JPH0425788B2 - - Google Patents

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JPH0425788B2
JPH0425788B2 JP62183727A JP18372787A JPH0425788B2 JP H0425788 B2 JPH0425788 B2 JP H0425788B2 JP 62183727 A JP62183727 A JP 62183727A JP 18372787 A JP18372787 A JP 18372787A JP H0425788 B2 JPH0425788 B2 JP H0425788B2
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Makoto Watabe
Soji Takao
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Terumo Corp
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  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(1) 発明の背景 ●技術分野● 本発明は腎臓病の食事療法に用いられる食品に
関し、さらに詳しくは、蛋白質当りのリン量及び
カリウム量が減少せしめられると共に含有される
蛋白質の栄養価が高い、腎臓病食事療法用膨化食
品に関するものである。 本発明の食品は、腎臓病の食事療法において、
必要な蛋白質の全部または一部を供給しつつもリ
ンおよびカリウムの摂取量を少なく押さえるため
の食品として、特に好適に使用される。 ●先行技術およびその問題点● 腎臓病の食事療法において、蛋白質、ミネラル
などの摂取量を病状に応じて制御することは従来
より重視されている。特に、腎臓病患者は、尿素
やアンモニアなどの蛋白質分解産物や、ナトリウ
ムの排泄が充分でなく、これらの物質が体内に溜
つて病状を悪化させる危険性が大きいと考えられ
てきた。そのため、従来の腎臓病食においては、
体内のこれらの物質を制御する目的から、低蛋白
質食、低ナトリウム食、高エネルギー(摂取エネ
ルギーが少ないと、体内の蛋白質が分解して尿素
などが増える)が基本とされてきた。さらに、通
常の食品のみを用いていたのではこのような食事
療法を実現することが困難であつたことから、無
蛋白質ないし低蛋白質食品、低ナトリウム食品、
ならびに高エネルギー食品といつた特殊食品が開
発され、用いられてきた。 一方、最近になつて、腎臓病患者の体内のリン
濃度が、カルシウム濃度と相関し、骨異栄養症な
どの合併症と深く関係することが知られるように
なり、体内のリン量を制御することが重要になつ
てきている。従来試みらてれている方法として
は、大きく分けて、摂取する食事中のリンを減少
させる方法と、アルミニウムゲルや大量のカルシ
ウムを用いて摂取したリンの吸収を押さえる方法
とがあるが、前者の方法においては、蛋白質を比
較的多く含む食品がリンもまた多く含むことか
ら、低リン食を実現しようとすれば、必然的に蛋
白質を減らさざるをえない。ところが腎臓病患者
において最低限20g/日程度の蛋白質を摂取する
ことは必須であり、そのためリンの摂取を押さえ
ることの限界がある。 また、後者の方法においては、用いられたアル
ミニウムや大量のカルシウムそのものが体内に吸
収されて種々の副作用を引き起こす危険性が高
い。 本発明者らは、体内のリン濃度を制御するため
の特殊食品を開発すべく、鋭意検討を重ねた結
果、蛋白質1g当りのリン量が11mg以下であるよ
うな食品が、腎臓病患者において体内のリン量を
押さえるために有用であり、さらに腎臓の機能低
下の進行をおさえることを見出した。 一方、腎臓病患者においては、カルシウムの適
切な摂取が必要である。すなわちカルシウムの摂
取が少ないと、血液中のカルシウム濃度が低下
し、これを補うために骨からのカルシウムの動員
が起こり、骨が脆くなるという現象が起こる。ま
た、カルシウムを大量に摂取し過ぎた場合、腎臓
病患者はカルシウムの排泄が充分でないため血液
中のカルシウム濃度が上昇し、心臓や呼吸器の障
害、昏睡などを引き起こす危険性が生じる。とこ
ろが、通常の食品を用いて適切なカルシウムの供
給を期待することは困難である。すなわちカルシ
ウムは適当な蛋白質とともに摂取しないと吸収が
他の成分に影響を受けやすく適切な吸収量が期待
できないので、カルシウムの適切な摂取の方法と
しては、カルシウムの含有量の高い蛋白質源を摂
取することが望ましい。しかし、カルシウム含有
量の高い食品はリンもまた多量に含んでいるた
め、それらの食品によつてカルシウムを充分量摂
取しようとすると、体内のリン濃度の上昇を招
き、前述のようにかえつて病態の悪化を招くこと
になる。 本発明者等は、カルシウムを適当量供給しうる
特殊食品を開発すべく鋭意検討を重ねた結果、蛋
白質1g当りのリン量が11mg以下であり、かつカ
ルシウム量が蛋白質1g当り25mg以上200mg以下
であるような膨化食品が、腎臓病患者において適
切なカルシウムの供給に有効であり、骨の正常な
状態を維持しうることを見出した。 (2) 本発明の目的 本発明は、上記の知見に基いて完成されたもの
であり、蛋白質当りのリン量を減少せしめた食品
を提供することを目的とする。 本発明の上記目的は、以下の構成によつて達成
される。 (1) 蛋白質1g当りのリン量が11mg以下、カリウ
ム量が20mg以下であり、且つ、含まれる蛋白質
のプロテインスコアが50以上である腎臓病食事
療法用膨化食品。 (2) 蛋白質の含有量が総熱量100kcal当り1g以
上である特許請求の範囲第1項記載の腎臓病食
事療法用膨化食品。 (3) 蛋白質1g当りのリン量が11mg以下、カリウ
ム量が20mg以下であり、且つカルシウム量が25
mg以上200mg以下である腎臓病食事療法用膨化
食品。 (3) 発明の具体的な説明 本発明によつて提供される膨化食品は、従来の
腎臓病食事療法用食品とは異なり、蛋白質を供給
しつつもリンおよびカリウムの摂取量を少なく押
さえることを目的とする。すなわち、蛋白量1g
当りのリン量が11mg以下であり、カリウム量が20
mg以下であり、さらに、含まれる蛋白質のプロテ
インスコアが50以上であり、さらに好ましくは蛋
白質の含有量が総熱量100kca1当りg以上であ
る。本発明における膨化食品とは、生地から熱や
膨化剤(ベーキング剤)等で膨らませたもので、
具体的にはパンやサブレ等を指す。 このような食品を調整する場合、最も重要なこ
とは、蛋白質源となる原材料の選択である。 すなわち、通常の食品において、その蛋白質含
有量およびリン含有量はその種類によつても異な
るが、平均するとその比率は、概ね蛋白質1g当
り15mg程度である。従つて、本発明の食品を構成
するための蛋白質源としては、リン量が少ない蛋
白質源を適宜選択して用いる必要がある。 例えば、卵白、獣挽肉、小麦グルテンなどの天
然素材、あるいは大豆や牛乳などリンを多く含む
素材からリンを減少せしめたもの、あるいは天然
素材から分離抽出した精製蛋白質などが用いられ
る。 さらに、本発明の食品においては、カリウム量
が少ない。腎臓病患者はカリウムの排泄が充分で
ないため、食品中のカリウム量が多いと、血中カ
リウム値が上がり、胸苦しさ、手足のしびれ、最
悪の場合は心停止を起すこともあるからである。 また、本発明の食品において、含有する蛋白質
のプロテインスコアが高い。即ち、プロテインス
コアは該蛋白質中の必須アミノ酸のうち最も少な
いものを指標にしたものであるが、この値が低い
蛋白質は体内における代謝効率が悪く、尿素など
の分解産物が増加して病状の悪化につながるから
である。 本発明の食品を構成するためには、前述した素
材をリン、カリウムおよびプロテインスコアが一
定の範囲内にあるように適宜組み合わせて用いる
ことが必要である。例えば、リンを30%以上、カ
リウムを70%以上減少せしめた大豆、あるいは小
麦グルテンと卵白を5対5に混合したもの、ある
いは牛挽肉と小麦グルテンを6対3に混合したも
のなどは本発明の食品の蛋白質源として好適に使
用できる。また、リンの含量が低く、カリウムの
含量が高い蛋白質源でも、カリウムをあらかじめ
除去することによつて、用いることもできる。 本発明の食品の調整とは、上述した蛋白質源
に、本発明の目的を損なわない範囲内で1種以上
の食品素材(例えば、でんぷん、油脂、食物せん
い、ミネラル、ビタミン、調味料、香料など)を
加えて、調理加工することができる。 しかしながら、本発明の食品は、本質的には、
食事療法において必要な蛋白質の全部もしくは一
部を供給するために用いられるので、少なくとも
該食品の総熱量100kcalに対して蛋白質が1g以
上含まれるような食品でなければならない。蛋白
質の割合がこれより低い値をとるような食品は、
むしろエネルギー源として用いられるもので、例
えば、バターや砂糖の如き食品は、実際にリン、
カリウムを殆ど含まないが、これらが蛋白質を実
質的に殆ど含まないことから、本発明の食品とし
て用いることは意味がないものと考えられる。 本発明の食品の他方は、カルシウムを充分量供
給しつつもリン及び好ましくはカリウムの摂取量
を少なく押えることを目的とする。すなわち蛋白
質1g当りのリン量が11mg以下であり、かつカル
シウム量が蛋白質1g当り25mg以上200mg以下で
あつて、さらに好ましくは蛋白質1g当りのカリ
ウム量が20mg以下である。 すなわち蛋白質1g当り、りん量が11mg以上存
在すると先に述べたようにりんの量と相関するカ
ルシウム濃度が減少し、骨異栄養症を生じ、また
カリウム量が20mg以上では血中カリウム値が上が
り、胸苦しさ、手足のしびれを起しやすくなる。
そして、蛋白質1g当りりん量が11mg以下、カリ
ウム量が20mg以下の場合については、例えば表2
(13頁参照)のC群の組成−この場合、表1の含
量比を蛋白質1g当りにすると、りん11.3mg、カ
リウム20mgとなる。−のものは、腎臓及び大腿骨
において異常所見は見られない。 この目的のためには、前述のリン含有量および
好ましくはカリウム含有量を低減化した食品を好
適に用いることができる。すなわち、該食品に対
しカルシウム量が蛋白質1g当り25mg以上200mg
以下になるようにカルシウム源となる物質を添加
して調製することができる。この場合のカルシウ
ム源としては、発明の目的を損なわない範囲であ
ればどのような物でもよいが、実質的にはリンな
らびにカリウムを含まないものが望ましく、例え
ば卵殻粉、炭酸カルシウム、乳酸カルシウムなど
が用いられる。また、牛乳などのようにカルシウ
ム、リンを共に多く含むような蛋白質源から適当
な方法を用いて除去することによつても本発明の
目的を達成することができる。 次に参考例および実施例を示して本発明をさら
に具体的に説明する。 実施例 1 脱皮大豆500gをよく水洗いしたのち、PH3.5の
クエン酸溶液101中に投入した。浸漬容器内で大
豆がゆつくりと流動する程度に、室温にて12時間
撹拌した。その後浸漬液を捨て回収した大豆を加
熱(80℃、30分)した後減圧乾燥した。 上記処理により得られた大豆は、蛋白質1g当
りのリンが5mg、カリウムが17mg、プロテインス
コアが100、蛋白質含有量は40%(エネルギー
100kcalあたり9.5g)であつた。 この大豆20Kgと、馬鈴薯澱粉80Kgを混合し、常
法に従つて少量の水を加えながら二軸押し出し機
を用いて処理し(温度150℃、圧力30Kg/cm3)、膨
化食品を得た。 この食品は、蛋白質1g当りのリン含有量が
8.9mg、カリウム含有量が20mg、プロテインコア
が100、蛋白質含有量が8%(エネルギー100kcal
あたり2.3g)であつた。 試験例 1 4週齢のウイスター系雄ラツトに5/6腎臓切除
を施し、2週間通常の飼料にて飼育して腎臓病モ
デルラツトを作成した。 このモデルラツト20頭を5頭ずつA〜Dの4群
に分け、表1の組成の飼料を用いて、リンおよび
カルシウムの出納に注目しながら6週間飼育し
た。その後、各ラツトを屠殺して、血液中のリ
ン、カリウム、カルシウム、尿素窒素を測定し、
腎臓および骨の組織を顕微鏡にて観察した。その
結果を表2にまとめた。 高リン食群(25mg/g蛋白質)では血液中のリ
ンが上昇し、カルシウムが低下した。また、腎臓
ならびに骨の所見においても、障害の進行が観察
された。これに対し、低リン食群(11mg/g蛋白
質)においては、血液中のリン濃度は低く、カル
シウム濃度は高い傾向を示し、腎臓ならびに骨の
異常も殆ど見られなかつた。しかし、低リン食群
のうち高カリウム食群では、血液中のカリウムが
有意に高く、また、小麦グルテンを用いた低プロ
テインスコア食においては、血液中の尿素窒素が
有意に高く、腎臓にも軽度の変化が観察された。 以上のことから、本発明の膨化食品が腎臓病の
食事療法に有用であることを示峻される。
【表】 * 実施例1にて調製した処理大豆
【表】 試験例 2 4週齢のウイスター系雄ラツトを通常の固型飼
料(対象群プロテインスコア100)、実施例1の処
理大豆(同100)、実施例1の処理大豆とグルテン
78gと卵白22gとからなる粉末状組成物を1:2
の割合に混合したもの(同70)、グルテン78gと
卵白22gとからなる粉末状組成物(同50)、およ
び小麦グルテン(同31)をそれぞれ蛋白質として
15%に含む飼料を用いて6週間飼育した(各5
頭、計25頭)。 その後それぞれのラツトを屠殺して血中の尿素
を測定したところ、小麦グルテン群のみが、対照
群に比して有意に高値を示した。 このことから、血中の尿素の増加を抑えるため
には少なくともプロテインスコア50以上である必
要があることが示唆された。 試験例 3 保存療法期の賢不全患者(n=12)および透析
療法の患者(n=12)に、実施例1の処理大豆お
よび実施例1の組成物で調製した食品を、蛋白質
にして食事全体の30%になるように摂取させた。 この試験食は一週間継続して摂取させ、その前
後それぞれ一週間は通常の腎不全食を摂取させ
て、計3週間にわたつて血液中のリン、カリウム
濃度を観察した。 各週における平均リン摂取量は 保存療法の場合、650mg、500mg、600mg、 透析療法の場合、1000mg、750mg、950mg、 であつた。 また、平均カリウムの摂取量は、 保存療法の場合、2000mg、1600mg、2100mg 透析療法の場合、2400mg、2000mg、2350mg であつた。 一方、各週における平均の血液中のリン濃度
は、 保存療法の場合 5.5mg/dl5.0mg/dl5.0mg/dl 透析療法の場合 6.4mg/dl5.6mg/dl6.3mg/dl また、平均カリウム濃度は、 保存療法の場合 4.9mEq/4.7mEq/5.0m
Eq/ 透析療法の場合 5.9mEq/5.0mEq/5.5m
Eq/であつた。 以上の結果から、本発明の食品は、腎臓病患者
において体内のリンおよびカリウムを制御するた
めに、きわめて有用であると考えられた。 実施例 2 実施例1で調製した大豆20Kgと馬鈴薯澱粉79Kg
および卵殻粉0.8Kgを混合し、常法に従つて少量
の水を加えながら二軸押し出し機を用いて処理し
(温度130℃、圧力20Kg/cm2)、膨化食品を得た。 この食品は、蛋白質1g当りのリン含有量が5
mg、カルシウム含有量が25mg、カリウム含有量が
20mg、蛋白質含有量が15%であつた。 試験例 4 4週齢のウイスター系雄ラツトに5/6腎臓切除
を施し、2週間通常の飼料にて飼育して腎臓病モ
デルラツトを作成した。このモデルラツト20頭を
5頭ずつA〜Dの4群に分け表3の組成の飼料を
用いて4週間飼育した。そののち各ラツトを屠殺
して血液中のカルシウム、リン、カリウムを測定
し、腎臓および骨の組織を顕微鏡にて観察した。
その結果を表4にまとめた。高リン食群(25mg/
g蛋白質)では、カルシウム量を3.0%まで増加
させても血液中のカルシウムは正常値よりも低値
のままで、血液中のリン濃度は正常値より高値の
ままであつた。 また、この場合は、カルシウム量が少ない群よ
りも腎臓に見られる石灰化などの異常所見がむし
ろ多かつた。これに対し、低リン食群では、カル
シウム量3.0%で血液中カルシウムは顕著に上昇
して正常値となり、腎臓、骨の異常も観察されな
かつた。高カリウム食にした場合は、血液中のカ
リウムは正常値をはずれて高くなつた。 これらのことから、適切なカルシウムの供給の
ためには、リン量のレベルは蛋白質1g当り11mg
以下が望ましいと考えられる。また、カリウム量
のレベルは蛋白質1g当り20mg以下が望ましいと
考えられる。
【表】
【表】
【表】 註:血中カルシウムmg/dl、血中リン
mg/dl、血中カリウムmEq/
試験例 5 試験例4と同様の試験を、摂取カルシウムのレ
ベルを変えて行ない(試料中のリン量は0.17%)、
摂取カルシウムレベルと腎臓所見ならびに骨所見
との関連を検討した。その結果を表5に示す。 これらの結果より、カルシウムの摂取レベル
が、低いと血液中カルシウム濃度が充分に上がら
ず骨の脆弱化を招き、カルシウムレベルが高いと
血液中カルシウム濃度が上がりすぎ、腎臓の石灰
化等の併害が生じてくることが推察される。すな
わちカルシウムの適切なレベルは蛋白質1g当り
25mg〜200mgの範囲にあることが示唆される。
【表】 (4) 本発明の具体的効果 以上詳述したように、本発明による腎臓病食事
療法用食品を用いると腎臓病患者に対し、必要な
蛋白質を供給しつつ、リンならびに好ましくはカ
リウムの摂取を抑えることができるので、従来の
腎臓病食の蛋白質源の適当量をこの食品で置換れ
えば、蛋白質の摂取量を減少させることなく、リ
ンならびにカリウムを制御できる。 また、この食品を充分量摂取することによつ
て、従来の腎臓病食では考えにくかつた低リン、
低カリウム、蛋白質食を実現することもできる。
これらの方法により、腎臓病患者における高リ
ン、高カリウム血症などの二次疾患を予防するこ
とだけでなく、腎機能に対する負荷を軽減し、腎
機能低下の防止ないし、腎機能の保存もしくは回
復を期待することも可能になつてくると考えられ
る。 一方、本発明の別の腎臓病食事療法用食品を用
いると、腎臓病患者に対し、充分なカルシウムを
供給しつつ、リンならびに好ましくはカリウム摂
の取を押さえることができる。 この食品を充分摂取することによつて、従来の
腎臓病食では考えにくかつた低リン、高カルシウ
ム食を実現することができる。それによつて、骨
からのカルシウムの動員すなわち骨の脆弱化の防
止、ならびに腎機能への負荷の軽減が期待され
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蛋白質1g当りのリン量が11mg以下、カリウ
    ム量が20mg以下であり、且つ、含まれる蛋白質の
    プロテインスコアが50以上である腎臓病食事療法
    用膨化食品。 2 蛋白質の含有量が総熱量100kcal当り1g以
    上であるから特許請求の範囲第1項記載の腎臓病
    食事療法用膨化食品。 3 蛋白質1g当りのリン量が11mg以下、カリウ
    ム量が20mg以下であり、且つカルシウム量が25mg
    以上200mg以下である腎臓病食事療法用膨化食品。
JP62183727A 1987-07-24 1987-07-24 Food for alimentary therapy of renopathy Granted JPS6430558A (en)

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