JPH0425246B2 - - Google Patents
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- JPH0425246B2 JPH0425246B2 JP58141799A JP14179983A JPH0425246B2 JP H0425246 B2 JPH0425246 B2 JP H0425246B2 JP 58141799 A JP58141799 A JP 58141799A JP 14179983 A JP14179983 A JP 14179983A JP H0425246 B2 JPH0425246 B2 JP H0425246B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/80—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
- A61K6/884—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising natural or synthetic resins
- A61K6/887—Compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Description
本発明はすぐれた物理特性と加水分解耐性をも
つた歯科用補強組成物に関する。 発明の背景 重合性の樹脂組成物と充填剤(填料)とからな
る歯科用補強組成物の歯科医術における利用はま
すます拡大しつつある。この種の組成物の例とし
てはLee et alによる米国特許第3539533号に記載
された歯科用充填剤がある。しかし、このような
樹脂をベースとする歯科用充填剤を臼歯のそしや
く面にできるくぼみの充填(補修)用として用い
る場合、一定の制約があつた。この種の組成物に
は臼歯のそしやく面に通常発生する応力に十分耐
えるだけの耐摩耗性がないということが判つたか
らである。先行技術の樹脂歯科用補強組成物の耐
摩耗性が不充分であることに原因するフアクター
としては組成物全体に生ずる微細な割れ目や填
料/ポリマーマトリツクスの界面で起る脱着が挙
げられる。この2つのフアクターは温度変化の小
さい水性媒体中でそしやくしてくりかえして負荷
をかけるようにするときに最も起りやすい現象で
ある。加水分解耐性の低いことは微細割れ目や脱
着のいずれに対してもその原因となつているよう
である。本発明は加水分解耐性、填料/ポリマー
界面での脱着に対する抵抗性、組成物内での微細
割れ目の形成およびその増加に対する抵抗性が実
質的に改善された歯科用の補強組成物を対象とす
るものである。 本発明の概略 本発明は次の3つの成分から構成される歯科用
補強組成物を提供する。 (a) 少くとも2ケのオレフイン系不飽和基をもつ
化合物を少くとも1ケ含有する重合性組成物で
あつて、この重合性組成物を非充填状態(填料
を入れない状態)で重合するときに得られる硬
化物の37℃、1週間での水吸収(ADA
Specification No.27で測定)が1mg/cm2未満
であるもの。 (b) 上記の重合性組成物に対する重合開始剤。お
よび (c) 5ミクロン未満の粒子を少くとも30%、好ま
しくは少くとも70〜100%の割合で含み、その
容量平均粒度が15ミクロン以下、好ましくは5
ミクロン以下である疎水性の無機填料であつ
て、重合性組成物と無機填料との合計容量に対
する該無機填料の量は約35〜約78容量%の範囲
にあるもので、この無機填料は酸洗浄および熱
処理したバリウムまたはストロンチウムガラス
からなる群から選ばれているもの。 本発明の組成物の好ましい態様としてはコロイ
ド状のシリカ約5〜約30重量%(歯科用補強組成
物全量に対して)含有するものが挙げられる。 先行技術 活性水素を含まない重合性樹脂化合物を含有す
る歯科用補強組成物については既に開示がある。
例えば米国特許第4220582号(Orlowski et al)
には、歯科用補強組成物にエトキシレート化・ビ
スフエノールAのジメタクリレートとポリエチレ
ングリコールジメタクリレートを入れて使用する
ことについての記載がある。 石英のような疎水性の填料を歯科用の補強組成
物に使用することについても既に記載がある。例
えばアメリカ特許第3923740号(シユミツト他)
である。 Ibsen et alの米国特許第4297266号は、疎水性
のコロイド状シリカと、填料として2〜30ミクロ
ンのガラス粒子を含んだ歯科用補強組成物につい
て開示している。その樹脂の例としてエトキシレ
ート化・ビスフエノールAのジメタクリレートと
トリエチレングリコールジメタクリレートが挙げ
られている。 米国特許第4222835号でDixonは各種のアクリ
ルエステルを含む重合性組成物(コーテイングや
グラスフアイバー補強剤として使用)について開
示している。 Lee et alは米国特許第4032504号で、粒度が
0.5〜約50ミクロン(平均粒度:約2〜約15ミク
ロン)の填料を含む歯科用補強組成物について開
示している。 さらにIbsen et alは米国特許第4297266号でガ
ラス粒子と疎水性シリカ填料を含有する歯科用補
強組成物を開示している。 米国特許第3792531号(Rossi)にも同様の開
示がある。次にミクロン(サブミクロン)粒子の
大きさの填料を含む歯科用補強組成物についても
開示がなされている。例えばオーストラリア特許
第484167号が挙げられる。 発明の実施例 本発明は一般的にいうと、所望の特徴の組み合
せを得るための手段を提供するものである。先ず
第1に本発明で使用される重合性組成物は硬化時
の疎水性が比較的高いので、補強組成物は加水分
解耐久性の高いものとなる。第2には比較的高い
疎水性と化学的耐久性をもつた填料が用いられる
ので填料/ポリマーマトリツクス界面における加
水分解作用に対する抵抗性が付加される。第3に
は填料の充填量が比較的多くかつ填料粒子が小さ
いので硬化した混合組成物における介在中間粒子
が減少するので系中に生ずる空隙のような欠陥に
よつて引き起こされる小さな割れ目の増大が抑制
されることになる。本発明の好ましい態様におい
ては比較的低粘度の樹脂化合物を用いたり、及
び/または真空下でペースト系を混合し、かつ単
一成分の光硬化系を用いて空隙の少ない状態に維
持することにより硬化混合物中の空隙の数を減少
させることができる。 本発明に用いられる各種成分についてはあとで
詳細に説明するが、これらは先に述べたような本
発明の特徴を得るために使用されるものである。 本発明におけるポリマー・マトリツクスとなる
重合性組成物は少くとも2ケのオレフイン系不飽
和基をもちかつ硬化時の疎水性が比較的高い(水
分吸収の低いことから証明される)化合物であ
る。所望の疎水性を得るための一つの方法は、活
性水素を含まない重合性化合物を用いることであ
る。ここで“活性水素”とはヒドロキシル、カル
ボキシル、第1または第2アミノ、アミド、スル
フヒドリル等の基に含まれる水素のことである。
これらの活性水素を確認するための通常の試験方
法は第3アミン触媒の存在下でイソシアネートと
反応させる方法である。このような重合性化合物
として応い範囲のものが用いられる。例えばアル
コキシレート化・ビスフエノール−Aアクリレー
トまたは−メタクリレート、アルカンジオールア
クリレートまたは−メタクリレート、ポリアルキ
レングリコールアクリレートまたは−メタクリレ
ート等である。 好ましい化合物はC4〜C12アルカンジオールア
クリレートまたは−メタクリレート、例えば1,
10−デカメチレンジオールジメタクリレート、
1,6−ヘキサメチレンジオールジメタクリレー
トおよびエトキシレート化・ビスフエノール−A
ジメタクリレートである。これらの化合物の性質
と製造方法については既知である。 本発明の歯科用補強組成物には重合開始剤が含
まれる。この種の開始剤は既知のものが通常の割
合で用いられる。例えば組成物を2つに分けて、
その一方のパツケージにはベンゾイルパーオキサ
イドのような過酸化物を含有させ他方のパツケー
ジにはN,N−ジ−(2−ヒドロキシエチル)−P
−トルイジンのような過酸化物用活性化剤を含有
させる。既に知られた他の開始剤系も用いられ
る。 本発明の好ましい態様として、空隙の形成をで
きるだけ抑えるために、光活性開始剤系を用いる
と、2つの成分即ち自己硬化混合物系に必要な混
合工程が省略できる。従つて単一パツケージ系で
すむ。樹脂、填料、光活性開始剤系は真空下で混
合して空隙の形成を抑制するようにする。従つて
この組成物は歯科医や歯科技手によつて混和を行
なう必要がない。この種の光活性開始剤系として
は、ベンゾイン、ベンゾインエーテルおよびエス
テル、2,2−ジエトキシアセトフエノン、およ
びジケトン化合物とアメリカ特許第4071424(ダル
ト他)に開示の還元剤との混合物などが挙げられ
る。好ましい光活性開始剤系の例は、ベンジルお
よび/またはカンフオキノンにN,N−ジメチル
アミノエチルメタクリレートまたはエチル4−
(N,N−ジメチルアミノ−)−ベンゾエートを添
加したものである。 本発明で用いられる填料の容量平均粒度は15ミ
クロン以下、好ましくは5ミクロン以下がよい。 填料粒子の30%、好ましくは70〜100%が粒度
5ミクロン以下であるようにする。填料の使用量
は填料と重合性組成物の合計容量に対して約35〜
約78容量%の範囲とする。このように填料の使用
量は比較的高い割合とする。容量%35〜78の値は
歯科用補強組成物に対する重量%にすると(填料
の比重によつて変動はするが)略50〜95重量%に
相当している。 疎水性で化学的に安定な填料として用いられる
のは石英および/または特殊な加熱処理を受けた
バリウムまたはストロンチウムガラスであるが、
ガラスの方が、天然の石英に比べて、安価であ
り、供給の安定性、品質の安定性、粉砕加工のし
易さ着色の容易性、等の利点があり、望ましい。
疎水性填料を通常条件下に露出したときの水分吸
収量(シランカツプリング剤添加前)は0.1重量
%未満である。填料の水分量はデイフアレンシア
ルスキヤンニングカロリメーター(DSC)によ
り測定する。DSCスキヤンでベースラインから
の最初の離脱は水の存在によつて起る。水の存在
量を決めるにはピークの下の面積を決定し、試料
の重量に対する値を換算する。填料として用いら
れるバリウム−またはストロンチウムガラスは水
媒体中での溶解耐久性で表現現される化学的安定
性によつて選定される。この種のガラスは実質的
にみてアルカリ金属酸化物を含有せず、かつ単一
相ガラスとなつている。バリウム−またはストロ
ンチウム酸化物のモル%が或る値を越えるとガラ
スは2相となる。この値はガラス中に他の金属酸
化物が存在するか否か、またその存在比率如何に
よつて変動する。バリウム、シリコン、ホウ素、
アルミニウムの各酸化物からなる好ましい型のガ
ラスの場合、単一相ガラスであるための上限は約
20モル%(バリウム酸化物)である。本発明で用
いられる好ましいガラスとしては次の組成のもの
が挙げられる; SiO2 67 モル% BaO 16.4モル% B2O3 10 モル% Al2O3 6.6モル% ガラスの重要な成分はバリウムおよび/または
ストロンチウムおよびシリコンの酸化物である。
アルミニウムやホウ素のような金属の酸化物もそ
れらがガラスの化学的安定性を減じないかぎり使
用できる。アルカリ金属酸化物は存在させるべき
ではない、それは既に知られた通り、アルカリ金
属イオンは水性媒体中でかなり溶けガラスの化学
的安定性を低下させるからである。ガラスのバリ
ウムおよび/またはストロンチウムの含有量はガ
ラスがX線不透明となるに充分な最少の量とすべ
きである。 本発明で用いられるバリウムおよび/またはス
トロンチウムガラス粉末は酸で洗滌してから加熱
処理され水の作用に対する抵抗性を向上させ、品
質の安定化を図る。その操作は次の通り行なう; ガラス粉末の酸洗滌処理は既知の方法で行な
う。例えば、ガラス粉末1部(重量)、37%塩酸
水1部、脱イオン水1部を室温で45分間撹拌し、
濾過し、脱イオン水でゆすいで濾液のPHが洗滌液
のPHと同じになるまで洗滌する。粉末は人工風オ
ーブン内で一夜、約50℃で乾燥する。酸洗滌を行
なうのはガラスから金属不純物を取り除き、ガラ
スの表面から浸出されるバリウムやストロンチウ
ムの量を減少させるためである。 酸で洗滌されたガラス粉末は加熱処理されてガ
ラス粉末の水に対する親和性を減少させる。この
加熱処理はガラス粉末の半融温度(半融温度の測
定は既知の熱−機械的分析法“TAM”による)
よりは低いがガラス粉末の比面積
(“Quantasorb”B.E.T表面積アナライザーのよ
うな既知の方法を用いて測定)の著しい減少を引
きおこす程度の高温下で行なう。通常、比表面積
の減少は少くとも50%(すなわち熱処理を受けた
ガラス粉末の表面積は無処理粉末のそれの約1/2
である)であるが、時として80〜90%もしくはそ
れ以上となる。加熱時間は臨界的ではなく、要す
るに、粉末全体が所望の温度になるに必要な最小
時間でよい。 ガラス粉末に対する熱効果はかなり急速であ
り、必要なことは粉末全体を所望の温度にするこ
とであると考えられよう。しかし、ガラス粉末は
かなりの熱絶縁体であるから、粉末のかなり厚い
層を通つて熱が浸透しガラス全体を所望の温度に
するには数時間が必要である。 実施例で使用されるバリウムガラスで以下填料
AまたはBと称されるものについて行われた好ま
しい熱処理の例について次に説明する。 このバリウムガラスは次のような組成を有す
る; SiO2 67 モル% BaO 16.4モル% B2O3 10 モル% Al2O3 6.6モル% 酸洗滌前の粗ガラス粉末の比表面積は約0.8±
0.1m2/gである。前述の酸洗滌を受けたガラス
粉末の比表面積は約10±2m2/gである。 酸洗滌処理を受けたガラス粉末5Kgを耐火土る
つぼ(炉)に入れる。このるつぼ(炉)は径が約
30.5センチ、高さが約25.4センチの円筒形であ
る。5Kgのガラス粉末でるつぼは充満する。粉末
を入れたるつぼをオーブンに入れこれを650℃に
加熱する。16時間後にこのるつぼを止め粉末は室
温に冷却する。熱処理を受けたガラスの比表面積
は約3.5±1m2/gである。 既に知られた通り、シランカツプリング剤を用
いれば填料と樹脂の間の結合を強化することがで
きる。このようなカツプリング剤としてはγ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシランが挙げ
られる。 混合ペーストの粘度を調整し、取り扱いやすく
するために組成物中にコロイド状シリカを少量添
加するとよい。例えば混合物全重量に対して約2
〜25重量%が有効である。 このコロイド状シリカはγ−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシリコン(A−174)のよう
なシランカツプリング剤で処理するのがよい。こ
のように処理された後は、シリカは大気の湿度か
ら防護される必要がある、その理由は該シリカは
大気から約1重量%程度の水分(DSCで測定)
を吸収するからである。 実施例では以下に示す物質を使用した; ビスフエノール−Aジメタクリレート
(BADA) エトキシレートビスフエノール−Aジメタクリ
レート(EBDM) メタクリル酸(MAA) 1,6−ヘキサメチレングリコールジメタクリ
レート(HMGDM) 2,2′−プロパンビス〔3−(4−フエノキシ)
−2−ヒドロキシプロピル−1−メタクリレー
ト〕〔ビス−GMA) テトラエチレングリコールジメタクリレート
(TEGDM) 2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタク
リレート(DMAEMA) エチル4−(N,N−ジメチルアミノ)ベンゾ
エート(EDMAB) 填料A−慣用の酸洗滌バリウムガラス粉末(0
〜13μ)、その粒度組成(Coulter Counterによる
分析)に次の通り; 13μ以下 100% 5μ以下 55% 2μ以下 18% 水分含有量(DSCによる)は1.05重量%。 填料B−填料Aと同じく0〜13μのガラス 粉末(しかし650℃で16時間加熱)。 水分含有量(DSCによる)は0.05重量%。 填料C−次の粒度組成を有する石英粉末(0〜
90μ); 80〜100μ以下 100% 13μ以下 50% 5μ以下 16% 水分含有量(DSCによる)は0.01重量%以下。 填料D−次の粒度組成を有する石英粉末(0〜
10μ); 10μ以下 100% 5μ以下 77% 2μ以下 23% 水分含有量(DSCによる)は0.01重量%以下。 填料E−650℃、16時間加熱処理したバリウム
ガラス(0〜90μ)、次の粒度組成を有する; 80〜100μ以下 100% 13μ以下 50% 5μ以下 12% 水分含有量(DSCによる)は0.025重量%。 填料F−次の組成を有する石英粉末(0〜
5μ); 5μ以下 100% 1μ以下 70% 0.66μ(平均値) 水分含有量(DSCによる)は0.01重量%。 水分含有量はシラン処理前の填料について測定
する。石英填料は3.2重量%のA−174シラン(ユ
ニオンカーバイド)で処理し、バリウムガラス填
料は1重量%のA−174シラン(γ−メタクリロ
キシプロピル−トリメトキシシラン)で処理し
た。 実施例1〜2および対照1〜3 歯科用組成物に製剤化するための填料−樹脂系
の調製;mini−Hobart(ドリル)ミキサーを用い
て樹脂の中に填料を混和してなめらかなペースト
を得ることにより製剤組成物を調製した。このペ
ーストを真空オーブンに入れ、約4mm水銀柱圧下
で脱気して空隙のない(顕微鏡観察)状態にす
る。 ガラススライドの間に設けた“テフロン”モル
ドに未硬化の填料−樹脂を入れ、このスライドを
75ワツト/12ボルト石英プロジエクターランプに
60秒間さらすことにより抗折力テスト試料を作成
した。試料はすべて脱イオン水中37℃で24時間処
理した。各組成物試料のうち10ケの試料は初期抗
折力を測定し、他の10ケの試料は300mlの脱イオ
ン水を入れた耐圧ビンに入れ約5気圧、145℃に
7日間保持した。この試料は耐圧ビンからとり出
してインストロンHP−11応力変形試験機を用い
て抗折力を測定した。 表1には剤型を、表には抗折力試験の結果を
示した。 表 樹脂A 重量部 ビス−GMA 61.2 BADM 6.8 TEGDM 26.9 MAA 2.0 ベンジル 0.3 カンフオキノン 0.3 DMAEMA 2.5 粘度 2560cps 水吸収(1) 2.34mg/cm2(0.01)(2) (1) 填料を入れない硬化樹脂を用い37℃の水中に
7日間浸漬してADA Specification No.27で水
分吸収量を測定した (2) 試験データーの後の( )中の数値は標準偏
差を示す樹脂B 重量部 BADM 96.9 カンフオキノン 0.3 ベンジル 0.3 DMAEMA 2.5 粘度 2240cps 水吸収 0.41mg/cm2(0.01)樹脂C 重量部 EBDM 84.55 HMGDM 12.6 カンフオキノン 0.25 DMAEMA 2.5 粘度 1960cps 水吸収 0.80mg/cm2 対照1 重量部 樹脂A 28 填料A 72 対照2 樹脂A 28 填料B 72 対照3 樹脂B 28 填料A 72 実施例1 重量部 樹脂B 28 填料B 72 実施例2 重量部 樹脂C 28 填料B 72
つた歯科用補強組成物に関する。 発明の背景 重合性の樹脂組成物と充填剤(填料)とからな
る歯科用補強組成物の歯科医術における利用はま
すます拡大しつつある。この種の組成物の例とし
てはLee et alによる米国特許第3539533号に記載
された歯科用充填剤がある。しかし、このような
樹脂をベースとする歯科用充填剤を臼歯のそしや
く面にできるくぼみの充填(補修)用として用い
る場合、一定の制約があつた。この種の組成物に
は臼歯のそしやく面に通常発生する応力に十分耐
えるだけの耐摩耗性がないということが判つたか
らである。先行技術の樹脂歯科用補強組成物の耐
摩耗性が不充分であることに原因するフアクター
としては組成物全体に生ずる微細な割れ目や填
料/ポリマーマトリツクスの界面で起る脱着が挙
げられる。この2つのフアクターは温度変化の小
さい水性媒体中でそしやくしてくりかえして負荷
をかけるようにするときに最も起りやすい現象で
ある。加水分解耐性の低いことは微細割れ目や脱
着のいずれに対してもその原因となつているよう
である。本発明は加水分解耐性、填料/ポリマー
界面での脱着に対する抵抗性、組成物内での微細
割れ目の形成およびその増加に対する抵抗性が実
質的に改善された歯科用の補強組成物を対象とす
るものである。 本発明の概略 本発明は次の3つの成分から構成される歯科用
補強組成物を提供する。 (a) 少くとも2ケのオレフイン系不飽和基をもつ
化合物を少くとも1ケ含有する重合性組成物で
あつて、この重合性組成物を非充填状態(填料
を入れない状態)で重合するときに得られる硬
化物の37℃、1週間での水吸収(ADA
Specification No.27で測定)が1mg/cm2未満
であるもの。 (b) 上記の重合性組成物に対する重合開始剤。お
よび (c) 5ミクロン未満の粒子を少くとも30%、好ま
しくは少くとも70〜100%の割合で含み、その
容量平均粒度が15ミクロン以下、好ましくは5
ミクロン以下である疎水性の無機填料であつ
て、重合性組成物と無機填料との合計容量に対
する該無機填料の量は約35〜約78容量%の範囲
にあるもので、この無機填料は酸洗浄および熱
処理したバリウムまたはストロンチウムガラス
からなる群から選ばれているもの。 本発明の組成物の好ましい態様としてはコロイ
ド状のシリカ約5〜約30重量%(歯科用補強組成
物全量に対して)含有するものが挙げられる。 先行技術 活性水素を含まない重合性樹脂化合物を含有す
る歯科用補強組成物については既に開示がある。
例えば米国特許第4220582号(Orlowski et al)
には、歯科用補強組成物にエトキシレート化・ビ
スフエノールAのジメタクリレートとポリエチレ
ングリコールジメタクリレートを入れて使用する
ことについての記載がある。 石英のような疎水性の填料を歯科用の補強組成
物に使用することについても既に記載がある。例
えばアメリカ特許第3923740号(シユミツト他)
である。 Ibsen et alの米国特許第4297266号は、疎水性
のコロイド状シリカと、填料として2〜30ミクロ
ンのガラス粒子を含んだ歯科用補強組成物につい
て開示している。その樹脂の例としてエトキシレ
ート化・ビスフエノールAのジメタクリレートと
トリエチレングリコールジメタクリレートが挙げ
られている。 米国特許第4222835号でDixonは各種のアクリ
ルエステルを含む重合性組成物(コーテイングや
グラスフアイバー補強剤として使用)について開
示している。 Lee et alは米国特許第4032504号で、粒度が
0.5〜約50ミクロン(平均粒度:約2〜約15ミク
ロン)の填料を含む歯科用補強組成物について開
示している。 さらにIbsen et alは米国特許第4297266号でガ
ラス粒子と疎水性シリカ填料を含有する歯科用補
強組成物を開示している。 米国特許第3792531号(Rossi)にも同様の開
示がある。次にミクロン(サブミクロン)粒子の
大きさの填料を含む歯科用補強組成物についても
開示がなされている。例えばオーストラリア特許
第484167号が挙げられる。 発明の実施例 本発明は一般的にいうと、所望の特徴の組み合
せを得るための手段を提供するものである。先ず
第1に本発明で使用される重合性組成物は硬化時
の疎水性が比較的高いので、補強組成物は加水分
解耐久性の高いものとなる。第2には比較的高い
疎水性と化学的耐久性をもつた填料が用いられる
ので填料/ポリマーマトリツクス界面における加
水分解作用に対する抵抗性が付加される。第3に
は填料の充填量が比較的多くかつ填料粒子が小さ
いので硬化した混合組成物における介在中間粒子
が減少するので系中に生ずる空隙のような欠陥に
よつて引き起こされる小さな割れ目の増大が抑制
されることになる。本発明の好ましい態様におい
ては比較的低粘度の樹脂化合物を用いたり、及
び/または真空下でペースト系を混合し、かつ単
一成分の光硬化系を用いて空隙の少ない状態に維
持することにより硬化混合物中の空隙の数を減少
させることができる。 本発明に用いられる各種成分についてはあとで
詳細に説明するが、これらは先に述べたような本
発明の特徴を得るために使用されるものである。 本発明におけるポリマー・マトリツクスとなる
重合性組成物は少くとも2ケのオレフイン系不飽
和基をもちかつ硬化時の疎水性が比較的高い(水
分吸収の低いことから証明される)化合物であ
る。所望の疎水性を得るための一つの方法は、活
性水素を含まない重合性化合物を用いることであ
る。ここで“活性水素”とはヒドロキシル、カル
ボキシル、第1または第2アミノ、アミド、スル
フヒドリル等の基に含まれる水素のことである。
これらの活性水素を確認するための通常の試験方
法は第3アミン触媒の存在下でイソシアネートと
反応させる方法である。このような重合性化合物
として応い範囲のものが用いられる。例えばアル
コキシレート化・ビスフエノール−Aアクリレー
トまたは−メタクリレート、アルカンジオールア
クリレートまたは−メタクリレート、ポリアルキ
レングリコールアクリレートまたは−メタクリレ
ート等である。 好ましい化合物はC4〜C12アルカンジオールア
クリレートまたは−メタクリレート、例えば1,
10−デカメチレンジオールジメタクリレート、
1,6−ヘキサメチレンジオールジメタクリレー
トおよびエトキシレート化・ビスフエノール−A
ジメタクリレートである。これらの化合物の性質
と製造方法については既知である。 本発明の歯科用補強組成物には重合開始剤が含
まれる。この種の開始剤は既知のものが通常の割
合で用いられる。例えば組成物を2つに分けて、
その一方のパツケージにはベンゾイルパーオキサ
イドのような過酸化物を含有させ他方のパツケー
ジにはN,N−ジ−(2−ヒドロキシエチル)−P
−トルイジンのような過酸化物用活性化剤を含有
させる。既に知られた他の開始剤系も用いられ
る。 本発明の好ましい態様として、空隙の形成をで
きるだけ抑えるために、光活性開始剤系を用いる
と、2つの成分即ち自己硬化混合物系に必要な混
合工程が省略できる。従つて単一パツケージ系で
すむ。樹脂、填料、光活性開始剤系は真空下で混
合して空隙の形成を抑制するようにする。従つて
この組成物は歯科医や歯科技手によつて混和を行
なう必要がない。この種の光活性開始剤系として
は、ベンゾイン、ベンゾインエーテルおよびエス
テル、2,2−ジエトキシアセトフエノン、およ
びジケトン化合物とアメリカ特許第4071424(ダル
ト他)に開示の還元剤との混合物などが挙げられ
る。好ましい光活性開始剤系の例は、ベンジルお
よび/またはカンフオキノンにN,N−ジメチル
アミノエチルメタクリレートまたはエチル4−
(N,N−ジメチルアミノ−)−ベンゾエートを添
加したものである。 本発明で用いられる填料の容量平均粒度は15ミ
クロン以下、好ましくは5ミクロン以下がよい。 填料粒子の30%、好ましくは70〜100%が粒度
5ミクロン以下であるようにする。填料の使用量
は填料と重合性組成物の合計容量に対して約35〜
約78容量%の範囲とする。このように填料の使用
量は比較的高い割合とする。容量%35〜78の値は
歯科用補強組成物に対する重量%にすると(填料
の比重によつて変動はするが)略50〜95重量%に
相当している。 疎水性で化学的に安定な填料として用いられる
のは石英および/または特殊な加熱処理を受けた
バリウムまたはストロンチウムガラスであるが、
ガラスの方が、天然の石英に比べて、安価であ
り、供給の安定性、品質の安定性、粉砕加工のし
易さ着色の容易性、等の利点があり、望ましい。
疎水性填料を通常条件下に露出したときの水分吸
収量(シランカツプリング剤添加前)は0.1重量
%未満である。填料の水分量はデイフアレンシア
ルスキヤンニングカロリメーター(DSC)によ
り測定する。DSCスキヤンでベースラインから
の最初の離脱は水の存在によつて起る。水の存在
量を決めるにはピークの下の面積を決定し、試料
の重量に対する値を換算する。填料として用いら
れるバリウム−またはストロンチウムガラスは水
媒体中での溶解耐久性で表現現される化学的安定
性によつて選定される。この種のガラスは実質的
にみてアルカリ金属酸化物を含有せず、かつ単一
相ガラスとなつている。バリウム−またはストロ
ンチウム酸化物のモル%が或る値を越えるとガラ
スは2相となる。この値はガラス中に他の金属酸
化物が存在するか否か、またその存在比率如何に
よつて変動する。バリウム、シリコン、ホウ素、
アルミニウムの各酸化物からなる好ましい型のガ
ラスの場合、単一相ガラスであるための上限は約
20モル%(バリウム酸化物)である。本発明で用
いられる好ましいガラスとしては次の組成のもの
が挙げられる; SiO2 67 モル% BaO 16.4モル% B2O3 10 モル% Al2O3 6.6モル% ガラスの重要な成分はバリウムおよび/または
ストロンチウムおよびシリコンの酸化物である。
アルミニウムやホウ素のような金属の酸化物もそ
れらがガラスの化学的安定性を減じないかぎり使
用できる。アルカリ金属酸化物は存在させるべき
ではない、それは既に知られた通り、アルカリ金
属イオンは水性媒体中でかなり溶けガラスの化学
的安定性を低下させるからである。ガラスのバリ
ウムおよび/またはストロンチウムの含有量はガ
ラスがX線不透明となるに充分な最少の量とすべ
きである。 本発明で用いられるバリウムおよび/またはス
トロンチウムガラス粉末は酸で洗滌してから加熱
処理され水の作用に対する抵抗性を向上させ、品
質の安定化を図る。その操作は次の通り行なう; ガラス粉末の酸洗滌処理は既知の方法で行な
う。例えば、ガラス粉末1部(重量)、37%塩酸
水1部、脱イオン水1部を室温で45分間撹拌し、
濾過し、脱イオン水でゆすいで濾液のPHが洗滌液
のPHと同じになるまで洗滌する。粉末は人工風オ
ーブン内で一夜、約50℃で乾燥する。酸洗滌を行
なうのはガラスから金属不純物を取り除き、ガラ
スの表面から浸出されるバリウムやストロンチウ
ムの量を減少させるためである。 酸で洗滌されたガラス粉末は加熱処理されてガ
ラス粉末の水に対する親和性を減少させる。この
加熱処理はガラス粉末の半融温度(半融温度の測
定は既知の熱−機械的分析法“TAM”による)
よりは低いがガラス粉末の比面積
(“Quantasorb”B.E.T表面積アナライザーのよ
うな既知の方法を用いて測定)の著しい減少を引
きおこす程度の高温下で行なう。通常、比表面積
の減少は少くとも50%(すなわち熱処理を受けた
ガラス粉末の表面積は無処理粉末のそれの約1/2
である)であるが、時として80〜90%もしくはそ
れ以上となる。加熱時間は臨界的ではなく、要す
るに、粉末全体が所望の温度になるに必要な最小
時間でよい。 ガラス粉末に対する熱効果はかなり急速であ
り、必要なことは粉末全体を所望の温度にするこ
とであると考えられよう。しかし、ガラス粉末は
かなりの熱絶縁体であるから、粉末のかなり厚い
層を通つて熱が浸透しガラス全体を所望の温度に
するには数時間が必要である。 実施例で使用されるバリウムガラスで以下填料
AまたはBと称されるものについて行われた好ま
しい熱処理の例について次に説明する。 このバリウムガラスは次のような組成を有す
る; SiO2 67 モル% BaO 16.4モル% B2O3 10 モル% Al2O3 6.6モル% 酸洗滌前の粗ガラス粉末の比表面積は約0.8±
0.1m2/gである。前述の酸洗滌を受けたガラス
粉末の比表面積は約10±2m2/gである。 酸洗滌処理を受けたガラス粉末5Kgを耐火土る
つぼ(炉)に入れる。このるつぼ(炉)は径が約
30.5センチ、高さが約25.4センチの円筒形であ
る。5Kgのガラス粉末でるつぼは充満する。粉末
を入れたるつぼをオーブンに入れこれを650℃に
加熱する。16時間後にこのるつぼを止め粉末は室
温に冷却する。熱処理を受けたガラスの比表面積
は約3.5±1m2/gである。 既に知られた通り、シランカツプリング剤を用
いれば填料と樹脂の間の結合を強化することがで
きる。このようなカツプリング剤としてはγ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシランが挙げ
られる。 混合ペーストの粘度を調整し、取り扱いやすく
するために組成物中にコロイド状シリカを少量添
加するとよい。例えば混合物全重量に対して約2
〜25重量%が有効である。 このコロイド状シリカはγ−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシリコン(A−174)のよう
なシランカツプリング剤で処理するのがよい。こ
のように処理された後は、シリカは大気の湿度か
ら防護される必要がある、その理由は該シリカは
大気から約1重量%程度の水分(DSCで測定)
を吸収するからである。 実施例では以下に示す物質を使用した; ビスフエノール−Aジメタクリレート
(BADA) エトキシレートビスフエノール−Aジメタクリ
レート(EBDM) メタクリル酸(MAA) 1,6−ヘキサメチレングリコールジメタクリ
レート(HMGDM) 2,2′−プロパンビス〔3−(4−フエノキシ)
−2−ヒドロキシプロピル−1−メタクリレー
ト〕〔ビス−GMA) テトラエチレングリコールジメタクリレート
(TEGDM) 2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタク
リレート(DMAEMA) エチル4−(N,N−ジメチルアミノ)ベンゾ
エート(EDMAB) 填料A−慣用の酸洗滌バリウムガラス粉末(0
〜13μ)、その粒度組成(Coulter Counterによる
分析)に次の通り; 13μ以下 100% 5μ以下 55% 2μ以下 18% 水分含有量(DSCによる)は1.05重量%。 填料B−填料Aと同じく0〜13μのガラス 粉末(しかし650℃で16時間加熱)。 水分含有量(DSCによる)は0.05重量%。 填料C−次の粒度組成を有する石英粉末(0〜
90μ); 80〜100μ以下 100% 13μ以下 50% 5μ以下 16% 水分含有量(DSCによる)は0.01重量%以下。 填料D−次の粒度組成を有する石英粉末(0〜
10μ); 10μ以下 100% 5μ以下 77% 2μ以下 23% 水分含有量(DSCによる)は0.01重量%以下。 填料E−650℃、16時間加熱処理したバリウム
ガラス(0〜90μ)、次の粒度組成を有する; 80〜100μ以下 100% 13μ以下 50% 5μ以下 12% 水分含有量(DSCによる)は0.025重量%。 填料F−次の組成を有する石英粉末(0〜
5μ); 5μ以下 100% 1μ以下 70% 0.66μ(平均値) 水分含有量(DSCによる)は0.01重量%。 水分含有量はシラン処理前の填料について測定
する。石英填料は3.2重量%のA−174シラン(ユ
ニオンカーバイド)で処理し、バリウムガラス填
料は1重量%のA−174シラン(γ−メタクリロ
キシプロピル−トリメトキシシラン)で処理し
た。 実施例1〜2および対照1〜3 歯科用組成物に製剤化するための填料−樹脂系
の調製;mini−Hobart(ドリル)ミキサーを用い
て樹脂の中に填料を混和してなめらかなペースト
を得ることにより製剤組成物を調製した。このペ
ーストを真空オーブンに入れ、約4mm水銀柱圧下
で脱気して空隙のない(顕微鏡観察)状態にす
る。 ガラススライドの間に設けた“テフロン”モル
ドに未硬化の填料−樹脂を入れ、このスライドを
75ワツト/12ボルト石英プロジエクターランプに
60秒間さらすことにより抗折力テスト試料を作成
した。試料はすべて脱イオン水中37℃で24時間処
理した。各組成物試料のうち10ケの試料は初期抗
折力を測定し、他の10ケの試料は300mlの脱イオ
ン水を入れた耐圧ビンに入れ約5気圧、145℃に
7日間保持した。この試料は耐圧ビンからとり出
してインストロンHP−11応力変形試験機を用い
て抗折力を測定した。 表1には剤型を、表には抗折力試験の結果を
示した。 表 樹脂A 重量部 ビス−GMA 61.2 BADM 6.8 TEGDM 26.9 MAA 2.0 ベンジル 0.3 カンフオキノン 0.3 DMAEMA 2.5 粘度 2560cps 水吸収(1) 2.34mg/cm2(0.01)(2) (1) 填料を入れない硬化樹脂を用い37℃の水中に
7日間浸漬してADA Specification No.27で水
分吸収量を測定した (2) 試験データーの後の( )中の数値は標準偏
差を示す樹脂B 重量部 BADM 96.9 カンフオキノン 0.3 ベンジル 0.3 DMAEMA 2.5 粘度 2240cps 水吸収 0.41mg/cm2(0.01)樹脂C 重量部 EBDM 84.55 HMGDM 12.6 カンフオキノン 0.25 DMAEMA 2.5 粘度 1960cps 水吸収 0.80mg/cm2 対照1 重量部 樹脂A 28 填料A 72 対照2 樹脂A 28 填料B 72 対照3 樹脂B 28 填料A 72 実施例1 重量部 樹脂B 28 填料B 72 実施例2 重量部 樹脂C 28 填料B 72
【表】
【表】
(3) 填料を加えた混合物についての水吸収
親水性樹脂または親水性填料もしくは両者を含
有する対照区1,2,3は実施例1,2の場合に
比べて抗折力の保持性がはるかに低く、これによ
つて本発明の効果が実証される。 実施例 3 粒度効果を明らかにするため、樹脂Bの28重量
部と填料C,D,E,Bのそれぞれの72重量部と
を混合した。この混合物を真空脱気して実施例1
と同様に抗折力試験用試料を調製した。37℃の脱
イオン水中で24時間保持してから抗折力の測定を
行つた。結果は表に示す通りである。 表 抗 折 力 填 料 N/mm2 C(0〜90μ石英) 117.4(8.7) D(0〜10μ石英) 124.3(11.7) E(0〜90μBaガラス) 108.1(7.3) B(0〜13μBaガラス) 119.1(7.7) 実施例 4および5 歯科用の光硬化性組成物を次の剤型から調製し
た(表); 表 実施例4 重量部 樹脂B 22.2 填料D 66.8 コロイド状シリカ(4) 11.0 実施例5 樹脂B 21.6 填料B 67.5 コロイド状シリカ(4) 10.9 (4) γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ランで処理したシリカ、(Cab−O−Sil“M−
5”、Cabot Corporation)。 この組成物は実施例1と同様にして脱気し、光
露出によつて硬化させた。 実施例1と同じくして硬化後のこれら各材質の
代表的性質を表として示す;
親水性樹脂または親水性填料もしくは両者を含
有する対照区1,2,3は実施例1,2の場合に
比べて抗折力の保持性がはるかに低く、これによ
つて本発明の効果が実証される。 実施例 3 粒度効果を明らかにするため、樹脂Bの28重量
部と填料C,D,E,Bのそれぞれの72重量部と
を混合した。この混合物を真空脱気して実施例1
と同様に抗折力試験用試料を調製した。37℃の脱
イオン水中で24時間保持してから抗折力の測定を
行つた。結果は表に示す通りである。 表 抗 折 力 填 料 N/mm2 C(0〜90μ石英) 117.4(8.7) D(0〜10μ石英) 124.3(11.7) E(0〜90μBaガラス) 108.1(7.3) B(0〜13μBaガラス) 119.1(7.7) 実施例 4および5 歯科用の光硬化性組成物を次の剤型から調製し
た(表); 表 実施例4 重量部 樹脂B 22.2 填料D 66.8 コロイド状シリカ(4) 11.0 実施例5 樹脂B 21.6 填料B 67.5 コロイド状シリカ(4) 10.9 (4) γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ランで処理したシリカ、(Cab−O−Sil“M−
5”、Cabot Corporation)。 この組成物は実施例1と同様にして脱気し、光
露出によつて硬化させた。 実施例1と同じくして硬化後のこれら各材質の
代表的性質を表として示す;
【表】
真空脱気して空隙を減少させることによる効果
を示すため、同じ剤型の試料を真空脱気すること
なく硬化させ実施例1と同様にして抗折力を測定
した。その結果は次の通り; 実施例4 99.5N/mm2 実施例5 90.8N/mm2 実施例 6 次に示す組成の歯科用組成物を調製した; 表 成 分 重量部 EBDM 17.71 dl−カンフオキノン 0.05 ベンジル 0.024 EDMAB 0.216 樹 脂 18.000 填料F 62 コロイド状シリカ(5) 20 (5) De Gussa販売の“OX−50”;このシリカの
比表面積は50m2/g、平均粒度は0.05μである。
10重量%のA−174シランで処理後の水分吸収
量は0.7〜0.8重量%(DSC)である。 組成物の調製は次の通り; Hobartミキサーに樹脂を添加し、これに石英
とシリカを6等分にして添加混合(1〜1/2時間)
する。この混合物を二重プラネタリイ
(planetary)ミキサーに入れて65mm水銀柱の圧力
下に保持する。15分当り約20秒間の撹拌を行ない
つつ1〜1/4時間保持する。 実施例1と同様に試料を光に露出させる。この
硬化組成物について次の物性値を得た; 表 耐圧強度、N/mm2 340(3444.7Kg/cm2) 径方向引つぱり強度、N/mm2
67.6(694Kg/cm2) 抗折係数、N/mm2 17500 抗折力、N/mm2 134 Rockwell F硬度 101.2 半透明性 ADS SPEC 27をパス 歯科用組成物において抗折係数は耐久性に影響
する重要な物性の一つである。天然の歯エナメル
質の抗折係数は50000〜80000N/mm2のオーダーで
ある。天然のエナメル質と補強剤との抗折係数に
大きな差があるとエナメル/補強剤界面に著しい
応力が加わることになる。 ポリマーをベースとする歯科用組成物がクラス
ー2の補修部(即ち臼歯のそしやく面)で充分な
機能を発揮しない原因の一つはその抗折係数
(7000N/mm2と低い)と天然の歯エナメル質との
間の大きな相異である。しかし本発明者らは従来
の組成物でもその抗折係数が実施例6、即ち本発
明の好ましい態様の抗折係数に近いものであるな
らばクラス−2の補強剤として臨床試験を行なう
に足る基準に合致した特性(抗折係数も含めて)
をもつものであることをここに確認するものであ
る。
を示すため、同じ剤型の試料を真空脱気すること
なく硬化させ実施例1と同様にして抗折力を測定
した。その結果は次の通り; 実施例4 99.5N/mm2 実施例5 90.8N/mm2 実施例 6 次に示す組成の歯科用組成物を調製した; 表 成 分 重量部 EBDM 17.71 dl−カンフオキノン 0.05 ベンジル 0.024 EDMAB 0.216 樹 脂 18.000 填料F 62 コロイド状シリカ(5) 20 (5) De Gussa販売の“OX−50”;このシリカの
比表面積は50m2/g、平均粒度は0.05μである。
10重量%のA−174シランで処理後の水分吸収
量は0.7〜0.8重量%(DSC)である。 組成物の調製は次の通り; Hobartミキサーに樹脂を添加し、これに石英
とシリカを6等分にして添加混合(1〜1/2時間)
する。この混合物を二重プラネタリイ
(planetary)ミキサーに入れて65mm水銀柱の圧力
下に保持する。15分当り約20秒間の撹拌を行ない
つつ1〜1/4時間保持する。 実施例1と同様に試料を光に露出させる。この
硬化組成物について次の物性値を得た; 表 耐圧強度、N/mm2 340(3444.7Kg/cm2) 径方向引つぱり強度、N/mm2
67.6(694Kg/cm2) 抗折係数、N/mm2 17500 抗折力、N/mm2 134 Rockwell F硬度 101.2 半透明性 ADS SPEC 27をパス 歯科用組成物において抗折係数は耐久性に影響
する重要な物性の一つである。天然の歯エナメル
質の抗折係数は50000〜80000N/mm2のオーダーで
ある。天然のエナメル質と補強剤との抗折係数に
大きな差があるとエナメル/補強剤界面に著しい
応力が加わることになる。 ポリマーをベースとする歯科用組成物がクラス
ー2の補修部(即ち臼歯のそしやく面)で充分な
機能を発揮しない原因の一つはその抗折係数
(7000N/mm2と低い)と天然の歯エナメル質との
間の大きな相異である。しかし本発明者らは従来
の組成物でもその抗折係数が実施例6、即ち本発
明の好ましい態様の抗折係数に近いものであるな
らばクラス−2の補強剤として臨床試験を行なう
に足る基準に合致した特性(抗折係数も含めて)
をもつものであることをここに確認するものであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の成分からなる歯科用補強組成物; (a) 少なくとも2ケのオレフイン系不飽和基を持
つ化合物を少なくとも1ケ含有する重合性組成
物であつて、該重合性組成物を填料無添加の状
態で重合させるときに得られる硬化物の37℃、
1週間での水吸収(ADA Spec 27で測定)は
1mg/cm2未満であるもの、 (b) 上記重合性組成物に対する重合開始剤、 および (c) 15ミクロン以下の容量平均粒度を有する疎水
性無機填料であつて、該無機填料粒子の少なく
とも30容量%が5ミクロン未満の粒度を有し、
上記無機填料は、上記重合性組成物および上記
無機填料の合計容量を基準として約35〜約78容
量%の範囲内の量で存在し、かつ上記無機填料
は酸洗浄および熱処理を施したバリウムまたは
ストロンチウムガラスからなる群から選ばれて
いるもの。 2 上記無機填料が熱処理バリウムガラスであ
り、次の組成を有する特許請求の範囲第1項記載
の組成物; SiO2 67 モル% BaO 16.4モル% B2O3 10 モル% Al2O3 6.6モル% 3 上記成分が(a)がC4〜C12アルカンジオールア
クリレートまたは−メタクリレートおよびアルコ
キシレートビスフエノール−Aアクリレートまた
は−メタクリレートからなる群から選ばれた少な
くとも1つの化合物である特許請求の範囲第1項
記載の歯科用補強組成物。 4 上記成分が(a)がC4〜C12アルカンジオールア
クリレートまたは−メタクリレートおよびアルコ
キシレートビスフエノール−Aアクリレートまた
は−メタクリレートからなる群から選ばれた少な
くとも1つの化合物である特許請求の範囲第2項
記載の歯科用補強組成物。 5 上記成分(a)がエトキシレート化・ビスフエノ
ール−Aジメタクリレートである特許請求の範囲
第1項記載の歯科用補強組成物。 6 上記成分(a)がエトキシレート化・ビスフエノ
ール−Aジメタクリレートである特許請求の範囲
第2項記載の歯科用補強組成物。 7 上記成分(a)が1,10−デカメチレンジオール
ジメタークリレートまたは1,6−ヘキサメチレ
ンジオールジメタクリレートである特許請求の範
囲第1項記載の歯科用補強組成物。 8 上記成分(a)が1,10−デカメチレンジオール
ジメタークリレートまたは1,6−ヘキサメチレ
ンジオールジメタクリレートである特許請求の範
囲第2項記載の歯科用補強組成物。 9 上記成分(a)が1,10−デカメチレンジオール
ジメタークリレートまたは1,6−ヘキサメチレ
ンジオールジメタクリレートである特許請求の範
囲第5項記載の歯科用補強組成物。 10 上記成分(a)が1,10−デカメチレンジオー
ルジメタークリレートまたは1,6−ヘキサメチ
レンジオールジメタクリレートである特許請求の
範囲第6項記載の歯科用補強組成物。 11 組成物中にコロイド状シリカを含有する特
許請求の範囲第1項記載の歯科用補強組成物。 12 組成物中にコロイド状シリカを含有する特
許請求の範囲第2項記載の歯科用補強組成物。 13 上記重合開始剤が光活性である特許請求の
範囲第1項記載の歯科用補強組成物。 14 上記重合開始剤が光活性である特許請求の
範囲第2項記載の歯科用補強組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US40426282A | 1982-08-02 | 1982-08-02 | |
| US404262 | 2003-04-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5944304A JPS5944304A (ja) | 1984-03-12 |
| JPH0425246B2 true JPH0425246B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=23598878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58141799A Granted JPS5944304A (ja) | 1982-08-02 | 1983-08-01 | 歯科用補強組成物 |
Country Status (15)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0102199B2 (ja) |
| JP (1) | JPS5944304A (ja) |
| AT (1) | ATE25333T1 (ja) |
| AU (1) | AU559750B2 (ja) |
| BR (1) | BR8304116A (ja) |
| DE (1) | DE3369638D1 (ja) |
| DK (1) | DK161619C (ja) |
| ES (1) | ES8602392A1 (ja) |
| FI (1) | FI73881C (ja) |
| IE (1) | IE55586B1 (ja) |
| MX (1) | MX157449A (ja) |
| NO (1) | NO162893C (ja) |
| NZ (1) | NZ204975A (ja) |
| PT (1) | PT77145B (ja) |
| ZA (1) | ZA835621B (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011505A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-21 | Tokuyama Soda Co Ltd | 重合用の複合組成物 |
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