JPH04253653A - ハム・ソーセージケーシング用包装材 - Google Patents

ハム・ソーセージケーシング用包装材

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JPH04253653A
JPH04253653A JP7804391A JP7804391A JPH04253653A JP H04253653 A JPH04253653 A JP H04253653A JP 7804391 A JP7804391 A JP 7804391A JP 7804391 A JP7804391 A JP 7804391A JP H04253653 A JPH04253653 A JP H04253653A
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fabric sheet
nonwoven fabric
component polymer
core
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Isamu Yamamoto
勇 山本
Takeshi Takahashi
武志 高橋
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハム・ソーセージケーシ
ング用包装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から例えばハムケーシング用包装材
として適度の通気性と透湿性を備えたものが使用されて
いる。例えば紙に適度の通気性と透湿性を保持するため
にレーヨン用やセロファン用のビスコース液を塗布した
ものや、さらにその上に厚紙もしくはセロファンを重合
接着させたものが知られている。このような包装材によ
ってハムを包むとき、包装材は予め筒状(チューブ状)
に丸められて長手方向に沿う端部同志が糊などにて接合
されており、この筒状の袋内にハムが充填されるのであ
るが、上記従来の包装材は紙を主成分とするとともに前
記長手方向に沿う端部同志が糊接合によりシールされて
いるので、引張強度、引裂強度が小さく、その結果端部
のシール部分を含めて耐破袋強度が小さく、破れが多発
するという問題がある。そのため、充填速度を下げて作
業を行なわなければならず、作業性が悪いという問題が
ある。また、流通段階でも破袋し易いという問題がある
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、端部同志の接合部のシール強度の
向上を含めて、耐破袋強度の向上を図り、延いては構成
された袋内へのハムやソーセージの充填速度を向上させ
得、作業能率の向上を図ることを目的とするものである
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、芯成分重合体の融点が鞘成分重合体の融点
よりも30℃以上高い芯鞘構造の合成長繊維からなる不
織布製シートに蔗糖脂肪酸エステルなどの界面活性剤処
理を施し、ビスコースコート性を付与してなるものであ
る。
【0005】また本発明は、合成長繊維からなり少なく
とも二層構造の不織布製シートを備え、単一重合体で構
成される一方のシートの重合体の融点が単一重合体で構
成される他方のシートの重合体の融点よりも30℃以上
高く設定し、前記不織布製シートに蔗糖脂肪酸エステル
などの界面活性剤処理を施し、ビスコースコート性を付
与してなるものである。
【0006】また本発明は、芯成分重合体の融点が鞘成
分重合体の融点よりも30℃以上高い芯鞘構造の合成長
繊維からなる不織布製シートと、この不織布製シートの
鞘成分重合体の融点よりも30℃以上高い融点を持つ単
一重合体からなる合成長繊維の不織布製シートとを積層
してなる少なくとも二層構造の不織布製シートを備え、
この不織布製シートに蔗糖脂肪酸エステルなどの界面活
性剤処理を施し、ビスコースコート性を付与してなるも
のである。
【0007】さらに本発明は、芯成分重合体の融点が鞘
成分重合体の融点よりも30℃以上高い芯鞘構造の合成
長繊維からなる不織布製シートと、芯成分重合体の融点
が鞘成分重合体の融点よりも高く且つ鞘成分重合体の融
点が前記長繊維の鞘成分重合体の融点よりも高い芯鞘構
造の合成長繊維からなる不織布製シートとを積層してな
る少なくとも二層構造の不織布製シートを備え、この不
織布製シートに蔗糖脂肪酸エステルなどの界面活性剤処
理を施し、ビスコースコート性を付与してなるものであ
る。
【0008】次に、本発明のハム・ソーセージケーシン
グ用包装材を具体的に説明する。まず、芯鞘構造の合成
長繊維からなる不織布製シートにおいて、芯部分を構成
する重合体はポリカプラミドやポリヘキサメチレンアジ
パミドなどのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート
やポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポ
リプロピレンなどが用いられる。鞘部分を構成する重合
体はポリエチレンやポリプロピレン、直鎖状低密度ポリ
エチレン、ポリエチレン系共重合体などのポリオレフィ
ン、テレフタル酸/イソフタル酸共重合ポリエステル、
ポリカプラミドなどが用いられる。
【0009】これらの芯成分重合体と鞘成分重合体の融
点関係において芯成分重合体の融点が鞘成分重合体の融
点よりも30℃以上高いことが条件で、この芯鞘構造の
合成長繊維からなる不織布製シートを筒状になるように
長手方向に沿う端部同志をヒートシールするとき、鞘成
分重合体のみ溶融させてヒートシールするのであるが、
鞘成分重合体を溶融させる温度に多少のばらつきが生じ
ても芯成分重合体を溶融させるには至らず、芯成分重合
体の機械的強度を保持できる。従って、上記条件を満足
するように芯成分重合体および鞘成分重合体を適宜組み
合わせて使用する。
【0010】また、合成長繊維からなり二層構造の不織
布製シートにおいて、一方のシートの重合体は前記芯成
分重合体と同じものが用いられ、他方のシートの重合体
は前記鞘成分重合体と同じものが用いられ、この場合は
一方の重合体の融点が他方の重合体の融点よりも30℃
以上高いことが条件となっている。
【0011】また、芯鞘構造の合成長繊維からなる不織
布製シートを単一重合体の合成長繊維からなる不織布製
シートとを積層してなる二層構造の不織布製シートにお
いて、芯鞘構造の芯成分重合体は前記芯成分重合体と同
じものが用いられ、鞘成分重合体は前記鞘成分重合体と
同じものが用いられる。また単一重合体成分は前記芯成
分重合体と同じものが用いられ、この場合は芯鞘構造の
芯成分重合体および単一重合体成分の融点が芯鞘構造の
鞘成分重合体の融点よりも30℃高いことが条件となっ
ている。
【0012】さらに、芯鞘構造の合成長繊維からなる不
織布製シートを二層構造に積層してなる不織布製シート
において、各層の芯成分重合体は共に同じものが用いら
れ、各層の鞘成分重合体の融点が芯成分重合体の融点よ
りも低く、また一方の層の鞘成分重合体の融点が芯成分
重合体の融点よりも30℃以上低く、さらに他方の層の
鞘成分重合体の融点が一方の層の鞘成分重合体の融点よ
りも高いことが条件となっている。
【0013】以上のような構成の単層乃至複層の不織布
製シートの目付けは15g/m2 〜70g/m2 で
あり、この不織布製シートでハムやソーセージを包んだ
ときに不織布製シートに適度の通気性と透湿性を有せし
めるために不織布製シートにビスコース液を塗布する必
要がある。この場合不織布製シートは前述のように合成
長繊維からなるため、そのままの状態ではビスコース液
は付着せず、従って不織布製シートに食品添加物として
食品衛生上問題のない蔗糖脂肪酸エステルなどの界面活
性剤を含浸させて処理することにより、不織布製シート
にビスコースコート性が付与されるものである。
【0014】なお、必要に応じて不織布製シートの材料
に酸化防止剤や艶消剤などが含有されていても良い。こ
のように界面活性剤処理が施された不織布製シートには
レーヨン用、セロファン用のビスコース液が塗布される
。そして、このビスコース液が乾く迄に必要に応じて天
然パルプからなるセルロース系抄紙を不織布製シートに
積層しても良い。この場合、抄紙の目付けは、繊維堆積
の均一性、平滑性、印刷性などを考慮すると、少なくと
も5g/m2 とするのが良い。抄紙の目付けが5g/
m2 未満であると、繊維堆積の均一性、平滑性などが
低下するので好ましくない。また、抄紙の代りにセロフ
ァンなどを用いても良い。これら抄紙やセロファンなど
は上記単層乃至複層の不織布製シートの低融点成分を覆
わない面に貼り付けられる。例えば複層の不織布製シー
トの場合は単一重合体からなるシート面に貼り付けられ
、単層の芯鞘構造の不織布製シートの場合は何れの面に
貼り付けても良い。
【0015】
【作用】上記構成の包装材を用いてハムやソーセージを
包装するとき、予め包装材を所定の外径を持つ筒状とな
るように長手方向に沿う端部同志を合掌させてヒートシ
ールする。即ち、前記低融点成分が筒状の内面に、抄紙
やセロファンの貼り付け面が外面に位置するように包装
材を筒状に丸め、長手方向に沿う端部の低融点成分同志
をヒートシールするのである。その後、筒状の包装材内
にハムやソーセージを充填する。
【0016】その際、包装材は前述のように合成長繊維
の不織布からなっていて長手方向に沿うシール部の高融
点の成分は溶融しておらず、且つ長手方向に沿うシール
部の低融点の成分は溶融してシールされているので、包
装材として従来の紙やセロファンからなるものに比べて
充分な引張強度、引裂強度が得られ、耐破袋強度の向上
を図ることができる。その結果、充填速度を上げても歩
留りを向上させ得、さらには流通段階における耐破袋強
度も向上させ得る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。なお、実施例における融点は次の方法により測定
した。融点(℃):パーキンエルマ社製示差走査熱量計
DSC−2型を使用し、試料量を約5mg、走査速度2
0℃/分で測定して得られたDSC曲線から求めた。
【0018】実施例1 鞘成分が融点128 ℃のポリエチレン重合体50重量
%、芯成分が融点258 ℃のポリエチレンテレフタレ
ート重合体50重量%の太さ3デニールの芯鞘型複合長
繊維からなる目付けが30g/m2 の不織布製シート
をスパンボンド法により製造し、この不織布製シートに
蔗糖脂肪酸エステルを不織布製シート重量に対して0.
1 重量%付着せしめ、その上からビスコース液を15
g/m2 コートしながらビスコース塗布面にセロファ
ンを貼り合わせた。その後、52℃の凝固再生浴(組成
:硫酸136 g/l、硫酸亜鉛20g/l、硫酸トト
リウム260 g/l、比重1.285 )に浸漬し、
さらに50℃温水で水洗して乾燥した。
【0019】これをハムケーシング用としてチューブ状
にヒートシールを行ない、ハムを充填したところ、充填
効率は従来の紙にビスコースを塗布した包装材に比べ3
0%向上、歩留りも5%向上した。また、流通段階にお
ける破袋の問題もなくなった。なお、シール部の強度は
4倍に向上した。
【0020】実施例2,3 実施例1で使用したセロファンに代えて目付け8g/m
2 の抄紙を使用した包装材(実施例2)と、ビスコー
ス液塗布面にセロファンや抄紙を貼り合わせていない包
装材(実施例3)を用いてハムを充填包装したところ、
充填効率、歩留り、シール部強度、流通段階での耐破袋
強度は前記実施例1とほぼ同じ結果が得られた。
【0021】実施例4 鞘成分が融点128 ℃のポリエチレン重合体50重量
%、芯成分が融点258 ℃のポリエチレンテレフタレ
ート重合体50重量%の太さ3デニールの芯鞘構造の長
繊維からなる不織布製シートと、融点258 ℃のポリ
エチレンテレフタレートの単一重合体の長繊維からなる
不織布製シートとをスパンボンド法により連続して形成
して積層して目付けが30g/m2 の二層構造の不織
布製シートを製造し、この不織布製シートに蔗糖脂肪酸
エステルを不織布製シート重量に対して0.1 重量%
付着せしめ、その後ポリエチレンテレフタレートの単一
重合体の長繊維からなる不織布製シートの表面にビスコ
ース液を15g/m2 コートしながらビスコース塗布
面にセロファンを貼り合わせた。その後、52℃の凝固
再生浴(組成:硫酸136 g/l、硫酸亜鉛20g/
l、硫酸トトリウム260 g/l、比重1.285 
)に浸漬し、さらに50℃温水で水洗して乾燥した。
【0022】これをハムケーシング用としてチューブ状
にヒートシールを行ない、ハムを充填したところ、充填
効率は従来の紙にビスコースを塗布した包装材に比べ3
0%向上、歩留りも5%向上した。また、流通段階にお
ける破袋の問題もなくなった。なお、シール部の強度は
約4倍に向上した。
【0023】実施例5,6 実施例4で使用したセロファンに代えて目付け8g/m
2 の抄紙を使用した包装材(実施例5)と、ビスコー
ス液塗布面にセロファンや抄紙を貼り合わせていない包
装材(実施例6)を用いてハムを充填包装したところ、
充填効率、歩留り、シール部強度、流通段階での耐破袋
強度は前記実施例4とほぼ同じ結果が得られた。
【0024】実施例7 鞘成分が融点128 ℃のポリエチレン重合体50重量
%、芯成分が融点258 ℃のポリエチレンテレフタレ
ート重合体50重量%の太さ3デニールの芯鞘構造の長
繊維からなる不織布製シートAと、鞘成分が融点235
 ℃のエチレンとテレフタル酸/イソフタル酸共重合ポ
リエステル50重量%、芯成分が融点258 ℃のポリ
エチレンテレフタレート重合体50重量%の太さ3デニ
ールの芯鞘構造の長繊維からなる不織布製シートBとを
スパンボンド法により連続して形成して積層させた後、
一対のフラットロールと彫刻ロールからなる熱圧接装置
により温度200 ℃で熱圧接処理して目付けが30g
/m2 の二層構造の不織布製シートを製造し、この不
織布製シートに蔗糖脂肪酸エステルを不織布製シート重
量に対して0.1 重量%付着せしめ、その後、前記不
織布製シートBの表面にビスコース液を15g/m2 
コートしながらビスコース塗布面にセロファンを貼り合
わせた。その後、52℃の凝固再生浴(組成:硫酸13
6 g/l、硫酸亜鉛20g/l、硫酸トトリウム26
0 g/l、比重1.285 )に浸漬し、さらに50
℃温水で水洗して乾燥した。
【0025】これをハムケーシング用としてチューブ状
にヒートシールを行ない、ハムを充填したところ、充填
効率は従来の紙にビスコースを塗布した包装材に比べ3
0%向上、歩留りも5%向上した。また、流通段階にお
ける破袋の問題もなくなった。なお、シール部の強度は
約4倍に向上した。
【0026】実施例8,9 実施例7で使用したセロファンに代えて目付け8g/m
2 の抄紙を使用した包装材(実施例8)と、ビスコー
ス液塗布面にセロファンや抄紙を貼り合わせていない包
装材(実施例9)を用いてハムを充填包装したところ、
充填効率、歩留り、シール部強度、流通段階での耐破袋
強度は前記実施例7とほぼ同じ結果が得られた。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、合成長繊
維からなる不織布をベースにして包装材が構成されてお
り、包装材をチューブ状にするときのシールをヒートシ
ールで行なうことができ、従来の糊接合に比べてシール
部の強度を大幅に向上させることができる。しかも不織
布製シートを構成する成分として融点の異なる成分を用
い、その融点差を30℃以上としてあることにより、融
点の低い成分を溶融させてヒートシールするとき、その
ヒートシール時の温度に多少の誤差があっても余裕を持
たせ、融点の高い成分の溶融を防止してシートの強度を
保持できる。その結果、包装材をチューブ状にしてハム
やソーセージの充填包装に使用したとき、充填効率、歩
留り、流通段階での耐破袋強度などにおいて従来の包装
材に比べて大幅に向上した包装材を提供できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  芯成分重合体の融点が鞘成分重合体の
    融点よりも30℃以上高い芯鞘構造の合成長繊維からな
    る不織布製シートに蔗糖脂肪酸エステルなどの界面活性
    剤処理を施し、ビスコースコート性を付与してなるハム
    ・ソーセージケーシング用包装材。
  2. 【請求項2】  合成長繊維からなり少なくとも二層構
    造の不織布製シートを備え、単一重合体で構成される一
    方のシートの重合体の融点が単一重合体で構成される他
    方のシートの重合体の融点よりも30℃以上高く設定し
    、前記不織布製シートに蔗糖脂肪酸エステルなどの界面
    活性剤処理を施し、ビスコースコート性を付与してなる
    ハム・ソーセージケーシング用包装材。
  3. 【請求項3】  芯成分重合体の融点が鞘成分重合体の
    融点よりも30℃以上高い芯鞘構造の合成長繊維からな
    る不織布製シートと、この不織布製シートの鞘成分重合
    体の融点よりも30℃以上高い融点を持つ単一重合体か
    らなる合成長繊維の不織布製シートとを積層してなる少
    なくとも二層構造の不織布製シートを備え、この不織布
    製シートに蔗糖脂肪酸エステルなどの界面活性剤処理を
    施し、ビスコースコート性を付与してなるハム・ソーセ
    ージケーシング用包装材。
  4. 【請求項4】  芯成分重合体の融点が鞘成分重合体の
    融点よりも30℃以上高い芯鞘構造の合成長繊維からな
    る不織布製シートと、芯成分重合体の融点が鞘成分重合
    体の融点よりも高く且つ鞘成分重合体の融点が前記長繊
    維の鞘成分重合体の融点よりも高い芯鞘構造の合成長繊
    維からなる不織布製シートとを積層してなる少なくとも
    二層構造の不織布製シートを備え、この不織布製シート
    に蔗糖脂肪酸エステルなどの界面活性剤処理を施し、ビ
    スコースコート性を付与してなるハム・ソーセージケー
    シング用包装材。
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