動可能に設けられている。したがって、偏心
カム39の回転により軸部材36をばね37の付勢力に
抗して上動させれば、チャック爪35が戻しばね38の
付勢力により後退し、ワークWはアンチャキングされる
。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、生産工場に
あっては生産ライン内に測定装置を設置し、加工された
ワークをいわゆるインラインで寸法測定することが多く
行われているが、内径基準で寸法測定されるワークと外
径基準で寸法測定されるワークとが生産ラインに混合し
て流される場合、上記したように内・外径専用のチャッ
クしか存在しない現状では、専用のチャックを備えた測
定装置を各独立に用意しなければならず、2重投資によ
る生産コストの上昇が避けられないばかりか、設置スペ
ースの拡大が避けられないという問題があった。なお、
同様の問題は工作機械についても存在し、その解決が望
まれていた。 【0007】本発明は、上記従来の問題を解決すること
を課題としてなされたもので、その目的とするところは
、ワークの内・外径の把持に切替え使用でき、もって混
流生産ラインで用いて好適となるチャックを提供するこ
とにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、軸孔を有するチャック本体の前面に、ワー
クの内周および外周の双方に係合可能な二つの爪部を有
する複数のスライド部材を半径方向へ摺動可能に放射状
に取付け、前記各スライド部材の、前記チャック本体の
軸心側に位置する部分に、該チャック本体の軸心と該ス
ライド部材の摺動方向とに直交する方向に延ばして、縦
溝を有する円柱状の駒を回転角度調整可能に嵌着し、前
記チャック本体の軸孔に摺動可能に嵌挿した軸部材の先
端部に前記駒の縦溝に嵌合するピンを保持させ、かつ付
勢手段により前記軸部材を一方向へ付勢したことを特徴
とする。 【0009】 【作用】上記のように構成した内・外径切替チャックに
おいては、軸部材を摺動させることによりそのピンがス
ライド部材の縦溝内を移動し、したがってスライド部材
に嵌着される駒の回転角度を調整してチャック本体の軸
心に対する該縦溝の傾斜角度を適宜変更すれば、前記軸
部材の移動に応じてスライド部材が半径外方向または半
径内方向へ摺動し、その爪部によりワークの内・外径を
選択的にチャキングできるようになる。 【0010】 【実施例】 以下、本発明の実施例を添付図面にもと
づいて説明する。 【0011】図1〜図4において、1は貫通孔1aを有
するベース、2は軸孔2aを有するチャック本体で、チ
ャック本体2は、その小径の軸部2bをベース1の貫通
孔1aに嵌入させて該ベース1上に固定されている。チ
ャック本体2の前面には、円周方向に等回転角度(こゝ
では60度)で複数の案内溝3が放射状に設けられてお
り、そのうちの一つおき(120 度おき)となる三つ
の案内溝3内にはワークWの着座部4aを先端に有する
基準金4が固定されている。また前記案内溝3のうちの
残りの三つには押え板5で押さえてスライド部材6が摺
動可能に嵌装されている(図2)。また、このスライド
部材6の上面には爪本体7が固定されており、爪本体7
は、その上部にワークWの外周に係合可能な第1の爪部
7aとワークWの内周に係合可能な第2の爪部7bとを
設けている。 【0012】上記スライド部材6は、チャック本体2の
軸心側となる先端部が幅の狭い狭幅部6aとされ(図3
)、この狭幅部6aには、チャック本体2の軸心とスラ
イド部材6の摺動方向とに直交する方向に延ばして貫通
孔8が穿設されている。またスライド部材6の狭幅部6
aには前記貫通孔8の下側部分を外部に開放する切欠部
9が形成されると共に、貫通孔8の上側内面にはチャッ
ク本体2の軸心に対して所定角度で傾斜する二つの位置
決め用溝10、11が形成されている。しかして、前記
貫通孔8内には円柱状の駒12が嵌着されている。この
駒12は、その内部に軸方向に延びる縦溝13を有する
と共に、その外周に前記位置決め用溝10、11に嵌合
可能な突起14を有している。駒12は、その突起14
を位置決め用溝10、11の一つに嵌合させることによ
り貫通孔8内に回転不能に嵌着され、この状態において
、その縦溝13をチャック本体2の軸心に対して所定角
度で傾斜させる二つの姿勢が選択されるようになる(図
1、図4)。 【0013】 一方、チャック
本体2の軸孔2aには軸部材15が摺動可能に嵌挿され
ている。軸部材15は、その上端に軸方向へ延ばされか
つ前記スライド部材6の狭幅部6aを間に対立するくの
字形の三つの突出片16を一体に有している(図3)。 そして、相対向する一対の突出片16の間にはピン17
が橋架されており、各ピン17は前記駒12の縦溝13
に嵌挿されている。駒12の縦溝13は、上記したよう
にチャック本体2の軸心に対して所定角度で傾斜してお
り、したがって軸部材15の摺動によりピン17を上下
動させると、スライド部材6がチャック本体2の案内溝
3内を半径方向へ進退動し、これに応じて爪本体7も進
退動してその爪部7aまたは7bがワークWの外周また
は内周に係合するようになる。 【0014】なお、軸部材15の、ベース1の後方へ突
出する後端にはフランジ板15aが一体に固定されてお
り、このフランジ板15aとチャック本体2の軸部2b
の後端部との間には軸部材15をチャック本体2からの
抜け方向へ付勢するばね18が設けられている。またベ
ース1の後方には軸部材15のフランジ板15aに当接
可能な偏心カム19が回動可能に設けられている。これ
により、軸部材15の一端(フランジ板15a)は常時
偏心カム19に強圧され、軸部材15は偏心カム19の
回転に応じて上下動するようになる。
【0015】以下、上記のように構成した内・外径切替
チャックの作用を説明する。 【0016】先ず、ワークWの外径をチャッキングする
場合は、図1に示すように、駒12の外周の突起14が
一方の位置決め用溝10に嵌合するように予め該駒12
をスライド部材6の貫通孔8内に嵌着し、駒12の縦溝
13内に軸部材15の先端のピン17を嵌入させつゝ、
このスライド部材6をチャック本体2の案内溝3に嵌め
込み、さらに押え板7にてスライド部材6の上面をチャ
ック本体2に押える。この時、偏心カム19を図1に示
す破線位置すなわち軸部材15を上昇端に位置決めする
位置に回転させておく。これにより、スライド部材5上
の爪本体7の第1の爪部7aは、後述するセット位置の
ワークWの外周から逃げる位置に位置決めされる。 【0017】その後、基準金4の着座部4aにワークW
をセットし、続いて偏心カム19を図示の実線位置まで
回転させる。すると、ばね18の付勢力により軸部材1
5が下動し、この時、駒12の縦溝13は下方へ向かう
に従ってチャック本体2の軸心から離間する傾斜状態と
なっているので、軸部材15の先端のピン17の下動に
応じてスライド部材5が半径内方へ摺動する。この結果
、スライド部材5上の爪本体7も半径内方へ移動し、そ
の第1の爪部7aがワークWの外周に係合し、これによ
り、ワークWは外径からチャキングされる。しかして、
ばね8として大型のものを選択できるので、スライド部
材5を大きな力で摺動させることが可能となり、たとえ
案内溝3内に小さなゴミが侵入し、あるいは案内溝3内
の油が温度変化で硬化してもスライド部材5の摺動は円
滑となり、作動不良を起こすことはない。なお、ワーク
Wをアンチャッキングするには、偏心カム19を初期の
破線位置まで回転させて、軸部材15をばね18の付勢
力に抗して上動させれば良く、これによりスライド部材
5と爪本体6とは半径外方へ移動し、第1の爪部7aが
ワークWから逃げる。 【0018】次に、ワークWの内径をチャッキングする
場合は、先ず、押え板7をチャック本体2から外してス
ライド部材5をチャック本体2の案内溝3から取出し、
図4に示すように、駒12の外周の突起14が他方の位
置決め用溝11に嵌合するように該駒12をスライド部
材6の貫通孔8内に嵌着し直し、その後、再びこのスラ
イド部材6をチャック本体2に組付けてピン16を駒1
2の縦溝13内に嵌入させる。したがって、基準金4の
着座部4aにワークWをセットした後、偏心カム19を
図1に示す実線位置まで回転させると、ばね18の付勢
力により軸部材15が下動し、この時、駒12の縦溝1
3は上方へ向かうに従ってチャック本体2の軸心から離
間する傾斜状態となっているので、軸部材15の先端の
ピン17の下動に応じてスライド部材5が半径外方へ摺
動する。この結果、スライド部材5上の爪本体7も半径
外方へ移動し、その第2の爪部7bがワークWの内周に
係合し、これにより、ワークWは内径からチャキングさ
れる。なお、ワークWのアンチャキングは、上記と同様
に偏心カム19を初期の破線位置まで回転させれば良い
。 【0019】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かゝる内・外径切替チャックによれば、構成要素を共通
化して駒の回転角度を変更するだけで簡単にワークの内
径および外径の把持に共用でき、混流生産ラインに適用
して生産コストの低減と設置スペースの削減とに大きく
寄与する効果を奏する。また、スライド部材を大きな力
で摺動させることができるのでその作動は円滑となり、
信頼性に富むチャックを実現できる。
径の把持に共用できる内・外径切替チャックに関する。 【0002】 【従来の技術】 従来
、例えば加工されたワークの寸法測定を行う測定装置に
備えられるチャックは、内径または外径把持に専用に設
けられていた。図5と図6は、その外径把持用のチャッ
クを示したもので、ベース21上に固定されたチャック
本体22を備え、このチャック本体22の前面に複数(
通常は3つ)の案内溝23を放射状に設けて、各案内溝
23内に蓋体24で押さえてチャック爪25を摺動可能
に嵌合し、またチャック本体22の外周に、チャック爪
25の後端に設けたテーパ面25aに楔合可能なテーパ
面26aを先端に有するリング体26を摺動可能に嵌合
し、さらにベース21に一端を係合させたばね27によ
り常時はリング体26を上方へ付勢する構成とされてい
た。 【0003】かゝる外径把持用のチャックにおいては、
ばね27の付勢力がテーパ面26a、25aの楔合を介
してチャック爪25に伝達され、これによりチャック爪
25は半径内方向へ摺動し、チャック本体22の前面に
固定した基準金28に着座させたワークWの外径を把持
(チャッキング)することができる。なお、この外径把
持用のチャックにおいて、チャック本体22の前面には
チャック爪25を後退方向へ付勢する戻しばね29が設
けられると共に、ベース21には二又の爪部30aを有
しその爪部30aの先端をリング体26の周溝26bに
係合させるレバー30が揺動可能に軸着されている。し
たがって、レバー30の揺動によりリング体26をばね
27の付勢力に抗して下動させれば、チャック爪25が
戻しばね29の付勢力により後退し、ワークWは把持解
除(アンチャキング)される。 【0004】一方、内径把持用のチャックは、図7に示
すように、ベース31に固定された、軸孔32aを有す
るチャック本体32を備え、チャック本体32の前面に
複数(通常は3つ)の案内溝33を放射状に設けて、各
案内溝33内に蓋体34で押さえてチャック爪35を摺
動可能に嵌合し、またチャック本体32の軸孔32aに
、チャック爪35の後端に設けたテーパ面35aに楔合
可能なテーパ部36aを先端に有する軸部材36を摺動
可能に嵌挿し、さらにチャック本体32に一端を係合さ
せたばね37により常時は軸部材36を下方へ付勢する
構成とされてる。 【0005】かゝる内径把持用のチャックにおいては、
ばね37の付勢力がテーパ部36aのテーパ周面とチャ
ック爪35のテーパ面35aとの楔合を介してチャック
爪35に伝達され、これによりチャック爪35は半径外
方向へ摺動し、チャック本体32の外周に設けた基準段
差32bに着座させたワークWの内径をチャッキングす
ることができる。なお、この内径把持用のチャックにお
いて、チャック本体32の前面にはチャック爪35を後
退方向へ付勢する戻しばね38が設けられると共に、ベ
ース31の後方には軸部材36の後端に当接する偏心カ
ム39が回動可能に設けられている。したがって、偏心
カム39の回転により軸部材36をばね37の付勢力に
抗して上動させれば、チャック爪35が戻しばね38の
付勢力により後退し、ワークWはアンチャキングされる
。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、生産工場に
あっては生産ライン内に測定装置を設置し、加工された
ワークをいわゆるインラインで寸法測定することが多く
行われているが、内径基準で寸法測定されるワークと外
径基準で寸法測定されるワークとが生産ラインに混合し
て流される場合、上記したように内・外径専用のチャッ
クしか存在しない現状では、専用のチャックを備えた測
定装置を各独立に用意しなければならず、2重投資によ
る生産コストの上昇が避けられないばかりか、設置スペ
ースの拡大が避けられないという問題があった。なお、
同様の問題は工作機械についても存在し、その解決が望
まれていた。 【0007】本発明は、上記従来の問題を解決すること
を課題としてなされたもので、その目的とするところは
、ワークの内・外径の把持に切替え使用でき、もって混
流生産ラインで用いて好適となるチャックを提供するこ
とにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、軸孔を有するチャック本体の前面に、ワー
クの内周および外周の双方に係合可能な二つの爪部を有
する複数のスライド部材を半径方向へ摺動可能に放射状
に取付け、前記各スライド部材の、前記チャック本体の
軸心側に位置する部分に、該チャック本体の軸心と該ス
ライド部材の摺動方向とに直交する方向に延ばして、縦
溝を有する円柱状の駒を回転角度調整可能に嵌着し、前
記チャック本体の軸孔に摺動可能に嵌挿した軸部材の先
端部に前記駒の縦溝に嵌合するピンを保持させ、かつ付
勢手段により前記軸部材を一方向へ付勢したことを特徴
とする。 【0009】 【作用】上記のように構成した内・外径切替チャックに
おいては、軸部材を摺動させることによりそのピンがス
ライド部材の縦溝内を移動し、したがってスライド部材
に嵌着される駒の回転角度を調整してチャック本体の軸
心に対する該縦溝の傾斜角度を適宜変更すれば、前記軸
部材の移動に応じてスライド部材が半径外方向または半
径内方向へ摺動し、その爪部によりワークの内・外径を
選択的にチャキングできるようになる。 【0010】 【実施例】 以下、本発明の実施例を添付図面にもと
づいて説明する。 【0011】図1〜図4において、1は貫通孔1aを有
するベース、2は軸孔2aを有するチャック本体で、チ
ャック本体2は、その小径の軸部2bをベース1の貫通
孔1aに嵌入させて該ベース1上に固定されている。チ
ャック本体2の前面には、円周方向に等回転角度(こゝ
では60度)で複数の案内溝3が放射状に設けられてお
り、そのうちの一つおき(120 度おき)となる三つ
の案内溝3内にはワークWの着座部4aを先端に有する
基準金4が固定されている。また前記案内溝3のうちの
残りの三つには押え板5で押さえてスライド部材6が摺
動可能に嵌装されている(図2)。また、このスライド
部材6の上面には爪本体7が固定されており、爪本体7
は、その上部にワークWの外周に係合可能な第1の爪部
7aとワークWの内周に係合可能な第2の爪部7bとを
設けている。 【0012】上記スライド部材6は、チャック本体2の
軸心側となる先端部が幅の狭い狭幅部6aとされ(図3
)、この狭幅部6aには、チャック本体2の軸心とスラ
イド部材6の摺動方向とに直交する方向に延ばして貫通
孔8が穿設されている。またスライド部材6の狭幅部6
aには前記貫通孔8の下側部分を外部に開放する切欠部
9が形成されると共に、貫通孔8の上側内面にはチャッ
ク本体2の軸心に対して所定角度で傾斜する二つの位置
決め用溝10、11が形成されている。しかして、前記
貫通孔8内には円柱状の駒12が嵌着されている。この
駒12は、その内部に軸方向に延びる縦溝13を有する
と共に、その外周に前記位置決め用溝10、11に嵌合
可能な突起14を有している。駒12は、その突起14
を位置決め用溝10、11の一つに嵌合させることによ
り貫通孔8内に回転不能に嵌着され、この状態において
、その縦溝13をチャック本体2の軸心に対して所定角
度で傾斜させる二つの姿勢が選択されるようになる(図
1、図4)。 【0013】 一方、チャック
本体2の軸孔2aには軸部材15が摺動可能に嵌挿され
ている。軸部材15は、その上端に軸方向へ延ばされか
つ前記スライド部材6の狭幅部6aを間に対立するくの
字形の三つの突出片16を一体に有している(図3)。 そして、相対向する一対の突出片16の間にはピン17
が橋架されており、各ピン17は前記駒12の縦溝13
に嵌挿されている。駒12の縦溝13は、上記したよう
にチャック本体2の軸心に対して所定角度で傾斜してお
り、したがって軸部材15の摺動によりピン17を上下
動させると、スライド部材6がチャック本体2の案内溝
3内を半径方向へ進退動し、これに応じて爪本体7も進
退動してその爪部7aまたは7bがワークWの外周また
は内周に係合するようになる。 【0014】なお、軸部材15の、ベース1の後方へ突
出する後端にはフランジ板15aが一体に固定されてお
り、このフランジ板15aとチャック本体2の軸部2b
の後端部との間には軸部材15をチャック本体2からの
抜け方向へ付勢するばね18が設けられている。またベ
ース1の後方には軸部材15のフランジ板15aに当接
可能な偏心カム19が回動可能に設けられている。これ
により、軸部材15の一端(フランジ板15a)は常時
偏心カム19に強圧され、軸部材15は偏心カム19の
回転に応じて上下動するようになる。
【0015】以下、上記のように構成した内・外径切替
チャックの作用を説明する。 【0016】先ず、ワークWの外径をチャッキングする
場合は、図1に示すように、駒12の外周の突起14が
一方の位置決め用溝10に嵌合するように予め該駒12
をスライド部材6の貫通孔8内に嵌着し、駒12の縦溝
13内に軸部材15の先端のピン17を嵌入させつゝ、
このスライド部材6をチャック本体2の案内溝3に嵌め
込み、さらに押え板7にてスライド部材6の上面をチャ
ック本体2に押える。この時、偏心カム19を図1に示
す破線位置すなわち軸部材15を上昇端に位置決めする
位置に回転させておく。これにより、スライド部材5上
の爪本体7の第1の爪部7aは、後述するセット位置の
ワークWの外周から逃げる位置に位置決めされる。 【0017】その後、基準金4の着座部4aにワークW
をセットし、続いて偏心カム19を図示の実線位置まで
回転させる。すると、ばね18の付勢力により軸部材1
5が下動し、この時、駒12の縦溝13は下方へ向かう
に従ってチャック本体2の軸心から離間する傾斜状態と
なっているので、軸部材15の先端のピン17の下動に
応じてスライド部材5が半径内方へ摺動する。この結果
、スライド部材5上の爪本体7も半径内方へ移動し、そ
の第1の爪部7aがワークWの外周に係合し、これによ
り、ワークWは外径からチャキングされる。しかして、
ばね8として大型のものを選択できるので、スライド部
材5を大きな力で摺動させることが可能となり、たとえ
案内溝3内に小さなゴミが侵入し、あるいは案内溝3内
の油が温度変化で硬化してもスライド部材5の摺動は円
滑となり、作動不良を起こすことはない。なお、ワーク
Wをアンチャッキングするには、偏心カム19を初期の
破線位置まで回転させて、軸部材15をばね18の付勢
力に抗して上動させれば良く、これによりスライド部材
5と爪本体6とは半径外方へ移動し、第1の爪部7aが
ワークWから逃げる。 【0018】次に、ワークWの内径をチャッキングする
場合は、先ず、押え板7をチャック本体2から外してス
ライド部材5をチャック本体2の案内溝3から取出し、
図4に示すように、駒12の外周の突起14が他方の位
置決め用溝11に嵌合するように該駒12をスライド部
材6の貫通孔8内に嵌着し直し、その後、再びこのスラ
イド部材6をチャック本体2に組付けてピン16を駒1
2の縦溝13内に嵌入させる。したがって、基準金4の
着座部4aにワークWをセットした後、偏心カム19を
図1に示す実線位置まで回転させると、ばね18の付勢
力により軸部材15が下動し、この時、駒12の縦溝1
3は上方へ向かうに従ってチャック本体2の軸心から離
間する傾斜状態となっているので、軸部材15の先端の
ピン17の下動に応じてスライド部材5が半径外方へ摺
動する。この結果、スライド部材5上の爪本体7も半径
外方へ移動し、その第2の爪部7bがワークWの内周に
係合し、これにより、ワークWは内径からチャキングさ
れる。なお、ワークWのアンチャキングは、上記と同様
に偏心カム19を初期の破線位置まで回転させれば良い
。 【0019】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かゝる内・外径切替チャックによれば、構成要素を共通
化して駒の回転角度を変更するだけで簡単にワークの内
径および外径の把持に共用でき、混流生産ラインに適用
して生産コストの低減と設置スペースの削減とに大きく
寄与する効果を奏する。また、スライド部材を大きな力
で摺動させることができるのでその作動は円滑となり、
信頼性に富むチャックを実現できる。
【図1】本発明にかゝる内・外径切替チャックの構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図1のB矢視線に沿う側面図である。
【図3】図1のA−A矢視線に沿う断面図である。
【図4】本内・外径切替チャックの内径把持状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】従来の外径チャックの構造を示す断面図である
。
。
【図6】図5に示した外径チャックの外観斜視図である
。
。
【図7】従来の内径チャックの構造を示す断面図である
。 2 チャック本体 4 基準金 5 押え板 6 スライド部材 7 爪本体 7a 爪部 7b 爪部 10 位置決め用溝 11 位置決め用溝 12 駒 13 縦溝 14 突起 15 軸部材 16 突出片 17 ピン 18 ばね
。 2 チャック本体 4 基準金 5 押え板 6 スライド部材 7 爪本体 7a 爪部 7b 爪部 10 位置決め用溝 11 位置決め用溝 12 駒 13 縦溝 14 突起 15 軸部材 16 突出片 17 ピン 18 ばね
Claims (1)
- 【請求項1】 軸孔を有するチャック本体の前面に、
ワークの内周および外周の双方に係合可能な二つの爪部
を有する複数のスライド部材を半径方向へ摺動可能に放
射状に取付け、前記各スライド部材の、前記チャック本
体の軸心側に位置する部分に、該チャック本体の軸心と
該スライド部材の摺動方向とに直交する方向に延ばして
、縦溝を有する円柱状の駒を回転角度調整可能に嵌着し
、前記チャック本体の軸孔に摺動可能に嵌挿した軸部材
の先端部に前記駒の縦溝に嵌合するピンを保持させ、か
つ付勢手段により前記軸部材を一方向へ付勢したことを
特徴とする内・外径切替チャック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4726891A JPH04244345A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 内・外径切替チャック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4726891A JPH04244345A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 内・外径切替チャック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04244345A true JPH04244345A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=12770553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4726891A Pending JPH04244345A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 内・外径切替チャック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04244345A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111993275A (zh) * | 2020-08-26 | 2020-11-27 | 上海远葆工业设计有限公司 | 一种轴类部件的加工设备 |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP4726891A patent/JPH04244345A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111993275A (zh) * | 2020-08-26 | 2020-11-27 | 上海远葆工业设计有限公司 | 一种轴类部件的加工设备 |
| CN111993275B (zh) * | 2020-08-26 | 2021-10-15 | 合肥铣钺兴机械有限公司 | 一种轴类部件的加工设备 |
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