JPH04258268A - 植物の加工方法 - Google Patents

植物の加工方法

Info

Publication number
JPH04258268A
JPH04258268A JP3102224A JP10222491A JPH04258268A JP H04258268 A JPH04258268 A JP H04258268A JP 3102224 A JP3102224 A JP 3102224A JP 10222491 A JP10222491 A JP 10222491A JP H04258268 A JPH04258268 A JP H04258268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
plant
cell
dried
plants
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3102224A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetsugu Seki
重承 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3102224A priority Critical patent/JPH04258268A/ja
Publication of JPH04258268A publication Critical patent/JPH04258268A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は植物の加工方法に関し、
特に、植物から植物エキスを抽出しやすくするために、
植物の細胞膜を破砕する加工技術に関する。
【0002】
【従来の技術】植物の細胞内部に含まれる植物エキスは
、薬用品、嗜好品、工業用薬品等に利用されており、こ
のような植物エキスを植物から分離する方法としては、
植物を水等の液体に浸漬して、液体中に植物エキスを溶
解させる抽出法が多用されている。
【0003】このような抽出法においては、一般に、植
物の細胞内部から植物エキスをより効率的に抽出するた
めに、ローラーまたはプレスを用いて、植物を圧搾し、
セルロースからなる細胞膜を破砕した後に、抽出操作が
行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、植物を
外部から圧搾して、その細胞膜を破砕する方法において
は、植物が若い場合には効果的であるが、細胞膜が老化
してコルク質化している場合、または植物が乾燥状態に
ある場合には、細胞膜を十分に破砕することができない
ため、植物エキスを効率よく抽出することができない。
【0005】このような問題点を解消するために、さら
に植物を微粉化する方法、酵母菌等のバクテリヤの醗酵
を利用する方法が考えられるが、このような方法を採用
するには大規模な装置を必要とする。
【0006】そこで、植物を焙煎することによって細胞
膜を熱的に変質させてから、細胞膜を破砕する方法が採
用される場合がある。この場合には、焙煎による熱によ
り植物エキスが変質しやすく、品質の低下、例えば味ま
たは香りの低下を招くため好ましくない。
【0007】以上の問題点に鑑み、本発明の課題は、植
物の細胞内部の水分を急激に加熱し、その水蒸気圧力を
利用して、細胞内部の圧力を高め、植物の細胞膜を効率
よく破砕する加工方法を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係る植物の加工方法においては、植物に
マイクロ波を照射して、植物の細胞内部の水分を急激に
誘電加熱し、細胞膜を破砕する破砕工程を有することを
特徴とする。
【0009】さらに、上記の破砕工程の前に、植物を水
に浸し、その細胞内部に水分を浸透させる浸透工程を有
する場合がある。
【0010】
【作用】細胞膜の破砕工程において、植物にマイクロ波
を照射すると、その細胞内部の水分は急激に誘電加熱さ
れる。このような加熱により発生する水蒸気によって、
細胞内部の圧力は急激に上昇する。さらに、加熱状態を
維持すると、上昇する圧力によって、細胞膜は破砕に至
る。このように細胞膜が破砕された状態にある植物にお
いては、その細胞内部から植物エキスを効率よく抽出す
ることができる。ここに、植物の温度は、水の沸点であ
る100℃以上には上昇しないため、植物エキスが熱に
よって変質することがない。
【0011】このような破砕工程の前に、植物を水に浸
して、その細胞内部に水分を浸透させる浸透工程を有す
る場合には、細胞膜が老化している場合、及び植物が乾
燥状態にある場合においても、細胞膜の水分に対する浸
透性によって、細胞内部に水分が浸透する。従って、細
胞内部に水分を有する状態で植物にマイクロ波を照射す
ることができるので、細胞膜が老化している植物、及び
乾燥状態にある植物に対しても、マイクロ波による誘電
加熱を利用して、それらの細胞膜を容易に破砕すること
ができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例に係る加工方法として
、乾燥どくだみ(乾燥植物)の加工方法について説明す
る。
【0013】先ず、乾燥どくだみを水に浸漬する。ここ
で、乾燥どくだみの細胞内部に十分に水分を浸透させる
必要があると共に、乾燥どくだみから植物エキスが水中
に溶出しすぎないように、水分量と浸漬時間を管理する
必要がある。本例においては、乾燥どくだみに、その重
量に対して約4倍量の水が浸透するように、浸漬時間を
12時間に設定した。また、乾燥どくだみは水に浮きや
すいため、ポリエチレン袋に乾燥どくだみと水とを入れ
た状態で、空気を抜き、乾燥どくだみが十分に冠水する
状態とした。この状態で、冷所に約12時間放置して、
乾燥どくだみの細胞内部に水分を浸透させる。
【0014】次に、乾燥どくだみから余剰の水を切り、
水切りした乾燥どくだみを耐熱ガラス容器に収容する。 ここで、水切りした水にも植物エキスが溶出しているの
で、この水は、別途、濃縮工程により加熱濃縮されて利
用される。
【0015】この後に、乾燥どくだみを収容した耐熱ガ
ラス容器を、電子レンジ内に収納する。ここで、乾燥ど
くだみに浸透した水分量500gに対して、1.5kw
のマイクロ波が照射されるように電子レンジの条件を設
定し、この条件下で約15分間、2450MHzを中心
とした周波数帯のマイクロ波を照射する。これにより、
乾燥どくだみの細胞内部に浸透した水分を、急激に誘電
加熱し、その水蒸気圧力によって細胞内部の圧力を急激
に上昇させる。この状態を保持することによって、さら
に細胞内部の圧力を上昇させ、この圧力によって細胞膜
を破砕する。
【0016】さらに、細胞膜が破砕に至った後もマイク
ロ波を照射し続けて、乾燥どくだみに浸透していた水分
を加熱して蒸発させ、乾燥どくだみを所定の水分量にま
で乾燥させる。
【0017】このような加工を施した乾燥どくだみは、
すでに細胞膜を均一に破砕してあるので、植物エキスを
抽出しやすい状態になっており、また乾燥処理も施され
ており、この状態のまま、乾燥どくだみを包装して出荷
する。あるいは、次工程の抽出工程に送る。
【0018】以上のとおり、乾燥どくだみのような乾燥
植物に対して、圧搾、焙煎等を施すことなく、容易に、
効率よく、その細胞膜を破砕することができる。また、
細胞膜を破砕した後、マイクロ波は余剰な水分の乾燥を
も行っている。従って、細胞膜を破砕するための加工を
施した乾燥どくだみを、そのままで包装して出荷するこ
とができる。しかも、植物の温度は100℃以上には上
昇することがないため、その細胞内部の植物エキスを変
質させることがない。
【0019】なお、本例においては、乾燥植物への水分
の浸透工程及び細胞膜の破砕工程を行ったが、若い植物
のように細胞内部に水分を有している場合には、浸透工
程を省略しても、その細胞膜を破砕することが可能であ
った。また、乾燥どくだみのような乾燥植物に限らず、
植物が老化して、コルク質化しているものであっても、
マイクロ波を利用して効率よく、その細胞膜を破砕する
ことができた。ここで、乾燥に対しては、マイクロ波の
照射のみを利用する他に、他の乾燥方法を利用しても、
またマイクロ波の照射と他の乾燥方法とを組合せてもよ
い。さらに、浸透工程において、植物を水に浸漬して放
置する場合に、浸透効果を高めるため、あるいは植物固
有の自己分解酵素の働きを細胞膜の破壊に利用するため
に、腐敗菌が増殖しない程度に水温を高めてもよい。
【0020】さらに、上記の加工工程において、図1及
び図2に示す連結型マイクロ波照射装置を使用してもよ
い。
【0021】図1は、連結型マイクロ波照射装置の概略
側面図であり、図2はその概略平面図である。
【0022】これらの図において、1は連結型マイクロ
波照射装置本体であり、両端には入口開口2a及び出口
開口2bを有するトンネル形の長さ9mの加熱部2と、
その内部を通過するように配置された耐熱合成樹脂製の
コンベアーベルト3とを有している。加熱部2の上面に
は18基のマイクロ波供給導波管2cが接続され、加熱
部2の内部のコンベアーベルト3に向けてマイクロ波を
照射可能になっており、加熱部2は18基のマイクロ波
照射ユニット1aが連結した構成になっている。さらに
、加熱部2の内部の入口開口2a及び出口開口2bの付
近には、電波漏洩防止部(図示せず)が配置されており
、外部へのマイクロ波の漏れを防止している。
【0023】かかる構成の連結型マイクロ波照射装置1
において、水分を浸透させた乾燥どくだみを耐熱ガラス
容器に収容して、移動するコンベアーベルト3の上に一
定間隔で載置していく。コンベアーベルト3は、ローラ
3a,3bによって秒速1cmで移動しており、乾燥ど
くだみは加熱部2の内部に順次搬送されていく。この加
熱部2の内部で、乾燥どくだみを収容した耐熱ガラス容
器にマイクロ波が約15分間照射され、乾燥どくだみの
細胞膜が破砕された後、乾燥どくだみは出口開口2bか
ら搬出されてくる。
【0024】このような連結型マイクロ波照射装置1を
使用すれば、より高い効率で植物を加工できるので、操
業が容易になると共に、製造コストの低下も実現できる
。ここに、連結型マイクロ波照射装置1のマイクロ波出
力、処理能力等は、処理される植物の種類、量等に応じ
て、最適な仕様に設計されるべき性質のものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る植物の加工
方法においては、植物にマイクロ波を照射して、細胞内
部の水分を急激に加熱し、細胞膜を破砕する破砕工程を
有している。従って、本発明によれば、発生する水蒸気
圧力を利用して、細胞膜内部の圧力を急激に上昇させ、
細胞膜を容易に効率よく破砕できる。従って、細胞膜が
破砕された植物からは、植物エキスを短時間で効率よく
抽出することができ、しかも植物の温度は水の沸点以上
には上昇しないため、植物エキスが熱によって変質する
ことがない。
【0026】このような破砕工程の前に、植物を水に浸
して、細胞内部に水分を浸透させる浸透工程を有する場
合には、細胞膜が老化している場合、及び植物が乾燥状
態にある場合においても、内部に水分を浸透させること
ができるので、上記の破砕工程によって細胞膜を破砕す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る加工に使用した連結型マ
イクロ波照射装置の概略側面図である。
【図2】この連結型マイクロ波照射装置の概略平面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・連結型マイクロ波照射装置 2・・・加熱部 3・・・コンベアーベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物の細胞内部から植物エキスを抽出しや
    すくするための植物の加工方法において、前記植物にマ
    イクロ波を照射して、その細胞内部の水分を急激に誘電
    加熱し、前記植物の細胞膜を破砕する破砕工程を有する
    ことを特徴とする植物の加工方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記破砕工程の前に、
    前記植物を水に浸して、その細胞内部に水分を浸透させ
    る浸透工程を有することを特徴とする植物の加工方法。
JP3102224A 1991-02-07 1991-02-07 植物の加工方法 Pending JPH04258268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3102224A JPH04258268A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 植物の加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3102224A JPH04258268A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 植物の加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04258268A true JPH04258268A (ja) 1992-09-14

Family

ID=14321692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3102224A Pending JPH04258268A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 植物の加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04258268A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104982A (ja) * 2000-09-27 2002-04-10 Erubu:Kk 茶葉からのカテキン類の抽出方法
JP2008208064A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Univ Of Tokushima スダチチンおよびノビレチンの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104982A (ja) * 2000-09-27 2002-04-10 Erubu:Kk 茶葉からのカテキン類の抽出方法
JP2008208064A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Univ Of Tokushima スダチチンおよびノビレチンの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6473994B1 (en) Method for drying saw timber and device for implementing said method
Sharma et al. Effect of ultrasonic vacuum pretreatment on mass transfer kinetics during osmotic dehydration of black jamun fruit
JP6531333B2 (ja) 低塩キムチの製造システム
US8507016B2 (en) Aloe powder, aloe juice, and method for producing the same
EP1198689B1 (fr) Procede d'extraction de jus naturel de matieres vegetales ligneuses, dispositif permettant la mise en oeuvre du procede et utilisation du procede pour la production de vegetaux ligneux seches, ou de jus
KR101537635B1 (ko) 신속 배추절임 및 저염김치 제조 시스템
RU2004102051A (ru) Способ микроволновой обработки древесины
JPH0310869B2 (ja)
JPH04211347A (ja) 脂肪を主成分とする生成物の脱水方法
CN110916216B (zh) 超声与微波及变频辅助果蔬离心脱水预处理加工的一体化装置及其应用
RU2018245C1 (ru) Способ сушки пищевых продуктов
JPH04258268A (ja) 植物の加工方法
US1448512A (en) Method of dehydrating vegetable, animal, and other materials
JPH0347701A (ja) コルク栓に用いるためのコルク材中の異臭物質の除去方法及び除去装置
CA2319351C (en) Treatment method for cork material and corks
US3281371A (en) Method and article of freeze-drying
CN116762970B (zh) 一种提取葡萄中的多酚并同时获得葡萄干的装置和方法
US3092536A (en) Impregnation by implosion
EP3801039A1 (en) Method of pulsed electric field in black tea processing
GB1308249A (en) Process for treating green coffee
AU669356B2 (en) Treatment of timber
US2583022A (en) Process of producing coconut oil
RU2073988C1 (ru) Способ предварительной обработки целых гроздей винограда
US2284033A (en) Process of treating green coffee
TWM679164U (zh) 萃取生髮因子系統