JPH04255842A - 写真印画紙用支持体 - Google Patents

写真印画紙用支持体

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Publication number
JPH04255842A
JPH04255842A JP1732491A JP1732491A JPH04255842A JP H04255842 A JPH04255842 A JP H04255842A JP 1732491 A JP1732491 A JP 1732491A JP 1732491 A JP1732491 A JP 1732491A JP H04255842 A JPH04255842 A JP H04255842A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
polyolefin resin
polyolefin
paper
layers
Prior art date
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Pending
Application number
JP1732491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hirato
平戸 義幸
Masa Kawahara
川原 政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1732491A priority Critical patent/JPH04255842A/ja
Publication of JPH04255842A publication Critical patent/JPH04255842A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオレフィン樹脂を
原紙面上に溶融押し出しコーティングする工程において
、原紙とその面上に形成されているポリオレフィン樹脂
被覆層が、冷却ロールからの剥離段ムラの発生が極めて
少ない写真用支持体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶融したポリオレフィン樹脂を原紙面上
に押し出し、冷却し、原紙上にポリオレフィン樹脂層を
形成する際に、所謂、剥離段ムラ(ロールスティッキン
グ)が発生するという問題がある。ポリオレフィン樹脂
膜の形成工程は、走行する原紙面上に押し出しダイより
吐出されたポリオレフィン樹脂層がニップロールと冷却
ロールでニップされると共に、冷却ロール面との接触に
より冷却固化される工程、更に剥離ロールによって冷却
ロールから剥離される工程からなるが、この剥離工程の
際にポリオレフィン樹脂層と冷却ロール間の付着力の強
さが部分的に異なるために不均一にポリオレフィン樹脂
層が剥がされ、ポリオレフィン樹脂層面に段状の凹凸ム
ラが派生するものである。しかも、この剥離段ムラは、
時間の経過と共に凹凸の程度がどんどん大きくなる傾向
があり、冷却ロールの回転周期で連続発生する傾向があ
る。
【0003】このため、製造された樹脂被覆紙の外観は
著しく損なわれ、優れた面質を要求される写真印画紙用
支持体としては全く不適当で、商品価値の無いものとな
る。又、一度発生した剥離段ムラを完全に除去するには
、生産を一時中断して冷却ロールを掃除する以外に方法
がなく、その掃除には多くの時間と労力を要し、生産性
が著しく低下するなど極めて非効率である。
【0004】従来より、この剥離段ムラを減少するため
に、種々の工夫がされ、実用化されており、例えば、溶
融ポリオレフィン吐出膜面に冷却ロール側よりN2 ガ
スを吹付けて樹脂の冷却ロールへの付着力を弱めるよう
にしたもの(例えば、特開昭56−89515号)や、
チルロール面に水滴・結露させて、樹脂層と冷却ロール
との付着力を弱めたもの等があるが、これらの方法はN
2 ガスや霧化エアーの吹付け装置などの特別な加工を
要したり、吹付け量の制御装置が複雑であったりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリオレフ
ィン樹脂層の形成に際し、剥離段ムラ(ロールスティッ
キング)がなく、且つ、その製造工程において特別の剥
離段ムラの防止する装置等を必要とせず、製品品質の向
上した写真印画紙用支持体の提供、及び生産効率の向上
を図ることができる写真印画紙用支持体の提供を課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の写真印画紙用支
持体は、原紙の両面にポリオレフィン樹脂被覆を有する
写真印画紙用支持体において、少なくとも写真乳剤塗布
層側のポリオレフィン層が2層もしくはそれ以上の層か
ら成り、その少なくとも最上層のポリオレフィン層には
剥離剤が添加され、最下層には添加されていないもので
あることを特徴とする。
【0007】本発明におけるポリオレフィン樹脂として
は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン及びそれらのブレンド品が使用できる。
【0008】少なくとも最上層のポリオレフィン層に添
加される剥離剤としては、シリコン系のジメチルポリシ
ロキサン、ジフェニルポリシロキサンや、金属石鹸類の
ラウリン酸、ステアリン酸、リシノール酸、ナフタレン
酸、パルミチン酸のリチウム、マグネシウム、カルシウ
シム、亜鉛、アルミニウム等の金属塩、アルキルアミド
系の式: CH3 (CH2)n CONH2 (式中
、nは7〜45の整数)で示されるもの、更に、アルキ
ビスアミド系の式: R1CONH(CH2)m NH
COR2(式中、R1 、R2 はアルキル基を表わし
、mは2〜12の整数を表わす)で示されるもの、又、
アルコール系の式:CH3(CH2)n OH(nは、
7〜45の整数)で示されるものを使用することができ
る。
【0009】剥離剤の選定は、使用するポリオレフィン
樹脂の種類、流動性、加工性等の性質や吐出量、加工速
度、冷却ロールの温度、材質、表面形状、ニップロール
のニップ圧力等によって左右されるため、実施する条件
下で適宜選定するのが望ましい。剥離剤の含有量は0.
01重量%〜3.00重量%であり、好ましくは0.1
0重量%〜1.50重量%である。3.00重量%より
多いとラミネート後のポリオレフィン樹脂層と原紙との
密着性が悪くなり、又、0.01重量%より少ないとそ
の効果がない。
【0010】又、ポリオレフィン樹脂層には、酸化チタ
ン顔料、分散剤が添加されるが、所望に応じて、公知の
螢光増白剤、酸化防止剤、帯電防止剤、剥離剤などを添
加しても良い。
【0011】酸化チタンとしてはルチル形、アナタース
形のいずれのものでも使用できる。また粒子表面の被覆
処理がないもの、或いは多価アルコール等の有機物質や
シリカ、アルミナ等の無機物質が粒子表面に被覆処理さ
れているもののいずれも使用できる。その中でも特にア
ルミナが被覆されているものが望ましく、その被覆量は
0.5重量%未満が望ましい。このような酸化チタンを
用いた場合、写真印画紙のプリント画像の解像力が向上
すること以外に、光・熱によるプリント画像の変色が少
ない或いはカブリが少ない等の利点が認められる。本発
明に使用される酸化チタンは、300℃にて3時間加熱
した場合の減量が0.8重量%以下であることが好まし
い。0.8重量%以上だと解像力が低下する。酸化チタ
ン顔料の添加量は流動性を考慮すると、ポリオレフィン
樹脂に対して1重量%〜40重量%、特に5重量%〜2
0重量%であることが望ましい。
【0012】又、分散剤としてはステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸カルシウム等の高級脂肪酸の金属塩等を使用
することができ、その添加量はポリオレフィン樹脂に対
して0.2重量%〜0.8重量%とするとよい。
【0013】酸化チタン顔料は分散剤と共にマスターバ
ッチを作り、それを熔融押出時にポリオレフィン樹脂で
希釈して使用される。マスターバッチ中のポリオレフィ
ン樹脂に対する酸化チタン顔料の濃度は、20重量%〜
60重量%、特に10重量%〜40重量%が望ましい。 マスターバッチの製造法はいかなる方法によっても良い
が、例えば、混練用押出機、加熱練りロール、バンバリ
ーミキサー、ニーダー等の熔融混合法が最適である。
【0014】本発明において、熔融押出コーティングと
は、押出機からダイを通してフィルム状に熔融押出たポ
リオレフィンを走行している紙基体にコーティングする
方法を指す。ダイ中におけるポリオレフィンの熔融温度
は約250乃至350℃程度、好ましくは280乃至3
20℃であり、紙基体の走行速度は約50乃至約500
m/分程度、好ましくは80乃至250m/分が用いら
れる。
【0015】複数層からなるポリオレフィン樹脂層をコ
ーティングするには、1層ずつ積層してもよいが、複数
層を同時に積層する多層押し出しコーティング法により
行うことが望ましい。
【0016】複数層からなるポリオレフィン樹脂層の全
体のコーティングの厚さは、約5μm〜200μm程度
であり、特に10μm〜40μmが好適であり、又、少
なくとも最上層の剥離剤を含有するポリオレフィン樹脂
層のコーティングの厚さは5μm〜20μm、最下層の
剥離剤を含有しないポリオレフィン樹脂層のコーティン
グの厚さは5μm〜35μmとするとよい。
【0017】本発明における原紙としては天然パルプ、
合成パルプ、或いはそれらの混合物より成るものが利用
できる。その厚さは20μ〜400μ程度であり、特に
70μ〜250μが好適である。その坪量は15g /
m2 〜350g /m2 、特に50g /m2 〜
200g /m2 が好適である。これらの紙には所望
に応じて公知の紙力増強剤、サイズ剤、着色剤、螢光増
白剤などを添加して使用しても良い。
【0018】
【作用】本発明は、多層押し出しコーティングによって
、ポリオレフィン樹脂被覆紙を成形する際に発生する剥
離段ムラを解消すべく鋭意検討の結果見出されたもので
、冷却ロールに接触する多層ポリオレフィン樹脂層の最
上層に剥離剤を添加することにより、原紙とポリオレフ
ィン層との密着を阻害することなく剥離段ムラが防止し
うることを見出したものである。
【0019】本発明において、剥離段ムラの解消の詳細
な機構は未解明であるが、この剥離段ムラは、ニップロ
ールと冷却ロール間で原紙と溶融ポリオレフィン層がラ
ミネートされ、冷却ロールに樹脂層が接触して冷却、固
化され、剥離ロールにより冷却ロールから剥離される工
程において生じ、このニップ圧力による溶融樹脂の冷却
ロール面への圧着の程度と剥離ロールからの剥離する力
において、樹脂層と冷却ロール間の付着力(強)>剥離
する力(弱)と両者の力の平衡とが交互に起こり、ポリ
オレフィン層表面を段状に凹凸変形させる現象と考えら
れている。そのため剥離する力が常に充分に勝っている
過程では剥離段ムラは生じないと考えられる。
【0020】従来の剥離剤の添加の無い溶融ポリオレフ
ィン樹脂層では、冷却ロールと接触している間に、押し
出しダイより吐出過程で酸化されたポリオレフィン樹脂
自身の表面エネルギーにより冷却ロールとの付着力増大
やポリオレフィンに添加されている酸化防止剤や分散剤
などの冷却ロール面への付着等が生じ、冷却ロールとの
付着力は操業時間と共に増大していくので、剥離する力
とのアンバランスを生じ、剥離段ムラを発生することに
なる。
【0021】一方、本発明における写真印画紙用支持体
では、冷却ロールに接するポリオレフィン樹脂に剥離剤
を添加した層ではポリオレフィン樹脂層自身が冷却ロー
ルロールとの付着力が弱まり、また冷却ロールにも剥離
剤が付着し、冷却ロールとの付着力は更に弱くなる傾向
が生じ、剥離段ムラの発生が解消されるものと考えられ
る。従って、複数層からなるポリオレフィン層全層に剥
離剤を添加する必要はなく、少なくとも冷却ロールに接
する最上層にのみ剥離剤を添加するのが好ましい。又、
原紙と接するポリオレフィン層には、剥離剤の添加をし
ないことにより原紙とポリオレフィンとの密着に影響を
及ぼさないということも可能となる。
【0022】以下、実施例により、本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0023】
【実施例1】第1ラミネートステーションで、坪量17
0g /m2の原紙に、密度0.945g /m3 で
MI=8g/10分のポリエチレンを、塗工量24g 
/m2 、100m/分で原紙の片面にポリエチレン層
を被覆する。
【0024】次いで、第2ステーションで、原紙の他方
の面に、上層にTiO2 を10重量%、TiO2 の
分散剤としてステアリン酸亜鉛を1.4重量%、剥離剤
としてビス脂肪酸アミド(C17H35CONH(CH
2 )NHCOC17H35)を0.1重量%それぞれ
含有した密度0.945g /m3 、MI=5g/1
0分のポリエチレン、下層を密度0.945g /m3
 、MI=5g/10分のポリエチレンとして、それぞ
れ押し出し温度320℃、15g /m2 、それぞれ
の塗工量15g /m2 、合わせて30g /m2 
、多層押し出しで100m/分でラミネートし、冷却ロ
ール温度15℃で加工したところ、約24時間操業でも
剥離段ムラの発生は認められなかった。
【0025】
【比較例1】上記実施例における第2ステーション条件
として、上層のポリエチレン層組成において剥離剤を添
加しないものを使用して、塗工量30g /m2 で単
層のラミネート加工を行ったところ、約6時間で剥離段
ムラが発生した。
【0026】
【比較例2】上記実施例における第2ステーション条件
として、上層のポリエチレン層組成と同一のものを使用
して塗工量30g /m2 で単層のラミネート加工を
行ったところ、原紙とポリエチレン層間の膜剥離により
加工を続行できなかった。
【0027】
【比較例3】上記実施例における第2ステーション条件
として、上層のポリエチレン層組成として剥離剤を添加
しないものを使用し、下層のポリエチレン層組成を上記
実施例におけるポリエチレン層組成と同じとして実施例
と同様の条件で多層押し出しを行ったところ、約4時間
で剥離段ムラが発生した。
【0028】又、上記実施例、及び各比較例で作製した
写真印画紙用支持体について、原紙とポリエチレン層間
の密着強度の測定として180度剥離試験を実施したと
ころ、実施例、比較例1、比較例3で作製したものは原
紙層間より剥離してしまう程の密着性を有するものであ
ったが、比較例2で調製した写真印画紙用支持体は、1
50〜200g/1.5cm幅でポリエチレン層膜が原
紙面より剥離してしまった。
【0029】
【発明の効果】本発明の写真印画紙用支持体は、原紙と
ポリオレフィン樹脂層の密着を維持しつつ、剥離段ムラ
の発生を解消することができるものであり、製品品質の
向上した写真印画紙用支持体としえるものであり、又、
生産の中断をなくし、生産効率を大幅に向上させること
ができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原紙の両面にポリオレフィン樹脂被覆
    を有する写真印画紙用支持体において、少なくとも写真
    乳剤塗布層側のポリオレフィン層が2層もしくはそれ以
    上の層から成り、その少なくとも最上層のポリオレフィ
    ン層には剥離剤が添加され、最下層には添加されていな
    いものであることを特徴とする写真印画紙用支持体。
JP1732491A 1991-02-08 1991-02-08 写真印画紙用支持体 Pending JPH04255842A (ja)

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JP1732491A JPH04255842A (ja) 1991-02-08 1991-02-08 写真印画紙用支持体

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JPH04255842A true JPH04255842A (ja) 1992-09-10

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