JPH04258246A - 老漬様漬物の製造法 - Google Patents

老漬様漬物の製造法

Info

Publication number
JPH04258246A
JPH04258246A JP3038090A JP3809091A JPH04258246A JP H04258246 A JPH04258246 A JP H04258246A JP 3038090 A JP3038090 A JP 3038090A JP 3809091 A JP3809091 A JP 3809091A JP H04258246 A JPH04258246 A JP H04258246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pickles
pickle
seasoning liquid
infrared rays
far infrared
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3038090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyozo Hiroya
広谷 恭三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP3038090A priority Critical patent/JPH04258246A/ja
Publication of JPH04258246A publication Critical patent/JPH04258246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美味な老漬様漬物が短
時間で得られる老漬様漬物の製造法に関するものである
【0002】
【従来の技術】漬物は、食生活上、その地域独自のもの
が発達しており、その地域の気候、入手できる素材(野
菜,果実)及びその地域の人々の嗜好により種々のもの
がある。これらの漬物の大部分は、高塩または高糖質濃
度の浸透圧現象により、漬物素材の細胞から水分を取り
出し、細胞を破壊し、酵素作用、乳酸菌及び酵母による
醗酵作用により熟成させて得られている。
【0003】また、近年、醗酵,合成及び製造技術の進
歩により、酢酸を始めとする各種の有機酸,グルタミン
酸等のアミノ酸、イノシン酸等の核酸、乳をベースとし
た旨味醗酵呈味成分等が容易に入手できる様になり、種
々の漬物用調味液が研究開発されている。これを利用し
て醗酵工程を省略して漬け込みをなし、比較的短い時間
で漬物が得られるようになった。
【0004】しかしながら、本格的な糠漬,みそ漬,酒
粕漬,醤油漬,キムチ漬等の老漬を得ようとすれば、や
はり長時間を費やして熟成させることが必要であり、熟
成させることにより、乳酸菌,酵母等の代謝産物である
有機酸,エタノール,アミノ酸等の好ましい複合呈味効
果が得られる。すなわち、飴色またはべっ甲色の色調と
味馴れした良好なる風味とを有する老漬を得るには、熟
成のための時間経過とエージング作用とが共に必須であ
った。また、老漬は塩分濃度が高く、健康の面から低塩
分とすることが望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みなされたものであって、その目的とするところ
は、簡易な処理により短い漬け込み時間で、色調に優れ
、美味で、かつ低塩分の老漬様漬物が得られる老漬様漬
物の製造法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、漬物素材
を調味液に漬け込むに際し、上記混合物に遠赤外線を照
射することを特徴とする老漬様漬物の製造法によって達
成される。以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明に用いる漬物素材としては、白菜,
キャベツ,高菜,広島菜,野沢菜,かぶ菜,大根菜,日
野菜,小松菜,からし菜,山東菜,しそ等の葉菜類、う
り,きゅうり,茄子,トマト,ピーマン,豆等の果菜類
、大根,かぶ,人参,ごぼう,れんこん,生姜,らっき
ょう等の根菜類、ふきのとう,茗荷等の花菜類が挙げら
れる。
【0008】これらの素材は、調味液に漬け込む前に、
殺菌及び老漬感を与える目的で、それぞれ通常行われる
前処理を施すとよい。例えば、野沢菜や大根葉等の葉菜
類またはきゅうり,白瓜等の果菜類等には、ブランチン
グによる軽い湯浴や食塩による下漬等を行う。
【0009】また、本発明に用いる調味液は、酢酸,乳
酸,コハク酸,クエン酸,酒石酸等の有機酸,食酢,果
汁及びワインビネガー等の酸味成分並びに醤油,みりん
,ソース,アミノ酸系旨味調味料,醗酵調味料等の呈味
成分を含有してなる。更に、砂糖,果糖液糖,ソルビッ
ト等の糖類、アルコール類、岩塩,食塩等の塩成分、カ
レー粉,香辛料,香料等を目的とする風味に応じて、適
宜調合すればよい。
【0010】この調味液は、得られた漬物のpHが3〜
5.5、また、塩濃度が0.2〜10重量%(以下、%
と記す)となるようにすることが、味のバランス及び保
存性の点で好ましい。pH調整剤としては、有機酸,食
酢,果汁等を、塩濃度調整には、岩塩,食塩,醤油等を
適宜、単独もしくは組合せて用いればよい。野沢菜漬の
ような葉菜漬においては、乳酸を主体とする醗酵酸味が
適しているので、醗酵調味料由来の酸味料を用いてpH
5前後に調整すると好適である。
【0011】同様に、キュウリに代表される果菜類にお
いては、酸味をやや強く、pHは、4前後、塩濃度は、
最終的に2.2%になる様に調製すると、爽やかさが強
調され好適である。また、ピーマン等の香りの強い野菜
については、カレー風の香辛料を利用して青臭みを矯臭
するとよい。また、pHは、3、塩濃度は、0.2%程
度にするとピクルス風の味付けとなる。
【0012】この様に、漬物素材にあわせて、調味液を
調整すればよく、混合、加熱溶解等は、通常の調整方法
で行えばよい。また、加熱溶解に際して、調味液を遠赤
外線加熱してもよい。
【0013】上記のような漬物素材と調味液とを用いて
、本発明の製造方法は、例えば、次のようにして行う。 すなわち、まず、必要に応じて前処理が施された漬物素
材を適当な大きさに切る。尚、漬物素材の切断は前処理
を施す際に行ってもよい。次に切断された漬物素材と調
味液とを袋等に充填,混合し、これに遠赤外線を照射す
る。
【0014】この遠赤外線の照射は、電気ヒーターもし
くはガス等の熱源によって、ジルコニア(ZnO2 )
系セラミック、チタニア(TiO2)系セラミック、も
しくは窒化ケイ素(Si3 O4 )系セラミック、炭
化ケイ素(SiC)系セラミック及びそれらの複合セラ
ミック等でセラミック加工が施されたパイプもしくはプ
レート状の遠赤外線放射物質を加熱して遠赤外線を発生
させることにより行う。
【0015】このときの漬物素材と調味液との配合比は
、漬物素材100重量部に対して調味液10〜40重量
部とすることが好ましい。
【0016】また、遠赤外線照射による加熱温度は、漬
物素材の品温を60〜80℃とすることが好ましく、そ
の温度保持時間は10分以上であればよい。加熱温度が
60℃未満であると、熟成が充分に為されにくく、逆に
80℃を越えると、漬物が褐変して、きれいな飴色やべ
っ甲色の色調となりにくく、また、漬物素材の歯切れや
風味が悪くなる傾向にある。
【0017】このようにして得られた漬物は、老漬様の
熟成された風味及び色調を示す漬物である。更に、上記
製法において、漬物素材と調味液とを袋等に脱気密封し
て遠赤外線を照射することにより、殺菌を同時に行うこ
とができ、衛生的で保存性の良好な老漬様漬物が得られ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の老漬様漬物の製
造法は、遠赤外線による加熱が熟成効果を著しく促進し
、塩馴れ、酢馴れ効果を起し、マイルド感のある老漬様
漬物が得られる。また、美味なる熟成された漬物を得る
には、従来、長い時間を要していたが、本発明により、
短い漬け込み時間で、風味,色調共に良好なる老漬様漬
物が得られる。更に、従来の老漬よりも低塩分で製品と
することができ、健康面からも良好である。
【0019】以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説
明する。 (実施例1)野沢菜及び大根葉を水洗し、汚れを取って
2日間干した。これを4〜5重量%の食塩で下漬けし、
一部食塩水を差し水として加え24時間漬けた。これを
よく水洗し、3cm長位に荒切りした。一方、調味液は
、醤油30g,アミノ酸系旨味調味料10g,醗酵調味
料(ミルテックスS(協和醗酵))10g,酸味料とし
てコハク酸二ナトリウム1gを水40gに溶解した。 このとき、pHは5.08であった。
【0020】上記漬物素材100g,調味液25gを小
袋に添加充填し、減圧シールを行った。これを遠赤外線
セラミックを備えた放射加熱装置の中で、品温が70℃
に達した後、10分間保持し、熟成と殺菌とを同時に行
った。得られた漬物は、塩分が1.2%で、老漬特有の
飴色をした風味の良好なる老漬様漬物であった。
【0021】(実施例2)きゅうりを水洗し、これを2
00ppmの次亜塩素酸ソーダ液に3時間漬け、再度軽
く水洗し、ヘタと傷んだ所を取って2mm巾に輪切りに
した。調味液は、酸味料としてクエン酸0.6g,コハ
ク酸二ナトリウム0.6g,穀物酢4.7g,醗酵調味
料(ミルテックスS(協和醗酵))3.7g,食塩6g
,アミノ酸系旨味調味料5.7g,果糖液糖9.7gに
水を加えて100gとした。このとき、pHは4.14
であった。
【0022】上記漬物素材65g,調味液35gを小袋
に添加充填し、減圧シールを行った。これを遠赤外線セ
ラミックを備えた放射加熱装置の中で、品温が70℃に
達した後、10分間保持し、熟成と殺菌とを同時に行っ
た。得られた漬物は、塩分が2.2%で、好ましい飴色
をした風味の良好なきゅうりの老漬様漬物であった。
【0023】(実施例3)ピーマンを水洗し、へた切り
を行い、沸騰水中に1分間投入してブランチングした。 これを急冷して巾10mm程度に縦長に荒切りした。調
味液は、70%のソルビット液24%,砂糖9%,醗酵
調味料(ミルテックスS(協和醗酵))9%,酸味料と
してクエン酸0.7%,乳酸0.3%,エチルアルコー
ル2%,醸造酢19%,アミノ酸系旨味調味料1%,カ
レー粉1.5%に水を添加して100%とした。このと
き、pHは3.19であった。
【0024】上記ブランチング  ピーマン90gを小
袋に入れ、調味液40gを注ぎ、減圧シールを行った。 これを遠赤外線セラミックを備えた放射加熱装置の中で
、品温が70℃に達した後、10分間保持し、熟成と殺
菌とを同時に行った。得られた漬物は、塩分が0.3%
で、べっ甲色を発色し、ピーマンのカレー風味老漬様漬
物であった。
【0025】また、実施例1〜3において、遠赤外線処
理を施さずに1週間保蔵したものを、各々比較例とし、
実施例とともに、刺激味と着色度合について専門パネラ
ー15名で評価を行った。その結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1の結果より、実施例の漬物は、塩味,
酸味が緩和されたマイルドな風味の、かつ色調も良好な
る老漬様漬物であった。一方、比較例の漬物は、塩味,
酸味の刺激が強く、色調も不良であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  漬物素材を調味液に漬け込むに際し、
    上記混合物に遠赤外線を照射することを特徴とする老漬
    様漬物の製造法。
JP3038090A 1991-02-06 1991-02-06 老漬様漬物の製造法 Pending JPH04258246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3038090A JPH04258246A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 老漬様漬物の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3038090A JPH04258246A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 老漬様漬物の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04258246A true JPH04258246A (ja) 1992-09-14

Family

ID=12515781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3038090A Pending JPH04258246A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 老漬様漬物の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04258246A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104509579A (zh) * 2013-09-27 2015-04-15 株式会社佐藤运送 容器装绿色食品
JP2017169490A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 株式会社かめいあんじゅ 漬物用調味液およびそれを用いた漬物、並びに容器入り漬物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104509579A (zh) * 2013-09-27 2015-04-15 株式会社佐藤运送 容器装绿色食品
JP2017169490A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 株式会社かめいあんじゅ 漬物用調味液およびそれを用いた漬物、並びに容器入り漬物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104000159A (zh) 一种酸汤火锅底料配方及其制备方法
CN106923193A (zh) 一种香菇黄豆酱的制备方法
KR101957599B1 (ko) 훈제 단무지 제조 방법, 이에 의해 제조된 훈제 단무지
CN106942669A (zh) 一种鱼汁风味酸菜、酸菜鱼风味调味料及其制备方法
CN109938310B (zh) 一种直投式发酵生产即食酸豇豆的方法
JP2025157478A (ja) 火入れ醤油
CN103907863B (zh) 一种小米辣的生产工艺
JPH04258246A (ja) 老漬様漬物の製造法
JP5721374B2 (ja) 加工栗および加工栗の製造方法
JP3693785B2 (ja) 梅加工品の製造方法
KR102258592B1 (ko) 파김치의 제조방법
JP6783408B1 (ja) 加熱殺菌大根おろし及び大根おろし含有液状調味料
CN103284105A (zh) 一种糖醋甜蒜的制作方法
JPH04258247A (ja) 漬物用調味液の製造方法
CN107637804A (zh) 一种洋姜的腌制方法
JP3571608B2 (ja) ニンジン含有ペースト状食品
JP7664726B2 (ja) ペースト調味料及びその製造方法
KR20160125729A (ko) 과일 장아찌 제조방법
JPS63209539A (ja) たくあんの製造方法
KR102671378B1 (ko) 김치 제조방법
JP7640229B2 (ja) 味噌及びその製造方法
JPH0549415A (ja) 遠赤外線照射による低温下での飲食品の熟成方法
JP7365661B2 (ja) 燻製麹の製造方法及び発酵食品の製造方法
JP6981712B2 (ja) 柿果実処理方法
CN107897742A (zh) 一种开胃香嫩醉鸡的加工方法