JPH04250253A - 化粧板及び該化粧板を用いる内装方法 - Google Patents

化粧板及び該化粧板を用いる内装方法

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JPH04250253A
JPH04250253A JP15223391A JP15223391A JPH04250253A JP H04250253 A JPH04250253 A JP H04250253A JP 15223391 A JP15223391 A JP 15223391A JP 15223391 A JP15223391 A JP 15223391A JP H04250253 A JPH04250253 A JP H04250253A
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JP
Japan
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decorative board
protrusion
decorative
base
adhesive
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JP15223391A
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English (en)
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Kimio Sugawara
菅原 君雄
Fumio Sugawara
菅原 文雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋等の内装に使用さ
れる化粧板及び該化粧板を用いる内装方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、石膏板、珪酸カルシウム板等から
なる方形状の基板の表面に、布、紙、合成樹脂シート等
からなる化粧シートを設けたものが内装用の化粧板とし
て広く使用されている。そして、このような化粧板を複
数枚用意し、この化粧板の幅と同じ間隔で設置された下
地に対して連続的に取り付けることにより内装を行って
いる。この場合、釘打ちにより取り付けるのが最も簡単
であるが、単に釘打ちしたのでは化粧シートの表面に釘
頭が露出して不体裁であるので、釘打ちの代わりに予め
下地材表面に接着剤を塗着しておき、この接着剤を介し
て化粧板を取り付けることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接着剤
は一旦硬化した後は極めて強固な固着力を有するもので
あるが、硬化に至るまでに相当の時間を要し、かつ、そ
の間はある程度の流動性を有するため化粧板の保持が困
難であるので、上記のように接着剤を用いた場合には、
この接着剤が硬化するまでは化粧板を仮止め釘で下地材
に仮固定しておき、接着剤が硬化した後にこれを抜き取
るか或いは途中から折り取って除去する必要があり、こ
のため化粧シートの表面に釘孔が残るという問題点があ
った。
【0004】そこで、市販の粘着テープなどのような粘
着剤を前記の接着剤と共に下地面の接着剤塗布面に設け
ておき、この粘着剤の即接着性を利用して、従来の接着
剤塗布部分が硬化するまでの間、化粧板を下地に保持固
定させることにより、仮止め釘を用いることなく化粧板
を取り付けることも考えられるが、この場合、化粧板が
一旦粘着剤にくっ付くとその強い密着力によりずらすこ
とができないので、化粧板を相互に隙間なく位置決めし
て下地に正しく取り付けるのが非常に難しいという問題
点がある。
【0005】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、仮固定用
の粘着剤及び本固定用の接着剤を用いて内装を行う場合
に位置決めが容易に行なえ、しかも接合目地を目立たな
くできる化粧板及び該化粧板を用いる内装方法を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の化粧板は、接合側縁となる一方の辺の端面
に長さ方向の突条を設けると共に、接合側縁となる他方
の辺の端面に表側が出っ張った段差による長さ方向の突
出部を設け、前記一方の辺と前記他方の辺を向かい合わ
せた時に前記突出部の先端が前記突条と重なるか又は前
記突条より裏側寄りに位置するようにしたものである。
【0007】また、本発明の内装方法は、上記構成の化
粧板を複数枚使用して行う内装方法であって、下地に取
り付けられた先の化粧板の一方の辺における突条に次の
化粧板の他方の辺における突出部を載置して次の化粧板
を先の化粧板に押し当てた状態とし、この当接状態のま
まで次の化粧板の一方の辺を下地面の粘着剤及び接着剤
にくっ付け、次いで、次の化粧板全体を下地に向けて押
圧することにより、次の化粧板の他方の辺における突出
部により先の化粧板の一方の辺における突条を破断する
と共に次の化粧板の基板の裏側を下地に当接させて下地
面の粘着剤及び接着剤により次の化粧板を下地に取り付
けるようにするものである。
【0008】
【作用】上記構成の化粧板を用いて内装を行うに際して
は、先に取り付けた化粧板における前記一方の辺に対し
て次の化粧板における前記他方の辺を向かい合わせるよ
うにして、複数の化粧板が一定の向きで下地に連続的に
取り付けられる。この場合、化粧板は仮固定用の粘着剤
と本固定用の接着剤を併用することにより下地に固定さ
れる。
【0009】そして、先の化粧板に隣接して次の化粧板
を下地に取り付けるには、まず、先の化粧板の一方の辺
における突条に次の化粧板の他方の辺における突出部を
載置して次の化粧板を先の化粧板に押し当てた状態とし
、この当接状態のままで次の化粧板の一方の辺を下地に
押し当てて下地面の粘着剤及び接着剤にくっ付けること
により次の化粧板の位置決めが行われる。次いで、次の
化粧板全体が下地に向けて押し込まれるが、押し込まれ
るに際して次の化粧板の他方の辺における突出部により
先の化粧板の一方の辺における突条が破断されて、次の
化粧板における基板の裏側が下地に当接させられる。 このようにして先の化粧板に対して隙間なく押し込まれ
た次の化粧板は、本固定用の接着剤が固まるまでの間、
仮固定用の粘着剤により下地にしっかりと固定される。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る化粧板の第1実施例を示
す斜視図、図2は図1におけるB−B断面の両端を示す
一部拡大断面図である。
【0011】化粧板1は方形状の基板2の表側に化粧シ
ート3が貼着されたものであり、接合側縁となる一方の
辺の端面には長さ方向の突条4が設けられており、また
、接合側縁となる他方の辺の端面には表側が出っ張った
段差からなる長さ方向の突出部5が設けられている。 そして、本実施例では突出部5の先端と突条4の下面と
が基板2の裏側から略等距離に位置している。
【0012】上記基板2は石膏板からなるもので、元々
石膏の原料を表裏とも紙で包んだ状態のものであり、一
方、上記化粧シート3は、紙シートの上に発泡剤を含有
した塩化ビニルを塗布して乾燥させた後、この塩化ビニ
ルを加熱して発泡させた上でエンボス加工により凹凸模
様を付与して作成されたものである。そして、接着剤に
より基板2の表側に化粧シート3を貼着することにより
方形状をした通常の化粧板を作成した後、その長手方向
の両辺に切削加工を施して上記のような突条4及び突出
部5を形成することにより図1及び図2に示す化粧板1
が作成されている。そして、本実施例では突条4より表
側の部分の傾斜角α及び突出部5より表側の部分の傾斜
角βをどちらも直角又は略直角としている。さらに、こ
の化粧板1により内装を行う場合、突出部5により突条
4を破断することになるので、突出部5の先端形状は図
示のように鋭角状としている。また、破断された突条4
が落下しやすいようにするため、一方の辺の端面におけ
る突条4より裏側の部分と他方の辺の端面における突出
部5より裏側の部分をそれぞれ下方に向けて内側に傾斜
させている。
【0013】上記の化粧板1により内装を行うに際して
は、化粧板1を複数枚用意し、これらを化粧板1の幅と
同じ間隔で組み立てられた下地に対して連続的に取り付
けるようにする。ここで、下地に対する各化粧板1の取
付けは、仮固定用の粘着剤と本固定用の接着剤を併用し
て行われ、接着剤が固まるまでの間は粘着剤により化粧
板1を下地に仮固定するようにされる。そして、各化粧
板1は、先に取り付けた化粧板1における一方の辺に対
して次の化粧板1における他方の辺を向かい合わせるよ
うにして連続的に下地に対して取り付けられる。
【0014】この場合、先に取り付けた化粧板1に隣接
して次の化粧板1を下地に取り付けるには、まず図3に
示すように、先の化粧板1(左側)の一方の辺における
突条4に次の化粧板1(右側)の他方の辺における突出
部5を載置して次の化粧板1を先の化粧板1に押し当て
た状態とする。そして、この当接状態のままで次の化粧
板1の一方の辺(図示しない右方の辺)を下地に押し当
てて下地面の粘着剤及び接着剤にくっ付けるようにする
。このようにすることで次の化粧板1の位置決めが行わ
れる。次いで、次の化粧板1全体を下地に向けて押し込
むことにより、図4に示すように、次の化粧板1の突出
部5により先の化粧板1の突条4を破断する。そして、
さらに押し込むことにより、図5に示すように、次の化
粧板1における基板2の裏側を下地に当接させる。 この場合、破断された突条4は、突条4より裏側の部分
と突出部5より裏側の部分により形成される空間を通っ
て落下する。このようにして先の化粧板1に対して隙間
なく押し込まれた次の化粧板1は、本固定用の接着剤が
固まるまでの間、仮固定用の粘着剤により下地にしっか
りと固定される。
【0015】上記のようにして化粧板1が下地に連続的
に取り付けられるが、先の化粧板1の突条4に次の化粧
板1の突出部5を載置して正確に位置決めができるので
、化粧板1相互の継目に隙間を生ずることなく内装が行
われる。
【0016】図6は本発明の第2実施例を示しており、
図2と同様な幅方向断面の一部拡大断面図である。
【0017】本実施例の化粧板11は、基板12の表側
に化粧シート13が貼着されたものであり、その接合側
縁となる両辺の端面形状は第1実施例のものと略同じで
あるが、本実施例の化粧板11においては、突条14よ
り表側の部分の傾斜角αと突出部15より表側の部分の
傾斜角βがそれぞれ鋭角となるように切削加工されてい
る。
【0018】上記第2実施例の化粧板11を用いて内装
を行う手順は、先に説明した第1実施例の化粧板1を用
いた場合と全く同じである。すなわち、まず図7に示す
ように先の化粧板11(左側)に対して次の化粧板11
(右側)の位置決めを行い、次いで図8に示すように次
の化粧板11を下地に向けて押し込むことにより突出部
15により突条14を破断し、さらに押し込むことによ
り図9に示すように基板12の裏側を下地に当接させる
ようにする。この押し込み時おいて、突出部15より表
側の部分が先の化粧板11の上端に当接した状態となる
ので、次の化粧板11はその右端を仮固定している粘着
剤の密着力に抗しながら僅かに右側に動かされるが、そ
の反作用で左側に押し戻されるように力を受けながら下
地に向けて滑動する。したがって、次の化粧板11は先
の化粧板11との接合部分における表面の化粧シート1
3同士が押し合った状態となって隙間が発生することな
く下地に取り付けられる。
【0019】なお、突条14より表側の部分の傾斜角α
と突出部15より表側の部分の傾斜角βの両方を鋭角と
する必要はなく、少なくとも一方を鋭角とすれば、接合
目地の部分において化粧シート13同士が押し合った状
態となるので、上記の場合と同様に継目が目立たなくな
るものである。
【0020】また、上記第1及び第2実施例では、突出
部の先端と突条の下面とが基板の裏側から略等距離とな
るようにしたが、必ずしもこのような位置関係にする必
要はない。すなわち、上記の内装方法から分かるように
、要は次の化粧板の位置決めができて且つ次の化粧板を
押し込む時に突出部により突条が破断されればよいので
、一方の辺と他方の辺を向かい合わせた時に突出部の先
端と突条に少しでも重なる部分があって、接合時に突出
部により突条が破断されるのであれば、突出部の位置が
突条の下面より表側であってもよいものである。そして
、一方の辺と他方の辺を向かい合わせた時に突出部の先
端が突条より基板の裏側寄りに位置するようになってい
れば、内装時において突条は確実に破断されることにな
る。
【0021】図10は本発明の第3実施例を示しており
、図2と同様な幅方向断面の一部拡大断面図である。
【0022】本実施例の化粧板21は、基板22の表側
に化粧シート23が貼着されたものであり、接合側縁と
なる両辺の端面にそれぞれ突条24と突出部25を有し
ている点では前記第1実施例のものと同じであるが、本
実施例の化粧板21においては、突出部25より表側の
部分がくの字状に窪んだ形状に切削加工されている。す
なわち、化粧シート23側の傾斜角βが鋭角となった上
斜面S1とこれに連接した下斜面S2を有した形状とな
っている。また、突条24より表側の部分の傾斜角αは
鋭角となっている。そして、突条24は表側寄りに、突
出部25は裏側寄りに設けられており、突出部25の先
端は突条24の裏面より裏側寄りに位置した形態になっ
ている。
【0023】上記第3実施例の化粧板1を用いて内装を
行う手順も、先に説明した第1実施例の化粧板1を用い
た場合と全く同じである。すなわち、まず図11に示す
ように先の化粧板21(左側)に対して次の化粧板21
(右側)の位置決めを行い、次いで図12に示すように
次の化粧板21を下地に向けて押し込むことにより突出
部25により突条24を破断し、さらに押し込むことに
より図13に示すように基板22の裏側を下地に当接さ
せるようにする。この場合、先の化粧板21における突
条4より表側の部分の傾斜角αが鋭角であり、次の化粧
板21における上斜面S1の傾斜角βが鋭角であるので
、先の化粧板21の化粧シート23と次の化粧板21の
化粧シート23とが互いに押し合った状態で隙間なく接
触した状態で内装が行われる。さらに、先の化粧板21
における突出部25より表側の部分が下斜面S1及び上
斜面S2によりくの字状の窪んだ形状になっているので
、先の化粧板21における突条24が取り除かれた破断
面に多少の出っ張りが残ったとしても、この出っ張りが
次の化粧板21に当たらず、次の化粧板21を押し込む
時に邪魔になることがない。なお、本実施例の化粧板2
1においては、上斜面S1の傾斜角βが鋭角であるので
、突条24より表側の部分の傾斜角αが直角又は略直角
であってもよい。
【0024】図14は本発明の第4実施例を示しており
、図2と同様な幅方向断面の一部拡大断面図である。
【0025】本実施例の化粧板31は、基板32の表側
に化粧シート33が貼着されたものであり、接合側縁と
なる両辺の端面にそれぞれ突条34と突出部35を有す
ると共に、突出部35より表側の部分が上斜面S1と下
斜面S2によりくの字状に窪んだ形状となっている点は
前記第3実施例のものと同様であるが、本実施例の化粧
板31においては、傾斜角βが直角又は略直角な当接面
S3を介して上斜面S1と下斜面S2による窪みが設け
られている。なお、この当接面S3の幅は突条34より
表側の部分の幅よりやや小さくなっている。また、突条
34より表側の部分の傾斜角αは直角又は略直角となっ
ている。
【0026】上記第4実施例の化粧板31を用いて内装
を行う手順も、先に説明した第1実施例の化粧板1を用
いた場合と全く同じである。すなわち、まず図15に示
すように先の化粧板31(左側)に対して次の化粧板3
1(右側)の位置決めを行い、次いで図16に示すよう
に次の化粧板31を下地に向けて押し込むことにより突
出部35により突条34を破断し、さらに押し込むこと
により図17に示すように基板32の裏側を下地に当接
させるようにする。この場合、先の化粧板31における
突出部35より表側の部分に上斜面S1及び下斜面S2
による窪みがあるので、先の化粧板31における突条3
4が取り除かれた破断面に多少の出っ張りが残ったとし
ても、この出っ張りが次の化粧板31に当たらず、次の
化粧板31を押し込む時に邪魔になることがない。しか
も、このようにして次の化粧板31が下地に取り付けら
れると、接合部分では突条34より表側の部分と当接面
S3とが殆ど隙間なくつき合わさった状態になるので、
切削加工の精度が悪くて接合部分に多少の隙間があった
としても下地が透けて見えるようなことがない。なお、
本実施例の化粧板31においても、切削加工の精度さえ
良ければ、突条4より表側の部分の傾斜角αと当接面S
の傾斜角βの少なくとも一方を鋭角とすることにより、
接合部分の継目をさらに目立たなくすることもできる。
【0027】以上、本発明を第1〜第4実施例について
説明したが、本発明は上記の各実施例にのみ限定される
ものではない。
【0028】例えば、本発明の化粧板は、接合時におい
て突出部により突条が破断できる材質の基板を有してい
ればよいものであり、上記実施例に挙げた石膏板の他に
、珪酸カルシウム板、石膏スラグ板、発泡樹脂等を基板
とする化粧板についても適用できる。そして、突条と突
出部の形状は突出部により突条が破断できるように材質
に応じて適宜決めればよいものである。この場合、突条
は加工上の点からして長さ方向全体に設けるのが好まし
いが、突出部が載置できさえすれば長さ方向に一部が欠
けているような形態でもよい。したがって、長さ方向全
体に突条を設けた化粧板を搬送する途中でその突条の一
部が欠けるようなことがあっても前記手順により内装を
行う上で差し支えはない。
【0029】また、本発明の化粧板は、上記実施例のよ
うに凹凸模様が形成された塩化ビニルと紙シートの組合
せからなる化粧シートを貼着した化粧板に限らず、壁紙
、クロス等の化粧シートを貼着した化粧板についても適
用できる。そして、本発明の化粧板においては、上記第
2〜第4実施例で述べたように、突条より表側の部分の
傾斜角αと突出部より表側の部分の傾斜角βの少なくと
も一方を鋭角として、接合時における継目を一層目立た
なくすることが好ましいが、化粧シートの材質によって
はその切り口の端部が切削加工時に延びて若干突き出し
た状態となることがあり、この場合には傾斜角αと傾斜
角βを直角又は略直角としても同様な効果が得られる。
【0030】また、本発明の化粧板においては、端面の
切削加工時に予め化粧シートを切断しておき、基板のみ
に切削加工を施すことによって、突条より表側の部分に
おいて化粧シートが若干突き出るようにしてもよい。例
えば、前記第1〜第4実施例の化粧板1,11,21,
31について図示すれば、図18〜図21に示すようで
ある。このようにすることで、接合時における継目を確
実に目立たなくすることができる。
【0031】以上、本発明に係る化粧板及びそれを用い
た内装方法を説明したが、下地の表面が平らな状態にな
っていないと、折角本発明の化粧板を使用しても各化粧
板の継目に段差を生じるという問題がどうしても発生す
る。特に木製下地の場合には、乾燥等により立て付け後
においても下地が歪むことがある。そこで、取り付けた
化粧板の表面仕上がりを良くすることを目的として、本
出願人は先に特願平2−66227号として平面調整部
材を出願している。この平面調整部材は、細長の板状部
材であって、その一方の面は平面状態に形成され他方の
面は幅の略中央で厚く両端側で薄くなるような形状をし
たものであり、化粧板の接合箇所に相当する下地の部分
に前記他方の面を合わせて予め釘により揺動可能に取り
付けておき、その上から化粧板を取り付けることにより
、化粧板相互の継目を目立たなくするものである。した
がって、下地の表面が平らな状態でない場合には、本発
明の化粧板についてもこの平面調整部材を用いて内装を
行うことが好ましい。
【0032】そこで、前記平面調整部材を用いて上記実
施例1の化粧板により内装を行う場合について、図22
〜図24によりその概略を以下に説明する。なお、その
他の実施例に挙げた化粧板を用いた場合も以下に説明す
るのと同じ手順で内装が行われる。
【0033】図22〜図24は、平面調整部材6を介し
て木製下地に取り付けられた先の化粧板1(左側)に隣
接させて、次の化粧板1(右側)を同じく平面調整部材
6を介して取り付ける過程を示している。
【0034】この場合、次の化粧板1を取り付ける前に
、柱部材7(右側)に平面調整部材6(右側)を取り付
け、その表面に粘着剤及び接着剤を塗布した状態とする
。もちろん、平面調整部材6(左側)の残った表面も同
様に粘着剤及び接着剤を塗布した状態としておく。続い
て、前記したのと同様な手順により次の化粧板1を取り
付ける。まず、図22に示すように、先の化粧板1の一
方の辺における突条4に次の化粧板1の他方の辺におけ
る突出部5を載置して次の化粧板1を先の化粧板1に押
し当てた状態とし、この状態のままで次の化粧板1の右
側を押し下げて平面調整部材6(右側)の上に載せるこ
とにより、次の化粧板1の位置決めを行う。次いで、次
の化粧板1全体を押し下げて図23に示すように次の化
粧板1の突出部5により先の化粧板1の突条4を破断す
る。そして、さらに押し込むことにより図24に示すよ
うに次の化粧板1の左側も平面調整部材6(左側)に当
接させる。この押し込み時において、次の化粧板1にお
ける基板2の裏側がその右端で平面調整部材6(右側)
表面の粘着剤に密着しているので、次の化粧板1におけ
る突出部5より表側の鋭角の部分が先の化粧板1の上端
に当接した状態で滑動するに伴って、次の化粧板1には
右側に押された分だけ逆に左側に押し戻す力が働き、次
の化粧板1が平面調整部材6(左側)に到達した時点で
は接合部分表面における隙間がなくなるのは前記したの
と同様である。また、破断された突条4が突条4より裏
側の部分と突出部5より裏側の部分により形成される空
間を通って落下する点についても前記したのと同様であ
る。そして、複数の化粧板1について以上の取付け手順
を繰り返すことにより壁面等の内装が行われる。
【0035】このようにして平面調整部材6を有する下
地に対して本発明の化粧板1を連続的に取り付けて内装
を行った場合には、各化粧板1の固着は柱部材の表面で
はなく平面調整部材6における一方の平らな面上で行わ
れることとなり、この揺動可能な平面調整部材6により
柱部材7の傾きが吸収されるので、下地の表面が平らな
状態でなくても、綺麗にその表面を仕上げることができ
る。なお、このような平面調整部材6を用いる方法は、
上記の木製下地に限らず、鋼製下地やコンクリートの下
地においても有効である。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0037】請求項1の化粧板は、接合側縁となる一方
の辺の端面に長さ方向の突条を設けると共に、接合側縁
となる他方の辺の端面に表側が出っ張った段差による長
さ方向の突出部を設け、前記一方の辺と前記他方の辺を
向かい合わせた時に前記突出部の先端が前記突条と重な
るか又は前記突条より裏側寄りに位置するようにしたの
で、下地に対し仮固定用の粘着剤と本固定用の接着剤を
用いて連続的に張設する場合に、先の化粧板における突
条に次の化粧板における突出部を載置することにより位
置決めが容易に行なえると共に、内装後に継目を目立た
なくすることができる。
【0038】請求項2の内装方法においては、先の化粧
板における突条に次の化粧板における突出部を載置して
から次の化粧板を押し込むだけで、継目が目立たない状
態で化粧板を下地に取り付けられるので、簡単な作業で
もって仕上がりの綺麗な壁面を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化粧板の第1実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1におけるB−B断面の両端を示す一部拡大
断面図である。
【図3】内装時における化粧板の位置決め状態を示す一
部拡大断面図である。
【図4】同じく化粧板の押し込み状態を示す一部拡大断
面図である。
【図5】同じく化粧板の取付け状態を示す一部拡大断面
図である。
【図6】本発明に係る化粧板の第2実施例を示す一部拡
大断面図である。
【図7】内装時における化粧板の位置決め状態を示す一
部拡大断面図である。
【図8】同じく化粧板の押し込み状態を示す一部拡大断
面図である。
【図9】同じく化粧板の取付け状態を示す一部拡大断面
図である。
【図10】本発明に係る化粧板の第3実施例を示す一部
拡大断面図である。
【図11】内装時における化粧板の位置決め状態を示す
一部拡大断面図である。
【図12】同じく化粧板の押し込み状態を示す一部拡大
断面図である。
【図13】同じく化粧板の取付け状態を示す一部拡大断
面図である。
【図14】本発明に係る化粧板の第4実施例を示す一部
拡大断面図である。
【図15】内装時における化粧板の位置決め状態を示す
一部拡大断面図である。
【図16】同じく化粧板の押し込み状態を示す一部拡大
断面図である。
【図17】同じく化粧板の取付け状態を示す一部拡大断
面図である。
【図18】第1実施例の化粧板の変形例を示す一部拡大
断面図である。
【図19】第2実施例の化粧板の変形例を示す一部拡大
断面図である。
【図20】第3実施例の化粧板の変形例を示す一部拡大
断面図である。
【図21】第4実施例の化粧板の変形例を示す一部拡大
断面図である。
【図22】平面調整部材を介して第1実施例の化粧板を
取り付ける場合の位置決め状態を示す説明図である。
【図23】同じく化粧板の押し込み状態を示す説明図で
ある。
【図24】同じく化粧板の取付け状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1,11,21,31  化粧板 2,12,22,32  基板 3,13,23,33  化粧シート 4,14,24,34  突条 5,15,25,35  突出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  方形状の基板の表側に化粧シートを有
    する化粧板において、接合側縁となる一方の辺の端面に
    長さ方向の突条を設けると共に、接合側縁となる他方の
    辺の端面に表側が出っ張った段差による長さ方向の突出
    部を設け、前記一方の辺と前記他方の辺を向かい合わせ
    た時に前記突出部の先端が前記突条と重なるか又は前記
    突条より裏側寄りに位置するようにしてなる化粧板。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の化粧板を複数枚使用
    して行う内装方法であって、下地に取り付けられた先の
    化粧板の一方の辺における突条に次の化粧板の他方の辺
    における突出部を載置して次の化粧板を先の化粧板に押
    し当てた状態とし、この当接状態のままで次の化粧板の
    一方の辺を下地面の粘着剤及び接着剤にくっ付け、次い
    で、次の化粧板全体を下地に向けて押圧することにより
    、次の化粧板の他方の辺における突出部により先の化粧
    板の一方の辺における突条を破断すると共に次の化粧板
    の基板の裏側を下地に当接させて下地面の粘着剤及び接
    着剤により次の化粧板を下地に取り付けることを特徴と
    する内装方法。
JP15223391A 1990-10-15 1991-05-29 化粧板及び該化粧板を用いる内装方法 Pending JPH04250253A (ja)

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