JPH04246352A - 人工肛門用具の凸状インサート - Google Patents

人工肛門用具の凸状インサート

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JPH04246352A
JPH04246352A JP3256424A JP25642491A JPH04246352A JP H04246352 A JPH04246352 A JP H04246352A JP 3256424 A JP3256424 A JP 3256424A JP 25642491 A JP25642491 A JP 25642491A JP H04246352 A JPH04246352 A JP H04246352A
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circumference
rib
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Bristol Myers Squibb Co
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    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices ; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Colostomy devices
    • A61F5/445Colostomy, ileostomy or urethrostomy devices
    • A61F5/448Means for attaching bag to seal ring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices ; Anti-rape devices
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工肛門用具に係り、
特に、ツーピースタイプの人工肛門用具の粘着性フェイ
スプレートとともに使用して、該フェイスプレートを凸
状に湾曲させるためのインサート(挿入片)に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】例えば結腸人工肛門形成術
や回腸切開術やユーロストミーズ(urostomie
s)などの種々の外科手術では、体内から排泄物を排出
するための開口部が腹部に形成される。患者が排泄をコ
ントロールできないため、その開口部を保護するととも
に排出された排泄物を入れる容器として機能する器具を
設ける必要がある。
【0003】この分野では、種々のタイプの人工肛門用
具が知られている。多くの人工肛門用具は、患者の開口
部の回りの皮膚に貼着するための粘着面を有する平板状
で柔軟性を持ったフェイスプレートすなわち貼着部材(
dressing)を有している。フェイスプレートに
は患者の開口部と心合わせしてこの開口部を受け入れる
穴が形成されている。フェイスプレートの裏側(ポーチ
側)には、ポーチまたはバッグが密封状態で貼着される
【0004】ある一般的なタイプでは、ポーチをフェイ
スプレートに取り外し可能に装着するというツーピース
構造が用いられている。1984年7月17日にスティ
アー氏等に付与された人工肛門用具用のバッグと題する
米国特許第4,460,363号明細書は、商業的に大
成功を収めたツーピース型人工肛門用具の構成を開示し
ている。 この特許は、フェイスプレートにおける患者の開口部の
受け入れ穴を取り囲むようにプラスチックリングとして
形成された第1連結部材と、環状のチャンネル部材とし
て形成されて人工肛門用具用バッグにその入り口穴の回
りで接合される第2連結部材とを有する連結システムを
用いた人工肛門用具のポーチを示している。フェイスプ
レート側のリングは、ポーチに固定されたリングのチャ
ンネルの穴と密封状態で係合するように寸法が定められ
た、軸方向へ伸びるリブを有している。
【0005】この軸方向へ延びるリブは内方へ向かって
延びるシール片を有している。このシール片はリブがチ
ャンネル内に入れられているときに撓ませるためのもの
である。このシール片は、リブをチャンネル内にしっか
りと保持すべくチャンネルの外壁の内面に力を加えるよ
うに、チャンネル内にあるときに部分的に変形した状態
に止どまる。
【0006】このスティアー氏により示された構造をわ
ずかに変更した形態が、ジョン・ビクター・エドワーズ
、ウォルター・エフ・リーズ・ジュニア、及びジョン・
ビー・クラインの各氏により1990年5月30日にな
された「改良された連結方式の人工肛門用具」と題する
米国特許出願第530,635号明細書に開示されてい
る。この形態では、チャンネルの壁がより薄く形成され
、したがってより容易に撓むようになっている。また、
このチャンネルには、リング同士を強く係合させるよう
にシール片のエッジと協働する、内方へ向かう突起が設
けられている。スティアー氏により示された比較的変形
しやすいシール片は、第2実施例では堅くて実質的に変
形しないシールフランジに置き換えられている。詳しく
は、シールフランジは、軸方向に延びるリブの表面から
その表面に対してほぼ直角に径方向内方へ延在する第1
面と、この径方向に延在する表面のエッジからチャンネ
ルに受け入れられるリブのエッジまで延びる傾斜面とに
より、大略三角形の断面形状に形成されている。
【0007】患者の開口部の回りの筋肉が老齢や伸びの
ために硬さを失った場合、開口部が皮膚の表面よりも十
分に突き出していない場合、あるいは開口部の周辺部分
の皮膚にくぼみや傷痕やしわなどがある場合などには、
従来の人工肛門用具用の平板状のフェイスプレートでは
、必要な耐水性と重量の保持力を発揮する程度の密閉状
態を得るように開口部の周囲の皮膚に貼着できないこと
が良く見受けられていた。しかし、フェイスプレートが
凸状に湾曲している場合には、その周囲の皮膚とフェイ
スプレートとの間でより良好な密閉状態が得られる。 また、通常は突出していない開口部がその開口部用の受
け口内に突き出すようになる。したがって、患者によっ
ては凸状に湾曲したフェイスプレートを使用するのが望
ましい場合がある。
【0008】凸状に湾曲した粘着性のフェイスプレート
を有する人工肛門用具を製造することは、もちろん可能
である。しかし、このような特殊な構造のものを必要と
する比較的限られた数の患者に使用させるために、種々
異なるサイズの特殊な人工肛門用具を揃えておくことは
コスト面において現実的ではない。したがって、通常の
平板状のフェイスプレートを所望の凸状に湾曲させるた
めに、柔軟なシール片を持った連結リングを有する一般
的な人工肛門用具では、単一のプラスチックアダプタも
しくはインサートが使用されている。例えば、ガリンド
氏に付与された、この目的の凸状インサートに関する米
国特許第4,219,023号明細書を参照すればよい
。人工肛門用具の分野で第1人者であるニュージャージ
ー州プリンストンのイー・アール・スクイブ・アンド・
サンズ・インコーポレイテッドの1部門であるコンヴァ
テックは、凸状インサートの販売において商業的に成功
を収めている。このインサートは、粘着性フェイスプレ
ートのポーチ側の面に適切に貼着されると、フェイスプ
レートを凸状に湾曲させることによって開口部の周囲の
皮膚と粘着面との間の接触状態を改善するように機能す
る。
【0009】このコンヴァテック・インサートでは、こ
のインサートを粘着性フェイスプレートのポーチ側の面
上の連結リング内に配置する前に、フェイスプレートの
中央穴が患者の開口部に適するように広げられる。この
インサートは環状でその表面は凸状であり、十分な硬さ
のプラスチックにより形成されている。また、別のサイ
ズの連結リングに対応して、外径の異なる種々のサイズ
のインサートが用意されている。
【0010】これらの凸状インサートはフェイスプレー
トに所望の凸形状を与えるが、時には、ポーチをフェイ
スプレートから偶発的に外してしまう原因となる場合が
ある。その理由は、硬いインサートのリムが、フェイス
プレートに張り付けられたときに、軸方向へ延在するリ
ブ上に設けられた内方へ延びるシール片のエッジの下に
入り、その結果、ポーチ側の連結リングの内壁のリムに
接するように形成されているためである。シール片は、
幾分薄い断面形状であるために極めて柔軟である。イン
サートは、ポーチ側の連結リングのリムに対してフェイ
スプレートから離れる方向へ力を加える場合、シール片
に対してもかなり変形させる程度の力を加える。このこ
とにより、フェイスプレート側の連結リングのリブがポ
ーチ側の連結リングのチャンネルから外れ、ポーチの偶
発的な脱落が生じる。このような偶発的な脱落は非常に
望ましくないことであるが、特にポーチが排泄物で満た
されている場合にはポーチの重量が増加するために生じ
やすくなっている。
【0011】
【発明の要旨】本発明は、内方へ延在する硬いシールフ
ランジを備えた軸方向へ延びるリブを有する連結リング
とともに使用するための独特な構造の凸状インサートに
関するものである。本発明のインサートは、その独特の
構造により、連結リング内に入れられるときに変形し、
その後、インサートの外側のエッジが、硬いシールフラ
ンジの一部を構成し且つ径方向へ延在する表面の下側に
確実に入った非変形状態に復帰する。このインサートは
、ポーチ側の連結リングと接触せず、この連結リングに
対していかなる力も加えないため、連結リング同士の係
合に対する妨害とはならない。
【0012】本発明の主な目的は、連結リングの偶発的
な脱落を起こさないような、人工肛門用具用の凸状イン
サートを提供することである。
【0013】本発明の他の目的は、内方へ延びる硬いシ
ールフランジを持った軸方向へ延びるリブから形成され
た連結リングを有するタイプの人工肛門用具とともに使
用するための凸状インサートを提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、フェイスプレート側
の連結リング内を通過し、その後に、連結リングの硬い
シールフランジの下に確実に入って変形していない状態
に戻るように変形可能な、人工肛門用具用の凸状インサ
ートを提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、断面弓状で実質的に
変形しない部分を有する凸状且つ環状の本体と、連結リ
ングのシールフランジ内をインサートが通過し得るよう
に外周が一時的に小さくなる外側エッジを持った変形部
とを含む、人工肛門用具用の凸状インサートを提供する
ことである。
【0016】本発明の他の目的は、インサート本体の変
形部がインサートの外側エッジの外周を小さくするよう
に撓むべく形成された、分離配置された複数の可撓部分
を有する人工肛門用具用の凸状インサートを提供するこ
とである。
【0017】本発明の一つの態様によれば、軸方向へ延
びるリブ手段を有する連結リングを備えたタイプのツー
ピース型人工肛門用具のフェイスプレート用インサート
が提供される。リブ手段が有する硬いシールフランジ手
段は、ほぼ径方向内方へ延在する表面によってその一部
分が形成されている。インサートは実質的に凸状の環状
本体を有している。この本体は比較的変形しやすい部分
を有している。この変形部は通常はフランジ手段の内周
よりも外周が僅かに大きな外側エッジを有している。こ
の変形部の外側エッジは、連結リングのフランジ手段内
をインサートが通過し得るようにその外周が一時的に小
さくなり、その後に、外側エッジが径方向へ延在するフ
ランジ手段の表面の下に入って変形していない状態に復
帰すべく構成されている。
【0018】フランジ手段は、さらに、リブのエッジか
ら、径方向へ延在する表面のエッジへ、その径方向へ延
びる表面に対して内方へ傾斜して延在する表面を有して
いる。この傾斜面は、インサートが連結リング内を通過
するときに、変形部と協働して外側エッジの外周が小さ
くなるのを促進する。
【0019】上記変形部は、実質的に可撓性を持った手
段を有している。この可撓手段の撓みにより上記外側エ
ッジの外周の縮小が生じる。
【0020】この可撓手段は、間隔をあけて配置した複
数の可撓領域を備えている。この可撓領域は、変形部の
外周に沿って間隔をあけて配置されている。これに対し
て実質的に撓まない領域が、その可撓領域の間に配置さ
れている。この可撓領域は非可撓領域よりも厚さが薄く
形成されている。
【0021】変形部は実質的に非弓状である。インサー
トは、さらに、変形部よりも厚く形成された非変形部を
有している。
【0022】リブ手段は、径方向へ延在するフランジ手
段の表面とともにコーナーを形成する表面を有している
。外側エッジはインサートが適所に配置されたときにそ
のコーナー内に入るようになっている。
【0023】本発明の他の他の態様によれば、ツーピー
ス型人工肛門用具用のフェイスプレートと、それととも
に使用するように形成されたインサートとを備えた人工
肛門用具が提供される。フェイスプレートは、軸方向へ
延在するリブ手段を有する連結リングを備えている。硬
いシールフランジ手段は、実質的に径方向内方へ延在す
る表面によってその一部分が形成されている。このフラ
ンジ手段は所定の内周を有している。インサートは実質
的に凸状の環状本体を有している。この本体は、比較的
変形しやすい部分を有している。この変形部はフランジ
手段の内周よりも通常は僅かに外周が大きな外側エッジ
を有している。この変形部の外側エッジの外周は、連結
リング内をインサートが通過し得るように一時的に小さ
くなり、その後、外側エッジがフランジ手段の表面の下
に入って元の状態に復帰すべく構成されている。
【0024】
【実施例】これらの目的及び以下に明確に現れるその他
の目的のために、人工肛門用具用の凸状インサートに関
する本発明について、添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0025】図1は、上述した米国特許第4,460,
363号明細書に記載されたスティアー氏による連結シ
ステムを有する人工肛門用具の一部を示している。この
特許は、全体をAで示した通常は実質的に平板状の柔軟
なフェイスプレートを有する人工肛門用具を開示してい
る。フェイスプレートAは、開口部の周囲の皮膚に貼着
するための医療用グレード(medical grad
e)の粘着剤の層を有し、開口部と心合わせされる中心
穴を有している。
【0026】溶着等の手段によってフェイスプレートA
のポーチ側の面に張り付けられているのは、大略軸方向
へ延在するリブ10を有する連結リングである。リブ1
0は径方向外方へ延びるリム12を外面に有している。 リブ10の内面から該内面に対して鋭角に傾斜する方向
へ延びているのは可撓性を有するシール片14である。 シール片14は、リブ10がチャンネル内に挿入された
ときに撓み、リブ10がチャンネル内に位置するときは
部分的に撓んだ状態に止どまる。
【0027】全体がBで示された、排泄物を受け入れる
ためのポーチもまた、これに対して貼着される連結リン
グを有している。ポーチBと協働する連結リングは外壁
16と内壁18とからチャンネル状に形成され、互いに
大略平行で離れた位置関係で、両壁ともにベース壁20
から延びている。壁16、18及び20はリブ10を受
け入れるのに適したチャンネルを形成している。壁16
の端部には内方へ延びる突起22が形成されている。突
起22は、部分的に変形したシール片14がリブ10に
対して壁16側へ向かう力を加えて、突起22と壁20
との間で壁16の内面に沿って形成された凹部にリム1
2を保持するので、リブ10をチャンネル内に部分的に
保持すべくリム12と協働する。
【0028】ポーチBをフェイスプレートAに装着する
前に、全体がCで示された凸状インサートが、図1に示
すようにフェイスプレートを凸状にするために、フェイ
スプレートに貼着された連結リング内に挿入される。イ
ンサートCは従来の構成のものである。このインサート
Cは、弓状に湾曲した断面形状を有する大略環状の本体
24と、径方向外方へ延びる縁部26を有している。イ
ンサートCは、実質的に変形しないように比較的硬いプ
ラスチックで形成されている。
【0029】インサートCがフェイスプレートA上に配
置されると、縁部26は、シール片14の先端の下側に
位置し、シール片によってその位置に保持される。ポー
チBが図1に示すようにフェイスプレートAに装着され
ると、壁18の外側の端面が縁部26と直接に接触する
。硬いインサートCはフェイスプレートAに対して必ず
大きな力を加え、フェイスプレートを凸状に維持する。 これと大きさが等しくて向きが反対の力がフェイスプレ
ートAから離れる方向へ、つまりポーチBに向かう方向
へ向かう。この力は縁部26を通じて作用する。この力
は、可撓シール片14の先端とポーチ側の連結リングの
壁18の端面に加えられる。このことにより、シール片
14が変形し、壁18の端面がフェイスプレートから離
れる方向へ動くことになる。
【0030】したがって、インサートCを設けているこ
とにより、ポーチ側の連結リングがフェイスプレート側
の連結リングから離れる方向へ動きやすくなり、両連結
リングが外れやすくなる。このような連結リングの偶発
的な脱落は極めて大きな欠点であり、ポーチの中が排泄
物で満たされていてその重量が増えたときに生じやすい
。この問題の発生は本発明によって完全に解消される。 さらに、本発明のインサートは、フェイスプレートAを
従来のインサートCよりもさらに大きく凸状に湾曲させ
る。
【0031】図2、図3及び図4は、全体がDで示され
た本発明に係るインサートが、フェイスプレート上に適
切に配置された状態の人工肛門用具を示している。この
場合において、人工肛門用具の連結リングは、上述した
米国特許出願第530,635号明細書で開示され、且
つ既に説明したように変更されている。この出願の明細
書では変更した連結リングの構造について詳細に説明さ
れているので、読者は連結リングに関する細部について
は該明細書を参照することができる。
【0032】しかし、本発明の目的のためには、改良し
た形態の連結リングにおいて、フェイスプレートAに貼
着される連結リングのリブ10の構成が、シール片14
(一般的な形態において高い弾力性を有する)を削除し
、これを硬くて実質的に変形しないようにプラスチック
材料で中実に形成されたシールフランジ28に置き換え
ることによって変更されたものであることを理解すれば
十分である。ポーチ側の連結リングのチャンネルを形成
する壁30,32及び34は、従来のチャンネルに比較
してより薄く形成され、したがって、より変形しやすい
ようになっている。さらに、チャンネルの内壁34の内
面は、シールフランジ28の最も内側のエッジ29と協
働するように形成された、内側へ向かう突起36を有し
ている。この変更された構造により、両連結リングを連
結するのに必要な力は、従来の構造と比較して約50%
に低減されている。同時に、分離するための力は、従来
の人工肛門用具での力に比較して、少なくとも2倍程度
に増大している。
【0033】本発明に係るインサートDはリブ10と協
働するが、従来のインサートCとは異なった位置でリブ
10と接触する。詳しくは、図4に最も良く示されてい
るように、インサートDの外側のエッジ50は、インサ
ートが適所に配置されたとき、特にリブから連結リング
の中心へ向かって内側へ延び且つ実質的に径方向に延在
する表面40に接したとき、さらに詳しくは表面40と
リブ10の内面42との間に形成されたコーナーに接し
たときに、フェイスプレートA上で連結リングの下側に
入る。適所に配置されると、インサートDの外側のエッ
ジ50はポーチ側の連結リングの全ての部分から離れ、
特にその壁34から離れる。したがって、インサートD
によってどれだけ大きな力が加えられようと、その力が
両連結リングを偶発的に脱落させるべくポーチ側の連結
リングに伝達されることはない。
【0034】このインサートDの独特の構造は図5、図
6及び図7に最も良く示されている。これらの図から明
らかなように、インサートDは実質的に環状で、フェイ
スプレートAにおける患者の開口部用の穴と心合わせさ
れるように形成された中央穴44を有している。インサ
ートDは、凸状の断面形状で開口44を有する、実質的
に変形しないベース部46を有している。ベース部46
はプラスチックにより形成され、その厚さにより比較的
硬くなっている。特に、その厚さは約1.524ミリ(
0.06インチ)であることが好ましい。
【0035】変形しないベース部分46の上に配置され
ているのは、実質的に平坦な断面形状であって外側エッ
ジ50を有する比較的変形しやすい円周部48である。 外側エッジ50は、この円周部48が変形していない状
態である場合に、シールフランジ28の内側エッジ29
に沿って計測されたリブ10の内周よりもその外周が僅
かに大きい。しかし、インサートDがフェイスプレート
Aに装着されるときに円周部48が変形するようになっ
ているので、外側エッジ50の外周は、インサートがフ
ェイスプレート側の連結リング内を通過し得るように一
時的に小さくなる。インサートがフェイスプレート側の
連結リング内を一旦通過し、外側エッジ50がフランジ
28の内側エッジ29の下側に移ると、インサートDの
変形可能な円周部48はその非変形状態に復帰し、外側
エッジ50がフランジ28の表面40の下側、特に図4
に示されたように表面40と42との間に形成されたコ
ーナーの近傍に入る。円周部48の変形とそれに続く元
の状態への復帰は、この変形可能な円周部48の独特な
構成によって可能になっている。
【0036】図5及び図7に示すように、インサートD
の変形可能部48には複数の薄肉部52と厚肉部54と
が交互に配置されている。図9及び図10は、インサー
トDがフェイスプレートAに装着されている状態を示し
、より詳しくは、リブ10によって形成されたフェイス
プレート側の連結リング内をインサートが通過している
状態を示している。内側エッジ29により定められたフ
ェイスプレート側の連結リングのリブ10の内周がイン
サートDの外側エッジ50の外周よりもその非変形状態
において僅かに小さいため、外側エッジ50の外周はイ
ンサートが連結リング内を通過するために必ず小さくな
る。このことは、変形可能な円周部48の薄肉部52を
内側へ撓ませることで可能となっており、それによって
、インサートの外周が小さくなる。これは、外側エッジ
50に連接する円周部48の外表面が、リブ10のリー
ディングコーナーから内側エッジ29に向かって延びる
傾斜面31に沿ってカム動作することによって起こる。 薄肉部52は、厚肉部54と比較してより大きな弾力性
を得るために、プラスチック材料で十分に薄く形成され
ている。特に、厚肉部54が約0.508ミリ(約0.
02インチ)の厚さを有し、それに対して薄肉部52が
約0.254ミリ(約0.01インチ)の厚さを有して
いることが好ましい。したがって、厚肉部54は薄肉部
52の約2倍の厚さを有していることが好ましく、それ
によって、薄肉部52が内側へ撓んで外側エッジ50の
外周が実質的に小さくなり、且つその後に元の状態に復
帰する。
【0037】図11及び図12に示されているように、
インサートDは、一旦シールフランジ28の内側エッジ
29を越えると、このインサートが表面40の下側で適
所に位置するように、好ましくはリブ10の表面40と
42により形成されたコーナー内に外側エッジが位置す
るように、薄肉部52が元の状態に復帰することにより
元の状態に広がる。インサートDの軸方向への深さが従
来のインサートCの深さよりも大きいため、本発明に係
るインサートDをフェイスプレートAの適所に配置する
と、従来のインサートを使用するよりも大きな凸状の湾
曲を得ることができる。
【0038】フランジ28の下側で一旦適所に配置され
ると、このインサートをフェイスプレートから取り外す
のは困難となり、インサートの偶発的な脱落は事実上起
こり得ない。さらに、インサートがポーチ側の連結リン
グと接触せず、その連結リングに対していかなる力も加
えないため、インサートは両連結リングを外すようには
作用しない。
【0039】人工肛門用具のフェイスプレートとともに
使用するインサートに関する本発明により、通常は平板
状の柔軟なフェイスプレートを実質的に凸状の構成にで
きることは以上の説明により明らかである。このインサ
ートは、断面弓状で変形しない環状のベース部と、この
ベース部に連接し且つ交互に配置された厚肉部と薄肉部
を有する変形可能な円周部とを含む独特の構造を有して
いる。変形部の外側エッジの外周は、通常はフェイスプ
レート側の連結リングの内側エッジの内周よりも僅かに
大きいため、インサートがフェイスプレートに入れられ
て連結リング内を通過するときに、変形部は、その外側
エッジの外周が十分小さくなって連結リング内をインサ
ートが通過し得るように僅かに変形する。インサートが
連結リング内を一旦通過すると、インサートの変形部は
、その外側エッジの外周がフェイスプレート側の連結リ
ングの内周よりも再度僅かに大きくなり、その外側エッ
ジがポーチ側の連結リングからは離れた位置で連結リン
グの下側に入るように、その元の変形していない状態に
復帰して行く。したがって、ポーチがフェイスプレート
に装着されたときに、ポーチ側の連結リングにはいかな
る力も加わらず、いかなる障害も生じない。
【0040】以上、説明のために本発明の好適な1実施
例についてのみ開示したが、この実施例に対して種々の
変更や修正が可能であることは明らかである。また、こ
れら全ての変更や修正は、特許請求の範囲により定めら
れた本発明の技術的範囲から逸脱するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】  一般的なインサートを有する従来例に係る
ツーピース型人工肛門用具の一部拡大断面図である。
【図2】  本発明に係るインサートが装着された人工
肛門用具の一部の平面図である。
【図3】  図2に示した人工肛門用具の側面図である
【図4】  図2及び図3に示した人工肛門用具の一部
拡大断面図である。
【図5】  本発明に係るインサートの平面図である。
【図6】  本発明に係るインサートの側面図である。
【図7】  本発明に係るインサートの一部拡大平面図
である。
【図8】  インサートが連結リングに入れられる前の
状態でインサートと連結リングの一部を示す分解拡大断
面図である。
【図9】  インサートが連結リングに入れられた状態
でインサートを示す分解拡大断面図である(図10の9
−9線断面に相当する)。
【図10】  図9に示された状態でインサートを示す
フェイスプレートの平面図である。
【図11】  連結リングに完全に入れられた状態でイ
ンサートを示す拡大断面図である(図12の11−11
線断面に相当する)。
【図12】  本発明に係るインサートを収納した状態
でのフェイスプレートの平面図である。
【符号の説明】
A  フェイスプレート          B  ポ
ーチC  凸状インサート            D
  凸状インサート10  リブ          
          12  リム14  シール片 
               16  外壁18  
内壁                    20 
 ベース壁22  突起              
      24  環状本体26  縁部     
               28  シールフラン
ジ29  エッジ                 
 30,32,24  壁31  傾斜面      
            36  突起40,42  
表面               44  穴46 
 ベース部                48  
円周部50  外側エッジ             
 52  薄肉部54  厚肉部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  連結リングを有し、該連結リングが軸
    方向へ延びるリブ手段(10)を有し、該リブ手段(1
    0)が大略径方向内方へ延在する表面(40)によって
    その一部分が形成された十分な硬度のシールフランジ手
    段(28)を有し、該フランジ手段(28)が所定の内
    周(29)を有するツーピース型人工肛門用具に用いる
    フェイスプレート用のインサートであって、実質的に凸
    状の環状本体を有し、該本体は比較的変形しやすい部分
    (48)を有し、該変形部(48)は通常は上記フラン
    ジ手段(28)の内周(29)よりも僅かに外周が大き
    な外側エッジ(50)を有し、該変形部(48)の外側
    エッジ(50)は、その外周が上記連結リング内を上記
    インサートが通過し得るように一時的に小さくなり、そ
    の後に上記外側エッジ(50)が上記フランジ手段(2
    8)の表面(40)の下側に入って変形していない状態
    に復帰すべく構成されたことを特徴とするインサート。
  2. 【請求項2】  上記フランジ手段(28)は、さらに
    、上記リブ(10)のエッジから、上記径方向へ延在す
    る表面(40)のエッジへ、該径方向へ延びる表面(4
    0)に対して内方へ傾斜して延在する表面(31)を有
    し、該傾斜面(31)は、上記インサートが上記連結リ
    ング内を通過するときに、上記変形部(48)と協働し
    て上記外側エッジ(50)の外周が小さくなるのを促進
    することを特徴とする請求項1記載のインサート。
  3. 【請求項3】  上記変形部(48)は、実質的に可撓
    である手段(52)を有し、該可撓手段(52)の撓み
    により上記外側エッジ(50)の外周の縮小が生じるこ
    とを特徴とする請求項1記載のインサート。
  4. 【請求項4】  上記可撓手段(52)が、間隔をあけ
    て配置した複数の可撓領域を備えたことを特徴とする請
    求項3記載のインサート。
  5. 【請求項5】  上記可撓領域(52)は、該可撓領域
    (52)の間に配置された実質的に非可撓の領域(54
    )とともに上記変形部(48)の円周に沿って間隔をあ
    けて配置されたことを特徴とする請求項4記載のインサ
    ート。
  6. 【請求項6】  上記可撓領域(52)は上記非可撓領
    域(54)よりも厚さが薄く形成されたことを特徴とす
    る請求項5記載のインサート。
  7. 【請求項7】  上記変形部(48)が実質的に非弓状
    であることを特徴とする請求項1記載のインサート。
  8. 【請求項8】  非変形部(46)を有し、該非変形部
    (46)が上記変形部(48)よりも厚く形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のインサート。
  9. 【請求項9】  上記可撓手段(52)の撓みが、該可
    撓手段(52)におけるインサートの内側への屈曲を含
    むことを特徴とする請求項3記載のインサート。
  10. 【請求項10】  上記リブ手段(10)は、上記フラ
    ンジ(28)の表面(40)とともにコーナーを形成す
    る表面(42)を有し、上記外側エッジ(50)は適所
    に配置されたときに該コーナー内に入ることを特徴とす
    る請求項1記載のインサート。
  11. 【請求項11】  軸方向へ延びるリブ手段(10)と
    、実質的に径方向内方へ延在する表面(40)によって
    一部が形成された硬いシールフランジ手段(28)を有
    する連結リングを備え、該フランジ手段(28)が所定
    の内周(29)を有するタイプのツーピース型人工肛門
    用具に用いるフェイスプレートと、実質的に凸状の環状
    本体(46)を有するインサート(D)とを備えた人工
    肛門用具において、上記環状本体(46)が比較的変形
    しやすい部分(48)を有し、該変形部(48)が上記
    フランジ手段(28)の内周(29)よりも通常は僅か
    に外周が大きな外側エッジ(50)を有し、該外側エッ
    ジ(50)の外周は、上記連結リングのフランジ手段(
    28)内を上記インサート(D)が通過し得るように一
    時的に小さくなり、その後、該外側エッジ(50)が上
    記フランジ手段(28)の表面(40)の下側に入って
    元の状態に復帰すべく構成されたことを特徴とする人工
    肛門用具。
  12. 【請求項12】  上記フランジ手段(28)は、さら
    に、上記リブ(10)のエッジから、上記径方向へ延在
    する表面のエッジへ、該径方向へ延びる表面(10)に
    対して内方へ傾斜して延在する表面(31)を有し、該
    傾斜面(31)は、上記インサート(D)が上記連結リ
    ング内を通過するときに、上記変形部(48)と協働し
    て上記外側エッジ(50)の外周を小さくするのを促進
    することを特徴とする請求項11記載の人工肛門用具。
  13. 【請求項13】  上記変形部(48)は、実質的に可
    撓である手段(52)を有し、該可撓手段(52)の撓
    みにより上記外側エッジ(50)の外周の縮小が生じる
    ことを特徴とする請求項11記載の人工肛門用具。
  14. 【請求項14】  上記可撓手段(52)が、間隔をあ
    けて配置した複数の可撓領域(52)を備えたことを特
    徴とする請求項13記載の人工肛門用具。
  15. 【請求項15】  上記可撓領域(52)は、実質的に
    非可撓の領域(54)とともに上記変形部(48)の円
    周に沿って間隔をあけて配置されたことを特徴とする請
    求項14記載の人工肛門用具。
  16. 【請求項16】  上記可撓領域(52)は上記非可撓
    領域(54)よりも厚さが薄く形成されたことを特徴と
    する請求項15記載の人工肛門用具。
  17. 【請求項17】  上記変形部(48)が実質的に非弓
    状であることを特徴とする請求項11記載の人工肛門用
    具。
  18. 【請求項18】  上記インサート(D)がさらに非変
    形部(46)を有し、該非変形部(46)が上記変形部
    (48)よりも厚く形成されていることを特徴とする請
    求項11記載の人工肛門用具。
  19. 【請求項19】  上記可撓手段(52)の撓みが、該
    可撓手段(52)における上記インサート(D)の内側
    への屈曲を含むことを特徴とする請求項13記載の人工
    肛門用具。
  20. 【請求項20】  上記リブ手段(10)は、上記フラ
    ンジ(28)の表面(40)とともにコーナーを形成す
    る表面(42)を有し、上記外側エッジ(50)は適所
    に配置されたときに該コーナー内に入ることを特徴とす
    る請求項11記載の人工肛門用具。
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