JPH04244663A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
- Publication number
- JPH04244663A JPH04244663A JP3023905A JP2390591A JPH04244663A JP H04244663 A JPH04244663 A JP H04244663A JP 3023905 A JP3023905 A JP 3023905A JP 2390591 A JP2390591 A JP 2390591A JP H04244663 A JPH04244663 A JP H04244663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release
- oil pressure
- control
- automatic transmission
- shift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機の変速制御装
置に関し、特に複数の摩擦要素の締結・解放切換えによ
り変速を行う自動変速機における解放側摩擦要素の解放
制御に関するものである。
置に関し、特に複数の摩擦要素の締結・解放切換えによ
り変速を行う自動変速機における解放側摩擦要素の解放
制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、各種摩擦要素の選択的締
結により対応変速段を選択し、摩擦要素の締結・解放切
換えにより他の変速段への変速を行う。かかる切換えは
、該当摩擦要素に対する作動圧を制御装置で制御して行
うことができる。
結により対応変速段を選択し、摩擦要素の締結・解放切
換えにより他の変速段への変速を行う。かかる切換えは
、該当摩擦要素に対する作動圧を制御装置で制御して行
うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば日産自動車(株
)発行「RE4R01A 型オートマチックトランスミ
ッション整備要領書」(A261C07)に記載の変速
機では、2→3変速の場合の例では、これは締結側摩擦
要素をハイクラッチ、解放側摩擦要素をバンドブレ−キ
(サ−ボバンド)として、それらの作動油圧を制御し、
後者を解放する一方、前者を締結することで達成される
。ところで、このような掛け替え変速において摩擦要素
の解放や他の摩擦要素の締結がタイミング良く行われな
いと、変速ショックを生じたり、変速フィーリングの悪
化を招く要因となる。しかして上述の変速機の変速制御
にあっては、掛け替え変速時の解放要素側の解放油圧が
締結要素側油圧の背圧を利用した構成を採用しており、
締結要素側油圧を解放要素側の解放に利用したハ−ド構
成としているため、解放側制御についてその作動圧を最
適なものとして独立して与えにくく、その結果、変速シ
ョックをより抑制し、また変速ショックの悪化を避けつ
つその解放速度を高めて変速時間を短縮化するなど一層
の変速特性の向上を図ろうとするときに、その要望に応
えにくい。上記のものは、こうした点を考えると、なお
改良の余地がある。
)発行「RE4R01A 型オートマチックトランスミ
ッション整備要領書」(A261C07)に記載の変速
機では、2→3変速の場合の例では、これは締結側摩擦
要素をハイクラッチ、解放側摩擦要素をバンドブレ−キ
(サ−ボバンド)として、それらの作動油圧を制御し、
後者を解放する一方、前者を締結することで達成される
。ところで、このような掛け替え変速において摩擦要素
の解放や他の摩擦要素の締結がタイミング良く行われな
いと、変速ショックを生じたり、変速フィーリングの悪
化を招く要因となる。しかして上述の変速機の変速制御
にあっては、掛け替え変速時の解放要素側の解放油圧が
締結要素側油圧の背圧を利用した構成を採用しており、
締結要素側油圧を解放要素側の解放に利用したハ−ド構
成としているため、解放側制御についてその作動圧を最
適なものとして独立して与えにくく、その結果、変速シ
ョックをより抑制し、また変速ショックの悪化を避けつ
つその解放速度を高めて変速時間を短縮化するなど一層
の変速特性の向上を図ろうとするときに、その要望に応
えにくい。上記のものは、こうした点を考えると、なお
改良の余地がある。
【0004】本発明の目的は、複数の摩擦要素の締結・
解放切換えによる変速制御時、解放要素の作動油圧を独
立に適切に制御し得て、変速ショックを抑え、かつこれ
を解放速度の向上を図りつつ実現することのできる変速
制御装置を提供することを目的とする。
解放切換えによる変速制御時、解放要素の作動油圧を独
立に適切に制御し得て、変速ショックを抑え、かつこれ
を解放速度の向上を図りつつ実現することのできる変速
制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的のため請求項1
記載の本発明変速制御装置は、複数の摩擦要素の締結・
解放切換えにより変速を行う自動変速機において、解放
されることとなった摩擦要素の解放の際、入力トルクを
推測可能な推測情報により該要素の解放に当たりその作
動油圧を伝達トルクが低下しない程度まで低下させるよ
うに制御し、当該低下作動油圧からの解放進行時、前記
推測情報に基づき作動油圧の漸減による解放の傾きまた
は解放油圧幅を設定し該要素の解放を進行制御する解放
要素制御手段を具備してなるものである。また、請求項
2記載の変速制御装置の場合は、制御量としての前記の
作動油圧の低下幅、解放の傾き及び/又は解放油圧幅を
、スロットル開度を用いて設定するようにし、請求項3
記載の変速制御装置の場合は、自動変速機の温度に応じ
温度補正するようにしたものである。
記載の本発明変速制御装置は、複数の摩擦要素の締結・
解放切換えにより変速を行う自動変速機において、解放
されることとなった摩擦要素の解放の際、入力トルクを
推測可能な推測情報により該要素の解放に当たりその作
動油圧を伝達トルクが低下しない程度まで低下させるよ
うに制御し、当該低下作動油圧からの解放進行時、前記
推測情報に基づき作動油圧の漸減による解放の傾きまた
は解放油圧幅を設定し該要素の解放を進行制御する解放
要素制御手段を具備してなるものである。また、請求項
2記載の変速制御装置の場合は、制御量としての前記の
作動油圧の低下幅、解放の傾き及び/又は解放油圧幅を
、スロットル開度を用いて設定するようにし、請求項3
記載の変速制御装置の場合は、自動変速機の温度に応じ
温度補正するようにしたものである。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明では、自動変速機が複数の
摩擦要素の締結・解放切換えにより変速を行うに際し、
解放要素制御手段は解放されることとなった摩擦要素の
解放に当たり入力トルクを推測可能な推測情報により該
要素の作動油圧を伝達トルクが低下しない程度まで一旦
低下させるように制御し、しかして、その低下作動油圧
の状態からは、解放要素手段は更に推測情報に基づき作
動油圧の漸減による解放の傾きまたは解放油圧幅を設定
し該要素の解放を進行制御し解放を実行する。これによ
り、解放要素の作動油圧を独立に最適に制御することが
可能であって、まず、最初に該要素の作動油圧を低下さ
せておくことで解放速度の向上、従って変速時間の短縮
が図れ、しかもその作動油圧の低下は伝達トルクが低下
しない程度までで以後の解放進行中は作動油圧の漸減で
解放を行うことができる結果、必要締結容量付近ではゆ
っくりと解放することができる。それ故、解放を急速に
行った場合での解放のタイミングのばらつきの影響が大
きくなるのを避けられ、変速ショックの悪化も抑えられ
る。また、請求項2記載の発明の場合は、推定情報とし
てスロットル開度を用いて制御量を設定することにより
運転状態に適合させることができまた、請求項3記載の
発明の場合は、温度補正を行うことで温度変化時の油圧
応答性変化の影響を小さくし得て変速ショックの抑制を
より適切なものとすることができる。
摩擦要素の締結・解放切換えにより変速を行うに際し、
解放要素制御手段は解放されることとなった摩擦要素の
解放に当たり入力トルクを推測可能な推測情報により該
要素の作動油圧を伝達トルクが低下しない程度まで一旦
低下させるように制御し、しかして、その低下作動油圧
の状態からは、解放要素手段は更に推測情報に基づき作
動油圧の漸減による解放の傾きまたは解放油圧幅を設定
し該要素の解放を進行制御し解放を実行する。これによ
り、解放要素の作動油圧を独立に最適に制御することが
可能であって、まず、最初に該要素の作動油圧を低下さ
せておくことで解放速度の向上、従って変速時間の短縮
が図れ、しかもその作動油圧の低下は伝達トルクが低下
しない程度までで以後の解放進行中は作動油圧の漸減で
解放を行うことができる結果、必要締結容量付近ではゆ
っくりと解放することができる。それ故、解放を急速に
行った場合での解放のタイミングのばらつきの影響が大
きくなるのを避けられ、変速ショックの悪化も抑えられ
る。また、請求項2記載の発明の場合は、推定情報とし
てスロットル開度を用いて制御量を設定することにより
運転状態に適合させることができまた、請求項3記載の
発明の場合は、温度補正を行うことで温度変化時の油圧
応答性変化の影響を小さくし得て変速ショックの抑制を
より適切なものとすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基き詳細に説
明する。
明する。
【0008】図1は本発明装置により変速制御すること
のできる自動変速機のギヤトレーンの一例で、前記文献
に記載のギヤトレーンからワンウェイクラッチを除去し
たものに相当する。即ち、1は入力軸、2は出力軸で、
これら入出力軸間に同軸に第1遊星歯車組3及び第2遊
星歯車組4を介装する。第1遊星歯車組3は第1サンギ
ヤ3S、第1リングギヤ3R、第1ピニオン3P及び第
1キャリア3Cよりなる単純遊星歯車組とし、第2遊星
歯車組4も第2サンギヤ4S、第2リングギヤ4R、第
2ピニオン4P及び第2キャリア4Cよりなる単純遊星
歯車組とする。
のできる自動変速機のギヤトレーンの一例で、前記文献
に記載のギヤトレーンからワンウェイクラッチを除去し
たものに相当する。即ち、1は入力軸、2は出力軸で、
これら入出力軸間に同軸に第1遊星歯車組3及び第2遊
星歯車組4を介装する。第1遊星歯車組3は第1サンギ
ヤ3S、第1リングギヤ3R、第1ピニオン3P及び第
1キャリア3Cよりなる単純遊星歯車組とし、第2遊星
歯車組4も第2サンギヤ4S、第2リングギヤ4R、第
2ピニオン4P及び第2キャリア4Cよりなる単純遊星
歯車組とする。
【0009】入力軸1はトルクコンバータT/Cを経て
図示せざるエンジンからの回転を入力され、この入力軸
を第2サンギヤ4Sに結着する。入力軸1は更にハイク
ラッチH/Cにより第1キャリア3Cに結合可能にする
と共に、リバースクラッチR/Cにより第1サンギヤ3
Sに結合可能とする。第1サンギヤ3Sは更にバンドブ
レーキB/Bにより固定可能とし、第1キャリア3Cは
更にローリバースブレーキLR/Bにより固定可能にす
ると共にオーバーランクラッチOR/Cにより第2リン
グギヤ4Rに結合可能とする。また、第1リングギヤ3
R及び第2キャリア4Cを相互に駆動結合し、これらを
出力軸2に結合する。かかるギヤトレーンにおいて、摩
擦要素H/C, R/C, B/B, LR/C 及び
OR/Cの締結(○印で示す)、解放(無印)と、選択
変速段との関係を示すと、次表の如くになる。
図示せざるエンジンからの回転を入力され、この入力軸
を第2サンギヤ4Sに結着する。入力軸1は更にハイク
ラッチH/Cにより第1キャリア3Cに結合可能にする
と共に、リバースクラッチR/Cにより第1サンギヤ3
Sに結合可能とする。第1サンギヤ3Sは更にバンドブ
レーキB/Bにより固定可能とし、第1キャリア3Cは
更にローリバースブレーキLR/Bにより固定可能にす
ると共にオーバーランクラッチOR/Cにより第2リン
グギヤ4Rに結合可能とする。また、第1リングギヤ3
R及び第2キャリア4Cを相互に駆動結合し、これらを
出力軸2に結合する。かかるギヤトレーンにおいて、摩
擦要素H/C, R/C, B/B, LR/C 及び
OR/Cの締結(○印で示す)、解放(無印)と、選択
変速段との関係を示すと、次表の如くになる。
【0010】
表 1┌──
───┬───────────────────┐│
│ 要 素
││
変速段 ├───┬───┬───┬───┬──
─┤│ │OR/C │ B/B
│ H/C │LR/B │ R/C │├
─┬───┼───┼───┼───┼───┼───
┤│ │第1速│ ○ │ │
│ ○ │ ││前├───┼─
──┼───┼───┼───┼───┤│ │第2
速│ ○ │ ○ │ │
│ ││ ├───┼───┼───
┼───┼───┼───┤│ │第3速│ ○
│ │ ○ │ │
││進├───┼───┼───┼───┼──
─┼───┤│ │第4速│ │ ○
│ ○ │ │ │├─┴
───┼───┼───┼───┼───┼───┤│
後 退 │ │ │
│ ○ │ ○ │└─────┴─
──┴───┴───┴───┴───┘
───┬───────────────────┐│
│ 要 素
││
変速段 ├───┬───┬───┬───┬──
─┤│ │OR/C │ B/B
│ H/C │LR/B │ R/C │├
─┬───┼───┼───┼───┼───┼───
┤│ │第1速│ ○ │ │
│ ○ │ ││前├───┼─
──┼───┼───┼───┼───┤│ │第2
速│ ○ │ ○ │ │
│ ││ ├───┼───┼───
┼───┼───┼───┤│ │第3速│ ○
│ │ ○ │ │
││進├───┼───┼───┼───┼──
─┼───┤│ │第4速│ │ ○
│ ○ │ │ │├─┴
───┼───┼───┼───┼───┼───┤│
後 退 │ │ │
│ ○ │ ○ │└─────┴─
──┴───┴───┴───┴───┘
【0011】
次に、上記ギヤトレーンの変速制御を2→3変速につき
説明するに、この変速は上記表1から明らかなようにバ
ンドブレーキ B/Bを解放し、ハイクラッチH/Cを
締結することで達成される。よって以下では、 B/B
を解放要素、H/Cを締結要素と呼ぶ。
次に、上記ギヤトレーンの変速制御を2→3変速につき
説明するに、この変速は上記表1から明らかなようにバ
ンドブレーキ B/Bを解放し、ハイクラッチH/Cを
締結することで達成される。よって以下では、 B/B
を解放要素、H/Cを締結要素と呼ぶ。
【0012】本発明に従う変速制御では、変速前に解放
側摩擦要素の作動油圧は、入力トルクを推測できる情報
により伝達トルクが低下しない程度、より詳しくは該要
素についての必要締結容量より所定量大きな容量に相当
する油圧まで低下させ、変速中は、上記の入力トルクを
推測できる情報により解放傾き(解放油圧の低下変化の
程度)または解放油圧幅を決定し解放を行う。上記情報
については、これをスロットル開度、タ−ビントルク、
吸入空気量、エンジン出力トルク、出力軸トルク、車速
のいずれか一、またはそれらの組合せとすることができ
る。また、好ましくは、上記伝達トルクが低下しない程
度まで油圧を低下させる時に、かかる低下制御を持続さ
せておくべき変速制御時間について、作動油温それ自体
を検出して得た温度(ATF 油温)か、もしくは自動
変速機内温度(AT内温度)により該制御時間を補正す
るようになす。好ましくは、該制御に続く上述の解放傾
きまたは解放油圧幅を決定しての解放の制御の場合、同
様にそのときの制御時間につきこれを作動油温または自
動変速機内温度により補正する。こうした温度補正は、
制御時間の他、解放傾き等についても適用することがで
きる。
側摩擦要素の作動油圧は、入力トルクを推測できる情報
により伝達トルクが低下しない程度、より詳しくは該要
素についての必要締結容量より所定量大きな容量に相当
する油圧まで低下させ、変速中は、上記の入力トルクを
推測できる情報により解放傾き(解放油圧の低下変化の
程度)または解放油圧幅を決定し解放を行う。上記情報
については、これをスロットル開度、タ−ビントルク、
吸入空気量、エンジン出力トルク、出力軸トルク、車速
のいずれか一、またはそれらの組合せとすることができ
る。また、好ましくは、上記伝達トルクが低下しない程
度まで油圧を低下させる時に、かかる低下制御を持続さ
せておくべき変速制御時間について、作動油温それ自体
を検出して得た温度(ATF 油温)か、もしくは自動
変速機内温度(AT内温度)により該制御時間を補正す
るようになす。好ましくは、該制御に続く上述の解放傾
きまたは解放油圧幅を決定しての解放の制御の場合、同
様にそのときの制御時間につきこれを作動油温または自
動変速機内温度により補正する。こうした温度補正は、
制御時間の他、解放傾き等についても適用することがで
きる。
【0013】図2は当該変速制御に当り計測しておくべ
き信号の計測処理の一例を示し、一定時間△t(例えば
10m sec )毎の定時割込みにより実行する。先
ずステップ21では図1に夫々示すエンジン回転 Ne
、タービン回転 Nt (変速機入力回転)、変速機
出力回転 No を計測すると共に、エンジン(図示せ
ず)のスロットル開度TVO 、ATF 油温即ち自動
変速機の作動油温度TempA を計測する。次のステ
ップ22,23 では夫々変速機のギヤ比 gr =
Nt /No 、及びトルクコンバータ回転比e=N
t /Ne を演算し、その後ステップ24でトルクコ
ンバータ性能データを基に回転比eに対応したトルク比
t(e) 及びトルク容量係数τ(e) をルックアッ
プすると共にこれらと Ne 2 の乗算によりタービ
ントルク(変速機入力トルク) Tt = t(e)×
τ(e) × Ne 2 を演算する。
き信号の計測処理の一例を示し、一定時間△t(例えば
10m sec )毎の定時割込みにより実行する。先
ずステップ21では図1に夫々示すエンジン回転 Ne
、タービン回転 Nt (変速機入力回転)、変速機
出力回転 No を計測すると共に、エンジン(図示せ
ず)のスロットル開度TVO 、ATF 油温即ち自動
変速機の作動油温度TempA を計測する。次のステ
ップ22,23 では夫々変速機のギヤ比 gr =
Nt /No 、及びトルクコンバータ回転比e=N
t /Ne を演算し、その後ステップ24でトルクコ
ンバータ性能データを基に回転比eに対応したトルク比
t(e) 及びトルク容量係数τ(e) をルックアッ
プすると共にこれらと Ne 2 の乗算によりタービ
ントルク(変速機入力トルク) Tt = t(e)×
τ(e) × Ne 2 を演算する。
【0014】図3は後述の如く演算した解放要素B/B
の油圧 PL及び締結要素H/Cの油圧PM をステ
ップ31で出力する制御信号出力プログラムを示し、一
定時間△t毎の定時割込みにより実行する。
の油圧 PL及び締結要素H/Cの油圧PM をステ
ップ31で出力する制御信号出力プログラムを示し、一
定時間△t毎の定時割込みにより実行する。
【0015】図4は上記油圧 PL ,PM を決定す
る変速制御プログラムで、これも一定時間△t毎の定時
割込みにより処理する。ステップ41では、スロットル
開度TVO 及び変速機出力回転 NO (車速) か
ら予めメモリしておく変速パターンを基に好適変速段を
求め、この好適変速段と現在の選択変速段とを比較して
変速を行うべきか否か、また変速を行うべきならいかな
る変速かを判断する。次のステップ42では、変速の種
類に応じて解放すべき摩擦要素(本例ではバンドブレー
キB/B )の油圧を低下させ、締結すべき摩擦要素(
本例ではハイクラッチH/C)の油圧を上昇させること
により当該変速(2→3変速)を進行させるが、この際
両者の油圧を図5〜図7の制御プログラムにより逐次図
10の如くに制御する。 即ち、ステップ42で変速制御を実行するが、この処理
は第1のファンクションと、第2のファンクションと、
第3のファンクションからなる。第1のファンクション
は、解放要素側についての変速開始時からの解放速度の
向上を狙った油圧制御、及び締結要素側のプリ棚圧制御
を実行し、図5の制御プログラムに従って行われる。ま
た、第2のファンクションは、主として解放要素側につ
いての締結容量付近での比較的ゆっくりした解放の進行
制御を実行し、図6の制御プログラムに従って行われる
。更に、第3のファンクションは、主として締結要素側
の棚圧制御と変速終了判断についての制御を実行するも
ので、図7の制御プログラムに従って行われる。いずれ
の対応期間(図10中(1)のt1〜t2間,(2)の
t2〜t3間,(3)のt3〜t4間)においても、本
例では制御モ−ドはオ−プン制御である。
る変速制御プログラムで、これも一定時間△t毎の定時
割込みにより処理する。ステップ41では、スロットル
開度TVO 及び変速機出力回転 NO (車速) か
ら予めメモリしておく変速パターンを基に好適変速段を
求め、この好適変速段と現在の選択変速段とを比較して
変速を行うべきか否か、また変速を行うべきならいかな
る変速かを判断する。次のステップ42では、変速の種
類に応じて解放すべき摩擦要素(本例ではバンドブレー
キB/B )の油圧を低下させ、締結すべき摩擦要素(
本例ではハイクラッチH/C)の油圧を上昇させること
により当該変速(2→3変速)を進行させるが、この際
両者の油圧を図5〜図7の制御プログラムにより逐次図
10の如くに制御する。 即ち、ステップ42で変速制御を実行するが、この処理
は第1のファンクションと、第2のファンクションと、
第3のファンクションからなる。第1のファンクション
は、解放要素側についての変速開始時からの解放速度の
向上を狙った油圧制御、及び締結要素側のプリ棚圧制御
を実行し、図5の制御プログラムに従って行われる。ま
た、第2のファンクションは、主として解放要素側につ
いての締結容量付近での比較的ゆっくりした解放の進行
制御を実行し、図6の制御プログラムに従って行われる
。更に、第3のファンクションは、主として締結要素側
の棚圧制御と変速終了判断についての制御を実行するも
ので、図7の制御プログラムに従って行われる。いずれ
の対応期間(図10中(1)のt1〜t2間,(2)の
t2〜t3間,(3)のt3〜t4間)においても、本
例では制御モ−ドはオ−プン制御である。
【0016】図5中ステップ101 はフラグFLAG
1 チェック、ステップ102 は今回ル−プ1回目か
のチェックであり、今回が前記変速判断処理( ステッ
プ41) で変速を行うべきと判断された後の最初のル
− プなら、ステップ101 →ステップ102 で1
回目と判断され、この時( 換言すれば図10中の変速
指令瞬時t1)に1回だけステップ103 〜ステップ
105 を実行する。ステップ103 では制御カウン
タC 及びフラグFLAG1 をリセットする。
1 チェック、ステップ102 は今回ル−プ1回目か
のチェックであり、今回が前記変速判断処理( ステッ
プ41) で変速を行うべきと判断された後の最初のル
− プなら、ステップ101 →ステップ102 で1
回目と判断され、この時( 換言すれば図10中の変速
指令瞬時t1)に1回だけステップ103 〜ステップ
105 を実行する。ステップ103 では制御カウン
タC 及びフラグFLAG1 をリセットする。
【0017】次にステップ104 , ステップ105
で、当該時点でのスロットル開度TVO に応じたタ
イマ値T1(TVO) 、ATF 油温TempA に
応じた温度補正値K1(Temp A ) を読込むと
共に、これらをTi0 (基本値)×K ATF (乗
算補正係数)なる補正式に適用するため夫々Ti0 、
K ATF として本プログラムでの制御時間を規定す
る処理終了タイマTi1 を、 Ti1=Ti0 ×K ATF により、算出、設定する。こうして、この補正後のタイ
マTi1 値は、本例ではスロットル開度とATF 油
温に応じたもの(即ち、Ti1(TVO,Temp A
) )として読み込まれ、図10に例示する如き(1)
の期間における終了条件を設定し、具体的には後述のス
テップ108での判別値として適用されることとなる。
で、当該時点でのスロットル開度TVO に応じたタ
イマ値T1(TVO) 、ATF 油温TempA に
応じた温度補正値K1(Temp A ) を読込むと
共に、これらをTi0 (基本値)×K ATF (乗
算補正係数)なる補正式に適用するため夫々Ti0 、
K ATF として本プログラムでの制御時間を規定す
る処理終了タイマTi1 を、 Ti1=Ti0 ×K ATF により、算出、設定する。こうして、この補正後のタイ
マTi1 値は、本例ではスロットル開度とATF 油
温に応じたもの(即ち、Ti1(TVO,Temp A
) )として読み込まれ、図10に例示する如き(1)
の期間における終了条件を設定し、具体的には後述のス
テップ108での判別値として適用されることとなる。
【0018】上記タイマ値T1(TVO) 、温度補正
値K1(Temp A ) は、夫々例えば図8及び図
9に示すテ−ブルから求めるものとする。図8に示すよ
うに、終了条件を設定する制御時間値はスロットル開度
TVO に応じ開度が小さければ大なる値を、開度が大
きければ小なる値をとるように設定されている。また、
図9に示すように、ATF 温度補正用の値は、ATF
油温TempA に応じて高温(例えば80度以上)
では値1.0であるが、低温になる程ど値1.0より大
きな値をとるよう図示の如き特性に設定されている。こ
うして、これらから本プログラムでの制御時間を規定す
る処理終了タイマTi1 値を決定する。ここで、タイ
マ値の決定について、上述のようにしてスロットル開度
TVO で決めるのはフィ−リングを考慮したものであ
り、またATF 油温TempA で決めるのは、低温
における油圧応答性の低下補償を行うことからである。 前記文献記載のものでは、ハ−ドによる制約で掛け替え
変速時の解放要素側の解放油圧が締結要素側油圧の背圧
を利用した構成となっていたために、ATF 油温によ
る粘性変化に対応する解放側油圧の最適化も図りにくく
変速ショックがATF 油温で左右される場合があるが
、本例ではATF油温変化時の油圧応答性変化に対応し
た解放制御も容易に行え、温度変化時(低温時)でも変
速ショックが悪化するのを避けられる。このようにして
ATF油温よって解放側摩擦要素油圧の制御時間の適切
な補正がなせれることになる。補正は、この他解放傾き
、締結油圧でも行え、同様の効果が得られる。なお、本
例では、各別のテ−ブルを用いる場合であるが、他の例
としてスロットル開度とATF 油温に応じた2次元マ
ップからタイマTi1(TVO,Temp A) 値を
求めるようにしてもよい。この点については、図6のプ
ログラムで適用される制御量、例えば制御時間としての
Ti2 値や、あるいはRAMP1 値、Pres2
値も同様であり、2次元マップからTi2(TVO,T
emp A) 、RAMP1(TVO,Temp A)
、Pres2(TVO,Temp A) を求めるよ
うにしてもよい。
値K1(Temp A ) は、夫々例えば図8及び図
9に示すテ−ブルから求めるものとする。図8に示すよ
うに、終了条件を設定する制御時間値はスロットル開度
TVO に応じ開度が小さければ大なる値を、開度が大
きければ小なる値をとるように設定されている。また、
図9に示すように、ATF 温度補正用の値は、ATF
油温TempA に応じて高温(例えば80度以上)
では値1.0であるが、低温になる程ど値1.0より大
きな値をとるよう図示の如き特性に設定されている。こ
うして、これらから本プログラムでの制御時間を規定す
る処理終了タイマTi1 値を決定する。ここで、タイ
マ値の決定について、上述のようにしてスロットル開度
TVO で決めるのはフィ−リングを考慮したものであ
り、またATF 油温TempA で決めるのは、低温
における油圧応答性の低下補償を行うことからである。 前記文献記載のものでは、ハ−ドによる制約で掛け替え
変速時の解放要素側の解放油圧が締結要素側油圧の背圧
を利用した構成となっていたために、ATF 油温によ
る粘性変化に対応する解放側油圧の最適化も図りにくく
変速ショックがATF 油温で左右される場合があるが
、本例ではATF油温変化時の油圧応答性変化に対応し
た解放制御も容易に行え、温度変化時(低温時)でも変
速ショックが悪化するのを避けられる。このようにして
ATF油温よって解放側摩擦要素油圧の制御時間の適切
な補正がなせれることになる。補正は、この他解放傾き
、締結油圧でも行え、同様の効果が得られる。なお、本
例では、各別のテ−ブルを用いる場合であるが、他の例
としてスロットル開度とATF 油温に応じた2次元マ
ップからタイマTi1(TVO,Temp A) 値を
求めるようにしてもよい。この点については、図6のプ
ログラムで適用される制御量、例えば制御時間としての
Ti2 値や、あるいはRAMP1 値、Pres2
値も同様であり、2次元マップからTi2(TVO,T
emp A) 、RAMP1(TVO,Temp A)
、Pres2(TVO,Temp A) を求めるよ
うにしてもよい。
【0019】図5において、2回目以後(図10中瞬時
t1以後)は、図5中ステップ106 が選択されるよ
うになり、このステップ実行毎、カウンタCをカウント
アップし、ステップ107 で解放要素油圧 PL、締
結要素油圧 PH を制御する。即ち、解放要素B/B
の必要油圧 POP及び締結要素H/Cのプリ棚圧
Pprを夫々演算する。油圧POPの演算に当っては、
解放要素B/B の摩擦係数をμ、バンドブレーキの接
触角をθ、摩擦面積をA、ブレーキドラム半径をRとす
る時1/A×R×(F−1)(但しFはeのμθ乗の値
をとるファクタ)で表される係数kh を先ず求め、こ
れと、解放要素B/B のトルク分担率 Tb と、タ
ービントルク Tt とから解放要素B/B の必要油
圧 POPを POP= Tt × Tb /kh
により演算する。また、締結要素H/Cのプリ棚圧 P
prの演算に当っては、このプリ棚圧が当該要素のロス
ストロークを詰めておくためのものであることから、リ
ターンスプリング力相当の圧力をプリ棚圧 Ppr
とする。従って、この圧力 Pprで要素H/Cが締結
されることはない。そして、上記のように求めた PO
Pに対し所定値αを加えた POP+αを解放要素B/
B の油圧 PL にセットし、 Pprを締結要素H
/Cの油圧PH にセットする。
t1以後)は、図5中ステップ106 が選択されるよ
うになり、このステップ実行毎、カウンタCをカウント
アップし、ステップ107 で解放要素油圧 PL、締
結要素油圧 PH を制御する。即ち、解放要素B/B
の必要油圧 POP及び締結要素H/Cのプリ棚圧
Pprを夫々演算する。油圧POPの演算に当っては、
解放要素B/B の摩擦係数をμ、バンドブレーキの接
触角をθ、摩擦面積をA、ブレーキドラム半径をRとす
る時1/A×R×(F−1)(但しFはeのμθ乗の値
をとるファクタ)で表される係数kh を先ず求め、こ
れと、解放要素B/B のトルク分担率 Tb と、タ
ービントルク Tt とから解放要素B/B の必要油
圧 POPを POP= Tt × Tb /kh
により演算する。また、締結要素H/Cのプリ棚圧 P
prの演算に当っては、このプリ棚圧が当該要素のロス
ストロークを詰めておくためのものであることから、リ
ターンスプリング力相当の圧力をプリ棚圧 Ppr
とする。従って、この圧力 Pprで要素H/Cが締結
されることはない。そして、上記のように求めた PO
Pに対し所定値αを加えた POP+αを解放要素B/
B の油圧 PL にセットし、 Pprを締結要素H
/Cの油圧PH にセットする。
【0020】こうして解放要素油圧 PL を求め、解
放要素油圧 PL を図10に示す如く低下させる。カ
ウンタCが処理終了タイマTi1 (終了条件タイマ)
となる瞬時t2迄は、ステップ106,107,108
を通るループの繰返しにより解放要素油圧 PL が
上記のPOP+αに制御され、締結要素油圧 PH は
プリ棚 Pprのままに保たれる。ここで、上記αは、
油圧 PLを図10に示す如く、解放要素の必要締結容
量よりやや大きい油圧値まで低下させるためのものであ
る。こうすることにより、変速開始から油圧を下げてお
くことで解放速度向上ができ、かつ必要締結容量付近は
ゆっくり解放することができることになる。つまり、変
速ショックを抑え、かつこれを解放速度の向上を図りつ
つ実現することが容易にできることになるのである。こ
れは、以下に着目している。摩擦要素の解放速度は締結
に比べて速い。この特性を利用し、掛け替え変速では、
解放側となる摩擦要素油圧を制御する。ここで、締結側
摩擦要素の締結を優先し、また締結油圧応答性はハード
固有のものであることから予め運転条件毎の特性を取得
しておくことにより解放側摩擦要素解放のタイミングが
推測できる。この時、解放を急速に行うとタイミングば
らつきの影響が大きいが、必要結合容量付近のみゆっく
りと解放することによりばらつきの許容と変速ショック
の悪化を抑えることができる。
放要素油圧 PL を図10に示す如く低下させる。カ
ウンタCが処理終了タイマTi1 (終了条件タイマ)
となる瞬時t2迄は、ステップ106,107,108
を通るループの繰返しにより解放要素油圧 PL が
上記のPOP+αに制御され、締結要素油圧 PH は
プリ棚 Pprのままに保たれる。ここで、上記αは、
油圧 PLを図10に示す如く、解放要素の必要締結容
量よりやや大きい油圧値まで低下させるためのものであ
る。こうすることにより、変速開始から油圧を下げてお
くことで解放速度向上ができ、かつ必要締結容量付近は
ゆっくり解放することができることになる。つまり、変
速ショックを抑え、かつこれを解放速度の向上を図りつ
つ実現することが容易にできることになるのである。こ
れは、以下に着目している。摩擦要素の解放速度は締結
に比べて速い。この特性を利用し、掛け替え変速では、
解放側となる摩擦要素油圧を制御する。ここで、締結側
摩擦要素の締結を優先し、また締結油圧応答性はハード
固有のものであることから予め運転条件毎の特性を取得
しておくことにより解放側摩擦要素解放のタイミングが
推測できる。この時、解放を急速に行うとタイミングば
らつきの影響が大きいが、必要結合容量付近のみゆっく
りと解放することによりばらつきの許容と変速ショック
の悪化を抑えることができる。
【0021】かくしてステップ107 の継続実行によ
り油圧PL は必要締結油圧近傍まで低下させめられた
後、その状態が保持される。なお、締結側、解放側の摩
擦要素を独立に制御を行う特開昭61−241558号
公報記載のものでは、アップシフトにおいて解放側の摩
擦要素制御をイナーシャファーズ中に行っているのに対
し、本制御では既述の通り変速開始からPL をPOP
+αまで下げておくことにより解放速度の向上を図れる
のであり、しかも、それに続く下記図6の制御と相俟っ
て、解放側摩擦要素は必要締結容量付近の油圧を、掛け
替えが行われるところでゆっくり解放することでばらつ
きの許容を広くし、変速ショックの悪化を良好に抑えて
いるのである。
り油圧PL は必要締結油圧近傍まで低下させめられた
後、その状態が保持される。なお、締結側、解放側の摩
擦要素を独立に制御を行う特開昭61−241558号
公報記載のものでは、アップシフトにおいて解放側の摩
擦要素制御をイナーシャファーズ中に行っているのに対
し、本制御では既述の通り変速開始からPL をPOP
+αまで下げておくことにより解放速度の向上を図れる
のであり、しかも、それに続く下記図6の制御と相俟っ
て、解放側摩擦要素は必要締結容量付近の油圧を、掛け
替えが行われるところでゆっくり解放することでばらつ
きの許容を広くし、変速ショックの悪化を良好に抑えて
いるのである。
【0022】前記カウンタCの値が処理終了タイマTi
1 値となったとステップ108 が判断した時 (
瞬時t2) 、このステップはステップ109 を1度
選択し、以後FLAG1 によりステップ101 がス
テップ102 以降をスキップし、上述の制御は終了す
る。
1 値となったとステップ108 が判断した時 (
瞬時t2) 、このステップはステップ109 を1度
選択し、以後FLAG1 によりステップ101 がス
テップ102 以降をスキップし、上述の制御は終了す
る。
【0023】これに続いて図10中(2) の期間でな
される制御は図6に示す如きもので、ステップ201,
202は前記図5の対応ステップに準じたものであり
、処理1回目はステップ203 〜207 が1度実行
される。ステップ203 では制御カウンタC及びフラ
グFLAG2 をリセットする。ステップ204 〜2
07 では、前述したのと同様の手法で本プログラムで
の制御時間を限定する処理終了タイマTi2 (終了条
件タイマ) の決定に加えて、他の制御量の読込み、算
出等を行う。即ち、当該時点でのスロットル開度TVO
に応じたタイマ値T2(TVO )、ATF 温度補
正値K12 (TempA ) をテーブル検索で読み
、前記と同様にしてタイマTi2を、 Ti2=Ti0×KATF で設定する (ステップ204, 205) 。
される制御は図6に示す如きもので、ステップ201,
202は前記図5の対応ステップに準じたものであり
、処理1回目はステップ203 〜207 が1度実行
される。ステップ203 では制御カウンタC及びフラ
グFLAG2 をリセットする。ステップ204 〜2
07 では、前述したのと同様の手法で本プログラムで
の制御時間を限定する処理終了タイマTi2 (終了条
件タイマ) の決定に加えて、他の制御量の読込み、算
出等を行う。即ち、当該時点でのスロットル開度TVO
に応じたタイマ値T2(TVO )、ATF 温度補
正値K12 (TempA ) をテーブル検索で読み
、前記と同様にしてタイマTi2を、 Ti2=Ti0×KATF で設定する (ステップ204, 205) 。
【0024】また、図10に示す如き解放要素の漸減制
御のためのランプ値を算出、設定するために、夫々その
ためのスロットル開度TVO ,ATF 油温Temp
A に応じた解放傾き値R(TVO )、温度補正値K
2(TempA ) を読込み、かつ夫々を補正式に適
用すべく、RAMP( 基本値) 、KATF (乗
算補正係数) とし、温度補正された解放傾きRAMP
1 を、 RAMP1 =RAMP×KATF で得る(ステップ204, 206) 。更に、同様の
手順で、締結側要素のための締結棚圧Pres2を、読
込み締結棚圧値Pc (TVO) 、読込みATF 温
度補正値K3(TempA ) 、補正式Pres0×
KATF を用い Pres2=Pres0×KATF で設定する (ステップ204, 207) 。また、
後述のステップ210 で用いる処理終了ギヤ比grU
P も読む。
御のためのランプ値を算出、設定するために、夫々その
ためのスロットル開度TVO ,ATF 油温Temp
A に応じた解放傾き値R(TVO )、温度補正値K
2(TempA ) を読込み、かつ夫々を補正式に適
用すべく、RAMP( 基本値) 、KATF (乗
算補正係数) とし、温度補正された解放傾きRAMP
1 を、 RAMP1 =RAMP×KATF で得る(ステップ204, 206) 。更に、同様の
手順で、締結側要素のための締結棚圧Pres2を、読
込み締結棚圧値Pc (TVO) 、読込みATF 温
度補正値K3(TempA ) 、補正式Pres0×
KATF を用い Pres2=Pres0×KATF で設定する (ステップ204, 207) 。また、
後述のステップ210 で用いる処理終了ギヤ比grU
P も読む。
【0025】2回以降は、ステップ208 でカウンタ
Cのカウントアップを行い、ステップ209 で締結棚
圧Pres2を締結要素油圧PH として指令し棚圧制
御する一方、解放要素油圧PL を、 PL =PL −RAMP1 ×C により読込んだ解放傾きRAMP1 ずつ解放していく
制御を実行する。これにより、図10の如く油圧PL
は漸減され、既述した如くの必要締結容量付近ではゆっ
くり解放することができる。なお、解放傾きは、スロッ
トル開度TVO 、タービン・エンジントルク、吸入空
気量、出力軸トルクにより決定するようにしてもよい。 タイマと図10に例示する如き解放油圧幅を決定し解放
を進めることもできる。
Cのカウントアップを行い、ステップ209 で締結棚
圧Pres2を締結要素油圧PH として指令し棚圧制
御する一方、解放要素油圧PL を、 PL =PL −RAMP1 ×C により読込んだ解放傾きRAMP1 ずつ解放していく
制御を実行する。これにより、図10の如く油圧PL
は漸減され、既述した如くの必要締結容量付近ではゆっ
くり解放することができる。なお、解放傾きは、スロッ
トル開度TVO 、タービン・エンジントルク、吸入空
気量、出力軸トルクにより決定するようにしてもよい。 タイマと図10に例示する如き解放油圧幅を決定し解放
を進めることもできる。
【0026】かかる期間での制御は、制御時間経過判断
(ステップ211)、またはギヤ比判断(ステップ2
10)で行い、ステップ212 で解放要素油圧PL
を0にし、解放要素B/Bを解放させる。また、ステッ
プ210 でタイマ終了前にギヤ比gr が処理終了ギ
ヤ比grUP よりも小さくなった時も0指令をなす
(ステップ212)。このステップはなくてもよいがか
かるチェックを併用すれば、変速が早く進行したような
場合、タイムアップまで待たなくて済み、その分変速時
間の短縮が可能である。ステップ213 でFLAG=
1となった後はステップ201 がステップ202 以
降をスキップし、制御は次に移行する。
(ステップ211)、またはギヤ比判断(ステップ2
10)で行い、ステップ212 で解放要素油圧PL
を0にし、解放要素B/Bを解放させる。また、ステッ
プ210 でタイマ終了前にギヤ比gr が処理終了ギ
ヤ比grUP よりも小さくなった時も0指令をなす
(ステップ212)。このステップはなくてもよいがか
かるチェックを併用すれば、変速が早く進行したような
場合、タイムアップまで待たなくて済み、その分変速時
間の短縮が可能である。ステップ213 でFLAG=
1となった後はステップ201 がステップ202 以
降をスキップし、制御は次に移行する。
【0027】図10において瞬時t3 以後の処理は図
7の如きもので、ステップ301, 302で前述した
のと同様のチェックをし、1回目は制御カウンタC及び
フラグFLAG3 のリセット、タイマT3 値(TV
O )及び変速終了判断ギヤ比grLOW の読込み、
T3 値の処理終了タイマTi3へのセットを夫々ステ
ップ303 〜305 で実行する。2回目以降は、ス
テップ306 でカウントアップ処理をし、しかしてス
テップ307 でギヤ比grがgrLOW より小とな
るか、またはステップ308 でカウンタCがタイマT
i3値となったとき、締結要素油圧PH を最高値Pm
ax にして締結要素を完全に締結させ、またステップ
310 でFLAG3 =1とし、変速制御を終了する
7の如きもので、ステップ301, 302で前述した
のと同様のチェックをし、1回目は制御カウンタC及び
フラグFLAG3 のリセット、タイマT3 値(TV
O )及び変速終了判断ギヤ比grLOW の読込み、
T3 値の処理終了タイマTi3へのセットを夫々ステ
ップ303 〜305 で実行する。2回目以降は、ス
テップ306 でカウントアップ処理をし、しかしてス
テップ307 でギヤ比grがgrLOW より小とな
るか、またはステップ308 でカウンタCがタイマT
i3値となったとき、締結要素油圧PH を最高値Pm
ax にして締結要素を完全に締結させ、またステップ
310 でFLAG3 =1とし、変速制御を終了する
【0028】なお、解放要素油圧PL を変速開始の際
低下させる場合の制御油圧値は、上記例に限らず、伝達
トルクが低下しなければスロットル開度によるマップで
も、エンジン・トルクコンバータマップからの計算値で
もよい。
低下させる場合の制御油圧値は、上記例に限らず、伝達
トルクが低下しなければスロットル開度によるマップで
も、エンジン・トルクコンバータマップからの計算値で
もよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、解放要素
の解放に当り入力トルクを推測可能な推測情報によりそ
の作動油圧を伝達トルクが低下しない程度まで低下させ
、その低下作動油圧の状態から該推測情報に基づき解放
の傾きまたは解放油圧幅を設定して解放を進行制御する
ことができるものであるから、解放要素油圧を独立に適
切に制御することができ、変速ショックを抑えることが
できる。また、これを解放速度の向上を図りつつ達成す
ることが容易である。請求項2によれば、より運転状態
に適合するものとし得、また請求項3では、温度変化時
にでも油圧応答性の影響を小さくし変速ショックの制御
の向上を図ることができる。
の解放に当り入力トルクを推測可能な推測情報によりそ
の作動油圧を伝達トルクが低下しない程度まで低下させ
、その低下作動油圧の状態から該推測情報に基づき解放
の傾きまたは解放油圧幅を設定して解放を進行制御する
ことができるものであるから、解放要素油圧を独立に適
切に制御することができ、変速ショックを抑えることが
できる。また、これを解放速度の向上を図りつつ達成す
ることが容易である。請求項2によれば、より運転状態
に適合するものとし得、また請求項3では、温度変化時
にでも油圧応答性の影響を小さくし変速ショックの制御
の向上を図ることができる。
【図1】本発明装置により変速制御すべき自動変速機の
ギヤトレーン図である。
ギヤトレーン図である。
【図2】本発明装置の一実施例を示す制御プログラムに
して、信号計測処理プログラムのフローチヤートである
。
して、信号計測処理プログラムのフローチヤートである
。
【図3】同じく、制御信号出力処理のためのプログラム
フローチヤートである。
フローチヤートである。
【図4】同じく、変速判断、及び変速制御のためのプロ
グラムフローチヤートである。
グラムフローチヤートである。
【図5】図4の変速制御処理の第1ファクションの内容
を示す制御プログラムの一例のフローチヤートである。
を示す制御プログラムの一例のフローチヤートである。
【図6】同第2ファンクションに係るフローチヤートで
ある。
ある。
【図7】同第3ファンクションに係るフローチヤートで
ある。
ある。
【図8】制御時間設定用テーブルを示す図である。
【図9】温度補正用テーブルを示す図である。
【図10】同例の変速動作タイムチャートである。
1 入力軸
2 出力軸
3 第1遊星歯車組
4 第2遊星歯車組
T/C トルクコンバータ
LR/B ローリバースブレーキ
B/B バンドブレーキ
H/C ハイクラッチ
OR/C オーバーランクラッチ
R/C リバースクラッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の摩擦要素の締結・解放切換えに
より変速を行う自動変速機において、解放されることと
なった摩擦要素の解放の際、入力トルクを推測可能な推
測情報により該要素の解放に当たりその作動油圧を伝達
トルクが低下しない程度まで低下させるように制御し、
当該低下作動油圧からの解放進行時、前記推測情報に基
づき作動油圧の漸減による解放の傾きまたは解放油圧幅
を設定し該要素の解放を進行制御する解放要素制御手段
を具備してなることを特徴とする自動変速機の変速制御
装置。 - 【請求項2】 請求項1において、制御量としての前
記の作動油圧の低下幅、解放の傾き及び/又は解放油圧
幅を、スロットル開度を用いて設定することを特徴とす
る自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項3】 作動油圧の低下制御時間、解放の傾き
または解放油圧幅の一以上に対し、自動変速機の温度に
応じた温度情報により補正をすることを特徴とする請求
項1または請求項2記載の自動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3023905A JPH04244663A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3023905A JPH04244663A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04244663A true JPH04244663A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=12123485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3023905A Pending JPH04244663A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04244663A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007119549A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-25 | Aisin Aw Co., Ltd. | 自動変速機の油圧制御装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5586946A (en) * | 1978-12-22 | 1980-07-01 | Toyota Motor Corp | Hydraulic controller of automatic transmission gear |
| JPS6136547A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-21 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の油圧制御装置 |
| JPH03282049A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-12 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP3023905A patent/JPH04244663A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5586946A (en) * | 1978-12-22 | 1980-07-01 | Toyota Motor Corp | Hydraulic controller of automatic transmission gear |
| JPS6136547A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-21 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の油圧制御装置 |
| JPH03282049A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-12 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007119549A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-25 | Aisin Aw Co., Ltd. | 自動変速機の油圧制御装置 |
| US7841455B2 (en) | 2006-03-31 | 2010-11-30 | Aisin Aw Co., Ltd. | Hydraulic control system for automatic transmission |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8529405B2 (en) | Ratio shift control system and method for a multiple-ratio automatic transmission | |
| US6253140B1 (en) | Engagement control logic for an automatic transmission clutch with adaptive engagement feel | |
| US6385520B1 (en) | Control strategy and method for independently controlling friction element actuators for an automatic transmission | |
| EP2228563B1 (en) | Control apparatus for automatic transmission | |
| US20050060077A1 (en) | Coasting downshift control for automatic transmissions | |
| US5964675A (en) | Gear ratio shift control system for automatic vehicle transmission | |
| JPH04347050A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JPH01203744A (ja) | 自動変速機のライン圧制御装置 | |
| JP3348617B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP2000266173A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JPH0392666A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| CN100561018C (zh) | 自动变速器的控制设备 | |
| JP3374165B2 (ja) | 自動変速機の変速油圧制御装置 | |
| US6261204B1 (en) | Method for adaptation of pressure of an overlapping upshifting | |
| JP3374166B2 (ja) | 自動変速機の学習制御装置 | |
| JP3128921B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP2910384B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP2616600B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JPS6367450A (ja) | 自動変速機の制御方法 | |
| JPH07139382A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JPH1122814A (ja) | 自動変速機の変速過渡制御装置 | |
| JP2998508B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP3267127B2 (ja) | パワートレーンの変速ショック軽減用総合制御装置 | |
| JPH0297763A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JPS6323054A (ja) | 自動変速機の制御装置 |