JPH04252830A - 筒内噴射式内燃機関のアイドリング制御装置 - Google Patents
筒内噴射式内燃機関のアイドリング制御装置Info
- Publication number
- JPH04252830A JPH04252830A JP763791A JP763791A JPH04252830A JP H04252830 A JPH04252830 A JP H04252830A JP 763791 A JP763791 A JP 763791A JP 763791 A JP763791 A JP 763791A JP H04252830 A JPH04252830 A JP H04252830A
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- Japan
- Prior art keywords
- engine
- injection
- fuel
- fuel injection
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筒内噴射式内燃機関のア
イドリング制御装置に関する。
イドリング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼室内に向けて燃料を噴射するための
燃料噴射弁を具備すると共に燃料噴射弁から噴射された
燃料を機関アイドリング運転時には空気過剰のもとで燃
焼せしめ、機関アイドリング運転時における燃料噴射量
が機関回転数の関数であって機関回転数が低下するにつ
れて増大せしめられ、機関回転数の変化に起因する燃料
噴射量の変化に基いて機関アイドリング回転数が目標回
転数に制御される筒内噴射式内燃機関が公知である(特
開平2−169834号公報参照)。この内燃機関では
機関アイドリング運転時にアイドリング回転数にかかわ
らずに燃料噴射弁から機関一サイクル毎に1回燃料をピ
ストン頂面上に形成された凹溝内に向けて噴射して、凹
溝内に混合気を形成するようにしている。この内燃機関
では機関アイドリング回転数が目標回転数よりも高くな
れば燃料噴射量が減少するためにアイドリング回転数が
低下し、アイドリング回転数が目標回転数よりも低くな
れば燃料噴射量が増大するためにアイドリング回転数が
上昇し、斯くしてアイドリング回転数が自動的に目標回
転数に制御される。
燃料噴射弁を具備すると共に燃料噴射弁から噴射された
燃料を機関アイドリング運転時には空気過剰のもとで燃
焼せしめ、機関アイドリング運転時における燃料噴射量
が機関回転数の関数であって機関回転数が低下するにつ
れて増大せしめられ、機関回転数の変化に起因する燃料
噴射量の変化に基いて機関アイドリング回転数が目標回
転数に制御される筒内噴射式内燃機関が公知である(特
開平2−169834号公報参照)。この内燃機関では
機関アイドリング運転時にアイドリング回転数にかかわ
らずに燃料噴射弁から機関一サイクル毎に1回燃料をピ
ストン頂面上に形成された凹溝内に向けて噴射して、凹
溝内に混合気を形成するようにしている。この内燃機関
では機関アイドリング回転数が目標回転数よりも高くな
れば燃料噴射量が減少するためにアイドリング回転数が
低下し、アイドリング回転数が目標回転数よりも低くな
れば燃料噴射量が増大するためにアイドリング回転数が
上昇し、斯くしてアイドリング回転数が自動的に目標回
転数に制御される。
【0003】ところでこのように機関アイドリング運転
時に噴射燃料を空気過剰のもとで燃焼せしめるようにし
た内燃機関では吸気通路内にスロットル弁が設けられて
おらず、或いは吸気通路内にスロットル弁が設けられて
いたとしても燃焼室内の空気を過剰とするためにアイド
リング運転時であってもスロットル弁は予混合内燃機関
におけるアイドリング開度までは閉弁せしめられない。 このように吸気通路内にスロットル弁が設けられていな
い場合、或いは吸気通路内にスロットル弁が設けられて
いたとしてもアイドリング運転時にスロットル弁が予混
合内燃機関におけるアイドリング開度までは閉弁せしめ
られない場合には、アイドリング運転時に機関シリンダ
内に単位時間当り供給される吸入空気量Qは機関回転数
Nの増大に比例して増大する。従って機関シリンダ内に
一サイクル当り供給される吸入空気量Q/Nは機関回転
数Nにかかわらずにほぼ一定となる。
時に噴射燃料を空気過剰のもとで燃焼せしめるようにし
た内燃機関では吸気通路内にスロットル弁が設けられて
おらず、或いは吸気通路内にスロットル弁が設けられて
いたとしても燃焼室内の空気を過剰とするためにアイド
リング運転時であってもスロットル弁は予混合内燃機関
におけるアイドリング開度までは閉弁せしめられない。 このように吸気通路内にスロットル弁が設けられていな
い場合、或いは吸気通路内にスロットル弁が設けられて
いたとしてもアイドリング運転時にスロットル弁が予混
合内燃機関におけるアイドリング開度までは閉弁せしめ
られない場合には、アイドリング運転時に機関シリンダ
内に単位時間当り供給される吸入空気量Qは機関回転数
Nの増大に比例して増大する。従って機関シリンダ内に
一サイクル当り供給される吸入空気量Q/Nは機関回転
数Nにかかわらずにほぼ一定となる。
【0004】従ってアイドリング運転時に噴射燃料を空
気過剰のもとで燃焼せしめるようにした内燃機関ではア
イドリング運転時には機関シリンダ内に供給される吸入
空気量Q/Nがほぼ一定に維持された状態でアイドリン
グ回転数が目標回転数よりも高くなれば燃料噴射量が減
少せしめられ、アイドリング回転数が目標回転数よりも
低くなれば燃料噴射量が増大せしめられることになる。 この場合、燃焼室内に過剰な空気が存在していれば燃料
噴射量が増大したときにそれに比例して燃焼に寄与する
空気量が増大するというのが従来からの一般的な考え方
である。
気過剰のもとで燃焼せしめるようにした内燃機関ではア
イドリング運転時には機関シリンダ内に供給される吸入
空気量Q/Nがほぼ一定に維持された状態でアイドリン
グ回転数が目標回転数よりも高くなれば燃料噴射量が減
少せしめられ、アイドリング回転数が目標回転数よりも
低くなれば燃料噴射量が増大せしめられることになる。 この場合、燃焼室内に過剰な空気が存在していれば燃料
噴射量が増大したときにそれに比例して燃焼に寄与する
空気量が増大するというのが従来からの一般的な考え方
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら実際には
アイドリング回転数が目標回転数よりも低くなったとき
に燃料噴射量が増大せしめられても、凹溝内で噴射燃料
が拡散する領域、即ち混合気が形成される容積は燃料噴
射量の増大に比例して増大しない。しかも上述のように
アイドリング回転数にかかわらずに凹溝内には限られた
ほぼ一定量の空気しか存在しないので、噴射燃料と混合
する空気の量は燃料噴射量の増大に比例して増大しない
。その結果、アイドリング回転数が目標回転数よりも低
くなったときに燃料噴射量が増大せしめられると凹溝内
に形成される混合気が過濃となって良好な燃焼が得られ
なくなるという問題がある。更に、良好な燃焼が得られ
ないために機関の出力トルクが十分に増大せず、斯くし
てアイドリング回転数を目標回転数まで速やかに戻すこ
とができないという問題を生ずる。
アイドリング回転数が目標回転数よりも低くなったとき
に燃料噴射量が増大せしめられても、凹溝内で噴射燃料
が拡散する領域、即ち混合気が形成される容積は燃料噴
射量の増大に比例して増大しない。しかも上述のように
アイドリング回転数にかかわらずに凹溝内には限られた
ほぼ一定量の空気しか存在しないので、噴射燃料と混合
する空気の量は燃料噴射量の増大に比例して増大しない
。その結果、アイドリング回転数が目標回転数よりも低
くなったときに燃料噴射量が増大せしめられると凹溝内
に形成される混合気が過濃となって良好な燃焼が得られ
なくなるという問題がある。更に、良好な燃焼が得られ
ないために機関の出力トルクが十分に増大せず、斯くし
てアイドリング回転数を目標回転数まで速やかに戻すこ
とができないという問題を生ずる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明によれば燃焼室内に向けて燃料を噴射するた
めの燃料噴射弁を具備すると共に燃料噴射弁から噴射さ
れた燃料を機関アイドリング運転時には空気過剰のもと
で燃焼せしめ、機関アイドリング運転時における燃料噴
射量が機関回転数の関数であって機関回転数が低下する
につれて増大せしめられ、機関回転数の変化に起因する
燃料噴射量の変化に基いて機関アイドリング回転数が目
標回転数に制御される筒内噴射式内燃機関において、ピ
ストン頂面上に凹溝を形成して機関アイドリング運転時
に機関回転数が目標回転数よりも低い設定回転数以下の
ときには噴射燃料がピストン頂面全体に向かう第1回目
の噴射と凹溝内に向かう第2回目の噴射とを行い、機関
回転数が設定回転数以上のときには凹溝内に向かう噴射
のみを行うようにしている。
めに本発明によれば燃焼室内に向けて燃料を噴射するた
めの燃料噴射弁を具備すると共に燃料噴射弁から噴射さ
れた燃料を機関アイドリング運転時には空気過剰のもと
で燃焼せしめ、機関アイドリング運転時における燃料噴
射量が機関回転数の関数であって機関回転数が低下する
につれて増大せしめられ、機関回転数の変化に起因する
燃料噴射量の変化に基いて機関アイドリング回転数が目
標回転数に制御される筒内噴射式内燃機関において、ピ
ストン頂面上に凹溝を形成して機関アイドリング運転時
に機関回転数が目標回転数よりも低い設定回転数以下の
ときには噴射燃料がピストン頂面全体に向かう第1回目
の噴射と凹溝内に向かう第2回目の噴射とを行い、機関
回転数が設定回転数以上のときには凹溝内に向かう噴射
のみを行うようにしている。
【0007】
【作用】機関アイドリング運転時において機関回転数が
低下するにつれて燃料噴射量が増大せしめられる。機関
アイドリング回転数が設定回転数以下のときにはピスト
ン頂面全体に向かう第1回目の噴射燃料が燃焼室内全体
に拡散されて均一混合気が形成され、更に凹溝内に向か
う第2回目の噴射燃料が凹溝内に拡散されて凹溝内に混
合気が形成される。一方機関アイドリング回転数が設定
回転数以上のときには凹溝内に向かう噴射のみが行われ
、この噴射燃料が凹溝内に拡散されて凹溝内に混合気が
形成される。
低下するにつれて燃料噴射量が増大せしめられる。機関
アイドリング回転数が設定回転数以下のときにはピスト
ン頂面全体に向かう第1回目の噴射燃料が燃焼室内全体
に拡散されて均一混合気が形成され、更に凹溝内に向か
う第2回目の噴射燃料が凹溝内に拡散されて凹溝内に混
合気が形成される。一方機関アイドリング回転数が設定
回転数以上のときには凹溝内に向かう噴射のみが行われ
、この噴射燃料が凹溝内に拡散されて凹溝内に混合気が
形成される。
【0008】
【実施例】図1から図4に本発明を火花点火式2サイク
ル筒内噴射機関に適用した場合を示す。図2および図4
を参照すると、1はシリンダブロック、2はシリンダブ
ロック1内で往復動するピストン、3はシリンダブロッ
ク1上に固定されたシリンダヘッド、4はシリンダヘッ
ド3の内壁面3aとピストン2の頂面間に形成された燃
焼室を夫々示す。シリンダヘッド内壁面3a上には凹溝
5が形成され、この凹溝5の底壁面をなすシリンダヘッ
ド内壁面部分3b上に一対の給気弁6が配置される。一
方、凹溝5を除くシリンダヘッド内壁面部分3cは傾斜
したほぼ平坦をなし、このシリンダヘッド内壁面部分3
c上に一対の排気弁7が配置される。シリンダヘッド内
壁面部分3bとシリンダヘッド内壁面部分3cは凹溝5
の周壁8を介して互いに接続されている。
ル筒内噴射機関に適用した場合を示す。図2および図4
を参照すると、1はシリンダブロック、2はシリンダブ
ロック1内で往復動するピストン、3はシリンダブロッ
ク1上に固定されたシリンダヘッド、4はシリンダヘッ
ド3の内壁面3aとピストン2の頂面間に形成された燃
焼室を夫々示す。シリンダヘッド内壁面3a上には凹溝
5が形成され、この凹溝5の底壁面をなすシリンダヘッ
ド内壁面部分3b上に一対の給気弁6が配置される。一
方、凹溝5を除くシリンダヘッド内壁面部分3cは傾斜
したほぼ平坦をなし、このシリンダヘッド内壁面部分3
c上に一対の排気弁7が配置される。シリンダヘッド内
壁面部分3bとシリンダヘッド内壁面部分3cは凹溝5
の周壁8を介して互いに接続されている。
【0009】この凹溝周壁8は給気弁6の周縁部に極め
て近接配置されかつ給気弁6の周縁部に沿って円弧状に
延びる一対のマスク壁8aと、給気弁6間に位置する新
気ガイド壁8bと、シリンダヘッド内壁面3aの周壁と
給気弁6間に位置する一対の新気ガイド壁8cとにより
構成される。各マスク壁8aは最大リフト位置にある給
気弁6よりも下方まで燃焼室4に向けて延びており、従
って排気弁7側に位置する給気弁6周縁部と弁座9間の
開口は給気弁6の開弁期間全体に亙ってマスク壁8aに
より閉鎖されることになる。
て近接配置されかつ給気弁6の周縁部に沿って円弧状に
延びる一対のマスク壁8aと、給気弁6間に位置する新
気ガイド壁8bと、シリンダヘッド内壁面3aの周壁と
給気弁6間に位置する一対の新気ガイド壁8cとにより
構成される。各マスク壁8aは最大リフト位置にある給
気弁6よりも下方まで燃焼室4に向けて延びており、従
って排気弁7側に位置する給気弁6周縁部と弁座9間の
開口は給気弁6の開弁期間全体に亙ってマスク壁8aに
より閉鎖されることになる。
【0010】また、各新気ガイド壁8b,8cはほぼ同
一平面内に位置しており、更にこれらの新気ガイド壁8
b,8cは両給気弁6の中心を結ぶ線に対してほぼ平行
に延びている。点火栓10はシリンダヘッド内壁面3a
の中心に位置するようにシリンダヘッド内壁面部分3c
上に配置されている。一方、排気弁7に対しては排気弁
7と弁座11間の開口を覆うマスク壁が設けられておら
ず、従って排気弁7が開弁すると排気弁7と弁座11間
に形成される開口はその全体が燃焼室4内に開口するこ
とになる。
一平面内に位置しており、更にこれらの新気ガイド壁8
b,8cは両給気弁6の中心を結ぶ線に対してほぼ平行
に延びている。点火栓10はシリンダヘッド内壁面3a
の中心に位置するようにシリンダヘッド内壁面部分3c
上に配置されている。一方、排気弁7に対しては排気弁
7と弁座11間の開口を覆うマスク壁が設けられておら
ず、従って排気弁7が開弁すると排気弁7と弁座11間
に形成される開口はその全体が燃焼室4内に開口するこ
とになる。
【0011】シリンダヘッド3内には給気弁6に対して
給気ポート12が形成され、排気弁7に対して排気ポー
ト13が形成される。一方、両給気弁6の間のシリンダ
ヘッド内壁面3aの周縁部には燃料噴射弁14が配置さ
れ、この燃料噴射弁14から燃料が燃焼室4内に向けて
噴射される。
給気ポート12が形成され、排気弁7に対して排気ポー
ト13が形成される。一方、両給気弁6の間のシリンダ
ヘッド内壁面3aの周縁部には燃料噴射弁14が配置さ
れ、この燃料噴射弁14から燃料が燃焼室4内に向けて
噴射される。
【0012】図2および図3に示されるようにピストン
2の頂面上には点火栓10の下方から燃料噴射弁14の
先端部の下方まで延びる凹溝15が形成される。図2お
よび図3に示される実施例ではこの凹溝15は点火栓1
0と燃料噴射弁14とを含む垂直平面K−Kに対して対
称なほぼ球面状をなす。また、ピストン2の頂面の中心
部には凹溝15よりも曲率半径の小さな球面状をなす凹
所16が形成される。この凹所16も垂直平面K−K上
に形成されており、この凹所16は凹溝15の凹状内壁
面の上方部に開口している。図2に示すようにピストン
2が上死点に達すると点火栓10が凹所16内に侵入す
る。一方、凹所16に関して凹溝15と反対側のピスト
ン2の頂面部分2aは傾斜したほぼ平坦面から形成され
、図2に示すようにピストン2が上死点に達するとシリ
ンダヘッド内壁面部分3cとピストン頂面部分2a間に
はスキッシュエリア17が形成される。
2の頂面上には点火栓10の下方から燃料噴射弁14の
先端部の下方まで延びる凹溝15が形成される。図2お
よび図3に示される実施例ではこの凹溝15は点火栓1
0と燃料噴射弁14とを含む垂直平面K−Kに対して対
称なほぼ球面状をなす。また、ピストン2の頂面の中心
部には凹溝15よりも曲率半径の小さな球面状をなす凹
所16が形成される。この凹所16も垂直平面K−K上
に形成されており、この凹所16は凹溝15の凹状内壁
面の上方部に開口している。図2に示すようにピストン
2が上死点に達すると点火栓10が凹所16内に侵入す
る。一方、凹所16に関して凹溝15と反対側のピスト
ン2の頂面部分2aは傾斜したほぼ平坦面から形成され
、図2に示すようにピストン2が上死点に達するとシリ
ンダヘッド内壁面部分3cとピストン頂面部分2a間に
はスキッシュエリア17が形成される。
【0013】図5に示されるように図1から図4に示す
実施例では排気弁7が給気弁6よりも先に開弁し、排気
弁7が給気弁6よりも先に閉弁する。また、図5におい
てIi,Ii1, Ii2, Ih は燃料噴射時期を
示している。
実施例では排気弁7が給気弁6よりも先に開弁し、排気
弁7が給気弁6よりも先に閉弁する。また、図5におい
てIi,Ii1, Ii2, Ih は燃料噴射時期を
示している。
【0014】図1を参照すると、各気筒の給気ポート1
2は枝管18を介してサージタンク19に連結され、サ
ージタンク19は給気ダクト20およびエアフローメー
タ21を介して図示しないエアクリーナに連結される。 給気ダクト20内には機関によって駆動される機械式過
給機22が配置される。吸気ダクト20には機械式過給
機22上流の吸気ダクト20と機械式過給機22下流の
吸気ダクト20とを連結するバイパス通路23が接続さ
れ、このバイパス通路23内にバイパス通路23内を流
れる空気量を制御するためのバイパス制御弁24が配置
される。このバイパス制御弁24は例えばステップモー
タにより駆動され、このステップモータは電子制御ユニ
ット30の出力信号により制御される。
2は枝管18を介してサージタンク19に連結され、サ
ージタンク19は給気ダクト20およびエアフローメー
タ21を介して図示しないエアクリーナに連結される。 給気ダクト20内には機関によって駆動される機械式過
給機22が配置される。吸気ダクト20には機械式過給
機22上流の吸気ダクト20と機械式過給機22下流の
吸気ダクト20とを連結するバイパス通路23が接続さ
れ、このバイパス通路23内にバイパス通路23内を流
れる空気量を制御するためのバイパス制御弁24が配置
される。このバイパス制御弁24は例えばステップモー
タにより駆動され、このステップモータは電子制御ユニ
ット30の出力信号により制御される。
【0015】電子制御ユニット30はディジタルコンピ
ュータからなり、双方向性バス31によって互いに接続
されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセ
ッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具
備する。エアフローメータ21は吸入空気量に比例した
出力電圧を発生し、この出力電圧はAD変換器37を介
して入力ポート35に入力される。 また、アクセルペダル25には負荷センサ26とアイド
ルスイッチ27とが連結される。負荷センサ26はアク
セルペダル25の踏込み量に比例した出力電圧を発生し
、この出力電圧はAD変換器38を介して入力ポート3
5に入力される。一方、アイドルスイッチ27はアクセ
ルペダル25が踏込まれていないときにオンとなり、こ
のアイドルスイッチ27の出力信号は入力ポート35に
入力される。更に入力ポート35には機関回転数を表わ
す出力パルスを発生する回転数センサ28、および車両
速度を表わす出力パルスを発生する車速センサ29が接
続される。CPU 34では回転数センサ28の出力パ
ルスに基いて機関回転数が計算され、車速センサ29の
出力パルスに基いて車両速度が計算される。一方、出力
ポート36は対応する駆動回路39,40を介して夫々
燃料噴射弁14およびバイパス制御弁24に接続される
。
ュータからなり、双方向性バス31によって互いに接続
されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセ
ッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具
備する。エアフローメータ21は吸入空気量に比例した
出力電圧を発生し、この出力電圧はAD変換器37を介
して入力ポート35に入力される。 また、アクセルペダル25には負荷センサ26とアイド
ルスイッチ27とが連結される。負荷センサ26はアク
セルペダル25の踏込み量に比例した出力電圧を発生し
、この出力電圧はAD変換器38を介して入力ポート3
5に入力される。一方、アイドルスイッチ27はアクセ
ルペダル25が踏込まれていないときにオンとなり、こ
のアイドルスイッチ27の出力信号は入力ポート35に
入力される。更に入力ポート35には機関回転数を表わ
す出力パルスを発生する回転数センサ28、および車両
速度を表わす出力パルスを発生する車速センサ29が接
続される。CPU 34では回転数センサ28の出力パ
ルスに基いて機関回転数が計算され、車速センサ29の
出力パルスに基いて車両速度が計算される。一方、出力
ポート36は対応する駆動回路39,40を介して夫々
燃料噴射弁14およびバイパス制御弁24に接続される
。
【0016】図1に示す実施例では機関シリンダ内に供
給される吸入空気量がバイパス制御弁24によって制御
される。即ち、バイパス制御弁24が開弁していると機
械式過給機22から機械式過給機22下流の吸気ダクト
20内に吐出された吸入空気の一部がバイパス通路23
を介して機械式過給機22上流の吸気ダクト20内に返
戻され、斯くして機関シリンダ内に供給される吸入空気
量は機械式過給機22上流の吸気ダクト20内に返戻さ
れる分だけ減少する。 従ってバイパス制御弁24の開度が大きくなるほど機関
シリンダ内に供給される吸入空気量が減少することにな
る。
給される吸入空気量がバイパス制御弁24によって制御
される。即ち、バイパス制御弁24が開弁していると機
械式過給機22から機械式過給機22下流の吸気ダクト
20内に吐出された吸入空気の一部がバイパス通路23
を介して機械式過給機22上流の吸気ダクト20内に返
戻され、斯くして機関シリンダ内に供給される吸入空気
量は機械式過給機22上流の吸気ダクト20内に返戻さ
れる分だけ減少する。 従ってバイパス制御弁24の開度が大きくなるほど機関
シリンダ内に供給される吸入空気量が減少することにな
る。
【0017】図6は或る機関回転数におけるバイパス制
御弁24の目標開度Sとアクセルペダル25の踏込み量
Lとの関係を示している。図6からアクセルペダル25
の踏込み量Lが小さくなると、即ち機関の要求負荷が小
さくなるとバイパス制御弁24の目標開度Sが大きくな
り、斯くして機関シリンダ内に供給される吸入空気量が
減少せしめられることがわかる。
御弁24の目標開度Sとアクセルペダル25の踏込み量
Lとの関係を示している。図6からアクセルペダル25
の踏込み量Lが小さくなると、即ち機関の要求負荷が小
さくなるとバイパス制御弁24の目標開度Sが大きくな
り、斯くして機関シリンダ内に供給される吸入空気量が
減少せしめられることがわかる。
【0018】次に図7および図8を参照して機関アイド
リング運転時も含めて機関負荷が低いときにおける作動
について説明する。図7に示すように給気弁6および排
気弁7が開弁すると給気弁6を介して燃焼室4内に空気
が流入する。このとき、排気弁7側の給気弁6の開口は
マスク壁8aによって覆われているので空気はマスク壁
8aと反対側の給気弁6の開口から燃焼室4内に流入す
る。この空気は矢印Wで示すように給気弁6下方のシリ
ンダボア内壁面に沿い下降し、次いでピストン2の頂面
に沿い進んで排気弁7下方のシリンダボア内壁面に沿い
上昇し、斯くして空気は燃焼室4内をループ状に流れる
ことになる。このループ状に流れる空気Wによって燃焼
室4内の既燃ガスが排気弁7を介して排出され、更にこ
のループ状に流れる空気Wによって燃焼室4内には垂直
面内で旋回する旋回流Xが発生せしめられる。次いでピ
ストン2が下死点BDCを過ぎて上昇を開始し、排気弁
7が閉弁すると燃料噴射弁14からの燃料噴射が行われ
る。
リング運転時も含めて機関負荷が低いときにおける作動
について説明する。図7に示すように給気弁6および排
気弁7が開弁すると給気弁6を介して燃焼室4内に空気
が流入する。このとき、排気弁7側の給気弁6の開口は
マスク壁8aによって覆われているので空気はマスク壁
8aと反対側の給気弁6の開口から燃焼室4内に流入す
る。この空気は矢印Wで示すように給気弁6下方のシリ
ンダボア内壁面に沿い下降し、次いでピストン2の頂面
に沿い進んで排気弁7下方のシリンダボア内壁面に沿い
上昇し、斯くして空気は燃焼室4内をループ状に流れる
ことになる。このループ状に流れる空気Wによって燃焼
室4内の既燃ガスが排気弁7を介して排出され、更にこ
のループ状に流れる空気Wによって燃焼室4内には垂直
面内で旋回する旋回流Xが発生せしめられる。次いでピ
ストン2が下死点BDCを過ぎて上昇を開始し、排気弁
7が閉弁すると燃料噴射弁14からの燃料噴射が行われ
る。
【0019】本発明による実施例ではアイドリング運転
時も含めて機関負荷が低いときには燃料噴射弁14から
の燃料噴射が基本的には図5のIi で示されるように
圧縮行程の末期に行われる。このときの燃料噴射の様子
が図8に示されている。即ち、圧縮行程末期になると図
8に示す如く噴射燃料Fが凹溝15の凹状内壁面に斜め
に衝突するように燃料噴射弁14から凹溝15の凹状内
壁面にむけて燃料が噴射される。このように噴射燃料が
凹溝15の凹状内壁面上に斜めに衝突すると衝突した燃
料は図8においてGで示されるように慣性力によって凹
溝15の凹状内壁面に沿い気化しつつ点火栓10の下方
に進み、次いで凹所16内に送り込まれる。機関低負荷
運転時には噴射量が少ないがこのとき大部分の噴射燃料
が点火栓10の下方に運ばれるので点火栓10の周りに
は着火可能な混合気Gが形成されることになる。即ち、
機関低負荷運転時には混合気Gの周りは空気と残留既燃
ガスで満たされており、燃焼室4内の空気は過剰な状態
にある。このように燃焼室4内の空気が過剰な状態にあ
っても混合気は燃焼室4内全体に広がって極度に稀薄な
混合気となることがなく、燃焼室4内の一部の領域内に
集まっているので、即ち燃焼室4内が成層化されるので
良好な着火およびそれに続く良好な燃焼が得られること
になる。
時も含めて機関負荷が低いときには燃料噴射弁14から
の燃料噴射が基本的には図5のIi で示されるように
圧縮行程の末期に行われる。このときの燃料噴射の様子
が図8に示されている。即ち、圧縮行程末期になると図
8に示す如く噴射燃料Fが凹溝15の凹状内壁面に斜め
に衝突するように燃料噴射弁14から凹溝15の凹状内
壁面にむけて燃料が噴射される。このように噴射燃料が
凹溝15の凹状内壁面上に斜めに衝突すると衝突した燃
料は図8においてGで示されるように慣性力によって凹
溝15の凹状内壁面に沿い気化しつつ点火栓10の下方
に進み、次いで凹所16内に送り込まれる。機関低負荷
運転時には噴射量が少ないがこのとき大部分の噴射燃料
が点火栓10の下方に運ばれるので点火栓10の周りに
は着火可能な混合気Gが形成されることになる。即ち、
機関低負荷運転時には混合気Gの周りは空気と残留既燃
ガスで満たされており、燃焼室4内の空気は過剰な状態
にある。このように燃焼室4内の空気が過剰な状態にあ
っても混合気は燃焼室4内全体に広がって極度に稀薄な
混合気となることがなく、燃焼室4内の一部の領域内に
集まっているので、即ち燃焼室4内が成層化されるので
良好な着火およびそれに続く良好な燃焼が得られること
になる。
【0020】また、図7に示されるように燃焼室4内に
発生した旋回流Xはピストン2が上昇するにつれて減衰
しつつ旋回半径が次第に小さくなり、ピストン2が上死
点に近づくと図8に示されるように凹溝15の凹状内壁
面に沿う旋回流Xとなる。噴射燃料Fはこの旋回流Xに
よっても点火栓10の下方に向かう力が与えられる。ま
た、ピストン2が更に上死点に近づくと図8において矢
印Hで示すようにスキッシュエリア17からスキッシュ
流が噴出し、このスキッシュ流Hも凹溝15の凹状内壁
面に沿って進む。従って噴射燃料Fはこのスキッシュ流
Hによっても点火栓10の下方に向かう力が与えられる
。また、凹溝15の凹状内壁面に沿い点火栓10の下方
に向かう燃料は旋回流Xおよびスキッシュ流Hによって
気化せしめられ、斯くして点火栓10の周りには十分に
気化した可燃混合気が集まることになる。斯くして噴射
量が少ない機関低負荷運転時であっても良好な着火と、
それに続く良好な燃焼が得られることになる。
発生した旋回流Xはピストン2が上昇するにつれて減衰
しつつ旋回半径が次第に小さくなり、ピストン2が上死
点に近づくと図8に示されるように凹溝15の凹状内壁
面に沿う旋回流Xとなる。噴射燃料Fはこの旋回流Xに
よっても点火栓10の下方に向かう力が与えられる。ま
た、ピストン2が更に上死点に近づくと図8において矢
印Hで示すようにスキッシュエリア17からスキッシュ
流が噴出し、このスキッシュ流Hも凹溝15の凹状内壁
面に沿って進む。従って噴射燃料Fはこのスキッシュ流
Hによっても点火栓10の下方に向かう力が与えられる
。また、凹溝15の凹状内壁面に沿い点火栓10の下方
に向かう燃料は旋回流Xおよびスキッシュ流Hによって
気化せしめられ、斯くして点火栓10の周りには十分に
気化した可燃混合気が集まることになる。斯くして噴射
量が少ない機関低負荷運転時であっても良好な着火と、
それに続く良好な燃焼が得られることになる。
【0021】また、このように燃料噴射量の少ない機関
低負荷運転時に多量の吸入空気を燃焼室4内に供給する
と旋回流Xが強くなりすぎて混合気が燃焼室4内全体に
拡散してしまう。従って機関低負荷運転時には燃焼室4
内に供給される吸入空気量を制限する必要がある。そこ
で図6に示すようにアクセルペダル25の踏込み量Lが
少ないときにはバイパス制御弁24を開弁せしめて燃焼
室4内に供給される吸入空気量を制限するようにしてい
る。 また、機関低負荷運転時には燃料噴射時間TAUはアク
セルペダル25の踏込み量Lと機関回転数Nから決定さ
れ、これらの関係は図10(A)に示すようにマップの
形で予めROM 32内に記憶されている。従ってアイ
ドリング運転時も含めて機関低負荷運転時にはアクセル
ペダル25の踏込み量Lおよび機関回転数Nから図10
(A)に示す関係に基いて燃料噴射時間TAUが決定さ
れる。
低負荷運転時に多量の吸入空気を燃焼室4内に供給する
と旋回流Xが強くなりすぎて混合気が燃焼室4内全体に
拡散してしまう。従って機関低負荷運転時には燃焼室4
内に供給される吸入空気量を制限する必要がある。そこ
で図6に示すようにアクセルペダル25の踏込み量Lが
少ないときにはバイパス制御弁24を開弁せしめて燃焼
室4内に供給される吸入空気量を制限するようにしてい
る。 また、機関低負荷運転時には燃料噴射時間TAUはアク
セルペダル25の踏込み量Lと機関回転数Nから決定さ
れ、これらの関係は図10(A)に示すようにマップの
形で予めROM 32内に記憶されている。従ってアイ
ドリング運転時も含めて機関低負荷運転時にはアクセル
ペダル25の踏込み量Lおよび機関回転数Nから図10
(A)に示す関係に基いて燃料噴射時間TAUが決定さ
れる。
【0022】一方、機関負荷が高いときには燃料噴射弁
14からの燃料噴射が図5のIh で示されるように排
気弁7が閉弁した後、或いは排気弁7が閉弁する直前か
ら開始される。このときの燃料噴射の様子が図9に示さ
れる。即ち、このときには図9に示されるようにピスト
ン2の位置が低いときに燃料噴射Fが行われるので噴射
燃料Fはピストン2の頂面全体に向かう。従って噴射燃
料Fは燃焼室4内全体に亘って拡散する。更にこのとき
燃焼室4内には旋回流Xが発生しているのでこの旋回流
Xによって噴射燃料Fの拡散作用が促進され、斯くして
燃焼室4内には均一混合気が形成されることになる。ま
た、機関負荷が高いときには燃料噴射時間TAUは機関
シリンダ内に一サイクル当り供給される吸入空気量Q/
Nと機関回転数Nから決定され、これらの関係は図10
(B)に示すようにマップの形で予めROM 32内に
記憶されている。従って機関負荷が高いときにはエアフ
ローメータ21により検出された単位時間当りの吸入空
気量Qと機関回転数Nから図10(B)に示す関係に基
いて燃料噴射時間TAUが決定される。
14からの燃料噴射が図5のIh で示されるように排
気弁7が閉弁した後、或いは排気弁7が閉弁する直前か
ら開始される。このときの燃料噴射の様子が図9に示さ
れる。即ち、このときには図9に示されるようにピスト
ン2の位置が低いときに燃料噴射Fが行われるので噴射
燃料Fはピストン2の頂面全体に向かう。従って噴射燃
料Fは燃焼室4内全体に亘って拡散する。更にこのとき
燃焼室4内には旋回流Xが発生しているのでこの旋回流
Xによって噴射燃料Fの拡散作用が促進され、斯くして
燃焼室4内には均一混合気が形成されることになる。ま
た、機関負荷が高いときには燃料噴射時間TAUは機関
シリンダ内に一サイクル当り供給される吸入空気量Q/
Nと機関回転数Nから決定され、これらの関係は図10
(B)に示すようにマップの形で予めROM 32内に
記憶されている。従って機関負荷が高いときにはエアフ
ローメータ21により検出された単位時間当りの吸入空
気量Qと機関回転数Nから図10(B)に示す関係に基
いて燃料噴射時間TAUが決定される。
【0023】上述したようにアイドリング運転時も含め
た機関低負荷運転時は図10(A)に示す関係に基いて
燃料噴射時間TAUが決定される。ところでアイドリン
グ運転時にはアクセルペダル25の踏込み量Lは零とな
っており、従ってアイドリング運転時には燃料噴射時間
TAUは機関回転数Nのみの関数となる。図11はアイ
ドリング運転時における燃料噴射時間TAUと機関回転
数Nの関係を示している。図11からわかるようにアイ
ドリング運転時には機関回転数Nが低くなるにつれて燃
料噴射時間TAUが指数関数的に増大する。なお、図1
1においてNo は目標アイドリング回転数を示してお
り、この目標アイドリング回転数No は例えば600
r.p.m. である。
た機関低負荷運転時は図10(A)に示す関係に基いて
燃料噴射時間TAUが決定される。ところでアイドリン
グ運転時にはアクセルペダル25の踏込み量Lは零とな
っており、従ってアイドリング運転時には燃料噴射時間
TAUは機関回転数Nのみの関数となる。図11はアイ
ドリング運転時における燃料噴射時間TAUと機関回転
数Nの関係を示している。図11からわかるようにアイ
ドリング運転時には機関回転数Nが低くなるにつれて燃
料噴射時間TAUが指数関数的に増大する。なお、図1
1においてNo は目標アイドリング回転数を示してお
り、この目標アイドリング回転数No は例えば600
r.p.m. である。
【0024】即ち、アイドリング回転数は燃料噴射時間
TAU、燃料噴射Fの方向(燃料噴射時期)、バイパス
制御弁24の開度等によって総合的に定まる。本発明に
よる実施例ではアイドリング回転数が目標回転数No
となるときの燃料噴射時間TAUや燃料噴射時期やバイ
パス制御弁24の開度が予め実験により求められており
、実験により求められた値が図10(A)に示すように
予めROM 32内に記憶されている。従ってアイドリ
ング運転時に燃料噴射時間TAUを図11のTAU0と
すれば基本的には機関回転数Nが目標アイドリング回転
数No となる。この場合、何らかの原因で機関回転数
NがNo よりも低くなれば燃料噴射時間TAUが増大
するので機関回転数Nが上昇し、一方何らかの原因で機
関回転数NがNo よりも高くなれば燃料噴射時間TA
Uが減少するので機関回転数Nが低下し、斯くして機関
回転数Nが目標アイドリング回転数No に維持される
ことになる。
TAU、燃料噴射Fの方向(燃料噴射時期)、バイパス
制御弁24の開度等によって総合的に定まる。本発明に
よる実施例ではアイドリング回転数が目標回転数No
となるときの燃料噴射時間TAUや燃料噴射時期やバイ
パス制御弁24の開度が予め実験により求められており
、実験により求められた値が図10(A)に示すように
予めROM 32内に記憶されている。従ってアイドリ
ング運転時に燃料噴射時間TAUを図11のTAU0と
すれば基本的には機関回転数Nが目標アイドリング回転
数No となる。この場合、何らかの原因で機関回転数
NがNo よりも低くなれば燃料噴射時間TAUが増大
するので機関回転数Nが上昇し、一方何らかの原因で機
関回転数NがNo よりも高くなれば燃料噴射時間TA
Uが減少するので機関回転数Nが低下し、斯くして機関
回転数Nが目標アイドリング回転数No に維持される
ことになる。
【0025】なお本実施例ではアイドリング運転時にバ
イパス制御弁24の開度はアイドリング回転数にかかわ
らずに予め定められた一定のアイドリング開度に固定さ
れている。従ってエアフローメータ21を通過する単位
時間当りの吸入空気量Qは機関回転数Nが高くなるにつ
れて増大し、このとき機関シリンダ内に一サイクル当り
供給される吸入空気量Q/Nはアイドリング回転数にか
かわらずにほぼ一定となる。即ち、燃焼室4内における
吸入空気の密度はアイドリング回転数にかかわらずにほ
ぼ一定となる。
イパス制御弁24の開度はアイドリング回転数にかかわ
らずに予め定められた一定のアイドリング開度に固定さ
れている。従ってエアフローメータ21を通過する単位
時間当りの吸入空気量Qは機関回転数Nが高くなるにつ
れて増大し、このとき機関シリンダ内に一サイクル当り
供給される吸入空気量Q/Nはアイドリング回転数にか
かわらずにほぼ一定となる。即ち、燃焼室4内における
吸入空気の密度はアイドリング回転数にかかわらずにほ
ぼ一定となる。
【0026】ところでアイドリング運転時にアイドリン
グ回転数にかかわらずに燃料噴射弁14から凹溝15の
凹状内壁面に向けてのみ燃料を噴射するようにすると、
燃料が拡散する領域、即ち図8において混合気Gが占め
る容積は燃料噴射量の増大に比例して増大しない。一方
、燃焼室4内における吸入空気の密度は上述のようにア
イドリング回転数にかかわらずにほぼ一定に維持されて
いる。その結果、アイドリング回転数が目標回転数No
よりも低くなって燃料噴射時間TAUが図11に示さ
れるように指数関数的に増大せしめられると、凹溝15
内に形成される混合気Gが過濃となってしまう。このよ
うに混合気Gが過濃になると多量の未燃HC, COが
発生するばかりでなく、燃焼が悪化するために機関の出
力トルクが十分に増大せず、斯くしてアイドリング回転
数を目標回転数No まですみやかに戻すことができな
いという問題を生ずる。
グ回転数にかかわらずに燃料噴射弁14から凹溝15の
凹状内壁面に向けてのみ燃料を噴射するようにすると、
燃料が拡散する領域、即ち図8において混合気Gが占め
る容積は燃料噴射量の増大に比例して増大しない。一方
、燃焼室4内における吸入空気の密度は上述のようにア
イドリング回転数にかかわらずにほぼ一定に維持されて
いる。その結果、アイドリング回転数が目標回転数No
よりも低くなって燃料噴射時間TAUが図11に示さ
れるように指数関数的に増大せしめられると、凹溝15
内に形成される混合気Gが過濃となってしまう。このよ
うに混合気Gが過濃になると多量の未燃HC, COが
発生するばかりでなく、燃焼が悪化するために機関の出
力トルクが十分に増大せず、斯くしてアイドリング回転
数を目標回転数No まですみやかに戻すことができな
いという問題を生ずる。
【0027】そこで本発明による実施例では目標アイド
リング回転数No に等しいかまたは目標アイドリング
回転数No よりも低い設定回転数Nd を予め定め、
アイドリング運転時に機関回転数Nが設定回転数Nd
以下のときには図5に示すように噴射燃料がピストン2
頂面全体に向かう第1回目の燃料噴射Ii1と噴射燃料
が凹溝15の凹状内壁面に向かう第2回目の燃料噴射I
i2とを行い、一方機関回転数Nが設定回転数Nd 以
上のときには噴射燃料が凹溝15の凹状内壁面に向かう
燃料噴射Ii のみを行うようにしている。
リング回転数No に等しいかまたは目標アイドリング
回転数No よりも低い設定回転数Nd を予め定め、
アイドリング運転時に機関回転数Nが設定回転数Nd
以下のときには図5に示すように噴射燃料がピストン2
頂面全体に向かう第1回目の燃料噴射Ii1と噴射燃料
が凹溝15の凹状内壁面に向かう第2回目の燃料噴射I
i2とを行い、一方機関回転数Nが設定回転数Nd 以
上のときには噴射燃料が凹溝15の凹状内壁面に向かう
燃料噴射Ii のみを行うようにしている。
【0028】まず機関アイドリング回転数が設定回転数
Nd 以下のときの燃料噴射について説明する。このと
きは上述のように燃料噴射弁14から2回に分けて燃料
噴射Ii1およびIi2が行われる。この場合、図11
に示す燃料噴射時間TAUが第1回目の燃料噴射Ii1
の燃料噴射時間TAU 1と第2回目の燃料噴射Ii2
の燃料噴射時間TAU 2とに例えばほぼ1/2ずつの
比率で分配される。第1回目の燃料噴射Ii1は例えば
給気弁6が閉弁する前後から開始される。アイドリング
運転時には吸入空気流が比較的弱いが、第1回目の燃料
噴射Ii1を給気弁6の閉弁前後から開始することによ
り、噴射燃料が給気ポート12内に流出することが防止
される。また第1回目の燃料噴射Ii1を行うときには
ピストン2の位置が低いので、図9に示されるように噴
射燃料Fはピストン2の頂面全体に向かう。従って噴射
燃料Fが燃焼室4内全体に亘って拡散され、斯くして燃
焼室4内に均一混合気が形成される。
Nd 以下のときの燃料噴射について説明する。このと
きは上述のように燃料噴射弁14から2回に分けて燃料
噴射Ii1およびIi2が行われる。この場合、図11
に示す燃料噴射時間TAUが第1回目の燃料噴射Ii1
の燃料噴射時間TAU 1と第2回目の燃料噴射Ii2
の燃料噴射時間TAU 2とに例えばほぼ1/2ずつの
比率で分配される。第1回目の燃料噴射Ii1は例えば
給気弁6が閉弁する前後から開始される。アイドリング
運転時には吸入空気流が比較的弱いが、第1回目の燃料
噴射Ii1を給気弁6の閉弁前後から開始することによ
り、噴射燃料が給気ポート12内に流出することが防止
される。また第1回目の燃料噴射Ii1を行うときには
ピストン2の位置が低いので、図9に示されるように噴
射燃料Fはピストン2の頂面全体に向かう。従って噴射
燃料Fが燃焼室4内全体に亘って拡散され、斯くして燃
焼室4内に均一混合気が形成される。
【0029】次いで圧縮行程末期に第2回目の燃料噴射
Ii2が行われる。なお、この第2回目の燃料噴射Ii
2の噴射開始時期または噴射完了時期がマップの形で予
めROM 32内に記憶されている。この第2回目の燃
料噴射Ii2による噴射燃料Fは図8に示されるように
凹溝15の凹状内壁面に向かい、凹溝15の凹状内壁面
上に斜めに衝突する。衝突した噴射燃料は上述のように
燃料の慣性力、旋回流Xおよびスキッシュ流Hによって
図8においてGで示されるように凹溝15の凹状内壁面
に沿い気化しつつ点火栓10の下方に運ばれる。アイド
リング回転数が設定回転数Nd以下のときには図11に
示すように燃料噴射量が急激に増大せしめられるが、こ
のように2回に分けて噴射されるために凹溝15内に噴
射される燃料量が低減され、その結果点火栓10の周り
に形成される混合気Gは過濃とならず、点火栓10の周
りには良好に着火および燃焼可能な混合気Gが形成され
る。更に第1回目の燃料噴射Ii1による噴射燃料が燃
焼室4内の広い範囲に亘って拡散されるので、燃焼室4
内の広範囲の空気を燃焼のために有効に利用できる。斯
くして、図11に示すようにアイドリング回転数が設定
回転数Nd 以下になったときに燃料噴射量が急激に増
大しても、良好な燃焼が確保される。従って未燃HC,
COの発生を抑制できる共に、機関の出力トルクがた
だちに増大せしめられるのでアイドリング回転数を目標
回転数No に速やかに戻すことができる。
Ii2が行われる。なお、この第2回目の燃料噴射Ii
2の噴射開始時期または噴射完了時期がマップの形で予
めROM 32内に記憶されている。この第2回目の燃
料噴射Ii2による噴射燃料Fは図8に示されるように
凹溝15の凹状内壁面に向かい、凹溝15の凹状内壁面
上に斜めに衝突する。衝突した噴射燃料は上述のように
燃料の慣性力、旋回流Xおよびスキッシュ流Hによって
図8においてGで示されるように凹溝15の凹状内壁面
に沿い気化しつつ点火栓10の下方に運ばれる。アイド
リング回転数が設定回転数Nd以下のときには図11に
示すように燃料噴射量が急激に増大せしめられるが、こ
のように2回に分けて噴射されるために凹溝15内に噴
射される燃料量が低減され、その結果点火栓10の周り
に形成される混合気Gは過濃とならず、点火栓10の周
りには良好に着火および燃焼可能な混合気Gが形成され
る。更に第1回目の燃料噴射Ii1による噴射燃料が燃
焼室4内の広い範囲に亘って拡散されるので、燃焼室4
内の広範囲の空気を燃焼のために有効に利用できる。斯
くして、図11に示すようにアイドリング回転数が設定
回転数Nd 以下になったときに燃料噴射量が急激に増
大しても、良好な燃焼が確保される。従って未燃HC,
COの発生を抑制できる共に、機関の出力トルクがた
だちに増大せしめられるのでアイドリング回転数を目標
回転数No に速やかに戻すことができる。
【0030】次に機関アイドリング回転数が設定回転数
Nd 以上のときの燃料噴射について説明する。このと
きは図5に示されるように圧縮行程の末期に燃料噴射I
i のみが行われる。燃料噴射Ii の燃料噴射時間T
AUは図10(A)に示すようにマップの形で予めRO
M 32内に記憶されている。また燃料噴射Ii の噴
射開始時期または噴射完了時期がマップの形で予めRO
M 32内に記憶されている。この燃料噴射Ii によ
る噴射燃料Fは上述の燃料噴射Ii2の場合と同様に図
8に示すように凹溝15の凹状内壁面に向かい、凹溝1
5の凹状内壁面上に斜めに衝突する。衝突した噴射燃料
は上述のように燃料の慣性力、旋回流Xおよびスキッシ
ュ流Hによって図8においてGで示されるように凹溝1
5の凹状内壁面に沿い気化しつつ点火栓10の下方に運
ばれる。アイドリング回転数が設定回転数Nd 以上の
ときには図11に示すように燃料噴射量が少いが、この
少い噴射燃料の大部分が点火栓10の下方に運ばれるの
で点火栓10の周りには良好に着火および燃焼可能な混
合気Gが形成される。このように燃焼室4内が良好に成
層化されるので、良好な着火とそれに続く良好な燃焼を
得ることができる。
Nd 以上のときの燃料噴射について説明する。このと
きは図5に示されるように圧縮行程の末期に燃料噴射I
i のみが行われる。燃料噴射Ii の燃料噴射時間T
AUは図10(A)に示すようにマップの形で予めRO
M 32内に記憶されている。また燃料噴射Ii の噴
射開始時期または噴射完了時期がマップの形で予めRO
M 32内に記憶されている。この燃料噴射Ii によ
る噴射燃料Fは上述の燃料噴射Ii2の場合と同様に図
8に示すように凹溝15の凹状内壁面に向かい、凹溝1
5の凹状内壁面上に斜めに衝突する。衝突した噴射燃料
は上述のように燃料の慣性力、旋回流Xおよびスキッシ
ュ流Hによって図8においてGで示されるように凹溝1
5の凹状内壁面に沿い気化しつつ点火栓10の下方に運
ばれる。アイドリング回転数が設定回転数Nd 以上の
ときには図11に示すように燃料噴射量が少いが、この
少い噴射燃料の大部分が点火栓10の下方に運ばれるの
で点火栓10の周りには良好に着火および燃焼可能な混
合気Gが形成される。このように燃焼室4内が良好に成
層化されるので、良好な着火とそれに続く良好な燃焼を
得ることができる。
【0031】次に図12に示すメインルーチンを参照し
つつ燃料噴射時間の制御等について説明する。図12を
参照するとまず初めにステップ50においてアイドルス
イッチ27がオンであるか否か、即ちアクセルペダル2
5の踏込み量Lが零であるか否かが判別される。アイド
ルスイッチ27がオンのときはステップ51に進んで車
速センサ29の出力信号に基き車速が一定値、例えば2
km/hよりも低いか否かが判別される。車速が2km
/hよりも低いときにはステップ52に進む。即ち、ア
クセルペダル25の踏込み量Lが零であって車速が2k
m/h以下のときにはアイドリング運転時であると判断
され、このときステップ52に進む。
つつ燃料噴射時間の制御等について説明する。図12を
参照するとまず初めにステップ50においてアイドルス
イッチ27がオンであるか否か、即ちアクセルペダル2
5の踏込み量Lが零であるか否かが判別される。アイド
ルスイッチ27がオンのときはステップ51に進んで車
速センサ29の出力信号に基き車速が一定値、例えば2
km/hよりも低いか否かが判別される。車速が2km
/hよりも低いときにはステップ52に進む。即ち、ア
クセルペダル25の踏込み量Lが零であって車速が2k
m/h以下のときにはアイドリング運転時であると判断
され、このときステップ52に進む。
【0032】ステップ52ではアイドリング運転時にお
けるバイパス制御弁24の目標アイドリング開度Si
がROM 32から読み込まれる。なお上述のようにア
イドリング運転時にはバイパス制御弁24の目標開度S
は機関回転数Nにかかわらずに予め定められた一定の目
標アイドリング開度Si をとる。次いでステップ53
ではバイパス制御弁24の開度が目標アイドリング開度
Si となるようにバイパス制御弁24のステップモー
タが駆動せしめられる。
けるバイパス制御弁24の目標アイドリング開度Si
がROM 32から読み込まれる。なお上述のようにア
イドリング運転時にはバイパス制御弁24の目標開度S
は機関回転数Nにかかわらずに予め定められた一定の目
標アイドリング開度Si をとる。次いでステップ53
ではバイパス制御弁24の開度が目標アイドリング開度
Si となるようにバイパス制御弁24のステップモー
タが駆動せしめられる。
【0033】次いでステップ54では機関回転数Nが設
定回転数Nd 以上であるか否かが判別される。機関回
転数Nが設定回転数Nd 以上であるときは燃料噴射I
i を行うべき場合であり、このときはステップ55に
進む。ステップ55では機関回転数Nに基いて図10(
A)に示す関係から燃料噴射時間TAUが計算される。 次いでステップ56では予めROM 32内に記憶され
ているデータから燃料噴射Ii の噴射開始時期が計算
され、この噴射開始時期と噴射時間TAUから噴射完了
時期が計算される。次いでステップ57では噴射開始時
期に噴射を開始すべきデータおよび噴射完了時期に噴射
を完了すべきデータが出力ポート36に出力され、これ
らデータに基いて燃料噴射Ii が行われる。
定回転数Nd 以上であるか否かが判別される。機関回
転数Nが設定回転数Nd 以上であるときは燃料噴射I
i を行うべき場合であり、このときはステップ55に
進む。ステップ55では機関回転数Nに基いて図10(
A)に示す関係から燃料噴射時間TAUが計算される。 次いでステップ56では予めROM 32内に記憶され
ているデータから燃料噴射Ii の噴射開始時期が計算
され、この噴射開始時期と噴射時間TAUから噴射完了
時期が計算される。次いでステップ57では噴射開始時
期に噴射を開始すべきデータおよび噴射完了時期に噴射
を完了すべきデータが出力ポート36に出力され、これ
らデータに基いて燃料噴射Ii が行われる。
【0034】一方、ステップ54において機関回転数N
が設定回転数Nd 以下であるときは2回に分けた燃料
噴射Ii1およびIi2を行うべき場合であり、このと
きはステップ58に進む。ステップ58では機関回転数
Nに基いて図10(A)に示す関係から機関一サイクル
全体での燃料噴射時間TAUが計算され、この一サイク
ル全体での燃料噴射時間TAUが第1回目の燃料噴射I
i1の燃料噴射時間TAU 1と第2回目の燃料噴射I
i2の燃料噴射時間TAU 2とに予め定められた比率
、例えば1:1で分配される。即ち第1回目の噴射時間
TAU1がTAU/2とされ、第2回目の噴射時間TA
U 2がTAU/2とされる。 次いでステップ59では予めROM 32内に記憶され
ているデータから第1回目の燃料噴射Ii1の噴射開始
時期が計算され、この噴射開始時期と噴射時間TAU
1から燃料噴射Ii1の噴射完了時期が計算される。次
いでステップ60では予めROM 32内に記憶されて
いるデータから第2回目の燃料噴射Ii2の噴射開始時
期が計算され、この噴射開始時期と噴射時間TAU 2
から燃料噴射Ii2の噴射完了時期が計算される。次い
でステップ61では第1回目の燃料噴射Ii1について
噴射開始時期に噴射を開始すべきデータおよび噴射完了
時期に噴射を完了すべきデータが出力ポート36に出力
され、これらデータに基いて第1回目の燃料噴射Ii1
が行われる。次いでステップ62では第2回目の燃料噴
射Ii2について噴射開始時期に噴射を開始すべきデー
タおよび噴射完了時期に噴射を完了すべきデータが出力
ポート36に出力され、これらデータに基いて第2回目
の燃料噴射Ii2が行われる。
が設定回転数Nd 以下であるときは2回に分けた燃料
噴射Ii1およびIi2を行うべき場合であり、このと
きはステップ58に進む。ステップ58では機関回転数
Nに基いて図10(A)に示す関係から機関一サイクル
全体での燃料噴射時間TAUが計算され、この一サイク
ル全体での燃料噴射時間TAUが第1回目の燃料噴射I
i1の燃料噴射時間TAU 1と第2回目の燃料噴射I
i2の燃料噴射時間TAU 2とに予め定められた比率
、例えば1:1で分配される。即ち第1回目の噴射時間
TAU1がTAU/2とされ、第2回目の噴射時間TA
U 2がTAU/2とされる。 次いでステップ59では予めROM 32内に記憶され
ているデータから第1回目の燃料噴射Ii1の噴射開始
時期が計算され、この噴射開始時期と噴射時間TAU
1から燃料噴射Ii1の噴射完了時期が計算される。次
いでステップ60では予めROM 32内に記憶されて
いるデータから第2回目の燃料噴射Ii2の噴射開始時
期が計算され、この噴射開始時期と噴射時間TAU 2
から燃料噴射Ii2の噴射完了時期が計算される。次い
でステップ61では第1回目の燃料噴射Ii1について
噴射開始時期に噴射を開始すべきデータおよび噴射完了
時期に噴射を完了すべきデータが出力ポート36に出力
され、これらデータに基いて第1回目の燃料噴射Ii1
が行われる。次いでステップ62では第2回目の燃料噴
射Ii2について噴射開始時期に噴射を開始すべきデー
タおよび噴射完了時期に噴射を完了すべきデータが出力
ポート36に出力され、これらデータに基いて第2回目
の燃料噴射Ii2が行われる。
【0035】一方、ステップ50においてアイドルスイ
ッチ27がオフであると判別されたとき、又はステップ
51において車速が2km/hよりも速いと判別された
とき、即ちアイドリング運転時でないときにはステップ
63に進む。ステップ63では図6に示す関係からバイ
パス制御弁24の目標開度Sが計算されるが実際には図
6に示す目標開度Sは機関回転数Nの関数となっている
。次いでステップ64ではバイパス制御弁24の開度が
目標開度Sとなるようにバイパス制御弁24のステップ
モータが駆動せしめられる。次いでステップ65では図
10に示す関係から燃料噴射時間TAUが計算される。 次いでステップ66では予めROM 32内に記憶され
ているデータから噴射開始時期が計算され、この噴射開
始時期と噴射時間TAUから噴射完了時期が計算される
。次いでステップ67では噴射開始時期に噴射を開始す
べきデータおよび噴射完了時期に噴射を完了すべきデー
タが出力ポート36に出力され、これらデータに基いて
燃料噴射が行われる。
ッチ27がオフであると判別されたとき、又はステップ
51において車速が2km/hよりも速いと判別された
とき、即ちアイドリング運転時でないときにはステップ
63に進む。ステップ63では図6に示す関係からバイ
パス制御弁24の目標開度Sが計算されるが実際には図
6に示す目標開度Sは機関回転数Nの関数となっている
。次いでステップ64ではバイパス制御弁24の開度が
目標開度Sとなるようにバイパス制御弁24のステップ
モータが駆動せしめられる。次いでステップ65では図
10に示す関係から燃料噴射時間TAUが計算される。 次いでステップ66では予めROM 32内に記憶され
ているデータから噴射開始時期が計算され、この噴射開
始時期と噴射時間TAUから噴射完了時期が計算される
。次いでステップ67では噴射開始時期に噴射を開始す
べきデータおよび噴射完了時期に噴射を完了すべきデー
タが出力ポート36に出力され、これらデータに基いて
燃料噴射が行われる。
【0036】なお、これまで本発明を筒内噴射式2サイ
クル機関に適用した場合について説明してきたが本発明
をディーゼル機関も含めた筒内噴射式4サイクル機関に
も適用することができる。
クル機関に適用した場合について説明してきたが本発明
をディーゼル機関も含めた筒内噴射式4サイクル機関に
も適用することができる。
【0037】
【発明の効果】アイドリング運転時に機関回転数が設定
回転数以下のとき、即ち燃料噴射量が多いときには凹溝
内および燃焼室内全体に適切な濃度の混合気が形成され
る。その結果良好な燃焼が得られるので多量の未燃HC
, COが発生することを阻止することができ、また機
関出力トルクがただちに上昇せしめられ、斯くしてアイ
ドリング回転数を目標回転数に速やかに戻すことができ
る。一方機関回転数が設定回転数以上のとき、即ち燃料
噴射量が少いときには凹溝内に適切な濃度の混合気が形
成され、従ってこのときも良好な燃焼が得られる。
回転数以下のとき、即ち燃料噴射量が多いときには凹溝
内および燃焼室内全体に適切な濃度の混合気が形成され
る。その結果良好な燃焼が得られるので多量の未燃HC
, COが発生することを阻止することができ、また機
関出力トルクがただちに上昇せしめられ、斯くしてアイ
ドリング回転数を目標回転数に速やかに戻すことができ
る。一方機関回転数が設定回転数以上のとき、即ち燃料
噴射量が少いときには凹溝内に適切な濃度の混合気が形
成され、従ってこのときも良好な燃焼が得られる。
【図1】筒内噴射式2サイクル内燃機関の全体図である
。
。
【図2】2サイクル内燃機関の側面断面図である。
【図3】ピストン頂面の平面図である。
【図4】シリンダヘッド内壁面の底面図である。
【図5】給排気弁の開弁時期および燃料噴射時期を示す
線図である。
線図である。
【図6】バイパス制御弁の目標開度を示す線図である。
【図7】給排気弁が開弁しているところを示す2サイク
ル内燃機関の側面断面図である。
ル内燃機関の側面断面図である。
【図8】噴射燃料が凹溝内に向かう燃料噴射時を示す2
サイクル内燃機関の側面断面図である。
サイクル内燃機関の側面断面図である。
【図9】噴射燃料がピストン頂面全体に向かう燃料噴射
時を示す2サイクル内燃機関の側面断面図である。
時を示す2サイクル内燃機関の側面断面図である。
【図10】燃料噴射時間を示す線図である。
【図11】アイドリング運転時における燃料噴射時間を
示す線図である。
示す線図である。
【図12】メインルーチンのフローチャートである。
2…ピストン
4…燃焼室
14…燃料噴射弁
15…凹溝
16…凹所
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼室内に向けて燃料を噴射するため
の燃料噴射弁を具備すると共に燃料噴射弁から噴射され
た燃料を機関アイドリング運転時には空気過剰のもとで
燃焼せしめ、機関アイドリング運転時における燃料噴射
量が機関回転数の関数であって機関回転数が低下するに
つれて増大せしめられ、機関回転数の変化に起因する燃
料噴射量の変化に基いて機関アイドリング回転数が目標
回転数に制御される筒内噴射式内燃機関において、ピス
トン頂面上に凹溝を形成して機関アイドリング運転時に
機関回転数が上記目標回転数よりも低い設定回転数以下
のときには噴射燃料がピストン頂面全体に向かう第1回
目の噴射と上記凹溝内に向かう第2回目の噴射とを行い
、機関回転数が上記設定回転数以上のときには上記凹溝
内に向かう噴射のみを行うようにした筒内噴射式内燃機
関のアイドリング制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP763791A JPH04252830A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 筒内噴射式内燃機関のアイドリング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP763791A JPH04252830A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 筒内噴射式内燃機関のアイドリング制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04252830A true JPH04252830A (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=11671348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP763791A Pending JPH04252830A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 筒内噴射式内燃機関のアイドリング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04252830A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6302080B1 (en) | 1998-07-31 | 2001-10-16 | Denso Corporation | Fuel injection system having pre-injection and main injection |
| AT511193A4 (de) * | 2011-05-23 | 2012-10-15 | Moghaddam Mohammad Saneei | Zweitaktmotor |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP763791A patent/JPH04252830A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6302080B1 (en) | 1998-07-31 | 2001-10-16 | Denso Corporation | Fuel injection system having pre-injection and main injection |
| US6644269B2 (en) | 1998-07-31 | 2003-11-11 | Denso Corporation | Fuel injection system having pre-injection and main injection |
| AT511193A4 (de) * | 2011-05-23 | 2012-10-15 | Moghaddam Mohammad Saneei | Zweitaktmotor |
| AT511193B1 (de) * | 2011-05-23 | 2012-10-15 | Moghaddam Mohammad Saneei | Zweitaktmotor |
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