JPH0424866B2 - - Google Patents
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- JPH0424866B2 JPH0424866B2 JP56142024A JP14202481A JPH0424866B2 JP H0424866 B2 JPH0424866 B2 JP H0424866B2 JP 56142024 A JP56142024 A JP 56142024A JP 14202481 A JP14202481 A JP 14202481A JP H0424866 B2 JPH0424866 B2 JP H0424866B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- semiconductor
- semiconductor region
- base
- conductivity type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D89/00—Aspects of integrated devices not covered by groups H10D84/00 - H10D88/00
- H10D89/10—Integrated device layouts
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電力用トランジスタ、又は半導体集積
回路等の半導体装置の製造方法に関する。
回路等の半導体装置の製造方法に関する。
半導体集積回路におけるトランジスタを、PN
接合で分離した島状領域に形成し、エミツタ、ベ
ース、コレクタの各電極を半導体基板の表面から
取出した構造はよく知られている。この構造のト
ランジスタを電力用として大きな出力電流を取出
せるようにする場合、低抵抗のコレクタ領域を島
状領域の底部に埋込み、半導体基板の表面から高
濃度の不純物を拡散して埋込コレクタ領域に達す
るコレクタ引出し領域を形成する方法が一般に行
われている。しかし、半導体基板の表面にコレク
タ電極を形成する限り、コレクタ電流の電流通路
がかなり長くなり、この通路の抵抗値を下げるの
に限界がある。このため、トランジスタのコレク
タ飽和電圧VCE(sat)が大きくなり、半導体基板
内での電力損失が大きいという欠点を生じる。ま
た、コレクタ電極のためにかなりの面積を必要と
することから、半導体基板の面積(チツプサイ
ズ)が大きくなるという欠点もある。
接合で分離した島状領域に形成し、エミツタ、ベ
ース、コレクタの各電極を半導体基板の表面から
取出した構造はよく知られている。この構造のト
ランジスタを電力用として大きな出力電流を取出
せるようにする場合、低抵抗のコレクタ領域を島
状領域の底部に埋込み、半導体基板の表面から高
濃度の不純物を拡散して埋込コレクタ領域に達す
るコレクタ引出し領域を形成する方法が一般に行
われている。しかし、半導体基板の表面にコレク
タ電極を形成する限り、コレクタ電流の電流通路
がかなり長くなり、この通路の抵抗値を下げるの
に限界がある。このため、トランジスタのコレク
タ飽和電圧VCE(sat)が大きくなり、半導体基板
内での電力損失が大きいという欠点を生じる。ま
た、コレクタ電極のためにかなりの面積を必要と
することから、半導体基板の面積(チツプサイ
ズ)が大きくなるという欠点もある。
これらの欠点を解消できる構造として、デイス
クリートの電力用トランジスタと同じように、半
導体基板の裏面からコレクタ電極を取出した構造
が知られている。この構造の集積回路は、第1図
〜第4図に示すように形成される。
クリートの電力用トランジスタと同じように、半
導体基板の裏面からコレクタ電極を取出した構造
が知られている。この構造の集積回路は、第1図
〜第4図に示すように形成される。
即ち、まず、第1図に示す如くN+型半導体基
板1の上にエピタキシヤル成長法により高抵抗率
のN型半導体領域2を形成する。次に、領域2の
複数の回路素子(ここでは、小信号トランジスタ
と抵抗)を作成すべき部分にP型導電型領域3を
拡散により形成する。更に、小信号トランジスタ
の埋込コレクタ領域となるN+型領域4と、抵抗
の寄生もれ電流防止領域となるN+型領域5とを
領域3に拡散により形成する。
板1の上にエピタキシヤル成長法により高抵抗率
のN型半導体領域2を形成する。次に、領域2の
複数の回路素子(ここでは、小信号トランジスタ
と抵抗)を作成すべき部分にP型導電型領域3を
拡散により形成する。更に、小信号トランジスタ
の埋込コレクタ領域となるN+型領域4と、抵抗
の寄生もれ電流防止領域となるN+型領域5とを
領域3に拡散により形成する。
次に、第2図に示す如く領域2(但し領域3,
4,5になつた部分を含む)の上にエピタキシヤ
ル成長法により高抵抗率のN型半導体領域6を形
成する。
4,5になつた部分を含む)の上にエピタキシヤ
ル成長法により高抵抗率のN型半導体領域6を形
成する。
次に、第3図に知す如く領域6の電力用のトラ
ンジスタを作成すべき部分に、電力用トランジス
タのベース領域となるP型領域7を形成する(領
域7の先端部は領域2に達している)。また、領
域6の一部である小信号トランジスタを作成すべ
きN型領域6aと抵抗を作成すべきN型領域6b
とを領域2から分離して得るように、領域6の表
面6から不純物を拡散してP型領域8を形成す
る。
ンジスタを作成すべき部分に、電力用トランジス
タのベース領域となるP型領域7を形成する(領
域7の先端部は領域2に達している)。また、領
域6の一部である小信号トランジスタを作成すべ
きN型領域6aと抵抗を作成すべきN型領域6b
とを領域2から分離して得るように、領域6の表
面6から不純物を拡散してP型領域8を形成す
る。
次に、第4図に示す如く、電力用トランジスタ
のコレクタ引出し領域となるN+型領域10と小
信トランジスタのコレクタ引出し領域となるN+
型領域11とをそれぞれ領域7、及び領域6aの
中に拡散により形成する。次に、小信号トランジ
スタのベース領域となるP型領域12と抵抗領域
となるP型領域13とをそれぞれ領域6a及び領
域6bの中に拡散により形成する。さらに、小信
号トランジスタのエミツタ領域となるN+型領域
14を拡散により形成する。最後に、電力用トラ
ンジスタのエミツタ、ベース、コレクタの各電極
15,16,17と、小信号トランジスタのエミ
ツタ、ベース、コレクタの各電極18,19,2
0と、抵抗の電極21,22を形成する半導体基
板の表面はSiO2膜23で被覆し保護している。
なお第1図〜第3図では、選択拡散のマスクなど
に使用されるSiO2膜が省略されている。また第
4図では、半導体集積回路内部の各素子を接続す
る配線電極が省略されている。このような半導体
集積回路では、領域1,2がその上に複数の回路
素子を構成するための基板であるとともに、電力
用トランジスタのコレクタ領域ともなる。従つ
て、電力用トランジスタのコレクタ飽和電圧VCE
(sat)は個別素子なみに小さくできるし、電力用
トランジスタのコレクタ電極に要する面積により
チツプサイズが大きくなることもない。
のコレクタ引出し領域となるN+型領域10と小
信トランジスタのコレクタ引出し領域となるN+
型領域11とをそれぞれ領域7、及び領域6aの
中に拡散により形成する。次に、小信号トランジ
スタのベース領域となるP型領域12と抵抗領域
となるP型領域13とをそれぞれ領域6a及び領
域6bの中に拡散により形成する。さらに、小信
号トランジスタのエミツタ領域となるN+型領域
14を拡散により形成する。最後に、電力用トラ
ンジスタのエミツタ、ベース、コレクタの各電極
15,16,17と、小信号トランジスタのエミ
ツタ、ベース、コレクタの各電極18,19,2
0と、抵抗の電極21,22を形成する半導体基
板の表面はSiO2膜23で被覆し保護している。
なお第1図〜第3図では、選択拡散のマスクなど
に使用されるSiO2膜が省略されている。また第
4図では、半導体集積回路内部の各素子を接続す
る配線電極が省略されている。このような半導体
集積回路では、領域1,2がその上に複数の回路
素子を構成するための基板であるとともに、電力
用トランジスタのコレクタ領域ともなる。従つ
て、電力用トランジスタのコレクタ飽和電圧VCE
(sat)は個別素子なみに小さくできるし、電力用
トランジスタのコレクタ電極に要する面積により
チツプサイズが大きくなることもない。
しかし、まだ解決すべき問題が残されている。
即ち、領域2,6はエミパキシヤル成長法で成長
した領域を2層に重ねたいわゆるダブルエピタキ
シヤル領域であるのが普通である。そして、2層
目のエピタキシヤル領域である領域6は一層目の
領域2と比べるとどうしても結晶欠陥(転移、積
層欠陥など)が多く発生する。従来はこの結晶性
の悪い領域6に電力用トランジスタと複数の回路
素子の活性領域を形成した。この領域6の結晶性
の悪さは、あまり高耐圧を要求しない小信号の回
路素子には影響が少ないが、比較的高耐圧で面積
も大きい電力用トランジスタには影響が少なくな
い。電力用トランジスタでは特に、コレクタ・ベ
ース間の耐圧特性の劣化として悪影響が現われ、
これが製造歩留りを大きく低下させる原因となつ
ている。なお、高抵抗率N型基板に長時間の高濃
度拡散を行つて領域1を形成して残部を領域2と
する方法もあり、この方法によればダブルエピタ
キシヤル成長を行う必要はない。しかし、この場
合でも、特に半導体集積回路のように拡散を始め
とする種々の処理工程を非常に多くする場合は、
最上層である領域6の表面付近に結晶欠陥(転
移、積層欠陥、キズなど)がかなり多く発生す
る。この領域6の表面付近の結晶性の悪さが、上
述と同様に、電力用トランジスタの耐圧特性の劣
化や製造歩留りの低下をまねいている。
即ち、領域2,6はエミパキシヤル成長法で成長
した領域を2層に重ねたいわゆるダブルエピタキ
シヤル領域であるのが普通である。そして、2層
目のエピタキシヤル領域である領域6は一層目の
領域2と比べるとどうしても結晶欠陥(転移、積
層欠陥など)が多く発生する。従来はこの結晶性
の悪い領域6に電力用トランジスタと複数の回路
素子の活性領域を形成した。この領域6の結晶性
の悪さは、あまり高耐圧を要求しない小信号の回
路素子には影響が少ないが、比較的高耐圧で面積
も大きい電力用トランジスタには影響が少なくな
い。電力用トランジスタでは特に、コレクタ・ベ
ース間の耐圧特性の劣化として悪影響が現われ、
これが製造歩留りを大きく低下させる原因となつ
ている。なお、高抵抗率N型基板に長時間の高濃
度拡散を行つて領域1を形成して残部を領域2と
する方法もあり、この方法によればダブルエピタ
キシヤル成長を行う必要はない。しかし、この場
合でも、特に半導体集積回路のように拡散を始め
とする種々の処理工程を非常に多くする場合は、
最上層である領域6の表面付近に結晶欠陥(転
移、積層欠陥、キズなど)がかなり多く発生す
る。この領域6の表面付近の結晶性の悪さが、上
述と同様に、電力用トランジスタの耐圧特性の劣
化や製造歩留りの低下をまねいている。
そこで、本発明の目的は、トランジスタ又は集
積回路の製造歩留りを高くすることが可能であり
且つトランジスタの特性向上が可能な半導体装置
の製造方法を提供することにある。
積回路の製造歩留りを高くすることが可能であり
且つトランジスタの特性向上が可能な半導体装置
の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本願の第1番目の発
明は、理解を容易にするために実施例を示す図面
第5図〜第11図の符号を参照して説明すると、
第1導電型の低抵抗コレクタ領域31と前記低抵
抗コレクタ領域31に隣接する第1導電型の高抵
抗コレクタ領域32とを有する基板を用意するこ
と、第1導電型とは反対の第2導電型のベース領
域33を、その一部が前記高抵抗コレクタ領域3
2で囲まれるように前記高抵抗コレクタ領域32
内に形成すること、前記高抵抗コレクタ領域32
と前記ベース領域33とが露出する基板主面を覆
うように第1導電型で高抵抗率のエピタキシヤル
成長層37を形成すること、前記エピタキシヤル
成長層37を貫通して前記ベース領域33に達
し、且つ後記のエミツタ領域40を直接又は間接
に環状に囲むように第2導電型のベース導出領域
38を形成すること、前記ベース導出領域38の
形成よりも後又は前に前記エピタキシヤル成長層
37お表面側から導電型決定不純物を拡散又は注
入することによつて、前記ベース領域33との間
に高抵抗率の前記エピタシキシヤル成長層37が
非残存の状態であると共に前記ベース導出領域3
8との間に高抵抗率の前記エピタキシヤル成長層
37が非残存の状態で前記ベース領域33及びベ
ース導出領域38によつて囲まれるように第1導
電型で低抵抗率のエミツタ領域40を形成するこ
と、前記低抵抗コレクタ領域31に接続されたコ
レクタ電極45と前記ベース導出領域38に接続
されたベース電極46と、前記エミツタ領域40
に接続されたエミツタ電極47とを形成するこ
と、を具備した半導体装置の製造方法に係わるも
のである。なお、上記発明と後述の実施例と対応
関係を説明すると、低抵抗コレクタ領域は第1の
半導体領域31、高抵抗コレクタ領域は第2の半
導体領域32、ベース領域は第3の半導体領域3
3、ベース導電型領域は第5の半導体領域38、
エミツタ領域は第7の半導体領域40に対応す
る。
明は、理解を容易にするために実施例を示す図面
第5図〜第11図の符号を参照して説明すると、
第1導電型の低抵抗コレクタ領域31と前記低抵
抗コレクタ領域31に隣接する第1導電型の高抵
抗コレクタ領域32とを有する基板を用意するこ
と、第1導電型とは反対の第2導電型のベース領
域33を、その一部が前記高抵抗コレクタ領域3
2で囲まれるように前記高抵抗コレクタ領域32
内に形成すること、前記高抵抗コレクタ領域32
と前記ベース領域33とが露出する基板主面を覆
うように第1導電型で高抵抗率のエピタキシヤル
成長層37を形成すること、前記エピタキシヤル
成長層37を貫通して前記ベース領域33に達
し、且つ後記のエミツタ領域40を直接又は間接
に環状に囲むように第2導電型のベース導出領域
38を形成すること、前記ベース導出領域38の
形成よりも後又は前に前記エピタキシヤル成長層
37お表面側から導電型決定不純物を拡散又は注
入することによつて、前記ベース領域33との間
に高抵抗率の前記エピタシキシヤル成長層37が
非残存の状態であると共に前記ベース導出領域3
8との間に高抵抗率の前記エピタキシヤル成長層
37が非残存の状態で前記ベース領域33及びベ
ース導出領域38によつて囲まれるように第1導
電型で低抵抗率のエミツタ領域40を形成するこ
と、前記低抵抗コレクタ領域31に接続されたコ
レクタ電極45と前記ベース導出領域38に接続
されたベース電極46と、前記エミツタ領域40
に接続されたエミツタ電極47とを形成するこ
と、を具備した半導体装置の製造方法に係わるも
のである。なお、上記発明と後述の実施例と対応
関係を説明すると、低抵抗コレクタ領域は第1の
半導体領域31、高抵抗コレクタ領域は第2の半
導体領域32、ベース領域は第3の半導体領域3
3、ベース導電型領域は第5の半導体領域38、
エミツタ領域は第7の半導体領域40に対応す
る。
本願の第2番目の発明は、上記第1番目の発明
に係らるトランジスタを含む集積回路の製造方法
に係わるものであり、後述の実施例から明らかな
如き、第4の半導体領域34を形成すること、第
6の半導体領域39を形成すること、第6の半導
体領域39で囲まれた領域中に半導体回路素子を
形成することを含む。
に係らるトランジスタを含む集積回路の製造方法
に係わるものであり、後述の実施例から明らかな
如き、第4の半導体領域34を形成すること、第
6の半導体領域39を形成すること、第6の半導
体領域39で囲まれた領域中に半導体回路素子を
形成することを含む。
上記本発明によれば、トランジスタの活性領域
が半導体基板の表面から遠ざけられて形成される
ので、半導体基板の表面付近に発生し易い結晶欠
陥の悪影響が軽減され、トランジスタの耐圧特性
の劣化や製造歩留りの低下といつた不利益が減少
する。また、トランジスタのベース領域の不純物
濃度分布が通常のベース拡散型トランジスタと異
なるため、一定の電流増幅率を得ようとしたと
き、通常のベース拡散型トランジスタより広いベ
ース幅とすることが可能になる。このことは、電
流集中の緩和により破壊耐量の向上が可能である
ことを意味する。
が半導体基板の表面から遠ざけられて形成される
ので、半導体基板の表面付近に発生し易い結晶欠
陥の悪影響が軽減され、トランジスタの耐圧特性
の劣化や製造歩留りの低下といつた不利益が減少
する。また、トランジスタのベース領域の不純物
濃度分布が通常のベース拡散型トランジスタと異
なるため、一定の電流増幅率を得ようとしたと
き、通常のベース拡散型トランジスタより広いベ
ース幅とすることが可能になる。このことは、電
流集中の緩和により破壊耐量の向上が可能である
ことを意味する。
以下、第5図〜第11図を参照して本発明の実
施例に係わる集積回路の製造方法及び構造につい
て述べる。
施例に係わる集積回路の製造方法及び構造につい
て述べる。
第5図〜第11図は半導体シリコン基板を使用
して電力用トランジスタを含む集積回路を形成す
る際の各工程に於ける断面を示すものである。ま
ず第5図に示す如く、厚さ約250μmのN+型(第
1導電型)基板から成る第1の半導体領域31の
上に、エピタキシヤル成長法により燐を軽くドー
プしたN型の第2の半導体領域32を形成する。
この第1及び第2の半導体領域31,32は、集
積回路の基板としての働きを有する他、電力用ト
ランジスタのコレクタ領域としての働きも有す
る。なお領域32の抵抗率に10〜15Ω・cmと高抵
抗率であり、厚さは約40μmである。次に、領域
32の電力用トランジスタを作成すべき部分に、
電力用トランジスタのベース領域となるP型(第
2導電型)の第3の半導体領域33を形成する。
また、領域32の複数の回路素子(通常はトラン
ジスタ、ダイオード、抵抗などの多数の回路素子
を形成するが、ここでは説明を簡略化するために
小信号トランジスタ1個と抵抗1個の簡単な例と
する。)を作成すべき部分にP型の第4の半導体
領域34を形成する。領域33と34はP型不純
物である硼素を領域32の表面より拡散して同時
に形成しており、表面不純物濃度は約5×
1016atoms/cm3、深さは約15μmである。なお、
領域33の真下の領域31,32及びこれらの周
辺領域が電力用トランジスタのコレクタ領域とな
る。
して電力用トランジスタを含む集積回路を形成す
る際の各工程に於ける断面を示すものである。ま
ず第5図に示す如く、厚さ約250μmのN+型(第
1導電型)基板から成る第1の半導体領域31の
上に、エピタキシヤル成長法により燐を軽くドー
プしたN型の第2の半導体領域32を形成する。
この第1及び第2の半導体領域31,32は、集
積回路の基板としての働きを有する他、電力用ト
ランジスタのコレクタ領域としての働きも有す
る。なお領域32の抵抗率に10〜15Ω・cmと高抵
抗率であり、厚さは約40μmである。次に、領域
32の電力用トランジスタを作成すべき部分に、
電力用トランジスタのベース領域となるP型(第
2導電型)の第3の半導体領域33を形成する。
また、領域32の複数の回路素子(通常はトラン
ジスタ、ダイオード、抵抗などの多数の回路素子
を形成するが、ここでは説明を簡略化するために
小信号トランジスタ1個と抵抗1個の簡単な例と
する。)を作成すべき部分にP型の第4の半導体
領域34を形成する。領域33と34はP型不純
物である硼素を領域32の表面より拡散して同時
に形成しており、表面不純物濃度は約5×
1016atoms/cm3、深さは約15μmである。なお、
領域33の真下の領域31,32及びこれらの周
辺領域が電力用トランジスタのコレクタ領域とな
る。
次に、第6図に示す如く、小信号トランジスタ
の埋込コレクタ領域となるN+型半導体領域35
と抵抗の寄生もれ電流防止領域となるN+型半導
体領域36を領域34の中に形成する。領域3
5,36はN型不純物であるアンチモンまたは砒
素を領域34の表面より拡散して同時に形成して
おり、表面不純物濃度は約2×1019atoms/cm3、
深さは約5μmである。
の埋込コレクタ領域となるN+型半導体領域35
と抵抗の寄生もれ電流防止領域となるN+型半導
体領域36を領域34の中に形成する。領域3
5,36はN型不純物であるアンチモンまたは砒
素を領域34の表面より拡散して同時に形成して
おり、表面不純物濃度は約2×1019atoms/cm3、
深さは約5μmである。
次に、第7図に示す如く、領域32〜36の上
にエピタキシヤル成長法により燐を軽くドープし
たN型のエピタキシヤル成長層37を形成する。
このエピタキシヤル成長層37の抵抗率は約10〜
15Ω・cmと高抵抗率であり、厚さは約20μmであ
る。
にエピタキシヤル成長法により燐を軽くドープし
たN型のエピタキシヤル成長層37を形成する。
このエピタキシヤル成長層37の抵抗率は約10〜
15Ω・cmと高抵抗率であり、厚さは約20μmであ
る。
次に、第8図に示す如く、電力用トランジスタ
のベース領域となる第3の半導体領域33に連結
してベース引出し領域となるP型の第5の半導体
領域38を領域37の中に拡散によつて形成す
る。この領域38は、エピタキシヤル成長層37
の一部であるN型の島状半導体領域37aを環状
に包囲して、領域37aを電力用トランジスタの
コレクタ領域から絶縁分離(PN接合分離、以下
同じ)している。領域38によつて囲まれた島状
半導体領域37aには後に工程で第9図に示す第
7の半導体領域40が形成される。また、第4の
半導体領域34と連結して分離領域となるP型の
半導体領域39をエピタキシヤル成長層37に形
成する。領域39は、エピタキシヤル成長層37
の内の複数の小信号半導体回路素子を作成すべき
N型の島状半導体領域37b,37cを環状包囲
して、この部分を電力用トランジスタのコレクタ
領域から絶縁分離している。また、領域39は複
数の島状半導体領域37b,37cの相互間を絶
縁分離してもいる。領域38,39は、P型不純
物である硼素をエピタキシヤル成長層37の表面
より拡散して同時に形成しており、表面不純物濃
度は約2×1019atoms/cm3、深さは約15μm(領
域33,34が上方に拡大するため、エピタキシ
ヤル成長層37の厚さより浅くともよい)であ
る。
のベース領域となる第3の半導体領域33に連結
してベース引出し領域となるP型の第5の半導体
領域38を領域37の中に拡散によつて形成す
る。この領域38は、エピタキシヤル成長層37
の一部であるN型の島状半導体領域37aを環状
に包囲して、領域37aを電力用トランジスタの
コレクタ領域から絶縁分離(PN接合分離、以下
同じ)している。領域38によつて囲まれた島状
半導体領域37aには後に工程で第9図に示す第
7の半導体領域40が形成される。また、第4の
半導体領域34と連結して分離領域となるP型の
半導体領域39をエピタキシヤル成長層37に形
成する。領域39は、エピタキシヤル成長層37
の内の複数の小信号半導体回路素子を作成すべき
N型の島状半導体領域37b,37cを環状包囲
して、この部分を電力用トランジスタのコレクタ
領域から絶縁分離している。また、領域39は複
数の島状半導体領域37b,37cの相互間を絶
縁分離してもいる。領域38,39は、P型不純
物である硼素をエピタキシヤル成長層37の表面
より拡散して同時に形成しており、表面不純物濃
度は約2×1019atoms/cm3、深さは約15μm(領
域33,34が上方に拡大するため、エピタキシ
ヤル成長層37の厚さより浅くともよい)であ
る。
次に、第9図に示す如く、領域37aに電力用
トランジスタのエミツタ領域となるN+型の第7
の半導体領域40を形成する。この領域40はそ
の底面が領域37aと領域33の境界面と一致す
るように形成されている。また領域40と領域3
8の間には領域37aがわずかに残存している。
この例はマルチエミツタ構造で、領域37aおよ
び40が複数個(図面では簡単化のため2個とし
た)形成されている。また、領域37bに領域3
5に連結して小信号トランジスタのコレクタ引出
し領域となるN+型の半導体領域41を形成する。
領域40,41はN型不純物である燐をエピタキ
シヤル層37の表面より拡散して同時に形成して
おり、表面不純物濃度は約2×1020atoms/cm3、
深さは約12μmである。
トランジスタのエミツタ領域となるN+型の第7
の半導体領域40を形成する。この領域40はそ
の底面が領域37aと領域33の境界面と一致す
るように形成されている。また領域40と領域3
8の間には領域37aがわずかに残存している。
この例はマルチエミツタ構造で、領域37aおよ
び40が複数個(図面では簡単化のため2個とし
た)形成されている。また、領域37bに領域3
5に連結して小信号トランジスタのコレクタ引出
し領域となるN+型の半導体領域41を形成する。
領域40,41はN型不純物である燐をエピタキ
シヤル層37の表面より拡散して同時に形成して
おり、表面不純物濃度は約2×1020atoms/cm3、
深さは約12μmである。
次に、第10図に示す如く、領域37bに小信
号トランジスタのベース領域となるP型半導体領
域42を形成する。また、領域37cに抵抗領域
となるP型領域43を形成する。領域42,43
はP型不純物である硼素をエピタキシヤル成長層
37の表面より拡散して同時に形成しており、表
面不純物濃度は約5×1018atoms/cm3、深さは約
3μmである。
号トランジスタのベース領域となるP型半導体領
域42を形成する。また、領域37cに抵抗領域
となるP型領域43を形成する。領域42,43
はP型不純物である硼素をエピタキシヤル成長層
37の表面より拡散して同時に形成しており、表
面不純物濃度は約5×1018atoms/cm3、深さは約
3μmである。
次に、第11図に示す如く、領域42の表面よ
りN型不純物である燐を拡散して、領域42に小
信号トランジスタのエミツタ領域となるN+型領
域44を形成する。領域44の表面不純物濃度は
約2×1020atoms/cm3、深さは約1.5μmである。
次に、第1の半導体領域31に電力用トランジス
タのコレクタ電極45、第5の半導体領域38に
電力用トランジスタのベース電極46、第6の半
導体領域40に電力用トランジスタのエミツタ電
極47、小信号トランジスタのエミツタ、ベー
ス、コレクタの各電極48,49,50及び抵抗
の電極51,52をアルミニウムの蒸着によりそ
れぞれ形成する。半導体基板の表面はSiO2膜5
3で被覆し保護されている。なお、第5図〜第1
0図では、選択拡散のマスクなどに使用するため
に形成されているSiO2膜が省略されている。ま
た第11図では、半導体集積回路内部の各素子を
接続する配線電極が省略されている。
りN型不純物である燐を拡散して、領域42に小
信号トランジスタのエミツタ領域となるN+型領
域44を形成する。領域44の表面不純物濃度は
約2×1020atoms/cm3、深さは約1.5μmである。
次に、第1の半導体領域31に電力用トランジス
タのコレクタ電極45、第5の半導体領域38に
電力用トランジスタのベース電極46、第6の半
導体領域40に電力用トランジスタのエミツタ電
極47、小信号トランジスタのエミツタ、ベー
ス、コレクタの各電極48,49,50及び抵抗
の電極51,52をアルミニウムの蒸着によりそ
れぞれ形成する。半導体基板の表面はSiO2膜5
3で被覆し保護されている。なお、第5図〜第1
0図では、選択拡散のマスクなどに使用するため
に形成されているSiO2膜が省略されている。ま
た第11図では、半導体集積回路内部の各素子を
接続する配線電極が省略されている。
ここで、第7の半導体領域40の形成について
説明を加える。この実施例では、領域40の底面
が領域37aと領域33の境界面と一致してい
る。しかし、更に大きい電流増幅率を得たい場合
等に於いては、第14図に示す領域40の底面が
上記境界面を越えて領域33の底面にもつと接近
するように、更に深い拡散を行つてもよい。また
反対に、第15図に示す如く領域40の底面が領
域37a内に留まるように、もつと浅い拡散を行
うことも考えられる。この場合、エミツタ領域が
N+−N構造となり、LECトランジスタ(Low
Emitter Concentration Transistor、例えば特
公昭54−37797参照)として知られる構造となる。
しかし、LECトランジスタ構造にすると、N+型
領域40とN型領域37aとの境界位置が結晶性
の悪いエピタキシヤル層37の表面に近付き、本
発明の目的を達成するとができなくなる。また、
第11図の本発明に従う電力用トランジスタの場
合には例えば約50の電量増幅率hFEを得ることが
可能であるが、第15図の構造の電力用トランジ
スタの場合の電流増幅率hFEは約10になる。
説明を加える。この実施例では、領域40の底面
が領域37aと領域33の境界面と一致してい
る。しかし、更に大きい電流増幅率を得たい場合
等に於いては、第14図に示す領域40の底面が
上記境界面を越えて領域33の底面にもつと接近
するように、更に深い拡散を行つてもよい。また
反対に、第15図に示す如く領域40の底面が領
域37a内に留まるように、もつと浅い拡散を行
うことも考えられる。この場合、エミツタ領域が
N+−N構造となり、LECトランジスタ(Low
Emitter Concentration Transistor、例えば特
公昭54−37797参照)として知られる構造となる。
しかし、LECトランジスタ構造にすると、N+型
領域40とN型領域37aとの境界位置が結晶性
の悪いエピタキシヤル層37の表面に近付き、本
発明の目的を達成するとができなくなる。また、
第11図の本発明に従う電力用トランジスタの場
合には例えば約50の電量増幅率hFEを得ることが
可能であるが、第15図の構造の電力用トランジ
スタの場合の電流増幅率hFEは約10になる。
一方、上記実施例では領域40と領域38の間
に領域37aを残存させた。このようにすると、
ベース引出し領域とエミツタ領域がP−N−N+
構造を形成し、N形領域である領域37aの残存
幅を選ぶことによつて、エミツタ・ベース電圧
VEBOを調整することが出来る。即ち、領域37a
の残存幅を大きく選べば、VEBOを100V以上にす
ることも可能である。勿論、VEBOが数Vもあれば
足りる場合には、第16図に示す如く領域37a
の残存幅を零として領域40と領域38が直接に
接するようにしてもよい。こうすれば、エミツタ
領域の面積が大となり、電流容量の大きくでき
る。また領域37aをすべて領域40に変換し、
更に領域33,38の中まで領域40が入り込む
ようにすることも可能である。
に領域37aを残存させた。このようにすると、
ベース引出し領域とエミツタ領域がP−N−N+
構造を形成し、N形領域である領域37aの残存
幅を選ぶことによつて、エミツタ・ベース電圧
VEBOを調整することが出来る。即ち、領域37a
の残存幅を大きく選べば、VEBOを100V以上にす
ることも可能である。勿論、VEBOが数Vもあれば
足りる場合には、第16図に示す如く領域37a
の残存幅を零として領域40と領域38が直接に
接するようにしてもよい。こうすれば、エミツタ
領域の面積が大となり、電流容量の大きくでき
る。また領域37aをすべて領域40に変換し、
更に領域33,38の中まで領域40が入り込む
ようにすることも可能である。
上述のような半導体集積回路を構成することに
よつて次の利点が得られる。
よつて次の利点が得られる。
(a) 電力用トランジスタの活性領域は、ダブルエ
ピタキシヤル領域の1層目である第2の半導体
領域32に主として形成され、最終的に表面領
域になるダブルエピタキシヤル領域の2層目で
あるエピタキシヤル成長層37の表面から遠ざ
けられて形成されている。従つて、エピタキシ
ヤル成長層37、特にその表面領域に多く発生
してしまう結晶欠陥が電力用トランジスタの耐
圧劣化とこれに基づく製造歩留りの低下といつ
た不利益に結びつく確率が大幅に減少した。そ
の結果、電力用高耐圧トランジスタを含む半導
体集積回路を製造歩留りよく製造することが可
能となつた。
ピタキシヤル領域の1層目である第2の半導体
領域32に主として形成され、最終的に表面領
域になるダブルエピタキシヤル領域の2層目で
あるエピタキシヤル成長層37の表面から遠ざ
けられて形成されている。従つて、エピタキシ
ヤル成長層37、特にその表面領域に多く発生
してしまう結晶欠陥が電力用トランジスタの耐
圧劣化とこれに基づく製造歩留りの低下といつ
た不利益に結びつく確率が大幅に減少した。そ
の結果、電力用高耐圧トランジスタを含む半導
体集積回路を製造歩留りよく製造することが可
能となつた。
(b) 電力用トランジスタに於ける領域33から成
るベース領域のベース幅は、一定の電流増幅率
を得ようとしたとき、通常のベース拡散型トラ
ンジスタと比べて、広くなる。ベース幅が広い
とベース領域を流れる電流の集中が起こり難い
ので、電力用トランジスタの破壊耐量が向上す
る。これを第12図及び第13図を参照して説
明する。第12図及び第13図はエミツタ領域
とベース領域とコレクタ領域とに於けるドナー
とアクセプタとの差の絶対値に対応する不純物
濃度の分布を線E,B,Cで示すものである。
本発明に係る電力用トランジスタの不純物濃度
分布を定性的に示す第12図に於いて、L0は
領域41の表面、L1は領域40と領域33の
境界、L2は領域32と領域37との境界、L3
は領域33と領域32との境界であり、L0〜
L1がエミツタ領域、L1〜L3がベース領域、L3
よりも右側がコレクタ領域である。また従来の
ベース拡散型電力用トランジスタの不純物濃度
分布を示す第13図に於いて、L0はエミツタ
領域の表面、L1はエミツタ領域とベース領域
との境界、L2はベース領域とコレクタ領域と
の境界を示す。第12図の本発明に係わる電力
用トランジスタでは、ベース領域の不純物濃度
分布は当初破線Sのようであるが、その後の熱
処理につて不純物の拡散がかなり進行して、実
線Bのようになる。即ち不純物の再分布により
ベース領域の不純物濃度がエミツタ領域側で大
幅に低くなる。これに対して、第13図の従来
の電力用トランジスタではベース領域が半導体
基板の表面からの不純物拡散により形成されて
いるので、その後の熱処理による分布の変化は
わずかである。従つて、ベース領域の不純物濃
度は比較的高い。
るベース領域のベース幅は、一定の電流増幅率
を得ようとしたとき、通常のベース拡散型トラ
ンジスタと比べて、広くなる。ベース幅が広い
とベース領域を流れる電流の集中が起こり難い
ので、電力用トランジスタの破壊耐量が向上す
る。これを第12図及び第13図を参照して説
明する。第12図及び第13図はエミツタ領域
とベース領域とコレクタ領域とに於けるドナー
とアクセプタとの差の絶対値に対応する不純物
濃度の分布を線E,B,Cで示すものである。
本発明に係る電力用トランジスタの不純物濃度
分布を定性的に示す第12図に於いて、L0は
領域41の表面、L1は領域40と領域33の
境界、L2は領域32と領域37との境界、L3
は領域33と領域32との境界であり、L0〜
L1がエミツタ領域、L1〜L3がベース領域、L3
よりも右側がコレクタ領域である。また従来の
ベース拡散型電力用トランジスタの不純物濃度
分布を示す第13図に於いて、L0はエミツタ
領域の表面、L1はエミツタ領域とベース領域
との境界、L2はベース領域とコレクタ領域と
の境界を示す。第12図の本発明に係わる電力
用トランジスタでは、ベース領域の不純物濃度
分布は当初破線Sのようであるが、その後の熱
処理につて不純物の拡散がかなり進行して、実
線Bのようになる。即ち不純物の再分布により
ベース領域の不純物濃度がエミツタ領域側で大
幅に低くなる。これに対して、第13図の従来
の電力用トランジスタではベース領域が半導体
基板の表面からの不純物拡散により形成されて
いるので、その後の熱処理による分布の変化は
わずかである。従つて、ベース領域の不純物濃
度は比較的高い。
第12図に示すように再分布でベース領域の
不純物濃度が低くなると、注入効率および単位
長当りの輸送効率が高まる。このため、ベース
幅L1〜L3を広く設計しても、電流増幅率が低
下せず、十分な電流増幅率が得られる。勿論、
ベース幅を通常のベース拡散型トランジスタ並
みに狭くすれば、極めて大きい電流増幅率を有
する電力用トランジスタを得ることが出来る。
不純物濃度が低くなると、注入効率および単位
長当りの輸送効率が高まる。このため、ベース
幅L1〜L3を広く設計しても、電流増幅率が低
下せず、十分な電流増幅率が得られる。勿論、
ベース幅を通常のベース拡散型トランジスタ並
みに狭くすれば、極めて大きい電流増幅率を有
する電力用トランジスタを得ることが出来る。
(c) 電力用トランジスタのエミツタ・ベース電圧
VEBOを、N型の領域37aの残存幅を選ぶこと
によつて、広範囲に制御できる。必要なら、
VEBOの大きな電力用トランジスタを容易に作成
することが出来る。
VEBOを、N型の領域37aの残存幅を選ぶこと
によつて、広範囲に制御できる。必要なら、
VEBOの大きな電力用トランジスタを容易に作成
することが出来る。
(d) 第5図〜第11図で説明した製造方法では領
域33と34、領域38と39、領域40と4
1を同時に形成するので、半導体集積回路を合
理的に製造することが可能になる。
域33と34、領域38と39、領域40と4
1を同時に形成するので、半導体集積回路を合
理的に製造することが可能になる。
以上、実施例について説明したが、本発明はこ
の実施例に限定されることなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例え
ば、電力用トランジスタを、くし形のシングルエ
ミツタ構造としたり、ダーリントン接続された2
個のトランジスタとしてもよい。また不純物を拡
散して形成した領域を、イオン注入法またはイオ
ン注入法と拡散の組合せで不純物をドープして形
成するようにしてもよい。また各領域の抵抗率や
不純物濃度およい寸法等を所望の特性に応じて
種々変更してもよい。また、電力用トランジスタ
のコレクタ高抵抗領域となる第2の半導体領域3
2はエピタキシヤル成長法で形成するのが普通
で、この場合に本発明の効果が顕著である。しか
し、高抵抗率の半導体基板に電力用トランジスタ
のコレクタ低抵抗領域となる第1の半導体領域3
1を拡散により形成して残部を第2の半導体領域
32としても本発明の効果は十分に発揮される。
また各領域の形成順序を必要に応じて種々変えて
も差支えない。またトランジスタのみの製造にも
適用可能である。
の実施例に限定されることなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例え
ば、電力用トランジスタを、くし形のシングルエ
ミツタ構造としたり、ダーリントン接続された2
個のトランジスタとしてもよい。また不純物を拡
散して形成した領域を、イオン注入法またはイオ
ン注入法と拡散の組合せで不純物をドープして形
成するようにしてもよい。また各領域の抵抗率や
不純物濃度およい寸法等を所望の特性に応じて
種々変更してもよい。また、電力用トランジスタ
のコレクタ高抵抗領域となる第2の半導体領域3
2はエピタキシヤル成長法で形成するのが普通
で、この場合に本発明の効果が顕著である。しか
し、高抵抗率の半導体基板に電力用トランジスタ
のコレクタ低抵抗領域となる第1の半導体領域3
1を拡散により形成して残部を第2の半導体領域
32としても本発明の効果は十分に発揮される。
また各領域の形成順序を必要に応じて種々変えて
も差支えない。またトランジスタのみの製造にも
適用可能である。
第1図、第2図、第3図、及び第4図は、従来
の集積回路の各製造工程の状態を示す断面図であ
る。第5図、第6図、第7図、第8図、第9図、
第10図、及び第11は本発明の1実施例に係わ
る集積回路の各製造工程の状態を示す断面図であ
る。第12図は第11図の集積回路の電力用トラ
ンジスタ部分の不純物分布図である。第13図は
従来のベース拡散型電力用トランジスタの不純物
分布図である。第14図、第15図、及び第16
図は変形例を示す断面図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、31は
第1の半導体領域、32は第2の半導体領域、3
3は第3の半導体領域、34は第4の半導体領
域、37はエピタキシヤル成長層、38は第5の
半導体領域、39は第6の半導体領域、40は第
7の半導体領域である。
の集積回路の各製造工程の状態を示す断面図であ
る。第5図、第6図、第7図、第8図、第9図、
第10図、及び第11は本発明の1実施例に係わ
る集積回路の各製造工程の状態を示す断面図であ
る。第12図は第11図の集積回路の電力用トラ
ンジスタ部分の不純物分布図である。第13図は
従来のベース拡散型電力用トランジスタの不純物
分布図である。第14図、第15図、及び第16
図は変形例を示す断面図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、31は
第1の半導体領域、32は第2の半導体領域、3
3は第3の半導体領域、34は第4の半導体領
域、37はエピタキシヤル成長層、38は第5の
半導体領域、39は第6の半導体領域、40は第
7の半導体領域である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1導電型の低抵抗コレクタ領域31と前記
低抵抗コレクタ領域31に隣接する第1導電型の
高抵抗コレクタ領域32とを有する基板を用意す
ること、 第1導電型とは反対の第2導電型のベース領域
33を、その一部が前記高抵抗コレクタ領域32
で囲まれるように前記高抵抗コレクタ領域32内
に形成すること、 前記高抵抗コレクタ領域32と前記ベース領域
33とが露出する基板主面を覆うように第1導電
型で高抵抗率のエピタキシヤル成長層37を形成
すること、 前記エピタキシヤル成長層37を貫通して前記
ベース領域33に達し、且つ後記のエミツタ領域
40を直接又は間接に環状に囲むように第2導電
型のベース導出領域38を形成すること、 前記ベース導出領域38の形成よりも後又は前
に前記エピタキシヤル成長層37の表面側から導
電型決定不純物を拡散又は注入することによつ
て、前記ベース領域33との間に高抵抗率の前記
エピタシキシヤル成長層37が非残存の状態であ
ると共に前記ベース導出領域38との間に高抵抗
率の前記エピタキシヤル成長層37が残存又は非
残存の状態で前記ベース領域33及びベース導出
領域38によつて囲まれるように第1導電型で低
抵抗率のエミツタ領域40を形成すること、 前記低抵抗コレクタ領域31に接続されたコレ
クタ電極45と前記ベース導出領域38に接続さ
れたベース電極46と、前記エミツタ領域40に
接続されたエミツタ電極47とを形成すること、 を具備した半導体装置の製造方法。 2 前記基板を用意することは、前記低抵抗コレ
クタ領域31に前記高抵抗コレクタ領域32とし
てエピタキシヤル成長層を設けた基板を用意する
ことである特許請求の範囲第1項記載の半導体装
置の製造方法。 3 前記エミツタ領域40を形成することは、前
記ベース導出領域38で分離された第1の導電型
で低抵抗率の複数のエミツタ領域を形成すること
である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の半
導体装置の製造方法。 4 第1導電型で低抵抗率の第1の半導体領域3
1と前記第1の半導体領域31に隣接する第1導
電型で高抵抗率の第2の半導体領域32とを有す
る基板を用意すること、 第1導電型とは反対の第2導電型の第3の半導
体領域33を、その一部が前記第2の半導体領域
32で囲まれるように前記第2の半導体領域32
内に形成し、同時に 第2導電型の第4の半導体領域34を、その一
部が前記第2の半導体領域32で囲まれ且つ前記
第3の半導体領域33と分離された状態に前記第
2の半導体領域32内に形成すること、 少なくとも前記第2の半導体領域32と前記第
3の半導体領域33と前記第4の半導体領域34
とが露出する基板主面を覆うように第1導電型で
高抵抗率のエピタキシヤル成長層37を形成する
こと、 前記エピタキシヤル成長層37を貫通して前記
第3の半導体領域33に達し、且つ後記の第7の
半導体領域40を直接又は間接に環状に囲むよう
に第2導電型の第5の半導体領域38を形成し、
同時に前記エピタキシヤル成長層37を貫通して
前記第4の半導体領域34に達し、且つ前記エピ
タキシヤル成長層37の一部を環状に囲むように
第2導電型の第6の半導体領域39を形成するこ
と、 前記第5及び第6の半導体領域38,39の形
成よりも後又は前に前記エピタキシヤル成長層3
7の表面側から導電型決定不純物を拡散又は注入
することによつて、前記第3の半導体領域33と
の間に高抵抗率の前記エピタキシヤル成長層37
が非残存の状態であると共に前記第5の半導体領
域38との間に高抵抗率の前記エピタキシヤル成
長層37が残存又は非残存の状態で前記第3及び
第5の半導体領域33,38によつて囲まれるよ
うに第1導電型で低抵抗率の第7の半導体領域4
0を形成すること、 前記第7の半導体領域40の形成と同時又は別
に、前記第6の半導体領域39で囲まれた領域中
に半導体回路素子を形成すること、 前記第1の半導体領域31に接続された電力用
トランジスタのコレクタ電極45と前記第5の半
導体領域38に接続された前記電力用トランジス
タのベース電極46と、前記第7の半導体領域4
0に接続された前記電力用トランジスタのエミツ
タ電極47とを形成すること、 を具備した半導体装置の製造方法。 5 前記基板を用意することは、前記第1の半導
体領域31に前記第2の半導体領域32としてエ
ピタキシヤル成長層を設けた基板を用意すること
である特許請求の範囲第4項記載の半導体装置の
製造方法。 6 前記第7の半導体領域40を形成すること
は、前記第5の半導体領域38で分離された第1
の導電型で低抵抗率の複数の領域を形成すること
である特許請求の範囲第4項又は第5項記載の半
導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56142024A JPS5848958A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56142024A JPS5848958A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5848958A JPS5848958A (ja) | 1983-03-23 |
| JPH0424866B2 true JPH0424866B2 (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=15305587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56142024A Granted JPS5848958A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848958A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50141979A (ja) * | 1974-05-01 | 1975-11-15 | ||
| JPS50142181A (ja) * | 1974-05-07 | 1975-11-15 | ||
| JPS5298485A (en) * | 1976-02-13 | 1977-08-18 | Sony Corp | Semiconductor integrated circuit |
-
1981
- 1981-09-09 JP JP56142024A patent/JPS5848958A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5848958A (ja) | 1983-03-23 |
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