JPH0425402A - 可撓性植物質繊維板の製造方法 - Google Patents
可撓性植物質繊維板の製造方法Info
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- JPH0425402A JPH0425402A JP12927290A JP12927290A JPH0425402A JP H0425402 A JPH0425402 A JP H0425402A JP 12927290 A JP12927290 A JP 12927290A JP 12927290 A JP12927290 A JP 12927290A JP H0425402 A JPH0425402 A JP H0425402A
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- JP
- Japan
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- aqueous emulsion
- weight
- flexible
- producing
- fiberboard
- Prior art date
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- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、木質または植物質の外観を有し、fつ、可撓
性をも有して曲面での使用が可能でより、または衝撃吸
収性を有し床等のクツション本としても使用可能な可撓
性植物質繊維板の製造ブ法に関する。
性をも有して曲面での使用が可能でより、または衝撃吸
収性を有し床等のクツション本としても使用可能な可撓
性植物質繊維板の製造ブ法に関する。
植物質繊維を主原料として利用した板状材は、従来より
インシュレーションボード、ハードボード、MDFと称
されて生産され、防音材、断梨材、畳心材、家具部材、
自動車用部材、床材等として使用されている。しかし、
これらの植物質結維板は、主原料として木質繊維を用い
るため、原料の入手が容易であり、経済的にも低価格で
あるとの利点はあるものの、そのバインダーとしてホル
ムアルデヒド系の縮合樹脂を使用してきたため、可撓性
がなく、曲面状での使用が困難であり、また衝撃吸収性
が良くないため、床等のクツション材としての使用にも
難点があった。
インシュレーションボード、ハードボード、MDFと称
されて生産され、防音材、断梨材、畳心材、家具部材、
自動車用部材、床材等として使用されている。しかし、
これらの植物質結維板は、主原料として木質繊維を用い
るため、原料の入手が容易であり、経済的にも低価格で
あるとの利点はあるものの、そのバインダーとしてホル
ムアルデヒド系の縮合樹脂を使用してきたため、可撓性
がなく、曲面状での使用が困難であり、また衝撃吸収性
が良くないため、床等のクツション材としての使用にも
難点があった。
一方、可撓性植物性板材としてコルク板や、粒状コルク
を接合した板状物があるが、限定された天然物であるた
め、原料の多量入手が困難であったり、経済的な問題も
あり広く使用されるには問題がある。
を接合した板状物があるが、限定された天然物であるた
め、原料の多量入手が困難であったり、経済的な問題も
あり広く使用されるには問題がある。
このような問題点を解消するため、木質繊維に合成ゴム
ラテックスを混合し、乾燥後、マット状に集積し、加熱
圧締し、屈曲性繊維板を製造する方法や、稲および/ま
たは麦わらの切断片や木材チップ、コルク粒、籾殻等に
合成ゴムラテックスを主剤とし加硫剤を添加した物、ま
たは合成ゴムラテックスを主剤とし加硫剤を添加した物
に更にアミノ系樹脂を加えたものをバインダーとして接
着し、クツション性を有する床材等の用途のボードの製
造方法などの技術が開示されている。
ラテックスを混合し、乾燥後、マット状に集積し、加熱
圧締し、屈曲性繊維板を製造する方法や、稲および/ま
たは麦わらの切断片や木材チップ、コルク粒、籾殻等に
合成ゴムラテックスを主剤とし加硫剤を添加した物、ま
たは合成ゴムラテックスを主剤とし加硫剤を添加した物
に更にアミノ系樹脂を加えたものをバインダーとして接
着し、クツション性を有する床材等の用途のボードの製
造方法などの技術が開示されている。
しかしながら、これらの方法では、真に可撓性・衝撃吸
収性を有する繊維板や、可撓性・衝撃吸収性を保持し充
分な耐久性をも有する繊維板の製造には未だ問題がある
。
収性を有する繊維板や、可撓性・衝撃吸収性を保持し充
分な耐久性をも有する繊維板の製造には未だ問題がある
。
すなわち、前者の方法では、使用するバインダーは合成
ゴムラテックスとのみ記載されているが、後述するよう
に、あらゆる種類の合成ゴムラテックスで充分な可撓性
が得られるものではなく、また合成ゴムラテックスのみ
の使用では、耐水性に乏しく、湿度・水分にさらされる
環境での耐久性に欠ける。後者の方法では、加硫を行っ
たり、アミン系樹脂を加えるので、バインダー自体が硬
くなり、あらゆる種類の合成ゴムラテックスで充分なる
可撓性は得難い。
ゴムラテックスとのみ記載されているが、後述するよう
に、あらゆる種類の合成ゴムラテックスで充分な可撓性
が得られるものではなく、また合成ゴムラテックスのみ
の使用では、耐水性に乏しく、湿度・水分にさらされる
環境での耐久性に欠ける。後者の方法では、加硫を行っ
たり、アミン系樹脂を加えるので、バインダー自体が硬
くなり、あらゆる種類の合成ゴムラテックスで充分なる
可撓性は得難い。
C発明が解決しようとする課題〕
本発明は、廉価に入手し易い植物質繊維を用い、簡便な
方法で繊維板を製造することを目的とし、更に、充分な
可撓性を有し且つ必要に応じ、耐水性・耐久性を併せ持
つ繊維板の製造を目的とする。
方法で繊維板を製造することを目的とし、更に、充分な
可撓性を有し且つ必要に応じ、耐水性・耐久性を併せ持
つ繊維板の製造を目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、乾燥硬化後の主ガラス転移点が一20℃から
10℃である組成物の水性エマルジョンを、植物質繊維
の乾燥重量100重量部に対し、固形分として4〜40
重量部混合し、混合後の水分量を20重量%以下となる
ように調整した後積層し、積層マットを圧締して成形す
ることを特徴とする可撓性植物質繊維板の製造方法であ
る。
10℃である組成物の水性エマルジョンを、植物質繊維
の乾燥重量100重量部に対し、固形分として4〜40
重量部混合し、混合後の水分量を20重量%以下となる
ように調整した後積層し、積層マットを圧締して成形す
ることを特徴とする可撓性植物質繊維板の製造方法であ
る。
本発明にいう植物質繊維とは、木材な解繊もしくは粉砕
もしくは切断もしくは研磨して得られる木質ファイバー
および/または、単子葉植物の茎または種子殼を解繊も
しくは粉砕もしくは切断して得られるファイバーの1種
または2種以上の混合物を80重量%以上含むものが望
ましく、そのほかに微粒のコルク質粒子、有機物もしく
は無機質発泡体、綿、羊毛、絹等の天然繊維、合成繊維
を含有していても構わない。
もしくは切断もしくは研磨して得られる木質ファイバー
および/または、単子葉植物の茎または種子殼を解繊も
しくは粉砕もしくは切断して得られるファイバーの1種
または2種以上の混合物を80重量%以上含むものが望
ましく、そのほかに微粒のコルク質粒子、有機物もしく
は無機質発泡体、綿、羊毛、絹等の天然繊維、合成繊維
を含有していても構わない。
本発明にいう主ガラス転移点が一20℃から10℃の水
性エマルジョンとは、ブタジェン、イソプレンの如き共
役ジエンにこれらと共重合するモノマー例えばスチレン
、メチルメタクリレート、アクリロニトリルの如き各種
ビニルモノマー類を共重合させたラテックス、天然ゴム
ラテックス、クロロブレンラテックス、ブチルゴムラテ
ックス、アクリル樹脂エマルジョン、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体エマルジョン、ポリ酢酸ビニルエマルジョン
、またはこれら水性エマルジョンにカルボキシル基、N
−メチロール基、N−アルコキシメチル基、グリシジル
基、β−メチルグリシジル基、水酸基、アミノ基、およ
び酸無水物等の架橋し得る反応基を少なくとも1種側鎖
に有する反応性モノマーの少なくとも1種を重合させた
いわゆる変成ラテックス等の1種または2種以上の重合
体等の混合物で、その主ガラス転移点が、−20℃から
10℃のものであり、望ましくは一10℃から5℃、更
に望ましくは一5℃から5℃のものである。ガラス転移
点が一20℃未満の場合、植物質繊維に水性エマルジョ
ンを混合した後、散布積層する際、繊維同士が付着し易
く、散布後の厚みや密度が均質とならず、安定的な品質
の繊維板を得るには問題となる。また、ガラス転移点が
10℃を越える場合、得られる繊維板の可撓性が、常用
温度で不充分となり、本発明の目的を満足することがで
きない。ガラス転移点が上記範囲を満足させる範囲内で
、水性エマルジョンが、ポリビニルアルコールやセルロ
ース誘導体やデンプン誘導体の様な水溶性高分子化合物
、小麦粉、無機質粉体の様な充填剤を含有していても構
わない。
性エマルジョンとは、ブタジェン、イソプレンの如き共
役ジエンにこれらと共重合するモノマー例えばスチレン
、メチルメタクリレート、アクリロニトリルの如き各種
ビニルモノマー類を共重合させたラテックス、天然ゴム
ラテックス、クロロブレンラテックス、ブチルゴムラテ
ックス、アクリル樹脂エマルジョン、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体エマルジョン、ポリ酢酸ビニルエマルジョン
、またはこれら水性エマルジョンにカルボキシル基、N
−メチロール基、N−アルコキシメチル基、グリシジル
基、β−メチルグリシジル基、水酸基、アミノ基、およ
び酸無水物等の架橋し得る反応基を少なくとも1種側鎖
に有する反応性モノマーの少なくとも1種を重合させた
いわゆる変成ラテックス等の1種または2種以上の重合
体等の混合物で、その主ガラス転移点が、−20℃から
10℃のものであり、望ましくは一10℃から5℃、更
に望ましくは一5℃から5℃のものである。ガラス転移
点が一20℃未満の場合、植物質繊維に水性エマルジョ
ンを混合した後、散布積層する際、繊維同士が付着し易
く、散布後の厚みや密度が均質とならず、安定的な品質
の繊維板を得るには問題となる。また、ガラス転移点が
10℃を越える場合、得られる繊維板の可撓性が、常用
温度で不充分となり、本発明の目的を満足することがで
きない。ガラス転移点が上記範囲を満足させる範囲内で
、水性エマルジョンが、ポリビニルアルコールやセルロ
ース誘導体やデンプン誘導体の様な水溶性高分子化合物
、小麦粉、無機質粉体の様な充填剤を含有していても構
わない。
前述の水性エマルジョンのみをバインダーとして使用し
た繊維板でも、常態で充分な可撓性と実用的な強度を有
するが、湿度が高い雰囲気で使用する場合や、水がかか
るような用途では耐水性に問題がある。このような用途
として使用する繊維板の耐水性を向上させる方法として
は、インシアネート化合物による変成が望ましい。イソ
シアネート化合物の添加量は特に限定しないが、イソシ
アネート化合物による変成を行う場合でも、可撓性を有
する繊維板を得るためには、水性エマルジョンとイソシ
アネート化合物の混合物の乾燥硬化後の主ガラス転移点
が一20℃から10℃となるように、水性エマルジョン
とインシアネート化合物の種類および比率を調整する必
要がある。
た繊維板でも、常態で充分な可撓性と実用的な強度を有
するが、湿度が高い雰囲気で使用する場合や、水がかか
るような用途では耐水性に問題がある。このような用途
として使用する繊維板の耐水性を向上させる方法として
は、インシアネート化合物による変成が望ましい。イソ
シアネート化合物の添加量は特に限定しないが、イソシ
アネート化合物による変成を行う場合でも、可撓性を有
する繊維板を得るためには、水性エマルジョンとイソシ
アネート化合物の混合物の乾燥硬化後の主ガラス転移点
が一20℃から10℃となるように、水性エマルジョン
とインシアネート化合物の種類および比率を調整する必
要がある。
イソシアネート化合物とは、分子中に2個以上のイソシ
アネート基を有する化合物で、例えば、トリレンジイソ
シアネート (TDI)、 4,4°−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート (MDI)、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート(HMDI)、キシレンジイソシアネート
(X D I )、イソホロンジイソシアネート(I
PDI)、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネー
ト(ポリメリックMDI)が例示される。また、これら
のイソシアネート化合物とポリオールを混合したもの、
過剰のイソシアネートとポリオールで予めポリマー化し
イソシアネート基が残有するいわゆるプレポリマーも使
用することができる。
アネート基を有する化合物で、例えば、トリレンジイソ
シアネート (TDI)、 4,4°−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート (MDI)、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート(HMDI)、キシレンジイソシアネート
(X D I )、イソホロンジイソシアネート(I
PDI)、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネー
ト(ポリメリックMDI)が例示される。また、これら
のイソシアネート化合物とポリオールを混合したもの、
過剰のイソシアネートとポリオールで予めポリマー化し
イソシアネート基が残有するいわゆるプレポリマーも使
用することができる。
イソシアネート化合物は一般的に水溶性ではないため、
水性エマルジョンとの均一な混合に支障を生ずる場合も
ある。このような場合、界面活性剤を用いて分散を行う
方法も採れるが、簡便により均一に分散混合させるため
には、イソシアネート化合物に、単官能アルコールにア
ルキレンオキサイドを付加せしめた化合物を作用させ射
孔化性としたイソシアネート化合物を用いる方法が最も
望ましい、充分な乳化性を付与するためには、単官能ア
ルコールの分子量は100以下のものが好ましく、アル
キレンオキサイドの付加数は10以上が好ましい。
水性エマルジョンとの均一な混合に支障を生ずる場合も
ある。このような場合、界面活性剤を用いて分散を行う
方法も採れるが、簡便により均一に分散混合させるため
には、イソシアネート化合物に、単官能アルコールにア
ルキレンオキサイドを付加せしめた化合物を作用させ射
孔化性としたイソシアネート化合物を用いる方法が最も
望ましい、充分な乳化性を付与するためには、単官能ア
ルコールの分子量は100以下のものが好ましく、アル
キレンオキサイドの付加数は10以上が好ましい。
また、水性エマルジョンを混合した植物繊維を搬送した
り、圧締する際、配管内面やプレス面が低エネルギー界
面となるよう被覆もしくは離型剤塗布処理されている場
合は余り問題とはならないが、このような処理がなされ
ていない場合は、水性エマルジョンを混合した植物繊維
が、配管内面やプレス面に付着し、安定的な生産や、均
質な物性の繊維板の生産に支障となる。被覆もしくは離
型剤塗布処理は効果の持続性に問題があり、頻繁な処理
が必要となる。HLB値6以上のポリオキシアルキレン
モノアルキルエーテルおよび/またはポリオキシアルキ
レンモノアルキルアリルエーテルおよび/またはポリオ
キシアルキレンモノ脂肪酸エーテルの、燐酸エステルを
水性エマルジョンに混合し使用することで、このような
付着の問題を解消する事ができる。)ILB値6未満の
場合は、水性エマルジョンとの混合に問題を生じたり、
付着防止効果が低下する。添加率は、水性エマルジョン
固形分当り10重量%以下が好ましい。
り、圧締する際、配管内面やプレス面が低エネルギー界
面となるよう被覆もしくは離型剤塗布処理されている場
合は余り問題とはならないが、このような処理がなされ
ていない場合は、水性エマルジョンを混合した植物繊維
が、配管内面やプレス面に付着し、安定的な生産や、均
質な物性の繊維板の生産に支障となる。被覆もしくは離
型剤塗布処理は効果の持続性に問題があり、頻繁な処理
が必要となる。HLB値6以上のポリオキシアルキレン
モノアルキルエーテルおよび/またはポリオキシアルキ
レンモノアルキルアリルエーテルおよび/またはポリオ
キシアルキレンモノ脂肪酸エーテルの、燐酸エステルを
水性エマルジョンに混合し使用することで、このような
付着の問題を解消する事ができる。)ILB値6未満の
場合は、水性エマルジョンとの混合に問題を生じたり、
付着防止効果が低下する。添加率は、水性エマルジョン
固形分当り10重量%以下が好ましい。
植物質繊維に対する水性エマルジョンの混合比率は、植
物質繊維の乾燥重量100重量部に対し、固形分として
4〜40重量部である。4重量部未満では、得られる繊
維板の強度が充分とはならない。また、40重量部%を
越えると、植物質繊維に水性エマルジョンを混合した後
、散布積層する際、繊維同士が付着し易く、散布後の厚
みや密度が均質とならず、均質な外面で安定的な品質の
繊維板を得るには問題となる。
物質繊維の乾燥重量100重量部に対し、固形分として
4〜40重量部である。4重量部未満では、得られる繊
維板の強度が充分とはならない。また、40重量部%を
越えると、植物質繊維に水性エマルジョンを混合した後
、散布積層する際、繊維同士が付着し易く、散布後の厚
みや密度が均質とならず、均質な外面で安定的な品質の
繊維板を得るには問題となる。
植物質繊維と水性エマルジョンの混合方法は、特に限定
しないが、混合後の水分量を20重量%以下となるよう
に調整した後積層する必要がある。
しないが、混合後の水分量を20重量%以下となるよう
に調整した後積層する必要がある。
水分量が20重量%を越える場合は、散布積層する際、
繊維同士が付着し易く、前述と同様の問題を生じるばか
りでなく、引続き行う加圧成形操作において、水分が繊
維板層間に残存し、接着強度を低下させ、また、加熱圧
締する場合には、解圧時、気化した水分が繊維板層間か
ら揮散する際接着層を破壊するいわゆるパンクという現
象を生じ易い。
繊維同士が付着し易く、前述と同様の問題を生じるばか
りでなく、引続き行う加圧成形操作において、水分が繊
維板層間に残存し、接着強度を低下させ、また、加熱圧
締する場合には、解圧時、気化した水分が繊維板層間か
ら揮散する際接着層を破壊するいわゆるパンクという現
象を生じ易い。
成型する際の圧締方法については、特に限定しないが、
本発明の水性エマルジョンにおいては、その接着作用は
、過剰水分の揮散と、イソシアネート化合物を混合する
場合ではイソシアネート基と水性エマルジョンおよび/
または植物質繊維との反応によって発現する。したがっ
て、生産性を考慮すると、加熱し過剰水分の揮散と、イ
ンシアネート化合物を混合する場合ではイソシアネート
基と水性エマルジョンおよび/または植物質繊維との反
応を助長することが望ましい。加熱圧締条件は、加熱温
度が70〜200℃が望ましく、初期圧力を2〜8 N
/mm2とし、加熱中の板状物の中心層温度が70〜1
00℃になった時点で圧力を0.2〜1.8N/mm”
に低下することが更に望ましい。加熱温度が70℃未満
の場合は、生産性の向上が期待できないし、200℃以
上では、いわゆるパンクを起こし易い。初期圧力を2〜
8 N/mm2とし所定厚みまでできるだけ速く圧縮し
、板状物の中心層温度が70〜100℃になり繊維板含
有水分が揮散し易くなった時点で、厚みが所定値を越さ
ない範囲で圧力を0.2〜1.8N/mm2に低下し板
外へ除去し易くすることで生産性向上が期待できる。
本発明の水性エマルジョンにおいては、その接着作用は
、過剰水分の揮散と、イソシアネート化合物を混合する
場合ではイソシアネート基と水性エマルジョンおよび/
または植物質繊維との反応によって発現する。したがっ
て、生産性を考慮すると、加熱し過剰水分の揮散と、イ
ンシアネート化合物を混合する場合ではイソシアネート
基と水性エマルジョンおよび/または植物質繊維との反
応を助長することが望ましい。加熱圧締条件は、加熱温
度が70〜200℃が望ましく、初期圧力を2〜8 N
/mm2とし、加熱中の板状物の中心層温度が70〜1
00℃になった時点で圧力を0.2〜1.8N/mm”
に低下することが更に望ましい。加熱温度が70℃未満
の場合は、生産性の向上が期待できないし、200℃以
上では、いわゆるパンクを起こし易い。初期圧力を2〜
8 N/mm2とし所定厚みまでできるだけ速く圧縮し
、板状物の中心層温度が70〜100℃になり繊維板含
有水分が揮散し易くなった時点で、厚みが所定値を越さ
ない範囲で圧力を0.2〜1.8N/mm2に低下し板
外へ除去し易くすることで生産性向上が期待できる。
[実施例1
以下、実施例を用いて本発明を詳述するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。尚、参
考例、実施例中の部、%はそれぞれ重量部、重量%を表
す。
れら実施例により何ら限定されるものではない。尚、参
考例、実施例中の部、%はそれぞれ重量部、重量%を表
す。
参考例−1(乳化性インシアネート調製)ジエチレング
リコール千ツメチルエーテル219.0部と水酸化カリ
ウム4.45部をオートクレーブに入れ、窒素ガス置換
後90℃に昇温しエチレンオキサイド1052部を加圧
下に反応させ、更にプロピレンオキサイド211.4部
を反応させた。反応生成物を理論量の燐酸で中和し、濾
過した。得られた化合物25部を反応容器に入れ、窒素
気流下常温にてCR−300(粗製ジフェニルメタンジ
イソシアネート 三井東圧化学株式会社製) 1000
部を添加し混合後80℃で2時間反応させ易乳化性のイ
ソシアネート化合物を得た。
リコール千ツメチルエーテル219.0部と水酸化カリ
ウム4.45部をオートクレーブに入れ、窒素ガス置換
後90℃に昇温しエチレンオキサイド1052部を加圧
下に反応させ、更にプロピレンオキサイド211.4部
を反応させた。反応生成物を理論量の燐酸で中和し、濾
過した。得られた化合物25部を反応容器に入れ、窒素
気流下常温にてCR−300(粗製ジフェニルメタンジ
イソシアネート 三井東圧化学株式会社製) 1000
部を添加し混合後80℃で2時間反応させ易乳化性のイ
ソシアネート化合物を得た。
参考例−2(離型剤調製)
エマルゲン404(ポリオキシエチレン千ノオレイルエ
ーテル、tILB値8.8、花王アトラス社製)200
0部に、窒素気流下70℃に昇温し、攪拌丁丑酸化燐4
30部を徐々に添加し、100℃で3時間反応せしめて
、燐酸エステルを得た。
ーテル、tILB値8.8、花王アトラス社製)200
0部に、窒素気流下70℃に昇温し、攪拌丁丑酸化燐4
30部を徐々に添加し、100℃で3時間反応せしめて
、燐酸エステルを得た。
実施例−1
蒸煮し機械的に解繊した含水率50%のラワン系木質繊
維1500部に対し、ガラス転移点が一4℃のSMBR
系のラテックス(不揮発分45%)200部を均一にス
プレー塗布し、含水率が15%となるように乾燥した。
維1500部に対し、ガラス転移点が一4℃のSMBR
系のラテックス(不揮発分45%)200部を均一にス
プレー塗布し、含水率が15%となるように乾燥した。
バインダーを塗布した繊維400gを、30cm角のボ
ックス中に均一厚みになるように堆積した後、熱板温度
170℃のプレスで4 N/mm”の圧力で2分間圧締
し、その後圧力をI N/mm2で3分間圧締して厚み
5mm、密度0.79g/cm’の繊維板を得た。
ックス中に均一厚みになるように堆積した後、熱板温度
170℃のプレスで4 N/mm”の圧力で2分間圧締
し、その後圧力をI N/mm2で3分間圧締して厚み
5mm、密度0.79g/cm’の繊維板を得た。
この繊維板のJIS−Z−2116に規定された方法に
よる衝撃吸収エネルギーは48kgf−cm/cm2、
最小屈曲半径は60mmであった。
よる衝撃吸収エネルギーは48kgf−cm/cm2、
最小屈曲半径は60mmであった。
実施例−2
実施例−1と同一のラワン系木質繊維1500部に対し
、SMBR系ラテックス(不揮発分45%)200部と
参考例−1で得た射孔化型イソシアネート化合物を20
部を均一に混合したもの(該混合物のフィルム化後の主
ガラス転移点は1℃であった)を混合後直ちにスプレー
塗布し、含水率が10%となるように乾燥した。バイン
ダーを塗布した繊維400gを、30cm角のボックス
中に均一厚みになるように堆積した後、熱板温度170
℃のプレスで5分間圧締し、厚み5mm、密度0.78
g/cm’の繊維板を得た。この繊維板の衝撃吸収エネ
ルギーは46kgf’cm/cm”、最小屈曲半径は6
8闘であった。
、SMBR系ラテックス(不揮発分45%)200部と
参考例−1で得た射孔化型イソシアネート化合物を20
部を均一に混合したもの(該混合物のフィルム化後の主
ガラス転移点は1℃であった)を混合後直ちにスプレー
塗布し、含水率が10%となるように乾燥した。バイン
ダーを塗布した繊維400gを、30cm角のボックス
中に均一厚みになるように堆積した後、熱板温度170
℃のプレスで5分間圧締し、厚み5mm、密度0.78
g/cm’の繊維板を得た。この繊維板の衝撃吸収エネ
ルギーは46kgf’cm/cm”、最小屈曲半径は6
8闘であった。
実施例−3〜9/比較例−1〜4
実施例1および2と類似した方法で、繊維板を製造し、
評価した。条件および結果は表−1にまとめて示す。
評価した。条件および結果は表−1にまとめて示す。
〔発明の効果1
本発明により、可撓性を有し、且つ必要により耐水性を
有する植物質繊維板が簡便なる方法により、特に作業性
を低下させる事なく製造しうることが明確である。
有する植物質繊維板が簡便なる方法により、特に作業性
を低下させる事なく製造しうることが明確である。
特許出願人 三井東圧化学株式会社
Claims (7)
- (1)乾燥硬化後の主ガラス転移点が−20℃から10
℃である組成物の水性エマルジョンを、植物質繊維の乾
燥重量100重量部に対し、固形分として4〜40重量
部混合し、混合後の水分量を20重量%以下となるよう
に調整した後積層し、積層マットを圧締して成形するこ
とを特徴とする可撓性植物質繊維板の製造方法。 - (2)水性エマルジョンとイソシアネート化合物を主成
分とする混合物で、混合物の乾燥硬化後の主ガラス転移
点が−20℃から10℃である混合物のエマルジョンを
、水性エマルジョンとして用いる請求項(1)に記載の
可撓性植物質繊維板の製造方法。 - (3)イソシアネート化合物として、単官能アルコール
にアルキレンオキサイドを付加せしめた化合物をイソシ
アネート化合物に作用させ易乳化性としたものを用いる
請求項(2)に記載の可撓性植物質繊維板の製造方法。 - (4)水性エマルジョンが、合成ゴムラテックスおよび
/または天然ゴムラテックスおよび/またはアクリル系
エマルジョンの1種または2種以上の混合物である請求
項(1)〜(3)のいずれかの項に記載の可撓性植物質
繊維板の製造方法。 - (5)水性エマルジョンが、HLB値6以上のポリオキ
シアルキレンモノアルキルエーテルおよび/またはポリ
オキシアルキレンモノアルキルアリルエーテルおよび/
またはポリオキシアルキレンモノ脂肪酸エーテルの、燐
酸エステルを含有する請求項(1)〜(4)のいずれか
の項に記載の可撓性植物質繊維板の製造方法。 - (6)植物質繊維が、木材を解繊もしくは粉砕もしくは
切断して得られる木質ファイバーおよび/または単子葉
植物の茎または種子殼を解繊もしくは粉砕もしくは切断
して得られるファイバーの1種または2種以上の混合物
を80重量%以上含むことを特徴とする請求項(1)〜
(5)のいずれかの項に記載の可撓性植物質繊維板の製
造方法。 - (7)圧締に際し、加熱温度が70〜200℃であり、
初期圧力を2〜8N/mm^2とし、加熱中の板状物の
中心層温度が70〜100℃になった時点で圧力を0.
2〜1.8N/mm^2に低下することを特徴とする請
求項(1)〜(6)のいずれかの項に記載の可撓性植物
質繊維板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12927290A JP2801740B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 可撓性植物質繊維板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12927290A JP2801740B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 可撓性植物質繊維板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425402A true JPH0425402A (ja) | 1992-01-29 |
| JP2801740B2 JP2801740B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=15005486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12927290A Expired - Lifetime JP2801740B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 可撓性植物質繊維板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2801740B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100522669B1 (ko) * | 2000-11-24 | 2005-10-19 | 야마하 가부시키가이샤 | 목질 섬유판 |
| KR100571578B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2006-04-14 | 야마하 가부시키가이샤 | 목질 패널 성형용 바인더, 목질 패널의 제조방법 및반경화 목질 패널 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP12927290A patent/JP2801740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100522669B1 (ko) * | 2000-11-24 | 2005-10-19 | 야마하 가부시키가이샤 | 목질 섬유판 |
| KR100571578B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2006-04-14 | 야마하 가부시키가이샤 | 목질 패널 성형용 바인더, 목질 패널의 제조방법 및반경화 목질 패널 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2801740B2 (ja) | 1998-09-21 |
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