JPH0424982B2 - - Google Patents
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- JPH0424982B2 JPH0424982B2 JP59032212A JP3221284A JPH0424982B2 JP H0424982 B2 JPH0424982 B2 JP H0424982B2 JP 59032212 A JP59032212 A JP 59032212A JP 3221284 A JP3221284 A JP 3221284A JP H0424982 B2 JPH0424982 B2 JP H0424982B2
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- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
Description
本発明は、湯等に浸漬或いは湯等を注ぐことに
より、具材を含む液状食品となし得る乾燥食品の
マイクロ波を利用した製造法に関し、更に詳細に
はマイクロ波の照射時に生じる誘電ムラに起因す
る焦げが発生することがない乾燥食品の製造法に
関する。 本発明にいう具材を含む液状食品とは、具材と
液状部分とを一緒に喫食するものをいい、例えば
味噌汁・汁粉・雑煮・コーンスープ・シチユー・
クルトン入りポタージユスープ・ネギ入りラーメ
ンスープ等がある。 従来、こうした具材を含む液状食品に乾燥処理
を施したものとしては、具材を除いた液状部分に
例えば噴霧乾燥処理を施して粉末状乾燥食品とな
し、一方、具材に熱風乾燥処理等を施して乾燥具
材となし、上記粉末状乾燥食品と乾燥具材とを同
一の袋に封入する形態および別々の袋に封入する
形態が知られている。上記粉末乾燥食品と乾燥具
材とを同一の袋に封入するには、予め粉末状乾燥
食品と乾燥具材とを混合した後に袋に充填する方
法、および粉末状乾燥食品と乾燥具材とを別々に
袋に充填する方法がある。しかしながら、前者の
方法には量目にバラツキがあるという問題点があ
り、また、後者の方法には袋への充填の手間が二
重になるという問題点があつた。 加えて、上記した粉末状乾燥食品と乾燥具材と
を別々の袋に封入する形態には、使用時に2つの
袋を開封しなければならず、非常に煩雑であると
いう問題点があつた。 こうした問題点を解決するものとしては、具材
を除いた液状部分の乾燥品と乾燥具材とを一体に
成型した乾燥食品がある。従来、こうした乾燥食
品を得るために液状部分に施す乾燥処理方法とし
ては、凍結真空乾燥がある(特開昭53−145992
号)。しかしながら、凍結真空乾燥では、液状部
分を凍結した後、真空乾燥を施さなければなら
ず、その処理が煩雑となり、また、処理時間が長
時間となるという問題点があつた。その結果、凍
結真空乾燥には得られる乾燥食品がコスト高にな
るという問題点があつた。 そこで、本発明者等は、上記した問題点を生ず
ることなく、具材を含む液状食品の液状部分の乾
燥品と乾燥具材とを一体に成型した乾燥食品を得
るために液状部分に施す乾燥処理手段として、マ
イクロ波乾燥を採用した。具体的には液状部分と
具材とを混合した後、マイクロ波乾燥処理を施し
て、液状部分の乾燥品と乾燥具材とを一体に成型
した乾燥食品を得たのである。 しかしながら、このようにして得られた乾燥食
品には、その乾燥具材の一部分および/または該
乾燥具材に接触する液状部分の乾燥品の一部に焦
げが発生した。 本発明者等は、上記した焦げについて種々の研
究を重ねた。その結果、該焦げは、具材と液状部
分とを予め混合した後、マイクロ波による乾燥処
理を施す場合にだけ発生するとの事実を知つた。
そして、この焦げは、マイクロ波の照射時に生じ
る誘電ムラに起因する。この誘電ムラは、液状部
分と具材の接触部分およびその周辺と、それ以外
の部分との水分状態が不均一になること、或いは
該具材と該具材に接触する液状部分の組成が異な
ること等により生ずると推定される。前者の場合
において、水分状態が不均一になる理由を説明す
れば、浸透圧の作用により液状部分の一部が具材
に滲み込み、一方具材の水分が液状部分に滲み出
る。これにより、該液状部分と具材の接触部分お
よびその周辺の水分状態をほぼ均一とすることが
できるが、それ以外の部分の水分状態を同様に均
一にすることはできないためであると思われる。 本発明者等は、上記した事実を基に更に研究を
重ねた結果、液状部分と具材とを分けて、具材を
除いた液状部分にマイクロ波乾燥処理を施すこと
により、前述の焦げの発生を防止できるとの知見
を得、本発明を完成したのである。 上記知見を基に完成された本発明の主な要旨
は、乾燥具材と可溶性乾燥基材とを一体に成型し
た乾燥食品を得るに当つて、具材に適宜乾燥処理
を施して乾燥具材となし、一方、具材を含む液状
食品の液状部分に必要により予備乾燥処理を施し
た後、マイクロ波乾燥処理を施して可溶性乾燥基
材となし、次いで、上記乾燥具材と可溶性乾燥基
材とを一体に成型することを特徴とする乾燥食品
の製造法にある。 本発明の乾燥食品は、乾燥具材と可溶性乾燥基
材とを一体に成型したものであれば、乾燥具材と
可溶性乾燥基材とを押圧成型したもの、乾燥具材
を可溶性乾燥基材の表面に接着剤等により接着さ
せたもの、該乾燥具材を可溶性乾燥基材中に内蔵
させたもの等いずれであつても良く、特に限定さ
れない。なかでも、乾燥具材の保形性および乾燥
具材の光による劣化防止等の観点から乾燥具材を
可溶性乾燥基材中に内蔵させたものが好ましい。 以下本発明の内容を乾燥具材を可溶性乾燥基材
中に内蔵させた乾燥食品に基づいて詳細に説明す
る。 先ず、例えばネギ、油揚げ、ワカメ、コーン、
ベーコン、玉ネギ、にんじん等の具材に例えば減
圧乾燥・熱風乾燥等の適宜乾燥処理を施し、乾燥
具材を得る。各乾燥具材は、バラバラであつても
良いし、或いはこれらを集め特定形状に成型して
も良い。各乾燥具材を特定形状に成型するには、
乾燥処理を施すに当つて、具材に澱粉・アラビア
ガム等の接着効果を有し、且つ湯等に溶解する性
質を有する物質を添加する手段等が採用できる。
各乾燥具材を特定形状に成型することにより、そ
れと、前述の液状部分にマイクロ波乾燥処理を施
して得られる可溶性乾燥基材とを容易に一体に成
型することができるのである。 一方、具材を含む液状食品の具材を除いた液状
部分を所望の形状の容器に充填する。この場合、
該液状部分は味噌、こし生あん等の原料であつて
も良いし、或いは味噌汁・汁粉等の上記原料に加
水したものであつても良いが、乾燥効率の観点か
ら加水前の原料であることが好ましい。上記充填
に際しては、該液状部分を各部分の水分状態が均
一になるように混合撹拌することが好ましい。次
いで、該容器に充填した液状部分の少くとも一ケ
所に該容器より小型の容器を挿入し、上記液状部
分が窪み部分を有するようにする。この状態のま
ま液状部分にマイクロ波による乾燥処理を施し、
窪み部分を有する可溶性乾燥基材の胴部を得る。
この窪み部分が収納部となる。上記した乾燥処理
を施す場合、液状部分の好ましい水分含有率は30
〜60重量%更に好ましくは40〜55重量%である。
水分含有率が上記範囲を越える場合には上記液状
部分はマイクロ波の照射により発生する気泡を充
分に保持する粘性に欠けるのである。その結果、
発生した気泡が上記液状部分中に保持されずに破
裂し、それにより上記液状部分の多くが容器外に
飛散つてしまう傾向が現れる。また、上記の場
合、得られる可溶性乾燥基材の胴部は全体的に均
一に乾燥されていない傾向にある。従つて、上記
液状部分の水分含有率が上記範囲を越える場合に
は、減圧乾燥・熱風乾燥等の適宜乾燥処理を施す
ことにより、その水分含有率を調整することが好
ましい。一方、水分含有率が上記した範囲を下回
る場合には、発泡が起り難く、得られる可溶性乾
燥基材の胴部が充分に多孔質にならない傾向があ
る。 上記可溶性乾燥基材の胴部は、得られる乾燥食
品を短時間で喫食状態にし得るという点から多孔
質なものが好ましい。そのための方法としては、
以下の3つの方法がある。 先ず、第1の方法はマイクロ波による乾燥処理
を減圧下にて行なうものである。その場合、真空
度は665〜6650パスカル程度で充分である。この
ように、マイクロ波による乾燥処理を減圧下にて
行なうことにより、水の沸点を低下させることが
できる。その結果、品質に熱による悪影響を与え
ることなく、上述の液状部分を可溶性乾燥基材の
胴部とすることができるのである。 次に、第2の方法は、液状部分の粘性を上げた
後、マイクロ波による乾燥処理を施すものであ
る。具体的には該液状部分に増粘作用を有する物
質を添加した後、或いは該液状部分を濃縮した
後、マイクロ波乾燥処理を施す手段が採用でき
る。この増粘作用を有する物質としては、例えば
アラビアガム・ローカストビーンガム・ガテイー
ガム・グアガム・カラヤガム等のガム類、アルギ
ン酸・カラギーナン・寒天等の海藻抽出物、カー
ドラン等に代表される微生物多糖類および澱粉類
があり、その他カゼイン、ゼラチン、ペクチン、
カルボキシメチルセルロース、卵白等も使用でき
る。そして、上記した増粘作用を有する物質は、
2種以上のものを併用しても何ら差し支えない。
また、増粘作用を有する物質として、アラビアガ
ム・カゼイン・卵白等の油脂の集積を防止する物
質を使用することにより、前述の具材を含む液状
食品がコーンスープ・クルトン入りポタージユス
ープ等のような油脂を含有する食品である場合に
該油脂を含有する食品中の油脂分が集積して油滴
を形成し、該油滴が過剰に誘電加熱されることに
起因する焦げの発生を防止することもできる。上
述の物質のなかでは、アラビアガムが得られる最
終製品に味・食感等に与える影響を最小限度に止
めることができる点で最も好ましい。 次いで、第3の方法は液状部分にエタノール等
の低沸点の物質を加えた後、マイクロ波による乾
燥処理を施すものである。 上記した3方法のうち1つ或いは2つ以上を適
宜選択し採用することにより、可溶性乾燥基材の
胴部を多孔質なものとすることができる。その結
果、得られる乾燥食品を湯等に浸漬するか、或い
は該乾燥食品に湯等を注ぐことにより、該乾燥食
品を短時間で喫食状態とすることができる。 次に、上記した可溶性乾燥基材の胴部の窪み部
分(収納部)に前述した乾燥具材を充填し、その
後、上記可溶性乾燥基材の窪み部分(収納部)を
可食性の蓋材にて閉じる。該可食性の蓋材は、得
られる具材を含む液状食品の風味の点から可溶性
乾燥基材の胴部を製する時に使用したものと同配
合のものが好ましい。この場合、可食性の蓋材に
何ら乾燥処理を施すことなく使用することもでき
るし、或いは該可食性の蓋材を該可溶性乾燥基材
の窪み部分(収納部)を閉じ得るように、成型と
乾燥処理とを施したものを使用しても何ら差し支
えない。そして、前者の場合には、可溶性乾燥基
材の窪み部分の開口部を可溶性乾燥基材を製する
のに使用したものと同配合のものの未乾燥物或い
はその濃縮物にて覆う。一方、後者の場合には、
予め可溶性乾燥基材の胴部と可食性の蓋材との接
触面に接着作用を有し、且つ湯等により溶解する
物質或いは上記した液状部分と同配合のもの或い
はその濃縮物等を少量塗り、該可溶性乾燥基材の
胴部に上記可食性の蓋材料を載置する。 次いで、適宜乾燥処理好ましくはマイクロ波乾
燥処理を施す。 このようにして、乾燥具材と可溶性乾燥基材と
を一体に成型した乾燥食品を得る。 以上詳述したように本発明によれば、液状部分
と具材とを分け、該液状部分にマイクロ波による
乾燥処理を施して可溶性乾燥基材とし、一方、具
材に適宜乾燥処理を施して乾燥具材となし、その
後上記可溶性乾燥基材と乾燥具材とを一体に成型
するので、前述した液状部分と具材とを混合した
後、マイクロ波乾燥処理を施す場合のようにマイ
クロ波の照射時に水分状態が不均一なるとの事態
を生ずることがなく、これにより生ずる誘電ムラ
に起因する焦げが発生する虞がない。また、具材
と液状部分との組成が異なることに起因する誘電
ムラを生ずる虞がない。その結果、得られる乾燥
具材と可溶性乾燥基材とを一体に成型した乾燥食
品に前述した誘電ムラに起因する焦げの発生を防
止することができる。従つて、最終製品を湯等に
浸漬或いは最終製品に湯等を注ぐことにより、得
られる具材を含む液状食品は、前述した誘電ムラ
に起因する焦げによる味・色・香りの影響がな
く、また乾燥具材は完全に復元し得る。 次に、本発明の実施例を述べる。 実施例 1 味噌汁 [具材] 油揚げ 15.0グラム ネ ギ 40.0グラム ワカメ(乾物) 5.0グラム [液状部分] 味 噌 90.0グラム 醤 油 12.0グラム 食 塩 7.0グラム カツオエキス 6.0グラム グルタミン酸ソーダ 5.0グラム アラビアガム水溶液(アラビアガム含有率50重量
%) 24.0グラム 上記した具材のうち油揚げを乾燥チヤンバー
(円筒型、内径70cm、奥行き70cm、以降、乾燥チ
ヤンバーとは、特にことわらないかぎりこの乾燥
チヤンバーを意味する)に入れ、その乾燥チヤン
バーを1500パスカルに減圧した。減圧終了後にマ
イクロ波(出力1.5キロワツト)による乾燥処理
を4分間行なつた。次いで、ネギに乾燥時間が13
分間であることの外は上記した油揚げの場合と全
く同様の条件にて乾燥処理を施した。また、ワカ
メは乾物であるので乾燥処理を施さなかつた。 一方、上記液状部分144グラム(水分含有率約
50重量%)の半分72グラムを10個のテフロン製の
カツプ状容器a(下部内径30mm、上部内径35mm、
深さ55mm、以降単に「容器a」と称する)に7.2
グラムずつ充填した。次いで、各容器aに充填さ
れた液状部分をその各部分の含水状態が均一とな
るように混合撹拌した。その後、上記した各容器
aの内側にテフロン製のカツプ状容器b(下部外
径12mm、上部外径13mm、深さ55mm、以降単に「容
器b」と称する)を挿入し、該液状部分に一ケ所
の窪み部分を形成した。この状態のまま上記した
乾燥チヤンバーに入れた。その後、真空度1500パ
スカル、出力1.5キロワツト、処理時間10分間の
条件にて減圧マイクロ波乾燥処理を施し、一ケ所
の窪み部分(収納部)を有する乾燥味噌汁の素の
胴部を10個得た。残りの液状部分72グラムを全く
同様の方法にて処理し、一ケ所の窪み部分(収納
部)を有する乾燥味噌汁の素の蓋材を10個得た。 次いで、上述した具材を等量ずつ分け、それぞ
れを上記10個の乾燥味噌汁の素の胴部の窪み部分
(収納部)に充填した。その後、該乾燥味噌汁の
素の胴部の窪み部分の上端縁部に上記液状部分と
同配合のものを少量塗り、前述の乾燥味噌汁の素
の胴部に乾燥味噌汁の素の蓋材を、該蓋材の窪み
部分の上端縁部と上記胴部の窪み部分の上端縁部
とが合致するように載置した。その後、乾燥時間
が8分間であることの外は上述した乾燥味噌汁の
素の胴部を製する場合の乾燥条件と同一の乾燥条
件にて減圧マイクロ波乾燥処理を施し、10個の乾
燥具材入り味噌汁の素を得た。得られた10個の乾
燥具材入り味噌汁の素は、その乾燥具材に前述し
た誘電ムラに起因する焦げが生じていなかつた。
そして、乾燥具材入り味噌汁の素1個につき90℃
の湯150グラムを注いで味噌汁を得た。得られた
味噌汁は、その味・色・香りが良好であつた。ま
た、乾燥具材も完全に復元した。 以下、本発明の効果を明白にするために比較例
を掲げる。 比較例 実施例1と同様な液状部分144グラムと具材60
グラムとを予め混合撹拌し、次いで10個のテフロ
ン製の容器c(下部内径45mm、上部内径50mm、深
さ60mm)に等量に充填した。その後、乾燥チヤン
バーに入れた。次いで、1500パスカル、出力1.5
キロワツト、時間10分間の条件にて減圧マイクロ
波乾燥処理を施して、10個の乾燥具材入り乾燥味
噌汁の素を得た。そして、乾燥具材入り味噌汁の
素1個につき90℃の湯150グラムを注いで味噌汁
を得た。 上記した実施例1の乾燥具材入り味噌汁の素と
比較例の乾燥具材入り味噌汁の素につきパネルテ
ストを行なつた。その結果を第1表に示す。
より、具材を含む液状食品となし得る乾燥食品の
マイクロ波を利用した製造法に関し、更に詳細に
はマイクロ波の照射時に生じる誘電ムラに起因す
る焦げが発生することがない乾燥食品の製造法に
関する。 本発明にいう具材を含む液状食品とは、具材と
液状部分とを一緒に喫食するものをいい、例えば
味噌汁・汁粉・雑煮・コーンスープ・シチユー・
クルトン入りポタージユスープ・ネギ入りラーメ
ンスープ等がある。 従来、こうした具材を含む液状食品に乾燥処理
を施したものとしては、具材を除いた液状部分に
例えば噴霧乾燥処理を施して粉末状乾燥食品とな
し、一方、具材に熱風乾燥処理等を施して乾燥具
材となし、上記粉末状乾燥食品と乾燥具材とを同
一の袋に封入する形態および別々の袋に封入する
形態が知られている。上記粉末乾燥食品と乾燥具
材とを同一の袋に封入するには、予め粉末状乾燥
食品と乾燥具材とを混合した後に袋に充填する方
法、および粉末状乾燥食品と乾燥具材とを別々に
袋に充填する方法がある。しかしながら、前者の
方法には量目にバラツキがあるという問題点があ
り、また、後者の方法には袋への充填の手間が二
重になるという問題点があつた。 加えて、上記した粉末状乾燥食品と乾燥具材と
を別々の袋に封入する形態には、使用時に2つの
袋を開封しなければならず、非常に煩雑であると
いう問題点があつた。 こうした問題点を解決するものとしては、具材
を除いた液状部分の乾燥品と乾燥具材とを一体に
成型した乾燥食品がある。従来、こうした乾燥食
品を得るために液状部分に施す乾燥処理方法とし
ては、凍結真空乾燥がある(特開昭53−145992
号)。しかしながら、凍結真空乾燥では、液状部
分を凍結した後、真空乾燥を施さなければなら
ず、その処理が煩雑となり、また、処理時間が長
時間となるという問題点があつた。その結果、凍
結真空乾燥には得られる乾燥食品がコスト高にな
るという問題点があつた。 そこで、本発明者等は、上記した問題点を生ず
ることなく、具材を含む液状食品の液状部分の乾
燥品と乾燥具材とを一体に成型した乾燥食品を得
るために液状部分に施す乾燥処理手段として、マ
イクロ波乾燥を採用した。具体的には液状部分と
具材とを混合した後、マイクロ波乾燥処理を施し
て、液状部分の乾燥品と乾燥具材とを一体に成型
した乾燥食品を得たのである。 しかしながら、このようにして得られた乾燥食
品には、その乾燥具材の一部分および/または該
乾燥具材に接触する液状部分の乾燥品の一部に焦
げが発生した。 本発明者等は、上記した焦げについて種々の研
究を重ねた。その結果、該焦げは、具材と液状部
分とを予め混合した後、マイクロ波による乾燥処
理を施す場合にだけ発生するとの事実を知つた。
そして、この焦げは、マイクロ波の照射時に生じ
る誘電ムラに起因する。この誘電ムラは、液状部
分と具材の接触部分およびその周辺と、それ以外
の部分との水分状態が不均一になること、或いは
該具材と該具材に接触する液状部分の組成が異な
ること等により生ずると推定される。前者の場合
において、水分状態が不均一になる理由を説明す
れば、浸透圧の作用により液状部分の一部が具材
に滲み込み、一方具材の水分が液状部分に滲み出
る。これにより、該液状部分と具材の接触部分お
よびその周辺の水分状態をほぼ均一とすることが
できるが、それ以外の部分の水分状態を同様に均
一にすることはできないためであると思われる。 本発明者等は、上記した事実を基に更に研究を
重ねた結果、液状部分と具材とを分けて、具材を
除いた液状部分にマイクロ波乾燥処理を施すこと
により、前述の焦げの発生を防止できるとの知見
を得、本発明を完成したのである。 上記知見を基に完成された本発明の主な要旨
は、乾燥具材と可溶性乾燥基材とを一体に成型し
た乾燥食品を得るに当つて、具材に適宜乾燥処理
を施して乾燥具材となし、一方、具材を含む液状
食品の液状部分に必要により予備乾燥処理を施し
た後、マイクロ波乾燥処理を施して可溶性乾燥基
材となし、次いで、上記乾燥具材と可溶性乾燥基
材とを一体に成型することを特徴とする乾燥食品
の製造法にある。 本発明の乾燥食品は、乾燥具材と可溶性乾燥基
材とを一体に成型したものであれば、乾燥具材と
可溶性乾燥基材とを押圧成型したもの、乾燥具材
を可溶性乾燥基材の表面に接着剤等により接着さ
せたもの、該乾燥具材を可溶性乾燥基材中に内蔵
させたもの等いずれであつても良く、特に限定さ
れない。なかでも、乾燥具材の保形性および乾燥
具材の光による劣化防止等の観点から乾燥具材を
可溶性乾燥基材中に内蔵させたものが好ましい。 以下本発明の内容を乾燥具材を可溶性乾燥基材
中に内蔵させた乾燥食品に基づいて詳細に説明す
る。 先ず、例えばネギ、油揚げ、ワカメ、コーン、
ベーコン、玉ネギ、にんじん等の具材に例えば減
圧乾燥・熱風乾燥等の適宜乾燥処理を施し、乾燥
具材を得る。各乾燥具材は、バラバラであつても
良いし、或いはこれらを集め特定形状に成型して
も良い。各乾燥具材を特定形状に成型するには、
乾燥処理を施すに当つて、具材に澱粉・アラビア
ガム等の接着効果を有し、且つ湯等に溶解する性
質を有する物質を添加する手段等が採用できる。
各乾燥具材を特定形状に成型することにより、そ
れと、前述の液状部分にマイクロ波乾燥処理を施
して得られる可溶性乾燥基材とを容易に一体に成
型することができるのである。 一方、具材を含む液状食品の具材を除いた液状
部分を所望の形状の容器に充填する。この場合、
該液状部分は味噌、こし生あん等の原料であつて
も良いし、或いは味噌汁・汁粉等の上記原料に加
水したものであつても良いが、乾燥効率の観点か
ら加水前の原料であることが好ましい。上記充填
に際しては、該液状部分を各部分の水分状態が均
一になるように混合撹拌することが好ましい。次
いで、該容器に充填した液状部分の少くとも一ケ
所に該容器より小型の容器を挿入し、上記液状部
分が窪み部分を有するようにする。この状態のま
ま液状部分にマイクロ波による乾燥処理を施し、
窪み部分を有する可溶性乾燥基材の胴部を得る。
この窪み部分が収納部となる。上記した乾燥処理
を施す場合、液状部分の好ましい水分含有率は30
〜60重量%更に好ましくは40〜55重量%である。
水分含有率が上記範囲を越える場合には上記液状
部分はマイクロ波の照射により発生する気泡を充
分に保持する粘性に欠けるのである。その結果、
発生した気泡が上記液状部分中に保持されずに破
裂し、それにより上記液状部分の多くが容器外に
飛散つてしまう傾向が現れる。また、上記の場
合、得られる可溶性乾燥基材の胴部は全体的に均
一に乾燥されていない傾向にある。従つて、上記
液状部分の水分含有率が上記範囲を越える場合に
は、減圧乾燥・熱風乾燥等の適宜乾燥処理を施す
ことにより、その水分含有率を調整することが好
ましい。一方、水分含有率が上記した範囲を下回
る場合には、発泡が起り難く、得られる可溶性乾
燥基材の胴部が充分に多孔質にならない傾向があ
る。 上記可溶性乾燥基材の胴部は、得られる乾燥食
品を短時間で喫食状態にし得るという点から多孔
質なものが好ましい。そのための方法としては、
以下の3つの方法がある。 先ず、第1の方法はマイクロ波による乾燥処理
を減圧下にて行なうものである。その場合、真空
度は665〜6650パスカル程度で充分である。この
ように、マイクロ波による乾燥処理を減圧下にて
行なうことにより、水の沸点を低下させることが
できる。その結果、品質に熱による悪影響を与え
ることなく、上述の液状部分を可溶性乾燥基材の
胴部とすることができるのである。 次に、第2の方法は、液状部分の粘性を上げた
後、マイクロ波による乾燥処理を施すものであ
る。具体的には該液状部分に増粘作用を有する物
質を添加した後、或いは該液状部分を濃縮した
後、マイクロ波乾燥処理を施す手段が採用でき
る。この増粘作用を有する物質としては、例えば
アラビアガム・ローカストビーンガム・ガテイー
ガム・グアガム・カラヤガム等のガム類、アルギ
ン酸・カラギーナン・寒天等の海藻抽出物、カー
ドラン等に代表される微生物多糖類および澱粉類
があり、その他カゼイン、ゼラチン、ペクチン、
カルボキシメチルセルロース、卵白等も使用でき
る。そして、上記した増粘作用を有する物質は、
2種以上のものを併用しても何ら差し支えない。
また、増粘作用を有する物質として、アラビアガ
ム・カゼイン・卵白等の油脂の集積を防止する物
質を使用することにより、前述の具材を含む液状
食品がコーンスープ・クルトン入りポタージユス
ープ等のような油脂を含有する食品である場合に
該油脂を含有する食品中の油脂分が集積して油滴
を形成し、該油滴が過剰に誘電加熱されることに
起因する焦げの発生を防止することもできる。上
述の物質のなかでは、アラビアガムが得られる最
終製品に味・食感等に与える影響を最小限度に止
めることができる点で最も好ましい。 次いで、第3の方法は液状部分にエタノール等
の低沸点の物質を加えた後、マイクロ波による乾
燥処理を施すものである。 上記した3方法のうち1つ或いは2つ以上を適
宜選択し採用することにより、可溶性乾燥基材の
胴部を多孔質なものとすることができる。その結
果、得られる乾燥食品を湯等に浸漬するか、或い
は該乾燥食品に湯等を注ぐことにより、該乾燥食
品を短時間で喫食状態とすることができる。 次に、上記した可溶性乾燥基材の胴部の窪み部
分(収納部)に前述した乾燥具材を充填し、その
後、上記可溶性乾燥基材の窪み部分(収納部)を
可食性の蓋材にて閉じる。該可食性の蓋材は、得
られる具材を含む液状食品の風味の点から可溶性
乾燥基材の胴部を製する時に使用したものと同配
合のものが好ましい。この場合、可食性の蓋材に
何ら乾燥処理を施すことなく使用することもでき
るし、或いは該可食性の蓋材を該可溶性乾燥基材
の窪み部分(収納部)を閉じ得るように、成型と
乾燥処理とを施したものを使用しても何ら差し支
えない。そして、前者の場合には、可溶性乾燥基
材の窪み部分の開口部を可溶性乾燥基材を製する
のに使用したものと同配合のものの未乾燥物或い
はその濃縮物にて覆う。一方、後者の場合には、
予め可溶性乾燥基材の胴部と可食性の蓋材との接
触面に接着作用を有し、且つ湯等により溶解する
物質或いは上記した液状部分と同配合のもの或い
はその濃縮物等を少量塗り、該可溶性乾燥基材の
胴部に上記可食性の蓋材料を載置する。 次いで、適宜乾燥処理好ましくはマイクロ波乾
燥処理を施す。 このようにして、乾燥具材と可溶性乾燥基材と
を一体に成型した乾燥食品を得る。 以上詳述したように本発明によれば、液状部分
と具材とを分け、該液状部分にマイクロ波による
乾燥処理を施して可溶性乾燥基材とし、一方、具
材に適宜乾燥処理を施して乾燥具材となし、その
後上記可溶性乾燥基材と乾燥具材とを一体に成型
するので、前述した液状部分と具材とを混合した
後、マイクロ波乾燥処理を施す場合のようにマイ
クロ波の照射時に水分状態が不均一なるとの事態
を生ずることがなく、これにより生ずる誘電ムラ
に起因する焦げが発生する虞がない。また、具材
と液状部分との組成が異なることに起因する誘電
ムラを生ずる虞がない。その結果、得られる乾燥
具材と可溶性乾燥基材とを一体に成型した乾燥食
品に前述した誘電ムラに起因する焦げの発生を防
止することができる。従つて、最終製品を湯等に
浸漬或いは最終製品に湯等を注ぐことにより、得
られる具材を含む液状食品は、前述した誘電ムラ
に起因する焦げによる味・色・香りの影響がな
く、また乾燥具材は完全に復元し得る。 次に、本発明の実施例を述べる。 実施例 1 味噌汁 [具材] 油揚げ 15.0グラム ネ ギ 40.0グラム ワカメ(乾物) 5.0グラム [液状部分] 味 噌 90.0グラム 醤 油 12.0グラム 食 塩 7.0グラム カツオエキス 6.0グラム グルタミン酸ソーダ 5.0グラム アラビアガム水溶液(アラビアガム含有率50重量
%) 24.0グラム 上記した具材のうち油揚げを乾燥チヤンバー
(円筒型、内径70cm、奥行き70cm、以降、乾燥チ
ヤンバーとは、特にことわらないかぎりこの乾燥
チヤンバーを意味する)に入れ、その乾燥チヤン
バーを1500パスカルに減圧した。減圧終了後にマ
イクロ波(出力1.5キロワツト)による乾燥処理
を4分間行なつた。次いで、ネギに乾燥時間が13
分間であることの外は上記した油揚げの場合と全
く同様の条件にて乾燥処理を施した。また、ワカ
メは乾物であるので乾燥処理を施さなかつた。 一方、上記液状部分144グラム(水分含有率約
50重量%)の半分72グラムを10個のテフロン製の
カツプ状容器a(下部内径30mm、上部内径35mm、
深さ55mm、以降単に「容器a」と称する)に7.2
グラムずつ充填した。次いで、各容器aに充填さ
れた液状部分をその各部分の含水状態が均一とな
るように混合撹拌した。その後、上記した各容器
aの内側にテフロン製のカツプ状容器b(下部外
径12mm、上部外径13mm、深さ55mm、以降単に「容
器b」と称する)を挿入し、該液状部分に一ケ所
の窪み部分を形成した。この状態のまま上記した
乾燥チヤンバーに入れた。その後、真空度1500パ
スカル、出力1.5キロワツト、処理時間10分間の
条件にて減圧マイクロ波乾燥処理を施し、一ケ所
の窪み部分(収納部)を有する乾燥味噌汁の素の
胴部を10個得た。残りの液状部分72グラムを全く
同様の方法にて処理し、一ケ所の窪み部分(収納
部)を有する乾燥味噌汁の素の蓋材を10個得た。 次いで、上述した具材を等量ずつ分け、それぞ
れを上記10個の乾燥味噌汁の素の胴部の窪み部分
(収納部)に充填した。その後、該乾燥味噌汁の
素の胴部の窪み部分の上端縁部に上記液状部分と
同配合のものを少量塗り、前述の乾燥味噌汁の素
の胴部に乾燥味噌汁の素の蓋材を、該蓋材の窪み
部分の上端縁部と上記胴部の窪み部分の上端縁部
とが合致するように載置した。その後、乾燥時間
が8分間であることの外は上述した乾燥味噌汁の
素の胴部を製する場合の乾燥条件と同一の乾燥条
件にて減圧マイクロ波乾燥処理を施し、10個の乾
燥具材入り味噌汁の素を得た。得られた10個の乾
燥具材入り味噌汁の素は、その乾燥具材に前述し
た誘電ムラに起因する焦げが生じていなかつた。
そして、乾燥具材入り味噌汁の素1個につき90℃
の湯150グラムを注いで味噌汁を得た。得られた
味噌汁は、その味・色・香りが良好であつた。ま
た、乾燥具材も完全に復元した。 以下、本発明の効果を明白にするために比較例
を掲げる。 比較例 実施例1と同様な液状部分144グラムと具材60
グラムとを予め混合撹拌し、次いで10個のテフロ
ン製の容器c(下部内径45mm、上部内径50mm、深
さ60mm)に等量に充填した。その後、乾燥チヤン
バーに入れた。次いで、1500パスカル、出力1.5
キロワツト、時間10分間の条件にて減圧マイクロ
波乾燥処理を施して、10個の乾燥具材入り乾燥味
噌汁の素を得た。そして、乾燥具材入り味噌汁の
素1個につき90℃の湯150グラムを注いで味噌汁
を得た。 上記した実施例1の乾燥具材入り味噌汁の素と
比較例の乾燥具材入り味噌汁の素につきパネルテ
ストを行なつた。その結果を第1表に示す。
【表】
【表】
上記した第1表の味噌汁の味・色・香りの項目
において比較製品より得られた味噌汁が5.1であ
り、一方本発明製品より得られた味噌汁が9.5で
あつた。また、嗜好選択の項目においてパネル10
名中9名が比較製品より本発明製品の方が好まし
いと感じた。これらのことから、本発明による乾
燥味噌汁の素は、得られる味噌汁の味・色・香り
が前述した誘電ムラに起因する焦げによる影響が
なく、良好であることが明白となつた。 また、比較製品により得られた味噌汁は、乾燥
具材の焦げの生じた部分は、全く復元しなかつた
の対して、本発明製品により得られた味噌汁は、
乾燥具材が完全に復元した。このことから、本発
明によれば、乾燥具材の復元性を良好にし得るこ
とが明白となつた。 実施例 2 味噌汁 具材60グラムを10等分し、6グラムずつを寄せ
集めて一つに成型した外は、実施例1と全く同様
な方法により10個の乾燥具材入り味噌汁の素を得
た。すなわち、実施例1と同様な具材に、3.0グ
ラムのアラビアガム水溶液(アラビアガム含有率
50重量%)を加えて混合した。次いで、具材を10
等分し、それぞれを10個のテフロン製のカツプ状
容器d(下部内径25mm、上部内径30mm、深さ60mm、
以降単に「容器d」と称する)に充填し、上から
軽く押えた。その後、乾燥チヤンバーに入れた。
次いで、真空度1500パスカル、1.5キロワツト、
13分間の条件で減圧マイクロ波乾燥処理を施し、
10個の乾燥具材を得た。 得られた乾燥具材入り味噌汁の素は、前述した
誘電ムラに起因する焦げが発生していなかつた。
そして、乾燥具材入り味噌汁の素1個につき90℃
の湯150グラムを注いで味噌汁を得た。得られた
味噌汁は、味・色・香りが良好なものであつた。
また、乾燥具材も完全に復元した。 実施例 3 味噌汁 [具材] 油揚げ 15.0グラム ネ ギ 40.0グラム ワカメ(乾物) 5.0グラム ホウレン草 15.0グラム [液状部分] 味 噌 90.0グラム 醤 油 12.0グラム 食 塩 7.0グラム カツオエキス 6.0グラム MSG 5.0グラム アラビアガム水溶液(アラビアガム含有率40重量
%) 120.0グラム 上記具材に3.5グラムのアラビアガム水溶液
(アラビアガム含有率50重量%)を加えた。次い
で、具材を10等分し、それぞれを10個の容器bに
充填し、上から軽く押えた。その後、該容器dを
乾燥チヤンバーに入れた。その後、真空度1500パ
スカル、1.5キロワツト、13分間の乾燥条件で減
圧マイクロ波乾燥処理を施し、10個の乾燥具材を
得た。 一方、上記液状部分240グラム(水分含有率約
55重量%)を、真空度6650パスカル、出力2.0キ
ロワツト、処理時間10分間であることの外は実施
例1と全く同様な方法にて処理した。これによ
り、一ケ所の窪み部分(収納部)を有する乾燥味
噌汁の素の胴部と一ケ所の窪み部分(収納部)を
有する乾燥味噌汁の素の蓋材とを、それぞれ10個
ずつ得た。 次いで、10個の乾燥具材それぞれを10個の乾燥
味噌汁の素の胴部の窪み部分(収納部)に充填し
た。その後、各乾燥味噌汁の素の胴部の窪み部分
(収納部)の上端縁部に上記液状部分と同種のも
のを少量塗り、該乾燥味噌汁の素の胴部に前述の
乾燥味噌汁の素の蓋材を、該蓋材の窪み部分の上
端縁部と上記胴部の窪み部分の上端縁部とが合致
するように載置した。その後、乾燥時間が15分間
であることの外は上述した乾燥味噌汁の素の胴部
を製する場合と同一の条件にて減圧マイクロ波乾
燥処理を施し、10個の乾燥味噌汁の素を得た。得
られた乾燥具入り味噌汁の素は、その乾燥具材に
前述した誘電ムラに起因する焦げが生じていなか
つた。そして、乾燥具材入り味噌汁の素につき90
℃の湯150グラムを注いで、味噌汁を得た。得ら
れた味噌汁の味・色・香りは良好であつた。ま
た、乾燥具材も完全に復元した。 実施例 4 コーンスープ [具材] コーン 34.0グラム [液状部分] 牛 乳 75.0グラム 小麦粉 9.0グラム 食 塩 3.0グラム 蔗 糖 6.0グラム バター 9.0グラム 上記液状部分をテフロン製のカツプ状容器e
(下部内径100mm、上部内径120mm、深さ150mm、以
降単に「容器e」と称する)に入れた。その後、
該容器eを乾燥チヤンバーに入れ、該乾燥チヤン
バーを6650パスカルに減圧した。減圧終了後に赤
外線ランプによる輻射加熱を行ない、上記液状部
分の水分含有率を約50重量%となるように濃縮し
た。その後、この濃縮した液状部分に対して3重
量%のアラビアガムを添加し、該濃縮液状部分の
各部分の含水状態が均一になるように混合撹拌し
た。その後、上記濃縮液状部分のうち60グラムを
とり、その半分30グラムをテフロン製のカツプ状
容器f(下部内径65mm、上部内径90mm、深さ60mm、
以降単に「容器f」と称する)に充填した。その
後、容器fの内側にテフロン製のカツプ状容器g
(下部外径50mm、上部外径70mm、深さ60mm)を挿
入し、上記液状部分に一ケ所の窪み部分(収納
部)を形成した。そのままの状態のまま乾燥チヤ
ンバーに入れた。その後、真空度6650パスカル、
出力2.0キロワツト、時間10分の条件にて減圧マ
イクロ波乾燥処理を施し、一ケ所の窪み部分(収
納部)を有する凹型のコーンスープの素の胴部を
得た。上記濃縮液状部分の残りの30グラムを同様
の方法で処理し、凹型のコーンスープの素の蓋材
を得た。 一方、具材に乾燥時間が13分間であることの外
は、上記した凹型のコーンスープの素の胴部の場
合の乾燥条件と全く同一の乾燥条件で乾燥処理を
施し、乾燥コーンを得た。 次いで、上述したコーンスープの素の胴部の窪
み部分に上記乾燥コーンを充填した。その後、該
コーンスープの素の胴部の窪み部分(収納部)の
上端縁部に上記濃縮液状部分と同種のものを少量
塗り、該コーンスープの素の胴部に上述のコーン
スープの素の蓋材を、該蓋材の窪み部分の上端縁
部と上記胴部の窪み部分の上端縁部とが合致する
ように載置した。その後、乾燥時間が8分間であ
ることの外は上述したコーンスープの素の胴部の
場合の乾燥条件と同一の乾燥条件にて減圧マイク
ロ波乾燥処理を施した。得られたコーンスープの
素は、前述した誘電ムラに起因する焦げが生じて
いなかつた。そして、コーンスープの素に90℃の
湯150グラムを注いぎコーンスープを得た。得ら
れたコーンスープは、その味・色・香りが良好で
あつた。また、乾燥具材も完全に復元した。 実施例 5 クルトン入りポタージユスープ [具材] パ ン 10.0グラム [液状部分] 牛 乳 51.0グラム じやがいも 25.0グラム 小麦粉 6.0グラム 食 塩 2.0グラム 蔗 糖 4.0グラム バター 6.0グラム 玉ネギ 6.0グラム 上記液状部分を容器eに入れ、該容器eを乾燥
チヤンバーにいれた。その後、該乾燥チヤンバー
を6650パスカルに減圧した。減圧終了後に赤外線
ランプによる輻射加熱を行ない、上記液状部分の
水分含有率を約60重量%となるように濃縮した。
その後、上記濃縮した液状部分に対して3重量%
のアラビアガムを添加し、該濃縮した液状部分の
各部分における水分状態が均一になるように混合
撹拌した。その後、上記濃縮液状部分のうち30グ
ラムをとり、その半分15グラムを実施例4の凹型
のコーンスープの素の胴部を製する場合と同様な
方法にて処理し、窪み部分(収納部)を有する凹
型のポタージユスープの素の胴部を得た。 一方、具材(パン)を一片8mmのダイス状に切
断し、次いで、バターで炒めた。その後、90℃の
温度条件で熱風乾燥し、水分含有率を4重量%の
乾燥クルトン4切れを得た。次いで、前述した凹
型のポタージユスープの素の胴部の窪み部分(収
納部)の底部にアラビアガム水溶液(アラビアガ
ム含有率40重量%)の少量を塗り、該乾燥クルト
ンを接着させた。 一方、残りの濃縮液状部分15グラムをテフロン
製のカツプ状容器h(上部内径70mm、下部内径75
mm、深さ60mm)に充填した。上記した残りの濃縮
液状部分の上に凹型のポタージユスープの素の胴
部を胴部の窪み部分(収納部)の上端縁部と液状
部分の表面とが合致するように載置した。 その後、上記した実施例4の凹型のコーンスー
プの素の胴部を製する場合の乾燥処理条件と全く
同一の乾燥条件にて乾燥処理を施し、クルトン入
りポタージユスープの素を得た。得られたクルト
ン入りポタージユスープの素は、前述の誘電ムラ
に起因する焦げが生じていなかつた。そして、ク
ルトン入りポタージユスープの素に95℃の湯160
グラムを注いでクルトン入りポタージユスープを
得た。得られたクルトン入りポタージユスープ
は、その味・色・香りが良好であつた。 実施例 6 汁粉 こし生あん120グラムを容器eに入れ、該容器
eを乾燥チヤンバーに充填した。その後、その乾
燥チヤンバーを1500パスカルに減圧した。該乾燥
終了後に赤外線ランプによる輻射加熱を行ない、
品温が40℃を越えないようにして水分含有率が50
重量%になるように濃縮した。次いで、濃縮した
こし生あんのうち60グラムをとり、その半分30グ
ラムを実施例4の凹型のコーンスープの素の胴部
を製する場合と全く同一の方法にて処理し、一ケ
所の窪み部分(収納部)を有する凹型の汁粉の素
の胴部を得た。同様に、残りの濃縮こし生あん30
グラムを処理し、凹型の汁粉の素の蓋材を得た。 一方、餅(縦20mm、横20mm、高さ5mm)を90℃
の湯にて2分間浸漬し、可食状態とした。この餅
を乾燥チヤンバーに入れた。その後、真空度1500
パスカル、出力1.5キロワツト、処理時間10分の
条件にて減圧マイクロ波乾燥処理を施し、乾燥餅
を得た。 該乾燥餅を上記凹型の汁粉の素の胴部の窪み部
分(収納部)に充填した。その後、胴部の窪み部
分の上端縁部にアラビアガム水溶液(アラビアガ
ム含有率50重量%)の少量を塗つた。次いで、該
胴部に上記蓋材を該胴部の収納部の上端縁部と上
記蓋材の収納部の上端縁部とが合致するように載
置した。その後、乾燥処理時間が3分間であるこ
と以外は、上記した乾燥餅の場合の乾燥条件と全
く同一の乾燥条件にて乾燥処理を施し、乾燥餅入
り汁粉の素を得た。得られた乾燥餅入り汁粉の素
は、前述の誘電ムラに起因する焦げが生じていな
かつた。そして、90℃の湯160グラムを注いで得
られた汁粉は、その味・色・香りが良好であつ
た。
において比較製品より得られた味噌汁が5.1であ
り、一方本発明製品より得られた味噌汁が9.5で
あつた。また、嗜好選択の項目においてパネル10
名中9名が比較製品より本発明製品の方が好まし
いと感じた。これらのことから、本発明による乾
燥味噌汁の素は、得られる味噌汁の味・色・香り
が前述した誘電ムラに起因する焦げによる影響が
なく、良好であることが明白となつた。 また、比較製品により得られた味噌汁は、乾燥
具材の焦げの生じた部分は、全く復元しなかつた
の対して、本発明製品により得られた味噌汁は、
乾燥具材が完全に復元した。このことから、本発
明によれば、乾燥具材の復元性を良好にし得るこ
とが明白となつた。 実施例 2 味噌汁 具材60グラムを10等分し、6グラムずつを寄せ
集めて一つに成型した外は、実施例1と全く同様
な方法により10個の乾燥具材入り味噌汁の素を得
た。すなわち、実施例1と同様な具材に、3.0グ
ラムのアラビアガム水溶液(アラビアガム含有率
50重量%)を加えて混合した。次いで、具材を10
等分し、それぞれを10個のテフロン製のカツプ状
容器d(下部内径25mm、上部内径30mm、深さ60mm、
以降単に「容器d」と称する)に充填し、上から
軽く押えた。その後、乾燥チヤンバーに入れた。
次いで、真空度1500パスカル、1.5キロワツト、
13分間の条件で減圧マイクロ波乾燥処理を施し、
10個の乾燥具材を得た。 得られた乾燥具材入り味噌汁の素は、前述した
誘電ムラに起因する焦げが発生していなかつた。
そして、乾燥具材入り味噌汁の素1個につき90℃
の湯150グラムを注いで味噌汁を得た。得られた
味噌汁は、味・色・香りが良好なものであつた。
また、乾燥具材も完全に復元した。 実施例 3 味噌汁 [具材] 油揚げ 15.0グラム ネ ギ 40.0グラム ワカメ(乾物) 5.0グラム ホウレン草 15.0グラム [液状部分] 味 噌 90.0グラム 醤 油 12.0グラム 食 塩 7.0グラム カツオエキス 6.0グラム MSG 5.0グラム アラビアガム水溶液(アラビアガム含有率40重量
%) 120.0グラム 上記具材に3.5グラムのアラビアガム水溶液
(アラビアガム含有率50重量%)を加えた。次い
で、具材を10等分し、それぞれを10個の容器bに
充填し、上から軽く押えた。その後、該容器dを
乾燥チヤンバーに入れた。その後、真空度1500パ
スカル、1.5キロワツト、13分間の乾燥条件で減
圧マイクロ波乾燥処理を施し、10個の乾燥具材を
得た。 一方、上記液状部分240グラム(水分含有率約
55重量%)を、真空度6650パスカル、出力2.0キ
ロワツト、処理時間10分間であることの外は実施
例1と全く同様な方法にて処理した。これによ
り、一ケ所の窪み部分(収納部)を有する乾燥味
噌汁の素の胴部と一ケ所の窪み部分(収納部)を
有する乾燥味噌汁の素の蓋材とを、それぞれ10個
ずつ得た。 次いで、10個の乾燥具材それぞれを10個の乾燥
味噌汁の素の胴部の窪み部分(収納部)に充填し
た。その後、各乾燥味噌汁の素の胴部の窪み部分
(収納部)の上端縁部に上記液状部分と同種のも
のを少量塗り、該乾燥味噌汁の素の胴部に前述の
乾燥味噌汁の素の蓋材を、該蓋材の窪み部分の上
端縁部と上記胴部の窪み部分の上端縁部とが合致
するように載置した。その後、乾燥時間が15分間
であることの外は上述した乾燥味噌汁の素の胴部
を製する場合と同一の条件にて減圧マイクロ波乾
燥処理を施し、10個の乾燥味噌汁の素を得た。得
られた乾燥具入り味噌汁の素は、その乾燥具材に
前述した誘電ムラに起因する焦げが生じていなか
つた。そして、乾燥具材入り味噌汁の素につき90
℃の湯150グラムを注いで、味噌汁を得た。得ら
れた味噌汁の味・色・香りは良好であつた。ま
た、乾燥具材も完全に復元した。 実施例 4 コーンスープ [具材] コーン 34.0グラム [液状部分] 牛 乳 75.0グラム 小麦粉 9.0グラム 食 塩 3.0グラム 蔗 糖 6.0グラム バター 9.0グラム 上記液状部分をテフロン製のカツプ状容器e
(下部内径100mm、上部内径120mm、深さ150mm、以
降単に「容器e」と称する)に入れた。その後、
該容器eを乾燥チヤンバーに入れ、該乾燥チヤン
バーを6650パスカルに減圧した。減圧終了後に赤
外線ランプによる輻射加熱を行ない、上記液状部
分の水分含有率を約50重量%となるように濃縮し
た。その後、この濃縮した液状部分に対して3重
量%のアラビアガムを添加し、該濃縮液状部分の
各部分の含水状態が均一になるように混合撹拌し
た。その後、上記濃縮液状部分のうち60グラムを
とり、その半分30グラムをテフロン製のカツプ状
容器f(下部内径65mm、上部内径90mm、深さ60mm、
以降単に「容器f」と称する)に充填した。その
後、容器fの内側にテフロン製のカツプ状容器g
(下部外径50mm、上部外径70mm、深さ60mm)を挿
入し、上記液状部分に一ケ所の窪み部分(収納
部)を形成した。そのままの状態のまま乾燥チヤ
ンバーに入れた。その後、真空度6650パスカル、
出力2.0キロワツト、時間10分の条件にて減圧マ
イクロ波乾燥処理を施し、一ケ所の窪み部分(収
納部)を有する凹型のコーンスープの素の胴部を
得た。上記濃縮液状部分の残りの30グラムを同様
の方法で処理し、凹型のコーンスープの素の蓋材
を得た。 一方、具材に乾燥時間が13分間であることの外
は、上記した凹型のコーンスープの素の胴部の場
合の乾燥条件と全く同一の乾燥条件で乾燥処理を
施し、乾燥コーンを得た。 次いで、上述したコーンスープの素の胴部の窪
み部分に上記乾燥コーンを充填した。その後、該
コーンスープの素の胴部の窪み部分(収納部)の
上端縁部に上記濃縮液状部分と同種のものを少量
塗り、該コーンスープの素の胴部に上述のコーン
スープの素の蓋材を、該蓋材の窪み部分の上端縁
部と上記胴部の窪み部分の上端縁部とが合致する
ように載置した。その後、乾燥時間が8分間であ
ることの外は上述したコーンスープの素の胴部の
場合の乾燥条件と同一の乾燥条件にて減圧マイク
ロ波乾燥処理を施した。得られたコーンスープの
素は、前述した誘電ムラに起因する焦げが生じて
いなかつた。そして、コーンスープの素に90℃の
湯150グラムを注いぎコーンスープを得た。得ら
れたコーンスープは、その味・色・香りが良好で
あつた。また、乾燥具材も完全に復元した。 実施例 5 クルトン入りポタージユスープ [具材] パ ン 10.0グラム [液状部分] 牛 乳 51.0グラム じやがいも 25.0グラム 小麦粉 6.0グラム 食 塩 2.0グラム 蔗 糖 4.0グラム バター 6.0グラム 玉ネギ 6.0グラム 上記液状部分を容器eに入れ、該容器eを乾燥
チヤンバーにいれた。その後、該乾燥チヤンバー
を6650パスカルに減圧した。減圧終了後に赤外線
ランプによる輻射加熱を行ない、上記液状部分の
水分含有率を約60重量%となるように濃縮した。
その後、上記濃縮した液状部分に対して3重量%
のアラビアガムを添加し、該濃縮した液状部分の
各部分における水分状態が均一になるように混合
撹拌した。その後、上記濃縮液状部分のうち30グ
ラムをとり、その半分15グラムを実施例4の凹型
のコーンスープの素の胴部を製する場合と同様な
方法にて処理し、窪み部分(収納部)を有する凹
型のポタージユスープの素の胴部を得た。 一方、具材(パン)を一片8mmのダイス状に切
断し、次いで、バターで炒めた。その後、90℃の
温度条件で熱風乾燥し、水分含有率を4重量%の
乾燥クルトン4切れを得た。次いで、前述した凹
型のポタージユスープの素の胴部の窪み部分(収
納部)の底部にアラビアガム水溶液(アラビアガ
ム含有率40重量%)の少量を塗り、該乾燥クルト
ンを接着させた。 一方、残りの濃縮液状部分15グラムをテフロン
製のカツプ状容器h(上部内径70mm、下部内径75
mm、深さ60mm)に充填した。上記した残りの濃縮
液状部分の上に凹型のポタージユスープの素の胴
部を胴部の窪み部分(収納部)の上端縁部と液状
部分の表面とが合致するように載置した。 その後、上記した実施例4の凹型のコーンスー
プの素の胴部を製する場合の乾燥処理条件と全く
同一の乾燥条件にて乾燥処理を施し、クルトン入
りポタージユスープの素を得た。得られたクルト
ン入りポタージユスープの素は、前述の誘電ムラ
に起因する焦げが生じていなかつた。そして、ク
ルトン入りポタージユスープの素に95℃の湯160
グラムを注いでクルトン入りポタージユスープを
得た。得られたクルトン入りポタージユスープ
は、その味・色・香りが良好であつた。 実施例 6 汁粉 こし生あん120グラムを容器eに入れ、該容器
eを乾燥チヤンバーに充填した。その後、その乾
燥チヤンバーを1500パスカルに減圧した。該乾燥
終了後に赤外線ランプによる輻射加熱を行ない、
品温が40℃を越えないようにして水分含有率が50
重量%になるように濃縮した。次いで、濃縮した
こし生あんのうち60グラムをとり、その半分30グ
ラムを実施例4の凹型のコーンスープの素の胴部
を製する場合と全く同一の方法にて処理し、一ケ
所の窪み部分(収納部)を有する凹型の汁粉の素
の胴部を得た。同様に、残りの濃縮こし生あん30
グラムを処理し、凹型の汁粉の素の蓋材を得た。 一方、餅(縦20mm、横20mm、高さ5mm)を90℃
の湯にて2分間浸漬し、可食状態とした。この餅
を乾燥チヤンバーに入れた。その後、真空度1500
パスカル、出力1.5キロワツト、処理時間10分の
条件にて減圧マイクロ波乾燥処理を施し、乾燥餅
を得た。 該乾燥餅を上記凹型の汁粉の素の胴部の窪み部
分(収納部)に充填した。その後、胴部の窪み部
分の上端縁部にアラビアガム水溶液(アラビアガ
ム含有率50重量%)の少量を塗つた。次いで、該
胴部に上記蓋材を該胴部の収納部の上端縁部と上
記蓋材の収納部の上端縁部とが合致するように載
置した。その後、乾燥処理時間が3分間であるこ
と以外は、上記した乾燥餅の場合の乾燥条件と全
く同一の乾燥条件にて乾燥処理を施し、乾燥餅入
り汁粉の素を得た。得られた乾燥餅入り汁粉の素
は、前述の誘電ムラに起因する焦げが生じていな
かつた。そして、90℃の湯160グラムを注いで得
られた汁粉は、その味・色・香りが良好であつ
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 乾燥具材と可溶性乾燥基材とを一体に成型し
た乾燥食品を得るに当つて、具材に適宜乾燥処理
を施して乾燥具材となし、一方、具材を含む液状
食品の液状部分に必要により予備乾燥処理を施し
た後、マイクロ波乾燥処理を施して可溶性乾燥基
材となし、次いで、上記乾燥具材と可溶性乾燥基
材とを一体に成型することを特徴とする乾燥食品
の製造法。 2 マイクロ波による乾燥処理が減圧下にて施さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の乾燥食品の製造法。 3 具材を含む液状食品の液状部分が増粘作用を
有する物質を含有するものであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の乾燥
食品の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59032212A JPS60176571A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 乾燥食品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59032212A JPS60176571A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 乾燥食品の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60176571A JPS60176571A (ja) | 1985-09-10 |
| JPH0424982B2 true JPH0424982B2 (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=12352609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59032212A Granted JPS60176571A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 乾燥食品の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60176571A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0740902B2 (ja) * | 1992-06-23 | 1995-05-10 | 東洋水産株式会社 | 即席麺用固形状乾燥食品の製造方法 |
| BR112012007694A2 (pt) * | 2009-10-05 | 2016-08-23 | Nestec Sa | método para preparo de uma bebida a partir de um pó de bebida e aparelho para implementação do método |
| JP2022029748A (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | 学校法人東洋食品工業短期大学 | 収容容器入り乾燥食品および収容容器入り乾燥食品の製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033469B2 (ja) * | 1981-03-05 | 1985-08-02 | 株式会社芦田製作所 | ペ−スト状、粉末状食品のマイクロ波真空乾燥装置 |
| JPS58158164A (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-20 | Amano Jitsugyo Kk | インスタント具入りス−プの製造方法 |
| JPS58158162A (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-20 | Amano Jitsugyo Kk | インスタント味噌汁の製造方法 |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP59032212A patent/JPS60176571A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60176571A (ja) | 1985-09-10 |
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