JPH04260312A - 小形トランスの巻線方法 - Google Patents

小形トランスの巻線方法

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JPH04260312A
JPH04260312A JP3040816A JP4081691A JPH04260312A JP H04260312 A JPH04260312 A JP H04260312A JP 3040816 A JP3040816 A JP 3040816A JP 4081691 A JP4081691 A JP 4081691A JP H04260312 A JPH04260312 A JP H04260312A
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Seiichi Kijima
木嶋 精一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のコイルを備え
た小形トランスを量産するための巻線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小形トランスの多くは、両端に鍔
を有する筒状のボビンと、このボビンに巻装されたコイ
ルと、上記ボビンに内装させるように組付けたコアと、
上記ボビンの鍔に植設しコイル端部を止着した端子ピン
とより構成されている。そして、写真撮影用照明器とし
て使用される閃光放電発光器のトリガ−トランスは、極
細線の巻線線材によって多数回巻線された二次コイルと
、この二次コイルに比べ線径の太い巻線線材で数十回巻
線された一次コイルとを備えている。上記したボビンに
は、フエライト材で形成されたI形コアなどを組付けト
リガ−トランスを構成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したトリガ−トラ
ンスのように、一次コイルと二次コイルとが線径の異な
る線材で巻線された小形トランスは、線径の細い二次コ
イルを一方の自動巻線機によって巻線した後、線径の太
い一次コイルを他の自動巻線機により巻線したり、この
逆に、一次コイルを先に巻線した後に二次コイルを巻線
する。このように、巻線するコイルの線径が異なる毎に
小形トランスの半製品である巻線部品を他の自動巻線機
に移して巻線するため、自動巻線機間の巻線部品の移送
工程や移送された巻線部品を自動巻線機に新たにセット
する工程が加わり、このため、巻線能率を向上させる上
に重要な問題となっている。また、線径の異なるコイル
を巻線する毎に自動巻線機を設備することは、巻線機設
備のスペ−スや費用が多大となるという問題がある。な
お、線径の異なる複数のコイルを一台で巻線することが
できる自動巻線機が開発されているが、構造が複雑化し
高価なものとなることから、現在は余り使用されていな
い。
【0004】本発明は、上記した実情にかんがみ、線径
の異なる複数のコイルを能率よく巻線することができる
小形トランスの巻線方法を開発することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、多数の小形トランスを順次巻線する
方法において、先行して巻線される小形トランスの少な
くとも2つのコイルのうち、第1の端子ピンに止着した
後単線巻きした一方のコイルが巻線終りに近づいたとき
、この巻線々材を続けて巻線する他方のコイルの巻線長
に比べて充分長くなる長さで折り返してより線を形成し
、このより線の一部分を巻線した後一方のコイルの巻線
終りとして第2の端子ピンに止着し、引き続いてこのよ
り線を第3の端子ピンに引き渡して止着した後より線を
もって他方のコイルを巻線して巻線終りを第2の端子ピ
ンに止着し、続いて、このより線を次に巻線する小形ト
ランスの第1の端子ピンに止着し一方のコイルの巻始め
を形成するように引き出した後、第2、第1の端子ピン
間に引き渡したより線と小形トランス間に引き出したよ
り線を切除し、以下同様に順次巻線することを特徴とす
る小形トランスの巻線方法を提案する。
【0006】
【作用】この巻線方法では、一方のコイルが単線の巻線
線材で巻線され、他方のコイルが上記した巻線線材を折
り返し形成したより線で巻線される。単線の巻線線材で
巻線された一方のコイルが巻線の終わりに近づくと、単
線は一定の長さのより線に形成される。一方のコイルの
巻線端部はより線として第2の端子ピンにからげられ、
その後、このより線は切断することなく第3の端子ピン
に引渡してからげられる。第3の端子ピンにからげられ
たより線は引き続き他方のコイルとして巻線され、巻終
端部は一方のコイルの巻終端部をからげた第2の端子ピ
ンにからげられる。第2の端子ピンにからげたより線は
、新たに巻線する小形トランスの第1の端子ピンにから
げて一方の巻始め部を形成する。このように巻線した小
形トランスは、第2、第1間に引き渡したより線と小形
トランス間に引き渡したより線を切断する。
【0007】上記の如く巻線することにより、一方のコ
イルが巻始め部分と巻終り部分がより線の単線となり、
また、他方のコイルが一方のコイルと同一線材のより線
で巻線される。
【0008】上記の如く巻線した小形トランスは、線径
の異なる複数のコイルを備える種々の小形トランスに対
し、同一線径のコイルを使用して巻線することができ、
また、各々のコイルを連続して巻線することができるの
で、一台の自動巻線機による巻線が可能となる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面に沿って
説明する。図1は写真撮影用照明器としての閃光放電発
光器に備えるトリガ−トランスの斜視図、図2は同トリ
ガ−トランスの縦断面図、図3は同トリガ−トランスの
簡略的な回路図である。
【0010】これらの図面において、ボビン50は角筒
状の巻線部50aの両端に鍔50b、50cを有し、一
方の鍔50bの肉厚部には4本の端子ピン51〜54が
植設され、うち2本の端子ピン51、52は共通端子ピ
ンと低圧側端子ピンで、その他の端子ピン53、54は
遊び端子となっている。他方の鍔50cには凸部50d
が一体形成され、この凸部50dに高圧側端子ピン55
が図示する如く横向きとなるように植設固定されている
。上記したボビン50の巻線部50aには二次コイル5
6を巻線した後、一次コイル57が上記した二次コイル
56と同じ巻線線材で巻線してある。二次コイル56に
は極細線を使用し、例えば、0.04mm(直径)程度
の単線で巻線し、また、一次コイル57は二次コイル5
6と同じ線材を複数本(例えば、3本)として巻線して
ある。二次コイル56の一端部分は案内溝50eより引
出して高圧側端子ピン55に固着し、その他端部分は案
内溝50fより引出して共通端子ピン51に固着されて
いる。一方、一次コイル57の一端部分は、案内溝50
gより引出して低圧側端子ピン52に固着し、その他端
部分は二次コイル56の他端部分と共通にして上記した
共通端子ピン51に固着されている。このようにコイル
56、57を装備したボビン50にはその巻線部50a
内に柱状のフエライトコア58を内装してトリガ−トラ
ンスが構成される。なお、コイル外周囲には絶縁テ−プ
59が巻付けてある。
【0011】上記したトリガ−トランスは図4に一例を
もって示した自動巻線機によって巻線される。この自動
巻線機は、放射状に巻線治具60を有する回転テ−ブル
61と、巻線治具60に対向させるように設けたフライ
ヤ−62とを備えている。そして、フライヤ−62には
テンション装置63とツイスト機64を介して線材リ−
ル65より巻線線材66が送られるようになっている。 上記自動巻線機は巻線治具60にボビン50を装着し、
回転テ−ブル61を1/4回転づつ間欠的に回転させな
がら巻線する。
【0012】図5は上記した回転テ−ブル61の平面図
を示すが、この図において、下側に位置した巻線治具6
0にボビン50を装着する。このようにセットしたボビ
ン50は回転テ−ブル61が1/4回転することにより
、フライヤ−62に対向した右横位置に移る。この回転
位置において、ボビン50の巻線部50aに二次コイル
56と一次コイル57とがフライヤ−62の旋回によっ
て巻線される。この巻線過程では、巻線線材66を単線
で所定回数巻線して二次コイル56を形成するが、この
二次コイル56が巻線終わりに近づいたとき、一旦巻線
を中止し、ツイスト機64によってより線を形成する。
【0013】ここでツイスト機64は、図6及び図7に
原理的に示す方法によってより線を形成する。すなわち
、所定の間隔に配置された一対の掛ピン67、68を利
用して巻線線材66を折り返す。つまり、ボビン50よ
り引出した巻線線材66を一方の掛ピン67の外側に掛
けた後に他方の掛ピン68の外側に掛けてテンション装
置63側の巻線線材66とする。この動作によって巻線
線材66が掛ピン67、68間で3本の複線となる。 その後、掛ピン67、68を巻線線材66と直交する方
向(ピン軸方向)に旋回させて3本の複線をより、より
終ったとき掛ピン67、68を巻線線材66より引き抜
く。この動作によって図8に示すところの所定の長さの
より線69が形成される。
【0014】上記のようにより線69を形成してから自
動巻線機を再始動させると、二次コイル56が引き続き
巻線され、より線69が二次コイル56として2〜3タ
−ン巻線された後、このより線69が案内溝50fから
引出されて共通端子ピン51にからげられる。共通端子
ピン51にからげられたより線69は切断することなく
低圧側端子ピン52に引渡されてからげられる。低圧側
端子ピン52にからげられたより線69は案内溝50g
から引入れられ、一次コイル57の巻線に移る。一次コ
イル57はより線69をもって二次コイル56の周囲に
巻線され、案内溝50fから引出されて共通端子ピン5
1にからげられる。二次コイル56と一次コイル57と
が上記の如く巻線された後、回転テ−ブル61が1/4
回転し、フライヤ−位置に新たに送られたボビン50の
巻線に移る。なお、低圧側端子ピン52にからげたより
線69は切断することなく回転テ−ブル61を1/4回
転し、フライヤ−62が新たに送られたボビン50の高
圧側端子ピン55により線69をからげた後、このより
線69を案内溝50eよりボビン50内に引入れる。こ
の動作段階で、既に巻線されたボビンとこれから巻線さ
れるボビンとの間に引き渡された渡り線部分を切除する
。続いて、新たに巻線するボビン50の二次コイル56
を巻線するが、巻始めの2〜3タ−ンがより線69によ
って巻線された後、単線の巻線線材66をもって巻線さ
れる。つまり、この二次コイル56が2〜3タ−ン巻か
れたとき、より線69が終わり単線となる。二次コイル
56の巻線が終わりに近づくと、自動巻線機が一旦停止
し、ツイスト機64によって図8に示すところのより線
69の複線が形成され、上記同様にして巻線が行なわれ
る。一次コイル56と二次コイル57の巻線が終わった
ボビン50は、最後に、共通端子ピン51と低圧側端子
ピン52との間に引渡した渡り線を切除する。
【0015】図9は上記した巻線過程を示す二次コイル
56と一次コイル57の簡略的な回路図で、Mの部分が
既に巻線されたボビンとこれから巻線するボビンとの間
に引き渡された渡り線で、Nの部分が端子ピン51、5
2間に引き渡した渡り線である。そして、上記した如く
M、Nの両部分は切除される。このようにして巻線され
たボビン50が順次送り出され、図5において、回転テ
−ブル61の左横位置に送られたボビン50が巻線治具
60より取外される。端子ピンにからげられたコイル端
部分はその後半田付けする。なお、ボビン50が回転テ
−ブル61の上側位置または左横位置に送られたときコ
イル周囲に絶縁テ−プ59を巻付ける。
【0016】上記の説明より分かるように、ツイスト機
64で形成されるより線69は、図8に示す如く、先に
巻線されるボビン50の二次コイル56の巻終わり部分
70と共通端子ピン51のからげ部分71、端子ピン間
の渡り線部分N、低圧側端子ピン52のからげ部分72
、一次コイル57としての巻線部分73、共通端子ピン
51のからげ部分74、既に巻線されたボビンとこれか
ら巻線するボビンとの間の渡り線M、次に巻線するボビ
ン50の高圧側端子ピン55へのからげ部分75、そし
て、二次コイル56の巻始め部分76を含む長さに形成
される。上記の方法で巻線された小形トランスは、図3
に示した如く、高圧側端子ピン55に止着され黒点側か
ら巻線された二次コイル56が単線の巻線線材66で巻
線され、この二次コイル56の両コイル端部分がより線
となる。また、低圧側端子ピン52に止着し黒点側から
巻線した一次コイル57が全体的により線となる。
【0017】上記した巻線方法で巻線する場合、二次コ
イル56と一次コイル57との間に絶縁テ−プなどを設
けると、自動巻線機にテ−プ巻き機構を備えなければな
らず、巻線機が複雑化し高価となる。したがって、二次
コイル56については鍔50c側から順次斜向重ね巻き
をして鍔50bまで巻線する。斜向重ね巻きは巻線部5
0aの筒軸に対して斜め方向に巻線ピッチを繰返しなが
ら巻線する方法で、この巻線方法は特開平2−1510
08号公報などによって開示されている。斜向重ね巻き
した二次コイル56は鍔50bに近づくほど低電圧とな
るから、図10に示す如く、二次コイル56の高電圧部
分を除く二次コイル周囲に一次コイル57を巻線する。
【0018】
【発明の効果】上記した通り、本発明の巻線方法によれ
ば、線径の異なる複数のコイルを備える種々の小形トラ
ンスについても同一線径の巻線線材を使用して巻線する
ことができ、また、各々のコイルを連続して巻線するこ
とができるので、一台の自動巻線機による巻線が可能に
なる等、巻線作業能率が極めて向上する。さらに、トラ
ンスの設計上定められた巻始側から確実に巻線すること
ができ、その上、端子ピンに止着する各々のコイル端部
分がより線となるために端子ピンへの止着強度が高くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻線方法を実施した閃光放電発光器の
トリガ−トランスを示す一部切欠斜視図である。
【図2】同トリガ−トランスの縦断面図である。
【図3】同トリガ−トランスの簡略的な回路図である。
【図4】自動巻線機の一例を示す簡略図である。
【図5】同自動巻線機の回転テ−ブルを示す平面図であ
る。
【図6】ツイスト機のより線形成を説明する説明図であ
る。
【図7】図6同様ツイスト機のより線形成を説明するた
めの説明図である。
【図8】ツイスト機によって形成されたより線を示す簡
略図である。
【図9】上記トリガ−トランスの巻線過程を示した説明
図である。
【図10】斜向重ね巻きを施した図2同様のトリガ−ト
ランスの縦断面図である。
【符号の説明】
50  ボビン 50a  巻線部 51、52、55  端子ピン 56  二次コイル 57  一次コイル 66  巻線線材 69  より線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多数の小形トランスを順次巻線する方
    法において、先行して巻線される小形トランスの少なく
    とも2つのコイルのうち、第1の端子ピンに止着した後
    単線巻きした一方のコイルが巻線終りに近づいたとき、
    この巻線々材を続けて巻線する他方のコイルの巻線長に
    比べて充分長くなる長さで折り返してより線を形成し、
    このより線の一部分を巻線した後一方のコイルの巻線終
    りとして第2の端子ピンに止着し、引き続いてこのより
    線を第3の端子ピンに引き渡して止着した後より線をも
    って他方のコイルを巻線して巻線終りを第2の端子ピン
    に止着し、続いて、このより線を次に巻線する小形トラ
    ンスの第1の端子ピンに止着し一方のコイルの巻始めを
    形成するように引き出した後、第2、第1の端子ピン間
    に引き渡したより線と小形トランス間に引き出したより
    線を切除し、以下同様に順次巻線することを特徴とする
    小形トランスの巻線方法。
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