JPH04252248A - アンチブロックフィルム - Google Patents
アンチブロックフィルムInfo
- Publication number
- JPH04252248A JPH04252248A JP41854790A JP41854790A JPH04252248A JP H04252248 A JPH04252248 A JP H04252248A JP 41854790 A JP41854790 A JP 41854790A JP 41854790 A JP41854790 A JP 41854790A JP H04252248 A JPH04252248 A JP H04252248A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- ethylene
- film
- carbon radical
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンチブロックフィルム
に関する。詳しくはエチレン(共)重合体、必要により
ゴム状物質とを炭素ラジカル誘発剤の存在下で動的熱処
理したもので以下の式、 の関係を満たす組成物からなる、機械的特性および成形
加工性のバランスに優れ、また特にアンチブロック性に
優れた、T−ダイ法、インフレーション法などで成形さ
れる、包装用およびサニタリー製品に好適なアンチブロ
ックフィルムに関する。
に関する。詳しくはエチレン(共)重合体、必要により
ゴム状物質とを炭素ラジカル誘発剤の存在下で動的熱処
理したもので以下の式、 の関係を満たす組成物からなる、機械的特性および成形
加工性のバランスに優れ、また特にアンチブロック性に
優れた、T−ダイ法、インフレーション法などで成形さ
れる、包装用およびサニタリー製品に好適なアンチブロ
ックフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム用熱可塑性樹脂は、加工性にす
ぐれた材料として広範な産業分野で利用されており、多
種多様な樹脂や充填剤などとブレンドして改質すること
により、その利用分野が拡大されてきた。フィルムは主
に包装用に使用されており、樹脂自体の物性の他に加工
性、アンチブロック性などの特性が要求される。柔軟性
を要求されるフィルムには比較的低密度のエチレン(共
)重合体、特にエチレンと極性基を有するモノマーとの
共重合体が使用されており、軟質であるためさらに高度
のアンチブロック性が要求される。さらにフィルムの柔
軟性を高めるために、これらにゴム状物質を混合した場
合には、ブロッキングはもはや避けられない問題となる
。
ぐれた材料として広範な産業分野で利用されており、多
種多様な樹脂や充填剤などとブレンドして改質すること
により、その利用分野が拡大されてきた。フィルムは主
に包装用に使用されており、樹脂自体の物性の他に加工
性、アンチブロック性などの特性が要求される。柔軟性
を要求されるフィルムには比較的低密度のエチレン(共
)重合体、特にエチレンと極性基を有するモノマーとの
共重合体が使用されており、軟質であるためさらに高度
のアンチブロック性が要求される。さらにフィルムの柔
軟性を高めるために、これらにゴム状物質を混合した場
合には、ブロッキングはもはや避けられない問題となる
。
【0003】従来ブロッキングを防止するために、シリ
カなどの無機充填物を混合する方法や滑剤、すなわち脂
肪族酸アミド等の有機化合物またはパラフィンワックス
等のワックスエマルジョンを混合する方法、あるいはこ
れらと無機充填物を併用する方法が公知である。しかし
特にブロッキングの激しいフィルムを改良するには多量
の添加を必要とし、柔軟性、伸び等の樹脂組成物自体の
持つフィルム特性を保持したままの改良は困難である。
カなどの無機充填物を混合する方法や滑剤、すなわち脂
肪族酸アミド等の有機化合物またはパラフィンワックス
等のワックスエマルジョンを混合する方法、あるいはこ
れらと無機充填物を併用する方法が公知である。しかし
特にブロッキングの激しいフィルムを改良するには多量
の添加を必要とし、柔軟性、伸び等の樹脂組成物自体の
持つフィルム特性を保持したままの改良は困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明の目的とする
ところは、柔軟性および加工性に非常に富むなどの樹脂
本来の性質を損なうことなく、アンチブロック性を有す
るフィルムを提供することである。また従来のアンチブ
ロック剤と併用することでさらなるアンチブロック効果
を有したフィルムを提供することである。
ところは、柔軟性および加工性に非常に富むなどの樹脂
本来の性質を損なうことなく、アンチブロック性を有す
るフィルムを提供することである。また従来のアンチブ
ロック剤と併用することでさらなるアンチブロック効果
を有したフィルムを提供することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明者らは上記の目的
に沿って鋭意検討した結果、エチレン(共)重合体、必
要によりゴム状物質とを炭素ラジカル誘発剤の存在下で
動的熱処理した特定の組成物が従来のアンチブロック剤
のみを使用して得られた組成物に比べて、柔軟性および
加工性に非常に富むなどの樹脂本来の性質を損なうこと
なく優れたアンチブロック性を有していることを見いだ
し、これに基づいて本発明に到達した。
に沿って鋭意検討した結果、エチレン(共)重合体、必
要によりゴム状物質とを炭素ラジカル誘発剤の存在下で
動的熱処理した特定の組成物が従来のアンチブロック剤
のみを使用して得られた組成物に比べて、柔軟性および
加工性に非常に富むなどの樹脂本来の性質を損なうこと
なく優れたアンチブロック性を有していることを見いだ
し、これに基づいて本発明に到達した。
【0006】すなわち本発明は、
(A)エチレン(共)重合体 20〜100重量%(
B)ゴム状物質 0〜80重量% を炭素ラジカル誘発剤の存在下で動的熱処理して得られ
る組成物の230℃、10Kg荷重でのメルトフローレ
ートの値(以下MFRαと略する)が、炭素ラジカル非
存在下で溶融混練した組成物の同条件でのメルトフロー
レート(以下MFRβと略する)との関係が、以下の式
あるいは230℃、2.16Kg荷重でのメルトフロー
レートの値(以下MFRγと略する)が、炭素ラジカル
非存在下で溶融混練した組成物の同条件でのメルトフロ
ーレート(以下MFRδと略する)との関係が、以下の
式 の関係を満たす組成物からなるアンチブロックフィルム
である。
B)ゴム状物質 0〜80重量% を炭素ラジカル誘発剤の存在下で動的熱処理して得られ
る組成物の230℃、10Kg荷重でのメルトフローレ
ートの値(以下MFRαと略する)が、炭素ラジカル非
存在下で溶融混練した組成物の同条件でのメルトフロー
レート(以下MFRβと略する)との関係が、以下の式
あるいは230℃、2.16Kg荷重でのメルトフロー
レートの値(以下MFRγと略する)が、炭素ラジカル
非存在下で溶融混練した組成物の同条件でのメルトフロ
ーレート(以下MFRδと略する)との関係が、以下の
式 の関係を満たす組成物からなるアンチブロックフィルム
である。
【0007】以下、本発明について詳細に説明する。ま
ず本発明に用いる成分(A)、エチレン(共)重合体と
はエチレンホモ重合体、C3からC12までのα−オレ
フィンとエチレンとの共重合体、エチレンと極性基を有
するモノマーとの共重合体をいう。より具体的には高圧
法低密度ポリエチレン、高中密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、エチレン
−不飽和カルボン酸エステル共重合体、エチレン−カル
ボン酸不飽和エステル共重合体などである。これらは単
独でも混合物でも使用できる。
ず本発明に用いる成分(A)、エチレン(共)重合体と
はエチレンホモ重合体、C3からC12までのα−オレ
フィンとエチレンとの共重合体、エチレンと極性基を有
するモノマーとの共重合体をいう。より具体的には高圧
法低密度ポリエチレン、高中密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、エチレン
−不飽和カルボン酸エステル共重合体、エチレン−カル
ボン酸不飽和エステル共重合体などである。これらは単
独でも混合物でも使用できる。
【0008】次に本発明で使用する成分(B)、ゴム状
物質は、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、
スチレン−ブタジエン・ランダム共重合体ゴム(SBR
)、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、ス
チレン−ブタジエン−スチレン・ブロック共重合体(S
BS)、スチレン−イソプレン−スチレン・ブロック共
重合体(SIS)、1,2−ポリブタジエンゴム、エチ
レン−プロピレン−ジエン・ランダム共重合体(EPD
M)およびエチレン・プロピレンランダム共重合体ゴム
に代表されるエチレン・α−オレフィンランダム共重合
体ゴムが選ばれる。この中でも特に、エチレン・プロピ
レン・ジエンランダム共重合体ゴムおよびエチレン・α
−オレフィンランダム共重合体ゴムが好ましい。このふ
たつは他のゴム状物質に比べて熱可塑性にすぐれており
、溶融混練による分散が容易であり、SBR、イソプレ
ンゴム、ニトリルゴムあるいはブタジエンゴムなどと比
較して独特の臭気を有しない点、あるいはペレット状で
入手できるために、配合する際の計量や取扱いが容易で
あり、かつ組成物製造装置の形式についても選択の自由
度が大きくなることなど、操作上の利点を有することが
挙げられる。なおこれらのゴム状物質は、単独で使用す
るだけでなく、必要に応じ2種以上を混合して使用して
もよい。またEPDM中に含まれるジエン成分について
はとくに制限はなく、現在入手しうるエチリデンノルボ
ルネン、ジシクロペンタジエン、1,4−シクロヘキサ
ジエンなどいずれも使用できる。
物質は、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、
スチレン−ブタジエン・ランダム共重合体ゴム(SBR
)、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、ス
チレン−ブタジエン−スチレン・ブロック共重合体(S
BS)、スチレン−イソプレン−スチレン・ブロック共
重合体(SIS)、1,2−ポリブタジエンゴム、エチ
レン−プロピレン−ジエン・ランダム共重合体(EPD
M)およびエチレン・プロピレンランダム共重合体ゴム
に代表されるエチレン・α−オレフィンランダム共重合
体ゴムが選ばれる。この中でも特に、エチレン・プロピ
レン・ジエンランダム共重合体ゴムおよびエチレン・α
−オレフィンランダム共重合体ゴムが好ましい。このふ
たつは他のゴム状物質に比べて熱可塑性にすぐれており
、溶融混練による分散が容易であり、SBR、イソプレ
ンゴム、ニトリルゴムあるいはブタジエンゴムなどと比
較して独特の臭気を有しない点、あるいはペレット状で
入手できるために、配合する際の計量や取扱いが容易で
あり、かつ組成物製造装置の形式についても選択の自由
度が大きくなることなど、操作上の利点を有することが
挙げられる。なおこれらのゴム状物質は、単独で使用す
るだけでなく、必要に応じ2種以上を混合して使用して
もよい。またEPDM中に含まれるジエン成分について
はとくに制限はなく、現在入手しうるエチリデンノルボ
ルネン、ジシクロペンタジエン、1,4−シクロヘキサ
ジエンなどいずれも使用できる。
【0009】成分(A)と成分(B)の添加割合は、A
/B=100/0から20/80である。もちろん要求
する強度、永久伸びなどの物性を考慮にいれて実際の組
成を決定すればよい。しかし成分(A)の添加割合が2
0重量%未満であると成形性が悪化するので好ましくな
い。
/B=100/0から20/80である。もちろん要求
する強度、永久伸びなどの物性を考慮にいれて実際の組
成を決定すればよい。しかし成分(A)の添加割合が2
0重量%未満であると成形性が悪化するので好ましくな
い。
【0010】ここで動的熱処理する際に必須成分として
添加される炭素ラジカル発生剤とは、特定の化合物と相
互作用して両者が炭素ラジカルになる化合物の組合せ(
以下、炭素ラジカル誘発剤(I)という。)と炭素ラジ
カルを熱分解によって自発的に生じる化合物(以下炭素
ラジカル誘発剤(II)という。)などをいい、炭素ラ
ジカル誘発剤(I)は2種類ある。
添加される炭素ラジカル発生剤とは、特定の化合物と相
互作用して両者が炭素ラジカルになる化合物の組合せ(
以下、炭素ラジカル誘発剤(I)という。)と炭素ラジ
カルを熱分解によって自発的に生じる化合物(以下炭素
ラジカル誘発剤(II)という。)などをいい、炭素ラ
ジカル誘発剤(I)は2種類ある。
【0011】第1は、電荷移動錯体を形成する化合物の
組合せである。すなわち、該錯体中で一方の化合物から
他方の化合物に電荷を移動させて不飽和結合をラジカル
開裂するものである。当該目的に使用される化合物とし
ては、不飽和結合の電子密度e値に差があればよく、種
々の組合せが相互共重合体として公知である。その中で
も本発明ではe値が大きい化合物としてラジカル形成後
の反応性の高さから、マレイミド系化合物(例えばN,
N’−m−フェニレンビスマレイミド、N,N’−エチ
レンビスマレイミド)、不飽和カルボン酸誘導体(例え
ば無水マレイン酸、エチレングリコールジメタクリレー
ト)を用いることが好ましい。これらの化合物と電荷移
動錯体を形成する化合物としては、6−エトキシ−2,
2,4−トリメチルジヒドロキノリン、ポリ(2,2,
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン)、スチレ
ン、α−メチルスチレン、トランス−スチルベン、ビニ
ルフェロセン、4−ビニルピリジン、2−イソプロペニ
ルナフタレン、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルイ
ンドール、インドール、ベンゾフラン、フラン、ジヒド
ロフラン、3,4−ジヒドロ−2−ピラン、4H−クロ
メンに代表される環状ビニルエーテル、フルフリルアル
コール、フルフリルアルデヒド、ベンゾフラン、酢酸フ
ルフリルに代表されるフラン誘導体、n−オクタデシル
ビニルエーテル、エチルビニルエーテルに代表される直
鎖状ビニルエーテル系化合物、ケテンアセタール、酢酸
イソプロペニル、1−アミノ−1−メトキシエチレンに
代表されるケトン、エステル、ラクトン、アルデヒド、
アミド、ラクタム等のカルボニル化合物のエノールエー
テル、エノールエステル、アリルアセテート、ビニルア
セテート、1,2−ジメトキシエチレン、p−ジオキセ
ン、2−クロロエチルビニルエーテル、2−フェニルア
ルケニルエーテル、ヘプタフルオロイソプロピルアルケ
ニルエーテル、エチルビニルスルフィド、スチリルアル
ケニルチオエーテル、p−オキサジエン、シクロペンテ
ン、シクロヘキセン、ジビニルエーテル、ブタジエン、
イソプレン、1,3−ペンタジエン、1,4−ペンタジ
エン、ジメチルジビニルシラン等があげられる。
組合せである。すなわち、該錯体中で一方の化合物から
他方の化合物に電荷を移動させて不飽和結合をラジカル
開裂するものである。当該目的に使用される化合物とし
ては、不飽和結合の電子密度e値に差があればよく、種
々の組合せが相互共重合体として公知である。その中で
も本発明ではe値が大きい化合物としてラジカル形成後
の反応性の高さから、マレイミド系化合物(例えばN,
N’−m−フェニレンビスマレイミド、N,N’−エチ
レンビスマレイミド)、不飽和カルボン酸誘導体(例え
ば無水マレイン酸、エチレングリコールジメタクリレー
ト)を用いることが好ましい。これらの化合物と電荷移
動錯体を形成する化合物としては、6−エトキシ−2,
2,4−トリメチルジヒドロキノリン、ポリ(2,2,
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン)、スチレ
ン、α−メチルスチレン、トランス−スチルベン、ビニ
ルフェロセン、4−ビニルピリジン、2−イソプロペニ
ルナフタレン、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルイ
ンドール、インドール、ベンゾフラン、フラン、ジヒド
ロフラン、3,4−ジヒドロ−2−ピラン、4H−クロ
メンに代表される環状ビニルエーテル、フルフリルアル
コール、フルフリルアルデヒド、ベンゾフラン、酢酸フ
ルフリルに代表されるフラン誘導体、n−オクタデシル
ビニルエーテル、エチルビニルエーテルに代表される直
鎖状ビニルエーテル系化合物、ケテンアセタール、酢酸
イソプロペニル、1−アミノ−1−メトキシエチレンに
代表されるケトン、エステル、ラクトン、アルデヒド、
アミド、ラクタム等のカルボニル化合物のエノールエー
テル、エノールエステル、アリルアセテート、ビニルア
セテート、1,2−ジメトキシエチレン、p−ジオキセ
ン、2−クロロエチルビニルエーテル、2−フェニルア
ルケニルエーテル、ヘプタフルオロイソプロピルアルケ
ニルエーテル、エチルビニルスルフィド、スチリルアル
ケニルチオエーテル、p−オキサジエン、シクロペンテ
ン、シクロヘキセン、ジビニルエーテル、ブタジエン、
イソプレン、1,3−ペンタジエン、1,4−ペンタジ
エン、ジメチルジビニルシラン等があげられる。
【0012】また本発明では該錯体が共重合体を形成せ
ず、ラジカルとして存在することが好ましいので、両者
のラジカル反応性(Q値で判断できる。)も大きく異な
ることが好ましい。これらの中でも6−エトキシ−2,
2,4−トリメチルジヒドロキノリン、ポリ(2,2,
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン)等のジヒ
ドロキノリン誘導体およびその重合体と上記マレイミド
系化合物や不飽和カルボン酸誘導体の組合せは、前者が
「e値が大きく、Q値が小さい化合物」、また後者が「
e値が小さく、Q値が大きい化合物」となり、eとQ値
のバランスがよく、両者とも不飽和結合部に張力がかか
っているなどによって高活性であり好ましい。なお本発
明の効果から判断すると、ジヒドロキノリン誘導体およ
びその重合体は、入手の容易さ、反応に関与しなかった
ものが老化防止剤として作用する点でも好ましい。
ず、ラジカルとして存在することが好ましいので、両者
のラジカル反応性(Q値で判断できる。)も大きく異な
ることが好ましい。これらの中でも6−エトキシ−2,
2,4−トリメチルジヒドロキノリン、ポリ(2,2,
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン)等のジヒ
ドロキノリン誘導体およびその重合体と上記マレイミド
系化合物や不飽和カルボン酸誘導体の組合せは、前者が
「e値が大きく、Q値が小さい化合物」、また後者が「
e値が小さく、Q値が大きい化合物」となり、eとQ値
のバランスがよく、両者とも不飽和結合部に張力がかか
っているなどによって高活性であり好ましい。なお本発
明の効果から判断すると、ジヒドロキノリン誘導体およ
びその重合体は、入手の容易さ、反応に関与しなかった
ものが老化防止剤として作用する点でも好ましい。
【0013】第2は水素供与性化合物と水素受容性化合
物の組合せである。すなわち前者から後者に水素原子を
移動させて両者がラジカル化するものである。水素供与
性化合物は、水素ラジカル放出後も自身は共鳴安定化で
きる化合物で、特性的には、所定量の該化合物350℃
、50気圧(N2下)、無触媒の条件で30分反応させ
、当該化合物から水素受容体のアントラセンへの水素移
行量が少なくとも0.1(水素原子/molアントラセ
ン)であるものをいい、1,2−ジヒドロベンゼン、1
,2−ジヒドロナフタレン、9,10−ジヒドロフェナ
ントレン、オクタヒドロフェナントレン、オクタヒドロ
アントラセン、テトラリン、インデン、テトラヒドロフ
ラン、2,3−ジヒドロベンゾフラン、フルオレン等が
あげられる。これらのなかでもオクタヒドロフェナント
レン、オクタヒドロアントラセン、テトラリン、インデ
ン、フルオレン等は容易に入手できるほか、最終組成物
が着色しない点、エステルやアミドを分解しない点で優
れている。水素受容性化合物は、この水素ラジカルを付
加してラジカルとなったとき共鳴安定化が小さい化合物
で、一般に過酸化物を用いたゴム架橋時に架橋助剤とし
て用いられる化合物が使用される。具体的には、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリアリル(イソ)シア
ヌレート、ジアリルフタレートに代表される多官能性ビ
ニルモノマー類があげられる。しかしながら本発明では
ラジカルとしての反応性の高さから、マレイミド系化合
物(例えばN,N’−m−フェニレンビスマレイミド、
N,N’−エチレンビスマレイミド)、不飽和カルボン
酸誘導体(例えば無水マレイン酸、エチレングリコール
ジメタクリレート)を用いることが好ましい。
物の組合せである。すなわち前者から後者に水素原子を
移動させて両者がラジカル化するものである。水素供与
性化合物は、水素ラジカル放出後も自身は共鳴安定化で
きる化合物で、特性的には、所定量の該化合物350℃
、50気圧(N2下)、無触媒の条件で30分反応させ
、当該化合物から水素受容体のアントラセンへの水素移
行量が少なくとも0.1(水素原子/molアントラセ
ン)であるものをいい、1,2−ジヒドロベンゼン、1
,2−ジヒドロナフタレン、9,10−ジヒドロフェナ
ントレン、オクタヒドロフェナントレン、オクタヒドロ
アントラセン、テトラリン、インデン、テトラヒドロフ
ラン、2,3−ジヒドロベンゾフラン、フルオレン等が
あげられる。これらのなかでもオクタヒドロフェナント
レン、オクタヒドロアントラセン、テトラリン、インデ
ン、フルオレン等は容易に入手できるほか、最終組成物
が着色しない点、エステルやアミドを分解しない点で優
れている。水素受容性化合物は、この水素ラジカルを付
加してラジカルとなったとき共鳴安定化が小さい化合物
で、一般に過酸化物を用いたゴム架橋時に架橋助剤とし
て用いられる化合物が使用される。具体的には、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリアリル(イソ)シア
ヌレート、ジアリルフタレートに代表される多官能性ビ
ニルモノマー類があげられる。しかしながら本発明では
ラジカルとしての反応性の高さから、マレイミド系化合
物(例えばN,N’−m−フェニレンビスマレイミド、
N,N’−エチレンビスマレイミド)、不飽和カルボン
酸誘導体(例えば無水マレイン酸、エチレングリコール
ジメタクリレート)を用いることが好ましい。
【0014】炭素ラジカル誘発剤(IIの具体例として
は1,1,2,2,−テトラメチル−1,2−ジフェニ
ルエタンがあげられる。また別個の炭素ラジカル誘発方
法としてビスマレイミド系化合物の単独添加や活性化剤
との併用も有効である。活性化剤としてはベンゾチアゾ
ール系化合物、またはベンゾチアゾリルスルフェンアミ
ド系化合物があげられるが、これらは上記炭素ラジカル
誘発剤に比べて一般に活性は低く、また硫黄ラジカルが
発生し、臭気、着色の点で使用分野に制限がある場合が
ある。
は1,1,2,2,−テトラメチル−1,2−ジフェニ
ルエタンがあげられる。また別個の炭素ラジカル誘発方
法としてビスマレイミド系化合物の単独添加や活性化剤
との併用も有効である。活性化剤としてはベンゾチアゾ
ール系化合物、またはベンゾチアゾリルスルフェンアミ
ド系化合物があげられるが、これらは上記炭素ラジカル
誘発剤に比べて一般に活性は低く、また硫黄ラジカルが
発生し、臭気、着色の点で使用分野に制限がある場合が
ある。
【0015】これらの誘発剤は単独で使用するほか、併
用してもよく、また本発明の目的を損なわない範囲で、
微量のラジカル発生剤を併用してもよい。その際使用さ
れるものは、通常のラジカル発生剤のいずれでもよく、
有機過酸化物、アゾニトリル、酸素、オゾン等をあげる
ことができる。有機過酸化物には、アルキルペルオキシ
ド、アリールペルオキシド、アシルペルオキシド、アロ
イルペルオキシド、ケトンペルオキシド、ペルオキシカ
ーボネート、ペルオキシカルボキシレート等が含まれる
。アルキルペルオキシドとしてはジイソプロピルペルオ
キシド、ジターシャリーブチルペルオキシド、ターシャ
リーブチルハイドロペルオキシド、α,α’−ビス−(
ターシャリーブチルペルオキシイソプロピル)−ベンゼ
ン、アリールペルオキシドとしてはジクミルペルオキシ
ド、クミルハイドロペルオキシド、アシルペルオキシド
としては、ラウロイルペルオキシド、アロイルペルオキ
シドとしては、ジベンゾイルペルオキシド、ケトンペル
オキシドとしては、メチルエチルケトンペルオキシド、
シクロヘキサノンペルオキシド等をあげることができる
。アゾニトリルとしては、アゾビスイソブチロニトリル
、アゾビスイソプロピオニトリル等を例示できる。 これらは単独でも混合物でもよい。
用してもよく、また本発明の目的を損なわない範囲で、
微量のラジカル発生剤を併用してもよい。その際使用さ
れるものは、通常のラジカル発生剤のいずれでもよく、
有機過酸化物、アゾニトリル、酸素、オゾン等をあげる
ことができる。有機過酸化物には、アルキルペルオキシ
ド、アリールペルオキシド、アシルペルオキシド、アロ
イルペルオキシド、ケトンペルオキシド、ペルオキシカ
ーボネート、ペルオキシカルボキシレート等が含まれる
。アルキルペルオキシドとしてはジイソプロピルペルオ
キシド、ジターシャリーブチルペルオキシド、ターシャ
リーブチルハイドロペルオキシド、α,α’−ビス−(
ターシャリーブチルペルオキシイソプロピル)−ベンゼ
ン、アリールペルオキシドとしてはジクミルペルオキシ
ド、クミルハイドロペルオキシド、アシルペルオキシド
としては、ラウロイルペルオキシド、アロイルペルオキ
シドとしては、ジベンゾイルペルオキシド、ケトンペル
オキシドとしては、メチルエチルケトンペルオキシド、
シクロヘキサノンペルオキシド等をあげることができる
。アゾニトリルとしては、アゾビスイソブチロニトリル
、アゾビスイソプロピオニトリル等を例示できる。 これらは単独でも混合物でもよい。
【0016】本発明において動的に熱処理するとは、M
FRα,β,γ,δの関係を以下の式、あるいは の範囲に納めることが肝要であり、該混合物を溶融混練
して混練後の組成物中における沸騰キシレン不溶分を混
練前の値に比べて増加させることをいう。この熱処理に
よって本発明の効果が達成されるのである。
FRα,β,γ,δの関係を以下の式、あるいは の範囲に納めることが肝要であり、該混合物を溶融混練
して混練後の組成物中における沸騰キシレン不溶分を混
練前の値に比べて増加させることをいう。この熱処理に
よって本発明の効果が達成されるのである。
【0017】動的熱処理の温度は熱可塑性樹脂の融点ま
たは軟化点以上、かつ分解点以下の温度範囲内とする。 また溶融混練に当たっては高せん断速度を与える混合機
を用いて、混合物中にラジカルが発生しやすくすること
が好ましい。動的熱処理の効果を増加させる主因子は上
記の炭素ラジカル誘発剤の添加量であるが、炭素ラジカ
ル発生剤の種類または溶融混練の装置・条件により適切
な添加量が用いられる。すなわち適切な添加量とは、(
A)成分+(B)ゴム成分の合計100重量部に対して
炭素ラジカル誘発剤は0.01〜7重量部である。添加
量が0.01重量部以下であると所望の改質効果が現わ
れない。また添加量が7重量部を超えるとフィルム表面
へのブリードアウト、帯色、コストの上昇になるので好
ましくない。
たは軟化点以上、かつ分解点以下の温度範囲内とする。 また溶融混練に当たっては高せん断速度を与える混合機
を用いて、混合物中にラジカルが発生しやすくすること
が好ましい。動的熱処理の効果を増加させる主因子は上
記の炭素ラジカル誘発剤の添加量であるが、炭素ラジカ
ル発生剤の種類または溶融混練の装置・条件により適切
な添加量が用いられる。すなわち適切な添加量とは、(
A)成分+(B)ゴム成分の合計100重量部に対して
炭素ラジカル誘発剤は0.01〜7重量部である。添加
量が0.01重量部以下であると所望の改質効果が現わ
れない。また添加量が7重量部を超えるとフィルム表面
へのブリードアウト、帯色、コストの上昇になるので好
ましくない。
【0018】本発明の効果が現われる適切なMFRの関
係は以下の式、 あるいは を満たすことである。これらのMFRの比が0.9を超
えると、アンチブロック効果は期待ができず、また0.
01以下であると成形性が悪化し、成形が不能になるこ
ともあるし、ゲル、フィッシュアイを生じ、フィルムの
品質を低下させる他、特にインフレーション法の場合膜
切れの原因になるので好ましくない。
係は以下の式、 あるいは を満たすことである。これらのMFRの比が0.9を超
えると、アンチブロック効果は期待ができず、また0.
01以下であると成形性が悪化し、成形が不能になるこ
ともあるし、ゲル、フィッシュアイを生じ、フィルムの
品質を低下させる他、特にインフレーション法の場合膜
切れの原因になるので好ましくない。
【0019】また沸騰キシレン不溶分については組成物
中の20重量%以下であることが好ましい。20重量%
を超えると成形性が悪化し、成形が不能になることもあ
るし、ゲル、フィッシュアイを生じ、フィルムの品質を
低下させる他、特にインフレーション法の場合膜切れの
原因になるので好ましくない。
中の20重量%以下であることが好ましい。20重量%
を超えると成形性が悪化し、成形が不能になることもあ
るし、ゲル、フィッシュアイを生じ、フィルムの品質を
低下させる他、特にインフレーション法の場合膜切れの
原因になるので好ましくない。
【0020】本発明において組成物を製造する際に揮発
性の高い炭素ラジカル誘発剤を使用するときは、ベント
口より未反応モノマーを除去することが特に好ましい。
性の高い炭素ラジカル誘発剤を使用するときは、ベント
口より未反応モノマーを除去することが特に好ましい。
【0021】動的熱処理を行う溶融混練装置としては、
開放型のミキシングロール、非開放型のバンバリーミキ
サー、押出機、ニーダー、二軸押出機等従来公知のもの
を使用することができる。前記の配合組成により本発明
を実施する場合の条件は、混練温度120〜300℃、
熱処理時間20秒〜20分の範囲が好ましい。特に樹脂
温度が300℃を超えると、ブロッキング改善効果が悪
化するので非常に好ましくない。
開放型のミキシングロール、非開放型のバンバリーミキ
サー、押出機、ニーダー、二軸押出機等従来公知のもの
を使用することができる。前記の配合組成により本発明
を実施する場合の条件は、混練温度120〜300℃、
熱処理時間20秒〜20分の範囲が好ましい。特に樹脂
温度が300℃を超えると、ブロッキング改善効果が悪
化するので非常に好ましくない。
【0022】本発明においては本発明の主旨を逸脱しな
い限り、新たにポリオレフィン系樹脂を加えてもよい。 加える時期は動的熱処理する際でもフィルム成形する際
でもよい。その際のポリオレフィン系樹脂とは、前述の
エチレン(共)重合体の他、ポリプロピレン系樹脂、ポ
リ4−メチル−1−ペンテン系樹脂などである。
い限り、新たにポリオレフィン系樹脂を加えてもよい。 加える時期は動的熱処理する際でもフィルム成形する際
でもよい。その際のポリオレフィン系樹脂とは、前述の
エチレン(共)重合体の他、ポリプロピレン系樹脂、ポ
リ4−メチル−1−ペンテン系樹脂などである。
【0023】本発明においては、柔軟性、成形性の改善
を目的として軟化剤を使用してもよい。使用されうる軟
化剤はパラフィン系、ナフテン系あるいは芳香族系石油
留分および/または合成油である。添加する際の添加量
は成分(A)+(B)の合計100重量部に対して50
重量部以下である。添加量が50重量部を超えるとフィ
ルム表面へのブリードアウト、ブロッキング、べたつき
感の原因になるので、非常に好ましくない。
を目的として軟化剤を使用してもよい。使用されうる軟
化剤はパラフィン系、ナフテン系あるいは芳香族系石油
留分および/または合成油である。添加する際の添加量
は成分(A)+(B)の合計100重量部に対して50
重量部以下である。添加量が50重量部を超えるとフィ
ルム表面へのブリードアウト、ブロッキング、べたつき
感の原因になるので、非常に好ましくない。
【0024】本発明においては従来のアンチブロック剤
、滑剤も併用することができる。これらを併用すること
でさらにアンチブロッキング効果は向上する。特にイン
フレーション成形法によるフィルムの場合は、口開き性
を問われることがあるが、本発明の炭素ラジカル誘発剤
を利用した動的熱処理と、これらの従来のアンチブロッ
ク剤を併用すると著しく口開き性が向上する。該アンチ
ブロック剤とは、シリカ、タルク、アルミノシリケート
、カオリン、珪藻土、クレー、ゼオライト、ダイカライ
トなどのシリカ系組成物、炭酸カルシウム、酸化チタン
、酸化亜鉛などである。この中でもダイカライト、ゼオ
ライトなどのシリカ系アンチブロック剤を使用すること
が、その改良効果が優れているので好ましい。
、滑剤も併用することができる。これらを併用すること
でさらにアンチブロッキング効果は向上する。特にイン
フレーション成形法によるフィルムの場合は、口開き性
を問われることがあるが、本発明の炭素ラジカル誘発剤
を利用した動的熱処理と、これらの従来のアンチブロッ
ク剤を併用すると著しく口開き性が向上する。該アンチ
ブロック剤とは、シリカ、タルク、アルミノシリケート
、カオリン、珪藻土、クレー、ゼオライト、ダイカライ
トなどのシリカ系組成物、炭酸カルシウム、酸化チタン
、酸化亜鉛などである。この中でもダイカライト、ゼオ
ライトなどのシリカ系アンチブロック剤を使用すること
が、その改良効果が優れているので好ましい。
【0025】また滑剤としてはパラフィンワックスなど
の炭化水素系、ステアリン酸などの脂肪酸系、オレイン
酸アミド、エルカ酸アミドなどの脂肪酸アミド系、ステ
アリン酸ブチル、グリセリド、エステルワックスなどの
エステル系、一価アルコール、多価アルコールからなる
脂肪族アルコール系、金属石鹸などがあげられる。
の炭化水素系、ステアリン酸などの脂肪酸系、オレイン
酸アミド、エルカ酸アミドなどの脂肪酸アミド系、ステ
アリン酸ブチル、グリセリド、エステルワックスなどの
エステル系、一価アルコール、多価アルコールからなる
脂肪族アルコール系、金属石鹸などがあげられる。
【0026】本発明においては安定剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、発泡剤、帯電防止剤、難燃剤、充填剤、染
料、顔料などを適宜配合することができる。これらの添
加成分は有機化合物でも無機化合物でもよく、また形状
も粉粒状、鱗片状、針状、球状、中空状および繊維状の
ものいずれも使用できる。
外線吸収剤、発泡剤、帯電防止剤、難燃剤、充填剤、染
料、顔料などを適宜配合することができる。これらの添
加成分は有機化合物でも無機化合物でもよく、また形状
も粉粒状、鱗片状、針状、球状、中空状および繊維状の
ものいずれも使用できる。
【0027】本発明におけるフィルムを製造する方法は
従来公知のものいずれでもよく、T−ダイ法、インフレ
ーション法いずれも使用できる。本発明においてはアン
チブロック性を後述する試験による滑り角度で評価し、
滑り角度が50度を超える場合はもはやアンチブロック
フィルムとはいわない。
従来公知のものいずれでもよく、T−ダイ法、インフレ
ーション法いずれも使用できる。本発明においてはアン
チブロック性を後述する試験による滑り角度で評価し、
滑り角度が50度を超える場合はもはやアンチブロック
フィルムとはいわない。
【0028】
【発明の効果】本発明により、従来のアンチブロック剤
を使用しなくてもアンチブロック性に優れたフィルムを
得ることができた。また従来のアンチブロック剤と併用
することで口開き性を著しく向上させることができた。
を使用しなくてもアンチブロック性に優れたフィルムを
得ることができた。また従来のアンチブロック剤と併用
することで口開き性を著しく向上させることができた。
【0029】
【実施例および比較例】以下、本発明を実施例により具
体的に説明するが、本発明はこれらによって限定される
ものではない。
体的に説明するが、本発明はこれらによって限定される
ものではない。
【0030】
【実施例1から8、比較例1から8】以下の方法で各組
成物、フィルムを成形し、評価結果を表1,表2に示し
た。 1) 配合される熱可塑性樹脂、炭素ラジカル発生剤
を所定の配合割合に調合し、ヘンシェルミキサーで混合
した。 2) 上で得られた混合物を二軸連続混練押出機(3
0mmφ,プラスチック工学研究所(株)製)を用いて
、樹脂温度180〜260℃、回転数200rpmで溶
融混練して動的熱処理した。軟化剤はベント口に連結し
た往復動定量ポンプから添加した。 3) Tダイ成形機(スクリュー径30mm)で厚さ
約80μmのフィルムを成形した。あるいはインフレー
ション成形機(スクリュー径30mm)で厚さ約50μ
mのフィルムを成形した。そのときのブローアップ比は
2である。
成物、フィルムを成形し、評価結果を表1,表2に示し
た。 1) 配合される熱可塑性樹脂、炭素ラジカル発生剤
を所定の配合割合に調合し、ヘンシェルミキサーで混合
した。 2) 上で得られた混合物を二軸連続混練押出機(3
0mmφ,プラスチック工学研究所(株)製)を用いて
、樹脂温度180〜260℃、回転数200rpmで溶
融混練して動的熱処理した。軟化剤はベント口に連結し
た往復動定量ポンプから添加した。 3) Tダイ成形機(スクリュー径30mm)で厚さ
約80μmのフィルムを成形した。あるいはインフレー
ション成形機(スクリュー径30mm)で厚さ約50μ
mのフィルムを成形した。そのときのブローアップ比は
2である。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】試験・測定方法
【0034】(すべり角度)静摩擦係数測定機で荷重2
00gをかけたとき、滑り始めた角度を測定した。
00gをかけたとき、滑り始めた角度を測定した。
【0035】(引張破壊強さ)および(引張破壊伸び)
JIS K6760,JIS K6758, J
IS K7113による。
JIS K6760,JIS K6758, J
IS K7113による。
【0036】(永久伸び)JIS K6301に準ず
る。100%伸張,3号型ダンベル使用。
る。100%伸張,3号型ダンベル使用。
【0037】(口開き性)インフレーションフィルムの
口開き性をよい順番から◎○×で評価した。 ◎−−−容易に口の開くもの、○−−−◎に準じた程度
のもの、 ×−−−全く口の開かないもの。
口開き性をよい順番から◎○×で評価した。 ◎−−−容易に口の開くもの、○−−−◎に準じた程度
のもの、 ×−−−全く口の開かないもの。
【0038】(MFR)JIS K6760,K67
58,K7210による。
58,K7210による。
【0039】本発明に使用した樹脂は以下の通りである
。 (A):エチレン(共)重合体、 (A1)エチレン−エチルアクリレート共重合体(商品
名:日石レクスロンEEA、A6170、MFR=20
日本石油化学(株)製) (A2)エチレン−ビニルアセテート共重合体(商品名
:日石レクスロンEVA、V270、MFR=1.5
日本石油化学(株)製) (A3)超低密度ポリエチレン(商品名:日石ソフトレ
ックスD9550、MFR=5.0 日本石油化学(
株)製) (A4)エチレン−エチルアクリレート共重合体(商品
名:日石レクスロンEEA、A4250、MFR=5
日本石油化学(株)製)
。 (A):エチレン(共)重合体、 (A1)エチレン−エチルアクリレート共重合体(商品
名:日石レクスロンEEA、A6170、MFR=20
日本石油化学(株)製) (A2)エチレン−ビニルアセテート共重合体(商品名
:日石レクスロンEVA、V270、MFR=1.5
日本石油化学(株)製) (A3)超低密度ポリエチレン(商品名:日石ソフトレ
ックスD9550、MFR=5.0 日本石油化学(
株)製) (A4)エチレン−エチルアクリレート共重合体(商品
名:日石レクスロンEEA、A4250、MFR=5
日本石油化学(株)製)
【0040】(B):ゴム状物質
(B1)エチレン・プロピレンランダム共重合体ゴム(
商品名:EP02P、MFR=3.2、日本合成ゴム(
株)製) (B2)エチレン・プロピレン・ジエンランダム共重合
体ゴム(商品名:EP57P、MFR=0.4、日本合
成ゴム(株)製)
商品名:EP02P、MFR=3.2、日本合成ゴム(
株)製) (B2)エチレン・プロピレン・ジエンランダム共重合
体ゴム(商品名:EP57P、MFR=0.4、日本合
成ゴム(株)製)
【0041】炭素ラジカル誘発剤(C1)(C1−1)
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン(
商品名:ノクラック224S、大内新興化学(株)製) (C1−2)ジヒドロピラン 東京化成(株)製
(C1−3)1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン
東京化成(株)製(C1−4)インデン 東京化
成(株)製
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン(
商品名:ノクラック224S、大内新興化学(株)製) (C1−2)ジヒドロピラン 東京化成(株)製
(C1−3)1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン
東京化成(株)製(C1−4)インデン 東京化
成(株)製
【0042】炭素ラジカル誘発剤(C2)(C2−1)
N,N’−m−フェニレンビスマレイミド(商品名:バ
ルノックPM、大内新興化学(株)製)(C2−2)エ
チレングリコールジメタクリレート 東京化成(株)
製
N,N’−m−フェニレンビスマレイミド(商品名:バ
ルノックPM、大内新興化学(株)製)(C2−2)エ
チレングリコールジメタクリレート 東京化成(株)
製
【0043】アンチブロック剤(D) ダイカライト
【0044】軟化剤 スーパーオイルC 日本石油
(株)製
(株)製
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
Claims (5)
- 【請求項1】(A)エチレン(共)重合体 20〜1
00重量% (B)ゴム状物質 0〜80重量% を炭素ラジカル誘発剤の存在下で動的熱処理して得られ
る組成物の230℃、10Kg荷重でのメルトフローレ
ートの値(以下MFRαと略する)が、炭素ラジカル非
存在下で溶融混練した組成物の同条件でのメルトフロー
レート(以下MFRβと略する)との関係が、以下の式
あるいは230℃、2.16Kg荷重でのメルトフロー
レートの値(以下MFRγと略する)が、炭素ラジカル
非存在下で溶融混練した組成物の同条件でのメルトフロ
ーレート(以下MFRδと略する)との関係が、以下の
式 の関係を満たす組成物からなるアンチブロックフィルム
。 - 【請求項2】炭素ラジカル誘発剤として、電荷移動錯体
を含むことを特徴とする請求項1に記載のアンチブロッ
クフィルム。 - 【請求項3】炭素ラジカル誘発剤として、水素供与性化
合物を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の
アンチブロックフィルム。 - 【請求項4】上記組成物にアンチブロック剤および/ま
たは滑剤を併用することを特徴とする請求項1から3の
いずれかに記載のアンチブロックフィルム。 - 【請求項5】上記の組成物にパラフィン系、ナフテン系
あるいは芳香族系石油留分および/または合成油が含ま
れていることを特徴とする請求項1から4のいがれかに
記載のアンチブロックフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41854790A JPH04252248A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | アンチブロックフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41854790A JPH04252248A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | アンチブロックフィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04252248A true JPH04252248A (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=18526375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41854790A Pending JPH04252248A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | アンチブロックフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04252248A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004189922A (ja) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | 熱可塑性エラストマー組成物前駆体、組成物、及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP41854790A patent/JPH04252248A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004189922A (ja) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | 熱可塑性エラストマー組成物前駆体、組成物、及びその製造方法 |
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