JPH04255600A - 流体機械のケーシングトリートメント制御装置 - Google Patents

流体機械のケーシングトリートメント制御装置

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JPH04255600A
JPH04255600A JP1513991A JP1513991A JPH04255600A JP H04255600 A JPH04255600 A JP H04255600A JP 1513991 A JP1513991 A JP 1513991A JP 1513991 A JP1513991 A JP 1513991A JP H04255600 A JPH04255600 A JP H04255600A
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fluid machine
control device
fixed
casing
line
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Akira Takada
昭 高田
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体機械のケーシング
トリートメント装置の制御装置に係り、サージング領域
に近い範囲で運転される流体機械の特性改善を図るシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば軸流フアンの失速領域改善
のため、動翼に対向するケーシング面に凹凸を設ける、
いわゆるケーシングトリートメントが行われており、例
えば、実開昭57−95500号公報に開示されている
ように、動翼の先端に対向するケーシングと軸方向に移
動可能なケーシングライナ間とに可動片を設置すること
により、運転状況に応じて動翼とケーシングライナ間の
空隙を制御することができるようになっていた。ケーシ
ングトリートメント付き軸流フアンの特性について、図
8,9を参照して説明する。
【0003】図8は、従来のケーシングトリートメント
付き軸流フアンの風量に対する風圧特性図、図9は、同
じく失速改善率に対する最高効率の特性図である。図8
に示された右下がりの複数本の曲線は動翼の開度を一定
にしてシステムの抵抗を変えた場合の特性であり、運転
中に動翼の取付け角度(開度)を変更して風量範囲をカ
バーするものである。各開度特性曲線の左上端が失速点
からさらに進んだサージング点で、この点より左側は不
安定領域である。各サージング点を結んだ曲線がサージ
ングラインでこれにより上側領域での運転は避けなけれ
ばならない。ケーシングトリートメントをしない場合の
サージングラインを破線Wで示す。作動曲線が図示のよ
うに比較的平坦に近い場合、小風量側でサージングライ
ンWに近づき、作動点が多少変動するとサージングに突
入する危険性がある。ケーシングトリートメントが行わ
れる場合のサージングラインを実線Eで示す。この場合
は、小風量側でサージングラインEが上昇し、作動曲線
に対して余裕がでる利点がある。
【0004】その反面、ケーシングトリートメントは動
翼の先端に対向するケース内壁に凹凸を設け、動翼,ケ
ーシング間に流体のリークを生じさせるため、定常運転
点で効率が低下する傾向がある。図9は、横軸に失速点
風量の割合で表わした失速改善率、縦軸に最高効率点を
とっている。ここで、失速改善率に係る風量改善率は、
作動点風量に対する、作動点風量,失速点風量の差の割
合である。図9から明らかなように、失速改善効果が良
いほど、効率が低下する傾向にあるため、定常運転に対
して、省エネルギーに反する問題がある。
【0005】そこで、本発明者は、先に特願平1−29
5042号によって、流体機械の翼の外周部に位置しケ
ーシングに固定され切欠きをもった固定部片と、前記切
欠きに嵌合する突起をもった移動部片と、この移動部片
を固定部片に着脱自在に嵌合させる機構とを含むケーシ
ングトリートメント装置を提案し、定常運転時は、ケー
シングトリートメントを行わず、すなわち、固定部片,
可動部片を嵌合状態にして動翼に対向するケーシング面
を平滑面として運転し、サージング点に近い運転点に対
しては、固定部片,可動部片の嵌合を外してケーシング
トリートメントを行い、動翼に対向するケーシング面を
凹凸面として、失速点,サージングラインを上昇させて
効率的な運転をすることを図った。なお、この種の装置
として関連するものには、実開昭60−52400号公
報記載の軸流圧縮機におけるケーシングトリートメント
装置が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、ケーシングトリ
ートメント装置は、失速改善効果が良いほど効率が低下
する傾向にあるため、上記技術では、定常運転時はトリ
ートメントを使用せず、サージング領域に近い運転点に
対してはトリートメントを使用するという調整を、自動
的に的確に行うという点について十分に配慮されていな
かった。本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、定常運転時は、なるべく効
率の有利な状態で使うように、トリートメントを使用せ
ず、サージング領域に近い運転点に対しては、トリート
メントを使用するという調整を、流体機械の運転点を検
出する機構と組合せ、自動的に制御して達成することを
可能とする流体機械のケーシングトリートメント装置の
制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の流体機械のケーシングトリートメント装置
の制御装置に係る第1の発明の構成は、流体機械の翼の
外周部に位置し前記流体機械のケーシングに固定され、
切欠きをもった固定部片と、前記固定部片に対し移動可
能で前記切欠きに嵌合する突起をもった可動部片と、前
記可動部片を前記固定部片に着脱自在に嵌合させる駆動
機構とを有するケーシングトリートメント装置を備えた
流体機械において、前記流体機械の運転点を検出する手
段と、前記検出手段により検出された運転点が予め設定
した正常領域にあるか、あるいはサージングラインに接
近した領域にあるかを判定し、正常領域にあるときは前
記固定部片,可動部片の両部片を嵌合状態にしてそれら
が滑らかな内壁面を形成するように制御し、運転点がサ
ージングラインに接近した領域にあるときには前記可動
部片を操作して固定部片内面にトリートメント溝が形成
される状態になるように、前記駆動機構を作動させる制
御装置とを備えたものである。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
の流体機械のケーシングトリートメント装置の制御装置
に係る第2の発明の構成は、前記第1の発明の構成と同
一前提において、流量および吐出圧力を検出する手段と
、流量に対応するサージング圧力ラインの、より圧力の
低い側にサージングラインに接近して接近ラインを設定
し、流量および吐出圧力で決まる運転点が接近ラインよ
り低圧側にあるときは前記固定部片,可動部片の両部片
を嵌合状態にしてそれらが滑らかな内壁面を形成するよ
うに制御し、運転点が接近ラインに達したときに前記可
動部片を操作して固定部片内面にトリートメント溝が形
成される状態になるように、前記駆動機構を作動させる
制御装置とを備えたものである。
【0009】さらに上記目的を達成するために、本発明
の流体機械のケーシングトリートメント装置の制御装置
に係る第3の発明の構成は、流体機械の動翼の外周部に
位置し前記流体機械のケーシングに固定され、切欠きを
もった固定部片と、前記固定部片に対し移動可能で前記
切欠きに嵌合する突起をもった可動部片と、前記可動部
片を前記固定部片に着脱自在に嵌合させる駆動機構とを
有するケーシングトリートメント装置を備えるとともに
動翼可変装置を備えた流体機械において、動翼開度およ
び吐出圧力を検出する手段と、動翼開度に対応するサー
ジング圧力ラインの、より圧力の低い側にサージングラ
インに接近して接近ラインを設定し、運転点が接近ライ
ンより低圧側にあるときは前記固定部片,可動部片の両
部片を嵌合状態にしてそれらが滑らかな内壁面を形成す
るように制御し、運転点が接近ラインに達したときに前
記可動部片を操作して固定部片内面にトリートメント溝
が形成される状態になるように、前記駆動機構を作動さ
せる制御装置とを備えたものである。
【0010】さらにまた、上記目的を達成するために、
本発明の流体機械のケーシングトリートメント装置の制
御装置に係る第4の発明の構成は、前記第3の発明の構
成と同一の前提において、動翼開度および流量を検出す
る手段と、動翼開度に対応するサージング流量ラインの
、より流量の多い側に接近ラインを設定し、運転点が接
近ラインより大流量側にあるときは前記固定部片,可動
部片の両部片を嵌合状態にしてそれらが滑らかな内壁面
を形成するように制御し、運転点が設定ラインに達した
ときに前記可動部片を操作して固定部片内面にトリート
メント溝が形成される状態になるように、前記駆動機構
を作動させる制御装置とを備えたものである。
【0011】
【作用】流体機械の運転点は、(1)流量と吐出圧力を
検出する、(2)動翼開度と吐出圧力を検出する、(3
)動翼開度と流量を検出する等により、検出できる。こ
れらの信号を制御装置に集め、必要な演算を行い、設定
値との比較を行い、運転点が設定値(接近ライン)に近
接または到達した時点で、トリートメントの操作源への
操作開始信号を発信し、ケーシングトリートメント装置
の固定部片,可動部片の嵌合を外してケーシング内面に
凹凸のあるトリートメント構造となるようにする。逆に
、運転点が接近ラインから離れ、運転点が正常領域にあ
るときは、逆操作信号を発信させることにより、前記固
定部片,可動部片を嵌合状態にさせてケーシング内面(
通風面)を平滑面とするように、トリートメントの使い
わけを自動制御できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1ないし図7、
ならびに図10ないし図15を参照して説明する。まず
、本発明の制御装置を適用するケーシングトリートメン
トの可動構造を図10ないし図15を参照して説明する
。このケーシングトリートメントの可動構造は、本発明
者が特願平1−295042号で提案したものである。 図10は、本発明を適用するケーシングトリートメント
装置の本体部片の組立状態の断面図、図11は、図10
のA−A矢視図、図12は、図10のB−B矢視断面図
、図13は、図12とくらべ部片の位置が変位した状態
を示す断面図である。
【0013】図に示すように、動翼12はハブ11に取
り付けられ、動翼12の先端12aに対向するケーシン
グ13には、その円周にわたって、通風面側にはスリッ
ト状の切欠き14aをもつリング状の固定部片14を固
定し、その外側に固定部片14の切欠き14aに滑合す
る突起15aをもつ可動部片に係る移動部片15を組み
込んであり、これら部片を収納部13aに納め、その外
側は覆い13bにより塞いである。固定部片14および
移動部片15を滑合させた状態では図12に示すように
、固定部片14の外周面14bと移動部片15の内周面
15bとは同一平滑面(滑らかな内壁面)となっている
。また、移動部片15が固定部片14から外側へ引き抜
かれた状態では図13に示すように、切欠き14aは固
定部片内面に凹んだトリートメント溝を形成している。
【0014】次に、移動部片15を出し入れする駆動機
構の1実施例を図14および図15を参照して説明する
。図14は、駆動機構の断面図、図15は、図14のC
−C矢視断面図である。図14,15に示す駆動機構で
は、移動部片15に固定したロッド16をケース17に
収納し、ケース17をケーシングに固定しており、ロッ
ド16とケース17との間にばね18を組み込んである
。ケース17には流体供給源19から配管20が接続さ
れており、流体には、空気,油,水等を使用する。流体
供給源19から流体を供給すると、ロッド16が外周側
に移動し、それと共に、移動部片15が固定部片15か
ら引き抜かれる。流体供給源19からの流体を遮断する
と、ばね18により移動部片15が内周側に押しもどさ
れ、固定部片15および移動部片15が滑合する。なお
、図14の例は、駆動機構の一例を説明したもので、こ
の他、図示しないが、例えばロッドの移動を電磁石によ
る手段、梃子式レバーで操作する手段等を採用してもよ
いことは言うまでもない。また、図示しないが、移動部
片を形状記憶合金で支持させ、温度調節装置により温度
を制御し、形状記憶合金の変形により移動部片を移動さ
せることも可能である。
【0015】次に、本発明の制御装置の各実施例を図1
ないし図7を参照して説明する。 〔実施例  1〕まず、軸流ファンの運転点を流量,吐
出圧力を検出することによって知る例を図1ないし図3
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る
軸流ファンのトリートメント制御装置の略示構成図、図
2は、流量と差圧の換算カーブの線図、図3は、流量と
吐出圧力に関する設定ラインを示す線図である。図1に
おいて、1は、吸込ケーシング端(吸込口)における圧
力検出口、2は動翼、3は、動翼2の直前の圧力検出口
、4は圧力発信器、5は制御装置、6は吐出ケーシング
端(吐出口)における圧力検出口、7は圧力発信器、8
はケーシングトリートメント構造部(以下単にケーシン
グトリートメントという)で、このケーシングトリート
メント8の可動構造は、上記図10に示したものに相当
する。また、9はトリートメント操作源で、このトリー
トメント操作源9は、ケーシングトリートメント8の可
動構造に対応した、例えば、シリンダ操作流体元弁,電
磁石,レバー操作ドライブ,温度制御装置等である。
【0016】次に、上記装置における制御作用を説明す
る。吸込口の圧力検出口1と動翼2の直前の圧力検出口
3との差圧を圧力発信器4にて検出し、制御装置5へ送
信する。制御装置5の中には、予め図2に示す流量と差
圧の換算カーブ、および図3に示す流量と吐出圧力に関
する設定ラインが設定されている。この設定ラインは、
流量に対応するサージング圧力の下側、すなわち、より
圧力の低い側のラインとなっている。制御装置5では、
上記差圧から図2を用いて流量を求め、さらにその流量
と吐出圧力とから図3に示すように運転点を求める。予
め設定した、上記流量に対する設定圧力Poと、測定吐
出圧力Pdとを比較し、 Pd<Poの場合は、安全領域(設定ライン未満)Pd
>PoまたはPd=Poの場合は、注意領域(設定ライ
ン以上) とし、後者の場合は、制御装置5から、トリートメント
操作源9に操作信号を送り、軸流ファンの通風面が凹凸
のあるトリートメント構造(固定部片内面にトリートメ
ント溝が形成される構造)となるように移動部片を操作
させ、サージング圧力の上昇を図り、運転点が直ちにサ
ージング領域に入らぬよう余裕を確保する。
【0017】なお、本操作にも拘らず、運転点がサージ
ング領域に近づく場合は、別の操作、例えば、運転負荷
を下げたり、運転を停止したりするなどの操作が必要と
なってくるが、本システムにさらに加えることもできる
。また一度、運転点が設定ライン以上となって、通風面
が凹凸のあるトリートメント構造となったのち、運転点
が下がり、設定ライン以下となった場合は、上記制御装
置5からトリートメント解除の操作信号を発信させ、固
定部片14,移動部片15の両部片を嵌合状態にしてそ
れらが滑らかな内壁面を形成して、通風面が平滑面とな
るように、トリートメント操作源9を操作させる。本実
施例では、軸流式で、ケーシング壁圧2個所の差圧から
流量を検出する例を示したが、流量を検出する方法とし
て、エアロフォイル,オリフィス,多孔管等を使用する
方法と組み合わせることもでき、また、軸流式に限定し
ない。
【0018】〔実施例  2〕次に、動翼可変軸流ファ
ンにおいて、運転点を動翼開度と吐出圧力とによって知
る例を、流量制御装置の開度と圧力による方法の一例と
して説明する。図4は、本発明の他の実施例に係る軸流
ファンのトリートメント制御装置の略示構成図、図5は
、動翼開度と吐出圧力に関する設定ラインを示す線図で
ある。図4において、図1と同一符号のものは先の実施
例と同等部分であるから、その説明を省略する。動翼可
変操作機10より動翼開度を制御装置5へ送り、一方、
吐出口の圧力検出口6の圧力を圧力発信器7にて検出し
、制御装置5へ送信する。制御装置5の中には、予め図
5に示す動翼開度と吐出圧力に関する設定ラインが設定
されている。この設定ラインは、動翼開度に対応するサ
ージング圧力の下側、すなわち、より圧力の低い側のラ
インとなっている。動翼開度に対する設定吐出圧力Po
と測定吐出圧力Pdとを比較し、以降は先の図1の実施
例と同様である。なお、図4では、動翼可変軸流ファン
を例とし、流量制御装置の開度として動翼開度を取り上
げたが、流量制御装置の開度として、吸込絞りベーン開
度,ダンパー開度等を使用することもでき、軸流式に限
定しない。
【0019】〔実施例  3〕次に、動翼可変軸流ファ
ンにおいて、運転点を動翼開度と流量とによって知る例
を説明する。図6は、本発明のさらに他の実施例に係る
軸流ファンのトリートメント制御装置の略示構成図、図
7は動翼開度と流量に関する設定ラインを示す線図であ
る。図6において、図1,図4と同一符号のものは先の
各実施例と同等部分であるから、その説明を省略する。 吸込口の圧力検出口1と動翼2の直前の圧力検出口3と
の差圧を圧力発信器4にて検出し、制御装置5へ送信す
る。一方、動翼可変操作機10より動翼開度を制御装置
5へ送信する。制御装置5の中には、予め図7に示す動
翼開度と流量に関する設定ラインが設定されている。こ
の設定ラインは、動翼開度に対応するサージング流量の
上側、すなわち、より流量(風量)の多いラインとなっ
ている。
【0020】制御装置5では、上記差圧から図2を用い
て流量を求め、さらにその流量と動翼開度とから図7に
示すように運転点を求める。予め設定した、上記動翼開
度に対する設定流量Qoと、運転点流量Qdとを比較し
、 Qd>Qoの場合は、安全領域 Qd<QoまたはQd=Qoの場合は、注意領域とし、
後者の場合は、制御装置5から、トリートメント操作源
9に操作信号を送り軸流ファンの通風面が凹凸のあるト
リートメント構造となるように操作させ、運転点が直ち
にサージング領域に入らぬよう余裕を確保する。 また一度、運転点が設定ライン以下となって、通風面が
凹凸のあるトリートメント構造となったのち、運転点が
上がり、設定ライン以上となった場合は、上記制御装置
5からトリートメント解除の操作信号を発信させ、通風
面が平滑面となるように、トリートメント操作源9を操
作させる。
【0021】上記各実施例によれば、サージング領域か
ら離れた領域で運転する場合はケーシングトリートメン
トを使用せず、正規の効率を確保した運転を行い、サー
ジング領域に近い領域で運転する場合は、ケーシングト
リートメントを使用して、失速点,サージングラインを
移動させて、運転余裕を確保した運転を行う切替が、制
御装置により自動的に行うことができ、効率的で安定し
た運転ができる効果がある。なお、上記各実施例では軸
流ファンの例を説明したが、本発明は、これに限定され
るものではなく、流体機械一般に適用が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、定常運転時は、なるべく効率の有利な状態で使う
ように、トリートメントを使用せず、サージング領域に
近い運転点に対しては、トリートメントを使用するとい
う調整を、流体機械の運転点を検出する機構と組合せ、
自動的に制御して達成することを可能とする流体機械の
ケーシングトリートメント制御装置を提供することがで
きる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る軸流ファンのトリート
メント制御装置の略示構成図である。
【図2】流量と差圧の換算カーブの線図である。
【図3】流量と吐出圧力に関する設定ラインを示す線図
である。
【図4】本発明の他の実施例に係る軸流ファンのトリー
トメント制御装置の略示構成図である。
【図5】動翼開度と吐出圧力に関する設定ラインを示す
線図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例に係る軸流ファンの
トリートメント制御装置の略示構成図である。
【図7】動翼開度と流量に関する設定ラインを示す線図
である。
【図8】従来のケーシングトリートメント付き軸流フア
ンの風量に対する風圧特性図である。
【図9】失速改善率に対する最高効率の特性図である。
【図10】本発明を適用するケーシングトリートメント
装置の本体部片の組立状態の断面図である。
【図11】図10のA−A矢視図である。
【図12】図10のB−B矢視断面図である。
【図13】図12とくらべ部片の位置が変位した状態を
示す断面図である。
【図14】駆動機構の断面図である。
【図15】図14のC−C矢視断面図である。
【符号の説明】
1  圧力検出口 2  動翼 3  圧力検出口 4  圧力発信器 5  制御装置 6  圧力検出口 7  圧力発信器 8  ケーシングトリートメント 9  トリートメント操作源 10  動翼可変操作機 14  固定部片 14a  切欠き 15  移動部片 15a  突起 15b  内周面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  流体機械の翼の外周部に位置し前記流
    体機械のケーシングに固定され、切欠きをもった固定部
    片と、前記固定部片に対し移動可能で前記切欠きに嵌合
    する突起をもった可動部片と、前記可動部片を前記固定
    部片に着脱自在に嵌合させる駆動機構とを有するケーシ
    ングトリートメント装置を備えた流体機械において、前
    記流体機械の運転点を検出する手段と、前記検出手段に
    より検出された運転点が予め設定した正常領域にあるか
    、あるいはサージングラインに接近した領域にあるかを
    判定し、正常領域にあるときは前記固定部片,可動部片
    の両部片を嵌合状態にしてそれらが滑らかな内壁面を形
    成するように制御し、運転点がサージングラインに接近
    した領域にあるときには前記可動部片を操作して固定部
    片内面にトリートメント溝が形成される状態になるよう
    に、前記駆動機構を作動させる制御装置とを備えたこと
    を特徴とする流体機械のケーシングトリートメント制御
    装置。
  2. 【請求項2】  流体機械の翼の外周部に位置し前記流
    体機械のケーシングに固定され、切欠きをもった固定部
    片と、前記固定部片に対し移動可能で前記切欠きに嵌合
    する突起をもった可動部片と、前記可動部片を前記固定
    部片に着脱自在に嵌合させる駆動機構とを有するケーシ
    ングトリートメント装置を備えた流体機械において、流
    量および吐出圧力を検出する手段と、流量に対応するサ
    ージング圧力ラインの、より圧力の低い側にサージング
    ラインに接近して接近ラインを設定し、流量および吐出
    圧力で決まる運転点が接近ラインより低圧側にあるとき
    は前記固定部片,可動部片の両部片を嵌合状態にしてそ
    れらが滑らかな内壁面を形成するように制御し、運転点
    が接近ラインに達したときには前記可動部片を操作して
    固定部片内面にトリートメント溝が形成される状態にな
    るように、前記駆動機構を作動させる制御装置とを備え
    たことを特徴とする流体機械のケーシングトリートメン
    ト制御装置。
  3. 【請求項3】  流量を検出する手段として、吸込口と
    翼直前部に圧力検出手段を設けて差圧を測定し、その差
    圧を制御装置に送信する圧力発信器を設けたことを特徴
    とする請求項2記載の流体機械のケーシングトリートメ
    ント制御装置。
  4. 【請求項4】  流体機械の動翼の外周部に位置し前記
    流体機械のケーシングに固定され、切欠きをもった固定
    部片と、前記固定部片に対し移動可能で前記切欠きに嵌
    合する突起をもった可動部片と、前記可動部片を前記固
    定部片に着脱自在に嵌合させる駆動機構とを有するケー
    シングトリートメント装置を備えるとともに動翼可変装
    置を備えた流体機械において、動翼開度および吐出圧力
    を検出する手段と、動翼開度に対応するサージング圧力
    ラインの、より圧力の低い側にサージングラインに接近
    して接近ラインを設定し、運転点が接近ラインより低圧
    側にあるときは前記固定部片,可動部片の両部片を嵌合
    状態にしてそれらが滑らかな内壁面を形成するように制
    御し、運転点が接近ラインに達したときに前記可動部片
    を操作して固定部片内面にトリートメント溝が形成され
    る状態になるように、前記駆動機構を作動させる制御装
    置とを備えたことを特徴とする流体機械のケーシングト
    リートメント制御装置。
  5. 【請求項5】  流体機械の動翼の外周部に位置し前記
    流体機械のケーシングに固定され、切欠きをもった固定
    部片と、前記固定部片に対し移動可能で前記切欠きに嵌
    合する突起をもった可動部片と、前記可動部片を前記固
    定部片に着脱自在に嵌合させる駆動機構とを有するケー
    シングトリートメント装置を備えるとともに動翼可変装
    置を備えた流体機械において、動翼開度および流量を検
    出する手段と、動翼開度に対応するサージング流量ライ
    ンの、より流量の多い側に接近ラインを設定し、運転点
    が接近ラインより大流量側にあるときは前記固定部片,
    可動部片の両部片を嵌合状態にしてそれらが滑らかな内
    壁面を形成するように制御し、運転点が設定ラインに達
    したときに前記可動部片を操作して固定部片内面にトリ
    ートメント溝が形成される状態になるように、前記駆動
    機構を作動させる制御装置とを備えたことを特徴とする
    流体機械のケーシングトリートメント制御装置。
  6. 【請求項6】  流体機械の翼の外周部に位置し前記流
    体機械のケーシングに固定され、切欠きをもった固定部
    片と、前記固定部片に対し移動可能で前記切欠きに嵌合
    する突起をもった可動部片と、前記可動部片を前記固定
    部片に着脱自在に嵌合させる駆動機構とを有するケーシ
    ングトリートメント装置を備えるとともに、流量制御装
    置を備えた流体機械において、流量制御装置の開度およ
    び吐出圧力を検出する手段と、流量制御装置の開度に対
    応するサージング圧力ラインの、より圧力の低い側に接
    近ラインを設定し、運転点が接近ラインよりも低圧側に
    あるときは前記固定部片,可動部片の両部片を嵌合状態
    にしてそれらが滑らかな内壁面を形成するように制御し
    、運転点が接近ラインに達したときには前記可動部片を
    操作して固定部片内面にトリートメント溝が形成される
    状態になるように、前記駆動機構を作動させる制御装置
    とを備えたことを特徴とする流体機械のケーシングトリ
    ートメント制御装置。
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