JPH04260805A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/0009—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap features of the carcass terminal portion
- B60C15/0027—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap features of the carcass terminal portion with low ply turn-up, i.e. folded around the bead core and terminating at the bead core
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
カーカス層を有する空気入りラジアルタイヤに関する。
ム径ラインからカーカス層の折り返し部の半径方向外端
までの距離がカーカス高さの0.33倍以下である空気
入りラジアルタイヤは、ビード部の剛性が低いため、荷
重転動によってビード部が軸方向外側に大きく倒れ込み
、この結果、折り返し部の半径方向外端部に繰り返し応
力が集中してセパレーションが発生するおそれがある。
52ー131305号公報に記載されているような、折
り返し部をカーカス層の本体部(ビードより軸方向内側
に位置するカーカス層)に密着させ、特に前記倒れ込み
時の影響の大きなリムフランジに対応する位置において
密着させ、これにより折り返しの係止効果を高めて前記
折り返し部の半径方向外端での応力集中を抑制するよう
にしたものが提案されている。
うな従来の空気入りラジアルタイヤにあっては、カーカ
ス層の折り返し部と本体部との間のゴムゲージが極めて
薄いため、負荷転動時における折り返し部と本体部との
間の剪断歪が著しく大きくなり、この結果、長期間走行
すると、折り返し部と本体部との間にセパレーションが
発生するおそれがあるという問題点がある。
よび折り返し部と本体部との間の両セパレーションを効
果的に抑制してビード部耐久性を向上させることができ
る空気入りラジアルタイヤを提供することを目的とする
。
したビード部の剛性の低い原因を探求するため、鋭意研
究を重ねた結果、前記ビード部の剛性が低いのは、ビー
ド部の倒れ込み時におけるカーカス層の延在方向の内部
応力が折り返し部の位置では圧縮側となり、しかも、こ
の折り返し部内のコードは圧縮応力を受けたときの剛性
が極めて低い有機繊維であるためであることが判明した
。このことから内部応力が引張側である領域に折り返し
部の少なくとも一部を配置すれば、ビード部の剛性を高
めることができることがわかった。このため、有限要素
法を用いてビード部における応力分布を解析し、図3に
示すように、タイヤ外表面から本体部までの距離の 0
.6倍だけタイヤ外表面から離れた位置と本体部との間
において、内部応力が引張側であることを見いだした。 このことから、タイヤ外表面から折り返し部(少なくと
も折り返し部の半径方向外端)までの距離を、タイヤ外
表面から本体部までの距離の 0.6倍以上としたので
ある。ここで、内部応力の境界、即ち引張側から圧縮側
に変化する位置がタイヤ外表面から本体部までの距離の
0.5倍ではなく 0.6倍であるのは、本体部は内
部に有機繊維が埋設されているため剛性が高いが、本体
部とタイヤ外表面との間はゴムだけで剛性が低く、この
結果、前記境界は本体部寄りとなるからである。なお、
図3においては、タイヤ外表面を0、本体部の厚さ方向
中央を1としている。次に、折り返し部と本体部との間
の距離が変化したときの、これら折り返し部と本体部と
の間の剪断歪を、有限要素法を用いて解析した。その結
果を図4に示すが、図4から明らかなように、タイヤ外
表面から折り返し部までの距離が、タイヤ外表面から本
体部までの距離の 0.9倍を超えると、剪断歪が急激
に増加するのである。このことから折り返し部は前記
0.9倍の位置よりタイヤ外表面側に配置しなければな
らない。なお、図4においてはタイヤ外表面を0、本体
部の厚さ方向中央を1とし、また、タイヤ外表面から本
体部までの距離の0.99倍の位置に折り返し部を配置
したときの剪断歪を1としている。ここで、折り返し部
を本体部とほぼ平行に延在させるようにする(この場合
には折り返し部と本体部との間の距離はいずれの位置で
もほぼ一定となる)と、前述のようにタイヤ外表面から
折り返し部までの距離を、タイヤ外表面から本体部まで
の距離の 0.6倍付近としたとき、ビード部の厚さが
非常に厚くなってしまうのである。このような事態を防
止するため、折り返し部を途中において本体部に向かっ
て急激に折り曲げることも考えられるが、このようにす
ると、該折り曲げ部に大きな応力が集中してしまうので
ある。このため、この発明では、折り返し部を、本体部
との間の距離が半径方向外側に向かうに従い漸減するよ
うに配置している。
ビードの回りに軸方向内側から軸方向外側に向かって折
り返され、内部にラジアル方向に延びる有機繊維コード
が埋設されたトロイダル状のカーカス層と、カーカス層
の半径方向外側に配置されたベルト層と、ベルト層の半
径方向外側に配置されたトレッドと、を備え、リム径ラ
インからカーカス層の折り返し部の半径方向外端までの
距離がカーカス高さの0.33倍以下である空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、ビードより軸方向内側に位置す
るカーカス層の本体部と前記カーカス層の折り返し部と
の間の距離を半径方向外側に向かうに従い漸減させると
ともに、前記折り返し部の半径方向外端を通る本体部に
対する法線上における、タイヤ外表面から折り返し部の
半径方向外端までの距離を、前記法線上におけるタイヤ
外表面から本体部までの距離の 0.6倍から 0.9
倍の範囲内とした空気入りラジアルタイヤである。
しているとする。このとき、接地側のビード部は前記負
荷によって軸方向外側に倒れ込み、ビード部に引張側お
よび圧縮側の内部応力が発生する。ここで、前述のよう
にタイヤ外表面から折り返し部の半径方向外端までの距
離を、タイヤ外表面から本体部までの距離の 0.6倍
以上としたので、少なくとも折り返し部の半径方向外端
部が引張側内部応力の領域に位置することになり、ビー
ド部の剛性が高くなる。この結果、荷重転動時における
ビード部の軸方向外側への倒れ込み量が小さくなり、折
り返し部の半径方向外端における応力集中が緩和されて
セパレーションが抑制されるのである。また、タイヤ外
表面から折り返し部の半径方向外端までの距離を、前述
のようにタイヤ外表面から本体部までの距離の 0.9
倍以下としたので、負荷転動時に折り返し部と本体部と
の間に発生する剪断歪を小さな値に抑えることができ、
これらの間のセパレーションを抑制することができる。 さらに、本体部と折り返し部との間の距離を半径方向外
側に向かうに従い漸減させるようにしているので、ビー
ド部が異常に厚くなったり、折り返し部の一部に応力集
中が生じるようなことはない。
説明する。図1、2において、11は乗用車に装着され
る空気入りラジアルタイヤであり、このタイヤ11はリ
ング状のビード12がそれぞれ埋設された一対のビード
部13と、これらビード部13から略半径方向外側に向
かって延びる一対のサイドウォール部14と、これらサ
イドウォール部14の半径方向外端同士を連ねる略円筒
状のトレッド部15と、を有する。そして、前記タイヤ
11は一方のビード部13から他方のビード部13まで
延びるトロイダル状をしたカーカス層17によって補強
され、このカーカス層17は内部にラジアル方向(子午
線方向)に延びる多数本の有機繊維コードが埋設された
少なくとも1枚、この実施例では1枚のカーカスプライ
18から構成されている。そして、このカーカス層17
の幅方向両端部は前記ビード12の回りにそれぞれ軸方
向内側から軸方向外側に向かって折り返され、これによ
り、カーカス層17はビード12より軸方向内側の本体
部21と軸方向外側の折り返し部22とから構成される
ことになる。そして、これら本体部21と折り返し部2
2との間には、半径方向内端がビード12に圧着された
断面三角形状のフィラー23の半径方向内端部が介装さ
れ、これらのフィラー23は硬質ゴムから構成されてい
る。前記カーカス層17の半径方向外側にはベルト層2
5が配置され、このベルト層25は少なくとも1枚、こ
こでは2枚のベルトプライ26から構成されている。こ
れらベルトプライ26内にはタイヤ赤道面27に対して
傾斜した多数本の補強コードが埋設され、これらの補強
コードは少なくとも2枚のベルトプライ26において交
差している。 前記ベルト層25の半径方向外側にはトレッドとしての
トップトレッド30が配置され、このトップトレッド3
0の外周面には幅広の溝31、例えば主溝、横溝が形成
されている。また、カーカス層17の軸方向外側にはサ
イドトレッド33が配置され、折り返し部22の軸方向
外側および半径方向内側には硬質ゴムからなるチェーフ
ァー34が配置されている。
イヤ11のビード部13が着座される一対のビードシー
ト部41と、ビードシート部41の軸方向外端から略半
径方向外側に向かって延びるリムフランジ部42とを有
する。
り返し部22の折り返し高さL、即ちリム径ライン45
から折り返し部22の半径方向外端46までの半径方向
距離Lは、カーカス高さH(リム径ライン45から、タ
イヤ赤道面27とカーカス層17との交点までの半径方
向距離)の0.33倍以下と低い。なお、このL/Hの
値は折り返し高さLの低いタイヤ11においては、通常
0.16から0.31の範囲である。そして、このよう
なタイヤ11を走行させると、接地側のビード部13が
荷重を受けて軸方向外側に倒れ込むが、前述のようにL
/Hの値が0.33以下というように折り返し高さLが
低いと、ビード部13に対する補強効果が小さいため、
前記倒れ込み量が大きくなり、しかも、前記倒れ込みに
よりビード部13内に生じる圧縮応力の領域に前記折り
返し部22が配置されていると、該折り返し部22に埋
設されている有機繊維コードの剛性が著しく小さくなる
ため、ビード部13の倒れ込み量がさらに大きくなるの
である。
2の半径方向外端46を通り、かつ本体部21に対して
直交する法線をSとしたとき、該法線S上におけるタイ
ヤ外表面Fから折り返し部22の半径方向外端46まで
の距離Mを、前記法線S上におけるタイヤ外表面Fから
本体部21までの距離Nの 0.6倍以上としている。 このように距離Mを距離Nの 0.6倍以上とすると、
少なくとも折り返し部22の半径方向外端部が引張側内
部応力の領域に配置されることになり、これにより、折
り返し部22、ひいてはビード部13の剛性が高くなっ
てビード部13の倒れ込み量が小さくなり、この結果、
折り返し部22の半径方向外端46での応力集中が緩和
されてセパレーションが効果的に抑制されるのである。 そして、前記M/Nの値が1に近くなるほど、引張側内
部応力の領域に位置する折り返し部22の長さが長くな
ってビード部13の剛性が向上するのである。但し、M
/Nの値が 0.9を超えると、タイヤ11の負荷転動
時における折り返し部22と本体部21との間の剪断歪
が著しく大きくなり、この結果、長期間走行すると、折
り返し部22と本体部21との間にセパレーションが発
生するおそれがある。このため、前記M/Nの値は 0
.9以下でなければならない。なお、前記M/Nの値は
0.6から 0.8の範囲であることが、前記セパレ
ーションを確実に防止するために好ましい。また、この
実施例では、本体部21と折り返し部22との間の距離
Pを半径方向外側に向かうに従い漸減させるようにして
いる。このように距離Pを漸減させる際、折り返し部2
2は直線状に延在していても、また、軸方向外側に凸状
に屈曲していても、軸方向内側に凹状に屈曲していても
よい。そして、前述のように距離Pを半径方向外側に向
かうに従い漸減させると、ビード部が異常に厚くなった
り、折り返し部の一部に応力集中が生じるようなことは
ない。なお、前記H、L、M、Nの値は、カーカス層1
7が1枚のカーカスプライ18から構成されている場合
には、該カーカスプライ18の厚さ方向中央において測
定した値とし、カーカス層17が複数枚のカーカスプラ
イ18から構成されている場合には、全カーカスプライ
18の厚さ方向中央において測定した値とする。
っては、M/Nの値が 0.3である比較タイヤ1と、
M/Nの値が 0.5である比較タイヤ2と、M/Nの
値が0.95である比較タイヤ3と、M/Nの値が 0
.7である供試タイヤと、を準備した。ここで、各タイ
ヤはサイズが 165SR13で、L/Hの値が0.2
1であり、また、50%モジュラスが50kg/cm2
の硬質ゴムフィラーおよび50%モジュラスが25kg
/cm2の硬質ゴムチェーファーを有している。次に、
このような各タイヤをリム径4 1/2Jの正規リムに
装着した後、 1.9kg/cm2の正規内圧を充填し
た。次に、このような各タイヤに850kgfの荷重(
正規荷重の2倍の荷重)を作用させながらドラム上を8
0km/hで4万km走行させた。その結果は、比較タ
イヤ1では1万5千km走行した時点で折り返し部の半
径方向外端部にセパレーションが発生し、比較タイヤ2
では2万5千km走行した時点で折り返し部の半径方向
外端部にセパレーションが発生し、比較タイヤ3では2
万5千km走行した時点で折り返し部と本体部との間に
セパレーションが発生したが、供試タイヤでは完走時点
においていずれの箇所にもセパレーションの発生はなか
った。
、折り返し部の半径方向外端および折り返し部と本体部
との間の両セパレーションを効果的に抑制してビード部
耐久性を向上させることができる。
。
の距離との関係を示すグラフである。
タイヤ外表面から折り返し部までの距離との関係を示す
グラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】幅方向両端部がビードの回りに軸方向内側
から軸方向外側に向かって折り返され、内部にラジアル
方向に延びる有機繊維コードが埋設されたトロイダル状
のカーカス層と、カーカス層の半径方向外側に配置され
たベルト層と、ベルト層の半径方向外側に配置されたト
レッドと、を備え、リム径ラインからカーカス層の折り
返し部の半径方向外端までの距離がカーカス高さの0.
33倍以下である空気入りラジアルタイヤにおいて、ビ
ードより軸方向内側に位置するカーカス層の本体部と前
記カーカス層の折り返し部との間の距離を半径方向外側
に向かうに従い漸減させるとともに、前記折り返し部の
半径方向外端を通る本体部に対する法線上における、タ
イヤ外表面から折り返し部の半径方向外端までの距離を
、前記法線上におけるタイヤ外表面から本体部までの距
離の 0.6倍から 0.9倍の範囲内としたことを特
徴とする空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3044375A JP3056267B2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3044375A JP3056267B2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04260805A true JPH04260805A (ja) | 1992-09-16 |
| JP3056267B2 JP3056267B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=12689757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3044375A Expired - Lifetime JP3056267B2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3056267B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5475096B1 (ja) * | 2012-12-10 | 2014-04-16 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りラジアルタイヤ |
-
1991
- 1991-02-16 JP JP3044375A patent/JP3056267B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5475096B1 (ja) * | 2012-12-10 | 2014-04-16 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りラジアルタイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3056267B2 (ja) | 2000-06-26 |
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