JPH04253953A - 新規アミノ化合物及びこれを含有する界面活性剤組成物 - Google Patents
新規アミノ化合物及びこれを含有する界面活性剤組成物Info
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- JPH04253953A JPH04253953A JP3015441A JP1544191A JPH04253953A JP H04253953 A JPH04253953 A JP H04253953A JP 3015441 A JP3015441 A JP 3015441A JP 1544191 A JP1544191 A JP 1544191A JP H04253953 A JPH04253953 A JP H04253953A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なアミノ化合物及び
これを含有する界面活性剤組成物並びに洗浄剤組成物に
関するものである。更に詳細には、皮膚に対して温和な
作用を有し、しかも優れた起泡力、洗浄力を有する頭髪
又は身体洗浄用界面活性剤として有用な新規アミノ化合
物およびこれを含有する界面活性剤組成物並びに洗浄剤
組成物に関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
洗浄剤などに使用される界面活性剤は、界面活性能の他
に生分解性、安全性、眼や皮膚に対する低刺激性などの
諸特性に優れているものが要望されている。これらの要
求を満たす界面活性剤としてアシル化アミノ酸型界面活
性剤やイミダゾリン型界面活性剤が広く使用されるよう
になってきた。 【0003】しかしこれらの界面活性剤は一般的に、安
全性等に優れる反面、界面活性能として特に重要である
起泡力、洗浄力が劣る為に、それ自体シャンプー等の成
分として単独で用いられることは少なく、アルキルエー
テルサルフェート、アルキルサルフェート等のアニオン
型界面活性剤との併用が一般的である。 【0004】かかるアニオン型界面活性剤は皮膚に対す
る刺激性が強い為に、皮膚を荒らす恐れがある。この為
、起泡力、洗浄力に優れ、且つ、安全性の高い活性剤の
出現が強く望まれている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者らは上記現状に
鑑み、頭髪・身体洗浄用として洗浄力、起泡力に優れ、
且つ安全性の高い界面活性剤を得るべく鋭意検討を行っ
た結果、本発明の目的に合致する新規アミノ化合物を見
出し、本発明を完成させるに至った。 【0006】即ち本発明は、一般式(I)で表わされる
アミノ化合物及びこれを含有する界面活性剤組成物並び
に洗浄剤組成物を提供するものである。 【0007】 【化2】 【0008】(式中、R1は直鎖又は分岐鎖の炭素数5
〜21を有するアルキル基又はアルケニル基、R2は同
一又は異なる炭素数1〜5のアルキル基又はヒドロキシ
アルキル基、M は水素原子、アルカリ金属、アンモニ
ウム、炭素数2〜3のアルカノール基を有するモノ、ジ
若しくはトリアルカノールアンモニウム、炭素数1〜5
のアルキル基置換アンモニウム又は塩基性アミノ酸基を
示す。p は1又は2、q は0又は2、rは0又は2
であり、p =1のとき、q =2、r =0であり、
p =2のときq =0、r =2である。n は0又
は1の数を示し、n =0のときは mは1〜5の数を
示し、n =1のときは m=1を示す。)前記一般式
(I)で表わされるアミノ化合物に関する報告は、従来
の文献、特許公報等になく、かかる本発明が提供する化
合物は新規物質である。 【0009】上記一般式(I)で表わされる本発明のア
ミノ化合物は、例えば次の製造方法によって製造するこ
とができる。 【0010】(1) アミノアルキレンアミド(II)
の製造 【0011】 【化3】 【0012】(式中、R1は前記の意味を示し、R4は
水素原子又は低級アルキル基を示す。)一般式(II)
で表されるアミノアルキレンアミドは一般式(III)
で表される脂肪酸又はその低級アルコールエステルと、
エチレンジアミンとをモル比1:1〜10で反応させる
ことによって得られる。 【0013】ここで一般式(III)で表される脂肪酸
とは、直鎖又は分岐鎖の炭素数5〜21のアルキル基又
はアルケニル基を有する一価のカルボン酸であり、例え
ばヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、デカン酸、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸
、オレイン酸もしくはエルシン酸又はその混合物が例示
される。 【0014】これらの脂肪酸は酸の形で使用しても良い
し、又はメタノール、エタノールなどの低級アルコール
エステルの形で使用しても良い。 【0015】本反応は150 〜200 ℃で行ない、
常圧で反応を行なってもよいが、脱水反応又は脱低級ア
ルコール反応であるので、適宜減圧下にて反応を行なう
こともできる。 【0016】(2) N,N−ジアルキル(又はヒドロ
キシアルキル)アミノアルキレンアミド(IV)の製造
【0017】 【化4】 【0018】(式中、R1, R2は前記の意味を示す
。)一般式(IV)で表されるN,N −ジアルキル(
又はヒドロキシアルキル)アミノアルキレンアミドは、
前述のアミノアルキレンアミド(II)と、エチレンオ
キシド、プロピレンオキシド等のアルキレンオキシド、
アルキルハライド又はジアルキル硫酸とを反応させるこ
とにより得られる。 【0019】(3) 本発明のアミノ化合物(I)の製
造【0020】 【化5】 【0021】(式中、R1, R2, M, p, q
, r,n, mは前記の意味を示し、X はハロゲン
原子を示す。)一般式(I)で表される本発明のアミノ
化合物は、前述のアミノアルキレンアミド(II) 又
はN,N −ジアルキル(又はヒドロキシアルキル)ア
ミノアルキレンアミド(IV)と、一般式(V)で表さ
れるハロスルホン酸塩とを反応(モル比は約等モル)さ
せることにより得られる。 【0022】この反応には、脱ハロゲン化水素剤として
、NaOH、KOH 、Na2SO3等のアルカリ物質
を使用する。 反応温度は70〜90℃であり、反応時間は約8時間程
度で充分である。 【0023】このようにして得られるアミノ化合物(I
)は製造時に含有する無機塩及び/又は有機塩を電気透
析法、イオン交換法、クロマトグラフィー法によって除
去することによって、精製した上で使用することができ
るし、又、目的によってはこれらのものを除去せずに、
そのまま使用することもできる。 【0024】本発明のアミノ化合物(I)は、起泡性、
洗浄性に優れ、かつ低刺激性であるため、本発明のアミ
ノ化合物(I)を主洗浄基剤とする洗浄剤組成物は、乳
幼児の毛髪・皮膚洗浄剤、毎日洗髪する人のためのシャ
ンプー、また職業的にシャンプーと長時間接触せざるを
えない人のためのシャンプー等として好適である。 【0025】このような洗浄剤組成物中の本発明のアミ
ノ化合物(I)の配合量は、液体洗浄剤の場合は0.1
〜50重量%、ペースト状洗浄剤の場合は0.1 〜
80重量%、また固形もしくは粉末状洗浄剤の場合は5
0〜99重量%の範囲が好ましい。 【0026】また本発明のアミノ化合物(I)を洗浄剤
組成物に用いる場合、他の従来から汎用されてきたアニ
オン活性剤、非イオン活性剤又は両性活性剤を組み合わ
せて用いることにより、なお一層泡立ちが増強される。 例えば、アニオン活性剤としてはアルキル硫酸塩、アル
キルエーテル硫酸塩、アルキルリン酸塩、スルホコハク
酸塩などが、両性活性剤としてはアミドベタイン、アル
キルタウリン、カルボベタイン、ヒドロキシスルホベタ
インなどが挙げられる。しかしとりわけアルキルポリグ
ルコシド等の糖系非イオン活性剤との組み合わせにより
その効果が増強される。 【0027】なお本発明のアミノ化合物(I)を含有す
る洗浄剤組成物は上記活性剤の他に各種ポリマー、例え
ばカチオン化セルロースなどの水溶性ポリマー、或いは
水分散性のシリコン誘導体などをコンディショニング成
分として配合したり、その他にもカチオン活性剤、高級
アルコールなども同様に添加できる。また必要に応じて
香料、色素、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤及び抗フケ剤
、殺菌剤、消炎剤、ビタミン類などの薬効剤、その他、
Encyclopedia ofShampoo In
gredients (Mice−lle press
, 1985 年) に収載されている成分などを添加
することもできる。 【0028】 【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。 【0029】実施例1 【0030】 【化6】 【0031】撹拌機、圧力計、冷却管、温度計、滴下ロ
ート、吹込み管を備えた1リットル容−4ツ口フラスコ
にラウリン酸メチルエステル214 g(MW214)
と25%ナトリウムメチラートのメタノール溶液2g
を仕込んだ。次に撹拌を行いながら110 ℃へ加熱し
、エチレンジアミン300 g(MW60)を2時間か
けて滴下した後に、窒素を50リットル/HRの流量に
て反応混合物中に吹込み、反応の副生成物であるメタノ
ールを反応系外に除去した。この間、反応の進行はラウ
リン酸メチルエステルの含量を2時間毎にガスクロマト
グラフィーを用いて確認し、ラウリン酸メチルエステル
の系内含量が1%以下となった時点で、反応系内の圧力
を100mmHg へ30分かけて低下させ、その後2
時間保持し過剰のエチレンジアミンを除去した後に冷却
して目的のアミンを得た。 【0032】<両性化反応>撹拌機、温度計、冷却管、
滴下ロートを備えた2リットル容−4ツ口フラスコに上
記アミン121 g(0.5モル) 、エタノール10
0 gとイオン交換水100 gを仕込み撹拌を行いな
がら80℃へ加熱した。その後、別に調製しておいた3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸ソーダの
30%水溶液655 gを2時間かけて滴下した後に、
48%のカセイソーダの水溶液83gを2時間かけて滴
下した。その後、8時間熟成を行い反応を終了した。 【0033】次に反応混合物を取り出し、電気透析を用
いて精製を行い、一部を採取し蒸発乾固を行った後に、
質量分析、IRにより標題のアミノ化合物が得られた事
を確認した。 【0034】 主要ピーク3本が認められ、562 は( M
+ )の親イオンピークであり、当該化合物が本発明の
アミノ化合物の構造を有していることを確認した。 【0035】IR分析 1200cm−1 (8.33μ) においてスルホン
酸イオン特有の強い吸収が認められた。 【0036】実施例2 【0037】 【化7】 【0038】攪拌機、圧力計、冷却管、温度計、滴下ロ
ート、吹込み管を備えた1リットル容−4ツ口フラスコ
にラウリン酸メチルエステル(MW214) と25%
ナトリウムメチラートのメタノール溶液2gを仕込んだ
。次に撹拌を行いながら110 ℃へ加熱し、N,N
−ジメチルエチレンジアミン176 g(MW88)を
2時間かけて滴下した後に、窒素を50リットル/HR
の流量にて反応混合物中に吹込み、反応の副生成物であ
るメタノールを系外に除去した。この間、反応の進行は
、ラウリン酸メチルエステルの含量を2時間毎にガスク
ロマトグラフィーを用いて確認し、ラウリン酸メチルエ
ステルの系内含量が1%以下となった時点で、反応系内
の圧力を100mmHg へ30分かけて低下させ、そ
の後2時間保持し過剰のN,N−ジメチルエチレンジア
ミンを除去した後に冷却して目的アミンを得た。 【0039】<両性化反応>撹拌機、温度計、冷却管、
滴下ロートを備えた2リットル容−4ツ口フラスコに上
記アミン135 g(0.5モル)、エタノール100
gとイオン交換水100 gを仕込み撹拌を行いなが
ら80℃へ加熱した。その後、別に調製しておいた3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸ソーダの3
0%水溶液328 gを2時間かけて滴下した後に、9
0℃へ加熱し8時間熟成を行った。 【0040】次に反応混合物を取り出し、電気透析を用
いて精製を行い、一部を採取し蒸発乾固を行った後に、
質量分析、IRにより標題のアミノ化合物が得られた事
を確認した。 【0041】 主要ピーク3本が認められ、409 は(M+1)
の親イオンピークであり、当該化合物が本発明のアミノ
化合物の構造を有していることを確認した。 【0042】IR分析 1200cm−1 (8.33μ) においてスルホン
酸イオン特有の強い吸収が認められた。 【0043】実施例3 下記に示す本発明のアミノ化合物及び比較品を活性剤と
して用い、下記の試験方法により起泡性、皮膚刺激性、
洗浄性を評価した。結果を表1に示す。 【0044】<使用した活性剤> 【0045】 【化8】 【0046】比較品1 N−ラウロイル− N−メ
チル−β−アラニンナトリウム 比較品2 ラウリル硫酸トリエタノールアミン<試験
方法> ・起泡性試験法 界面活性剤を有効成分として0.2 %となるよう4゜
DH硬水で希釈し、反転撹拌法により測定した。測定は
ラノリン0.3 %添加、40℃で行い、結果は泡量(
ml)で示した。 また泡質を下記の基準で評価した。 【0047】○:クリーミー △:若干粗い ×:粗い ・皮膚刺激性の試験方法 皮膚刺激性の試験方法としては、ヒトに対する24時間
閉鎖貼布試験を行った。即ち、20人の被検者に界面活
性剤を有効分として0.2 %含有する水溶液0.1m
lをしみ込ませたバッチテスト用絆創膏を24時間貼布
し、貼布除去後24時間後に刺激性を判定した。判定結
果ははっきりした紅斑を示したものを陽性とし、その陽
性率で示した。 【0048】・洗浄力試験 5cm×5cmのウールモスリン布にカーボンブラック
2%を含む頭皮脂とほぼ同組成の汚れ(パラフィン12
%、ワックスエステル21%、トリグリセリド26%、
高級脂肪酸32%、コレステロール5%、モノグリセリ
ド2%)を均一に塗布し、乾燥させる。この汚染布を活
性剤有効分0.6 %、pH7.0 、4゜DHの洗浄
剤液500ml が入った約1000mlのステンレス
製シリンダー中に入れ、40℃の恒温槽中で6分間振と
うし、汚染布を流水中でよくすすぎ、乾燥させた後に反
射率を測定する。 【0049】次式によって洗浄率を求める。 【0050】 【数1】 【0051】 【表1】 【0052】実施例4 次に示すシャンプーを調製した。得られたシャンプーは
洗浄性、起泡性に優れ、しかも刺激性も極めて低かった
。また感触的にも洗髪時、濯ぎ時ともにきしみはなく良
好であった。 【0053】<組 成> 【0054】 【化9】 【0055】 ポリオキシエチレン(3) ラウリルエーテル
サルフ
ェートトリエタノールアミン塩
5重量% ラウリルジメチルアミンオキサイ
ド 2
カチオン化セルロース
0.2
(ポリマーJR400 (UCC社製) トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(
160EO) 0.3 安息香酸ナトリウム
0.3 色 素
適 量 香
料
適 量 水
全100
pH6.5(クエン酸で調製) 。 【0056】実施例5 次に示すシャンプーを調製した。得られたシャンプーは
洗浄性、起泡性に優れ、しかも刺激性も極めて低かった
。また感触的にも洗髪時、濯ぎ時ともにきしみはなく良
好であった。 【0057】<組 成> 【0058】 【化10】 【0059】 ポリオキシエチレン(3) ラウリルエーテル
サルフェートトリエタノールアミン塩
5重量% ラウリン酸ジ
エタノールアミド
2 カチオン化セルロース
0.2 (ポリマーJR400
(UCC社製) ) トリステアリン酸ポリオキシ
エチレンソルビタン(160EO) 0.3
安息香酸ナトリウム
0.3
色 素
適 量 香 料
適 量 水
全100
pH6.5(クエン酸で
調製) 。 【0060】実施例6 次に示す組成のボディーシャンプーを調製した。得られ
たボディーシャンプーは洗浄性、起泡性に優れ、刺激性
も低く、洗い上がり後の感触もしっとりとし良好であっ
た。 【0061】<組 成> 【0062】 【化11】 【0063】 ポリオキシエチレン(3) ラウリルグルコシド
5重量% グリセリン
5 ラウ
リン酸トリエタノールアミン塩
2 ショ糖脂肪酸エステル
1 メチルパラベン
0.3 エチレングリコール
ジステアレート
2 色 素
適 量 香 料
適 量 水
全100 pH7.5(クエン酸で
調製) 。
これを含有する界面活性剤組成物並びに洗浄剤組成物に
関するものである。更に詳細には、皮膚に対して温和な
作用を有し、しかも優れた起泡力、洗浄力を有する頭髪
又は身体洗浄用界面活性剤として有用な新規アミノ化合
物およびこれを含有する界面活性剤組成物並びに洗浄剤
組成物に関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
洗浄剤などに使用される界面活性剤は、界面活性能の他
に生分解性、安全性、眼や皮膚に対する低刺激性などの
諸特性に優れているものが要望されている。これらの要
求を満たす界面活性剤としてアシル化アミノ酸型界面活
性剤やイミダゾリン型界面活性剤が広く使用されるよう
になってきた。 【0003】しかしこれらの界面活性剤は一般的に、安
全性等に優れる反面、界面活性能として特に重要である
起泡力、洗浄力が劣る為に、それ自体シャンプー等の成
分として単独で用いられることは少なく、アルキルエー
テルサルフェート、アルキルサルフェート等のアニオン
型界面活性剤との併用が一般的である。 【0004】かかるアニオン型界面活性剤は皮膚に対す
る刺激性が強い為に、皮膚を荒らす恐れがある。この為
、起泡力、洗浄力に優れ、且つ、安全性の高い活性剤の
出現が強く望まれている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者らは上記現状に
鑑み、頭髪・身体洗浄用として洗浄力、起泡力に優れ、
且つ安全性の高い界面活性剤を得るべく鋭意検討を行っ
た結果、本発明の目的に合致する新規アミノ化合物を見
出し、本発明を完成させるに至った。 【0006】即ち本発明は、一般式(I)で表わされる
アミノ化合物及びこれを含有する界面活性剤組成物並び
に洗浄剤組成物を提供するものである。 【0007】 【化2】 【0008】(式中、R1は直鎖又は分岐鎖の炭素数5
〜21を有するアルキル基又はアルケニル基、R2は同
一又は異なる炭素数1〜5のアルキル基又はヒドロキシ
アルキル基、M は水素原子、アルカリ金属、アンモニ
ウム、炭素数2〜3のアルカノール基を有するモノ、ジ
若しくはトリアルカノールアンモニウム、炭素数1〜5
のアルキル基置換アンモニウム又は塩基性アミノ酸基を
示す。p は1又は2、q は0又は2、rは0又は2
であり、p =1のとき、q =2、r =0であり、
p =2のときq =0、r =2である。n は0又
は1の数を示し、n =0のときは mは1〜5の数を
示し、n =1のときは m=1を示す。)前記一般式
(I)で表わされるアミノ化合物に関する報告は、従来
の文献、特許公報等になく、かかる本発明が提供する化
合物は新規物質である。 【0009】上記一般式(I)で表わされる本発明のア
ミノ化合物は、例えば次の製造方法によって製造するこ
とができる。 【0010】(1) アミノアルキレンアミド(II)
の製造 【0011】 【化3】 【0012】(式中、R1は前記の意味を示し、R4は
水素原子又は低級アルキル基を示す。)一般式(II)
で表されるアミノアルキレンアミドは一般式(III)
で表される脂肪酸又はその低級アルコールエステルと、
エチレンジアミンとをモル比1:1〜10で反応させる
ことによって得られる。 【0013】ここで一般式(III)で表される脂肪酸
とは、直鎖又は分岐鎖の炭素数5〜21のアルキル基又
はアルケニル基を有する一価のカルボン酸であり、例え
ばヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、デカン酸、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸
、オレイン酸もしくはエルシン酸又はその混合物が例示
される。 【0014】これらの脂肪酸は酸の形で使用しても良い
し、又はメタノール、エタノールなどの低級アルコール
エステルの形で使用しても良い。 【0015】本反応は150 〜200 ℃で行ない、
常圧で反応を行なってもよいが、脱水反応又は脱低級ア
ルコール反応であるので、適宜減圧下にて反応を行なう
こともできる。 【0016】(2) N,N−ジアルキル(又はヒドロ
キシアルキル)アミノアルキレンアミド(IV)の製造
【0017】 【化4】 【0018】(式中、R1, R2は前記の意味を示す
。)一般式(IV)で表されるN,N −ジアルキル(
又はヒドロキシアルキル)アミノアルキレンアミドは、
前述のアミノアルキレンアミド(II)と、エチレンオ
キシド、プロピレンオキシド等のアルキレンオキシド、
アルキルハライド又はジアルキル硫酸とを反応させるこ
とにより得られる。 【0019】(3) 本発明のアミノ化合物(I)の製
造【0020】 【化5】 【0021】(式中、R1, R2, M, p, q
, r,n, mは前記の意味を示し、X はハロゲン
原子を示す。)一般式(I)で表される本発明のアミノ
化合物は、前述のアミノアルキレンアミド(II) 又
はN,N −ジアルキル(又はヒドロキシアルキル)ア
ミノアルキレンアミド(IV)と、一般式(V)で表さ
れるハロスルホン酸塩とを反応(モル比は約等モル)さ
せることにより得られる。 【0022】この反応には、脱ハロゲン化水素剤として
、NaOH、KOH 、Na2SO3等のアルカリ物質
を使用する。 反応温度は70〜90℃であり、反応時間は約8時間程
度で充分である。 【0023】このようにして得られるアミノ化合物(I
)は製造時に含有する無機塩及び/又は有機塩を電気透
析法、イオン交換法、クロマトグラフィー法によって除
去することによって、精製した上で使用することができ
るし、又、目的によってはこれらのものを除去せずに、
そのまま使用することもできる。 【0024】本発明のアミノ化合物(I)は、起泡性、
洗浄性に優れ、かつ低刺激性であるため、本発明のアミ
ノ化合物(I)を主洗浄基剤とする洗浄剤組成物は、乳
幼児の毛髪・皮膚洗浄剤、毎日洗髪する人のためのシャ
ンプー、また職業的にシャンプーと長時間接触せざるを
えない人のためのシャンプー等として好適である。 【0025】このような洗浄剤組成物中の本発明のアミ
ノ化合物(I)の配合量は、液体洗浄剤の場合は0.1
〜50重量%、ペースト状洗浄剤の場合は0.1 〜
80重量%、また固形もしくは粉末状洗浄剤の場合は5
0〜99重量%の範囲が好ましい。 【0026】また本発明のアミノ化合物(I)を洗浄剤
組成物に用いる場合、他の従来から汎用されてきたアニ
オン活性剤、非イオン活性剤又は両性活性剤を組み合わ
せて用いることにより、なお一層泡立ちが増強される。 例えば、アニオン活性剤としてはアルキル硫酸塩、アル
キルエーテル硫酸塩、アルキルリン酸塩、スルホコハク
酸塩などが、両性活性剤としてはアミドベタイン、アル
キルタウリン、カルボベタイン、ヒドロキシスルホベタ
インなどが挙げられる。しかしとりわけアルキルポリグ
ルコシド等の糖系非イオン活性剤との組み合わせにより
その効果が増強される。 【0027】なお本発明のアミノ化合物(I)を含有す
る洗浄剤組成物は上記活性剤の他に各種ポリマー、例え
ばカチオン化セルロースなどの水溶性ポリマー、或いは
水分散性のシリコン誘導体などをコンディショニング成
分として配合したり、その他にもカチオン活性剤、高級
アルコールなども同様に添加できる。また必要に応じて
香料、色素、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤及び抗フケ剤
、殺菌剤、消炎剤、ビタミン類などの薬効剤、その他、
Encyclopedia ofShampoo In
gredients (Mice−lle press
, 1985 年) に収載されている成分などを添加
することもできる。 【0028】 【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。 【0029】実施例1 【0030】 【化6】 【0031】撹拌機、圧力計、冷却管、温度計、滴下ロ
ート、吹込み管を備えた1リットル容−4ツ口フラスコ
にラウリン酸メチルエステル214 g(MW214)
と25%ナトリウムメチラートのメタノール溶液2g
を仕込んだ。次に撹拌を行いながら110 ℃へ加熱し
、エチレンジアミン300 g(MW60)を2時間か
けて滴下した後に、窒素を50リットル/HRの流量に
て反応混合物中に吹込み、反応の副生成物であるメタノ
ールを反応系外に除去した。この間、反応の進行はラウ
リン酸メチルエステルの含量を2時間毎にガスクロマト
グラフィーを用いて確認し、ラウリン酸メチルエステル
の系内含量が1%以下となった時点で、反応系内の圧力
を100mmHg へ30分かけて低下させ、その後2
時間保持し過剰のエチレンジアミンを除去した後に冷却
して目的のアミンを得た。 【0032】<両性化反応>撹拌機、温度計、冷却管、
滴下ロートを備えた2リットル容−4ツ口フラスコに上
記アミン121 g(0.5モル) 、エタノール10
0 gとイオン交換水100 gを仕込み撹拌を行いな
がら80℃へ加熱した。その後、別に調製しておいた3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸ソーダの
30%水溶液655 gを2時間かけて滴下した後に、
48%のカセイソーダの水溶液83gを2時間かけて滴
下した。その後、8時間熟成を行い反応を終了した。 【0033】次に反応混合物を取り出し、電気透析を用
いて精製を行い、一部を採取し蒸発乾固を行った後に、
質量分析、IRにより標題のアミノ化合物が得られた事
を確認した。 【0034】 主要ピーク3本が認められ、562 は( M
+ )の親イオンピークであり、当該化合物が本発明の
アミノ化合物の構造を有していることを確認した。 【0035】IR分析 1200cm−1 (8.33μ) においてスルホン
酸イオン特有の強い吸収が認められた。 【0036】実施例2 【0037】 【化7】 【0038】攪拌機、圧力計、冷却管、温度計、滴下ロ
ート、吹込み管を備えた1リットル容−4ツ口フラスコ
にラウリン酸メチルエステル(MW214) と25%
ナトリウムメチラートのメタノール溶液2gを仕込んだ
。次に撹拌を行いながら110 ℃へ加熱し、N,N
−ジメチルエチレンジアミン176 g(MW88)を
2時間かけて滴下した後に、窒素を50リットル/HR
の流量にて反応混合物中に吹込み、反応の副生成物であ
るメタノールを系外に除去した。この間、反応の進行は
、ラウリン酸メチルエステルの含量を2時間毎にガスク
ロマトグラフィーを用いて確認し、ラウリン酸メチルエ
ステルの系内含量が1%以下となった時点で、反応系内
の圧力を100mmHg へ30分かけて低下させ、そ
の後2時間保持し過剰のN,N−ジメチルエチレンジア
ミンを除去した後に冷却して目的アミンを得た。 【0039】<両性化反応>撹拌機、温度計、冷却管、
滴下ロートを備えた2リットル容−4ツ口フラスコに上
記アミン135 g(0.5モル)、エタノール100
gとイオン交換水100 gを仕込み撹拌を行いなが
ら80℃へ加熱した。その後、別に調製しておいた3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸ソーダの3
0%水溶液328 gを2時間かけて滴下した後に、9
0℃へ加熱し8時間熟成を行った。 【0040】次に反応混合物を取り出し、電気透析を用
いて精製を行い、一部を採取し蒸発乾固を行った後に、
質量分析、IRにより標題のアミノ化合物が得られた事
を確認した。 【0041】 主要ピーク3本が認められ、409 は(M+1)
の親イオンピークであり、当該化合物が本発明のアミノ
化合物の構造を有していることを確認した。 【0042】IR分析 1200cm−1 (8.33μ) においてスルホン
酸イオン特有の強い吸収が認められた。 【0043】実施例3 下記に示す本発明のアミノ化合物及び比較品を活性剤と
して用い、下記の試験方法により起泡性、皮膚刺激性、
洗浄性を評価した。結果を表1に示す。 【0044】<使用した活性剤> 【0045】 【化8】 【0046】比較品1 N−ラウロイル− N−メ
チル−β−アラニンナトリウム 比較品2 ラウリル硫酸トリエタノールアミン<試験
方法> ・起泡性試験法 界面活性剤を有効成分として0.2 %となるよう4゜
DH硬水で希釈し、反転撹拌法により測定した。測定は
ラノリン0.3 %添加、40℃で行い、結果は泡量(
ml)で示した。 また泡質を下記の基準で評価した。 【0047】○:クリーミー △:若干粗い ×:粗い ・皮膚刺激性の試験方法 皮膚刺激性の試験方法としては、ヒトに対する24時間
閉鎖貼布試験を行った。即ち、20人の被検者に界面活
性剤を有効分として0.2 %含有する水溶液0.1m
lをしみ込ませたバッチテスト用絆創膏を24時間貼布
し、貼布除去後24時間後に刺激性を判定した。判定結
果ははっきりした紅斑を示したものを陽性とし、その陽
性率で示した。 【0048】・洗浄力試験 5cm×5cmのウールモスリン布にカーボンブラック
2%を含む頭皮脂とほぼ同組成の汚れ(パラフィン12
%、ワックスエステル21%、トリグリセリド26%、
高級脂肪酸32%、コレステロール5%、モノグリセリ
ド2%)を均一に塗布し、乾燥させる。この汚染布を活
性剤有効分0.6 %、pH7.0 、4゜DHの洗浄
剤液500ml が入った約1000mlのステンレス
製シリンダー中に入れ、40℃の恒温槽中で6分間振と
うし、汚染布を流水中でよくすすぎ、乾燥させた後に反
射率を測定する。 【0049】次式によって洗浄率を求める。 【0050】 【数1】 【0051】 【表1】 【0052】実施例4 次に示すシャンプーを調製した。得られたシャンプーは
洗浄性、起泡性に優れ、しかも刺激性も極めて低かった
。また感触的にも洗髪時、濯ぎ時ともにきしみはなく良
好であった。 【0053】<組 成> 【0054】 【化9】 【0055】 ポリオキシエチレン(3) ラウリルエーテル
サルフ
ェートトリエタノールアミン塩
5重量% ラウリルジメチルアミンオキサイ
ド 2
カチオン化セルロース
0.2
(ポリマーJR400 (UCC社製) トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(
160EO) 0.3 安息香酸ナトリウム
0.3 色 素
適 量 香
料
適 量 水
全100
pH6.5(クエン酸で調製) 。 【0056】実施例5 次に示すシャンプーを調製した。得られたシャンプーは
洗浄性、起泡性に優れ、しかも刺激性も極めて低かった
。また感触的にも洗髪時、濯ぎ時ともにきしみはなく良
好であった。 【0057】<組 成> 【0058】 【化10】 【0059】 ポリオキシエチレン(3) ラウリルエーテル
サルフェートトリエタノールアミン塩
5重量% ラウリン酸ジ
エタノールアミド
2 カチオン化セルロース
0.2 (ポリマーJR400
(UCC社製) ) トリステアリン酸ポリオキシ
エチレンソルビタン(160EO) 0.3
安息香酸ナトリウム
0.3
色 素
適 量 香 料
適 量 水
全100
pH6.5(クエン酸で
調製) 。 【0060】実施例6 次に示す組成のボディーシャンプーを調製した。得られ
たボディーシャンプーは洗浄性、起泡性に優れ、刺激性
も低く、洗い上がり後の感触もしっとりとし良好であっ
た。 【0061】<組 成> 【0062】 【化11】 【0063】 ポリオキシエチレン(3) ラウリルグルコシド
5重量% グリセリン
5 ラウ
リン酸トリエタノールアミン塩
2 ショ糖脂肪酸エステル
1 メチルパラベン
0.3 エチレングリコール
ジステアレート
2 色 素
適 量 香 料
適 量 水
全100 pH7.5(クエン酸で
調製) 。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I)で表わされるアミノ化合
物。 【化1】 (式中、R1は直鎖又は分岐鎖の炭素数5〜21を有す
るアルキル基又はアルケニル基、R2は同一又は異なる
炭素数1〜5のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、
M は水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、炭素数
2〜3のアルカノール基を有するモノ、ジ若しくはトリ
アルカノールアンモニウム、炭素数1〜5のアルキル基
置換アンモニウム又は塩基性アミノ酸基を示す。p は
1又は2、q は0又は2、rは0又は2であり、p
=1のとき、q =2、r =0であり、p =2のと
きq =0、r =2である。n は0又は1の数を示
し、n =0のときは mは1〜5の数を示し、n =
1のときは m=1を示す。) - 【請求項2】 請求項
1記載のアミノ化合物を含有する界面活性剤組成物。 - 【請求項3】 請求項1記載のアミノ化合物を含有す
ることを特徴とする洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3015441A JPH04253953A (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 新規アミノ化合物及びこれを含有する界面活性剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3015441A JPH04253953A (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 新規アミノ化合物及びこれを含有する界面活性剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04253953A true JPH04253953A (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=11888897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3015441A Pending JPH04253953A (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 新規アミノ化合物及びこれを含有する界面活性剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04253953A (ja) |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP3015441A patent/JPH04253953A/ja active Pending
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