JPH04259546A - 積層フィルム - Google Patents

積層フィルム

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Publication number
JPH04259546A
JPH04259546A JP3020132A JP2013291A JPH04259546A JP H04259546 A JPH04259546 A JP H04259546A JP 3020132 A JP3020132 A JP 3020132A JP 2013291 A JP2013291 A JP 2013291A JP H04259546 A JPH04259546 A JP H04259546A
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JP
Japan
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layer
polyamide
film
acid
polyolefin
Prior art date
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Pending
Application number
JP3020132A
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English (en)
Inventor
Toshio Fujii
敏雄 藤井
Keishin Handa
敬信 半田
Tatsuya Hiroi
廣井 達也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp, Mitsubishi Chemical Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層フィルムに関する。 詳しくは、本発明は表面層をポリエチレンテレフタレー
ト(以下「PET」という)層とするラミネート金属板
を製造するのに好適に用いられる熱接着性積層フィルム
に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板やアルミニウム板のような金属板の
表面を合成樹脂で被覆することによって得られた被覆金
属板は産業資材として広範に用いられている。被覆金属
板の主なものとしては、塗装鋼板、塗装アルミニウム板
等の塗装金属板、並びにラミネート鋼板、ラミネートア
ルミニウム板等のラミネート金属板がある。ラミネート
金属板としては、裸の金属板をプラスチックフィルムで
ラミネートしたもの、並びに、塗装金属板を(多くの場
合、透明性の)プラスチックフィルムでラミネートした
もの、がある。
【0003】PETフィルムは、その強度、耐久性、表
面光沢性、表面硬度等の優れた性質によって、ラミネー
ト金属板製造用のプラスチックフィルムとして好適に用
いられる。PETフィルムの選択によって塗装金属板上
に鏡面的な意匠性を有するクリヤー被覆を形成させるこ
ともできるし、裏印刷を予め施したPETフィルムをラ
ミネートすることによって被覆に模様を付与することも
できる。
【0004】PETフィルム等のポリエステルフィルム
を金属板に接着させるためには、通常は特殊な表面処理
や接着剤又はプライマーの塗布、あるいはホットメルト
型の樹脂の配合使用等が行なわれている。しかしながら
、上記の各方法によって得られる積層体のポリエステル
と金属板との接着性(接着力)は十分とは言えず、この
接着性を改良する方法が種々提案されている。例えば、
金属とポリエステル被覆層とを熱接着させるための接着
層として、■  アイオノマー樹脂又はエチレン−メタ
クリル酸共重合体樹脂を用いる方法(特開昭62−22
0527)、■  エチレン−酢酸ビニル共重合体と変
性ポリオレフィン樹脂からなる組成物を用いる方法(特
開昭59−67048)、■  ポリエステルにアイオ
ノマー及び変性ポリオレフィン樹脂を配合した組成物、
等を用いることが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記■
、■の方法では、接着層に使用される樹脂の熱安定性が
低いためフィルム成形などの段階でいわゆるフィッシュ
アイを生起しやすく、著しい場合には茶褐色に変色した
ゲルを生じ外観を著しく低下させ、また、それらの樹脂
は融点が低いため積層体の二次加工などで積層体に熱が
加えられた場合に被覆層と金属基材の接着力が低下する
という問題点があった。また、上記■の方法では、二次
加工の際の接着力低下という問題はないものの、接着層
の組成物をフィルム成形する際にポリエステルの融点に
あわせて通常200℃以上の高温で成形しなければなら
ず、その結果、組成物に含まれるアイオノマーで変性ポ
リオレフィンが熱劣化し、フィッシュアイを生じて外観
を著しく低下させるという問題点があった。
【0006】かかる問題点を解決するものとして、先に
本発明者らは、■  PET層とポリオレフィン層とか
らなり、ポリオレフィン層のPET層とは反対側の表面
が変性ポリオレフィンからなる接着層とされた、特定構
成の積層体(特開平2−36943)、を提案した。該
積層体は接着性に優れ、外観も良好であって、ラミネー
ト鋼板の製造に好適に用いることができるが、特に高い
表面硬度が必要な用途に対しては必ずしも硬度が十分で
ないという難点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記した従
来技術の問題点の解決された高性能の積層体を得るべく
鋭意検討を重ねた結果、表面層のPET層の裏打層とし
て特定のポリアミドをベースとする積層フィルムを用い
ることによって優れた熱接着性積層フィルムが得られる
ことを見出して本発明に到達した。即ち本発明の要旨は
、三層共押出成形によって形成された、(a)変性ポリ
オレフィン層からなる外層、(b)非晶質ポリアミド層
からなる中間層、及び、(c)厚さ0.5〜25μmの
変性ポリオレフィン層からなる内層、からなる三層積層
フィルムの外層側表面にドライラミネーションによって
ポリエチレンテレフタレート層を積層させてなることを
特徴とする積層フィルム、に存する。
【0008】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明の積層フィルムは、PET層からなる表面層とポリア
ミドベース積層フィルム層からなる裏打層とから構成さ
れている。表面層のPET層を構成するポリエチレンテ
レフタレート(PET)とは、テレフタル酸及びエチレ
ングリコールのみからなるホモポリマーおよびテレフタ
ル酸、エチレングリコールにさらに第三成分を共重合さ
せたコポリマーの両者を意味する。このようなコポリマ
ーの第三成分としては通常、イソフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、p−ヒドロキ
シ安息香酸などのオキシカルボン酸、プロピレングリコ
ール、テトラメチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ールなどのアルキレングリコール、ポリエチレングリコ
ールなどのポリアルキレングリコール等が用いられる。 コポリマー中の第三成分の比率は通常、15モル%以下
である。
【0009】PET層の材質は特に限定されないが、用
途に応じて適切なものを選定するのがよい。例えば、塗
装金属板上に、鏡面的な意匠性を有するクリヤー被覆を
形成させるための積層フィルムを製造するためには表面
光沢性の良好なPETフィルムを使用するのが好ましい
。二軸延伸PETフィルムは、表面光沢性、強度等の面
で好ましいものである。
【0010】PET層の厚みも特に限定されず、用途に
応じて適当なものを選択すればよいが、通常10〜20
0μmの範囲が適当である。裏打層のポリアミドベース
三層積層フィルムは、外層及び内層から変性ポリオレフ
ィンを、また中間層から非晶質ポリアミドを、それぞれ
押し出す三層共押出成形によって製造される。
【0011】上記外層及び内層を構成する変性ポリオレ
フィンのベースのポリオレフィンとしては、例えば低密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、エチレン−α−
オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(
メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリプロピレン、
プロピレン−α−オレフィンランダム共重合体などが挙
げられる。
【0012】変性ポリオレフィンは、上記のようなポリ
オレフィンに不飽和カルボン酸又はその無水物をグラフ
ト反応させることにより得ることができる。またこのよ
うにグラフト反応によって得られた変性ポリオレフィン
と未変性ポリオレフィンとの組成物も変性ポリオレフィ
ンとして使用することができる。変性ポリオレフィンの
材質は特に限定されないが、特に鋼板に対する接着性を
良くするには、変性ポリオレフィンとしてエチレン−α
−オレフィン共重合体に0.05〜5重量%の不飽和カ
ルボン酸をグラフトさせて得られた変性ポリオレフィン
5〜95重量%と融点(示差熱分析の吸熱ピークから求
める)が100℃以上の未変性ポリオレフィン95〜5
重量%とを含むポリオレフィン組成物を使用することが
好ましい。
【0013】上記エチレン−α−オレフィン共重合体と
は、エチレンを主体にプロピレン、1−ブテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、4−メチル−1−ペンテンなど
のα−オレフィンが共重合されたものであり、一般的に
はその密度が0.940g/cm3 以下のものである
。特に密度が0.930g/cm3 以下のもの、更に
好ましくは0.925g/cm3以下のものが好適に用
いられる。
【0014】上記不飽和カルボン酸またはその無水物と
しては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸、イタコ
ン酸、無水イタコン酸などが挙げられ、さらに不飽和カ
ルボン酸またはその無水物の誘導体としては、例えばモ
ノエポキシ化合物と上記酸とのエステル化物、分子内に
これら酸と反応し得る基を有する重合体と酸の反応生成
物などが挙げられる。特に無水マレイン酸が好適に用い
られる。
【0015】ポリオレフィンに不飽和カルボン酸又はそ
の無水物をグラフト反応させる方法としては、溶液法ま
たはスラリー法でもよいが、経済的には溶融混練法が好
ましい。溶融混練法による場合には、常法に従い原料ポ
リオレフィンの粉末またはペレットに不飽和カルボン酸
またはその無水物及び有機過酸化物、アゾビス化合物の
ようなラジカル反応開始剤を所定の配合比でヘンシェル
ミキサー等でドライブレンドするか、もしくは有機溶媒
に不飽和カルボン酸またはその無水物および開始剤を溶
解し、ポリオレフィンの粉末またはペレットに噴霧し、
ヘンシェルミキサー等でブレンドする。この配合したポ
リオレフィンの粉末もしくはペレットを系内を窒素ガス
置換された混練機、例えばバンバリーミキサー、ダブル
スクリューミキサー等に投入し、温度120〜300℃
、時間0.1〜30分で溶融混練することにより上記し
た変性ポリオレフィンが得られる。上記変性ポリオレフ
ィンにグラフトされている不飽和カルボン酸またはその
無水物の量はポリオレフィンに対し、通常0.05〜5
重量%、好ましくは0.1〜3重量%の範囲である。
【0016】上記不飽和カルボン酸又はその無水物の変
性量が下限未満では金属基材との接着性が不十分であり
、また上限を越えた場合には接着力を効果的に付与でき
ないばかりかグラフトされない不飽和カルボン酸又はそ
の無水物成分が多くなり、かえって接着力が低下すると
いう問題点がある。また開始剤の量はポリオレフィンに
対し0.1重量%以下、好ましくは0.001〜0.0
5重量%の範囲である。
【0017】上記開始剤として使用される有機過酸化物
としては、ベンゾイルペルオキシド、ジ−t−ブチルペ
ルオキシド、t−ブチルペルオキシラウレート、ジクミ
ルペルオキシド、α,α′−ビス−t−ブチルペルオキ
シ−m−ジイソプロピルベンゼン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ−t−ブチルペルオキシ−3−ヘキシン、t
−ブチルペルオキシベンゾエート、n−ブチル−4,4
−ビス−t−ブチルペルオキシバレレート等をあげるこ
とができ、またアゾビス化合物としては、アゾビスイソ
ブチロニトリルなどがあげられる。
【0018】変性ポリオレフィンはそれだけでも相応の
熱安定性のあるものであるが、抗酸化剤などの添加によ
り安定化されていると更に好ましい。変性ポリオレフィ
ンを安定させるために配合される添加剤は公知のいずれ
のものでもよいが、一般的にはフェノール系のラジカル
捕捉剤とチオエーテル系やホスファイト系などの過酸化
物分解剤を併用するのが効果的である。
【0019】該フェノール系のラジカル捕捉剤としては
、たとえば、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノール、2,4−ジメチル−6−イソボルニルフェノー
ル、n−オクタデシル−β−(4′−ヒドロキシ−3′
,5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート、ス
チレン化フェノール、4,4′−ブチリデンビス(3−
メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2′−メチ
レンビス(6−t−ブチル−4−エチルフェノール)、
アルキル化ビスフェノール、トリス(2−メチル−4−
ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、2,2
′−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール
)、ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフ
ェニル)スルフィド、1,3,5−トリメチル−2,4
,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンジル)ベンゼン、2,4−ビス(4−ヒドロキシ
−3,5−ジ−t−ブチルフェノキシ)−6−(n−オ
クチルチオ)−1,3,5−トリアジン、(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジ−t−ブチルベンジル)−ジオクタデ
シルリン酸エステル、リン−アルキル化フェノール縮合
体等があげられる。
【0020】一方、過酸化物分解剤としてはジラウリル
チオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネ
ート、ジステアリル・エチリデンジチオジグリコレート
、トリフェニルホスファイト、トリス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)ホスファイト、ドデシルメルカプタ
ン、チオビス(β−ナフトール)、チオビス(N−フェ
ニル−β−ナフチルアミン)、トリアクリルホスフィン
等が挙げられる。
【0021】上記添加剤の添加量は上述の要件が満たさ
れる限り制約はないが、添加量があまり多過ぎるとその
分の効果が出ないばかりか添加剤のブリーディングなど
により接着性に対し悪影響を及ぼすことがあるので注意
が必要であり、普通は変性ポリオレフィンに対して10
0〜10,000ppm の間で添加される。次に、前
記裏打層の中間層は非晶質ポリアミドによって構成され
る。
【0022】好適な非晶質ポリアミドは、脂肪族ジアミ
ンとイソフタル酸及び/又はテレフタル酸とからなるポ
リアミド形成単位(a)を含むポリアミド形成単位から
なる非晶質ポリアミド(A)、又は該ポリアミドと脂肪
族ポリアミド(B)との混合物(C)である。上記非晶
質ポリアミド(A)中のポリアミド形成単位(a)の割
合は通常10%以上、好ましくは50%以上、より好ま
しくは80%以上である。より好適な非晶質ポリアミド
は、脂肪酸ジアミンとイソフタル酸及び/又はテレフタ
ル酸とから成る半芳香族ポリアミド形成単位(a)10
〜100重量%とラクタム又は脂肪族ジアミンと脂肪族
ジカルボン酸とから成る脂肪族ポリアミド形成単位(b
)90〜0重量%とから成る半芳香族ポリアミド(A)
、或いは該ポリアミド(A)100〜5重量%と脂肪族
ポリアミド(B)0〜95重量%とからなるポリアミド
組成物(C)である。
【0023】上記ポリアミド(A)の単量体として用い
られる脂肪族ジアミンとしては、例えばエチレンジアミ
ン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン
、オクタメチレンジアミン、デカメチレンジアミンなど
の直鎖脂肪族ジアミン及びそのメチル化物、エチル化物
、ハロゲン化物などが挙げられる。また、ラクタムとし
ては、例えばカプロラクタム、ラウリルラクタムなどが
挙げられる。また、脂肪族ジカルボン酸としては、例え
ばコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、ス
ベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸など及びこれらの
メチル化物、エチル化物、ハロゲン化物などの誘導体が
挙げられる。
【0024】上記ポリアミド(A)の製造方法について
は特に制限はなく、従来、ポリアミド樹脂の製造におい
て慣用されている方法、例えば、通常ジアミンとジカル
ボン酸とから成るナイロン塩又はその水溶液に必要に応
じてラクタムを加え、いわゆる溶融重合法によって製造
されるが、イソフタル酸とテレフタル酸との組成によっ
ては溶液重合法又は界面重合法によっても製造すること
ができる。
【0025】このイソフタル酸とテレフタル酸との組成
については特に制限はなく、任意の割合がとられるが、
特にポリアミド(A)に占める脂肪族ポリアミド形成単
位(b)の割合が小さい場合、テレフタル酸の割合が大
きいと、得られるポリアミド樹脂の融点が300℃以上
となり、変性ポリオレフィンとの共押出成形が困難とな
るので、テレフタル酸の割合を50重量%以下とするの
が望ましい。通常、イソフタル酸とテレフタル酸とは、
重量比20:80ないし80:20の割合で用いられる
。このポリアミド(A)は1種用いてもよいし、2種以
上を組み合わせて用いてもよい。
【0026】上記脂肪族ポリアミド(B)としては、ε
−カプロラクタム単位を含むポリアミド、例えばナイロ
ン−6、ナイロン−6/6,6共重合体、ナイロン−6
/6,10共重合体など、又は脂肪族ジアミンと脂肪族
ジカルボン酸とから成るポリアミド、例えばナイロン−
6,6、ナイロン−6,10などを挙げることができる
【0027】上記ポリアミド(A)又はポリアミド組成
物(C)には、必要に応じて顔料等の添加物を含有させ
ることもできる。裏打層の三層積層フィルムを製造する
ための三層共押出成形は、通常、空冷インフレーション
法によって行われるが、Tダイ法によることもできる。 例えば空冷インフレーション法の場合は、円筒状の丸型
ダイを用い、溶融したポリマーを2種3層の共押出法に
より、チューブ状にすると同時に、内部に空気を送り込
んで、徐々に所定の幅まで膨張させたのち、自然冷却又
は空気を吹きつけて冷却し、引取機のニップロールには
さんで引取ることにより、三層積層フィルムを製造する
ことができる。
【0028】上記三層積層フィルムの厚みは特に限定さ
れないが、通常10〜90μm、好ましくは15〜50
μmの範囲である。外層及び中間層の厚みは特に限定さ
れないが、外層の厚みは通常2〜25μm、好ましくは
3〜15μmの範囲、中間層の厚みは通常2〜50μm
、好ましくは3〜25μmの範囲とする。これに対し、
最終的に金属板との接着層の役割をする内層の厚みは0
.5〜25μmとする必要がある。内層の厚みが小さ過
ぎると実質的に厚みの制御が困難で実用的ではなく、ま
た大き過ぎると金属板に対する接着力はかえって低下す
る。内層の厚みは好ましくは2〜10μmである。さら
に外層の厚みと内層の厚みとの合計は30μm以下であ
るのが好ましく、かつ外層の厚みと内層の厚みとの合計
は中間層の厚みの2倍を越えないことが好ましい。
【0029】本発明の積層フィルムは、上記のようにし
て得られた三層積層フィルムの外層側表面に、前記のよ
うなPET層をドライラミネーションによって積層させ
ることによって製造される。ドライラミネーションの方
法としては通常の方法を採用することができるが、一般
的な方法としては、上記三層積層フィルムの外層の変性
ポリオレフィン層の表面にコロナ処理を施したのちドラ
イラミネーションによりPETフィルムと積層させる方
法が採用される。上記コロナ処理量としては変性ポリオ
レフィン層の表面の濡れ張力が40〜54dyn /c
mの範囲となるようにするのが良い。
【0030】また、ドライラミネーションの際にアンカ
コート剤として、用いる接着剤としては、例えばポリウ
レタン系、アルキルチタネート系、ポリエチレンイミン
系、イソシアネート系等の公知の接着剤を用いることが
できる。また積層フィルムに意匠性を付与すべく例えば
PETフィルムに所望の模様の裏印刷を予め施しておく
ことも可能である。
【0031】上記のようにして得られた本発明の積層フ
ィルムを、鋼板やアルミニウム板のような金属板、塗装
鋼板や塗装アルミニウム板のような塗装金属板の表面に
、上記内層の変性ポリオレフィン層を介して熱ラミネー
ションすることによって、ラミネート金属板を製造する
ことができる。塗装金属板の場合、その塗面の種類につ
いては上記の内層に対して接着性がある限りとくに限定
はないが、一般的にはポリエステル系、エポキシ系、ア
クリル系、ポリウレタン系などの塗面が好適である。
【0032】熱ラミネーションの方法は公知のいずれの
ものでも良く、例えば熱プレスによる方法、予熱された
金属基材にロールで圧着させる方法などが挙げられるが
、特に強固な接着を得るには例えば特開昭61−291
130号に開示された方法、即ちラミネーションされる
べきフィルムと金属基材とを積層させたのち接着層の融
点以上に加熱し、直後に急冷する方法が採用できる。
【0033】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。 実施例1〜2及び比較例1〜4 (1)変性ポリオレフィンの調製 ・変性ポリオレフィンA 密度(ρ)=0.88g/cm3  メルトインデックス(MI)=4g/10min のエ
チレン−ブテン共重合体に対し5000ppm の無水
マレイン酸を混合し単軸型スクリュー押出機内で有機過
酸化物を開始剤としてグラフト反応させて調製した。
【0034】(2)接着層に供する変性ポリオレフィン
組成物の調製 ・次に示す配合の組成物をバンバリーミキサーを用いて
170℃で混練して調製した。
【0035】   LDPE  ρ=0.922g/cm3     
      MI=3.5g/10min      
     m.p.=110℃           
             70重量部  変性ポリオ
レフィンA                    
      30重量部  熱安定剤  Irgano
x 1010                   
     0.1重量部    (チバガイギー社製;
テトラキス〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t− 
     ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピ
オナート〕メタン)(3)多層フィルムの成形 外層;接着層組成物 中間層;非晶質ポリアミド ρ=1.05g/cm3  Tg=125℃ (ノバミッドレジストX−21  S04;三菱化成(
株)製) 内層;接着層組成物 以上の層構成で、表1に記載の厚さに共押出空冷インフ
レーション法により、ダイス温度240℃で成膜した。
【0036】この三層フィルムの片側の面に表面エネル
ギーが50dyn/cmとなるようにコロナ処理を施し
たのち、その面にポリウレタン系の接着剤を用いて表面
光沢のグロス値が140%、厚さ25μmの二軸延伸P
ETフィルム(ダイアホイル(株)製)とドライラミネ
ートした。 (4)金属基材とのラミネート 厚さ0.4mmの亜鉛メッキ鋼板を接着時板温が200
℃になるように加熱し、その金属板の上に上述のように
して作成された多層フィルムを接着層(内層)が金属板
側になるようにロール圧着した。
【0037】(5)積層体の評価 ■  鉛筆硬度 JIS  K  5401に規定する塗膜用鉛筆引かき
試験機に依った。評価方法は目視で鉛筆による傷が判定
できるか否かに依り、傷のつかない最も大きな鉛筆の硬
さをその鉛筆硬度とした。実用上は爪程度で傷が入るか
否かが問題となるので爪と同じ硬さと言われるH以上か
否かが基準となる。
【0038】■  接着性 JIS  K  6744に準じてエリクセン試験を行
ない#型ノッチでの浮き上りについて以下のランクで評
価した。 ランクA:異常ナシ B:少々浮上る C:明らかに浮上る D:完全剥離 なお本評価では層間で明らかに剥離しており、接着面が
金属面に接着していた場合、剥離した面の浮上る度合で
、A〜Dを評価した。
【0039】■  爪による硬度評価 手の親指の爪で目視でわかる傷が入ると×、入らなけれ
ば○とした。以上の結果を表1に示した。
【0040】
【表1】
【0041】比較例5. この比較例については外層に次の原料を使用した。他は
実施例1に同じである。
【0042】     LDPE  ρ=0.922g/cm3   
          MI=3.5g/10min  
           m.p.=110℃     
                 100重量部  
  熱安定剤  Irganox 1010     
                   0.05重量
部比較例6. この比較例についは、中間層に次の原料を使用した。
【0043】ナイロン−6(三菱化成社;ノバミッド 
 1013C) 比重  1.13 他は実施例2に同じである。以上の結果を表2に示した
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明の積層フィルムは金属板や塗装金
属板等に熱ラミネーションして用いれば、接着性に優れ
るので極めて作業性に優れ、かつ表面硬度に優れるので
硬質のラミネート金属板を製造することができ、実用上
大変効果的である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  三層共押出成形によって形成された、
    (a)変性ポリオレフィン層からなる外層、(b)非晶
    質ポリアミド層からなる中間層、及び、(c)厚さ0.
    5〜25μmの変性ポリオレフィン層からなる内層、か
    らなる三層積層フィルムの外層側表面にドライラミネー
    ションによってポリエチレンテレフタレート層を積層さ
    せてなることを特徴とする積層フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20130168011A1 (en) * 2010-09-15 2013-07-04 Toray Industries, Inc. Laminate film for decorative molding
CN103358634A (zh) * 2013-06-26 2013-10-23 山东圣和塑胶发展有限公司 一种抗穿刺五层共挤聚酯薄膜及其制备方法

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