JPH04256225A - 海底ケーブル通信システムの給電方法および給電路切替え回路 - Google Patents

海底ケーブル通信システムの給電方法および給電路切替え回路

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JPH04256225A
JPH04256225A JP3817391A JP3817391A JPH04256225A JP H04256225 A JPH04256225 A JP H04256225A JP 3817391 A JP3817391 A JP 3817391A JP 3817391 A JP3817391 A JP 3817391A JP H04256225 A JPH04256225 A JP H04256225A
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JP
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power supply
current
underwater
power
switching circuit
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JP3817391A
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Yoshiyuki Inoue
義之 井上
Masaaki Takahashi
正明 高橋
Kenji Ota
太田 研司
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光海底ケーブルなどの海
底ケーブルを海中分岐装置を用いて海中で分岐して陸揚
局間で多地点通信を行う海底ケーブル通信システムにお
ける給電方法とそれに用いる給電路切替え回路に関する
【0002】光海底ケーブル通信システムなどでは、海
底ケーブルの地絡などにより障害回線が発生した時には
、この障害回線をシステムから切り離すよう給電路の切
替えを行うが、かかる障害時の給電路の切替えにあたっ
てはホットスイッチング等により海中分岐装置が破損さ
れないよう切替えを行うことが必要とされている。
【0003】
【従来の技術】一つの海底ケーブル通信システム中に複
数の海中分岐装置が用いられて多地点間通信を行う方式
では、海中分岐装置に給電路切替え機能を持たせ、ある
ブランチ(分岐回線)で障害が発生した場合には、その
障害回線を切り離すよう給電路を切り替えて残りのケー
ブルの通信を確保できるようにしている。一つのシステ
ム中にある複数の海中分岐装置を各々特定して給電路を
切り替えるためには、各海中分岐装置にそれぞれ異なる
動作電流を持った給電路切替え回路(スイッチ)を設け
、これを陸揚局から給電電流の大きさを制御して別々に
動作させることで切り替えるようにしているが、この切
替えのための給電にあたっては、いわゆるホットスイッ
チングが生じないよう給電電圧を調整する必要がある。
【0004】従来のかかる給電路切替え方法を図15を
参照して以下に説明する。図14において、A、B、C
、Dはそれぞれ異なる地点の陸揚局、BU1、BU2は
海中分岐装置であり、海中分岐装置BU1、BU2で分
岐した海底ケーブルで4つの陸揚局A、B、C、Dを結
んでいる。ここで海中分岐装置BU1の給電路切替え回
路は動作電流αで動作し、海中分岐装置BU2の給電路
切替え回路は動作電流βで動作するよう設定されている
。この動作電流はα<βとする。これら海中分岐装置B
U1、BU2の給電路切替え回路は、無給電時に装置内
において各分岐給電路を海底アースから絶縁した状態で
相互接続し、それぞれ動作電流α、βを通電することで
分岐給電路のうちの一つを海底アースし、かつ残りの分
岐給電路同士を相互接続するようになっている。
【0005】このシステムでの通常の立上げ時の動作を
説明する。いま、陸揚局AとD間で両端給電し、陸揚局
B、Cはそれぞれ片端給電するよう給電路を設定するも
のとする。海中分岐装置の給電路切替えは、その給電路
切替え回路に動作電流を供給することにより行うが、そ
の際の給電路切替え回路の対地電位はゼロとなるよう両
端き陸揚局から給電電圧を調整する必要がある。これは
、給電路切替え回路が大きな対地電位を持ってしまうと
、切替えに際しリレー接点等にアーク放電が発生してこ
れに起因するサージで機器を損傷するいわゆるホットス
イッチングが生じる恐れがあるからである。
【0006】そこで、まず陸揚局AとDはその給電電流
と給電電圧をコントロールして、給電電流をα、海中分
岐装置BU1の対地電位をゼロにして給電を行う〔図1
5の(1)参照〕。これにより海中分岐装置BU1にお
いて陸揚局Bへの分岐給電路が海中アースされ、陸揚局
Bによる片端給電が可能になる。
【0007】次に、給電電流をβ、海中分岐装置BU2
の対地電位をゼロにして給電を行う〔図15の(2)参
照〕。これにより海中分岐装置BU2において陸揚局C
への分岐給電路が海中アースされ、陸揚局Cによる片端
給電が可能になる。また陸揚局BとCが切り離されたこ
とで陸揚局AとD間では両端給電が行われる。
【0008】このシステムでは、海中分岐装置BU2で
の切替えを初めに行うようにしてしまうと、その給電路
切替え回路の動作電流βが海中分岐装置BU1側の動作
電流αよりも大きいため、海中分岐装置BU1の給電路
切替え回路も同時に動作してしまうが、この海中分岐装
置BU1は対地電位がゼロとなっていないためその動作
時に上述のホットスイッチングを生じる恐れがある。こ
のため、給電路切替えは海中分岐装置BU1、BU2の
順番で行うことが必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のシステムにおい
て、図16に示されるように、海中分岐装置BU2と陸
揚局D間のケーブルに地絡障害が発生したものとする。 この場合、障害回線(陸揚局Dへの分岐路)を切り離し
て残りのケーブルで給電路を再構築することが必要とな
る。このため、システムをいったん無給電状態に戻して
、陸揚局AとC間で両端給電、陸揚局Bで片端給電、陸
揚局Dを切り離すよう再立上げを行うものとする。この
ときも、動作電流がα<βの関係にあることから海中分
岐装置BU1、BU2の順で給電路切替え回路を動作さ
せたいが、海中分岐装置BU2側の地絡障害点で電位が
ゼロに固定されてしまっているので、陸揚局AとD間で
給電電圧をコントロールして海中分岐装置BU1の対地
電位をゼロにすることができなくなり、海中分岐装置B
U1は対地電位をもった状態で切り替わってしまう。 また、対地電位が大きい海中分岐装置BU2側の方でま
ず初めに障害回線を切り離そうとした場合には、海中分
岐装置BU2の動作電流がβであるため海中分岐装置B
U1側も切替えが行われてしまうことは前述の通りであ
る。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、障害発生時におけ
る給電路の再構築時に、ホットスイッチングを防止しつ
つ給電路切替えを行えるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1には本発明に係る原
理説明図が示される。上述の課題を解決するために、本
発明に係る海底ケーブル通信システムの給電方法は、海
底ケーブルを複数の海中分岐装置BU1、BU2・・・
で分岐して複数の局A、B、C、D・・・間を接続する
海底ケーブル通信システムの給電方法であって、電流方
向を変えることで動作電流の大きさが異なる給電路切替
え回路を各海中分岐装置BU1、BU2・・・が備え、
各海中分岐装置BU1、BU2・・・の給電路切替え回
路は設定せんとする両端給電路における同一給電電流方
向に対して各々動作電流値α、β・・・が異なるよう構
成され、障害発生時におけるシステムの立ち上げに際し
、両端給電路を設定せんとする障害側海中分岐装置側の
非障害回線側局と非障害側海中分岐装置側の局間で、ま
ず障害側海中分岐装置における給電路切替え回路が小な
る動作電流で動作する給電電流方向で給電して障害回線
を分離するよう給電路切替えを行い、しかる後に同一給
電電流方向に大なる給電電流を給電して非障害側海中分
岐装置における給電路切替え回路を切り替えて給電路設
定を行うようにしたものである。
【0012】また本発明に係る海底ケーブル通信システ
ムの給電方法は、他の形態として、海底ケーブルを複数
の海中分岐装置BU1、BU2・・・で分岐して多地点
A、B、C、D・・・間を結ぶ海底ケーブル通信システ
ムにおいて複数の海中分岐装置の給電路切替え回路にそ
れぞれ異なる動作電流α、β・・・を割り当て、小さい
動作電流の海中分岐装置側の給電路切替え回路側から順
次に動作させて給電路を切り替える給電方法であって、
複数の海中分岐装置BU1、BU2・・・を給電路内に
直列に配置し、その両端の地点から給電して給電電流を
一方向に流した時とその反対方向に流した時とで、複数
の海中分岐装置BU1、BU2・・・の給電路切替え回
路の動作順序が逆となるようにしたものである。
【0013】また本発明に係る海底ケーブル通信システ
ムの給電方法は、上述の各給電方法において、海中分岐
装置の一部または全ての分岐給電路に給電路切替え機能
を持たない海中分岐装置が設置されているものである。
【0014】また本発明に係る給電路切替え回路は、給
電路切替え回路を駆動するための動作電流を通電する駆
動回路に並列接続されて一方向にのみ第1の大きさの電
流を通電する第1の電流分流回路と、駆動回路に並列接
続されて該第1の電流分流回路と逆方向にのみ該第1の
大きさと異なる第2の大きさの電流を通電する第2の電
流分流回路とを備えたものである。
【0015】また本発明に係る海底ケーブル通信システ
ムの給電方法は、上述の各給電方法において、給電路切
替え回路として上述の本発明の給電路切替え回路を用い
たものである。
【0016】
【作用】図1の海底ケーブル通信システムを例にして本
発明の動作原理を説明する。図中、A、B、C、Dは例
えば陸揚局などの局、BU1、BU2は海中分岐装置で
あり、海中分岐装置BU1、BU2の動作電流は、海中
分岐装置BU1からBU2方向(図中の→印の方向)に
給電電流が流れる時には海中分岐装置BU1がα、海中
分岐装置BU2がβとなり、一方、海中分岐装置BU2
からBU1方向(図中の←印の方向)に給電電流が流れ
る時には海中分岐装置BU1がβ、海中分岐装置BU2
がαとなる。この動作電流はα<βの関係にある。
【0017】このシステムの通常の立上げ動作は「従来
の技術」の欄で説明した通りである。いま、海中分岐装
置BU2と陸揚局D間のケーブルが地絡障害を起こした
ものとする。この時、局AとC間に両端給電路を設定し
て、局Dへの障害回線を切り離すことになるが、局Aか
ら局C方向に給電電流を流した場合には「発明が解決し
ようとする課題」の欄で説明したような問題が生じる。
【0018】そこで、局AとC間の給電電流方向が局C
からA方向(←方向)に流れるよう局A、Cで電流方向
をコントロールする。これにより海中分岐装置BU2の
動作電流はα、海中分岐装置BU1の動作電流はβとな
る。ここでα<βであるので、海中分岐装置BU2、B
U1の順で切替えを行うようにする。、すなわち、まず
給電電流としてαを流し、海中分岐装置BU2において
局Dへの障害回線を切り離す。これにより海中分岐装置
BU2の対地電位は障害点のゼロ電位に影響されて固定
されることがなくなるので、次の海中分岐装置BU1に
おける局B側給電路の海中アースのための切替えにあた
っては、動作電流をβ、海中分岐装置BU1の対地電位
をゼロに設定するよう、両端の局A、Cでコントロール
することが可能となり、ホットスイッチングを防止でき
る。
【0019】また上述の給電方法で用いる給電路切替え
回路として、本発明に係る給電路切替え回路を用いるこ
とができる。この本発明に係る給電路切替え回路では、
例えば第1の電流分流回路に流れる電流を第2の電流分
流回路に流れる電流よりも大きくすると、第1の電流分
流回路の通電方向に供給電流を流した時に給電路切替え
回路の駆動回路に分流される動作電流がα、第2の電流
分流回路の通電方向に供給電流を流した時に駆動回路に
分流される動作電流がβとなり、α<βとなる。したが
ってこの給電路切替え回路では動作電流の通電方向を変
えることで、その動作電流の大きさを変えることができ
る。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2には本発明の一実施例としての給電方法を用
いた海底ケーブル通信システムが示される。図中、A、
B、C、Dは陸揚局、BU1、BU2は海中分岐装置で
ある。海中分岐装置BU1、BU2内におけるK1〜K
4はリレーであり、各リレーK1〜K4に付されている
矢印は各リレーが動作する動作電流の方向を表し、α、
βは各リレーが動作する動作電流の大きさを表し、この
動作電流はα<βの関係にある。また各リレーK1〜K
4の接点は各リレーの番号に対応させて■〜■で示され
ている。なお、これらの表記法は後に述べる各実施例で
も同じである。
【0031】この実施例では、動作電流の方向と大きさ
が異なるリレーK1とK3の組合せ、またはリレーK2
とK4の組合せにより、給電電流の方向と大きさにより
給電路の切替り態様が異なるようにしている。
【0032】システムを通常に立ち上げた時には、例え
ば陸揚局AとD間を両端給電、陸揚局BとCを片端給電
に設定するものとする。。それには、まず陸揚局Aから
陸揚局Dへの方向に給電電流αを流して海中分岐装置B
U1のリレーK1を動作させ、その接点■を開閉して陸
揚局B側の分岐給電路を海中アースし、しかる後に動作
電流βを流して海中分岐装置BU2のリレーK1を動作
させ、その接点■を開閉して陸揚局C側の分岐給電路を
海中アースする。なお、各海中分岐装置BU1、BU2
での切替えにあたってはその対地電位をゼロに設定する
よう両端の陸揚局で給電電圧の調整を行っており、これ
は以降に述べる各実施例でも同じである。
【0033】いまこの実施例で、例えば海中分岐装置B
U2と陸揚局D間のケーブルが地絡障害を起こしたもの
とする。この場合、システム全体をいったん無給電状態
に戻し、その後に、陸揚局AとC間で両端給電を、陸揚
局Bで片端給電を行うよう給電路切替えを行うものとす
る。
【0034】陸揚局AとC間では、陸揚局CからA方向
(←方向)に給電電流を流すよう陸揚局A、Cの給電電
流方向を調整する。まず給電電流αを流すと、海中分岐
装置BU2におけるリレーK4が動作してその接点■を
開閉し、それにより障害のあった陸揚局Dへの分岐給電
路を海中アースして陸揚局A、C間給電路から切り離す
。しかる後に、給電電流βを流して海中分岐装置BU1
におけるリレーK3を動作させてその接点■を開閉して
陸揚局Bを海中アースする。
【0035】図3には本発明の他の実施例が示される。 ます図4にはこの図3の実施例で設定可能な給電経路が
示される。前述の図2の実施例は、海中分岐装置BU1
とBU2間で地絡障害が発生するとシステム全体がシス
テムダウンしてしまう。この図3の実施例はかかる点を
改良したものである。この実施例では、各リレーK1〜
K6の動作電流はα=200mA、β=400mA、γ
=m600Aの三種類となっている。
【0036】まず、通常時には陸揚局AとD間で両端給
電、陸揚局B、Cでそれぞれ片端給電をする。そのため
には、立上げ時に、まず陸揚局AからD方向に200m
Aの給電電流を流して海中分岐装置BU2のリレーK6
を動作させて陸揚局C側を切り離して海中アースし、次
いで400mAの給電電流を流して海中分岐装置BU1
のリレーK6を動作させて陸揚局B側を切り離して海中
アースする。
【0037】いま例えば海中分岐装置BU2と陸揚局D
間のケーブルが地絡障害を起こしたものとする。この時
には、陸揚局AとC間で両端給電、陸揚局Bで片端給電
をする。そのためには、陸揚局CからA方向に200m
Aの給電電流を流し海中分岐装置BU2のリレーK4と
K5を動作させて陸揚局D側を切り離して海中アースし
、次いで、400mAの給電電流を流し海中分岐装置B
U1のリレーK2を動作させて陸揚局B側を切り離して
海中アースする。
【0038】図5には本発明のまた他の実施例が示され
る。また図6には図5の実施例で設定可能な給電経路が
示される。各リレーの動作電流はα=200mA、β=
400mAであり、リレーK5は両方向(←→方向)の
動作電流に対して動作するリレーである。
【0039】まず、通常時には陸揚局AとD間で両端給
電、陸揚局B、Cでそれぞれ片端給電をする。そのため
には、立上げ時に、まず陸揚局AからD方向に200m
Aの給電電流を流して海中分岐装置BU2のリレーK2
とK5を動作させて陸揚局C側を切り離して海中アース
し、次いで400mAの給電電流を流して海中分岐装置
BU1のリレーK5(200Aで動作済)とK6を動作
させて陸揚局B側を切り離して海中アースする。なお陸
揚局DからA方向に給電電流を流した場合にも同様な動
作となる。
【0040】いま例えば海中分岐装置BU2と陸揚局D
間のケーブルが地絡障害を起こしたものとする。この時
には、陸揚局AとC間で両端給電、陸揚局Bで片端給電
をする。そのためには、陸揚局AからC方向に200m
Aの給電電流を流し海中分岐装置BU2のリレーK1と
K5を動作させて陸揚局D側を切り離して海中アースし
、次いで、400Aの給電電流を流し海中分岐装置BU
1のリレーK5(200mAで動作済)とK6を動作さ
せて陸揚局B側を切り離して海中アースする。
【0041】図7には本発明の更に他の実施例が示され
る。また図8には図7の実施例で設定可能な給電経路が
示される。各リレーの動作電流はα=200mA、β=
400mAであり、リレーK1とK2はそれぞれ、動作
電流方向を変えることで動作電流の大きさが変わるリレ
ーである。かかるリレーK1、K2を給電路切替え回路
中に用いることで、給電電流の方向と大きさにより給電
路切替え回路の切替り態様を変化させることができる。 かかるリレーK1、K2の構成例については後に詳しく
述べる。
【0042】まず、通常時には陸揚局AとD間で両端給
電、陸揚局B、Cでそれぞれ片端給電をする。そのため
には、立上げ時に、まず陸揚局DからA方向に200m
Aの給電電流を流して海中分岐装置BU1のリレーK1
とK2を動作させて陸揚局B側を切り離して海中アース
し、次いで400mAの給電電流を流して海中分岐装置
BU2のリレーK1を動作させて陸揚局C側を切り離し
て海中アースする。
【0043】いま例えば海中分岐装置BU2と陸揚局D
間のケーブルが地絡障害を起こしたものとする。この時
には、陸揚局AとC間で両端給電、陸揚局Bで片端給電
をする。そのためには、陸揚局AからC方向に200m
Aの給電電流を流し海中分岐装置BU2のリレーK2を
動作させて陸揚局D側を切り離して海中アースし、次い
で、400mAの給電電流を流し海中分岐装置BU1の
リレーK1とK2を動作させて陸揚局B側を切り離して
海中アースする。
【0044】図9には本発明の更にまた他の実施例が示
される。また図10には図9の実施例で設定可能な給電
経路が示される。各リレーの動作電流は海中分岐装置B
U1側でα=200mA、β=400mA、海中分岐装
置BU2側でα=200mA、β=400mAであり、
海中分岐装置BU2のリレーK1とK2はそれぞれ、動
作電流方向を変えることで動作電流の大きさが変わるリ
レーである。
【0045】まず、通常時には陸揚局AとD間で両端給
電、陸揚局B、Cでそれぞれ片端給電をする。そのため
には、立上げ時に、まず陸揚局DからA方向に400m
Aの給電電流を流して海中分岐装置BU1のリレーK2
を動作させて陸揚局B側を切り離して海中アースし、次
いで600mAの給電電流を流して海中分岐装置BU2
のリレーK2を動作させて陸揚局C側を切り離して海中
アースする。
【0046】いま例えば海中分岐装置BU2と陸揚局D
間のケーブルが地絡障害を起こしたものとする。この時
には、陸揚局AとC間で両端給電、陸揚局Bで片端給電
をする。そのためには、陸揚局AからC方向に200m
Aの給電電流を流し海中分岐装置BU2のリレーK1を
動作させて陸揚局D側を切り離して海中アースし、次い
で、400mAの給電電流を流し海中分岐装置BU1の
リレーK6を動作させて陸揚局B側を切り離して海中ア
ースする。
【0047】次に上述の図7、図9の実施例で用いられ
たリレーK1、K2のような給電電流方向の変えること
で動作電流の大きさが変わるリレーの構成について説明
する。図11にはこの構成例が示される。図中、Lは給
電路切替え回路の駆動回路としてのリレーコイルであり
、このリレーコイルLにダイオードD1と調整抵抗R1
の直列回路、およびダイオードD2と調整抵抗R2の直
列回路がそれぞれ並列接続される。ダイオードD1とダ
イオードD2は電流方向を制限するためのものでありそ
れぞれ極性が逆に接続される。まだ調整抵抗R1とR2
はその抵抗値が異なっている。
【0048】このように構成すると、←方向に給電電流
を供給した時にはその一部が調整抵抗R1側に分流され
、→方向に供給した時にはその一部が調整抵抗R2側に
分流されることになり、調整抵抗R1とR2は抵抗値が
異なっているのでそれぞれの分流電流値が異なり、結局
、リレーコイルLにそれを駆動するための一定値以上の
動作電流を流すためには、←方向に給電電流を流す時と
→方向に給電電流を流すときで、給電電流の大きさが異
なる。例えば調整抵抗R1>調整抵抗R2とすると、←
方向の給電電流をαとすると、→方向にはこのαよりも
大きい給電電流βを流さなければリレーは作動しない。
【0049】図12はかかる動作電流方向で動作電流値
が異なるデバイスの他の構成例が示される。この回路が
上述の図11の回路と異なる点は、逆極性で直列接続さ
れたツェナーダイオードZD1、ZD2の直列回路がリ
レーコイルLに並列接続されていることである。このツ
ェナーダイオードZD1、ZD2はリレーコイルに過電
圧がかからないようにする保護回路である。
【0050】この回路では、→方向に給電電流を流した
時には、ゼロから給電電流を除々に増加していくと、こ
の給電電流はリレーコイルL側と調整抵抗R2側とに分
流する。やがてリレーは調整抵抗R2によって設定され
た電流値で動作する。さらに給電電流を増加させると、
ツェナーダイオードZD2にも電流が流れはじめ、ツェ
ナー電圧によってリレーコイル両端電圧は一定値に固定
されるので、リレーコイルLに流れる動作電流を制限し
てコイルLを保護することができる。←方向に給電電流
を流した時も同様にしてツェナーダイオードZD1でコ
イルを保護できる。
【0051】図13は同様に動作電流方向で動作電流値
が異なるデバイスのまた他の構成例が示される。この回
路が上述の図11の回路と異なる点は、調整抵抗R1に
並列に保護用のツェナーダイオードZD1が接続され、
調整抵抗R2に並列にツェナーダイオードZD1と逆極
性の保護用のツェナーダイオードZD2が接続されてい
ることである。
【0052】この回路の動作は図12の場合とほぼ同じ
である。すなわち、→方向に給電電流を流した時には、
ゼロから給電電流を除々に増加していくと、この給電電
流はリレーコイルL側と調整抵抗R2側とに分流する。 やがてリレーは調整抵抗R2によって設定された電流値
で動作する。さらに給電電流を増加させると、ツェナー
ダイオードZD2にも電流が流れはじめ、ツェナー電圧
によってリレーコイル両端電圧は一定値に固定されるの
で、リレーコイルLに流れる動作電流を制限してコイル
Lを保護することができる。←方向に給電電流を流した
時も同様にしてツェナーダイオードZD1でコイルを保
護できる。
【0053】電流方向によって動作電流の大きさを変え
るデバイスとしては、上述の図11〜図13のもの以外
に、図2の実施例で用いた回路、つまり図14に示され
るような回路によってももちろん実現できるが、上述の
ように構成することで、リレーの数を一つで構成でき、
かつ接点構成も簡素化できるものである。
【0060】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の給電方
法によれば、障害発生時等における給電システムの再構
築にあたって、いわゆるホットスイッチングを防止しつ
つ、各海中分岐装置で給電路切替えを行うことが可能と
なり、海底ケーブル通信システムの信頼性を向上できる
。また本発明の給電路切替え回路によれば、回路を小型
化、簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明のための図である。
【図2】本発明の一実施例としての給電方法による海底
ケーブル通信システムを示すブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】図3の実施例システムで設定可能な給電路の態
様を説明する図である。
【図5】本発明のまた他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5の実施例システムで設定可能な給電路の態
様を説明する図である。
【図7】本発明の更に他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】図7の実施例システムで設定可能な給電路の態
様を説明する図である。
【図9】本発明のまた更に他の実施例を示すブロック図
である。
【図10】図9の実施例システムで設定可能な給電路の
態様を説明する図である。
【図11】本発明の一実施例としての給電路切替え回路
の例を示す図である。
【図12】本発明の他の実施例としての給電路切替え回
路の例を示す図である。
【図13】本発明のまた他の実施例としての給電路切替
え回路の例を示す図である。
【図14】電流方向により同じ場所の接点が異なる電流
値で動作する回路の例を示す図である。
【図15】海底ケーブル通信システムでの給電路切替え
の従来方法を説明する図である。
【図16】従来方法の問題点を説明するための図である
【符号の説明】
A、B、C、D  陸揚局 BU1  BU2  海中分岐装置 K1〜K7  リレー ■〜■  各リレーK1〜K6の接点 D1、D2  ダイオード R1、R2  調整抵抗 L  リレーコイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  海底ケーブルを複数の海中分岐装置(
    BU1、BU2・・・)で分岐して複数の局(A、B、
    C、D・・・)間を接続する海底ケーブル通信システム
    の給電方法であって、電流方向を変えることで動作電流
    の大きさが異なる給電路切替え回路を各海中分岐装置が
    備え、各海中分岐装置の給電路切替え回路は設定せんと
    する両端給電路における同一給電電流方向に対して各々
    動作電流値が異なるよう構成され、障害発生時における
    システムの立ち上げに際し、両端給電路を設定せんとす
    る障害側海中分岐装置側の非障害回線側局と非障害側海
    中分岐装置側の局間で、まず障害側海中分岐装置におけ
    る給電路切替え回路が小なる動作電流で動作する給電電
    流方向で給電して障害回線を分離するよう給電路切替え
    を行い、しかる後に同一給電電流方向に大なる給電電流
    を給電して非障害側海中分岐装置における給電路切替え
    回路を切り替えて給電路設定を行うようにした給電方法
  2. 【請求項2】  海底ケーブルを複数の海中分岐装置(
    BU1、BU2・・・)で分岐して多地点(A、B、C
    、D・・・)間を結ぶ海底ケーブル通信システムにおい
    て該複数の海中分岐装置の給電路切替え回路にそれぞれ
    異なる動作電流を割り当て、小さい動作電流の海中分岐
    装置側の給電路切替え回路側から順次に動作させて給電
    路を切り替える給電方法であって、該複数の海中分岐装
    置を給電路内に直列に配置し、その両端の地点から給電
    して給電電流を一方向に流した時とその反対方向に流し
    た時とで、該複数の海中分岐装置の給電路切替え回路の
    動作順序が逆となるようにした海底ケーブル通信システ
    ムの給電方法。
  3. 【請求項3】  該海中分岐装置の一部または全ての分
    岐給電路に給電路切替え機能を持たない海中分岐装置が
    設置されている請求項1または2記載の給電方法。
  4. 【請求項4】  給電路切替え回路を駆動するための動
    作電流を通電する駆動回路に並列接続されて一方向にの
    み第1の大きさの電流を通電する第1の電流分流回路と
    、該駆動回路に並列接続されて該第1の電流分流回路と
    逆方向にのみ該第1の大きさと異なる第2の大きさの電
    流を通電する第2の電流分流回路とを備えた給電路切替
    え回路。
  5. 【請求項5】  給電路切替え回路として請求項2記載
    の給電路切替え回路を用いた請求項1〜3の何れかに記
    載の海底ケーブル通信システムの給電方法。
JP3817391A 1991-01-17 1991-02-07 海底ケーブル通信システムの給電方法および給電路切替え回路 Withdrawn JPH04256225A (ja)

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