JPH04255569A - スタータ - Google Patents
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- JPH04255569A JPH04255569A JP3013234A JP1323491A JPH04255569A JP H04255569 A JPH04255569 A JP H04255569A JP 3013234 A JP3013234 A JP 3013234A JP 1323491 A JP1323491 A JP 1323491A JP H04255569 A JPH04255569 A JP H04255569A
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- JP
- Japan
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- starter
- synthetic resin
- glass transition
- transition temperature
- molded
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N11/00—Starting of engines by means of electric motors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S74/10—Polymer digest - plastic gears
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/13—Machine starters
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- Y10T74/13—Machine starters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンを始動させるス
タータに関する。
タータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スタータの分野では、部品の
加工性を向上させるためと、ピニオンとリングギヤとの
噛み合い時に発生する衝撃荷重を緩和するために、衝撃
荷重のかかる各種構成部品に合成樹脂が使われつつある
。
加工性を向上させるためと、ピニオンとリングギヤとの
噛み合い時に発生する衝撃荷重を緩和するために、衝撃
荷重のかかる各種構成部品に合成樹脂が使われつつある
。
【0003】なお、この種の装置として関連するものに
は、例えば実公平2−7263号公報に記載のスタータ
がある。
は、例えば実公平2−7263号公報に記載のスタータ
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにスタータ
の機械構成部品を合成樹脂で成形した場合、樹脂がガラ
ス転移温度以上の高温下にあると、低温下に比べて樹脂
の強度が極度に低下する。以上からすれば、スタータが
約−40℃から約150℃までの範囲で使用されるので
、特に高温の使用条件の下でもスタータ使用時の衝撃荷
重に耐えられる材料を用いる必要がある。
の機械構成部品を合成樹脂で成形した場合、樹脂がガラ
ス転移温度以上の高温下にあると、低温下に比べて樹脂
の強度が極度に低下する。以上からすれば、スタータが
約−40℃から約150℃までの範囲で使用されるので
、特に高温の使用条件の下でもスタータ使用時の衝撃荷
重に耐えられる材料を用いる必要がある。
【0005】しかし、従来はスタータの構成部品として
合成樹脂を用いる場合に、衝撃荷重を緩和するための弾
性率を主に着目して素材を選択し、素材のガラス転移温
度とスタータ使用時の樹脂強度の関係について十分な考
慮がされていなかった。
合成樹脂を用いる場合に、衝撃荷重を緩和するための弾
性率を主に着目して素材を選択し、素材のガラス転移温
度とスタータ使用時の樹脂強度の関係について十分な考
慮がされていなかった。
【0006】具体的には、従来はガラス転移温度Tgが
60℃程度の合成樹脂を用いていた。このような条件の
合成樹脂を用いた場合、スタータの正常使用時には、エ
ンジンルーム内150℃程度の高温条件(このような条
件は、例えば、外気温が約50℃以上の運転,高速運転
などのエンジン停止直後になる)の下でもさほど問題と
ならないが、高温条件とスタータの異常使用条件(例え
ばキースイッチの異常操作やエンジンの過早着火等によ
り、ピニオンとリングギヤが異常に噛み合い過大な衝撃
荷重が発生する条件)が重なった場合には、衝撃荷重で
機械構成部品がこわれ易くなるという問題があった。
60℃程度の合成樹脂を用いていた。このような条件の
合成樹脂を用いた場合、スタータの正常使用時には、エ
ンジンルーム内150℃程度の高温条件(このような条
件は、例えば、外気温が約50℃以上の運転,高速運転
などのエンジン停止直後になる)の下でもさほど問題と
ならないが、高温条件とスタータの異常使用条件(例え
ばキースイッチの異常操作やエンジンの過早着火等によ
り、ピニオンとリングギヤが異常に噛み合い過大な衝撃
荷重が発生する条件)が重なった場合には、衝撃荷重で
機械構成部品がこわれ易くなるという問題があった。
【0007】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
、その目的とするところは、部品加工性が良く、衝撃緩
和能力の高く、さらに高温時にスタータが異常使用され
た場合であっても、スタータの機械構成部品の衝撃荷重
応力(破壊強度)を高めて部品の破損防止を図ることに
ある。
、その目的とするところは、部品加工性が良く、衝撃緩
和能力の高く、さらに高温時にスタータが異常使用され
た場合であっても、スタータの機械構成部品の衝撃荷重
応力(破壊強度)を高めて部品の破損防止を図ることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高温条件
,スタータの異常使用等の条件など種々の過酷な使用条
件を重ねて試行した結果、スタータを構成する機械部品
のうち合成樹脂を用いる部品として、ガラス転移温度が
90℃以上の合成樹脂により成形したものを提案する。
,スタータの異常使用等の条件など種々の過酷な使用条
件を重ねて試行した結果、スタータを構成する機械部品
のうち合成樹脂を用いる部品として、ガラス転移温度が
90℃以上の合成樹脂により成形したものを提案する。
【0009】
【作用】合成樹脂は、金属材料に比べて弾性率が低いた
め、ピニオンとリングギヤが噛合う時に発生する衝撃荷
重を緩和することができる。このピニオンとリングギア
の噛み合い時に生じる衝撃荷重がかかる具体的なスター
タ構成部品については実施例で述べてあるので、参照さ
れたい。
め、ピニオンとリングギヤが噛合う時に発生する衝撃荷
重を緩和することができる。このピニオンとリングギア
の噛み合い時に生じる衝撃荷重がかかる具体的なスター
タ構成部品については実施例で述べてあるので、参照さ
れたい。
【0010】スタータの機械部品に合成樹脂を使用した
場合、合成樹脂の物性として温度上昇に伴い衝撃荷重応
力が低下するが、ガラス転移温度が90℃以上の物性を
有する場合は、エンジンルーム内が約150℃の雰囲気
でも衝撃荷重応力がスタータ異常使用時の過大な衝撃力
に耐える応力値を保つことが、実験結果より確認された
。なお、この実験結果は、実施例の項で第2図の特性線
図に基づき説明してある。
場合、合成樹脂の物性として温度上昇に伴い衝撃荷重応
力が低下するが、ガラス転移温度が90℃以上の物性を
有する場合は、エンジンルーム内が約150℃の雰囲気
でも衝撃荷重応力がスタータ異常使用時の過大な衝撃力
に耐える応力値を保つことが、実験結果より確認された
。なお、この実験結果は、実施例の項で第2図の特性線
図に基づき説明してある。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。
【0012】図1のスタータは、一例として電磁押し込
み式のものを例示してある。
み式のものを例示してある。
【0013】すなわち、マグネチックスイッチ1のプラ
ンジャ2がトーションばね17付きのシフトレバー3を
介してピニオンスリーブ4Aと連結される。ピニオンス
リーブ4Aは、オーバランニングクラッチ10及びピニ
オン4を有し、ヘリカルスプラインを介して遊星歯車減
速機構の出力軸であるピニオンシャフト11に軸方向に
移動自在に嵌合されている。
ンジャ2がトーションばね17付きのシフトレバー3を
介してピニオンスリーブ4Aと連結される。ピニオンス
リーブ4Aは、オーバランニングクラッチ10及びピニ
オン4を有し、ヘリカルスプラインを介して遊星歯車減
速機構の出力軸であるピニオンシャフト11に軸方向に
移動自在に嵌合されている。
【0014】ピニオンシャフト11の一端はスタータの
フロントケース12に軸受18を介して支持され、他端
は軸受19を介してセンタブラケット14に支持される
。
フロントケース12に軸受18を介して支持され、他端
は軸受19を介してセンタブラケット14に支持される
。
【0015】13はピニオンスリーブ4Aの移動を規制
するEリング、15はスタータの本体後部を構成するリ
ヤブラケットで、リヤブラケット15内にはモータのブ
ラシホールド(図示せず)が配置される。
するEリング、15はスタータの本体後部を構成するリ
ヤブラケットで、リヤブラケット15内にはモータのブ
ラシホールド(図示せず)が配置される。
【0016】遊星歯車機構は、電動機6の回転軸上の太
陽歯車7,遊星歯車8,内歯歯車9で構成され、内歯歯
車9と一体のギヤカバー16で覆われる上記構成におい
て、図示しないキースイッチをオンすると、エンジン始
動用スタータのマグネチックスイッチ1のソレノイドが
通電され、プランジャ2がA方向に吸引され、トーショ
ンばね17の力に抗してシフトレバー3が回動してピニ
オン4がエンジン側のリングギヤ5側に押し込まれ、リ
ングギヤ5と噛み合う。
陽歯車7,遊星歯車8,内歯歯車9で構成され、内歯歯
車9と一体のギヤカバー16で覆われる上記構成におい
て、図示しないキースイッチをオンすると、エンジン始
動用スタータのマグネチックスイッチ1のソレノイドが
通電され、プランジャ2がA方向に吸引され、トーショ
ンばね17の力に抗してシフトレバー3が回動してピニ
オン4がエンジン側のリングギヤ5側に押し込まれ、リ
ングギヤ5と噛み合う。
【0017】一方、マグネチックスイッチ1に内蔵され
ている接点がプランジャ2に押されてオンし、電動機6
がトルクを発生する。このトルクは遊星歯車機構で減速
されピニオンシャフト11からヘリカルスプラインを介
してクラッチ10に伝わり、ピニオン4まで伝達される
。
ている接点がプランジャ2に押されてオンし、電動機6
がトルクを発生する。このトルクは遊星歯車機構で減速
されピニオンシャフト11からヘリカルスプラインを介
してクラッチ10に伝わり、ピニオン4まで伝達される
。
【0018】ピニオン4まで伝達されたトルクによって
、リングギヤ5を回し、エンジンを始動させる。
、リングギヤ5を回し、エンジンを始動させる。
【0019】以上のようなスタータ動作時に、ピニオン
4とリングギヤ5が衝突しつつ噛み合う。その時に発生
する衝撃トルクにより、ピニオンシャフト11,フロン
ト軸受18を介してフロントケース12に噛み合い反力
F1が発生する。
4とリングギヤ5が衝突しつつ噛み合う。その時に発生
する衝撃トルクにより、ピニオンシャフト11,フロン
ト軸受18を介してフロントケース12に噛み合い反力
F1が発生する。
【0020】また、センタブラケット14には、ピニオ
ンスリーブ4A,ピニオンシャフト11,Eリング13
を介して噛み合いスラスト荷重F2が発生する。
ンスリーブ4A,ピニオンシャフト11,Eリング13
を介して噛み合いスラスト荷重F2が発生する。
【0021】また、電動機6の回転軸の軸方向の動きを
止めているリヤブラケット15と、シフトレバー3にも
スラスト荷重F3,F4が発生する。
止めているリヤブラケット15と、シフトレバー3にも
スラスト荷重F3,F4が発生する。
【0022】さらに、内歯歯車9には、ピニオン4,ク
ラッチ10,ピニオンシャフト11,遊星歯車8を伝わ
り衝撃トルクが負荷され、歯元に曲げ応力が発生する。
ラッチ10,ピニオンシャフト11,遊星歯車8を伝わ
り衝撃トルクが負荷され、歯元に曲げ応力が発生する。
【0023】本実施例では、以上のような衝撃荷重のか
かるスタータ構成部品、すなわちシフトレバー3,内歯
歯車9,内歯歯車9と一体のギヤカバー16,フロント
ケース12,センタブラケット14,リヤブケット15
,リヤブラケット15と一体の図示しないブラシホール
ド部品等を、ガラス転移温度が90℃以上の合成樹脂で
成形する。例えば芳香族共重合ナイロン系の合成樹脂を
用いる。
かるスタータ構成部品、すなわちシフトレバー3,内歯
歯車9,内歯歯車9と一体のギヤカバー16,フロント
ケース12,センタブラケット14,リヤブケット15
,リヤブラケット15と一体の図示しないブラシホール
ド部品等を、ガラス転移温度が90℃以上の合成樹脂で
成形する。例えば芳香族共重合ナイロン系の合成樹脂を
用いる。
【0024】ところで、前記衝撃トルクは、エンジンと
スタータ相方の各要素部品の慣性モーメントと捩り剛さ
、およびピニオン4とリングギヤ5が噛合う直前のスタ
ータとエンジンの相対回転エネルギーに支配されるため
、スタータの異常使用(キースイッチの異常操作,エン
ジンの過早着火等)が起った場合、スタータ構成部品は
、過大な衝撃荷重下にさらされる。一方、温度が高いと
、合成樹脂の強度は弱まり、捩り剛さは柔らかくなる。
スタータ相方の各要素部品の慣性モーメントと捩り剛さ
、およびピニオン4とリングギヤ5が噛合う直前のスタ
ータとエンジンの相対回転エネルギーに支配されるため
、スタータの異常使用(キースイッチの異常操作,エン
ジンの過早着火等)が起った場合、スタータ構成部品は
、過大な衝撃荷重下にさらされる。一方、温度が高いと
、合成樹脂の強度は弱まり、捩り剛さは柔らかくなる。
【0025】しかし、本実施例では、約150℃の高温
雰囲気下で上記のようなスタータ異常使用がなされても
、以下に述べる図2の実験結果よりも明らかなように十
分な衝撃荷重応力を保つ。
雰囲気下で上記のようなスタータ異常使用がなされても
、以下に述べる図2の実験結果よりも明らかなように十
分な衝撃荷重応力を保つ。
【0026】図2において、横軸は温度℃、縦軸は応力
kgf/mm2を示す。また、図2の破線は、衝撃トル
クにより発生する内歯歯車9に必要な歯元曲げ応力と温
度の関係を示し、この破線より上の領域であれば、前記
したスタータ異常使用時に生じる過大衝撃荷重に対して
も必要な応力を満たしている。なお、この破線で示す歯
元曲げ応力・温度特性線は、温度が高くなるにつれて次
第に下る。その理由は、温度が高くなるにつれて、内歯
歯車の捩り剛さが柔らかくなり、衝撃荷重緩和能力が上
るため、その衝撃荷重に対する必要な応力が小さくてす
むためである。
kgf/mm2を示す。また、図2の破線は、衝撃トル
クにより発生する内歯歯車9に必要な歯元曲げ応力と温
度の関係を示し、この破線より上の領域であれば、前記
したスタータ異常使用時に生じる過大衝撃荷重に対して
も必要な応力を満たしている。なお、この破線で示す歯
元曲げ応力・温度特性線は、温度が高くなるにつれて次
第に下る。その理由は、温度が高くなるにつれて、内歯
歯車の捩り剛さが柔らかくなり、衝撃荷重緩和能力が上
るため、その衝撃荷重に対する必要な応力が小さくてす
むためである。
【0027】図2の実線は、ガラス転移温度90℃未満
の合成樹脂、例えばポリアミド66系の曲げ破壊応力と
温度の関係を、一点鎖線はガラス転移温度90℃以上の
合成樹脂(芳香族共重合ナイロン系)の曲げ破壊応力と
温度の関係を示す一例である。また、実線aと一点鎖線
aは結晶性の合成樹脂、実線bと一点鎖線bは非結晶性
の合成樹脂の特性の一例を示している。Tgは合成樹脂
のガラス転移温度を、Tmは合成樹脂の融点をそれぞれ
示している。
の合成樹脂、例えばポリアミド66系の曲げ破壊応力と
温度の関係を、一点鎖線はガラス転移温度90℃以上の
合成樹脂(芳香族共重合ナイロン系)の曲げ破壊応力と
温度の関係を示す一例である。また、実線aと一点鎖線
aは結晶性の合成樹脂、実線bと一点鎖線bは非結晶性
の合成樹脂の特性の一例を示している。Tgは合成樹脂
のガラス転移温度を、Tmは合成樹脂の融点をそれぞれ
示している。
【0028】図2からも明らかなように、実線及び一点
鎖線で示す合成樹脂の曲げ破壊応力は、温度がガラス転
移温度を超えると急激に低下するため、高温で過大衝撃
トルクが発生すると、その衝撃荷重が曲げ破壊応力(衝
撃荷重応力)を超え該内歯歯車9は破壊する。
鎖線で示す合成樹脂の曲げ破壊応力は、温度がガラス転
移温度を超えると急激に低下するため、高温で過大衝撃
トルクが発生すると、その衝撃荷重が曲げ破壊応力(衝
撃荷重応力)を超え該内歯歯車9は破壊する。
【0029】そして、この曲げ破壊応力を比較した場合
、スタータ構成部品が図2の実線で示す特性(ガラス転
移温度が90℃以下)のものである場合には、周囲温度
が100℃に満たないところで破線を下回り、図2の一
点鎖線で示す特性(ガラス転移温度が90℃以上)のも
のである場合には、周囲温度が150℃を超えても破線
を上回る。
、スタータ構成部品が図2の実線で示す特性(ガラス転
移温度が90℃以下)のものである場合には、周囲温度
が100℃に満たないところで破線を下回り、図2の一
点鎖線で示す特性(ガラス転移温度が90℃以上)のも
のである場合には、周囲温度が150℃を超えても破線
を上回る。
【0030】従って、本実施例によれば、約−40℃か
ら約150℃までどの温度でも使用されるスタータにお
いて、シフトレバー3,内歯歯車9,ギヤカバー16,
フロントケース12,センタブラケット14,リヤブラ
ケット15,ブラシホールド部品等の機械構造部品を、
ガラス転移温度90℃以上の合成樹脂で成形しているの
で、スタータが約150℃程度の高温条件で異常使用さ
れたとしても、スタータ構成部品の健全性を保つことが
できる。
ら約150℃までどの温度でも使用されるスタータにお
いて、シフトレバー3,内歯歯車9,ギヤカバー16,
フロントケース12,センタブラケット14,リヤブラ
ケット15,ブラシホールド部品等の機械構造部品を、
ガラス転移温度90℃以上の合成樹脂で成形しているの
で、スタータが約150℃程度の高温条件で異常使用さ
れたとしても、スタータ構成部品の健全性を保つことが
できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、スタータを構成する機
械部品のうち、合成樹脂を用いるものを、ガラス転移温
度が90℃以上の合成樹脂で成形することで、極めて過
酷な高温条件でスタータが異常使用されたとしても、ス
タータの健全性を維持するので、スタータ構成部品の加
工容易性,衝撃緩和力が高く、しかも耐温度・衝撃性の
条件を十分に満たした、優れたスタータを提供すること
ができる。
械部品のうち、合成樹脂を用いるものを、ガラス転移温
度が90℃以上の合成樹脂で成形することで、極めて過
酷な高温条件でスタータが異常使用されたとしても、ス
タータの健全性を維持するので、スタータ構成部品の加
工容易性,衝撃緩和力が高く、しかも耐温度・衝撃性の
条件を十分に満たした、優れたスタータを提供すること
ができる。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す説明図。
【図2】図2はスタータ構成部品に合成樹脂を用いた場
合の温度と衝撃荷重応力との関係を示す特性図。
合の温度と衝撃荷重応力との関係を示す特性図。
1…マグネチックスイッチ
3…シフトレバー
4…ピニオン
5…リングギヤ
6…電動機
7…太陽歯車
8…遊星歯車
9…内歯歯車
10…クラッチ
11…ピニオンシャフト
12…フロントケース
14…センタブラケット
15…リヤブラケット
16…ギヤカバー
18,19…軸受
Claims (7)
- 【請求項1】 エンジン始動用のスタータにおいて、
該スタータを構成する機械部品のうち合成樹脂を用いる
部品を、ガラス転移温度が90℃以上の合成樹脂で成形
したことを特徴とするスタータ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記スタータを構
成する機械部品のうち合成樹脂を用いる部品としてピニ
オンシャフトの一端を軸受を介して回転自在に支持する
フロントケースを備え、このフロントケースをガラス転
移温度が90℃以上の合成樹脂で成形したことを特徴と
するスタータ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前
記スタータの機械部品としてピニオンシャフトの一端を
軸受を介して回転自在に支持するセンタブラケットを備
え、このセンタブラケットをガラス転移温度が90℃以
上の合成樹脂で成形したことを特徴とするスタータ。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1
項において、前記スタータの機械部品として本体後部を
構成するリヤブラケットと、該りヤブラケット内に配置
されるブラシホールドとを備え、このリヤブラケット及
びブラシホールドをガラス転移温度が90℃以上の合成
樹脂で一体成形したことを特徴とするスタータ。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1
項において、前記スタータの機械部品としてピニオンを
エンジンのリングギヤに噛込ませるべく軸方向に移動さ
せるシフトレバーを備え、このシフトレバーをガラス転
移温度が90℃以上の合成樹脂で成形したことを特徴と
するスタータ。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1
項において、前記スタータの機械部品としてモータの動
力をピニオンに伝達する遊星歯車減速機構を備え、この
遊星歯車減速機構の遊星歯車及び該遊星歯車と一体のギ
ヤカバーをガラス転移温度が90℃以上の合成樹脂で成
形したことを特徴とするスタータ。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか1
項において、前記ガラス転移温度が90℃以上の合成樹
脂は、芳香族共重合ナイロン系であることを特徴とする
スタータ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013234A JP2795380B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | スタータ |
| US07/830,846 US5231307A (en) | 1991-02-04 | 1992-02-04 | Starter for starting internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013234A JP2795380B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | スタータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04255569A true JPH04255569A (ja) | 1992-09-10 |
| JP2795380B2 JP2795380B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=11827501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3013234A Expired - Fee Related JP2795380B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | スタータ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5231307A (ja) |
| JP (1) | JP2795380B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019515191A (ja) * | 2016-04-26 | 2019-06-06 | ヴァロック エンジニアリング リミテッド | 小型始動モータ |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06284607A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-07 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石式回転電機 |
| JPH08177691A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-12 | Hitachi Ltd | 永久磁石式スタータ |
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| US5231307A (en) | 1993-07-27 |
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