JPH04255288A - 積層板用ガラス織物の製造方法 - Google Patents

積層板用ガラス織物の製造方法

Info

Publication number
JPH04255288A
JPH04255288A JP3809491A JP3809491A JPH04255288A JP H04255288 A JPH04255288 A JP H04255288A JP 3809491 A JP3809491 A JP 3809491A JP 3809491 A JP3809491 A JP 3809491A JP H04255288 A JPH04255288 A JP H04255288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
fabric
tensile strength
silicate
treated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3809491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Hayashida
林田 靖之
Kenji Yamamoto
賢二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP3809491A priority Critical patent/JPH04255288A/ja
Publication of JPH04255288A publication Critical patent/JPH04255288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層板の製造に用いる
ガラス織物を製造する方法に係り、更に詳しくはドリリ
ング性に優れた積層板用ガラス織物を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ガラス織物を補強基材とする積層板は、
機械的特性,電気的特性,耐熱性,耐薬品性等において
非常に優れている。このため、電子機器,電気通信機等
に使用される、電気絶縁板または印刷回路用銅張積層板
を補強する基材として、ガラス織物が主として用いられ
ている。しかしながら、ガラス織物を補強基材とする積
層板はドリリング性が悪いという欠点がある。
【0003】近年、プリント配線板の高密度化,多層化
が進んだことにより、回路の配線密度が大きくなり、I
C,LSI等のチップが表面実装されるようになった。 その結果、ドリル穴径の小径化が進み、ドリルの穴位置
精度の向上が必要となった。またドリル内壁の粗さに対
する要求も一層平滑度の良いものが要求されている。
【0004】更に、両面板等の汎用品の分野においては
、低コスト化の要求に対してドリル加工費低減のため、
ドリル加工時の重ね枚数の増加が指向され、ドリル摩耗
の少ない基材の検討がなされている。
【0005】上述の事情に鑑みて、例えば(ア)ガラス
織物をアルコキシシラン化合物で処理し、該シラン化合
物が付着した状態で加熱する方法(特公昭63−551
2号公報)、(イ)ガラス織物を特定の高温で連続的に
加熱処理する方法(特開平2−42785号公報)、(
ウ)ガラス織物をテトラアルコキシシランで処理する方
法(特開平2−88448号公報)、が提案されている
【0006】しかしながら、(ア)の方法では高温で長
時間処理する必要があり、これを工業的に行うにはアル
コキシシラン化合物の付着したガラス織物を巻き取り、
これをバッチ式で加熱することが必須である。このため
巻厚方向での表面層と内層との間、更に織物の巾方向で
の端部と中央部との間で熱履歴が異なるため、ガラス繊
維の強度低下にバラツキを生ずる。また処理工程も連続
でなく、作業能率及び経済性が悪いといった問題点があ
る。
【0007】一方、(ロ)の方法では、極めて高温で処
理するものであり、多大なエネルギーを必要とし、更に
高温処理用の専有設備も必要になるといった問題点があ
る。
【0008】更に、(ア)及び(ハ)の方法では、後工
程のシラン系表面処理剤で表面処理を施す前のガラス繊
維の引張強度が極めて低いため、作業上の不都合を生じ
易いといった問題点がある。
【0009】このほか、単に400℃以上の高温で長時
間処理する方法もあるが、(ア)と同様の問題点がある
。また、酸あるいはアルカリの溶液中に浸漬する方法も
考えられるが、強度低下の程度を制御するのが難しいほ
か、電気的性質等に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記問
題点に鑑み鋭意研究した結果、ケイ酸塩で処理すること
により、ガラス繊維の強度が低下することを見出し本発
明を完成したものであって、本発明の目的はドリリング
性に優れた積層板の製造に好適なガラス織物を効率よく
製造する方法を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、脱糊処理さ
れたガラス織物をケイ酸塩で処理して、織物を構成する
ガラス繊維の引張強度を低下せしめることを特徴とする
積層板用ガラス織物の製造方法によって達成される。
【0012】本発明で処理するガラス織物の製造に使用
される繊維は、ガラス長繊維であれば単糸径,収束本数
等に制限はない。また、ガラスの組成も特に限定される
ものでなく、例えば一般に電気絶縁板またはプリント配
線板に用いられている、アルカリ成分の少いEガラス,
誘電率の低いDガラス,高強度であるSガラス等を挙げ
ることができる。ガラス織物の織組織は、例えば平織り
,綾織り,朱子織り等を挙げることができるが、これら
に限定されるものではない。
【0013】本発明で用いるガラス織物は、一般に原糸
紡糸時および経糸整経時に収束剤として用いた糊剤が付
着しているため、製織後にヒートクリーニングや洗浄な
どの方法で脱糊する必要がある。
【0014】ケイ酸塩による処理は、例えば脱糊処理し
たガラス織物をケイ酸塩の水溶液に浸漬したのち乾燥す
る方法、あるいは該溶液をガラス織布に散布して加圧ロ
ーラー等で絞液後乾燥する方法等を挙げることができる
が、ガラス繊維にケイ酸塩を付着せしめる方法であれば
公知の適宜な方法によって行なえばよい。
【0015】本発明においてガラス織物に付着せしめる
ケイ酸塩とは、一般式
【化1】 で表わされる二酸化ケイ素と金属酸化物とからなる塩で
、水溶性のものである。上記ケイ酸塩としてはアルカリ
金属塩が好ましく、具体的にはケイ酸カリウム,ケイ酸
ナトリウム,ケイ酸リチウム等を挙げることができ、中
でもケイ酸カリウム,ケイ酸ナトリウムが好適である。
【0016】ガラス織物に付着せしめる上記ケイ酸塩の
付着量は、好ましくは0.01〜3重量%である。付着
量は、所望する強度低下の大きさに応じて適宜選定すれ
ばよい。
【0017】乾燥は通常の乾燥条件で行えばよく、例え
ば乾燥温度は100〜150℃、乾燥時間は20秒〜1
0分を挙げることができ、乾燥速度及びガラス織物の種
類等を考慮して適宜選定すればよい。
【0018】なお、ガラス繊維の引張強度をどの程度低
下させるかは、得られる積層板の機械的強度,ドリリン
グ性,その他の特性および積層成形工程での適合性が満
足されるものであれば、特に限定されない。得られるガ
ラス繊維の引張強度が高過ぎるとドリリング性が悪く、
低過ぎると後工程の表面処理工程やプリプレグ工程での
作業性に不都合を生じる。
【0019】こうして得られたガラス織物は、次いで、
通常はシラン化合物のようなカップリング剤で表面処理
されて積層板用基材となる。カップリング剤は、ガラス
と樹脂との架橋効果を発揮し、両者間の結合力を高める
【0020】一般にガラスクロスの引張強度は、通常の
加熱による脱糊処理(ヒートクリーニング)により、も
との引張強度の15〜35%に低下するが、シラン系の
表面処理剤による表面処理により40〜70%程度に回
復する。
【0021】一方、特公昭63−5512号公報及び特
開平2−88448号公報で開示されたテトラアルコキ
シシランによって処理する方法では、処理後のガラスク
ロスの引張強度が、もとの5〜15%まで低下し、続い
て行なわれるシラン系表面処理剤による表面処理により
10〜35%程度に回復するとされている。しかしなが
ら、引張強度が5〜15%程度まで低下すると強度的に
極めて弱いものであり、糸切れを起し易く、後工程であ
る表面処理工程において、作業上の不都合を生じ易い。
【0022】この点、本発明の方法によれば、ケイ酸塩
で処理したガラスクロスの引張強度は、脱糊処理後のガ
ラスクロスと同程度の15〜35%の低下にとどまる。 このため、シラン系表面処理剤による表面処理工程にお
いて、作業性に何ら問題を生じない。また表面処理剤に
よる処理後の引張強度は20〜45%に回復し、ドリリ
ング性に優れた基材となる。
【0023】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明を具
体的に説明する。なお、その前に本明細書における種々
の特性値の測定法を記述する。
【0024】<引張強度>JIS  R3420,5,
4「ガラス繊維一般試験法」に準じて測定した。処理後
の織物について、長さ方向に中央部を100m間隔で1
0ケ所サンプリングして測定した。
【0025】<積層板の曲げ強度>得られた銅張積層板
の曲げ強度をMIL(米国軍用規格)−P−13949
/2Aに従って測定した。
【0026】<小径ドリルの穴位置精度>得られた銅張
積層板を3枚重ね合わせ、上部に厚さ0.4mmの紙フ
ェノール板を、下部に厚さ1.5mmの紙フェノール板
をあて板として重ねた。これをドリル径0.35mm,
刃長7mmのドリルで送り速度20μ/rev.,回転
数8000rpmでドリリングした。3枚目の積層板の
穴の上下位置のずれの大きさを測定した。
【0027】<ドリル内壁粗さ>得られた銅張積層板に
ついて、ドリリング条件を穴位置精度測定の場合と同じ
にし、9000ヒット後の穴内壁の粗さを顕微鏡により
観察した。
【0028】実施例1 ガラス織物KS1600〔鐘紡(株)製、糸:ECG7
5  1/0、糸密度:タテ41本/25mm,ヨコ3
2本/25mm〕を400℃で20時間ヒートクリーニ
ングし付着糊剤を除去した。次に、このガラス織物を0
.3重量%のケイ酸カリウム水溶液に浸漬し、絞液後乾
燥した。続いて、1.0重量%エポキシシラン加水分解
溶液に浸漬し、絞液乾燥して処理織物を得た。
【0029】得られた処理織物に下記配合組成のエポキ
シ樹脂ワニスを含浸し、160℃で乾燥してプリプレグ
を作成した。このプリプレグ8枚を積層し、更に両側に
厚さ35μの銅箔を重ね合せて、170℃,30kg/
cm2 で60分間加熱加圧して、厚さ1.6mmの銅
張積層板を得た。結果は表1の通りであった。
【0030】<樹脂ワニスの配合組成>
【0031】実
施例2 実施例1において用いたケイ酸カリウムの水溶液濃度を
0.6重量%とする以外は、実施例1と同様にして、処
理織物および銅張積層板を得た。結果は表1の通りであ
った。
【0032】実施例1においてケイ酸塩として用いたケ
イ酸カリウムに代えて、ケイ酸ナトリウム(濃度0.3
重量%水溶液)を用いた以外は、実施例1と同様にして
、処理織物および銅張積層板を得た。結果は表1の通り
であった。
【0033】比較例1 実施例1において、ヒートクリーニングしたガラス織物
を、ケイ酸カリウムで処理することなく、エポキシシラ
ン1.0%加水分解溶液に浸漬し、絞液後乾燥して処理
織物を得た。引き続き、実施例1と同様にして銅張積層
板を作成した。結果は表1の通りであった。
【0034】比較例2 実施例1において、ケイ酸カリウムで処理する代りに、
テトラエトキシシラン0.5%水溶液に浸漬し、絞液乾
燥後、400℃で20時間加熱処理した。引き続き実施
例1と同様にしてエポキシシラン処理をし、同様にプリ
プレグおよび銅張積層板を作成した。結果は表1の通り
であった。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明の方法により得られたガラス織物
を用いて製造されたプリント配線板は、小径ドリルの穴
位置精度が従来品に比べ優れており、かつ穴内壁粗さの
平滑度も良い。
【0037】ドリリング性が良くなる結果、ドリル摩耗
も少なくなり、ドリル加工時の加工枚数も増やすことが
可能となった。
【0038】本発明の方法では、途中の工程において、
ガラス織物の引張強度を極端に低下させることがないた
め、安定して連続的に処理することができる。また、高
温を使わずに処理することができるため、実施する際に
特別な装置を必要とせず、一般に使用されているガラス
織物の表面処理をする装置で充分処理可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  脱糊処理されたガラス織物をケイ酸塩
    で処理して、織物を構成するガラス繊維の引張強度を低
    下せしめることを特徴とする積層板用ガラス織物の製造
    方法。
JP3809491A 1991-02-06 1991-02-06 積層板用ガラス織物の製造方法 Pending JPH04255288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3809491A JPH04255288A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 積層板用ガラス織物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3809491A JPH04255288A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 積層板用ガラス織物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04255288A true JPH04255288A (ja) 1992-09-10

Family

ID=12515890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3809491A Pending JPH04255288A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 積層板用ガラス織物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04255288A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003055034A (ja) * 2001-08-21 2003-02-26 Nippon Electric Glass Co Ltd 積層ガラスセラミック材料及び積層ガラスセラミック焼結体
US7354641B2 (en) 2004-10-12 2008-04-08 Ppg Industries Ohio, Inc. Resin compatible yarn binder and uses thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003055034A (ja) * 2001-08-21 2003-02-26 Nippon Electric Glass Co Ltd 積層ガラスセラミック材料及び積層ガラスセラミック焼結体
US7354641B2 (en) 2004-10-12 2008-04-08 Ppg Industries Ohio, Inc. Resin compatible yarn binder and uses thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002505249A (ja) 熱伝導性無機粒子でコーティングされたガラス繊維ストランドおよびそれを含む製品
KR100398177B1 (ko) 무기 윤활제-피복된 유리 섬유 스트랜드 및 이를 포함한제품
TWI790691B (zh) 玻璃布、預浸體、及印刷電路板
KR20010041518A (ko) 유리 섬유-강화 라미네이트, 전자 회로판 및 직물의직조방법
MXPA00008529A (es) Torones de fibra de vidrio recubiertos con particulas inorganicas y productos que los inclu
MXPA00008520A (es) Metodos para inhibir el desgaste abrasivo de torones de fibra de vid
JP2020100913A (ja) ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板
JP2018127748A (ja) ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板
CN111379063B (zh) 玻璃布的制造方法和玻璃纱
JP2023152949A (ja) ガラス繊維布製品、プリント回路板、集積回路基板及び電子製品
JP2026031588A (ja) 低誘電ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板
JPH04255288A (ja) 積層板用ガラス織物の製造方法
TWI748505B (zh) 玻璃布、預浸體、及印刷佈線板
JP3047924B2 (ja) プリント配線基板
JP3291100B2 (ja) 樹脂補強用ガラス繊維織物
JPH04240268A (ja) 積層板用ガラス織物の製造方法
CN113897721A (zh) 玻璃布、预浸料和印刷电路板
JP3390346B2 (ja) ガラスクロス
RU2222123C2 (ru) Ламинаты (слоистые материалы), усиленные стекловолокном, монтажные электронные платы и способы сборки изделия
JPS63267514A (ja) フレキシブルプリント配線板用材料
JPH0769683A (ja) 積層板用ガラス繊維織物の製造方法
JP2007297722A (ja) ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維および製造方法ならびに用途
JPS635512B2 (ja)
JPH0840751A (ja) プリント配線基板用ガラス織布の製造方法
JPH0288448A (ja) プリント基板用ガラスクロスの製造方法