JPH04254218A - 差動装置 - Google Patents
差動装置Info
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- JPH04254218A JPH04254218A JP3537791A JP3537791A JPH04254218A JP H04254218 A JPH04254218 A JP H04254218A JP 3537791 A JP3537791 A JP 3537791A JP 3537791 A JP3537791 A JP 3537791A JP H04254218 A JPH04254218 A JP H04254218A
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- Japan
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- differential
- shaft
- bearing
- gear
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は差動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動力伝達装置においては、傘歯車機構式
の差動装置が多く用いられている。この差動装置は、入
力軸に連結されたピニオン軸と、ピニオン軸に回転可能
に支持されるピニオンと、該ピニオンに噛合されるサイ
ドギヤ等を有しており、差動装置が作動するときには、
サイドギヤには、ピニオンとの噛合関係により入力軸の
軸心方向において、差動装置から遠のくように働く力が
作用することになっている。このため、一般には、特公
昭61−37130号公報に示しように、略球形状のデ
フケ−スを用意し、そのデフケ−スをピニオン軸先端部
で支持する一方、サイドギヤの背面側をデフケ−スで囲
むようにして、サイドギヤが差動装置から遠のく方向に
移動することをデフケ−スにより規制している。しかも
、デフケ−スとサイドギヤとでは、入・出力要素として
の違いに基づき回転差が生じることになることから、摩
擦抵抗をなくすために、該両者間にスラストベアリング
が介装されている。しかし、上述のようにして、サイド
ギヤが差動装置から遠のく方向に移動することを規制す
る場合、該サイドギヤの移動しようとする方向において
、デフケ−スの側部の厚みとスラストベアリングとが加
算されたものが存在することになり、このような差動装
置は、上記方向において全長が長くならざるを得ない。
の差動装置が多く用いられている。この差動装置は、入
力軸に連結されたピニオン軸と、ピニオン軸に回転可能
に支持されるピニオンと、該ピニオンに噛合されるサイ
ドギヤ等を有しており、差動装置が作動するときには、
サイドギヤには、ピニオンとの噛合関係により入力軸の
軸心方向において、差動装置から遠のくように働く力が
作用することになっている。このため、一般には、特公
昭61−37130号公報に示しように、略球形状のデ
フケ−スを用意し、そのデフケ−スをピニオン軸先端部
で支持する一方、サイドギヤの背面側をデフケ−スで囲
むようにして、サイドギヤが差動装置から遠のく方向に
移動することをデフケ−スにより規制している。しかも
、デフケ−スとサイドギヤとでは、入・出力要素として
の違いに基づき回転差が生じることになることから、摩
擦抵抗をなくすために、該両者間にスラストベアリング
が介装されている。しかし、上述のようにして、サイド
ギヤが差動装置から遠のく方向に移動することを規制す
る場合、該サイドギヤの移動しようとする方向において
、デフケ−スの側部の厚みとスラストベアリングとが加
算されたものが存在することになり、このような差動装
置は、上記方向において全長が長くならざるを得ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、傘歯車機構式の差
動装置において、サイドギヤが移動しようとする方向に
おける全長を短縮することにある。
鑑みてなされたもので、その目的は、傘歯車機構式の差
動装置において、サイドギヤが移動しようとする方向に
おける全長を短縮することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明にあっては、傘歯車機構式とされ、そのサイ
ドギヤに伝達軸が連結され、該伝達軸が軸受けに支持さ
れる差動装置において、前記伝達軸上に差動制限装置が
備えられ、前記差動制限装置の入・出力要素の一方が、
前記伝達軸に相対回転不能に結合されると共に前記サイ
ドギヤと前記軸受けのインナピ−スとの間に介在されて
いる構成としてある。上述の第1の発明の構成により、
いずれかに配設されるべき差動制限装置を利用して、ピ
ニオンとの噛合関係に基づくサイドギヤの移動を規制で
きることになり、少なくとも、デフケ−スの側部は必要
ではなくなる。このため、本差動装置は、サイドギヤの
移動しようとする方向において、デフケ−スの側部に相
当する分だけ短縮できることになる。しかも、この場合
、差動制限装置の入・出力要素の一方を、伝達軸と相対
回転不能に結合させると共に軸受けのインナピ−スに当
接させることから、サイドギヤ、差動制限装置の入・出
力要素の一方、軸受けのインナピ−スの三者においては
、相対回転は起こらず、サイドギヤの移動規制のために
摩擦抵抗は生じないことになる。このため、動力の損失
を抑えることができることになる。
めに本発明にあっては、傘歯車機構式とされ、そのサイ
ドギヤに伝達軸が連結され、該伝達軸が軸受けに支持さ
れる差動装置において、前記伝達軸上に差動制限装置が
備えられ、前記差動制限装置の入・出力要素の一方が、
前記伝達軸に相対回転不能に結合されると共に前記サイ
ドギヤと前記軸受けのインナピ−スとの間に介在されて
いる構成としてある。上述の第1の発明の構成により、
いずれかに配設されるべき差動制限装置を利用して、ピ
ニオンとの噛合関係に基づくサイドギヤの移動を規制で
きることになり、少なくとも、デフケ−スの側部は必要
ではなくなる。このため、本差動装置は、サイドギヤの
移動しようとする方向において、デフケ−スの側部に相
当する分だけ短縮できることになる。しかも、この場合
、差動制限装置の入・出力要素の一方を、伝達軸と相対
回転不能に結合させると共に軸受けのインナピ−スに当
接させることから、サイドギヤ、差動制限装置の入・出
力要素の一方、軸受けのインナピ−スの三者においては
、相対回転は起こらず、サイドギヤの移動規制のために
摩擦抵抗は生じないことになる。このため、動力の損失
を抑えることができることになる。
【0005】また、前述の目的を達成するために本発明
にあっては、請求項1記載において、前記差動制限装置
の入・出力要素の一方が多板クラッチ式機構のインナピ
−スとされている構成としてある。上述の第2の発明の
構成により、前述の第1の発明と同様の作用を生じるこ
とになる。
にあっては、請求項1記載において、前記差動制限装置
の入・出力要素の一方が多板クラッチ式機構のインナピ
−スとされている構成としてある。上述の第2の発明の
構成により、前述の第1の発明と同様の作用を生じるこ
とになる。
【0006】また、前述の目的を達成するために本発明
にあっては、傘歯車機構式とされ、ピニオン軸が入力要
素とされ、サイドギヤが出力要素とされる差動装置にお
いて、前記サイドギヤ背面側に、該サイドギヤと連結さ
せてスプロケットが配設されている構成としてある。上
述の第3の発明の構成により、少なくとも、デフケ−ス
の側部をなくしても、スプロケットが、サイドギヤの移
動規制を行うことになる。このため、本差動装置はサイ
ドギヤの移動しようとする方向において短縮することが
できることになる。
にあっては、傘歯車機構式とされ、ピニオン軸が入力要
素とされ、サイドギヤが出力要素とされる差動装置にお
いて、前記サイドギヤ背面側に、該サイドギヤと連結さ
せてスプロケットが配設されている構成としてある。上
述の第3の発明の構成により、少なくとも、デフケ−ス
の側部をなくしても、スプロケットが、サイドギヤの移
動規制を行うことになる。このため、本差動装置はサイ
ドギヤの移動しようとする方向において短縮することが
できることになる。
【0007】また、前述の目的を達成するために本発明
にあっては、傘歯車機構式とされ、ピニオン軸が入力要
素として入力軸に連結され、サイドギヤが出力要素とし
て前記入力軸上に相対回転可能に支持され、前記入力軸
が軸受けに支持されている差動装置において、前記サイ
ドギヤの背面側に、該サイドギヤと連結させてスプロケ
ットが配設され、前記スプロケットと前記軸受けとの間
に差動制限装置としてデフロック機構が設けられ、前記
デフロック機構の入・出力要素の一方が前記スプロケッ
トに一体的に設けられ、前記デフロック機構の入・出力
要素の他方が前記入力軸に前記軸受けに当接させた状態
で設けられている構成としてある。上述の第4の発明の
構成により、サイドギヤの移動しようとする力を、スプ
ロケット、デフロック機構を介して軸受けが受けること
になり、少なくともデフケ−スの側部は必要ではなくな
る。このため、前述の第3の発明と同様の作用を生じる
ことになる。
にあっては、傘歯車機構式とされ、ピニオン軸が入力要
素として入力軸に連結され、サイドギヤが出力要素とし
て前記入力軸上に相対回転可能に支持され、前記入力軸
が軸受けに支持されている差動装置において、前記サイ
ドギヤの背面側に、該サイドギヤと連結させてスプロケ
ットが配設され、前記スプロケットと前記軸受けとの間
に差動制限装置としてデフロック機構が設けられ、前記
デフロック機構の入・出力要素の一方が前記スプロケッ
トに一体的に設けられ、前記デフロック機構の入・出力
要素の他方が前記入力軸に前記軸受けに当接させた状態
で設けられている構成としてある。上述の第4の発明の
構成により、サイドギヤの移動しようとする力を、スプ
ロケット、デフロック機構を介して軸受けが受けること
になり、少なくともデフケ−スの側部は必要ではなくな
る。このため、前述の第3の発明と同様の作用を生じる
ことになる。
【0008】また、前述の目的を達成するために本発明
にあっては、傘歯車機構式とされ、ピニオン軸が入力要
素として入力軸に連結され、出力要素としての一対のサ
イドギヤのうち、一方のサイドギヤが前記入力軸上に相
対回転可能に支持され、前記入力軸が一の軸受けに支持
され、他方のサイドギヤに出力軸が連結され、前記出力
軸が他の軸受けに支持されている差動装置において、前
記一方のサイドギヤの背面側に、該一方のサイドギヤと
連結させてスプロケットが配設され、前記スプロケット
と前記一の軸受けとの間に差動制限装置の一つとしてデ
フロック機構が設けられ、前記デフロック機構の入・出
力要素の一方が前記スプロケットに一体的に設けられ、
前記デフロック機構の入・出力要素の他方が前記入力軸
に前記一の軸受けに当接させた状態で設けられ、前記出
力軸上に他の差動制限装置として多板クラッチ式機構が
備えられ、前記多板クラッチ式機構のインナピ−スが前
記出力軸に相対回転不能に結合されると共に前記他方の
サイドギヤと前記他の軸受けのインナピ−スとの間に介
在されている構成としてある。上述の第5の発明の構成
により、前述の第2、第4の発明の作用に基づき、デフ
ケ−スの両側部をなくすことができることになる。この
ため、この第5の発明においても、サイドギヤの移動し
ようとする方向における全長の短縮化を図ることができ
ることになる。
にあっては、傘歯車機構式とされ、ピニオン軸が入力要
素として入力軸に連結され、出力要素としての一対のサ
イドギヤのうち、一方のサイドギヤが前記入力軸上に相
対回転可能に支持され、前記入力軸が一の軸受けに支持
され、他方のサイドギヤに出力軸が連結され、前記出力
軸が他の軸受けに支持されている差動装置において、前
記一方のサイドギヤの背面側に、該一方のサイドギヤと
連結させてスプロケットが配設され、前記スプロケット
と前記一の軸受けとの間に差動制限装置の一つとしてデ
フロック機構が設けられ、前記デフロック機構の入・出
力要素の一方が前記スプロケットに一体的に設けられ、
前記デフロック機構の入・出力要素の他方が前記入力軸
に前記一の軸受けに当接させた状態で設けられ、前記出
力軸上に他の差動制限装置として多板クラッチ式機構が
備えられ、前記多板クラッチ式機構のインナピ−スが前
記出力軸に相対回転不能に結合されると共に前記他方の
サイドギヤと前記他の軸受けのインナピ−スとの間に介
在されている構成としてある。上述の第5の発明の構成
により、前述の第2、第4の発明の作用に基づき、デフ
ケ−スの両側部をなくすことができることになる。この
ため、この第5の発明においても、サイドギヤの移動し
ようとする方向における全長の短縮化を図ることができ
ることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、4輪駆動車に適用
される場合を例にとって説明する。図1において、1は
4輪駆動車で、該4輪駆動車1においては、エンジン2
、変速機3、トランスファ(動力分配装置)4が順次、
接続されている。トランスファ4には後輪駆動軸5およ
び前輪駆動軸6がそれぞれ連結されており、後輪駆動軸
5はリアデフ7を介して後輪8に対し、また、前輪駆動
軸6はフロントデフ9を介して前輪10に対して動力を
伝達するようになっている。前記トランスファ4は、図
2に示すように、主として、3つの部分からなる収容ケ
ース11、12、13を有しており、これら収容ケース
11〜13は直列的に結合されている。このうち、収容
ケース12は、周壁14と共に仕切壁15、16を有し
ており、収容ケース13は、周壁17と該周壁17の一
方側を閉塞する外壁18とを有している。収容ケース1
1と12とは、仕切壁15と16との間において変速部
収容空間19を形成しており、収容ケース12と13と
は、仕切壁16と外壁18との間においてトランスファ
部収容空間20を形成している。
される場合を例にとって説明する。図1において、1は
4輪駆動車で、該4輪駆動車1においては、エンジン2
、変速機3、トランスファ(動力分配装置)4が順次、
接続されている。トランスファ4には後輪駆動軸5およ
び前輪駆動軸6がそれぞれ連結されており、後輪駆動軸
5はリアデフ7を介して後輪8に対し、また、前輪駆動
軸6はフロントデフ9を介して前輪10に対して動力を
伝達するようになっている。前記トランスファ4は、図
2に示すように、主として、3つの部分からなる収容ケ
ース11、12、13を有しており、これら収容ケース
11〜13は直列的に結合されている。このうち、収容
ケース12は、周壁14と共に仕切壁15、16を有し
ており、収容ケース13は、周壁17と該周壁17の一
方側を閉塞する外壁18とを有している。収容ケース1
1と12とは、仕切壁15と16との間において変速部
収容空間19を形成しており、収容ケース12と13と
は、仕切壁16と外壁18との間においてトランスファ
部収容空間20を形成している。
【0010】前記変速部収容空間19には、図2に示す
ように高低速切換装置21が配設されている。高低速切
換装置21は、第1伝達軸22と、該第1伝達軸22に
対して直列的に配設される第2伝達軸23と、カウンタ
軸24と、切換機構25とから概略構成されている。
ように高低速切換装置21が配設されている。高低速切
換装置21は、第1伝達軸22と、該第1伝達軸22に
対して直列的に配設される第2伝達軸23と、カウンタ
軸24と、切換機構25とから概略構成されている。
【0011】上記第1伝達軸22は、仕切壁15に軸受
け26を介して回転可能に支持されており、その一端部
(図2中、左端部)は収容ケース11内に延び、その他
端部(図2中、右端部)は収容ケース12内に延びてい
る。この第1伝達軸22の一端部には、変速機3の出力
軸(図示略)が連結されて、変速機3からの動力が入力
されることになっている一方、該第1伝達軸22の他端
部には歯車27が一体的に設けられている。尚、115
はベアリングリテーナである。
け26を介して回転可能に支持されており、その一端部
(図2中、左端部)は収容ケース11内に延び、その他
端部(図2中、右端部)は収容ケース12内に延びてい
る。この第1伝達軸22の一端部には、変速機3の出力
軸(図示略)が連結されて、変速機3からの動力が入力
されることになっている一方、該第1伝達軸22の他端
部には歯車27が一体的に設けられている。尚、115
はベアリングリテーナである。
【0012】上記第2伝達軸23は、前記収容ケース1
2の仕切壁16に軸受け71を介して回転可能に支持さ
れている。この第2伝達軸23の一端部(図2中、左端
部)は、前記第1伝達軸22の内部に進入しており、該
第2伝達軸23の他端部(図2中、右端部)は、前記収
容ケース13の外壁18に向って延びている。この第2
伝達軸23の一端部と第1伝達軸22との間にはベアリ
ング28が介在されており、該両伝達軸22、23は相
対回転可能となっている。本実施例においては、第2伝
達軸23の一端部が前記軸受け26位置まで延びていな
いが、該第2伝達軸23の一端部を軸受け26位置まで
延長し、そこにおいて、第1、第2伝達軸22、23間
にベアリング28を介在させてもよい。これにより、仕
切壁15、軸受け26の強度を利用して、第2伝達軸2
3の支持強度(いわゆる首振りに対する強度)を高める
ことができることになり、この結果、第1、第2伝達軸
22、23の軸心方向の力を受けるスラストベアリング
を減らして、該第1、第2伝達軸22、23の軸心方向
の長さを短縮することができることになる。また、第2
伝達軸23には、歯車29が設けられている。この歯車
29は、前記歯車27と前記仕切壁16との間に位置さ
れており、該歯車29と第2伝達軸23との間にはベア
リング30が介在されている。
2の仕切壁16に軸受け71を介して回転可能に支持さ
れている。この第2伝達軸23の一端部(図2中、左端
部)は、前記第1伝達軸22の内部に進入しており、該
第2伝達軸23の他端部(図2中、右端部)は、前記収
容ケース13の外壁18に向って延びている。この第2
伝達軸23の一端部と第1伝達軸22との間にはベアリ
ング28が介在されており、該両伝達軸22、23は相
対回転可能となっている。本実施例においては、第2伝
達軸23の一端部が前記軸受け26位置まで延びていな
いが、該第2伝達軸23の一端部を軸受け26位置まで
延長し、そこにおいて、第1、第2伝達軸22、23間
にベアリング28を介在させてもよい。これにより、仕
切壁15、軸受け26の強度を利用して、第2伝達軸2
3の支持強度(いわゆる首振りに対する強度)を高める
ことができることになり、この結果、第1、第2伝達軸
22、23の軸心方向の力を受けるスラストベアリング
を減らして、該第1、第2伝達軸22、23の軸心方向
の長さを短縮することができることになる。また、第2
伝達軸23には、歯車29が設けられている。この歯車
29は、前記歯車27と前記仕切壁16との間に位置さ
れており、該歯車29と第2伝達軸23との間にはベア
リング30が介在されている。
【0013】上記カウンタ軸24は、前記第1、第2伝
達軸22、23に対して平行に配設されており、該カウ
ンタ軸24は前記仕切壁15、16に相対回転不能に支
持された支持軸31外周に回転可能に嵌合されている。 このカウンタ軸24には、その両端部において歯部32
、33が一体的に設けられており、歯部32は前記歯車
27に噛合し、歯部33は前記歯車29に噛合している
。これにより、第1伝達軸22の動力は、カウンタ軸2
4を介して常時、前記歯車29に伝達されることになる
。
達軸22、23に対して平行に配設されており、該カウ
ンタ軸24は前記仕切壁15、16に相対回転不能に支
持された支持軸31外周に回転可能に嵌合されている。 このカウンタ軸24には、その両端部において歯部32
、33が一体的に設けられており、歯部32は前記歯車
27に噛合し、歯部33は前記歯車29に噛合している
。これにより、第1伝達軸22の動力は、カウンタ軸2
4を介して常時、前記歯車29に伝達されることになる
。
【0014】上記切換機構25は、前記歯車27と29
との間に配設されている。切換機構25は、前記第2伝
達軸23にスプライン結合された歯車35と、前記歯車
27に一体的に設けられる歯部36と、前記歯車29に
一体的に設けられる歯部37と、前記歯車35上に設け
られ図示を略す操作系により図2中、左右方向に移動可
能な結合スリーブ38とからなっており、結合スリーブ
38を歯車27側(図2中、左側)に移動させて歯部3
6と歯車35とを連結したときには、第1伝達軸22と
第2伝達軸23とが直結されて、高速段となり、結合ス
リーブ38を歯車29(図2中、右側)に移動させて歯
部37と歯車35とを連結したときには、歯車29と第
2伝達軸とが連結されて、低速段となるようになってい
る。
との間に配設されている。切換機構25は、前記第2伝
達軸23にスプライン結合された歯車35と、前記歯車
27に一体的に設けられる歯部36と、前記歯車29に
一体的に設けられる歯部37と、前記歯車35上に設け
られ図示を略す操作系により図2中、左右方向に移動可
能な結合スリーブ38とからなっており、結合スリーブ
38を歯車27側(図2中、左側)に移動させて歯部3
6と歯車35とを連結したときには、第1伝達軸22と
第2伝達軸23とが直結されて、高速段となり、結合ス
リーブ38を歯車29(図2中、右側)に移動させて歯
部37と歯車35とを連結したときには、歯車29と第
2伝達軸とが連結されて、低速段となるようになってい
る。
【0015】前記トランスファ部収容空間20には、差
動装置としてのセンタデフ39が配設されている。セン
タデフ39は前記第2伝達軸23上に設けられており、
該センタデフ39は、本実施例においては、ピニオン軸
40と、一対のピニオン42と、一対のサイドギヤ43
、44とからなる傘歯車機構により構成されている。 ピニオン軸40は第2伝達軸23に該第2伝達軸23の
径方向外方に向って延びるように連結されており、該ピ
ニオン軸40には第2伝達軸23の動力が入力されるこ
とになっている。一対のピニオン42はピニオン軸40
に回転可能に支持されており、該両ピニオン42は相対
向している。一対のサイドギヤ43は前記各ピニオン4
2に噛合されており、ピニオン軸40から入力された動
力は、ピニオン42を経て、一方のサイドギヤ43と他
方のサイドギヤ44に分配されることになっている。そ
のうち、一方のサイドギヤ43は回転筒体45に一体的
に設けられており、回転筒体45内周には前記第2伝達
軸23が相対回転可能に嵌合されている。他方のサイド
ギヤ44は、第1出力軸46に該第1出力軸46の一端
部(図2中、左端部)において一体的に設けられており
、該第1出力軸46の他端部(図2中、右端部)は、前
記収容ケース13の外壁18に設けられた軸受け47を
通って該収容ケース13外へと延び、その他端部には前
記前輪駆動軸6が連結される。また、この第1出力軸4
6の一端部内には前記第2伝達軸23が進入しており、
この第1出力軸46の一端部と第2伝達軸23との間に
はベアリング48が介在されている。尚、図2中、10
1はベアリングリテ−ナである。
動装置としてのセンタデフ39が配設されている。セン
タデフ39は前記第2伝達軸23上に設けられており、
該センタデフ39は、本実施例においては、ピニオン軸
40と、一対のピニオン42と、一対のサイドギヤ43
、44とからなる傘歯車機構により構成されている。 ピニオン軸40は第2伝達軸23に該第2伝達軸23の
径方向外方に向って延びるように連結されており、該ピ
ニオン軸40には第2伝達軸23の動力が入力されるこ
とになっている。一対のピニオン42はピニオン軸40
に回転可能に支持されており、該両ピニオン42は相対
向している。一対のサイドギヤ43は前記各ピニオン4
2に噛合されており、ピニオン軸40から入力された動
力は、ピニオン42を経て、一方のサイドギヤ43と他
方のサイドギヤ44に分配されることになっている。そ
のうち、一方のサイドギヤ43は回転筒体45に一体的
に設けられており、回転筒体45内周には前記第2伝達
軸23が相対回転可能に嵌合されている。他方のサイド
ギヤ44は、第1出力軸46に該第1出力軸46の一端
部(図2中、左端部)において一体的に設けられており
、該第1出力軸46の他端部(図2中、右端部)は、前
記収容ケース13の外壁18に設けられた軸受け47を
通って該収容ケース13外へと延び、その他端部には前
記前輪駆動軸6が連結される。また、この第1出力軸4
6の一端部内には前記第2伝達軸23が進入しており、
この第1出力軸46の一端部と第2伝達軸23との間に
はベアリング48が介在されている。尚、図2中、10
1はベアリングリテ−ナである。
【0016】前記トランスファ部収容空間20には、図
2に示すように前記仕切壁16と前記センタデフ39と
の間において回転伝達体としてのフロント駆動用のスプ
ロケット49が配設されている。このスプロケット49
は前記回転筒体45外周にスプライン結合されており、
そのスプロケット49の径方向内方部分には、凹所72
が形成されている。この凹所72にはセンタデフ39が
深く入り込んでおり、該スプロケット49の外周部分が
センタデフ39の外周側に位置するようになっている。 このスプロケット49の外周部分には延長部73が設け
られており、その延長部73は、他方のサイドギヤ44
側に向けて延びてセンタデフ39を包むようになってい
る。
2に示すように前記仕切壁16と前記センタデフ39と
の間において回転伝達体としてのフロント駆動用のスプ
ロケット49が配設されている。このスプロケット49
は前記回転筒体45外周にスプライン結合されており、
そのスプロケット49の径方向内方部分には、凹所72
が形成されている。この凹所72にはセンタデフ39が
深く入り込んでおり、該スプロケット49の外周部分が
センタデフ39の外周側に位置するようになっている。 このスプロケット49の外周部分には延長部73が設け
られており、その延長部73は、他方のサイドギヤ44
側に向けて延びてセンタデフ39を包むようになってい
る。
【0017】前記トランスファ部収容空間20には、図
2に示すように、センタデフ39と前記軸受け47との
間において、差動制限手段としてのビスカスカップリン
グ74が設けられている。このビスカスカップリング7
4は既存のもので、その構成は、アウタピ−ス75と、
該アウタピ−ス75に対して相対回転可能なインナピ−
ス76とでケ−ス77を形成し、そのケ−ス77内部に
多数の円板状のプレ−トとシリコンオイルとが封入され
ることになっている(多板クラッチ式)。このビスカス
カップリング74のインナピ−ス76は、第2伝達軸2
3にスプライン結合されており、その両端部は他方のサ
イドギヤ44の背面側と軸受け47のインナピ−スとし
てのインナレ−ス78とに当接されて、他方のサイドギ
ヤ44が軸受け47側に移動することを規制している。 一方、ビスカスカップリング74のアウタピ−ス75は
、筒状の連結部材79を介して前記延長部73の先端部
に結合されている。これにより、ビスカスカップリング
74に基づき、差動制限状態を得ることが可能となる。 前記トランスファ部収容空間20には、図2に示すよう
に、前記軸受け71と前記スプロケット49の間におい
て、差動制限装置の一つとしてのデフロック機構50が
設けられている。デフロック機構50は、前記スプロケ
ット49の側部に設けられる入・出力要素の一方である
歯部52と、該歯部52と前記軸受け71のインナピ−
ス80との間において第2伝達軸23にスプライン結合
されその上部に入・出力要素の他方としての歯部51を
有しているハブ81と、図示を略す操作系により第1、
第2伝達軸22、23の軸心方向に変位動可能とされ、
上記歯部51と52との結合・非結合を行うデフロック
スリ−ブ53とからなっている。このデフロック機構5
0は、歯部51と52とがデフロックスリ−ブ53によ
り結合されたとき、前記センタデフ39のデフロック状
態が得られ、歯部51と52とが結合されないときには
センタデフ39の差動状態、ビスカスカップリング74
の差動制限状態が得られるようになっている。
2に示すように、センタデフ39と前記軸受け47との
間において、差動制限手段としてのビスカスカップリン
グ74が設けられている。このビスカスカップリング7
4は既存のもので、その構成は、アウタピ−ス75と、
該アウタピ−ス75に対して相対回転可能なインナピ−
ス76とでケ−ス77を形成し、そのケ−ス77内部に
多数の円板状のプレ−トとシリコンオイルとが封入され
ることになっている(多板クラッチ式)。このビスカス
カップリング74のインナピ−ス76は、第2伝達軸2
3にスプライン結合されており、その両端部は他方のサ
イドギヤ44の背面側と軸受け47のインナピ−スとし
てのインナレ−ス78とに当接されて、他方のサイドギ
ヤ44が軸受け47側に移動することを規制している。 一方、ビスカスカップリング74のアウタピ−ス75は
、筒状の連結部材79を介して前記延長部73の先端部
に結合されている。これにより、ビスカスカップリング
74に基づき、差動制限状態を得ることが可能となる。 前記トランスファ部収容空間20には、図2に示すよう
に、前記軸受け71と前記スプロケット49の間におい
て、差動制限装置の一つとしてのデフロック機構50が
設けられている。デフロック機構50は、前記スプロケ
ット49の側部に設けられる入・出力要素の一方である
歯部52と、該歯部52と前記軸受け71のインナピ−
ス80との間において第2伝達軸23にスプライン結合
されその上部に入・出力要素の他方としての歯部51を
有しているハブ81と、図示を略す操作系により第1、
第2伝達軸22、23の軸心方向に変位動可能とされ、
上記歯部51と52との結合・非結合を行うデフロック
スリ−ブ53とからなっている。このデフロック機構5
0は、歯部51と52とがデフロックスリ−ブ53によ
り結合されたとき、前記センタデフ39のデフロック状
態が得られ、歯部51と52とが結合されないときには
センタデフ39の差動状態、ビスカスカップリング74
の差動制限状態が得られるようになっている。
【0018】前記収容ケ−ス12と13とは、図2に示
すように、該両ケース12、13の結合部分付近が、第
1、第2伝達軸22、23とカウンタ軸24との並設方
向(図2において、下方向)に延長されて、チェーンケ
ース部54を形成している。このチェーンケース部54
の先端部には第2出力軸55が前記第1、第2伝達軸2
2、23に対して平行な状態をもって回転可能に支持さ
れており、その第2出力軸55にはスプロケット部56
が前記スプロケット49に対向するようにして一体的に
設けられている。そのスプロケット部56とスプロケッ
ト49とには伝達部材としてのチェーン57が巻回され
ており、スプロケット49から第2出力軸55に動力が
伝達されるようになっている。この第2出力軸55に前
記前輪駆動軸6が連結されている。尚、58はオイルポ
ンプである。
すように、該両ケース12、13の結合部分付近が、第
1、第2伝達軸22、23とカウンタ軸24との並設方
向(図2において、下方向)に延長されて、チェーンケ
ース部54を形成している。このチェーンケース部54
の先端部には第2出力軸55が前記第1、第2伝達軸2
2、23に対して平行な状態をもって回転可能に支持さ
れており、その第2出力軸55にはスプロケット部56
が前記スプロケット49に対向するようにして一体的に
設けられている。そのスプロケット部56とスプロケッ
ト49とには伝達部材としてのチェーン57が巻回され
ており、スプロケット49から第2出力軸55に動力が
伝達されるようになっている。この第2出力軸55に前
記前輪駆動軸6が連結されている。尚、58はオイルポ
ンプである。
【0019】したがって、上記第1実施例においては、
スプロケット49に凹所72を形成して、その凹所72
にセンタデフ39を進入するようにして配設することか
ら、スプロケット49をセンタデフ39に近づけること
ができることになり、第2伝達軸23の軸心方向におい
て、全長を短縮することができることになる。その一方
、スプロケット49は、延長部73と連結部材79を介
してビスカスカップリング74(アウタピ−ス75)に
結合されており、スプロケット49は、補強されること
になる。このため、スプロケット49に凹所72を形成
しても、スプロケット49の剛性が低下することを抑え
ることができることになる。また、本実施例においては
、他方のサイドギヤ44と軸受け47との間に、いずれ
かに配設すべきビスカスカップリング74が介在されて
おり、このビスカスカップリング74を介して、サイド
ギヤ44がピニオン42との噛合関係により移動しよう
とする力を軸受け47(外壁18)が受けることになる
。このため、ビスカスカップリング74を利用して他方
のサイドギヤ44の移動を規制できることになり、デフ
ケ−スの側部(図2中、右側部)は必要でなくなる。 この結果、センタデフ39をサイドギヤ44の移動しよ
うとする方向において短縮できることになり、それを用
いる動力伝達装置は、第1、第2伝達軸22、23の軸
心方向において全長を短縮化できることになる。しかも
、この場合、ビスカスカップリング74のインナピ−ス
76が第1出力軸46に相対回転不能に結合されると共
に軸受け47のインナレ−ス78に当接していることか
ら他方のサイドギヤ44、インナピ−ス76、及びイン
ナレ−ス78が一体的に回転し、該三者44、76、7
8には、相対回転は起こらず、他方のサイドギヤ44の
移動規制のために、摩擦抵抗は生じないことになる。 このため、動力の損失を抑えることができることになる
。さらに、本実施例においては、延長部73がセンタデ
フ39を包み込むようにして、デフケ−スの代りに、ピ
ニオン42が飛出すことを規制している。このため、全
体として、デフケ−スを特別に設ける必要はなくなり、
部品点数の低減を図ることができることになる。、
一方、一方のサイドギヤ43の背面はスプロケットの一
方の側面に当接し、該スプロケット49の他方の側面と
軸受け71との間にはデフロック機構50(歯部51、
52)が介在されており、一方のサイドギヤ43が移動
しようとする力は、スプロケット49、デフロック機構
50を介して軸受け71(仕切壁16)に受けられ、一
方のサイドギヤ43の移動は規制されることになる。こ
のため、この一方のサイドギヤ43側においても、デフ
ケ−スの側部を必要でなくなり、これによっても、セン
タデフ39を、一方のサイドギヤ43が移動しようとす
る方向において全長を短縮できることになる。
スプロケット49に凹所72を形成して、その凹所72
にセンタデフ39を進入するようにして配設することか
ら、スプロケット49をセンタデフ39に近づけること
ができることになり、第2伝達軸23の軸心方向におい
て、全長を短縮することができることになる。その一方
、スプロケット49は、延長部73と連結部材79を介
してビスカスカップリング74(アウタピ−ス75)に
結合されており、スプロケット49は、補強されること
になる。このため、スプロケット49に凹所72を形成
しても、スプロケット49の剛性が低下することを抑え
ることができることになる。また、本実施例においては
、他方のサイドギヤ44と軸受け47との間に、いずれ
かに配設すべきビスカスカップリング74が介在されて
おり、このビスカスカップリング74を介して、サイド
ギヤ44がピニオン42との噛合関係により移動しよう
とする力を軸受け47(外壁18)が受けることになる
。このため、ビスカスカップリング74を利用して他方
のサイドギヤ44の移動を規制できることになり、デフ
ケ−スの側部(図2中、右側部)は必要でなくなる。 この結果、センタデフ39をサイドギヤ44の移動しよ
うとする方向において短縮できることになり、それを用
いる動力伝達装置は、第1、第2伝達軸22、23の軸
心方向において全長を短縮化できることになる。しかも
、この場合、ビスカスカップリング74のインナピ−ス
76が第1出力軸46に相対回転不能に結合されると共
に軸受け47のインナレ−ス78に当接していることか
ら他方のサイドギヤ44、インナピ−ス76、及びイン
ナレ−ス78が一体的に回転し、該三者44、76、7
8には、相対回転は起こらず、他方のサイドギヤ44の
移動規制のために、摩擦抵抗は生じないことになる。 このため、動力の損失を抑えることができることになる
。さらに、本実施例においては、延長部73がセンタデ
フ39を包み込むようにして、デフケ−スの代りに、ピ
ニオン42が飛出すことを規制している。このため、全
体として、デフケ−スを特別に設ける必要はなくなり、
部品点数の低減を図ることができることになる。、
一方、一方のサイドギヤ43の背面はスプロケットの一
方の側面に当接し、該スプロケット49の他方の側面と
軸受け71との間にはデフロック機構50(歯部51、
52)が介在されており、一方のサイドギヤ43が移動
しようとする力は、スプロケット49、デフロック機構
50を介して軸受け71(仕切壁16)に受けられ、一
方のサイドギヤ43の移動は規制されることになる。こ
のため、この一方のサイドギヤ43側においても、デフ
ケ−スの側部を必要でなくなり、これによっても、セン
タデフ39を、一方のサイドギヤ43が移動しようとす
る方向において全長を短縮できることになる。
【0020】図3は第2実施例、図4は第3実施例を示
す。この各実施例において、前記第1実施例と同一構成
要素については同一符号を付してその説明を省略する。 第2実施例を示す図3においては、デフケ−ス41が設
けられることになるが、デフケ−スはピニオン42が第
2伝達軸23の径方向外方に飛出さないように規制する
ためにのみ設けられており、このため、デフケ−ス41
は、センタデフ39の図2中、左右方向中央部において
のみに設けられ、一対のサイドギヤ43、44側にまで
拡張されていない。また、このデフケ−ス41とビスカ
スカップリング74のアウタピ−ス75とが連結部材7
9を介して連結され、ビスカスカップリング74による
差動制限状態の確保が図られている。尚、図3中、10
0はデフケ−ス41に形成された嵌合溝で、嵌合溝10
0に対応する先端部を有するピニオン軸40が嵌込まれ
ており、これにより、ピニオン軸40はデフケ−ス41
に対して相対回転不能に支持されている。したがって、
この第2実施例は、前述の第1実施例と基本的には構成
を異にしておらず、この第2実施例においても、第1実
施例と同様の作用効果を生じることになる。
す。この各実施例において、前記第1実施例と同一構成
要素については同一符号を付してその説明を省略する。 第2実施例を示す図3においては、デフケ−ス41が設
けられることになるが、デフケ−スはピニオン42が第
2伝達軸23の径方向外方に飛出さないように規制する
ためにのみ設けられており、このため、デフケ−ス41
は、センタデフ39の図2中、左右方向中央部において
のみに設けられ、一対のサイドギヤ43、44側にまで
拡張されていない。また、このデフケ−ス41とビスカ
スカップリング74のアウタピ−ス75とが連結部材7
9を介して連結され、ビスカスカップリング74による
差動制限状態の確保が図られている。尚、図3中、10
0はデフケ−ス41に形成された嵌合溝で、嵌合溝10
0に対応する先端部を有するピニオン軸40が嵌込まれ
ており、これにより、ピニオン軸40はデフケ−ス41
に対して相対回転不能に支持されている。したがって、
この第2実施例は、前述の第1実施例と基本的には構成
を異にしておらず、この第2実施例においても、第1実
施例と同様の作用効果を生じることになる。
【0021】第3実施例を示す図4においては、トラン
スファ部収容空間20に、高低速切換装置21が配設さ
れている。この高低速切換装置21は、第1、第2伝達
軸22、23、プラネタリギヤユニット91、切換機構
25とから概略構成されている。第1、第2伝達軸22
、23については前述したと同様であるが、プラネタリ
ギヤユニット91は、図4に示すように、サンギヤ92
、リングギ93、複数のプラネットギヤ94、キャリア
95を有している。サンギヤ92は第1伝達軸22の他
端部に一体的に設けられており、該サンギヤ92は第1
伝達軸22の動力を入力することになっている。リング
ギヤ93は、サンギヤ92に対して同心状に位置されて
収容ケ−ス12に固定されており、複数のプラネットギ
ヤ94は前記サンギヤ92とリングギヤ93とに噛合さ
れている。キャリア95は上記複数のプラネットギヤ9
4を回転可能に担持しており、該キャリア95は、前記
サンギヤから入力された動力をプラネットギヤ94を介
して出力するようになっている。
スファ部収容空間20に、高低速切換装置21が配設さ
れている。この高低速切換装置21は、第1、第2伝達
軸22、23、プラネタリギヤユニット91、切換機構
25とから概略構成されている。第1、第2伝達軸22
、23については前述したと同様であるが、プラネタリ
ギヤユニット91は、図4に示すように、サンギヤ92
、リングギ93、複数のプラネットギヤ94、キャリア
95を有している。サンギヤ92は第1伝達軸22の他
端部に一体的に設けられており、該サンギヤ92は第1
伝達軸22の動力を入力することになっている。リング
ギヤ93は、サンギヤ92に対して同心状に位置されて
収容ケ−ス12に固定されており、複数のプラネットギ
ヤ94は前記サンギヤ92とリングギヤ93とに噛合さ
れている。キャリア95は上記複数のプラネットギヤ9
4を回転可能に担持しており、該キャリア95は、前記
サンギヤから入力された動力をプラネットギヤ94を介
して出力するようになっている。
【0022】上記切換機構25は、前記第1伝達軸22
に設けられた歯部96と、前記キャリア95に設けられ
た歯部97と、前記第2伝達軸23にスプライン結合さ
れた歯車98と、図示を略し操作系により第1伝達軸2
2の軸心方向に変位動可能とされ、上記歯部96と上記
歯車98、又は上記歯部97と上記歯車98とを選択的
に結合する結合スリ−ブ99とからなる。この切換機構
25は、結合スリ−ブ99により歯部96と歯車98と
が結合されたときには、第1伝達軸22と第2伝達軸2
3とが直結されて、高速段が得られ、結合スリ−ブ99
により歯部97と歯車98とが結合されたときには、プ
ラネットギヤ91により減速されて、低速段が得られる
ようになっている。
に設けられた歯部96と、前記キャリア95に設けられ
た歯部97と、前記第2伝達軸23にスプライン結合さ
れた歯車98と、図示を略し操作系により第1伝達軸2
2の軸心方向に変位動可能とされ、上記歯部96と上記
歯車98、又は上記歯部97と上記歯車98とを選択的
に結合する結合スリ−ブ99とからなる。この切換機構
25は、結合スリ−ブ99により歯部96と歯車98と
が結合されたときには、第1伝達軸22と第2伝達軸2
3とが直結されて、高速段が得られ、結合スリ−ブ99
により歯部97と歯車98とが結合されたときには、プ
ラネットギヤ91により減速されて、低速段が得られる
ようになっている。
【0023】前記収容空間20には、図4に示すように
、差動装置としてのセンタデフ39が配設されている。 センタデフ39は、本実施例においては、入力要素とし
てのピニオン軸40と、入力要素としてのデフケ−ス4
1と、一対のピニオン42と、出力要素としての一対の
サイドギヤ43、44とからなる傘歯車機構により構成
されており、デフケ−ス41は略半球形状とされて前記
プラネタリギヤユニット91側に配設され、該デフケ−
ス41はピニオン軸40の先端部に支持されている。
、差動装置としてのセンタデフ39が配設されている。 センタデフ39は、本実施例においては、入力要素とし
てのピニオン軸40と、入力要素としてのデフケ−ス4
1と、一対のピニオン42と、出力要素としての一対の
サイドギヤ43、44とからなる傘歯車機構により構成
されており、デフケ−ス41は略半球形状とされて前記
プラネタリギヤユニット91側に配設され、該デフケ−
ス41はピニオン軸40の先端部に支持されている。
【0024】前記収容空間13には、図4に示すように
、前記高低速切換装置21と前記センタデフ39との間
であって該センタデフ39に隣接してスプロケット49
が配設されている。このスプロケット49は前記回転筒
体45外周にスプライン結合されており、そのスプロケ
ット49の径方向部分には、凹所72が形成されている
。この凹所72には、センタデフ39(デフケ−ス41
)が深く入り込んでおり、該スプロケット49の外周部
分がセンタデフ39(デフケ−ス41)の外周側に位置
するようになっている。
、前記高低速切換装置21と前記センタデフ39との間
であって該センタデフ39に隣接してスプロケット49
が配設されている。このスプロケット49は前記回転筒
体45外周にスプライン結合されており、そのスプロケ
ット49の径方向部分には、凹所72が形成されている
。この凹所72には、センタデフ39(デフケ−ス41
)が深く入り込んでおり、該スプロケット49の外周部
分がセンタデフ39(デフケ−ス41)の外周側に位置
するようになっている。
【0025】前記収容空間20には、図4に示すように
、前記センタデフ39と前記収容ケ−ス13の側壁18
との間において後述の差動制限装置であるデフロック機
構50の構成要素になるハブ81が設けられている。 このハブ81は、略半球形状とされており、その内周部
102は第2伝達軸23外周にスプライン結合されてい
る。このハブ81の内周部102は、その一端(図4中
、左端)が前記他方のサイドギヤ44背面に当接され、
該内周部102の他端(図4中、右端)は前記軸受け4
7のインナレ−ス78に当接されており、この内周部1
02により他方のサイドギヤ44が軸受け47側に移動
することが規制されている。
、前記センタデフ39と前記収容ケ−ス13の側壁18
との間において後述の差動制限装置であるデフロック機
構50の構成要素になるハブ81が設けられている。 このハブ81は、略半球形状とされており、その内周部
102は第2伝達軸23外周にスプライン結合されてい
る。このハブ81の内周部102は、その一端(図4中
、左端)が前記他方のサイドギヤ44背面に当接され、
該内周部102の他端(図4中、右端)は前記軸受け4
7のインナレ−ス78に当接されており、この内周部1
02により他方のサイドギヤ44が軸受け47側に移動
することが規制されている。
【0026】前記センタデフ39の外周側には、図4に
示すように差動制限装置の一つであるデフロック機構5
0が設けられている。デフロック機構50は、前記デフ
ケ−ス41の外周部に一体的に設けられる歯部84と、
歯部83を外周部に一体的に有する前記ハブ81と、図
示を略す操作系により、第1、第2伝達軸15、16の
軸心方向に変位動可能とされ上記歯部83と84の結合
・非結合を行うデフロックスリ−ブ53とからなってい
る。このデフロック機構50は、歯部83と84とがデ
フロックスリ−ブ53により結合されたとき、前記セン
タデフ39のデフロック状態が得られ、歯部83と84
がデフロックスリ−ブ53により結合されないときには
、センタデフ39の差動状態が得られるようになってい
る。したがって、この第3実施例においてはいずれかに
配設すべきデフロック機構50(ハブ81)を利用して
、他方のサイドギヤ44の移動を規制することから、前
記第1、第2実施例同様、センタデフを、他方のサイド
ギヤ44が移動しようとする方向において、短縮できる
ことになる。しかも、他方のサイドギヤ44、ハブ81
及び軸受け47のインナレ−ス78は一体回転し、相対
回転しないことから、摩擦抵抗は生じず、動力の損失は
抑えられることになる。
示すように差動制限装置の一つであるデフロック機構5
0が設けられている。デフロック機構50は、前記デフ
ケ−ス41の外周部に一体的に設けられる歯部84と、
歯部83を外周部に一体的に有する前記ハブ81と、図
示を略す操作系により、第1、第2伝達軸15、16の
軸心方向に変位動可能とされ上記歯部83と84の結合
・非結合を行うデフロックスリ−ブ53とからなってい
る。このデフロック機構50は、歯部83と84とがデ
フロックスリ−ブ53により結合されたとき、前記セン
タデフ39のデフロック状態が得られ、歯部83と84
がデフロックスリ−ブ53により結合されないときには
、センタデフ39の差動状態が得られるようになってい
る。したがって、この第3実施例においてはいずれかに
配設すべきデフロック機構50(ハブ81)を利用して
、他方のサイドギヤ44の移動を規制することから、前
記第1、第2実施例同様、センタデフを、他方のサイド
ギヤ44が移動しようとする方向において、短縮できる
ことになる。しかも、他方のサイドギヤ44、ハブ81
及び軸受け47のインナレ−ス78は一体回転し、相対
回転しないことから、摩擦抵抗は生じず、動力の損失は
抑えられることになる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、第1〜第5の発明に
あっては、ピニオンとの噛合関係によりサイドギヤが移
動しようとする方向において、全長の短縮化を図ること
ができる。しかも、第1、第2の発明にあっては、動力
の損失を抑えることができる。
あっては、ピニオンとの噛合関係によりサイドギヤが移
動しようとする方向において、全長の短縮化を図ること
ができる。しかも、第1、第2の発明にあっては、動力
の損失を抑えることができる。
【図1】本発明の実施例が適用される4輪駆動車を示す
図である。
図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るトランスファを示す
断面図である。
断面図である。
【図3】第2実施例に係るトランスファを示す拡大断面
図である。
図である。
【図4】第3実施例に係るトランスファを示す拡大断面
図である。
図である。
4 トランスファ
23 第2伝達軸
39 センタデフ
40 ピニオン軸
43 一方のサイドギヤ
44 他方のサイドギヤ
46 第1出力軸
47 軸受け
49 スプロケット
50 デフロック機構
51 歯部
52 歯部
71 軸受け
74 ビスカスカップリング
76 インナピ−ス
78インナレ−ス
Claims (5)
- 【請求項1】 傘歯車機構式とされ、そのサイドギヤ
に伝達軸が連結され、該伝達軸が軸受けに支持される差
動装置において、前記伝達軸上に差動制限装置が備えら
れ、前記差動制限装置の入・出力要素の一方が、前記伝
達軸に相対回転不能に結合されると共に前記サイドギヤ
と前記軸受けのインナピ−スとの間に介在されている、
ことを特徴とする差動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記差動制限
装置の入・出力要素の一方が多板クラッチ式機構のイン
ナピ−スとされている、ことを特徴とする差動装置。 - 【請求項3】 傘歯車機構式とされ、ピニオン軸が入
力要素とされ、サイドギヤが出力要素とされる差動装置
において、前記サイドギヤ背面側に、該サイドギヤと連
結させてスプロケットが配設されている、ことを特徴と
する差動装置。 - 【請求項4】 傘歯車機構式とされ、ピニオン軸が入
力要素として入力軸に連結され、サイドギヤが出力要素
として前記入力軸上に相対回転可能に支持され、前記入
力軸が軸受けに支持されている差動装置において、前記
サイドギヤの背面側に、該サイドギヤと連結させてスプ
ロケットが配設され、前記スプロケットと前記軸受けと
の間に差動制限装置としてデフロック機構が設けられ、
前記デフロック機構の入・出力要素の一方が前記スプロ
ケットに一体的に設けられ、前記デフロック機構の入・
出力要素の他方が前記入力軸に前記軸受けに当接させた
状態で設けられている、ことを特徴とする差動装置。 - 【請求項5】 傘歯車機構式とされ、ピニオン軸が入
力要素として入力軸に連結され、出力要素としての一対
のサイドギヤのうち、一方のサイドギヤが前記入力軸上
に相対回転可能に支持され、前記入力軸が一の軸受けに
支持され、他方のサイドギヤに出力軸が連結され、前記
出力軸が他の軸受けに支持されている差動装置において
、前記一方のサイドギヤの背面側に、該一方のサイドギ
ヤと連結させてスプロケットが配設され、前記スプロケ
ットと前記一の軸受けとの間に差動制限装置の一つとし
てデフロック機構が設けられ、前記デフロック機構の入
・出力要素の一方が前記スプロケットに一体的に設けら
れ、前記デフロック機構の入・出力要素の他方が前記入
力軸に前記一の軸受けに当接させた状態で設けられ、前
記出力軸上に他の差動制限装置として多板クラッチ式機
構が備えられ、前記多板クラッチ式機構のインナピ−ス
が前記出力軸に相対回転不能に結合されると共に前記他
方のサイドギヤと前記他の軸受けのインナピ−スとの間
に介在されている、ことを特徴とする差動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3537791A JPH04254218A (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 差動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3537791A JPH04254218A (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 差動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04254218A true JPH04254218A (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=12440213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3537791A Pending JPH04254218A (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 差動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04254218A (ja) |
-
1991
- 1991-02-05 JP JP3537791A patent/JPH04254218A/ja active Pending
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