JPH0425909B2 - - Google Patents
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- JPH0425909B2 JPH0425909B2 JP61071553A JP7155386A JPH0425909B2 JP H0425909 B2 JPH0425909 B2 JP H0425909B2 JP 61071553 A JP61071553 A JP 61071553A JP 7155386 A JP7155386 A JP 7155386A JP H0425909 B2 JPH0425909 B2 JP H0425909B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- speed
- vehicle speed
- estimated vehicle
- wheel speed
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、車輪速度に基づいて推定車両速度を
演算して、その推定車両速度に基づき設定される
基準値と車輪速度との比較により車輪ブレーキへ
の制動油圧の供給を制御するようにしたアンチロ
ツク制御方法に関する。
演算して、その推定車両速度に基づき設定される
基準値と車輪速度との比較により車輪ブレーキへ
の制動油圧の供給を制御するようにしたアンチロ
ツク制御方法に関する。
(2) 従来の技術
従来、斯かるアンチロツク制御方法は、例えば
特公昭56−47010号公報にも開示されるように公
知である。
特公昭56−47010号公報にも開示されるように公
知である。
(3) 発明が解決しようとする課題
ところで上記公知技術では、駆動輪を含む複数
の車輪速度の最大値に基づいて推定車両速度を演
算するようにしている。
の車輪速度の最大値に基づいて推定車両速度を演
算するようにしている。
ところが車両の運転モードによつてはブレーキ
ペダルとアクセルペダルとが同時に踏み込まれる
場合があり、そのような場合において車両がアイ
スバーン等の滑に易い路面を走行中であると、駆
動輪が空転してしまい、その空転車輪速度に基づ
いて推定車両速度が演算されるので、その推定車
両速度が実際の車両速度よりも著しく高くなつ
て、不必要な時にアンチロツク制御が行われる虞
れがある。
ペダルとアクセルペダルとが同時に踏み込まれる
場合があり、そのような場合において車両がアイ
スバーン等の滑に易い路面を走行中であると、駆
動輪が空転してしまい、その空転車輪速度に基づ
いて推定車両速度が演算されるので、その推定車
両速度が実際の車両速度よりも著しく高くなつ
て、不必要な時にアンチロツク制御が行われる虞
れがある。
本発明は、斯かる問題を解決すべくなされたも
のであり、上記のような特別な運転モードにあつ
て駆動輪の空転が万一生じても推定車両速度が実
際の車両速度よりも高めに演算されてしまうこと
を避け、不必要なアンチロツク作動が生じるのを
未然に防止することができるアンチロツク制御方
法を提供することを目的とする。
のであり、上記のような特別な運転モードにあつ
て駆動輪の空転が万一生じても推定車両速度が実
際の車両速度よりも高めに演算されてしまうこと
を避け、不必要なアンチロツク作動が生じるのを
未然に防止することができるアンチロツク制御方
法を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 課題を発明するための手段
上記目的を達成するために本発明は、車輪速度
に基づいて推定車両速度を演算して、その推定車
両速度に基づき設定される基準値と車輪速度との
比較により車輪ブレーキへの制動油圧の供給を制
御するようにしたアンチロツク制御方法におい
て、前記推定車両速度の演算に当つては、車輪速
度の変化率が所定限界内では該車輪速度に推定車
両速度を追随させ、また同変化率が所定限界を越
えると前記追随の感度を鈍らせるようにし、前記
推定車両速度よりも駆動輪の車輪速度が大きいこ
とを示す信号に基づいて駆動輪の空転を判断し、
その空転が判断された時には、その判断に係る駆
動輪とは異なる車輪の車輪速度に基づいて前記推
定車両速度を演算するようにしたことを特徴とす
る。
に基づいて推定車両速度を演算して、その推定車
両速度に基づき設定される基準値と車輪速度との
比較により車輪ブレーキへの制動油圧の供給を制
御するようにしたアンチロツク制御方法におい
て、前記推定車両速度の演算に当つては、車輪速
度の変化率が所定限界内では該車輪速度に推定車
両速度を追随させ、また同変化率が所定限界を越
えると前記追随の感度を鈍らせるようにし、前記
推定車両速度よりも駆動輪の車輪速度が大きいこ
とを示す信号に基づいて駆動輪の空転を判断し、
その空転が判断された時には、その判断に係る駆
動輪とは異なる車輪の車輪速度に基づいて前記推
定車両速度を演算するようにしたことを特徴とす
る。
(2) 作 用
ブレーキ及びアクセル両ペダルの同時踏込み等
の特別な運転モードで駆動輪が万一空転した場合
には、その空転車輪とは異なる車輪の車輪速度に
基づいて推定車両速度が演算されるから、その空
転時に演算した推定車両速度が実際の車両速度よ
りも高くなることが回避され、アンチロツク制御
が不必要に行われるのを防止することができる。
の特別な運転モードで駆動輪が万一空転した場合
には、その空転車輪とは異なる車輪の車輪速度に
基づいて推定車両速度が演算されるから、その空
転時に演算した推定車両速度が実際の車両速度よ
りも高くなることが回避され、アンチロツク制御
が不必要に行われるのを防止することができる。
また推定車両速度の演算に当つては、車輪速度
の変化率が所定限界内では該車輪速度に推定車両
速度を追随させ、また同変化率が所定限界を越え
ると前記追随の感度を鈍らせるようにしているの
で、上記特別な運転モードで駆動輪が空転し且つ
他の車輪がロツクしそうになつた場合において、
そのロツクしそうになつた車輪の車輪速度に基づ
いて推定車両速度が演算されても、その演算値が
当該車輪速度の急減に追随して急減する虞れはな
い。
の変化率が所定限界内では該車輪速度に推定車両
速度を追随させ、また同変化率が所定限界を越え
ると前記追随の感度を鈍らせるようにしているの
で、上記特別な運転モードで駆動輪が空転し且つ
他の車輪がロツクしそうになつた場合において、
そのロツクしそうになつた車輪の車輪速度に基づ
いて推定車両速度が演算されても、その演算値が
当該車輪速度の急減に追随して急減する虞れはな
い。
(3) 実施例
以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、先ず本発明の一実施例を示す第1図にお
いてブレーキペダル1はマスタシリンダMに対し
て作動的に連結されており、運転者がブレーキペ
ダル1を踏むと、マスタシリンダMは油路2に油
圧を発生する。この油路2は油圧制御回路3に連
結されており、前記油圧に応じた制動油圧が油圧
制御回路3から出力される。
すると、先ず本発明の一実施例を示す第1図にお
いてブレーキペダル1はマスタシリンダMに対し
て作動的に連結されており、運転者がブレーキペ
ダル1を踏むと、マスタシリンダMは油路2に油
圧を発生する。この油路2は油圧制御回路3に連
結されており、前記油圧に応じた制動油圧が油圧
制御回路3から出力される。
車両の左右駆動輪および左右従動輪には車輪ブ
レーキがそれぞれ装着されており、それらの車輪
ブレーキに油圧制御回路3から制動油圧が供給さ
れる。たとえば前輪駆動車両において、駆動輪と
しての左右前輪には左前輪用ブレーキBlfおよび
右前輪用ブレーキBrfが装着されており、従動輪
としての左右後輪には左後輪用ブレーキBlrおよ
び右後輪用ブレーキBrrが装着される。各ブレー
キBlf,Brf,Blr,Brrはたとえばドラムブレー
キであり、左前輪用および右前輪用ブレーキBlf,
Brfの制動油室4には油圧制御回路3からの油路
5が連通され、左後輪用および右後輪用ブレーキ
Blf,Brrの制動油室4には油圧制御回路3から
の油路5′が連通される。
レーキがそれぞれ装着されており、それらの車輪
ブレーキに油圧制御回路3から制動油圧が供給さ
れる。たとえば前輪駆動車両において、駆動輪と
しての左右前輪には左前輪用ブレーキBlfおよび
右前輪用ブレーキBrfが装着されており、従動輪
としての左右後輪には左後輪用ブレーキBlrおよ
び右後輪用ブレーキBrrが装着される。各ブレー
キBlf,Brf,Blr,Brrはたとえばドラムブレー
キであり、左前輪用および右前輪用ブレーキBlf,
Brfの制動油室4には油圧制御回路3からの油路
5が連通され、左後輪用および右後輪用ブレーキ
Blf,Brrの制動油室4には油圧制御回路3から
の油路5′が連通される。
各ブレーキBlf,Brf,Blr,Brrにおいて、各
制動油室4に制動油圧が供給されると、ピストン
7,8が相互に離反する方向に作動して、ブレー
キシユー9,10がそれぞれブレーキドラム(図
示せず)に接触して制動トルクが発生する。また
各制動油室4内の制動油圧が大き過ぎると、各ブ
レーキシユー9,10とブレーキドラムとの間に
発生する制動トルクが大きくなり過ぎ、その結
果、車輪がロツク状態となる。このため、車輪が
ロツク状態に入りそうになると、油圧制御回路3
により制動油室が減圧され、これにより車輪がロ
ツク状態となることが回避される。
制動油室4に制動油圧が供給されると、ピストン
7,8が相互に離反する方向に作動して、ブレー
キシユー9,10がそれぞれブレーキドラム(図
示せず)に接触して制動トルクが発生する。また
各制動油室4内の制動油圧が大き過ぎると、各ブ
レーキシユー9,10とブレーキドラムとの間に
発生する制動トルクが大きくなり過ぎ、その結
果、車輪がロツク状態となる。このため、車輪が
ロツク状態に入りそうになると、油圧制御回路3
により制動油室が減圧され、これにより車輪がロ
ツク状態となることが回避される。
油圧制御回路3は、左右前輪用ブレーキBlf,
Brfに対応したモジユレータ11と、左右後輪用
ブレーキBlr,Brrに対応したモジユレータ1
1′とを備えており、両モジユレータ11,1
1′は基本的に同一の構成を有するので、一方の
モジユレータ11についてのみその構造を詳述す
る。
Brfに対応したモジユレータ11と、左右後輪用
ブレーキBlr,Brrに対応したモジユレータ1
1′とを備えており、両モジユレータ11,1
1′は基本的に同一の構成を有するので、一方の
モジユレータ11についてのみその構造を詳述す
る。
すなわち、モジユレータ11は両端が閉塞され
かつその途中が隔壁13で仕切られたシリンダ部
14と、両端部にそれぞれ一対のピストン15,
16を有して各ピストン15,16間の部分で隔
壁13を軸方向に滑接自在に貫通するロツド17
とを備える。隔壁13と一方のピストン15との
間のシリンダ室は1次制動油圧室18として、油
路2を介してマスタシリンダMに連通される。ま
た前記隔壁13と他方のピストン16との間のシ
リンダ室は2次制動油圧室19として、油路5を
介して左右前輪用ブレーキBlf,Brfの制動油室
4に連通される。シリンダ部14の一方の端壁と
一方のピストン15との間にはアンチロツク制御
油圧室20が画成され、シリンダ部14の他方の
端壁と他方のピストン16との間には、解放油室
21が画成され、解放油室21はマスタシリンダ
MのリザーバRに連通される。また2次制動油圧
室19にはピストン16を隔壁13から離反する
方向に付勢するばね22が収納され、アンチロツ
ク制御油圧室20にはピストン15を隔壁13側
に向けて付勢するばね23が収納される。
かつその途中が隔壁13で仕切られたシリンダ部
14と、両端部にそれぞれ一対のピストン15,
16を有して各ピストン15,16間の部分で隔
壁13を軸方向に滑接自在に貫通するロツド17
とを備える。隔壁13と一方のピストン15との
間のシリンダ室は1次制動油圧室18として、油
路2を介してマスタシリンダMに連通される。ま
た前記隔壁13と他方のピストン16との間のシ
リンダ室は2次制動油圧室19として、油路5を
介して左右前輪用ブレーキBlf,Brfの制動油室
4に連通される。シリンダ部14の一方の端壁と
一方のピストン15との間にはアンチロツク制御
油圧室20が画成され、シリンダ部14の他方の
端壁と他方のピストン16との間には、解放油室
21が画成され、解放油室21はマスタシリンダ
MのリザーバRに連通される。また2次制動油圧
室19にはピストン16を隔壁13から離反する
方向に付勢するばね22が収納され、アンチロツ
ク制御油圧室20にはピストン15を隔壁13側
に向けて付勢するばね23が収納される。
アンチロツク制御油圧室20には油路24が接
続されており、この油路24は常時閉のインレツ
トバルブViを介して油圧ポンプPに接続される
とともに、常時開のアウトレツトバルブVoを介
して油タンクTに接続される。またインレツトバ
ルブViおよび油圧ポンプP間にはアキユムレー
タAcが接続される。
続されており、この油路24は常時閉のインレツ
トバルブViを介して油圧ポンプPに接続される
とともに、常時開のアウトレツトバルブVoを介
して油タンクTに接続される。またインレツトバ
ルブViおよび油圧ポンプP間にはアキユムレー
タAcが接続される。
他方のモジユレータ11′においても、1次制
動油圧室18′はマスタシリンダMに連通され、
2次制動油圧室19′は油路5′を介して左右後輪
用ブレーキBlr,Brrの制動油室4に連通され、
解放油室21′はリザーバRに連通される。さら
にアンチロツク制御油圧室20′は、常時閉のイ
ンレツトバルブVi′を介して油圧ポンプPに接続
されるとともに、常時開のアウトレツトバルブ
Vo′を介して油タンクTに接続される。
動油圧室18′はマスタシリンダMに連通され、
2次制動油圧室19′は油路5′を介して左右後輪
用ブレーキBlr,Brrの制動油室4に連通され、
解放油室21′はリザーバRに連通される。さら
にアンチロツク制御油圧室20′は、常時閉のイ
ンレツトバルブVi′を介して油圧ポンプPに接続
されるとともに、常時開のアウトレツトバルブ
Vo′を介して油タンクTに接続される。
前記両インレツトバルブVi,Vi′および両アウ
トレツトバルブVo,Vo′はソレノイド弁であり、
制御手段32によつてその開閉動作を制御され
る。
トレツトバルブVo,Vo′はソレノイド弁であり、
制御手段32によつてその開閉動作を制御され
る。
インレツトバルブVi,Vi′が閉弁し且つアウト
レツトバルブVo,Vo′が開弁している状態では、
アンチロツク制御油圧室20,20′は油タンク
Tに解放されており、ブレーキペダル1を踏んで
1次制動油圧室18,18′にマスタシリンダM
からの油圧を供給すると、2次制動油圧室19,
19′の容積は減少し、各車輪ブレーキBlf,
Brf,Blr,Brrの制動油室4には、マスタシリン
ダMからの油圧に応じた制動油圧が供給される。
したがつて、制動時のトルクは運転者の制動操作
に応じて自由に応じて自由に増大する。
レツトバルブVo,Vo′が開弁している状態では、
アンチロツク制御油圧室20,20′は油タンク
Tに解放されており、ブレーキペダル1を踏んで
1次制動油圧室18,18′にマスタシリンダM
からの油圧を供給すると、2次制動油圧室19,
19′の容積は減少し、各車輪ブレーキBlf,
Brf,Blr,Brrの制動油室4には、マスタシリン
ダMからの油圧に応じた制動油圧が供給される。
したがつて、制動時のトルクは運転者の制動操作
に応じて自由に応じて自由に増大する。
インレツトバルブVi,Viが閉弁した状態でア
ウトレツトバルブVo,Vo′を閉弁すると、アン
チロツク制御油圧室20,20′の制御油はロツ
クされた状態となるので、各モジユレータ11,
11′の2次制動油圧室19,19′は1次制動油
圧室18,18′に供給される油圧の増減に拘ら
ず、その容積は不変であり、したがつて制動時の
トルクは運転者の制動操作と無関係に一定の大き
さに保持される。このような作動状態は車輪のロ
ツクの可能性が生じたときに適合する。
ウトレツトバルブVo,Vo′を閉弁すると、アン
チロツク制御油圧室20,20′の制御油はロツ
クされた状態となるので、各モジユレータ11,
11′の2次制動油圧室19,19′は1次制動油
圧室18,18′に供給される油圧の増減に拘ら
ず、その容積は不変であり、したがつて制動時の
トルクは運転者の制動操作と無関係に一定の大き
さに保持される。このような作動状態は車輪のロ
ツクの可能性が生じたときに適合する。
またインレツトバルブVi,Vi′を開弁し、かつ
アウトレツトバルブVo,Vo′を閉弁すると、ア
ンチロツク制御油圧室20,20′にアンチロツ
ク制御油圧が供給されるので、マスタシリンダM
からの油圧が1次制動油圧室18,18′に作用
しているにも拘らず、2次制動油圧室19,1
9′の容積が増大し、各車輪ブレーキBlf,Brf,
Blr,Brrの制動油室4の油圧が減少し、制動ト
ルクが弱められる。したがつて、車輪がロツク状
態に入ろうとするときに、インレツトバルブVi,
Vi′を開弁し、アウトレツトバルブVo,Vo′を閉
弁することにより、車輪がロツク状態に入ること
を回避することができる。
アウトレツトバルブVo,Vo′を閉弁すると、ア
ンチロツク制御油圧室20,20′にアンチロツ
ク制御油圧が供給されるので、マスタシリンダM
からの油圧が1次制動油圧室18,18′に作用
しているにも拘らず、2次制動油圧室19,1
9′の容積が増大し、各車輪ブレーキBlf,Brf,
Blr,Brrの制動油室4の油圧が減少し、制動ト
ルクが弱められる。したがつて、車輪がロツク状
態に入ろうとするときに、インレツトバルブVi,
Vi′を開弁し、アウトレツトバルブVo,Vo′を閉
弁することにより、車輪がロツク状態に入ること
を回避することができる。
第2図において、制御手段32の構成を説明す
るが、一方の組の車輪ブレーキBlf,Brfに対応
するインレツトバルブViおよびアウトレツトバ
ルブVoを制御するための構成と、他方の組の車
輪ブレーキBlf,Brrに対応するインレツトバル
ブVi′およびアウトレツトバルブVo′を制御する
ための構成とは基本的に同一であるので、ここで
は一方のインレツトバルブViおよびアウトレツ
トバルブVoを制御するための構成についてのみ
述べることにする。
るが、一方の組の車輪ブレーキBlf,Brfに対応
するインレツトバルブViおよびアウトレツトバ
ルブVoを制御するための構成と、他方の組の車
輪ブレーキBlf,Brrに対応するインレツトバル
ブVi′およびアウトレツトバルブVo′を制御する
ための構成とは基本的に同一であるので、ここで
は一方のインレツトバルブViおよびアウトレツ
トバルブVoを制御するための構成についてのみ
述べることにする。
制御手段32は、マイクロコンピユータなどの
判断回路33を備え、この判断回路33は車輪が
ロツク状態にあるかどうかを判断し、その判断結
果に基づいて、インレツトバルブViおよびアウ
トレツトバルブVoを開閉作動させるための信号
を出力すする。
判断回路33を備え、この判断回路33は車輪が
ロツク状態にあるかどうかを判断し、その判断結
果に基づいて、インレツトバルブViおよびアウ
トレツトバルブVoを開閉作動させるための信号
を出力すする。
ここで、どのような条件が成立したときにアン
チロツク制御のための信号を出力するかを決定す
る判断基準について考えてみると、一般的には次
の(a)〜(d)の4通りの方式が提案されている。
チロツク制御のための信号を出力するかを決定す
る判断基準について考えてみると、一般的には次
の(a)〜(d)の4通りの方式が提案されている。
(a) 車輪加速度N〓w<基準車輪減速度−N〓w0が成
立するときに信号βを出力して、制動圧力を緩
める方式。
立するときに信号βを出力して、制動圧力を緩
める方式。
(b) 車輪速度Vw<第1基準車輪速度Vr1が成立
したときに信号S1を出力して、制動油圧を緩め
る方式。ただし、この場合車両速度をVv、車
輪のスリツプ率をλ1としたときにVr1=Vv・
(1−λ1)であるので、車輪のスリツプ率をλ
としたときに、Vw<Vr1はλ>λ1と同意であ
り、Vw′Vr1またはλ>λ1が成立するときに信
号S1が出力される。
したときに信号S1を出力して、制動油圧を緩め
る方式。ただし、この場合車両速度をVv、車
輪のスリツプ率をλ1としたときにVr1=Vv・
(1−λ1)であるので、車輪のスリツプ率をλ
としたときに、Vw<Vr1はλ>λ1と同意であ
り、Vw′Vr1またはλ>λ1が成立するときに信
号S1が出力される。
(c) 前記(a),(b)のいずれか一方が成立したときに
制動油圧を緩める方式。
制動油圧を緩める方式。
(d) 前記(a),(b)が同時に成立したときに制動油圧
を緩める方式。
を緩める方式。
前記(a)の方式では、基準車輪減速度−N〓w0を
車輪ロツクが生じるおそれのない状態での制動時
には発生することのない値、たとえば通常−2.0
〜1.2Gに設定している。ところが、この方式に
よると、雪路やアイスバーン等で行なわれる制動
操作においては、−1.0〜−0.5G程度の車輪減速度
が発生することがあり、制動時の後半では車輪が
ロツクするにも拘らず制動油圧を緩めるための信
号が出力されない。また、悪路走行時には、通常
制動時にも車輪加速度N〓wが細かく脈動し、車輪
ロツクの配のないときにも、信号βが出力され
て、制動効率が低下する。
車輪ロツクが生じるおそれのない状態での制動時
には発生することのない値、たとえば通常−2.0
〜1.2Gに設定している。ところが、この方式に
よると、雪路やアイスバーン等で行なわれる制動
操作においては、−1.0〜−0.5G程度の車輪減速度
が発生することがあり、制動時の後半では車輪が
ロツクするにも拘らず制動油圧を緩めるための信
号が出力されない。また、悪路走行時には、通常
制動時にも車輪加速度N〓wが細かく脈動し、車輪
ロツクの配のないときにも、信号βが出力され
て、制動効率が低下する。
また前記(b)の方式では、スリツプ率λが高くな
つていても、すなわち、信号S1が出力されていて
も、車輪速度Vwが増加中であれば、制動油圧室
は充分緩められていると判断されるが、この期間
内でも制動油圧を緩めることになり、制動効率が
低下する。
つていても、すなわち、信号S1が出力されていて
も、車輪速度Vwが増加中であれば、制動油圧室
は充分緩められていると判断されるが、この期間
内でも制動油圧を緩めることになり、制動効率が
低下する。
前記(c)の方式では、前記(a)の欠点および(b)の欠
点があることは明白である。
点があることは明白である。
最後に前記(d)の方式では、悪路走行時の制動効
率の低下の問題や、車輪速度Vwが増加中に制動
油圧を緩めて制動効率を低下させると言つた問題
が解消される。さらに基準車輪減速度−N〓w0を、
通常路面走行状態で制動時に発生する車輪減速度
の範囲内たとえば−1.0〜0G、望ましくは−0.3〜
−0.6Gに設定すると、雪路やアウトバーン等で
行なわれる制動操作においては、車輪減速度が−
1.0〜−0.5Gとなるようなときにもロツク状態を
検出して、制動油圧を緩めることができる。
率の低下の問題や、車輪速度Vwが増加中に制動
油圧を緩めて制動効率を低下させると言つた問題
が解消される。さらに基準車輪減速度−N〓w0を、
通常路面走行状態で制動時に発生する車輪減速度
の範囲内たとえば−1.0〜0G、望ましくは−0.3〜
−0.6Gに設定すると、雪路やアウトバーン等で
行なわれる制動操作においては、車輪減速度が−
1.0〜−0.5Gとなるようなときにもロツク状態を
検出して、制動油圧を緩めることができる。
そこで、判断回路33には、車輪速度検出器3
4から車輪速度Vwに対応した信号が入力され、
その車輪速度Vwと、その車輪速度Vwに基づい
て演算される車輪加速度N〓wとが、前述のように
第1基準車輪速度Vr1、基準車輪減速度−N〓w0と
にそれぞれ比較され、 N〓w<−N〓w0 Vw<Vr1 がそれぞれ成立したときに、判断回路33からハ
イレベルの信号β,S1がそれぞれ出力される。こ
れらの信号β,S1はANDゲート35に入力され、
両信号がハイレベルであるときにトランジスタ3
6が導通し、ソレノイド38が励磁され、インレ
ツトバルブViが開弁される。またハイレベルの
信号S1が出力されたときに、トランジスタ37が
導通し、ソレノイド39が励磁され、アウトレツ
トバルブVoが閉弁される。
4から車輪速度Vwに対応した信号が入力され、
その車輪速度Vwと、その車輪速度Vwに基づい
て演算される車輪加速度N〓wとが、前述のように
第1基準車輪速度Vr1、基準車輪減速度−N〓w0と
にそれぞれ比較され、 N〓w<−N〓w0 Vw<Vr1 がそれぞれ成立したときに、判断回路33からハ
イレベルの信号β,S1がそれぞれ出力される。こ
れらの信号β,S1はANDゲート35に入力され、
両信号がハイレベルであるときにトランジスタ3
6が導通し、ソレノイド38が励磁され、インレ
ツトバルブViが開弁される。またハイレベルの
信号S1が出力されたときに、トランジスタ37が
導通し、ソレノイド39が励磁され、アウトレツ
トバルブVoが閉弁される。
ところで、上述のように信号β,S1で制動トル
クを弱めるようにしたときに、車輪速度はまだ減
速中であり、これは制動トルクが路面の駆動輪ト
ルクよりもまだ大きい状態であり、この時点で車
輪ロツクの心配が完全に解消された訳ではない。
ただし、一般的にはシステムに10ms程度の作動
遅れがあるために、緩め信号が消滅してからもさ
らに制動油圧が緩められるので、通常はこの方式
で良好な結果が得られる。しかし、路面の条件等
により場合によつて緩め方が不充分で、車輪速度
がそのままロツク方向にいくこともある。このよ
うな現象を解消するには、λ>λ1のときには、車
輪速度Vwを確実に増速に転じるまで緩め信号を
発生させるようにすればよい。しかるに、通常は
N〓w>−N〓wで緩め信号を停止しても良好な制御
が得られるにも拘らず、N〓w>0になるまで緩め
信号を持続することになるので、制動トルクの緩
め過ぎが発生するという欠点がある、ただしこれ
は制動荷重配分の小さい方の車輪については実用
上問題のないものである。
クを弱めるようにしたときに、車輪速度はまだ減
速中であり、これは制動トルクが路面の駆動輪ト
ルクよりもまだ大きい状態であり、この時点で車
輪ロツクの心配が完全に解消された訳ではない。
ただし、一般的にはシステムに10ms程度の作動
遅れがあるために、緩め信号が消滅してからもさ
らに制動油圧が緩められるので、通常はこの方式
で良好な結果が得られる。しかし、路面の条件等
により場合によつて緩め方が不充分で、車輪速度
がそのままロツク方向にいくこともある。このよ
うな現象を解消するには、λ>λ1のときには、車
輪速度Vwを確実に増速に転じるまで緩め信号を
発生させるようにすればよい。しかるに、通常は
N〓w>−N〓wで緩め信号を停止しても良好な制御
が得られるにも拘らず、N〓w>0になるまで緩め
信号を持続することになるので、制動トルクの緩
め過ぎが発生するという欠点がある、ただしこれ
は制動荷重配分の小さい方の車輪については実用
上問題のないものである。
そこで、λ2>λ1となる第2基準スリツプ率λ2に
相当する第2基準車輪速度Vr2を設定し、Vw<
Vr2すなわちλ>λ2となつてロツクの可能性が大
きくなつたときだけ、車輪速度Vwが増速に転ず
るまで、緩め信号を持続させるようにする。すな
わち判断回路33では、Vw<Vr2またはλ>λ2
であるか否かを判断し、その条件が成立したとき
に信号S2を出力する。また車輪速度Vwが増速中
であることを判断するために、増度基準値+
N〓w0を設定し、Vw>+N〓w0であときに信号αを
出力する。
相当する第2基準車輪速度Vr2を設定し、Vw<
Vr2すなわちλ>λ2となつてロツクの可能性が大
きくなつたときだけ、車輪速度Vwが増速に転ず
るまで、緩め信号を持続させるようにする。すな
わち判断回路33では、Vw<Vr2またはλ>λ2
であるか否かを判断し、その条件が成立したとき
に信号S2を出力する。また車輪速度Vwが増速中
であることを判断するために、増度基準値+
N〓w0を設定し、Vw>+N〓w0であときに信号αを
出力する。
信号S2はANDゲート40の一方の入力端に入
力されるとともにORゲート41に入力され、信
号αはORゲート41に入力されとともに反転し
てANDゲート40に入力される。さらに前記信
号S1もORゲート41に入力され、ORゲート4
1の出力はトランジスタ37のベースに与えられ
る。また両ANDゲート35,40の出力はORゲ
ート42に入力され、ORゲート42の出力はト
ランジスタ36のベースに与えられる。
力されるとともにORゲート41に入力され、信
号αはORゲート41に入力されとともに反転し
てANDゲート40に入力される。さらに前記信
号S1もORゲート41に入力され、ORゲート4
1の出力はトランジスタ37のベースに与えられ
る。また両ANDゲート35,40の出力はORゲ
ート42に入力され、ORゲート42の出力はト
ランジスタ36のベースに与えられる。
このような制御手段32によれば、信号S1,
α,S2のいずれかがハイレベルとなればトランジ
スタ37が導通してアウトレツトバルブVoが閉
弁し、信号β,S1がともにハイレベルであるか、
信号S2がハイレベルであつて信号αがローレベル
であるときにインレツトバルブViが開弁する。
α,S2のいずれかがハイレベルとなればトランジ
スタ37が導通してアウトレツトバルブVoが閉
弁し、信号β,S1がともにハイレベルであるか、
信号S2がハイレベルであつて信号αがローレベル
であるときにインレツトバルブViが開弁する。
次に、第1および第2基準車輪速度Vr1,Vr2
の設定方法について説明すると、これらは、車両
速度Vを検出し、これに適正な基準スリツプ率
λ1,λ2を加味して次式のように決定するのが理想
である。
の設定方法について説明すると、これらは、車両
速度Vを検出し、これに適正な基準スリツプ率
λ1,λ2を加味して次式のように決定するのが理想
である。
Vr1=V(1−λ1)
Vr2=V(1−λ2)
ところが、車輪速度Vを検出する実用的な手段
は今のところ見当たらない。そこで、車輪速度
Vwの変化状況から仮の車両速度Vvを推定する
ものであり、その演算回路を第3図に示す。
は今のところ見当たらない。そこで、車輪速度
Vwの変化状況から仮の車両速度Vvを推定する
ものであり、その演算回路を第3図に示す。
第3図において、第1入力端子51は第1演算
回路52に接続され、第2入力端子51′は第2
演算回路52′に接続される。両演算回路52,
52′の出力端は、切換スイツチ53の個別接点
53a,53bにそれぞれ接続されており、切換
スイツチ53の共通接点53cは出力端子54に
接続される。しかも切換スイツチ53は、第2演
算回路52′に接続された空転検知回路55によ
つて切換駆動される。
回路52に接続され、第2入力端子51′は第2
演算回路52′に接続される。両演算回路52,
52′の出力端は、切換スイツチ53の個別接点
53a,53bにそれぞれ接続されており、切換
スイツチ53の共通接点53cは出力端子54に
接続される。しかも切換スイツチ53は、第2演
算回路52′に接続された空転検知回路55によ
つて切換駆動される。
第1入力端子51には、従動輪たとえば後輪の
車輪速度Vwrが入力され、第2入力端子51′に
は駆動輪たとえば前輪の車輪速度Vwfが入力さ
れ、第1および第2演算回路52,52′はそれ
らの車輪速度Vwr,Vwfに基づいてそれぞれ車
輪速度Vv1,Vv2を演算する。
車輪速度Vwrが入力され、第2入力端子51′に
は駆動輪たとえば前輪の車輪速度Vwfが入力さ
れ、第1および第2演算回路52,52′はそれ
らの車輪速度Vwr,Vwfに基づいてそれぞれ車
輪速度Vv1,Vv2を演算する。
第1演算回路52において入力端子51は比較
回路56の反転入力端子に接続される。この比較
回路56の出力端子は、直列に接続されたPNP
トランジスタ52およびNPNトランジスタ58
のベース端子にそれぞれ接続される。また直流電
源59が定電流回路60を介してPNPトランジ
スタ57のエミツタ端子に接続され、NPNトラ
ンジスタ58のエミツタ端子は定電流回路61を
介して接地される。両トランジスタ57,58の
接続点は、バツフア回路62の非反転入力端子に
接続され、前記接続点およびバツフア回路62間
はコンデンサ63をして接地される。しかもバツ
フア回路62の出力端子は切換スイツチ53の一
方の個別接点53aに接続されるとともに、比較
回路56の非反転入力端子に接続される。
回路56の反転入力端子に接続される。この比較
回路56の出力端子は、直列に接続されたPNP
トランジスタ52およびNPNトランジスタ58
のベース端子にそれぞれ接続される。また直流電
源59が定電流回路60を介してPNPトランジ
スタ57のエミツタ端子に接続され、NPNトラ
ンジスタ58のエミツタ端子は定電流回路61を
介して接地される。両トランジスタ57,58の
接続点は、バツフア回路62の非反転入力端子に
接続され、前記接続点およびバツフア回路62間
はコンデンサ63をして接地される。しかもバツ
フア回路62の出力端子は切換スイツチ53の一
方の個別接点53aに接続されるとともに、比較
回路56の非反転入力端子に接続される。
かかる第1演算回路52では、バツフア回路6
2から出力される推定車両速度Vv1が車輪速度
Vwrよりも小さいときには、比較回路56の出
力がローレベルとなり、PNPトランジスタ57
が導通するとともにNPNトランジスタ58が遮
断し、定電流回路60よりコンデンサ63に一定
電流の充電が行なわれる。また推定車両速度Vv1
が車輪速度Vwrよりも大きいときには、比較回
路56の出力がハイレベルとなり、PNPトラン
ジス57が遮断するとともにNPNトランジスタ
58が導通し、定電流回路61によりコンデンサ
63から一定電流の放電が行なわれる。したがつ
て車輪速度Vwrが緩やかに変化するときには推
定車両速度Vv1もそれに追随して緩やかに変化す
るが、車輪速度Vwrが急激に変化すると、推定
車両速度Vv1から所定値を加算あるいは減算した
値が新たな推定車両速度Vv1として切換スイツチ
53の個別接点53aに入力されることになる。
すなわち車輪速度Vwrが推定車両速度Vv1よりも
大きいときには、所定値たとえば1Gに相当する
速度を加算した値が新たな推定車両速度Vv1とな
り、車輪速度Vwrが推定車両速度Vv1よりも小さ
いときには、所定値たとえば1Gに相当する速度
を減算した値が新たな推定車両速度Vv1となる。
2から出力される推定車両速度Vv1が車輪速度
Vwrよりも小さいときには、比較回路56の出
力がローレベルとなり、PNPトランジスタ57
が導通するとともにNPNトランジスタ58が遮
断し、定電流回路60よりコンデンサ63に一定
電流の充電が行なわれる。また推定車両速度Vv1
が車輪速度Vwrよりも大きいときには、比較回
路56の出力がハイレベルとなり、PNPトラン
ジス57が遮断するとともにNPNトランジスタ
58が導通し、定電流回路61によりコンデンサ
63から一定電流の放電が行なわれる。したがつ
て車輪速度Vwrが緩やかに変化するときには推
定車両速度Vv1もそれに追随して緩やかに変化す
るが、車輪速度Vwrが急激に変化すると、推定
車両速度Vv1から所定値を加算あるいは減算した
値が新たな推定車両速度Vv1として切換スイツチ
53の個別接点53aに入力されることになる。
すなわち車輪速度Vwrが推定車両速度Vv1よりも
大きいときには、所定値たとえば1Gに相当する
速度を加算した値が新たな推定車両速度Vv1とな
り、車輪速度Vwrが推定車両速度Vv1よりも小さ
いときには、所定値たとえば1Gに相当する速度
を減算した値が新たな推定車両速度Vv1となる。
第2演算回路52′は比較回路56′、PNPト
ランジスタ57′、NPNトランジスタ58′、直
流電源59′、定電流回路60′,61′、バツフ
ア回路62′およびコンデンサ63′を有して、第
1演算回路52と同様に構成される。しかも、バ
ツフア回路62′から出力される信号すなわち推
定車両速度Vv2は切換スイツチ53の個別接点5
3bに入力される。この第2演算回路52′にお
いても、車輪速度Vwfが推定車両速度Vv2よりも
大きいときには、所定値たとえば1Gに相当する
速度を加算した値がたな推定車両速度Vv2とな
り、車輪速度Vvfが推定車両速度Vv2よりも小さ
いときには、所定値たとえば1Gに相当する速度
を減算した値が新たな推定車両速度Vv2となる。
ランジスタ57′、NPNトランジスタ58′、直
流電源59′、定電流回路60′,61′、バツフ
ア回路62′およびコンデンサ63′を有して、第
1演算回路52と同様に構成される。しかも、バ
ツフア回路62′から出力される信号すなわち推
定車両速度Vv2は切換スイツチ53の個別接点5
3bに入力される。この第2演算回路52′にお
いても、車輪速度Vwfが推定車両速度Vv2よりも
大きいときには、所定値たとえば1Gに相当する
速度を加算した値がたな推定車両速度Vv2とな
り、車輪速度Vvfが推定車両速度Vv2よりも小さ
いときには、所定値たとえば1Gに相当する速度
を減算した値が新たな推定車両速度Vv2となる。
空転検知回路55は、反転回路64と、タイマ
65と、フリツプフロツプ66とを備える。第2
演算回路52′における比較回路56′の出力端子
は、PNPトランジスタ57′およびNPNトラン
ジスタ58′のベース端子に接続されるとともに、
反転回路64に接続される。この反転回路64に
より反転された信号は、タイマ65に入力される
とともにフリツプフロツプ66のクリア入力端子
Cに入力され、タイマ回路65の出力はフリツプ
フロツプ66のセツト入力端子Sに入力される。
しかもタイマ65はハイレベルの信号が一定時間
たとえば30ms以上持続して入力されたときに、
その一定時間が経過するのに応じてハイレベルの
信号を出力するものである。
65と、フリツプフロツプ66とを備える。第2
演算回路52′における比較回路56′の出力端子
は、PNPトランジスタ57′およびNPNトラン
ジスタ58′のベース端子に接続されるとともに、
反転回路64に接続される。この反転回路64に
より反転された信号は、タイマ65に入力される
とともにフリツプフロツプ66のクリア入力端子
Cに入力され、タイマ回路65の出力はフリツプ
フロツプ66のセツト入力端子Sに入力される。
しかもタイマ65はハイレベルの信号が一定時間
たとえば30ms以上持続して入力されたときに、
その一定時間が経過するのに応じてハイレベルの
信号を出力するものである。
フリツプフロツプ66は、クリア入力端子Cに
ハイレベルの信号が入力された後、セツト入力端
子Sにハイレベルの信号が入力されるのに応じて
セツト出力端子Qからハイレベルの信号を出力
し、再びクリア入力端子Cにハイレベルの信号が
入力されるのに伴いリセツトされるものである。
また切換スイツチ53はセツト出力端子Qの出力
がローレベルであるときには、共通接点53cを
一方の個別接点53bに接続し、セツト出力端子
Qの出力がハイレベルとなると共通接点53cを
他方の個別接点53aに接続するように作動す
る。
ハイレベルの信号が入力された後、セツト入力端
子Sにハイレベルの信号が入力されるのに応じて
セツト出力端子Qからハイレベルの信号を出力
し、再びクリア入力端子Cにハイレベルの信号が
入力されるのに伴いリセツトされるものである。
また切換スイツチ53はセツト出力端子Qの出力
がローレベルであるときには、共通接点53cを
一方の個別接点53bに接続し、セツト出力端子
Qの出力がハイレベルとなると共通接点53cを
他方の個別接点53aに接続するように作動す
る。
したがつて駆動輪が空転して車輪速度Vwfが
推定車両速度Vv2よりも大きい状態が一定時間た
とえば350ms以上持続すると、空転検知回路55
が空転状態であることを検出し、従動輪側の車輪
速度Vwrに基づく推定車両速度Vv1が推定車両速
度Vvとして出力端子54から出力されることに
なる。
推定車両速度Vv2よりも大きい状態が一定時間た
とえば350ms以上持続すると、空転検知回路55
が空転状態であることを検出し、従動輪側の車輪
速度Vwrに基づく推定車両速度Vv1が推定車両速
度Vvとして出力端子54から出力されることに
なる。
次に第4図を参照しながらこの実施例の作用に
ついて説明する。この第4図はアンチロツク制動
装置の作動態様の一例を示すものであり、横軸は
制動開始後の時間経過を示し、縦軸には、その最
上部に実際の車両速度Vv*、車輪速度Vw、第1
基準車輪速度Vr1および第2基準車輪速度Vr2が
示され、その下方位置には車輪加速度N〓w、増速
度基準値+N〓w0および基準車輪減速度−N〓w0が
示され、さらにその下方に信号α,β,S1,S2お
よびソレノイド38,39の作動状態が示され、
最下部に制動油圧Pbが示される。
ついて説明する。この第4図はアンチロツク制動
装置の作動態様の一例を示すものであり、横軸は
制動開始後の時間経過を示し、縦軸には、その最
上部に実際の車両速度Vv*、車輪速度Vw、第1
基準車輪速度Vr1および第2基準車輪速度Vr2が
示され、その下方位置には車輪加速度N〓w、増速
度基準値+N〓w0および基準車輪減速度−N〓w0が
示され、さらにその下方に信号α,β,S1,S2お
よびソレノイド38,39の作動状態が示され、
最下部に制動油圧Pbが示される。
先ず時刻t=0において、制動を開始した直後
には各信号α,β,S1,S2の出力はローレベルで
あり、制動油圧Pbは次第に増大し、これに伴つ
て車輪速度Vwおよび車輪加速度N〓wは共に次第
に減少する。
には各信号α,β,S1,S2の出力はローレベルで
あり、制動油圧Pbは次第に増大し、これに伴つ
て車輪速度Vwおよび車輪加速度N〓wは共に次第
に減少する。
時刻t1において車輪加速度N〓wが基準車輪減速
度−N〓w0よりも小さくなる(N〓w<−N〓w0)と、
信号βがハイレベルとなるが、このとき車輪速度
Vwは第1基準車輪速度Vr1よりも大きいので信
号S1はローレベルのままである。したがつて、制
動油圧Pbは増大し続け、車輪速度Vwおよび車輪
加速度N〓wも低下し続ける。
度−N〓w0よりも小さくなる(N〓w<−N〓w0)と、
信号βがハイレベルとなるが、このとき車輪速度
Vwは第1基準車輪速度Vr1よりも大きいので信
号S1はローレベルのままである。したがつて、制
動油圧Pbは増大し続け、車輪速度Vwおよび車輪
加速度N〓wも低下し続ける。
時刻t2において、車輪速度Vwが第1基準車輪
速度Vr1よりも低下すると、信号S1がハイレベル
となり、ANDゲート35の出力がハイレベルと
なるのに応じてORゲート42の出力がハイレベ
ルとなるとともにORゲート42の出力がハイレ
ベルとなる。これによりソレノイド38,39が
励磁され、インレツトバルブViが開弁されると
ともにアウトレツトバルブVoが閉弁される。こ
れにより、制動油圧Pbが低下し始め、車輪加速
度N〓wが増速側に転じる。このとき車輪速度Vw
は低下し続ける。
速度Vr1よりも低下すると、信号S1がハイレベル
となり、ANDゲート35の出力がハイレベルと
なるのに応じてORゲート42の出力がハイレベ
ルとなるとともにORゲート42の出力がハイレ
ベルとなる。これによりソレノイド38,39が
励磁され、インレツトバルブViが開弁されると
ともにアウトレツトバルブVoが閉弁される。こ
れにより、制動油圧Pbが低下し始め、車輪加速
度N〓wが増速側に転じる。このとき車輪速度Vw
は低下し続ける。
時刻t3において、車輪加速度N〓wが基準車輪速
度−N〓wよりも大(N〓w>−N〓w0)となると、信
号βがローレベルとなり、これに応じてANDゲ
ート35の出力がローレベルとなる。このためイ
ンレツトバルブViのソレノイド38が消磁され、
インレツトバルブViが閉弁され、制動油圧Pbが
一定に保たれるようになる。すなわち制動トルク
が略一定に保たれる。この後、車輪速度Vwは増
大し始める。
度−N〓wよりも大(N〓w>−N〓w0)となると、信
号βがローレベルとなり、これに応じてANDゲ
ート35の出力がローレベルとなる。このためイ
ンレツトバルブViのソレノイド38が消磁され、
インレツトバルブViが閉弁され、制動油圧Pbが
一定に保たれるようになる。すなわち制動トルク
が略一定に保たれる。この後、車輪速度Vwは増
大し始める。
時刻t4において、車輪加速度N〓wが増速度基準
値+N〓w0より大(N〓w>+N〓w0)となると、信号
αがハイレベルとなる。また時刻t5において、車
輪速度Vwが第1基準車輪速度Vr1を超えると、
信号S1がローレベルとなる。さらに時刻t6におい
て、車輪加速度N〓wが増速度基準値+N〓w0より低
下すると、信号αがローレベルとなり、アウトレ
ツトバルブV0が開弁する。これに応じて制動油
圧Pbが増大する。
値+N〓w0より大(N〓w>+N〓w0)となると、信号
αがハイレベルとなる。また時刻t5において、車
輪速度Vwが第1基準車輪速度Vr1を超えると、
信号S1がローレベルとなる。さらに時刻t6におい
て、車輪加速度N〓wが増速度基準値+N〓w0より低
下すると、信号αがローレベルとなり、アウトレ
ツトバルブV0が開弁する。これに応じて制動油
圧Pbが増大する。
時刻t7において、車輪加速度N〓wが基準車輪減
速度−N〓w0よりも小(N〓w<−N〓w0)となると、
信号βがハイレベルとなり、時刻t8において、車
輪速度Vwが第1基準車輪速度Vr1よりも低下
(Vw<Vr1)すると、信号S1がハイレベルとな
り、これに応じてANDゲート35の出力がハイ
レベルとなつてインレツトバルブViが閉弁する
とともに、アウトレツトバルブV0が開弁し、制
動油圧Pbが低下し始める。次いで時刻t9で制動油
圧室Vwが第2基準車輪速度Vr2よりも低下(Vw
<Vr2)して車輪ロツクの可能性が大きくなる
と、信号S2がハイレベルとなる。
速度−N〓w0よりも小(N〓w<−N〓w0)となると、
信号βがハイレベルとなり、時刻t8において、車
輪速度Vwが第1基準車輪速度Vr1よりも低下
(Vw<Vr1)すると、信号S1がハイレベルとな
り、これに応じてANDゲート35の出力がハイ
レベルとなつてインレツトバルブViが閉弁する
とともに、アウトレツトバルブV0が開弁し、制
動油圧Pbが低下し始める。次いで時刻t9で制動油
圧室Vwが第2基準車輪速度Vr2よりも低下(Vw
<Vr2)して車輪ロツクの可能性が大きくなる
と、信号S2がハイレベルとなる。
時刻t10で車輪加速度N〓wが基準車輪減速度−
N〓wよりも大となると、信号βがローレベルとな
るが、制動油圧室Pbはさらに低下し、車輪速度
Vwは増速に転じる。時刻t11で車輪加速度N〓wが
増速度基準値+N〓w0を超えると、信号αがハイ
レベルとなり、ANDゲート40の出力がローレ
ベルとなる。この際、ANDゲート35の出力は
ローレベルであるので、ORゲート42の出力は
ローレベルであり、したがつてソレノイド38は
消磁され、インレツトバルブViは閉弁する。こ
の結果、制動油圧Pbは一定に維持されるように
なる。
N〓wよりも大となると、信号βがローレベルとな
るが、制動油圧室Pbはさらに低下し、車輪速度
Vwは増速に転じる。時刻t11で車輪加速度N〓wが
増速度基準値+N〓w0を超えると、信号αがハイ
レベルとなり、ANDゲート40の出力がローレ
ベルとなる。この際、ANDゲート35の出力は
ローレベルであるので、ORゲート42の出力は
ローレベルであり、したがつてソレノイド38は
消磁され、インレツトバルブViは閉弁する。こ
の結果、制動油圧Pbは一定に維持されるように
なる。
時刻t12において、車輪速度Vwが第2基準車輪
速度Vr2を超えると、信号S2がローレベルとな
り、時刻t13で車輪速度Vwが第1基準車輪速度
Vr1を超えると、信号S1がローレベルとなるが制
動油圧Pbはほぼ一定に保たれており、ロツク状
態が回避される。また時刻t14において車輪加速
度N〓wが増速度基準値+N〓w0よりも低下すると、
信号αがローレベルとなり、これに応じてアウト
レツトバルブVoが開弁する。このため制動油圧
Pbは増加し始める。
速度Vr2を超えると、信号S2がローレベルとな
り、時刻t13で車輪速度Vwが第1基準車輪速度
Vr1を超えると、信号S1がローレベルとなるが制
動油圧Pbはほぼ一定に保たれており、ロツク状
態が回避される。また時刻t14において車輪加速
度N〓wが増速度基準値+N〓w0よりも低下すると、
信号αがローレベルとなり、これに応じてアウト
レツトバルブVoが開弁する。このため制動油圧
Pbは増加し始める。
時刻t15で車輪加速度N〓wが基準車輪減速度−
N〓w0よりも小さくなると、信号βがハイレベル
となり、次の時刻t16で車輪速度Vwが第1基準車
輪速度Vr1よりも低下して信号S1がハイレベルと
なるのに応じてインレツトバルブViが開弁する
とともに、インレツトバルブVo閉弁する。した
がつて、制動油圧Pbが低下し始める。さらに時
刻t17で車輪加速度N〓wが基準車輪減速度−N〓wo
を超えると、信号βがローレベルとなるのに応じ
てアウトレツトバルブVoが開弁し、制動油圧Pb
が一定に維持される。
N〓w0よりも小さくなると、信号βがハイレベル
となり、次の時刻t16で車輪速度Vwが第1基準車
輪速度Vr1よりも低下して信号S1がハイレベルと
なるのに応じてインレツトバルブViが開弁する
とともに、インレツトバルブVo閉弁する。した
がつて、制動油圧Pbが低下し始める。さらに時
刻t17で車輪加速度N〓wが基準車輪減速度−N〓wo
を超えると、信号βがローレベルとなるのに応じ
てアウトレツトバルブVoが開弁し、制動油圧Pb
が一定に維持される。
時刻t18で車輪加速度N〓wが増速度基準値+
N〓woを超えると、信号αがハイレベルとなり、
時刻19で車輪速度Vwが第1基準車輪速度Vr1を
超えると、信号S1がローレベルとなる。さらに時
刻t20で車輪加速度N〓wが増速度基準値+N〓w0より
も低下すると、信号αがローレベルとなり、それ
に応じてアウトレツトバルブVoが開弁し制動油
圧Pbが低下し始める。
N〓woを超えると、信号αがハイレベルとなり、
時刻19で車輪速度Vwが第1基準車輪速度Vr1を
超えると、信号S1がローレベルとなる。さらに時
刻t20で車輪加速度N〓wが増速度基準値+N〓w0より
も低下すると、信号αがローレベルとなり、それ
に応じてアウトレツトバルブVoが開弁し制動油
圧Pbが低下し始める。
以後は、以上のような過程が同様に繰返されな
がら車輪がロツクすることなく車輪速度が低下し
ていく。
がら車輪がロツクすることなく車輪速度が低下し
ていく。
次に第5図を参照しながら悪路走行中の制動時
に車輪速度Vwが脈動したときを想定する。この
際、駆動輪たとえば前輪が空転していない状態で
は、駆動輪の車輪速度Vwfに基づいて第2演算
回路52′で演算された車両速度Vv2が推定車両
速度Vvとして用いられる。
に車輪速度Vwが脈動したときを想定する。この
際、駆動輪たとえば前輪が空転していない状態で
は、駆動輪の車輪速度Vwfに基づいて第2演算
回路52′で演算された車両速度Vv2が推定車両
速度Vvとして用いられる。
このような状態で、車輪速度Vwが推定車両速
度Vvよりも大となると、第2演算回路52′で
は、PNPトランジスタ57′が導通し、NPNト
ランジスタ58′が遮断する。したがつて、コン
デンサ63′に一定電流の充電が行なわれ、1Gに
相当した速度を加算した値が新たな推定車両速度
Vvとなる。これにより、推定車両速度Vvの増加
割合が車輪速度Vwに比べて低く抑えられ、第1
および第2基準車輪速度Vr1,Vr2も低く抑えら
れる。この結果、車輪速度Vwが第1基準車輪速
度Vr1よりも小さくなることが防止され、制動油
圧の低下が生じることが防止される。
度Vvよりも大となると、第2演算回路52′で
は、PNPトランジスタ57′が導通し、NPNト
ランジスタ58′が遮断する。したがつて、コン
デンサ63′に一定電流の充電が行なわれ、1Gに
相当した速度を加算した値が新たな推定車両速度
Vvとなる。これにより、推定車両速度Vvの増加
割合が車輪速度Vwに比べて低く抑えられ、第1
および第2基準車輪速度Vr1,Vr2も低く抑えら
れる。この結果、車輪速度Vwが第1基準車輪速
度Vr1よりも小さくなることが防止され、制動油
圧の低下が生じることが防止される。
また駆動輪が空転する場合には、その駆動輪の
車輪速度Vwfが推定車両速度Vv2よりも大きい状
態が一定時間たとえば350ms以上持続したとき
に、空転検知回路55により空転状態であること
が検出され、切換スイツチ53は共通接点53c
を個別接点53aに接続するように作動する。し
たがつて、推定車両速度Vvとしては、第1演算
回路52で演算された車両速度Vv1が用いられる
ようになる。この結果、推定車両速度Vvが実際
の車両速度Vv*よりも高くなることが防止され、
不必要なときにアンチロツク作動が生じることが
防止される。
車輪速度Vwfが推定車両速度Vv2よりも大きい状
態が一定時間たとえば350ms以上持続したとき
に、空転検知回路55により空転状態であること
が検出され、切換スイツチ53は共通接点53c
を個別接点53aに接続するように作動する。し
たがつて、推定車両速度Vvとしては、第1演算
回路52で演算された車両速度Vv1が用いられる
ようになる。この結果、推定車両速度Vvが実際
の車両速度Vv*よりも高くなることが防止され、
不必要なときにアンチロツク作動が生じることが
防止される。
第6図は本発明の他の実施例を示すものであ
り、第1演算回路52に対応して2つの入力端子
70,71が設けられるとともに第2演算回路5
2′に対応して2つの入力端子73,74が設け
られる。
り、第1演算回路52に対応して2つの入力端子
70,71が設けられるとともに第2演算回路5
2′に対応して2つの入力端子73,74が設け
られる。
入力端子70には、従動輪の車輪速度Vvrが入
力されれ、入力端子71には駆動輪の車輪速度
Vwfが入力される。両入力端子70,71はロ
ーセレクト回路72に接続されており、低い方の
車輪速度が選択され、第1演算回路52における
比較例回路56の反転入力端子に入力される。す
なわち全ての車輪の車輪速度の最小値を基にして
第1演算回路52で推定車両速度Vv1が演算され
る。
力されれ、入力端子71には駆動輪の車輪速度
Vwfが入力される。両入力端子70,71はロ
ーセレクト回路72に接続されており、低い方の
車輪速度が選択され、第1演算回路52における
比較例回路56の反転入力端子に入力される。す
なわち全ての車輪の車輪速度の最小値を基にして
第1演算回路52で推定車両速度Vv1が演算され
る。
また入力端子73,74には、従動輪の車輪速
度Vwrおよび駆動輪の車輪速度Vwfがそれぞれ
入力され、それらの車輪速度Vwr,Vwfはハイ
セレクト回路75に入力される。このハイセレク
ト回路75で選択された車輪速度、すなわち全車
輪速度の最大値が第2演算52′における比較回
路56′の反転入力端子に入力される。
度Vwrおよび駆動輪の車輪速度Vwfがそれぞれ
入力され、それらの車輪速度Vwr,Vwfはハイ
セレクト回路75に入力される。このハイセレク
ト回路75で選択された車輪速度、すなわち全車
輪速度の最大値が第2演算52′における比較回
路56′の反転入力端子に入力される。
この実施例によれば、第2演算回路52′では
駆動輪を含む各車輪の最大車輪速度に基づいて推
定車両速度Vv2が演算され、最大車輪速度が推定
車両速度Vv2を超える時間が一定時間Tを超えた
ときに駆動輪が空転していると判断され、その際
には推定車両速度Vvとして、最小車輪速度に基
づく推定車両速度Vv1が用いられる。したがつ
て、空転時にも推定車両速度Vvが実際の車両速
度よりも高くなることが防止され、不必要なとき
にアンチロツク制御が行なわれることが防止され
る。
駆動輪を含む各車輪の最大車輪速度に基づいて推
定車両速度Vv2が演算され、最大車輪速度が推定
車両速度Vv2を超える時間が一定時間Tを超えた
ときに駆動輪が空転していると判断され、その際
には推定車両速度Vvとして、最小車輪速度に基
づく推定車両速度Vv1が用いられる。したがつ
て、空転時にも推定車両速度Vvが実際の車両速
度よりも高くなることが防止され、不必要なとき
にアンチロツク制御が行なわれることが防止され
る。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、推定車両速度よ
りも駆動輪の車輪速度が大きいことを示す信号に
基づいて駆動輪の空転を判断し、その空転が判断
された時には、その判断に係る駆動輪とは異なる
車輪の車輪速度に基づいて推定車両速度を演算す
るようにしたので、ブレーキ及びアクセル両ペダ
ルの同時踏込み等の特別な運転モードで駆動輪が
万一空転したとしても、その空転時に演算した推
定車両速度が実際の車両速度よりも高くなること
を回避し、不必要なアンチロツク作動が生じるの
を未然に防止し得る。
りも駆動輪の車輪速度が大きいことを示す信号に
基づいて駆動輪の空転を判断し、その空転が判断
された時には、その判断に係る駆動輪とは異なる
車輪の車輪速度に基づいて推定車両速度を演算す
るようにしたので、ブレーキ及びアクセル両ペダ
ルの同時踏込み等の特別な運転モードで駆動輪が
万一空転したとしても、その空転時に演算した推
定車両速度が実際の車両速度よりも高くなること
を回避し、不必要なアンチロツク作動が生じるの
を未然に防止し得る。
また推定車両速度の演算に当つては、車輪速度
の変化率が所定限界内では該車輪速度に推定車両
速度を追随させ、また同変化率が所定限界を越え
ると前記追随の感度を鈍らせるようにしているの
で、上記特別な運転モードで駆動輪が空転し且つ
他の車輪がロツクしそうになつた場合において、
そのロツクしそうになつた車輪の車輪速度に基づ
いて推定車両速度が演算されても、その演算値が
当該車輪速度の急減に追随して急減する虞れはな
く、従つてこのような場合にそアンチロツク制御
を精度よく行わせることができる。
の変化率が所定限界内では該車輪速度に推定車両
速度を追随させ、また同変化率が所定限界を越え
ると前記追随の感度を鈍らせるようにしているの
で、上記特別な運転モードで駆動輪が空転し且つ
他の車輪がロツクしそうになつた場合において、
そのロツクしそうになつた車輪の車輪速度に基づ
いて推定車両速度が演算されても、その演算値が
当該車輪速度の急減に追随して急減する虞れはな
く、従つてこのような場合にそアンチロツク制御
を精度よく行わせることができる。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示すもの
であり、第1図は油圧制御回路図、第2図は制御
手段の構成を示す簡略化した回路図、第3図は演
算回路および空転検知回路の構成を示す回路図、
第4図はアンチロツク作動状態を示す特性図、第
5図は車輪速度が脈動したときの特性図、第6図
は本発明の他の実施例の第3図に対応した回路図
である。 Blf,Brf,Blr,Brr……車輪ブレーキ、Vv…
…推定車両速度、Vw……車輪速度。
であり、第1図は油圧制御回路図、第2図は制御
手段の構成を示す簡略化した回路図、第3図は演
算回路および空転検知回路の構成を示す回路図、
第4図はアンチロツク作動状態を示す特性図、第
5図は車輪速度が脈動したときの特性図、第6図
は本発明の他の実施例の第3図に対応した回路図
である。 Blf,Brf,Blr,Brr……車輪ブレーキ、Vv…
…推定車両速度、Vw……車輪速度。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車輪速度に基づいて推定車両速度を演算し
て、その推定車両速度に基づき設定される基準値
と車輪速度との比較により車輪ブレーキへの制動
油圧の供給を制御するようにしたアンチロツク制
御方法において、前記推定車両速度の演算に当つ
ては、車輪速度の変化率が所定限界内では該車輪
速度に推定車両速度を追随させ、また同変化率が
所定限界を越えると前記追随の感度を鈍らせるよ
うにし、前記推定車両速度よりも駆動輪の車輪速
度が大きいことを示す信号に基づいて駆動輪の空
転を判断し、その空転が判断された時には、その
判断に係る駆動輪とは異なる車輪の車輪速度に基
づいて前記推定車両速度を演算するようにしたこ
とを特徴とする、アンチロツク制御方法。 2 通常時には駆動輪の車輪速度に基づいて推定
車両速度を演算し、駆動輪の空転時には従動輪の
車輪速度に基づいて推定車両速度を演算するよう
にした、特許請求の範囲第1項記載のアンチロツ
ク制御方法。 3 通常時には駆動輪を含む複数の車輪速度の最
大値に基づいて推定車両速度を演算するようにし
た、特許請求の範囲第1項記載のアンチロツク制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7155386A JPS62227843A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | アンチロツク制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7155386A JPS62227843A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | アンチロツク制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62227843A JPS62227843A (ja) | 1987-10-06 |
| JPH0425909B2 true JPH0425909B2 (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=13464037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7155386A Granted JPS62227843A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | アンチロツク制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62227843A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5647010A (en) * | 1979-09-27 | 1981-04-28 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | Arraying method of circular cylindrical lens in focusing type optical transmission body |
| JPS6133353A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-17 | Honda Motor Co Ltd | アンチロツク制動装置 |
| JPS6138252A (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-24 | Isuzu Motors Ltd | 車両の自動変速制御装置 |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP7155386A patent/JPS62227843A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62227843A (ja) | 1987-10-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |