JPH04256893A - 燃料集合体 - Google Patents
燃料集合体Info
- Publication number
- JPH04256893A JPH04256893A JP3017589A JP1758991A JPH04256893A JP H04256893 A JPH04256893 A JP H04256893A JP 3017589 A JP3017589 A JP 3017589A JP 1758991 A JP1758991 A JP 1758991A JP H04256893 A JPH04256893 A JP H04256893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coolant
- fuel
- core
- coolant flow
- water
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉(以下B
WRと呼ぶ)等の軽水炉用の燃料集合体に係り、特に燃
料集合体間の冷却材の流路抵抗を制御することにより、
スペクトルシフト運転を行うことができる燃料集合体に
関する。
WRと呼ぶ)等の軽水炉用の燃料集合体に係り、特に燃
料集合体間の冷却材の流路抵抗を制御することにより、
スペクトルシフト運転を行うことができる燃料集合体に
関する。
【0002】
【従来の技術】図20はBWRに装荷される従来の燃料
集合体の1例の縦断面図である。この図において、燃料
集合体1は角筒状のチャンネルボックス2内に燃料バン
ドル3を収容して構成されている。而して、前記燃料バ
ンドル3は複数本の燃料棒11を例えば8行8列の正方
格子状に配列して、それ等の中央部には大径のウォータ
ロッド5を配置し、これらの燃料棒11およびウォータ
ロッド5を軸方向多段に配設したスペーサ16によって
結束して構成されている。なお、前記各燃料棒11およ
びウォータロッド5の上端には上部端栓46が、また下
端には下部端栓47がそれぞれ固着されいる。なお、前
記上部端栓46は上部タイプレート12に、また下部端
栓47は下部タイプレート13にそれぞれ支持されてい
る。
集合体の1例の縦断面図である。この図において、燃料
集合体1は角筒状のチャンネルボックス2内に燃料バン
ドル3を収容して構成されている。而して、前記燃料バ
ンドル3は複数本の燃料棒11を例えば8行8列の正方
格子状に配列して、それ等の中央部には大径のウォータ
ロッド5を配置し、これらの燃料棒11およびウォータ
ロッド5を軸方向多段に配設したスペーサ16によって
結束して構成されている。なお、前記各燃料棒11およ
びウォータロッド5の上端には上部端栓46が、また下
端には下部端栓47がそれぞれ固着されいる。なお、前
記上部端栓46は上部タイプレート12に、また下部端
栓47は下部タイプレート13にそれぞれ支持されてい
る。
【0003】下部タイプレート13は減速材と冷却材を
兼ねる炉水を流下させる開口を有し、炉水はチャンネル
ボックス2の下端から図示矢符のようにチャンネルボッ
クス2内に流入し、各燃料棒11相互間の空隙を昇流す
る間に各燃料棒の発生する熱を除去して気液二相流とな
る。
兼ねる炉水を流下させる開口を有し、炉水はチャンネル
ボックス2の下端から図示矢符のようにチャンネルボッ
クス2内に流入し、各燃料棒11相互間の空隙を昇流す
る間に各燃料棒の発生する熱を除去して気液二相流とな
る。
【0004】なお、前記ウォータロッド5はその下端近
傍の周壁に開口5aをそなえ、炉水は前記開口5aから
ウォータロッド5内に導入され、上端近傍の周壁に設け
た放出孔5bから前記各燃料棒11の上端部に向けて放
出される。而して、前記ウォータロッド5内を流れる炉
水は主として減速材として作用するものであり、ウォー
タロッド5内を緩やかに上昇し炉心上部において前記気
液二相流と合流、混合する。
傍の周壁に開口5aをそなえ、炉水は前記開口5aから
ウォータロッド5内に導入され、上端近傍の周壁に設け
た放出孔5bから前記各燃料棒11の上端部に向けて放
出される。而して、前記ウォータロッド5内を流れる炉
水は主として減速材として作用するものであり、ウォー
タロッド5内を緩やかに上昇し炉心上部において前記気
液二相流と合流、混合する。
【0005】上記説明したBWR用の燃料集合体の構成
は最も一般的なものであるが、前記図20と同一部分に
は同一符号を付した図21は他の例の横断面図である。 この例にあっては、前記のウォータロッド5に代え燃料
バンドル内に十字状の冷却材通路を構成するウォータク
ロス4が設けられている。ウォータクロス4は前記ウォ
ータロッドと同様に下部に炉水の取入口をそなえている
。なお、上端は開放端としてありここから炉水の放出を
行うものとしてある。
は最も一般的なものであるが、前記図20と同一部分に
は同一符号を付した図21は他の例の横断面図である。 この例にあっては、前記のウォータロッド5に代え燃料
バンドル内に十字状の冷却材通路を構成するウォータク
ロス4が設けられている。ウォータクロス4は前記ウォ
ータロッドと同様に下部に炉水の取入口をそなえている
。なお、上端は開放端としてありここから炉水の放出を
行うものとしてある。
【0006】従来のBWRにおいては、例えば特開昭5
4−121389号公報にも開示されているように、中
性子減速を促進させるため前記ウォータロツドを有する
燃料集合体を炉心内に装荷している。従来のBWRの運
転条件下ではウラン原子に対する水素原子の数が多くな
るほど反応度が高くなるので、前記のようなウォータロ
ッドの使用は炉心に装荷された核燃料物質の有効活用を
可能にする。
4−121389号公報にも開示されているように、中
性子減速を促進させるため前記ウォータロツドを有する
燃料集合体を炉心内に装荷している。従来のBWRの運
転条件下ではウラン原子に対する水素原子の数が多くな
るほど反応度が高くなるので、前記のようなウォータロ
ッドの使用は炉心に装荷された核燃料物質の有効活用を
可能にする。
【0007】しかしながら、核燃料物質の有効活用をさ
らに図るためには、核燃料物質の燃焼の進行につれ炉心
内の水素原子数を変化させるようにすることが望ましい
。核燃料物質の燃焼の進行につれ、炉心内水素原子数を
変化させた場合の利点は次の通りである。図19はBW
Rで用いられている代表的な燃料集合体について横軸に
燃焼度、縦軸に中性子の無限増倍率を取ってそれ等の関
係を示したものである。この図は同一の燃料集合体につ
き示すものであるが、図中破線で示した曲線は燃料集合
体内のボイド率(40パーセント)を一定に保って燃焼
させた場合を、実線で示した曲線は最初高ボイド率(5
0パーセント)で運転して途中からボイド率を低下(3
0パーセント)させた場合をそれぞれ示している。 この図から明らかなようにボイド率を高くして燃焼させ
た後で、ボイド率を低下させて燃焼させた方が燃焼の末
期で高い無限増倍率が得られる。換言すれば、より高い
取出し燃焼度を得ることができる。
らに図るためには、核燃料物質の燃焼の進行につれ炉心
内の水素原子数を変化させるようにすることが望ましい
。核燃料物質の燃焼の進行につれ、炉心内水素原子数を
変化させた場合の利点は次の通りである。図19はBW
Rで用いられている代表的な燃料集合体について横軸に
燃焼度、縦軸に中性子の無限増倍率を取ってそれ等の関
係を示したものである。この図は同一の燃料集合体につ
き示すものであるが、図中破線で示した曲線は燃料集合
体内のボイド率(40パーセント)を一定に保って燃焼
させた場合を、実線で示した曲線は最初高ボイド率(5
0パーセント)で運転して途中からボイド率を低下(3
0パーセント)させた場合をそれぞれ示している。 この図から明らかなようにボイド率を高くして燃焼させ
た後で、ボイド率を低下させて燃焼させた方が燃焼の末
期で高い無限増倍率が得られる。換言すれば、より高い
取出し燃焼度を得ることができる。
【0008】これは下記の理由による。すなわち、ボイ
ド率が高くウラン原子数に対する水素原子数が少ない方
が中性子の平均速度が大きく、ウラン238に吸収され
やすいからである。BWRで用いられる核燃料物質中に
は、ウラン235とウラン238が含まれており、ウラ
ン235は核燃料物質全体の数パーセントで、大部分は
ウラン238が占めている。このうち、中性子を吸収し
て核分裂を生じるのはウラン235のみであり、ウラン
238はほとんど核分裂を生じない。従って、ウラン2
35が燃焼の進行により減少すると反応度は低下する。
ド率が高くウラン原子数に対する水素原子数が少ない方
が中性子の平均速度が大きく、ウラン238に吸収され
やすいからである。BWRで用いられる核燃料物質中に
は、ウラン235とウラン238が含まれており、ウラ
ン235は核燃料物質全体の数パーセントで、大部分は
ウラン238が占めている。このうち、中性子を吸収し
て核分裂を生じるのはウラン235のみであり、ウラン
238はほとんど核分裂を生じない。従って、ウラン2
35が燃焼の進行により減少すると反応度は低下する。
【0009】しかしながら、ウラン238も核分裂によ
って生じる高エネルギの中性子を吸収すると、プルトニ
ウム239に転換する。プルトニウム239はウラン2
35と同じく減速された熱中性子を吸収して核分裂を生
じる。ボイド率が高いほど中性子のエネルギが高いため
、ウラン238からプルトニウム239に転換される割
合が大きく、ウラン235およびプルトニウム239の
核分裂が抑制される。従って、ボイド率が高いほどウラ
ン235とプルトニウム239の総量の減少は遅くなる
。
って生じる高エネルギの中性子を吸収すると、プルトニ
ウム239に転換する。プルトニウム239はウラン2
35と同じく減速された熱中性子を吸収して核分裂を生
じる。ボイド率が高いほど中性子のエネルギが高いため
、ウラン238からプルトニウム239に転換される割
合が大きく、ウラン235およびプルトニウム239の
核分裂が抑制される。従って、ボイド率が高いほどウラ
ン235とプルトニウム239の総量の減少は遅くなる
。
【0010】但し、ボイド率が高い場合には反応度の絶
対値は低い。そのため、ボイド率が高いままでは、ボイ
ド率が低い場合に比して反応度が臨界を維持できる最低
レベルに早く到達してしまう。そこで、その時点でボイ
ド率を低下させると中性子の減速効果が増大し、ボイド
率一定で燃焼させた場合に比しウラン235およびプル
トニウム239の核分裂が増加し、反応度はより高くな
る。従って、臨界に必要な最低反応度になるまで核燃料
物質に含まれる核分裂性物質をより長く燃焼させること
ができる。
対値は低い。そのため、ボイド率が高いままでは、ボイ
ド率が低い場合に比して反応度が臨界を維持できる最低
レベルに早く到達してしまう。そこで、その時点でボイ
ド率を低下させると中性子の減速効果が増大し、ボイド
率一定で燃焼させた場合に比しウラン235およびプル
トニウム239の核分裂が増加し、反応度はより高くな
る。従って、臨界に必要な最低反応度になるまで核燃料
物質に含まれる核分裂性物質をより長く燃焼させること
ができる。
【0011】上記説明したところが核分裂性物質の燃焼
にともない、ボイド率を変化させることにより核燃料物
質の有効活用を図る原理であって、スペクトルシフト運
転と呼ばれている。
にともない、ボイド率を変化させることにより核燃料物
質の有効活用を図る原理であって、スペクトルシフト運
転と呼ばれている。
【0012】上記のスペクトルシフト運転を実現するた
めに、核燃料物質の燃焼にともなって炉心内の水素原子
数を変化させる手段としては、種々の提案がなされてい
るが、原子力学会「昭和63年会」(1988.4/4
−4/6)発表 No.F15 「大幅スペクトルシフ
トBWR炉心概念(1) 」および特開昭63−731
87号公報には、単純な構造で集合体内平均ボイド率を
大幅に変化させ得る手段が開示されている。この開示の
手段は燃料集合体の下部に抵抗体を設け、ウォータロッ
ドには前記抵抗体の下方の領域に開口した冷却材流入口
を有する冷却材上昇流路と、この冷却材上昇流路に連通
され前記抵抗体よりも上方の領域に開口した冷却材吐出
口を有する冷却材下降流路とを設けている。
めに、核燃料物質の燃焼にともなって炉心内の水素原子
数を変化させる手段としては、種々の提案がなされてい
るが、原子力学会「昭和63年会」(1988.4/4
−4/6)発表 No.F15 「大幅スペクトルシフ
トBWR炉心概念(1) 」および特開昭63−731
87号公報には、単純な構造で集合体内平均ボイド率を
大幅に変化させ得る手段が開示されている。この開示の
手段は燃料集合体の下部に抵抗体を設け、ウォータロッ
ドには前記抵抗体の下方の領域に開口した冷却材流入口
を有する冷却材上昇流路と、この冷却材上昇流路に連通
され前記抵抗体よりも上方の領域に開口した冷却材吐出
口を有する冷却材下降流路とを設けている。
【0013】上記構成の燃料集合体においては、炉心を
通過する冷却材の流量が低下すると、ウォータロッド内
の流路内に蒸気が充満し、冷却材流量が増加すると前記
流路内の蒸気量が著しく減少する。従って、燃料集合体
内の平均ボイド率を大幅に変化させることが可能となり
、運転サイクル末期での反応度増加が可能となる。すな
わち、冷却材流量を絞った運転サイクル前半ではウォー
タロッド流路内に液相流が存在する炉心下部で減速材密
度が大であり、蒸気相が存在する炉心上部で減速材密度
は小となる。従って、運転サイクル前半では主として原
子炉下部が燃焼し、炉心上部ではウラン238からプル
トニウム239への転換が図られ、運転サイクル後半に
はサイクル前半で転換された炉心上部のプルトニウムが
主として燃焼に寄与するため、スペクトルシフト効果に
より燃料の燃焼効率が高まる。
通過する冷却材の流量が低下すると、ウォータロッド内
の流路内に蒸気が充満し、冷却材流量が増加すると前記
流路内の蒸気量が著しく減少する。従って、燃料集合体
内の平均ボイド率を大幅に変化させることが可能となり
、運転サイクル末期での反応度増加が可能となる。すな
わち、冷却材流量を絞った運転サイクル前半ではウォー
タロッド流路内に液相流が存在する炉心下部で減速材密
度が大であり、蒸気相が存在する炉心上部で減速材密度
は小となる。従って、運転サイクル前半では主として原
子炉下部が燃焼し、炉心上部ではウラン238からプル
トニウム239への転換が図られ、運転サイクル後半に
はサイクル前半で転換された炉心上部のプルトニウムが
主として燃焼に寄与するため、スペクトルシフト効果に
より燃料の燃焼効率が高まる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来の燃料集合体においては前記開示のウォータロ
ッドを複数組組み込まないと燃料集合体内平均ボイド率
を大幅に変化させることはできない。また、炉心のボイ
ド反応度係数を絶対値の小さな負の値とするため、チャ
ンネルボックス外の燃料集合体間の水領域(以下ウォー
タギャップと呼ぶ)を大きくした炉心においては、前記
ウォータロッドのみによるスペクトルシフト効果には限
界がある。
成の従来の燃料集合体においては前記開示のウォータロ
ッドを複数組組み込まないと燃料集合体内平均ボイド率
を大幅に変化させることはできない。また、炉心のボイ
ド反応度係数を絶対値の小さな負の値とするため、チャ
ンネルボックス外の燃料集合体間の水領域(以下ウォー
タギャップと呼ぶ)を大きくした炉心においては、前記
ウォータロッドのみによるスペクトルシフト効果には限
界がある。
【0015】本発明は上記の事情に基づきなされたもの
で、単純な構成でスペクトルシフト効果が得られるウォ
ータロッドを、最小限の本数使用して炉心内の平均ボイ
ド率を大幅に変化させることができるとともに、運転サ
イクル後半における反応度を増加させて燃料経済性を向
上させることができる燃料集合体を提供することを目的
としている。 [発明の構成]
で、単純な構成でスペクトルシフト効果が得られるウォ
ータロッドを、最小限の本数使用して炉心内の平均ボイ
ド率を大幅に変化させることができるとともに、運転サ
イクル後半における反応度を増加させて燃料経済性を向
上させることができる燃料集合体を提供することを目的
としている。 [発明の構成]
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料集合体は、
冷却材流路を構成する角筒状のチャンネルボックス内に
上部タイプレートおよび下部タイプレートにそれぞれ上
端、下端を支持させ内部に複数の燃料ペレットを装填し
てなる複数の燃料棒を有するものにおいて、前記チャン
ネルボックスを内壁および外壁をそなえた二重構成とし
、それ等両壁間の断面環状の空間に冷却材流路を構成し
たことを特徴とする。
冷却材流路を構成する角筒状のチャンネルボックス内に
上部タイプレートおよび下部タイプレートにそれぞれ上
端、下端を支持させ内部に複数の燃料ペレットを装填し
てなる複数の燃料棒を有するものにおいて、前記チャン
ネルボックスを内壁および外壁をそなえた二重構成とし
、それ等両壁間の断面環状の空間に冷却材流路を構成し
たことを特徴とする。
【0017】
【作用】上記構成の本発明の燃料集合体においては、炉
心を通過する冷却材流量が低下すると、チャンネルボッ
クスの内外両壁間の断面環状の冷却材流路内に蒸気が充
満し、前記炉心を通過する冷却材流量が増加すると前記
断面環状の冷却材流路内の蒸気量は著しく減少する。従
って、運転サイクル末期における反応度増加が可能とな
る。
心を通過する冷却材流量が低下すると、チャンネルボッ
クスの内外両壁間の断面環状の冷却材流路内に蒸気が充
満し、前記炉心を通過する冷却材流量が増加すると前記
断面環状の冷却材流路内の蒸気量は著しく減少する。従
って、運転サイクル末期における反応度増加が可能とな
る。
【0018】
【実施例】図1は本発明一実施例の縦断面図、図2は前
記実施例における燃料棒の縦断面図、図3は図1のII
I ―III 線における断面図、図4は前記実施例の
チャンネルボックスの詳細を示す斜視図、図5は前記実
施例におけるウォータロッドの詳細を示す縦断面図であ
る。図20および図21と同一部分には同一符号を付し
た図1において、燃料集合体10は正方格子状に配置さ
れた複数個の燃料棒11と、それ等の上端を支持固定す
る上部タイプレート12と、前記燃料棒11下端を支持
固定する下部タイプレート13と、下部タイプレート1
3に設けられた燃料棒支持部14と、前記下部タイプレ
ート13の前記燃料棒支持部14下方に設けられた空間
15と、燃料集合体10の軸方向に複数個分布して設け
られ前記燃料棒間の間隔を保持する燃料棒スペーサ16
と、燃料棒スペーサ16によって結束して形成された燃
料バンドル3を包囲するチャンネルボックス17と、前
記燃料棒スペーサ16により前記各燃料棒に対して所定
の相対位置に保持されたウォータロッド19とを有する
。なお、前記燃料棒スペーサ16の燃料集合体軸方向位
置は前記ウォータロッド19によって定められている。 燃料棒11は、図2に示すように上部端栓46および下
部端栓47によって上下両端を密閉された被覆管45内
に多数の燃料ペレット48を装荷してなる。なお、前記
被覆管45内の上端部にはガスプレナム49が設けられ
ている。 また、ウォータロッド19は燃料集合体10の断面中央
に配置され、その外径は前記各燃料棒11のそれよりも
大とされている。
記実施例における燃料棒の縦断面図、図3は図1のII
I ―III 線における断面図、図4は前記実施例の
チャンネルボックスの詳細を示す斜視図、図5は前記実
施例におけるウォータロッドの詳細を示す縦断面図であ
る。図20および図21と同一部分には同一符号を付し
た図1において、燃料集合体10は正方格子状に配置さ
れた複数個の燃料棒11と、それ等の上端を支持固定す
る上部タイプレート12と、前記燃料棒11下端を支持
固定する下部タイプレート13と、下部タイプレート1
3に設けられた燃料棒支持部14と、前記下部タイプレ
ート13の前記燃料棒支持部14下方に設けられた空間
15と、燃料集合体10の軸方向に複数個分布して設け
られ前記燃料棒間の間隔を保持する燃料棒スペーサ16
と、燃料棒スペーサ16によって結束して形成された燃
料バンドル3を包囲するチャンネルボックス17と、前
記燃料棒スペーサ16により前記各燃料棒に対して所定
の相対位置に保持されたウォータロッド19とを有する
。なお、前記燃料棒スペーサ16の燃料集合体軸方向位
置は前記ウォータロッド19によって定められている。 燃料棒11は、図2に示すように上部端栓46および下
部端栓47によって上下両端を密閉された被覆管45内
に多数の燃料ペレット48を装荷してなる。なお、前記
被覆管45内の上端部にはガスプレナム49が設けられ
ている。 また、ウォータロッド19は燃料集合体10の断面中央
に配置され、その外径は前記各燃料棒11のそれよりも
大とされている。
【0019】図4においてチャンネルボックス17は、
内壁20、外壁21を有する二重構成としてある。内壁
20と外壁21との間には、壁面中央に位置し前記両壁
間の間隔を維持するスペーサ22と、前記壁面両側近傍
に位置し壁面中央の部分と両側の部分を区画する流路区
画スペーサ23とが設けられ、さらに前記両壁間の空間
26の上部を閉鎖する上端カバー24と、下部を閉鎖す
る下端カバー25とが設けられている。なお、前記流路
区画スペーサ23はその下端を前記下端カバー25に接
しており、壁面中央の冷却材上昇流路27と壁面両側に
位置する冷却材下降流路28とを形成している。而して
、前記流路区画スペーサ23はそれ等の上端が前記上端
カバー24より実質的に下方で終端しており、前記冷却
材上昇流路27と冷却材下降流路28とは連通されてい
る。さらに、前記冷却材上昇流路27の下部には内壁2
0を貫通する冷却材入口29が設けられ、この冷却材入
口29は前記下部タイプレート側壁に設けられ、前記空
間15に連通する冷却材導入口30と対向されている。 冷却材下降流路28は、外壁21の前記燃料棒支持部1
4よりも上方の位置に設けた吐出口32を介してウォー
タギヤップ32に連通している。
内壁20、外壁21を有する二重構成としてある。内壁
20と外壁21との間には、壁面中央に位置し前記両壁
間の間隔を維持するスペーサ22と、前記壁面両側近傍
に位置し壁面中央の部分と両側の部分を区画する流路区
画スペーサ23とが設けられ、さらに前記両壁間の空間
26の上部を閉鎖する上端カバー24と、下部を閉鎖す
る下端カバー25とが設けられている。なお、前記流路
区画スペーサ23はその下端を前記下端カバー25に接
しており、壁面中央の冷却材上昇流路27と壁面両側に
位置する冷却材下降流路28とを形成している。而して
、前記流路区画スペーサ23はそれ等の上端が前記上端
カバー24より実質的に下方で終端しており、前記冷却
材上昇流路27と冷却材下降流路28とは連通されてい
る。さらに、前記冷却材上昇流路27の下部には内壁2
0を貫通する冷却材入口29が設けられ、この冷却材入
口29は前記下部タイプレート側壁に設けられ、前記空
間15に連通する冷却材導入口30と対向されている。 冷却材下降流路28は、外壁21の前記燃料棒支持部1
4よりも上方の位置に設けた吐出口32を介してウォー
タギヤップ32に連通している。
【0020】図5において、ウォータロッド19は内管
35、外管36、前記内管35、外管36間の間隔を保
持するスペーサ37を有する。なお、外管36の上端は
端栓38によって封じられており、前記端栓38は前記
上部タイプレート12に挿入、保持されるようになって
いる。さらに、前記内管35の上端は前記端栓38の下
面からはなれた位置で終端させるかまたは密接して終端
させる。前記離間して終端させた場合には内管上端と端
栓38下面との間隙により、密接して終端させた場合に
は内管35上端側面に設けた開口により、内管35内の
流路(冷却材上昇流路)40と内外両管の間の断面環状
の流路(冷却材下降流路)41とを連通させる。また、
スペーサ37には断面環状の流路41の流れを妨げない
ように透孔が設けられている。また、外管36の下端は
燃料棒支持部14より上方に位置する環状部39で封じ
られており、その下部には冷却材吐出口43が設けられ
ている。内管35の下端には下部タイプレート13の燃
料支持部14を貫通して空間15に連通する冷却材入口
42が設けられている。
35、外管36、前記内管35、外管36間の間隔を保
持するスペーサ37を有する。なお、外管36の上端は
端栓38によって封じられており、前記端栓38は前記
上部タイプレート12に挿入、保持されるようになって
いる。さらに、前記内管35の上端は前記端栓38の下
面からはなれた位置で終端させるかまたは密接して終端
させる。前記離間して終端させた場合には内管上端と端
栓38下面との間隙により、密接して終端させた場合に
は内管35上端側面に設けた開口により、内管35内の
流路(冷却材上昇流路)40と内外両管の間の断面環状
の流路(冷却材下降流路)41とを連通させる。また、
スペーサ37には断面環状の流路41の流れを妨げない
ように透孔が設けられている。また、外管36の下端は
燃料棒支持部14より上方に位置する環状部39で封じ
られており、その下部には冷却材吐出口43が設けられ
ている。内管35の下端には下部タイプレート13の燃
料支持部14を貫通して空間15に連通する冷却材入口
42が設けられている。
【0021】以下、上記実施例の作用について説明する
。すなわち、上記実施例の燃料集合体を周知のBWRに
装荷して運転した場合には、冷却材の大部分は下部タイ
プレート13の燃料棒支持部14の貫通口(図1には現
れていない)を通じて燃料棒11の間の冷却材流路に導
かれる。下部タイプレート13の空間15に流入した冷
却材の残りの一方の部分は、吐出口30およびチャンネ
ルボックス17の冷却材入口29を通ってチャンネルボ
ックス17の冷却材上昇流路27に入り、さらに冷却材
下降流路28を通って吐出口32からウォータギヤップ
31に吐出される(図4)。さらに、前記残りの他方の
部分はウォータロッド19の冷却材入口42を介して冷
却材上昇流路40内に流入し、次いで下降流路41を流
下して吐出口43から燃料棒支持部14より上方の位置
の冷却材流路に吐出される。 冷却材吐出口32およ
び43から吐出された冷却材は、冷却材入口29および
42から流入した冷却材の流量の多少により、液相また
は蒸気相となる。この実施例では、チャンネルボックス
17内のボイド率が図6に曲線Aで示すように炉心流量
100パーセントにおいて、約5パーセントになるよう
に冷却材入口29、吐出口32および流路27、28の
仕様が定められている。また、ウォータロッド19内の
ボイド率が図6に曲線Bで示すように炉心流量110パ
ーセントにおいて、約5パーセントとなるように入口4
2、吐出口43および流路40、41の仕様が定められ
ている。
。すなわち、上記実施例の燃料集合体を周知のBWRに
装荷して運転した場合には、冷却材の大部分は下部タイ
プレート13の燃料棒支持部14の貫通口(図1には現
れていない)を通じて燃料棒11の間の冷却材流路に導
かれる。下部タイプレート13の空間15に流入した冷
却材の残りの一方の部分は、吐出口30およびチャンネ
ルボックス17の冷却材入口29を通ってチャンネルボ
ックス17の冷却材上昇流路27に入り、さらに冷却材
下降流路28を通って吐出口32からウォータギヤップ
31に吐出される(図4)。さらに、前記残りの他方の
部分はウォータロッド19の冷却材入口42を介して冷
却材上昇流路40内に流入し、次いで下降流路41を流
下して吐出口43から燃料棒支持部14より上方の位置
の冷却材流路に吐出される。 冷却材吐出口32およ
び43から吐出された冷却材は、冷却材入口29および
42から流入した冷却材の流量の多少により、液相また
は蒸気相となる。この実施例では、チャンネルボックス
17内のボイド率が図6に曲線Aで示すように炉心流量
100パーセントにおいて、約5パーセントになるよう
に冷却材入口29、吐出口32および流路27、28の
仕様が定められている。また、ウォータロッド19内の
ボイド率が図6に曲線Bで示すように炉心流量110パ
ーセントにおいて、約5パーセントとなるように入口4
2、吐出口43および流路40、41の仕様が定められ
ている。
【0022】以下、上記構成の実施例の作用、効果を説
明する。図7はBWR運転時の炉心出力、炉心流量の関
係を示す線図である。この図は、100パーセント定格
出力を、炉心流量80〜115パーセントの間で確保す
る場合について示している。運転サイクルの大半の期間
(約70〜80パーセント)炉心流量を80パーセント
に保持し、制御棒による反応度調整により燃料の燃焼に
よる反応度変化に対応する。而して、全制御棒を炉心か
ら全引き抜きとしても定格出力が維持できなくなった時
点から炉心流量を増加させ、サイクル末で最大炉心流量
の115パーセントにする。従って、炉心流量100パ
ーセント以下のサイクル大半の期間(約80パーセント
以上)に亘ってチャンネルボックス17とウォータロッ
ド19の内部にボイドが生じており、中性子の減速効果
を抑制してプルトニウム239の生成を促進する。また
、チャンネルボックスの流路27、28の断面積は、ウ
ォータロッド19の流路40、41の断面積より大きい
のでスペクトルシフト効果は大きい。さらに、前記の熱
中性子の減速効果の抑制は燃料集合体全体に対して一様
にしかもかつ熱中性子束の大きな燃料集合体外周部で作
用するので、前記のスペクトルシフト効果は大である。
明する。図7はBWR運転時の炉心出力、炉心流量の関
係を示す線図である。この図は、100パーセント定格
出力を、炉心流量80〜115パーセントの間で確保す
る場合について示している。運転サイクルの大半の期間
(約70〜80パーセント)炉心流量を80パーセント
に保持し、制御棒による反応度調整により燃料の燃焼に
よる反応度変化に対応する。而して、全制御棒を炉心か
ら全引き抜きとしても定格出力が維持できなくなった時
点から炉心流量を増加させ、サイクル末で最大炉心流量
の115パーセントにする。従って、炉心流量100パ
ーセント以下のサイクル大半の期間(約80パーセント
以上)に亘ってチャンネルボックス17とウォータロッ
ド19の内部にボイドが生じており、中性子の減速効果
を抑制してプルトニウム239の生成を促進する。また
、チャンネルボックスの流路27、28の断面積は、ウ
ォータロッド19の流路40、41の断面積より大きい
のでスペクトルシフト効果は大きい。さらに、前記の熱
中性子の減速効果の抑制は燃料集合体全体に対して一様
にしかもかつ熱中性子束の大きな燃料集合体外周部で作
用するので、前記のスペクトルシフト効果は大である。
【0023】また、90パーセント炉心流量以上の流量
域では主としてウォータロッドのみのスペクトルシフト
効果となり、90パーセント炉心流量以下の流量域では
チャンネルボックスとウォータロッドのスペクトルシト
効果が合わさるので、炉心反応度と炉心流量との関係は
図8の曲線Eに示すようになる。すなわち、図8に曲線
Fで示したウォータロッドのみによるスペクトルシフト
効果のもとでの流量増加に対する反応度の増加に比し、
90パーセント炉心流量以下の流量域では前記のように
双方のスペクトルシフト効果が合わさるため、曲線Fで
示すように流量の増加に対する反応度の増加は大となる
。この結果、図7に示すように従来の流量制御曲線Dよ
りも傾きの大きな流量制御曲線Cを得ることができる。 この特性は、ウオータギヤップを大きくしてBWRの圧
力上昇に過渡現象を緩和するようにした原子炉において
有用である。すなわち、ウォータギヤップを大きくした
BWRにあってはウォータギヤップ増大の結果、ボイド
反応度係数が減じられるので流量制御曲線が著しく緩い
傾きのものとなり、炉心流量の制御による原子炉出力の
変化幅が減少するのに対し、前記の特性によれば炉心流
量の制御による原子炉出力の変化幅を大きくすることが
できる。それのみでなく、定格出力原子炉運転を行う場
合におってはスペクトルシフト効果を小さくすることが
できるので、ボイド反応度係数を所期の通り抑制した原
子炉運転が可能である。これにより、定格出力からの圧
力上昇を伴う異常な過渡特性が緩和される。
域では主としてウォータロッドのみのスペクトルシフト
効果となり、90パーセント炉心流量以下の流量域では
チャンネルボックスとウォータロッドのスペクトルシト
効果が合わさるので、炉心反応度と炉心流量との関係は
図8の曲線Eに示すようになる。すなわち、図8に曲線
Fで示したウォータロッドのみによるスペクトルシフト
効果のもとでの流量増加に対する反応度の増加に比し、
90パーセント炉心流量以下の流量域では前記のように
双方のスペクトルシフト効果が合わさるため、曲線Fで
示すように流量の増加に対する反応度の増加は大となる
。この結果、図7に示すように従来の流量制御曲線Dよ
りも傾きの大きな流量制御曲線Cを得ることができる。 この特性は、ウオータギヤップを大きくしてBWRの圧
力上昇に過渡現象を緩和するようにした原子炉において
有用である。すなわち、ウォータギヤップを大きくした
BWRにあってはウォータギヤップ増大の結果、ボイド
反応度係数が減じられるので流量制御曲線が著しく緩い
傾きのものとなり、炉心流量の制御による原子炉出力の
変化幅が減少するのに対し、前記の特性によれば炉心流
量の制御による原子炉出力の変化幅を大きくすることが
できる。それのみでなく、定格出力原子炉運転を行う場
合におってはスペクトルシフト効果を小さくすることが
できるので、ボイド反応度係数を所期の通り抑制した原
子炉運転が可能である。これにより、定格出力からの圧
力上昇を伴う異常な過渡特性が緩和される。
【0024】図1、図3と同一部分には同一符号を付し
た図9は本発明の第2の実施例の横断面図である。この
実施例においては、前記第1の実施例においてチャンネ
ルボックス17のコーナ部に配置されていた冷却材下降
流路28をコーナ部以外の部位に、コーナ部位外の部位
に配置されていた冷却材上昇流路27をコーナ部に配置
している。図10に示したのは前記第2の実施例の変形
例である。この変形例においては前記配置の冷却材上昇
流路27の断面積を大とし、冷却材下降流路28の断面
積を小としている。
た図9は本発明の第2の実施例の横断面図である。この
実施例においては、前記第1の実施例においてチャンネ
ルボックス17のコーナ部に配置されていた冷却材下降
流路28をコーナ部以外の部位に、コーナ部位外の部位
に配置されていた冷却材上昇流路27をコーナ部に配置
している。図10に示したのは前記第2の実施例の変形
例である。この変形例においては前記配置の冷却材上昇
流路27の断面積を大とし、冷却材下降流路28の断面
積を小としている。
【0025】図1、図3と同一部分には同一符号を付し
た図11は本発明の第3の実施例の横断面図である。こ
の実施例においては対角位置にある1対のコーナ部にの
み冷却材下降流路28を設け、他の1対のコーナ部およ
びそれ以外の部位には冷却材上昇流路27を設けている
。この実施例では、吐出管32の位置が図示しない計装
管のあるコーナ部に対向していないため、計装管の水力
振動を防止または軽減することができる。
た図11は本発明の第3の実施例の横断面図である。こ
の実施例においては対角位置にある1対のコーナ部にの
み冷却材下降流路28を設け、他の1対のコーナ部およ
びそれ以外の部位には冷却材上昇流路27を設けている
。この実施例では、吐出管32の位置が図示しない計装
管のあるコーナ部に対向していないため、計装管の水力
振動を防止または軽減することができる。
【0026】図1、図3と同一部分には同一符号を付し
た図12は本発明の第4の実施例の横断面図である。こ
の実施例においては、燃料集合体10内に2本のウォー
タロッド19がチャンネルボックス17の対角線上にな
らんで設けられている。
た図12は本発明の第4の実施例の横断面図である。こ
の実施例においては、燃料集合体10内に2本のウォー
タロッド19がチャンネルボックス17の対角線上にな
らんで設けられている。
【0027】図1、図3と同一部分には同一符号を付し
た図13は本発明の第5の実施例の横断面図である。こ
の実施例においては、燃料集合体10の中心に十字状断
面のウォータロッド19aが設けられている。図14は
前記第5の実施例の変形例の横断面図である。この変形
例においては、燃料集合体10の中心に角型断面のウォ
ータロッド19bが設けられている。
た図13は本発明の第5の実施例の横断面図である。こ
の実施例においては、燃料集合体10の中心に十字状断
面のウォータロッド19aが設けられている。図14は
前記第5の実施例の変形例の横断面図である。この変形
例においては、燃料集合体10の中心に角型断面のウォ
ータロッド19bが設けられている。
【0028】図1、図3と同一部分には同一符号を付し
た図15は本発明の第6の実施例の横断面図である。こ
の実施例にあっては、前記各ウォータロッドに代えウォ
ータクロス50が設けられている。この実施例では、チ
ャンネルボックス17は下部タイプレートと結合されて
おり、4個の小燃料バンドルがウォータクロス50とチ
ャンネルボックス17とに囲まれた空間にそれぞれ配設
されている。ウォータクロス50は4個のL字状断面の
部材51をチャンネルボックス17の各隅角部に取り付
けて構成され、前記各部材51と前記チャンネルボック
スの形成する断面ほぼ正方形の空間内には、複数個の燃
料棒11が格子状に配列されている。
た図15は本発明の第6の実施例の横断面図である。こ
の実施例にあっては、前記各ウォータロッドに代えウォ
ータクロス50が設けられている。この実施例では、チ
ャンネルボックス17は下部タイプレートと結合されて
おり、4個の小燃料バンドルがウォータクロス50とチ
ャンネルボックス17とに囲まれた空間にそれぞれ配設
されている。ウォータクロス50は4個のL字状断面の
部材51をチャンネルボックス17の各隅角部に取り付
けて構成され、前記各部材51と前記チャンネルボック
スの形成する断面ほぼ正方形の空間内には、複数個の燃
料棒11が格子状に配列されている。
【0029】また、隣接する前記部材51間にはそれ等
の間隔を保持し、チャンネルボックスの軸方向に延在す
るスペーサ52がそれぞれ設けられ、各スペーサ52と
チャンネルボックス17内面との間の細長い空間および
前記各スペーサ52と前記各部材51の隅角部が包囲す
る断面ほぼ十字状の空間は、冷却材上昇流路53および
冷却材下降流路54を形成している。而して、ウォータ
クロス50の上端は封じられており、スペーサ52の上
端はカバー材(図示しない)から離間して終端され、そ
の下端はウォータクロス50下端において断面十字状の
流路54のみを封じるカバー材に接して終端されている
。つまり、前記各スペーサ52は流路53、54をそれ
等の下端において分離している。冷却材上昇流路53の
下端に接する下部タイプレートには冷却材入口が設けら
れ、前記冷却材上昇流路53には前記冷却材入口から冷
却材が導入される。前記のようにして冷却材上昇流路5
3内に導入された冷却材は、前記冷却材上昇流路53内
を上昇しその上端において反転して冷却材下降流路54
内を下降し、燃料小バンドル内の冷却材流路に流入する
。
の間隔を保持し、チャンネルボックスの軸方向に延在す
るスペーサ52がそれぞれ設けられ、各スペーサ52と
チャンネルボックス17内面との間の細長い空間および
前記各スペーサ52と前記各部材51の隅角部が包囲す
る断面ほぼ十字状の空間は、冷却材上昇流路53および
冷却材下降流路54を形成している。而して、ウォータ
クロス50の上端は封じられており、スペーサ52の上
端はカバー材(図示しない)から離間して終端され、そ
の下端はウォータクロス50下端において断面十字状の
流路54のみを封じるカバー材に接して終端されている
。つまり、前記各スペーサ52は流路53、54をそれ
等の下端において分離している。冷却材上昇流路53の
下端に接する下部タイプレートには冷却材入口が設けら
れ、前記冷却材上昇流路53には前記冷却材入口から冷
却材が導入される。前記のようにして冷却材上昇流路5
3内に導入された冷却材は、前記冷却材上昇流路53内
を上昇しその上端において反転して冷却材下降流路54
内を下降し、燃料小バンドル内の冷却材流路に流入する
。
【0030】上記構成のウォータクロス50を有する燃
料集合体10において、ウォータクロス50の流動特性
を図6の曲線Bのように定めることにより、図8に曲線
Eで示したような炉心流量による反応度特性を得ること
ができる。
料集合体10において、ウォータクロス50の流動特性
を図6の曲線Bのように定めることにより、図8に曲線
Eで示したような炉心流量による反応度特性を得ること
ができる。
【0031】図15と同一部分には同一符号を付した図
16は前記第6の実施例の変形例の横断面図である。こ
の変形例においては、冷却材上昇流路53はチャンネル
ボックス17の内外両壁間に形成された冷却材上昇流路
27と図には現れていない連通路によって連通されてい
る。図示矢符Cは前記の連通状態を示している。この変
形例では下部タイプレートの冷却材入口を省略すること
ができる。冷却材は前記冷却材上昇流路27の下方から
冷却材上昇流路53に入り、この内部を上昇して上昇流
路53を出たところで反転し、冷却材下降流路54を下
降して燃料棒支持部14より上方で燃料小バンドル内に
流入する。
16は前記第6の実施例の変形例の横断面図である。こ
の変形例においては、冷却材上昇流路53はチャンネル
ボックス17の内外両壁間に形成された冷却材上昇流路
27と図には現れていない連通路によって連通されてい
る。図示矢符Cは前記の連通状態を示している。この変
形例では下部タイプレートの冷却材入口を省略すること
ができる。冷却材は前記冷却材上昇流路27の下方から
冷却材上昇流路53に入り、この内部を上昇して上昇流
路53を出たところで反転し、冷却材下降流路54を下
降して燃料棒支持部14より上方で燃料小バンドル内に
流入する。
【0032】図15、図16と同一部分には同一符号を
付した図17は本発明の第7の実施例の横断面図、図1
8はその縦断面図である。この実施例は本発明を炉心内
の燃料集合体の取扱い数を減じ燃料交換作業の負担を軽
減するため、大型化した燃料集合体に適用したものであ
る。この実施例においては、前記説明した第6の実施例
における各小燃料バンドルの中心にウォータロッド19
をそれぞれ設けてある。この実施例ではウォータクロス
とウォータロッドとを併用しているため、出力分布の平
坦化とボイド反応度係数の絶対値の低減とを図ることが
でき、ウォータクロスをスペクトルシフトに使用するこ
とによって炉心流量制御による反応度制御幅をより大き
くすることができる。
付した図17は本発明の第7の実施例の横断面図、図1
8はその縦断面図である。この実施例は本発明を炉心内
の燃料集合体の取扱い数を減じ燃料交換作業の負担を軽
減するため、大型化した燃料集合体に適用したものであ
る。この実施例においては、前記説明した第6の実施例
における各小燃料バンドルの中心にウォータロッド19
をそれぞれ設けてある。この実施例ではウォータクロス
とウォータロッドとを併用しているため、出力分布の平
坦化とボイド反応度係数の絶対値の低減とを図ることが
でき、ウォータクロスをスペクトルシフトに使用するこ
とによって炉心流量制御による反応度制御幅をより大き
くすることができる。
【0033】
【発明の効果】上記から明らかなように本発明の燃料集
合体においては、単純な構造であるにも拘らず燃料集合
体内部および外周部のボイド率の変化幅を著しく大きく
することができ、核燃料物質の有効利用を図ることがで
きる。また、ボイド反応度係数低減型の炉心にあっても
炉心流量制御により良好な炉心出力制御特性を得ること
ができる。
合体においては、単純な構造であるにも拘らず燃料集合
体内部および外周部のボイド率の変化幅を著しく大きく
することができ、核燃料物質の有効利用を図ることがで
きる。また、ボイド反応度係数低減型の炉心にあっても
炉心流量制御により良好な炉心出力制御特性を得ること
ができる。
【図1】本発明一実施例の縦断面図。
【図2】前記実施例における燃料棒の一部切欠正面図。
【図3】図1のIII ―III 線における断面図。
【図4】前記実施例のチャンネルボックスの斜視図。
【図5】前記実施例のウォータロッドの縦断面図。
【図6】燃料集合体の冷却材流量とウォータロッドまた
はチャンネルボックス内のボイド率との関係を示す線図
。
はチャンネルボックス内のボイド率との関係を示す線図
。
【図7】BWR運転時の炉心出力、炉心流量の関係を示
す線図。
す線図。
【図8】本発明一実施例における定格炉心流量近傍の流
量制御による炉心反応度変化度特性図。
量制御による炉心反応度変化度特性図。
【図9】本発明の第2の実施例の横断面図。
【図10】前記第2の実施例の変形例の横断面図
【図1
1】本発明の第3の実施例の横断面図。
1】本発明の第3の実施例の横断面図。
【図12】本発明の第4の実施例の横断面図。
【図13】本発明の第5の実施例の横断面図。
【図14】前記第5の実施例の変形例の横断面図。
【図15】本発明の第6の実施例の横断面図。
【図16】前記第6の実施例の変形例の横断面図。
【図17】本発明の第7の実施例の横断面図。
【図18】前記第7の実施例の縦断面図。
【図19】BWRで用いられている代表的な燃料集合体
について横軸に燃焼度、縦軸に中性子の無限増倍率を取
ってそれ等の関係を示した線図。
について横軸に燃焼度、縦軸に中性子の無限増倍率を取
ってそれ等の関係を示した線図。
【図20】BWRに装荷される従来の燃料集合体の1例
の縦断面図。
の縦断面図。
【図21】従来の燃料集合体の他の例の横断面図である
。
。
Claims (1)
- 【請求項1】冷却材流路を構成する角筒状のチャンネル
ボックス内に上部タイプレートおよび下部タイプレート
にそれぞれ上端、下端を支持させ内部に複数の燃料ペレ
ットを装填してなる複数の燃料棒を有するものにおいて
、前記チャンネルボックスを内壁および外壁をそなえた
二重構成とし、それ等両壁間の断面環状の空間に冷却材
流路を構成したことを特徴とする燃料集合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3017589A JPH04256893A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 燃料集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3017589A JPH04256893A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 燃料集合体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04256893A true JPH04256893A (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=11948090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3017589A Pending JPH04256893A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 燃料集合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04256893A (ja) |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3017589A patent/JPH04256893A/ja active Pending
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