JPH07243304A - 抽気タービンの抽気圧力制御方法 - Google Patents
抽気タービンの抽気圧力制御方法Info
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- JPH07243304A JPH07243304A JP5504794A JP5504794A JPH07243304A JP H07243304 A JPH07243304 A JP H07243304A JP 5504794 A JP5504794 A JP 5504794A JP 5504794 A JP5504794 A JP 5504794A JP H07243304 A JPH07243304 A JP H07243304A
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- Japan
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- pressure
- control valve
- turbine
- extraction
- internal control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】抽気タービンの内部効率の低下を最小限とし、
抽気可能範囲を拡大できる抽気圧制御方法を提供する。 【構成】内部制御弁9と外部制御弁11とを設け、ター
ビン出力が一定値に達するまでは、外部制御弁11は全
開に保持して内部制御弁9によりタービン高圧部出口圧
力を一定にするように制御し、タービン出力が一定値に
達したとき内部制御弁9は全開となり、タービン出力が
一定値を越えたとき、外部制御弁11により外部制御弁
2次側の抽気圧力を一定にするように制御するので、内
部効率の低下を少なくし、かつ抽気可能範囲を拡大でき
る。
抽気可能範囲を拡大できる抽気圧制御方法を提供する。 【構成】内部制御弁9と外部制御弁11とを設け、ター
ビン出力が一定値に達するまでは、外部制御弁11は全
開に保持して内部制御弁9によりタービン高圧部出口圧
力を一定にするように制御し、タービン出力が一定値に
達したとき内部制御弁9は全開となり、タービン出力が
一定値を越えたとき、外部制御弁11により外部制御弁
2次側の抽気圧力を一定にするように制御するので、内
部効率の低下を少なくし、かつ抽気可能範囲を拡大でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蒸気タービンの途中
段から蒸気が抽気される抽気タービンの抽気圧力制御方
法に関する。
段から蒸気が抽気される抽気タービンの抽気圧力制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の抽気タービンは、工場の自家発
電用などに使用され、動力及び作業用蒸気を必要とする
が、抽気量が動力に比較して少ない場合などに使用され
る。この抽気タービンにおいては、入口主蒸気の一部は
作業用としてタービンの途中段から抽気配管系統の抽気
逆止弁を介して、所望の作業場に配管を介して送られ、
工場の種々の生産工程のエネルギーとして利用される。
電用などに使用され、動力及び作業用蒸気を必要とする
が、抽気量が動力に比較して少ない場合などに使用され
る。この抽気タービンにおいては、入口主蒸気の一部は
作業用としてタービンの途中段から抽気配管系統の抽気
逆止弁を介して、所望の作業場に配管を介して送られ、
工場の種々の生産工程のエネルギーとして利用される。
【0003】図3は従来の内部制御弁を備えた抽気ター
ビンの系統図である。図示しないボイラから主蒸気止め
弁,蒸気加減弁1を経て、主蒸気がタービン高圧部2へ
送られ、その中の一部は抽気口から工場などへ送気され
る。残りは内部制御弁9からタービン低圧部3へ送ら
れ、復水器5で復水される。その際タービン軸に結合さ
れた発電機4から発電する。内部制御弁9はタービン高
圧部出口に配置された抽気圧制御装置8により制御され
る。抽気タービンの抽気圧制御は、次のごとく行われ
る。例えば抽気圧力が設定値より上昇し、タービン回転
速度が変化しない場合には、まず内部制御弁が開き抽気
量を減少させ、タービン低圧部3への流量を増加させ
る。すると、タービン高圧部2,タービン低圧部3全体
としては発生出力が増加するため回転速度は上昇する。
そこで主蒸気加減弁はその分全体流入量を減少させるた
め閉まって抽気圧力を一定に保つ。抽気圧力が設定値よ
り低下した場合には逆の作用で抽気圧力を一定に保つ。
ビンの系統図である。図示しないボイラから主蒸気止め
弁,蒸気加減弁1を経て、主蒸気がタービン高圧部2へ
送られ、その中の一部は抽気口から工場などへ送気され
る。残りは内部制御弁9からタービン低圧部3へ送ら
れ、復水器5で復水される。その際タービン軸に結合さ
れた発電機4から発電する。内部制御弁9はタービン高
圧部出口に配置された抽気圧制御装置8により制御され
る。抽気タービンの抽気圧制御は、次のごとく行われ
る。例えば抽気圧力が設定値より上昇し、タービン回転
速度が変化しない場合には、まず内部制御弁が開き抽気
量を減少させ、タービン低圧部3への流量を増加させ
る。すると、タービン高圧部2,タービン低圧部3全体
としては発生出力が増加するため回転速度は上昇する。
そこで主蒸気加減弁はその分全体流入量を減少させるた
め閉まって抽気圧力を一定に保つ。抽気圧力が設定値よ
り低下した場合には逆の作用で抽気圧力を一定に保つ。
【0004】図5は図3のタービン系統のタービン低圧
部車室圧特性を示す線図である。図5において、低圧部
流入蒸気量を増やせば、タービン低圧部車室圧力は高ま
りタービン出力を増やすことができる。タービン低圧部
車室圧力が抽気圧力設定値から配管損失を引いた圧力に
達するまでは、タービン低圧部流入蒸気量を調節して抽
気圧力を一定にするように制御できる。その限界のター
ビン低圧部流入蒸気量はQ1 である。内部制御弁9のみ
で抽気圧力制御する場合は、タービン低圧部流入蒸気量
がQ1 以下で制御していた。
部車室圧特性を示す線図である。図5において、低圧部
流入蒸気量を増やせば、タービン低圧部車室圧力は高ま
りタービン出力を増やすことができる。タービン低圧部
車室圧力が抽気圧力設定値から配管損失を引いた圧力に
達するまでは、タービン低圧部流入蒸気量を調節して抽
気圧力を一定にするように制御できる。その限界のター
ビン低圧部流入蒸気量はQ1 である。内部制御弁9のみ
で抽気圧力制御する場合は、タービン低圧部流入蒸気量
がQ1 以下で制御していた。
【0005】図4は外部制御弁を備えた抽気タービンの
系統図である。抽気配管7の蒸気圧を制御する抽気圧制
御装置10と、抽気圧制御装置10からの信号によって
抽気蒸気の圧力を調整する外部制御弁11とを備えた。
外部制御弁11だけて制御するときは、タービン負荷の
変動またはプロセス蒸気量の変動でタービン高圧部出口
圧力が変わっても外部制御弁2次側の蒸気圧を一定に保
つように制御する。図6は図4のタービン系統のタービ
ン低圧車室圧特性を示す線図である。タービン低圧部車
室圧力はタービン低圧部流入蒸気量比例し、タービン負
荷の変化に対し、タービン低圧部流入量を加減するの
で、タービン高圧部出口圧力はタービン低圧部流入蒸気
量に比例する。Q1 は抽気圧力設定値に対応するタービ
ン低圧部流入蒸気量である。外部制御弁11のみで抽気
圧力制御する場合は、タービン低圧部流入蒸気量がQ1
以上で制御していた。
系統図である。抽気配管7の蒸気圧を制御する抽気圧制
御装置10と、抽気圧制御装置10からの信号によって
抽気蒸気の圧力を調整する外部制御弁11とを備えた。
外部制御弁11だけて制御するときは、タービン負荷の
変動またはプロセス蒸気量の変動でタービン高圧部出口
圧力が変わっても外部制御弁2次側の蒸気圧を一定に保
つように制御する。図6は図4のタービン系統のタービ
ン低圧車室圧特性を示す線図である。タービン低圧部車
室圧力はタービン低圧部流入蒸気量比例し、タービン負
荷の変化に対し、タービン低圧部流入量を加減するの
で、タービン高圧部出口圧力はタービン低圧部流入蒸気
量に比例する。Q1 は抽気圧力設定値に対応するタービ
ン低圧部流入蒸気量である。外部制御弁11のみで抽気
圧力制御する場合は、タービン低圧部流入蒸気量がQ1
以上で制御していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来内部制御弁だけで
抽気圧力制御を行う場合には、タービン高圧部出口圧力
が設定した値となるように運転するので、タービン低圧
部の車室圧力がタービン高圧部出口圧力の設定値から損
失を引いた圧力に達すると、内部制御弁は全開となり、
一定流量以上の蒸気をタービン低圧部に流入できなくな
り、抽気タービンの運転範囲に制限が生じた。図5にお
いてタービン低圧部流入蒸気量をQ1 以上増やすことが
できなかった。内部制御弁だけで抽気圧力を制御する場
合には、タービン高圧部出口圧力を全出力時に対応して
高く設定する必要があり、低負荷時には内部制御弁にお
ける絞り損失が増加し、タービン内部効率が低下すると
いう問題があった。また、外部制御弁だけで抽気圧力制
御を行う場合にはタービン負荷が低下した場合、主蒸気
弁が開度を減少させるので、タービン抽気部の圧力が外
部のプロセス蒸気圧力より低下し、抽気できない運転領
域が生じていた。図6において、タービン低圧部流入蒸
気量Q1 以下では抽気できなかった。
抽気圧力制御を行う場合には、タービン高圧部出口圧力
が設定した値となるように運転するので、タービン低圧
部の車室圧力がタービン高圧部出口圧力の設定値から損
失を引いた圧力に達すると、内部制御弁は全開となり、
一定流量以上の蒸気をタービン低圧部に流入できなくな
り、抽気タービンの運転範囲に制限が生じた。図5にお
いてタービン低圧部流入蒸気量をQ1 以上増やすことが
できなかった。内部制御弁だけで抽気圧力を制御する場
合には、タービン高圧部出口圧力を全出力時に対応して
高く設定する必要があり、低負荷時には内部制御弁にお
ける絞り損失が増加し、タービン内部効率が低下すると
いう問題があった。また、外部制御弁だけで抽気圧力制
御を行う場合にはタービン負荷が低下した場合、主蒸気
弁が開度を減少させるので、タービン抽気部の圧力が外
部のプロセス蒸気圧力より低下し、抽気できない運転領
域が生じていた。図6において、タービン低圧部流入蒸
気量Q1 以下では抽気できなかった。
【0007】この発明は、抽気タービンの内部効率の低
下を最小限とし、抽気可能範囲を拡大できる蒸気タービ
ンの抽気圧力制御方法を提供することを目的とする。
下を最小限とし、抽気可能範囲を拡大できる蒸気タービ
ンの抽気圧力制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】蒸気タービンの途中段か
ら蒸気が抽気され、この抽気が負荷に供給される抽気タ
ービンの抽気圧力制御方法において、タービン高圧部出
口とタービン低圧部入口とを連結する連結配管に配置さ
れた内部制御弁と、抽気配管に配置された外部制御弁と
を設け、この外部制御弁の圧力設定値を前記内部制御弁
の圧力設定値より高く設定し、タービン出力が一定値よ
り少ないときは前記外部制御弁は全開となり、前記内部
制御弁により前記タービン高圧部出口圧力を一定にする
ように制御し、前記タービン出力が一定値に達したとき
前記内部制御弁は全開となり、タービン出力が一定値を
越えたとき、前記内部制御弁を全開のまま保持して、前
記外部制御弁により前記外部制御弁2次側の抽気圧力を
一定にするように制御することによって、上記目的を達
成する。
ら蒸気が抽気され、この抽気が負荷に供給される抽気タ
ービンの抽気圧力制御方法において、タービン高圧部出
口とタービン低圧部入口とを連結する連結配管に配置さ
れた内部制御弁と、抽気配管に配置された外部制御弁と
を設け、この外部制御弁の圧力設定値を前記内部制御弁
の圧力設定値より高く設定し、タービン出力が一定値よ
り少ないときは前記外部制御弁は全開となり、前記内部
制御弁により前記タービン高圧部出口圧力を一定にする
ように制御し、前記タービン出力が一定値に達したとき
前記内部制御弁は全開となり、タービン出力が一定値を
越えたとき、前記内部制御弁を全開のまま保持して、前
記外部制御弁により前記外部制御弁2次側の抽気圧力を
一定にするように制御することによって、上記目的を達
成する。
【0009】また、内部制御弁の2次側に取り付けら
れ、インターロック回路を経て前記内部制御弁及び前記
内部制御弁の抽気圧制御装置に信号を送る圧力検出器を
設け、この圧力検出器が設定値を検出したとき、前記イ
ンターロック回路からの信号により前記抽気圧制御装置
を自動から手動に切り換えるとともに、前記内部制御弁
を全開のまま保持するようにすれば、抽気可能範囲を拡
げる上に好適である。
れ、インターロック回路を経て前記内部制御弁及び前記
内部制御弁の抽気圧制御装置に信号を送る圧力検出器を
設け、この圧力検出器が設定値を検出したとき、前記イ
ンターロック回路からの信号により前記抽気圧制御装置
を自動から手動に切り換えるとともに、前記内部制御弁
を全開のまま保持するようにすれば、抽気可能範囲を拡
げる上に好適である。
【0010】
【作用】この発明においては、外部制御弁の圧力設定値
を内部制御弁の圧力設定値より高く設定し、タービン出
力が一定値に達するまでは、外部制御弁は全開となり、
内部制御弁によりタービン高圧部出口圧力を一定にする
ようにタービン低圧部流入蒸気量を制御することができ
る。また、タービン出力が一定値に達したとき、内部制
御弁は全開となり、タービン出力が一定値を越えたと
き、内部制御弁を全開のまま保持し、外部制御弁により
外部制御弁2次側の抽気圧力を一定にするように制御す
ることができる。
を内部制御弁の圧力設定値より高く設定し、タービン出
力が一定値に達するまでは、外部制御弁は全開となり、
内部制御弁によりタービン高圧部出口圧力を一定にする
ようにタービン低圧部流入蒸気量を制御することができ
る。また、タービン出力が一定値に達したとき、内部制
御弁は全開となり、タービン出力が一定値を越えたと
き、内部制御弁を全開のまま保持し、外部制御弁により
外部制御弁2次側の抽気圧力を一定にするように制御す
ることができる。
【0011】また、この発明においては、内部制御弁の
2次側に取り付けられた圧力検出器により設定値を検出
したとき、インターロック回路からの信号により自動か
ら手動に切り換えるとともに、内部制御弁を全開のまま
保持し、タービン出力の増加に対し、外部制御弁による
抽気圧制御へ切り換え、タービン負荷に対応して外部制
御弁2次側の抽気圧力を一定にするように制御する。
2次側に取り付けられた圧力検出器により設定値を検出
したとき、インターロック回路からの信号により自動か
ら手動に切り換えるとともに、内部制御弁を全開のまま
保持し、タービン出力の増加に対し、外部制御弁による
抽気圧制御へ切り換え、タービン負荷に対応して外部制
御弁2次側の抽気圧力を一定にするように制御する。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の実施例の抽気圧力制御方法
に用いる抽気タービンの系統図である。図1において、
図3,図4と同じ部位は同じ符号を付している。この発
明においてはタービン高圧部2の出口とタービン低圧部
3の入口とを連結する連結配管6の途中に配置された内
部制御弁9と、抽気配管7に配置された外部制御弁11
とを設けた。内部制御弁9の設定圧力P1 は、外部プロ
セス圧力P0 に抽気配管圧損αを加えた値に設定する。
外部制御弁11の圧力設定値P3は内部制御弁9の設定
値P1 より若干高くして自動位置にしておく。図2は図
1のタービン系統のタービン低圧部車室圧特性を示す線
図である。図2において、横軸はタービン低圧部流入蒸
気量、縦軸はタービン高圧部出口圧力及びターン低圧部
車室圧力を示す。タービン低圧車室圧力は、タービン低
圧部3の翼列の特性に基づいて低圧部流入蒸気量により
決定される。タービン出力が小さい範囲では、タービン
高圧部出口の圧力を一定にするように抽気圧制御装置8
からの信号に基づいて、タービン出力に対応して内部制
御弁の開度が定まる。その間外部制御弁11は全開とな
っている。この発明においては、タービン低圧部入口配
管に取り付けられ、インターロック回路13を経て内部
制御弁9及び抽気圧制御装置8へ信号を送る圧力検出器
12を設けた。タービン低圧部車室圧力が一定値に達す
ると圧力検出器12が設定値を検出し、インターロック
回路13から信号を抽気圧制御装置8へ発信するととも
に、内部制御弁9へ信号を発信する。タービン出力が増
加し、抽気圧力が設定値P2 =P1 +抽気配管圧損 を
越えたことを圧力発信器で検出し、インターロック回路
13でタービン高圧部の抽気圧制御装置8を自動から手
動に切り換えるとともに、内部制御弁9を全開のまま保
持する。
に用いる抽気タービンの系統図である。図1において、
図3,図4と同じ部位は同じ符号を付している。この発
明においてはタービン高圧部2の出口とタービン低圧部
3の入口とを連結する連結配管6の途中に配置された内
部制御弁9と、抽気配管7に配置された外部制御弁11
とを設けた。内部制御弁9の設定圧力P1 は、外部プロ
セス圧力P0 に抽気配管圧損αを加えた値に設定する。
外部制御弁11の圧力設定値P3は内部制御弁9の設定
値P1 より若干高くして自動位置にしておく。図2は図
1のタービン系統のタービン低圧部車室圧特性を示す線
図である。図2において、横軸はタービン低圧部流入蒸
気量、縦軸はタービン高圧部出口圧力及びターン低圧部
車室圧力を示す。タービン低圧車室圧力は、タービン低
圧部3の翼列の特性に基づいて低圧部流入蒸気量により
決定される。タービン出力が小さい範囲では、タービン
高圧部出口の圧力を一定にするように抽気圧制御装置8
からの信号に基づいて、タービン出力に対応して内部制
御弁の開度が定まる。その間外部制御弁11は全開とな
っている。この発明においては、タービン低圧部入口配
管に取り付けられ、インターロック回路13を経て内部
制御弁9及び抽気圧制御装置8へ信号を送る圧力検出器
12を設けた。タービン低圧部車室圧力が一定値に達す
ると圧力検出器12が設定値を検出し、インターロック
回路13から信号を抽気圧制御装置8へ発信するととも
に、内部制御弁9へ信号を発信する。タービン出力が増
加し、抽気圧力が設定値P2 =P1 +抽気配管圧損 を
越えたことを圧力発信器で検出し、インターロック回路
13でタービン高圧部の抽気圧制御装置8を自動から手
動に切り換えるとともに、内部制御弁9を全開のまま保
持する。
【0013】タービン出力を増加するため、タービン低
圧部3への流入蒸気をさらに増やすと、タビン低圧部3
の翼列の特性により内部制御弁9の2次側圧力は上昇す
る。これに伴い、抽気蒸気圧力も上昇し、外部制御弁1
1の圧力設定値P3 より高くなる。そのとき外部制御弁
11の抽気圧制御装置10は自動位置にあるので、抽気
蒸気圧力がP3 より高くなれば、自動的に外部制御弁1
1は絞り方向に動作し、抽気蒸気圧力を一定になるよう
に制御する。タービン出力を減少させるときは、外部制
御弁11,内部制御弁9は逆の動作で抽気圧力を制御す
る。このようにして抽気タービンの抽気可能範囲を拡げ
ることができる。また、全出力に対応するタービン高圧
部出口圧力を低く設定することにより、低出力時におけ
る内部制御弁による絞り損失を低減させ、抽気タービン
の内部効率の低下を少なくできる。
圧部3への流入蒸気をさらに増やすと、タビン低圧部3
の翼列の特性により内部制御弁9の2次側圧力は上昇す
る。これに伴い、抽気蒸気圧力も上昇し、外部制御弁1
1の圧力設定値P3 より高くなる。そのとき外部制御弁
11の抽気圧制御装置10は自動位置にあるので、抽気
蒸気圧力がP3 より高くなれば、自動的に外部制御弁1
1は絞り方向に動作し、抽気蒸気圧力を一定になるよう
に制御する。タービン出力を減少させるときは、外部制
御弁11,内部制御弁9は逆の動作で抽気圧力を制御す
る。このようにして抽気タービンの抽気可能範囲を拡げ
ることができる。また、全出力に対応するタービン高圧
部出口圧力を低く設定することにより、低出力時におけ
る内部制御弁による絞り損失を低減させ、抽気タービン
の内部効率の低下を少なくできる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、内部制御弁と外部制
御弁とを設け、外部制御弁の圧力設定値を内部制御弁の
圧力設定値より若干高くしておき、タービンが低出力の
ときは、内部制御弁によりタービン高圧部出口圧力を一
定にするように制御し、タービン出力が一定値に達した
とき内部制御弁は全開となり、タービン出力が一定値を
越えたとき、外部制御弁により抽気蒸気圧を一定にする
ように制御し、タービン低圧部への流入蒸気量を増加さ
せ、抽気可能範囲を拡げることができる。タービン出力
が一定値より少ないときは、内部制御弁により抽気圧制
御を行い絞り損失を少なくするのでタービン内部効率の
低下を減少させることができる。また、内部制御弁の2
次側に取り付けられた圧力検出器が設定値を検出したと
き、インターロック回路からの信号により抽気圧制御装
置を自動から手動に切り換えるとともに、内部制御弁を
全開のまま保持し、タービン低圧部への蒸気流入量を増
やして負荷増加に対応できる。
御弁とを設け、外部制御弁の圧力設定値を内部制御弁の
圧力設定値より若干高くしておき、タービンが低出力の
ときは、内部制御弁によりタービン高圧部出口圧力を一
定にするように制御し、タービン出力が一定値に達した
とき内部制御弁は全開となり、タービン出力が一定値を
越えたとき、外部制御弁により抽気蒸気圧を一定にする
ように制御し、タービン低圧部への流入蒸気量を増加さ
せ、抽気可能範囲を拡げることができる。タービン出力
が一定値より少ないときは、内部制御弁により抽気圧制
御を行い絞り損失を少なくするのでタービン内部効率の
低下を減少させることができる。また、内部制御弁の2
次側に取り付けられた圧力検出器が設定値を検出したと
き、インターロック回路からの信号により抽気圧制御装
置を自動から手動に切り換えるとともに、内部制御弁を
全開のまま保持し、タービン低圧部への蒸気流入量を増
やして負荷増加に対応できる。
【図1】この発明の実施例の抽気圧力制御方法を示す抽
気タービンの系統図である。
気タービンの系統図である。
【図2】図1のタービン系統のタービン低圧部車室圧特
性を示す線図である。
性を示す線図である。
【図3】従来の内部制御弁を備えた抽気タービンの系統
図である。
図である。
【図4】従来の外部制御弁を備えた抽気タービンの系統
図である。
図である。
【図5】図3のタービン系統のタービン低圧部車室圧特
性を示す線図である。
性を示す線図である。
【図6】図4のタービン系統のタービン低圧部車室圧特
性を示す線図である。
性を示す線図である。
1 蒸気加減弁 2 タービン高圧部 3 タービン低圧部 4 発電機 5 復水器 6 連結配管 7 抽気配管 8 抽気圧制御装置 9 内部制御弁 10 抽気圧制御装置 11 外部制御弁 12 圧力検出器 13 インターロック回路
Claims (2)
- 【請求項1】蒸気タービンの途中段から蒸気が抽気さ
れ、この抽気が負荷に供給される抽気タービンの抽気圧
力制御方法において、タービン高圧部出口とタービン低
圧部入口とを連結する連結配管に配置された内部制御弁
と、抽気配管に配置された外部制御弁とを設け、この外
部制御弁の圧力設定値を前記内部制御弁の圧力設定値よ
り高く設定し、タービン出力が一定値より少ないときは
前記外部制御弁は全開となり、前記内部制御弁により前
記タービン高圧部出口圧力を一定にするように制御し、
前記タービン出力が一定値に達したとき前記内部制御弁
は全開となり、タービン出力が一定値を越えたとき、前
記内部制御弁を全開のまま保持して、前記外部制御弁に
より前記外部制御弁2次側の抽気圧力を一定にするよう
に制御することを特徴とする抽気タービンの抽気圧力制
御方法。 - 【請求項2】請求項1記載の抽気タービンの抽気圧力制
御方法において、内部制御弁の2次側に取り付けられ、
インターロック回路を経て前記内部制御弁及び前記内部
制御弁の抽気圧制御装置に信号を送る圧力検出器を設
け、この圧力検出器が設定値を検出したとき、前記イン
タロック回路からの信号により前記抽気圧制御装置を自
動から手動に切り換えるとともに、前記内部制御弁を全
開のまま保持することを特徴とする抽気タービンの抽気
圧力制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5504794A JPH07243304A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 抽気タービンの抽気圧力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5504794A JPH07243304A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 抽気タービンの抽気圧力制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07243304A true JPH07243304A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12987766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5504794A Pending JPH07243304A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 抽気タービンの抽気圧力制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07243304A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006242522A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 蒸気供給装置及び蒸気供給方法 |
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-
1994
- 1994-03-01 JP JP5504794A patent/JPH07243304A/ja active Pending
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