JPH04248352A - フラットモータ用コイルエレメントおよびフラットモータ用コイル巻線装置の巻治具 - Google Patents

フラットモータ用コイルエレメントおよびフラットモータ用コイル巻線装置の巻治具

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JPH04248352A
JPH04248352A JP3005216A JP521691A JPH04248352A JP H04248352 A JPH04248352 A JP H04248352A JP 3005216 A JP3005216 A JP 3005216A JP 521691 A JP521691 A JP 521691A JP H04248352 A JPH04248352 A JP H04248352A
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forming
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットモータに使用
されるコイルエレメントおよびこのコイルエレメントを
形成するためのフラットモータ用コイル巻線装置の巻治
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フラットモータに使用されるコイ
ルエレメントを形成するために、例えば、特開昭56−
159952号公報に開示されるようなフラットモータ
用コイル巻線装置が使用されている。図11は、この公
報に開示されるフラットモータ用コイル巻線装置により
形成されたコイルエレメントを示すもので、このコイル
エレメントは、コイル線eを同一平面上において複数回
重積状に巻回して偏平状に形成されている。
【0003】図12および図13は、この公報に開示さ
れるフラットモータ用コイル巻線装置を示すもので、こ
のフラットモータ用コイル巻線装置は、ボビン18に巻
回したコイル線eを引き出し、トランペット19内を通
し、同一平面内において重積状に巻回することを繰り返
し、例えば、25個のコイルエレメントEを成形するも
のである。
【0004】すなわち、このフラットモータ用コイル巻
線装置は、ベース20上にトランペット案内台21と、
コイル押え案内台22とを有し、この両案内台21,2
2に沿って前記トランペット19とコイル押え24が摺
動するが、この両者は対をなして移動する必要があるた
め、相互にリンク25により連結してある。また、この
両案内台21,22間には、型集合体26を軸受27に
より回転可能に支持している。
【0005】この型集合体26は、25個の型片28を
相互に連結し、中心にシャフト29を挿通したもので、
シャフト29の一端にハンドル30を取り付け回転する
ようにしている。この各型片28は、図14図に示すよ
うに、円板31の中央にシャフト29の挿通する通孔3
2が開設されている。
【0006】この通孔32は、シャフト29の縦断面形
状と同様に全体的には、略台形をしたものであるが、そ
の周壁より突起33が出ており、この突起33の端面に
は、スペーサ35がビスにより固着してある。このスペ
ーサ35は、各型片28の相互間にコイル線eの直径よ
り僅かに広い間隙を形成するためのものである。
【0007】したがって、このスペーサ35の外端面3
5aは、シャフト29を型片28内に挿入した場合には
、シャフト29の外周面とともに、コイルエレメントE
の形状である台形の一部を形成する役目をなすものであ
る。以上のように構成されたフラットモータ用コイル巻
線装置では、先ず、25個の全ての型片28をシャフト
29に嵌挿し、適当な締め付け具を用いて固定する。
【0008】この後、各型片28への巻回が終了すると
、シャフト29とともに型集合体26を取り出し加熱す
る。この加熱によりコイル線eの外周面にあるエポキシ
樹脂が溶け、冷える時に、巻線相互間が仮接着されるこ
とになる。この仮接着後、締め付け具を外し、シャフト
29を引き抜き、両端のコイル線13を持って全体を揺
らせば、スペーサ35が内周辺15、トルク発生部16
等に当接していた型片28のみが落下し、図15図に示
すように、接続線eによりつながった25個のコイルエ
レメントEを容易に作ることができる。
【0009】しかしながら、このような従来のフラット
モータ用コイル巻線装置では、型片28から型片28に
コイル線eを移動してコイル線eを巻回する時に、図1
1に示したように、コイル線eを巻回開始点37および
巻回終了点39に確実に位置させることが非常に困難で
あり、巻回開始点37および巻回終了点39において、
コイル線eを確実に仮接着することが困難になるという
問題があった。
【0010】一方、近時、図16に示すように、コイル
エレメントEとコイルエレメントEとを接続するコイル
線eの接続部の長さを確保するためにループRを形成し
、このループRを、図示しないコンミュテータに形成さ
れる突起に直接係止し、コンミュテータとコイル線eを
接続することが考えられている。しかしながら、従来の
フラットモータ用コイル巻線装置では、このようなルー
プRを余裕を持って形成するためには、治具の外径を大
きくする必要があり、巻治具が大径化して扱い難くなる
という問題があった。
【0011】そこで、本発明者は、かかる従来の問題を
解決するために、コイル線を同一平面上において複数回
重積状に巻回した偏平なコイルエレメントを一本のコイ
ル線により連続して形成するためのフラットモータ用コ
イル巻線装置において、同一軸線上に配置される複数の
偏平状の巻治具の中心にシャフトを挿通し、これ等の巻
治具を支持するとともに、前記巻治具の一側に前記コイ
ル線を複数回重積状に巻回するための突出部を形成し、
さらに、前記巻治具の一側面側の外周部に表側位置決め
用切欠部を、他側面側の外周部に裏側位置決め用切欠部
を、表側位置決め用切欠部の角部と裏側位置決め用切欠
部の角部が、所定距離離間するように形成してなるフラ
ットモータ用コイル巻線装置(特願平1−295642
号)を出願した。
【0012】このフラットモータ用コイル巻線装置を、
図17ないし図22に基づいて説明する。図17および
図18は、図19の巻治具の詳細を示しており、図19
はこのフラットモータ用コイル巻線装置の一実施例の要
部を示している。図17において、符号41は、同一軸
線上に配置される複数の偏平状の巻治具を示しており、
これ等の巻治具41の中心には、シャフト44が挿通さ
れている。
【0013】すなわち、各巻治具41の中心には、図1
7および図18に示すように、キー溝45を有する貫通
孔47が形成されている。一方、シャフト44に形成さ
れるキー溝49には、キー51が固定されており、この
シャフト44を貫通孔47に挿通し、キー51をキー溝
45に嵌合することにより、各巻治具41がシャフト4
4の回転とともに回転するように支持されている。
【0014】巻治具41の巻治具本体53の一側には、
コイル線eを複数回重積状に巻回するための突出部55
が形成されている。この突出部55は、上辺57,底辺
59および側辺61からなる略台形形状をしており、各
角部を円弧で結んだ形状をしている。また、突出部55
は、先端先細りとなるようなテーパ面63とされている
【0015】そして、巻治具本体53の外周部には、表
側位置決め用切欠部65および裏側位置決め用切欠部6
6が形成されている。すなわち、巻治具本体53の外周
の一部には、図18に示すように、凹溝68が形成され
ており、この凹溝68の両側には、突出壁70,72が
形成されている。
【0016】そして、突出部55側に位置する突出壁7
0には、表側位置決め用切欠部65が形成され、一方、
反対側の突出壁72には、裏側位置決め用切欠部66が
形成されている。表側位置決め用切欠部65と裏側位置
決め用切欠部66とは、図17に示すように、正面から
見た時に、中心線の両側に対向するように形成されてお
り、表側位置決め用切欠部65の角部67と裏側位置決
め用切欠部66の角部74とは、所定距離離間して形成
されている。
【0017】ここで、表側位置決め用切欠部65の角部
67は、図20に示すように、コイル線eの巻回開始側
の側辺61を上辺57側に延長した時に、この延長線6
9から所定角度αだけ上辺57側に傾いた直線71上に
形成されている。また、裏側位置決め用切欠部66の角
部74の位置は、巻回終了時のコイル線eの側辺73を
上辺57側に延長した時に、この延長線75から所定角
度βだけ上辺57側に傾いた直線77上に形成されてい
る。
【0018】また、この実施例では、図17に示すよう
に、表側位置決め用切欠部65の角部67と突出部55
との間に位置する巻治具本体53側面に、図20に示し
た直線71に沿って、コイル線eを角部67から突出部
55に案内する案内溝79が形成されている。なお、図
21は、巻治具41を図17の裏側から見た図を示して
いる。
【0019】以上のように構成されたフラットモータ用
コイル巻線装置では、最初の巻治具41の突出部55へ
のコイル線eの巻回開始時には、図17に示したように
、巻治具41の表側位置決め用切欠部65の角部67に
コイル線eが位置され、このコイル線eが案内溝79に
沿って突出部55の外周に向けて延在される。そして、
シャフト44の回転により巻治具41が回転され、コイ
ル線eが突出部55に、同一平面上において複数回重積
状に巻回され、偏平なコイルエレメントEが形成される
【0020】そして、巻治具41の突出部55へのコイ
ル線eの巻回終了時には、突出部55の外周に巻回され
たコイル線eが、図22に示すように、隣接する巻治具
41の裏側位置決め用切欠部66の角部74に向けて延
在され後、この巻治具41に所定距離離間して形成され
る表側位置決め用切欠部65に導かれ、この表側位置決
め用切欠部65の角部67にコイル線eが位置され、こ
のコイル線eが突出部55の外周に向けて延在され、突
出部55にコイル線eが巻回される。
【0021】従って、裏側位置決め用切欠部66の角部
74と表側位置決め用切欠部65の角部67との間に相
当する距離だけコイルエレメントとコイルエレメントと
を接続するコイル線eの接続部の長さが増大する。しか
して、以上のように構成されたフラットモータ用コイル
巻線装置では、同一軸線上に配置される複数の偏平状の
巻治具41の中心にシャフト43を挿通し、これ等の巻
治具41をシャフト43に支持するとともに、巻治具4
1の一側にコイル線eを複数回重積状に巻回するための
突出部55を形成し、さらに、巻治具41の一側面側の
外周部に表側位置決め用切欠部65を形成し、他側面側
の外周部に裏側位置決め用切欠部66を形成したので、
コイル線eを巻回開始点および巻回終了点に確実に位置
させることができるとともに、巻治具を大径化すること
なくコイルエレメントとコイルエレメントとを接続する
接続部の長さを充分に確保することができる。
【0022】すなわち、巻治具41の突出部55へのコ
イル線eの巻回開始時には、表側位置決め用切欠部65
の角部67にコイル線eが位置され、このコイル線eが
突出部55の外周に向けて延在され、一方、巻回終了時
には、突出部55の外周に巻回されたコイル線eが、隣
接する巻治具41の裏側位置決め用切欠部66の角部7
4に向けて延在されることとなるため、コイル線eを巻
回開始点81および巻回終了点83に確実に位置させる
ことが可能となる。
【0023】また、以上のように構成されたフラットモ
ータ用コイル巻線装置では、表側位置決め用切欠部65
の角部67と裏側位置決め用切欠部66の角部74を、
所定距離離間して形成したので、裏側位置決め用切欠部
66の角部74と表側位置決め用切欠部65の角部67
との間に相当する距離だけコイルエレメントとコイルエ
レメントとを接続するコイル線eの接続部の長さが増大
するため、巻治具を大径化することなくコイルエレメン
トとコイルエレメントとを接続する接続部の長さを充分
に確保することが可能となる。
【0024】また、以上のように構成されたフラットモ
ータ用コイル巻線装置では、案内溝79を形成したので
、コイル線eが案内溝79に沿って突出部55の外周に
向けて延在されることとなるため、コイル線eをより確
実に巻回開始点81に位置させることが可能となる。 さらに、以上のように構成されたフラットモータ用コイ
ル巻線装置では、位置決め用切欠部65,66の角部6
7,74の位置を、図17に示したような位置としたの
で、所定のコイルエレメントE形状を確実に得ることが
でき、また、最外周のコイル線eの仮接着強度を向上す
ることが可能となる。
【0025】すなわち、図20に示した状態では、コイ
ル線eの巻回開始側の側辺61を上辺57側に延長した
時に、この延長線69から所定角度α上辺57側に傾い
た直線71に沿ってコイル線eが導かれることとなるた
め、所定のコイルエレメントE形状を確実に得ることが
できる。また、図20に示した状態では、巻回終了時の
コイル線eの側辺73を上辺57側に延長した時に、こ
の延長線75から所定角度β上辺57側に傾いた直線7
7に沿ってコイル線eが導かれることとなるため、最外
周のコイル線eが内側のコイル線eに確実に接合するこ
ととなり、仮接着強度を向上することが可能となる。
【0026】そして、さらに、以上のように構成された
フラットモータ用コイル巻線装置では、突出部55にテ
ーパ面63を形成したので、突出部55に巻回されたコ
イル線eを、突出部55から容易に取り外すことが可能
になる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
て形成されたコイルエレメントEでは、図23ないし図
26に示すように、コイル線eの出入部Cと、このコイ
ル線出入部Cに連続する2側部Bと、この2側部Bと連
続する上辺部Aとの断面を取ると、各断面において、厚
さが、a1>bl>c1、幅が、a2<b2<c2とな
っている。
【0028】従って、厚さの変化が、一回転当たり4回
ある。そのため、巻き乱れが生じ易く、コイルエレメン
トEの幅寸法が安定しないという不具合がある。その結
果、アマチュアの組付時の断線,短絡などの不良を招く
虞がある。本発明は斯かる問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的は、コイルエレメントの各部に於
ける寸法精度を高めることを可能としたフラットモータ
用コイルエレメントおよびフラットモータ用コイル巻線
装置の巻治具を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフラットモ
ータ用コイルエレメントは、コイル線出入部とこれに連
続する2つの側部とこの2つの側部と連続する上辺部と
を有するように、一本のコイル線により連続して形成さ
れて成る偏平で断面ほぼ台形状のフラットモータ用コイ
ルエレメントにおいて、2つの側部を長手方向において
内側部分と外側部分とに2分し、その一方の肉厚をコイ
ル線出入部又は上辺部の肉厚とほぼ等しくするとともに
、他方の肉厚を上辺部又はコイル線出入部の肉厚と等し
くなるように構成して成るものである。
【0030】本発明に係るフラットモータ用コイル巻線
装置の治具は、中心にシャフトを挿通して同一軸線上に
配置される複数の偏平状の巻治具本体の一側に、コイル
線を複数回重積状に巻回するため形成される突出部を設
けるとともに、コイル線の侵入部と侵出部とに連続する
コイル線出入部形成部と、このコイル線出入部形成部に
連続する2つの側部形成部と、この2つの側部形成部と
連続する上辺部形成部とを備えた巻回面を設け、各巻治
具本体の巻回面にコイル線を巻回した偏平で断面ほぼ台
形状のコイルエレメントを一本のコイル線により連続し
て形成するフラットモータ用コイル巻線装置の巻治具に
おいて、前記巻回面の2つの側部形成部を長手方向にお
いて内側部分形成部と外側部分形成部とに2分し、その
一方の肉厚をコイル線出入部形成部又は上辺部形成部の
肉厚とほぼ等しくするとともに、他方の肉厚を上辺部形
成部又はコイル線出入部形成部の肉厚と等しくなるよう
に構成して成るものである。
【0031】
【作用】本発明に係るフラットモータ用コイルエレメン
トは、アマチュア組付時に隣合うフラットモータ用コイ
ルエレメント同士の重なり合う部の幅を均一なものとす
ることができる。本発明に係るフラットモータ用コイル
巻線装置の巻治具では、2つの側部形成部における内側
部分又は外側部分の肉厚と上辺部形成部の肉厚とが等し
く、また、2つの側部形成部における外側部分又は内側
部分の肉厚とコイル線出入部形成部の肉厚が等しくされ
ているから、巻線時の厚さの変化を、1回転当たり2回
とすることが可能となり、巻乱れが防止できる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1ないし図4は本発明に係るフラットモータ用コイルエ
レメントの一実施例を示すもので、90はコイルエレメ
ントを現す。このコイルエレメント90は、コイル線出
入部91とこれに連続する2つの側部92とこの2つの
側部92と連続する上辺部93とを有するように、一本
のコイル線eにより連続して形成されて成る偏平で断面
ほぼ台形状を為している。
【0033】そして、2つの側部92は、長手方向にお
いて内側部分92Aと外側部分92Bとに2分され、内
側部分92Aの肉厚B1が上辺部93の肉厚A1とほぼ
等しく、外側部分92Bの肉厚B3がコイル線出入部9
1の肉厚C1と等しくなるように構成されている。この
ように構成されたコイルエレメント90を用いてアマチ
ュア組付を行なうと、図5のように、隣接するコイルエ
レメント90同士の内側部分92Aと外側部分92Bと
が重なり合った状態で重合されることとなり、図6のよ
うに均一な肉厚を持った形状とすることが可能となる。
【0034】このため、図7に示すように、各コイルエ
レメント90間の距離Lを小さくすることが可能となり
、フラットモータにおける電磁密度を高めることができ
る。次に、このコイルエレメント90を成形するための
巻治具41について、図8ないし図10を用いて説明す
る。なお、本実施例においては、図14ないし図23に
おける従来例と同様の形状をなす装置および部材を用い
ているので、同一箇所には同一の符合を付し、その説明
を省略する。
【0035】巻治具41は、中心にシャフト44を挿通
して同一軸線上に配置される複数の偏平状の巻治具本体
53の一側に、コイル線eを複数回重積状に巻回するた
め形成される突出部55を設けるとともに、この突出部
55と連設する部位には、コイル線eの侵入部形成部9
4と侵出部形成部95とを形成するコイル線出入部形成
部99と、このコイル線出入形成部99に連続する2つ
の側部形成部96と、この2つの側部形成部96と連続
する上辺部形成部97とを形成する巻回面98を設けて
いる。なお、侵入部形成部94には、図17,18と同
様に、コイル線eの案内溝79が設けられている。
【0036】そして、図2ないし図4に対応するように
、図9に示すように、巻回面98の上辺部形成部97の
肉厚Dが、2つの側部形成部96の内側部分形成部96
Aの肉厚Eとほぼ等しくされ、コイル線出入部形成部9
9の肉厚Gが、2つの側部形成部96の外側部分形成部
96Bの肉厚Fとほぼ等しくされている。2つの側部形
成部96の内側部分形成部96Aと外側部分形成部96
Bとは、2つの側部形成部96の長手方向においてほぼ
2分することによって形成される。
【0037】従って、この巻治具41を図10のように
シャフト44に組み付けて、図22と同様にコイル線e
を巻回してコイルエレメントEを形成すると、コイル線
eは2つの側部形成部96の内側部分形成部96Aの幅
に相当する間は、上辺部形成部97と同等の肉厚で巻か
されることとなり、次いで、コイル線eが、2つの側部
形成部96の外側部分形成部96Bの部位を巻回される
ようになると、コイル線出入部形成部99の肉厚と同等
の肉厚で巻かされることとなる。
【0038】その結果、図2ないし図4で示すコイルエ
レメント90を得ることができる。本実施例においては
、巻線時の厚さが、2つの部位を異ならせるだけにした
ので、1回転当たりの厚さの変化が2つとなり、巻き乱
れが減少する。すなわち、本実施例によれば、幅方向へ
の脹らみが防止でき、各部におけるコイル線eの密度を
高めることが可能となる。
【0039】なお、上記実施例では、2つの側部92の
内側部分92Aの肉厚B1が外側部分の肉厚B3よりも
厚くした場合について説明したが、2つの側部92の内
側部分92Aの肉厚B1が外側部分の肉厚B3よりも薄
くしても良い。また、上記実施例では、巻回面98の上
辺部形成部97の肉厚Dが、2つの側部形成部96の内
側部分形成部96Aの肉厚Eとほぼ等しくされ、コイル
線出入部形成部99の肉厚Gが、2つの側部形成部96
の外側部分形成部96Bの肉厚Fとほぼ等しくされてい
る場合について説明したが、巻回面56の上辺部形成部
97の肉厚Dが、2つの側部形成部96の外側部分形成
部96Bの肉厚Fとほぼ等しくされ、コイル線出入部形
成部99の肉厚Gが、2つの側部形成部96の内側部分
形成部96Aの肉厚Eとほぼ等しくなるようにしても良
い。
【0040】
【発明の効果】本発明に係るフラットモータ用コイルエ
レメントは、コイル線出入部とこれに連続する2つの側
部とこの2つの側部と連続する上辺部とを有するように
、一本のコイル線により連続して形成されて成る偏平で
断面ほぼ台形状のフラットモータ用コイルエレメントに
おいて、2つの側部を長手方向において内側部分と外側
部分とに2分し、その一方の肉厚をコイル線出入部又は
上辺部の肉厚とほぼ等しくするとともに、他方の肉厚を
上辺部又はコイル線出入部の肉厚と等しくなるように構
成して成るので、アマチュア組付時の断線,短絡などの
不良を減少できるとともに、アマチュア組付時のバラン
スが向上する。
【0041】本発明に係るフラットモータ用コイル巻線
装置の巻治具は、中心にシャフトを挿通して同一軸線上
に配置される複数の偏平状の巻治具本体の一側に、コイ
ル線を複数回重積状に巻回するため形成される突出部を
設けるとともに、コイル線の侵入部と侵出部とに連続す
るコイル線出入部形成部と、このコイル線出入部形成部
に連続する2つの側部形成部と、この2つの側部形成部
と連続する上辺部形成部とを備えた巻回面を設け、各巻
治具本体の巻回面にコイル線を巻回した偏平で断面ほぼ
台形状のコイルエレメントを一本のコイル線により連続
して形成するフラットモータ用コイル巻線装置の巻治具
において、前記巻回面の2つの側部形成部を長手方向に
おいて内側部分形成部と外側部分形成部とに2分し、そ
の一方の肉厚をコイル線出入部形成部又は上辺部形成部
の肉厚とほぼ等しくするとともに、他方の肉厚を上辺部
形成部又はコイル線出入部形成部の肉厚と等しくなるよ
うに構成して成るので、巻き乱れが減少し、コイルの各
部の寸法精度が向上する。巻線時の電線張力が小さくで
きるので、電線の伸び率を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラットモータ用コイルエレメン
トの一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図5】図1のフラットモータ用コイルエレメントを組
み付ける前の状態を示す説明図である。
【図6】図1のフラットモータ用コイルエレメントを組
み付けた状態を示す説明図である。
【図7】図1のフラットモータ用コイルエレメントを組
み付けて形成したアマチュアを示す平面図である。
【図8】本発明に係るフラットモータ用コイル巻線装置
の巻治具の一実施例を示す平面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】図8のフラットモータ用コイル巻線装置の巻
治具を組み付けた状態を示す側面図である。
【図11】従来のコイルエレメントを示す正面図である
【図12】従来のフラットモータ用コイル巻線装置を示
す上面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】図12の型片を示す斜視図である。
【図15】図14のフラットモータ用コイル巻線装置に
より形成されたフラットモータ用コイルを示す説明図で
ある。
【図16】ループを有するフラットモータ用コイルを示
す説明図である。
【図17】先願に係るフラットモータ用コイル巻線装置
の巻治具の正面図である。
【図18】図17のフラットモータ用コイル巻線装置の
巻治具の側面図である。
【図19】図17のフラットモータ用コイル巻線装置の
巻治具を用いたフラットモータ用コイル巻線装置の側面
図である。
【図20】図17のフラットモータ用コイル巻線装置の
巻治具に形成される位置決め用切欠部の角部の位置を示
すための説明図である。
【図21】図17のフラットモータ用コイル巻線装置の
巻治具を裏側から見た図である。
【図22】図19のフラットモータ用コイル巻線装置に
コイル線を巻回している状態を示す説明図である。
【図23】図22によって製造されたフラットモータ用
コイルエレメントを示す平面図である。
【図24】図23のA−A線に沿った断面図である。
【図25】図23のB−B線に沿った断面図である。
【図26】図23のC−C線に沿った断面図である。
【符号の説明】
41  巻治具 44  シャフト 53  巻治具本体 55  突出部 65  表側位置決め用切欠部 66  裏側位置決め用切欠部 67,74  角部 79  案内溝 90  コイルエレメント 91  コイル線出入部 92  側部 92A  内側部分 92B  外側部分 93  上辺部 96  側部形成部 96A  内側形成部分 96B  外側形成部分 97  上辺部形成部 98  巻回面 99  コイル線出入部形成部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コイル線出入部(91)とこれに連続
    する2つの側部(92)とこの2つの側部(92)と連
    続する上辺部(93)とを有するように、一本のコイル
    線(e)により連続して形成されて成る偏平で断面ほぼ
    台形状のフラットモータ用コイルエレメントにおいて、
    2つの側部(92)を長手方向において内側部分(92
    A)と外側部分(92B)とに2分し、その一方の肉厚
    をコイル線出入部(91)又は上辺部(93)の肉厚と
    ほぼ等しくするとともに、他方の肉厚を上辺部(93)
    又はコイル線出入部(91)の肉厚と等しくなるように
    構成して成ることを特徴とするフラットモータ用コイル
    エレメント。
  2. 【請求項2】  中心にシャフト(44)を挿通して同
    一軸線上に配置される複数の偏平状の巻治具本体(53
    )の一側に、コイル線(e)を複数回重積状に巻回する
    ため形成される突出部(55)を設けるとともに、コイ
    ル線(e)の侵入部と侵出部とに連続するコイル線出入
    部形成部(99)と、このコイル線出入部形成部(99
    )に連続する2つの側部形成部(96)と、この2つの
    側部形成部(96)と連続する上辺部形成部(97)と
    を備えた巻回面(98)を設け、各巻治具本体(53)
    の巻回面(98)にコイル線(e)を巻回した偏平で断
    面ほぼ台形状のコイルエレメント(E)を一本のコイル
    線(e)により連続して形成するフラットモータ用コイ
    ル巻線装置の巻治具において、前記巻回面(98)の2
    つの側部形成部(96)を長手方向において内側部分形
    成部(96A)と外側部分形成部(96B)とに2分し
    、その一方の肉厚をコイル線出入部形成部(99)又は
    上辺部形成部(97)の肉厚とほぼ等しくするとともに
    、他方の肉厚を上辺部形成部(97)又はコイル線出入
    部形成部(99)の肉厚と等しくなるように構成して成
    ることを特徴とするフラットモータ用コイル巻線装置の
    巻治具。
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