JPH0424951Y2 - - Google Patents

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JPH0424951Y2
JPH0424951Y2 JP1988129734U JP12973488U JPH0424951Y2 JP H0424951 Y2 JPH0424951 Y2 JP H0424951Y2 JP 1988129734 U JP1988129734 U JP 1988129734U JP 12973488 U JP12973488 U JP 12973488U JP H0424951 Y2 JPH0424951 Y2 JP H0424951Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本考案は、ごはんの保存乃至運搬等に用いられ
る容器の内敷きシートに関し、当該容器内壁に凝
着して結露しようとする蒸気分を捕捉してごはん
の水漏れを防止することのできるシートに関する
ものである。 [従来の技術] 最近、学校、病院、各種公共団体の食堂や給食
あるいはレストラン、ホテル、旅館等(以下需要
者という)を対象として、炊きあげのごはんが炊
飯専門業者より商品として販売される様になつて
いる。即ち炊飯作業は元来欽食業者において個々
に行なわれるもとされのていたが、以下に示す様
な状況の下で炊飯作業を専門とする業者がこれを
代行し、ごはんを商品として販売する事業が急増
している。 食味の向上と安定化 ごはんの食味は、米の種類や貯蔵期間のみなら
ず水質、水量、水温、炊飯時の昇温速度や保持温
度等によつて微妙に変化するので、調理専門者と
いえども常に米の質に応じた最良のごはんを炊く
ことができるとは限らない。しかし炊飯のみを独
立して専業化すれば集中管理が可能となり、高品
質のごはんを安定して供給することができる。 炊飯設備や炊飯作業の能率化 需要者側から見れば調理場における炊飯関連設
備及び作業スペースが不要となるので、全体の作
業スペースが広くなるばかりでなく、炊飯作業が
全く不必要なので専門の調理作業に集中できる。 廃水汚染の問題がなくなる 炊飯に当たっては、洗米および釜洗い等により
多量の有機質廃水が生成するが、これらは飲食業
者の個人ベースでは未処理のまま廃棄されている
のが実情であり、水質汚染の原因となる。しかし
炊飯作業が炊飯専門業者によつて集中的に行なわ
れることになると、大量に発生する有機質廃水の
浄化処理が可能となるので、水質汚染の問題も解
消される。 ところで炊飯専門業者によつて炊かれたごはん
は、搬送容器に詰められてすみやかに需要者に届
けられるが、ここで最も重要なことは、いかにし
て保存乃至搬送時におけるごはんの変質を防止
し、炊きたての食味を保つた状態で届けるかとい
うことである。 この様な態勢下においてごはんの食味を低下さ
せる最大の因子は、結露水による水漏れである。
即ち炊きあげのごはんは高温で且つ多量の水分を
含んでいるので、多量の蒸気が発生する。従つて
相当の保温対策を施したとしても外気との温度差
による結露水の発生は避けられず、結露水の発生
は容器内気相の水蒸気分圧を低下させるので新た
な蒸気が発生し、蒸気発生→結露→蒸気発生の悪
循環となつて結露水の増大を招く。これらの結露
水が保存容器や搬送容器の側壁や底部に溜ると、
この部分のごはんは水漏れ状態となる。このた
め、膨潤してベチヤつく、ダンゴ状になる、食味
が低下する、といつた現象が発生し、時には細菌
の繁殖も開始され、短時間のうちに商品価値が失
なわれる。 [考案が解決しようとする問題点] 本考案はこの様な事情に着目してなされたもの
であつて、その目的は、業務用ごはん、家庭用弁
当等の保存用ないし搬送用等として用いられる容
器に適用することによつて、結露水によるごはん
の水漏れを効果的に防止し、水漏れによる上記の
如き好ましくない現象を防ぎ、ごはんの食味を長
時間良好に維持することのできる内敷きシートを
提供しようとするものである。また、本考案は白
米のごはん、赤飯、炊き込みごはん、すし用ごは
ん等の広い範囲のごはんに適用されるものであ
る。 [課題を解決するための手段] 上記の課題を解決することのできた本考案に係
る内敷きシートとは、通水路保持構造層の片面側
に吸水性高分子物質を配し、これを透水性薄膜と
非透水性薄膜の間に、通水路保持構造層を透水性
薄膜側にして介装し、あるいは通水路保持構造層
の内部に吸水性高分子物質を配して、これらを透
水性薄膜と非透水性薄膜の間に介装してなるとこ
ろに要旨を有するものである。 [作用] 本考案に係る内敷きシートの基本的な積層構造
は、第1図乃至第3図(概略断面説明図)に示す
通りであり、図中1は透水性薄膜、2は通水路保
持構造層、3は吸水性高分子物質、4は非透水性
薄膜を夫々示す。その使用に当たつては非透水性
薄膜4をごはん容器の内壁側にしてごはん容器内
面側に内敷きされる。 まず第1図の内敷きシートは、図示する如く通
水路保持構造層2の片面側に吸水性高分子物質3
を配し、その通水路保持構造層2側に透水性薄膜
1を重ねると共に、吸水性高分子物質3側には非
透水性薄膜4を重ね合わせて構成される。また、
第2図の内敷きシートは二層の通水路保持構造層
2の間に吸水性高分子物質3を挟持するような形
で配し、その片面5側に透水性薄膜1を重ねると
共に他方側には非透水性薄膜4を重ね合わせて構
成される。第3図の内敷きシートは、通水路保持
構造層2の内部に吸水性高分子物質3を配し、そ
の片面側に透水性薄膜1を重ねると共に、他方側
には非透水性薄膜4を重ね合わせて構成される。 次に各構成層の作用及び効果について説明す
る。 透水性薄膜1は、吸水性高分子物質3方向への
水分の透過を許すと共に、ごはんを容器から取り
出す際に構造強度の弱い通水路保持構造層2がご
はんに付着して引き剥がされ、ごはん内へ混入す
るのを阻止する離型層としての機能を果たすもの
であり、たとえば、天然繊維もしくは合成繊維よ
りなる織物、編物、ネツト等や適当な間隔で適当
な大きさのスリツト状、円形状、矩形状等の孔を
あけた合成樹脂フイルム(ポリエチレンフイル
ム、ポリプロピレンフイルム等のポリオレフイン
フイルム、ナイロンフイルム、ポリエステルフイ
ルム等)等が使用される。また通水路保持構造層
2は、水分が吸水性高分子物質方向へ移行する為
の通路を確保しつつ、且つ該高分子物質が透水性
薄膜1の細孔を通してごはん側へ脱出するのを阻
止する濾過層としての機能を果たすものであり、
たとえば合成繊維及びもしくは天然繊維よりなる
不織布、脱脂綿、パルプ、連続気泡を持つた発泡
樹脂等が使用される。次に吸水性高分子物質3
は、シート内へ浸入してきた水分を吸収・捕捉し
て結露を防止するもので、水に不溶性で且つ吸水
性及び保水性をもつた無毒性の高分子物質であ
り、たとえば、アクリル酸(塩)系、ビニルアル
コール系、オキシエチレン系等の単量体を原料と
する架橋された合成高分子、CMC等のセルロー
ス系、でんぷん系等の天然高分子、あるいはでん
ぷん−アクリロニトリルグラフト重合体の加水分
解物、でんぷん−ポリアクリル酸(もしくはポリ
メタクリル酸)エステルの加水分解物等のでんぷ
ん変性高分子物質等が挙げられ、これらは水不溶
化のためグラフト重合による3次元化、橋かけ剤
による架橋重合、自己橋かけによる網状化、放射
線照射による網状化等に付して使用される。これ
らの吸水性高分子物質は比表面積の大きい粉末と
して使用するのが最も一般的であるが、粒状、フ
レーク状あるいは線状のものとして用いることを
排除する理由はなく、また膜状として用いること
もできる。 非透水性薄膜4は、吸水性高分子物質3を支持
し、容器を洗浄した後の容器壁面付着水分及び菌
等が逆侵入してくるのを阻止する機能を果たすも
のであり、非透水性の合成樹脂フイルム(ポリエ
チレンフイルム、ポリプロピレンフイルム等のポ
リオレフインフイルム、ナイロンフイルム、ポリ
エステルフイルム等)、あるいは紙や布地に非透
水性樹脂を含浸もしくはラミネートして非透水性
としたもの等が使用される。 尚これらを重ね合わせた積層物は、一体性を高
めるためエンボス加工や熱融着等を施しておくの
がよい。 この様に構成された内敷きシートをごはん容器
の内壁に内敷きすると、ごはん装入側Aに存在す
る水蒸気あるいは凝縮水は、透水性薄膜1から通
水路保持構造層2を通して浸入し、吸水性高分子
物質3により吸収捕捉される。吸水性高分子物質
3は前述の如く水に不溶性の吸水・保水性高分子
物質からなるものであり、一旦高分子物質に吸収
された水分はもはやごはん側へ戻ることなくこの
部分で安定に捕捉される。その結果、ごはんが水
漏れを起こす恐れはなくなり、炊きあげの食味を
長時間良好に保つことができる。しかも吸水性高
分子物質3の背面側には非透水性薄膜が配置され
ているので、容器洗浄時の水分、或は洗浄不十分
に基づく様な食渣由来の微生物がごはん側に移動
してくるのを防止できる。それ故この容器をたと
えば通い箱として使用する場合でも衛生上の問題
は一切生じない。この様に本考案の内敷きシート
を使用すると、結露水による水漏れを可及的に防
止することができるが、この他、第1乃至3図に
示した様な積層構造とすることによつて次の様な
作用効果が発揮される。 たとえばパルプの如く構造強度の乏しい通水路
保持構造層にごはんが直接々触すると、ごはんを
取り出すときに該通水路保持構造層の一部がごは
んに付着して剥離し、ごはん内へ混入するという
問題を起こす。しかし本考案では、通水路保持構
造層の内面に離型層として透水性薄膜が設けられ
ているので、上記の様な問題は一切生じない。 [実施例] 実施例 1 ポリプロピレン製/食缶[300W×380L×180H
(mm)]にポリエチレンフイルム製の袋を敷き、つ
いで吸収シート[アクアリツクCA(日本触媒化学
社製のアクリル系吸水性樹脂)30g/m2/クレー
プ紙/不織布を積層しエンボス加工したシート]
を食缶の四側面及び底面に敷き、その内側に直径
1mmの孔を4個/1cm2の密度で設けたポリエチレ
ンフイルム製袋を内装した後に、炊き上がったご
はんをこの袋の中に移し、フタをして室温(25
℃)で放置した。 15時間経過後、ごはんの状態を観察したとこ
ろ、食缶内のどの部位のごはんもベチヤついた
り、ダンゴ状になつたりしていなくて良好な状態
に保持さりており、異臭は全くなく、おいしさも
変わらなかつた。 食缶の各部位のごはんの含水率を測定し、第1
表の結果を得た。含水率65%前後の好ましい状態
が食缶内で一様に保持されていることがわかつ
た。
【表】 別に、上記孔あきポリエチレンフイルム製袋に
代えてスリツト状の孔開きフイルムやネツトを使
用した場合も同様に、良好な結果が得られた。 比較例 1 食缶内に孔が開いていないポリエチレンフイル
ム製袋のみを内装した以外は、実施例1と同様に
実験した結果、食缶の四側面と底面部のごはんは
ベチヤついたり、ダンゴ状になつたりして、商品
的価値の著しく乏しい状態であつた。 又、食缶の各部位のごはん含水率を測定した結
果は上記第1表に表示した通りであり、結露水に
より不均一な状態になつていることが示された。 [考案の効果] 本考案は以上の様に構成されており、 結露水による水漏れが起らないので、ごはん
の食味を良好に保つことができる、 容器壁面の洗浄水や汚物由来の雑菌がシート
の内部に侵入してくることがないので、容器を
通い箱としたときに洗浄不足或は乾燥不足があ
つてもごはんが汚染されることがない、 内敷きシートの構成素材自体はいずれも極め
て安価であるので、使い捨てとしても経済的な
負担は少なく取扱いが容易である、 といつた効果に加えて、前記した様な作用効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1乃至3図は本考案の実施例を示す概略断面
説明図である。 1……透水性薄膜、2……通水路保持構造層、
3……高吸水性高分子物質、4……非透水性薄
膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透水性薄膜と非透水性薄膜との間に、片側面
    に吸水性高分子物質を配した通水路保持構造層
    を介装してなることを特徴とするごはん容器内
    敷きシート。 (2) 透水性薄膜と非透水性薄膜との間に、通水路
    保持構造層、吸水性高分子物質、通水路保持構
    造層の順で構成される3層を介装してなること
    を特徴とするごはん容器内敷きシート。 (3) 透水性薄膜と非透水性薄膜との間に、内部に
    吸水性高分子物質を配した通水路保持構造層を
    介装してなることを特徴とするごはん容器内敷
    きシート。
JP1988129734U 1988-10-03 1988-10-03 Expired JPH0424951Y2 (ja)

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