JPH0425476B2 - - Google Patents
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- JPH0425476B2 JPH0425476B2 JP5989284A JP5989284A JPH0425476B2 JP H0425476 B2 JPH0425476 B2 JP H0425476B2 JP 5989284 A JP5989284 A JP 5989284A JP 5989284 A JP5989284 A JP 5989284A JP H0425476 B2 JPH0425476 B2 JP H0425476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- total heat
- heat exchanger
- partition plate
- air
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
この発明は、新鮮な外気の給気と汚れた空気の
排出を同時に行なう換気装置、あるいはビル等の
空調機械室の新鮮空気処理装置(外気と室内空気
の全熱交換)等に用いる全熱交換器に関し、特に
寒冷地等の結露し易い環境での使用に耐えるよう
に改良した全熱交換器に関するものである。 〔従来技術〕 近時、冷暖房効果を高めるために居住空間の断
熱化、気密化が進むにつれて換気の重要性が再認
識されてきている。冷暖房効果を損わずに換気を
行なう方法として、排気と給気の間で熱交換する
方法が有効である。この時、温度(顕熱)と共に
湿度(潜熱)の交換も同時に行なうことができれ
ばその効果は著しい。この要求に応えるものとし
て、従来より図面に示すような給気と排気を仕切
板を介して全熱交換させる静止式全熱交換器(特
許第930986号)がある。 この静止式全熱交換器は図面に示すように平ら
な仕切板1と波形をした間隔板2を交互に積層す
る際に、間隔板の方向を一段おきに直交させるこ
とにより、給気の流路3と排気の流路4を形成す
る。なお矢印イ,ロはそれぞれ給気と排気の方向
を示す。例えば給気として冬期の戸外の新鮮であ
るが冷たくて乾燥した空気を通し、排気として暖
房された空内の汚れているが暖かくて湿気の高い
空気を通してやると、上記仕切板を介して温度と
湿度の交換が行なわれ、給気は暖められ、加湿さ
れて室内に給気される。一方排気は冷やされ、減
湿されて屋外に排出される。従来、上記仕切板に
は吸湿剤を含む親水性高分子で処理された加工紙
が用いられ、給気と排気を隔離するとともに高い
全熱交換効率を発現している。 全熱交換器の普及に伴ない、寒冷地や温水プー
ル等に対する設置の要求が強まつたが、給気と排
気の温度差が大きいために結露を生じ、上記加工
紙では変形等により長期の使用に耐えられないと
いう問題を生じた。そこで本発明者らは結露した
場合にも変形を生じず、長期の使用に耐える全熱
交換器を開発すべく鋭意研究を重ねた。 まず耐水性に優れる高分子多孔質シートに着目
し、その仕切板への適用を検討したが、温度およ
び湿度の交換効率は優れているものの、仕切板を
通して給気と排気が混合することがわかつた。そ
こで上記高分子多孔質シートの持つ高い温・湿度
交換特性を保持しながら、仕切板を通しての給気
と排気の混合を抑えるための研究を重ねた結果、
吸湿剤を含有する親水性高分子、あるいはカチオ
ン性高分子電解質を上記高分子多孔質シートに含
浸または塗布することにより「水蒸気は通すが、
空気は通さない」という透湿性気体遮蔽物を得る
ことができ、上記透湿性気体遮蔽物を仕切板に用
いることにより、耐結露性に優れる全熱交換器を
実現できることを見い出し、この発明を完成させ
るに至つた。 〔発明の概要〕 この発明は、仕切板を隔てて二種の気流を流通
させ、上記仕切板を介して上記二種の気流の顕熱
及び潜熱を熱交換させるものにおいて、上記仕切
板を吸湿性物質を含有する高分子多孔質部材より
なる透湿性気体遮蔽物で構成することにより、寒
冷地や温水プール等の結露しやすい環境での使用
に耐えるととに、温・湿度交換効率を保持しなが
ら気体の移行率を極めて少なくできる全熱交換器
を提供することを目的としてい。 〔発明の実施例〕 以下この発明を詳細に説明する。市販のポリエ
チレン、ポリプロピレン、硝酸セルロース、ポリ
テトラフルオロエチレン等を素材とする高分子多
孔質シートは吸湿性が低いため、水蒸気は多孔質
シート表面の細孔を気体として通過する。一方空
気成分の酸素、窒素、二酸化炭素等も上記細孔を
通過することができるためこれらの高分子多孔質
シートを仕切板に用いた全熱交換器においては上
記のように仕切板を通して給気と排気が混合する
という問題を生ずる。この発明の全熱交換器は、
高分子多孔質部材として平均孔径が0.1〜10μmの
細孔を無数に有する高分子多孔質シートを用い吸
湿性物質を含浸または塗布することにより含有さ
せた透湿性気体遮蔽物を仕切板として用いること
により、水蒸気は仕切板の表面に一旦吸着・凝縮
され、液状水として上記細孔を輸送され、背面よ
り再び気化することにより透過する。一方空気成
分は細孔が液状水により満たされるため通過する
ことができない。高分子多孔質部材の平均孔径と
しては上記のように0.1〜10μmが好ましく、
0.1μm以下では液状水を輸送するに十分な細孔を
確保することができず、10μm以上では吸湿性物
質を含有させても細孔を液状水により満たすには
大き過ぎる。吸湿性物質としては、吸湿剤を含有
する親水性高分子またはカチオン性高分子電解質
が有効に用いられる。吸湿剤としてはハロゲン化
リチウム、特に塩化リチウムが好適である。親水
性高分子としてはポリビニルアルコール、ポリビ
ニルメチルエーテル樹脂、ポリアクリル酸樹脂、
カゼイン、ゼラチン、メチルセルロース等が用い
られるが特に平均重合度が2000以上のポリビニル
アルコールが結露時にも変形が少なく好適であ
る。平均重合度が2000以上のポリビニルアルコー
ルは実際の使用時において結露程度では水に溶け
にくいためである。またカチオン性高分子電解質
としては、ポリビニルベンジルトリメチルアンモ
ニウムクロライド(ダウケミカル社製)、ポリピ
ペリジニウムクロライド(メルク社製)、ポリ
(2−アクリルオキシエチレンジメチルスルホニ
ウムクロライド)及びポリグリシジルトリブチル
フオスフオニウムクロライド等が用いられる。 吸湿剤濃度2〜10重量%、親水性高分子濃度10
〜20重量%の水溶液、またはカチオン性高分子電
解質10〜30重量%の水溶液が用いられ、厚さが
100μm程度(機械強度と圧力損失との兼ねあいか
ら好適)の上記高分子多孔質シートに含浸あるい
は塗布することにより含有させる。得られた透湿
性気体遮蔽物は吸湿率が5〜20重量%と高く、透
湿性および気体遮蔽性に優れたものであつた。上
記透湿性気体遮蔽物を仕切板とし、厚さが100〜
200μm(機械強度と圧力損失との兼ねあいから好
適)の硬質の高分子シートを波板状に加工した間
隔板と貼り合わせた部材を間隔板の方向が一段置
きに直交するように積み重ねて図面のような全熱
交換器を作製した。ただし、仕切板同志の間隔は
2mm、間隔板の波状のピツチは4mmとした。上記
全熱交換器の給気として湿気の高い温風を流し、
排気として乾燥した冷気を流し、温・湿度交換効
率を測定すると共に、給気と排気の混合の度合を
評価するために給気に二酸化炭素ボンベより二酸
化炭素を加え、給気側と排気側のそれぞれ出口に
おける二酸化炭素濃度を測定した。その結果、標
準的な処理風量において温度交換効率は70〜80
%、湿度交換効率60〜70%と従来の加工紙を用い
た全熱交換器と変わらず、二酸化炭素の移行率も
従来の約20%に対して3%以下と低い値を示し
た。 以下この発明を実施例および比較例を記して説
明する。 実施例 1 吸湿剤として塩化リチウムを用い、親水性高分
子として平均重合度2000のポリビニルアルコール
を用い、それぞれ5重量%、15重量%の水溶液を
調製した。次に坪量が60g/m2膜厚が120μm、細
孔の平均径が1μmのポリエチレン製高分子多孔質
シートを用い、上記水溶液をワイヤーバーを用い
て塗布した。塗布量は10g/m2で、温度25℃、相
対湿度60%における吸湿率は8重量%であつた。
得られた透湿性気体遮蔽物を仕切板として図面に
示すような全熱交換器を作製した。 実施例 2 吸湿性物質としてカチオン性高分子電解質の一
つであるポリビニルベンジルトリメチルアンモニ
ウムクロライドを用い、20重量%の水溶液を調製
した。次に実施例1と同じポリエチレン製高分子
多孔質シートを用い、上記水溶液をワイヤバーを
用いて塗布した。塗布量は10g/m2で、温度25
℃、相対湿度60%における吸湿率は6重量%であ
つた。得られた透湿性気体遮蔽物を仕切板として
図面に示すような全熱交換器を作製した。 比較例 実施例1と同じポリエチレン製高分子多孔質シ
ートを用いて図面に示すような全熱交換器を作製
した。 上記実施例および比較例で得た全熱交換器の温
度および湿度交換効率と二酸化炭素の移行率を測
定した。その結果を表に示す。 表より明らかなように、実施例の温度交換効率
は比較例と変わらず、湿度交換効率も実施例2が
僅かに小さい程度でほぼ等しい。一方、気体移行
率は比較例の〜20%に対して〜3%とほぼ1/10
排出を同時に行なう換気装置、あるいはビル等の
空調機械室の新鮮空気処理装置(外気と室内空気
の全熱交換)等に用いる全熱交換器に関し、特に
寒冷地等の結露し易い環境での使用に耐えるよう
に改良した全熱交換器に関するものである。 〔従来技術〕 近時、冷暖房効果を高めるために居住空間の断
熱化、気密化が進むにつれて換気の重要性が再認
識されてきている。冷暖房効果を損わずに換気を
行なう方法として、排気と給気の間で熱交換する
方法が有効である。この時、温度(顕熱)と共に
湿度(潜熱)の交換も同時に行なうことができれ
ばその効果は著しい。この要求に応えるものとし
て、従来より図面に示すような給気と排気を仕切
板を介して全熱交換させる静止式全熱交換器(特
許第930986号)がある。 この静止式全熱交換器は図面に示すように平ら
な仕切板1と波形をした間隔板2を交互に積層す
る際に、間隔板の方向を一段おきに直交させるこ
とにより、給気の流路3と排気の流路4を形成す
る。なお矢印イ,ロはそれぞれ給気と排気の方向
を示す。例えば給気として冬期の戸外の新鮮であ
るが冷たくて乾燥した空気を通し、排気として暖
房された空内の汚れているが暖かくて湿気の高い
空気を通してやると、上記仕切板を介して温度と
湿度の交換が行なわれ、給気は暖められ、加湿さ
れて室内に給気される。一方排気は冷やされ、減
湿されて屋外に排出される。従来、上記仕切板に
は吸湿剤を含む親水性高分子で処理された加工紙
が用いられ、給気と排気を隔離するとともに高い
全熱交換効率を発現している。 全熱交換器の普及に伴ない、寒冷地や温水プー
ル等に対する設置の要求が強まつたが、給気と排
気の温度差が大きいために結露を生じ、上記加工
紙では変形等により長期の使用に耐えられないと
いう問題を生じた。そこで本発明者らは結露した
場合にも変形を生じず、長期の使用に耐える全熱
交換器を開発すべく鋭意研究を重ねた。 まず耐水性に優れる高分子多孔質シートに着目
し、その仕切板への適用を検討したが、温度およ
び湿度の交換効率は優れているものの、仕切板を
通して給気と排気が混合することがわかつた。そ
こで上記高分子多孔質シートの持つ高い温・湿度
交換特性を保持しながら、仕切板を通しての給気
と排気の混合を抑えるための研究を重ねた結果、
吸湿剤を含有する親水性高分子、あるいはカチオ
ン性高分子電解質を上記高分子多孔質シートに含
浸または塗布することにより「水蒸気は通すが、
空気は通さない」という透湿性気体遮蔽物を得る
ことができ、上記透湿性気体遮蔽物を仕切板に用
いることにより、耐結露性に優れる全熱交換器を
実現できることを見い出し、この発明を完成させ
るに至つた。 〔発明の概要〕 この発明は、仕切板を隔てて二種の気流を流通
させ、上記仕切板を介して上記二種の気流の顕熱
及び潜熱を熱交換させるものにおいて、上記仕切
板を吸湿性物質を含有する高分子多孔質部材より
なる透湿性気体遮蔽物で構成することにより、寒
冷地や温水プール等の結露しやすい環境での使用
に耐えるととに、温・湿度交換効率を保持しなが
ら気体の移行率を極めて少なくできる全熱交換器
を提供することを目的としてい。 〔発明の実施例〕 以下この発明を詳細に説明する。市販のポリエ
チレン、ポリプロピレン、硝酸セルロース、ポリ
テトラフルオロエチレン等を素材とする高分子多
孔質シートは吸湿性が低いため、水蒸気は多孔質
シート表面の細孔を気体として通過する。一方空
気成分の酸素、窒素、二酸化炭素等も上記細孔を
通過することができるためこれらの高分子多孔質
シートを仕切板に用いた全熱交換器においては上
記のように仕切板を通して給気と排気が混合する
という問題を生ずる。この発明の全熱交換器は、
高分子多孔質部材として平均孔径が0.1〜10μmの
細孔を無数に有する高分子多孔質シートを用い吸
湿性物質を含浸または塗布することにより含有さ
せた透湿性気体遮蔽物を仕切板として用いること
により、水蒸気は仕切板の表面に一旦吸着・凝縮
され、液状水として上記細孔を輸送され、背面よ
り再び気化することにより透過する。一方空気成
分は細孔が液状水により満たされるため通過する
ことができない。高分子多孔質部材の平均孔径と
しては上記のように0.1〜10μmが好ましく、
0.1μm以下では液状水を輸送するに十分な細孔を
確保することができず、10μm以上では吸湿性物
質を含有させても細孔を液状水により満たすには
大き過ぎる。吸湿性物質としては、吸湿剤を含有
する親水性高分子またはカチオン性高分子電解質
が有効に用いられる。吸湿剤としてはハロゲン化
リチウム、特に塩化リチウムが好適である。親水
性高分子としてはポリビニルアルコール、ポリビ
ニルメチルエーテル樹脂、ポリアクリル酸樹脂、
カゼイン、ゼラチン、メチルセルロース等が用い
られるが特に平均重合度が2000以上のポリビニル
アルコールが結露時にも変形が少なく好適であ
る。平均重合度が2000以上のポリビニルアルコー
ルは実際の使用時において結露程度では水に溶け
にくいためである。またカチオン性高分子電解質
としては、ポリビニルベンジルトリメチルアンモ
ニウムクロライド(ダウケミカル社製)、ポリピ
ペリジニウムクロライド(メルク社製)、ポリ
(2−アクリルオキシエチレンジメチルスルホニ
ウムクロライド)及びポリグリシジルトリブチル
フオスフオニウムクロライド等が用いられる。 吸湿剤濃度2〜10重量%、親水性高分子濃度10
〜20重量%の水溶液、またはカチオン性高分子電
解質10〜30重量%の水溶液が用いられ、厚さが
100μm程度(機械強度と圧力損失との兼ねあいか
ら好適)の上記高分子多孔質シートに含浸あるい
は塗布することにより含有させる。得られた透湿
性気体遮蔽物は吸湿率が5〜20重量%と高く、透
湿性および気体遮蔽性に優れたものであつた。上
記透湿性気体遮蔽物を仕切板とし、厚さが100〜
200μm(機械強度と圧力損失との兼ねあいから好
適)の硬質の高分子シートを波板状に加工した間
隔板と貼り合わせた部材を間隔板の方向が一段置
きに直交するように積み重ねて図面のような全熱
交換器を作製した。ただし、仕切板同志の間隔は
2mm、間隔板の波状のピツチは4mmとした。上記
全熱交換器の給気として湿気の高い温風を流し、
排気として乾燥した冷気を流し、温・湿度交換効
率を測定すると共に、給気と排気の混合の度合を
評価するために給気に二酸化炭素ボンベより二酸
化炭素を加え、給気側と排気側のそれぞれ出口に
おける二酸化炭素濃度を測定した。その結果、標
準的な処理風量において温度交換効率は70〜80
%、湿度交換効率60〜70%と従来の加工紙を用い
た全熱交換器と変わらず、二酸化炭素の移行率も
従来の約20%に対して3%以下と低い値を示し
た。 以下この発明を実施例および比較例を記して説
明する。 実施例 1 吸湿剤として塩化リチウムを用い、親水性高分
子として平均重合度2000のポリビニルアルコール
を用い、それぞれ5重量%、15重量%の水溶液を
調製した。次に坪量が60g/m2膜厚が120μm、細
孔の平均径が1μmのポリエチレン製高分子多孔質
シートを用い、上記水溶液をワイヤーバーを用い
て塗布した。塗布量は10g/m2で、温度25℃、相
対湿度60%における吸湿率は8重量%であつた。
得られた透湿性気体遮蔽物を仕切板として図面に
示すような全熱交換器を作製した。 実施例 2 吸湿性物質としてカチオン性高分子電解質の一
つであるポリビニルベンジルトリメチルアンモニ
ウムクロライドを用い、20重量%の水溶液を調製
した。次に実施例1と同じポリエチレン製高分子
多孔質シートを用い、上記水溶液をワイヤバーを
用いて塗布した。塗布量は10g/m2で、温度25
℃、相対湿度60%における吸湿率は6重量%であ
つた。得られた透湿性気体遮蔽物を仕切板として
図面に示すような全熱交換器を作製した。 比較例 実施例1と同じポリエチレン製高分子多孔質シ
ートを用いて図面に示すような全熱交換器を作製
した。 上記実施例および比較例で得た全熱交換器の温
度および湿度交換効率と二酸化炭素の移行率を測
定した。その結果を表に示す。 表より明らかなように、実施例の温度交換効率
は比較例と変わらず、湿度交換効率も実施例2が
僅かに小さい程度でほぼ等しい。一方、気体移行
率は比較例の〜20%に対して〜3%とほぼ1/10
以上説明したように、この発明によれば、仕切
板を隔てて二種の気流を流通させ、上記仕切板を
介して上記二種の気流の顕熱及び潜熱を熱交させ
るものにおいて、上記仕切板を吸湿性物質を含有
する高分子多孔質部材よりなる透湿性気体遮蔽物
で構成することにより、寒冷地や温水プール等の
結露しやすい環境での使用に耐えるとともに、
温・湿度交換効率を保持しながら気体の移行率を
極めて少なくできる全熱交換器が得られるという
効果がある。
板を隔てて二種の気流を流通させ、上記仕切板を
介して上記二種の気流の顕熱及び潜熱を熱交させ
るものにおいて、上記仕切板を吸湿性物質を含有
する高分子多孔質部材よりなる透湿性気体遮蔽物
で構成することにより、寒冷地や温水プール等の
結露しやすい環境での使用に耐えるとともに、
温・湿度交換効率を保持しながら気体の移行率を
極めて少なくできる全熱交換器が得られるという
効果がある。
図面は一般的な全熱交換器の構造を示す斜視図
で、図において1は仕切板、2は間隔板、3は給
気の流路、4は排気の流路で、イ,ロはそれぞれ
給気と排気の方向を表わす。
で、図において1は仕切板、2は間隔板、3は給
気の流路、4は排気の流路で、イ,ロはそれぞれ
給気と排気の方向を表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 仕切板を隔てて二種の気流を流通させ、上記
仕切板を介して上記二種の気流の顕熱及び潜熱を
熱交換させるものにおいて、上記仕切板を吸湿性
物質を含有する高分子多孔質部材よりなる透湿性
気体遮蔽物で構成したことを特徴とする全熱交換
器。 2 高分子多孔質部材が平均孔径が0.1〜10μmの
細孔を有するシートである特許請求の範囲第1項
記載の全熱交換器。 3 吸湿性物質が吸湿剤を含有する親水性高分子
である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の全
熱交換器。 4 親水性高分子が平均重合度が2000以上のポリ
ビニルアルコールである特許請求の範囲第3項記
載の全熱交換器。 5 吸湿性物質がカチオン性高分子電解質である
特許請求の範囲第1項又は第2項記載の全熱交換
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5989284A JPS60205193A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 全熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5989284A JPS60205193A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 全熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60205193A JPS60205193A (ja) | 1985-10-16 |
| JPH0425476B2 true JPH0425476B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=13126216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5989284A Granted JPS60205193A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 全熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60205193A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022137430A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | 三菱電機株式会社 | 全熱交換素子用流路板、全熱交換素子および全熱交換換気装置並びに全熱交換素子用流路板の製造方法 |
| JP7154458B1 (ja) * | 2021-12-06 | 2022-10-17 | 三菱電機株式会社 | 全熱交換素子用流路板、全熱交換素子および全熱交換換気装置 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4874042A (en) * | 1988-05-27 | 1989-10-17 | William Becker | Corrugated cardboard heat exchanger |
| JP2522592B2 (ja) * | 1990-07-25 | 1996-08-07 | ミサワホーム株式会社 | 換気用熱交換器 |
| JP3306591B2 (ja) * | 1999-12-21 | 2002-07-24 | 株式会社西部技研 | 直交流型全熱交換器 |
| US20140014289A1 (en) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | Kraton Polymers U.S. Llc | Enhanced-efficiency energy recovery ventilation core |
| JP5816821B2 (ja) | 2012-09-11 | 2015-11-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 全熱交換素子用仕切部材およびその全熱交換素子用仕切部材を用いた全熱交換素子および熱交換形換気装置 |
| JP6167325B2 (ja) * | 2013-01-24 | 2017-07-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 全熱交換素子用仕切部材およびその素材を用いた全熱交換素子および熱交換形換気装置 |
| JP7146867B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2022-10-04 | 株式会社ダイセル | 積層体 |
| JP7142065B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2022-09-26 | ダイキン工業株式会社 | 全熱交換素子用仕切部材、全熱交換素子、および換気装置 |
| EP4129642A4 (en) * | 2020-03-31 | 2024-05-01 | Daicel Corporation | Laminate body |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP5989284A patent/JPS60205193A/ja active Granted
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022137430A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | 三菱電機株式会社 | 全熱交換素子用流路板、全熱交換素子および全熱交換換気装置並びに全熱交換素子用流路板の製造方法 |
| JPWO2022137430A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | ||
| JP7154458B1 (ja) * | 2021-12-06 | 2022-10-17 | 三菱電機株式会社 | 全熱交換素子用流路板、全熱交換素子および全熱交換換気装置 |
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| Publication number | Publication date |
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