JPH04261602A - 靴底材の製造方法 - Google Patents

靴底材の製造方法

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JPH04261602A
JPH04261602A JP3001990A JP199091A JPH04261602A JP H04261602 A JPH04261602 A JP H04261602A JP 3001990 A JP3001990 A JP 3001990A JP 199091 A JP199091 A JP 199091A JP H04261602 A JPH04261602 A JP H04261602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short fibers
rubber sheet
sheet material
shoe sole
sole
Prior art date
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Pending
Application number
JP3001990A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Fujiwara
勝良 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靴底材、特に環境変化
に安定な靴底材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スポ−ツシュ−ズや安全靴の靴底は、従
来、ゴム又はウレタンで作成されていたが、前者の場合
は体育館で汗が床に付いていたり、後者の場合には作業
場で床に油が付いていたりすると、通常の場合よりも極
端に摩擦係数が低下する。そのため靴底材となるゴムに
短繊維を混入し、靴底材の厚さ方向に配向させると、水
や油が付いている面に対しても、突出した短繊維が水や
油の膜を破り、通常の状態とほとんど変化のない摩擦係
数が得られることが知られている(例えば実開昭62−
200909号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、短繊維を長手
方向に配向したシ−トをカット、積層して金型の凹部に
入れると、上記のものが作成できるが、非常に時間がか
かり、生産性に劣る。また、予め厚さ方向に配向させた
平らなシ−トを金型上に載置し、プレスすると、靴底材
の凸部の短繊維の配向が乱れ、要求の品質のものが得ら
れない。
【0004】そこで、発明者は営利研究を重ねた結果、
厚さ方向に短繊維が配向されたシ−トをそのままプレス
加硫した場合、ゴムの流動は靴底材の凹部の余ったゴム
が凸部に流れ込むことを知見し、また、短繊維の配向方
向は必ずゴムの流動方向であることが一般に知られてい
ることから考えて、凸部では凹部からの流れに従った横
方向の配向が表面層に表れ、厚さ方向の配向は内側に隠
れてしまうことも知見した。
【0005】本発明は、床や足場が水や油で濡れている
場合においても、安定感をもって普通に歩行することが
できる靴底材の製造方法を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、繊維
長さが0.1〜10mmで、繊維長さLと繊維径Dとの
アスペクト比L/Dが5000以下の短繊維が0.1〜
30容量%配合され、該短繊維の配向方向が厚さ方向で
ある第1のゴムシ−ト材の上に、未加硫時の粘度が上記
第1のシ−ト材の90%以下である第2のゴムシ−ト材
を積層し、それから上記両シ−ト材を金型に挾み加硫し
、第1のゴムシ−ト材が底面となるように靴底材を成形
する構成とする。
【0007】しかして、請求項2の発明は、第1のゴム
シ−ト材は、短繊維の配向度がシ−ト厚さ方向に30%
以上であり、請求項3の発明は、加硫後、靴底材の底面
がバフ加工され、また、請求項4の発明は、バフ加工後
の短繊維の露出量は、0.01〜1mmである。
【0008】
【作用】請求項1乃至請求項4の発明によれば、第2の
ゴムシ−ト材の粘度が第1のゴムシ−ト材の粘度の90
%以下で第2のゴムシ−ト材の粘度が第1のゴムシ−ト
材の粘度より小さくなっていることから、成形時には、
厚さ方向に短繊維が配向された第1ゴムシ−ト材のゴム
は流動せず、靴底の凹部となる部分の余った第2のゴム
シ−ト材のゴムのみが靴底の凸部側に流れ込み、靴底の
凸部の表面は厚さ方向に短繊維が配向された第1のゴム
シ−トが金型の壁面に押し付けられるようになり、これ
によって、短繊維の配向を乱すことなく、靴底材が製造
される。特に、請求項3及び請求項4の発明によれば、
靴底表面より短繊維が露出するので、床等の状態によっ
て、摩擦係数が大きく変化しない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
【0010】図1において、1は作業靴の靴底材で、主
として床、足場が水、油で濡れる環境下で作業する者の
作業靴の靴底やスポ−ツシュ−ズの靴底に用いられる。
【0011】上記靴底材1は、弾性基材2の底表面がバ
フ加工により研磨され、該底表面より短繊維3が0.0
1〜1mm程度突出しており、歩行時などにおいてその
短繊維3の突出部分で床面4上の水膜5(あるいは油膜
)を切断して、摩擦係数が大きく変化しないようになっ
ている。
【0012】上記弾性基材2は、天然ゴム又はSBR、
CR等の合成ゴム、ウレタン系、PVC系の熱可塑性弾
性ポリマ−等からなり、綿、羊毛、セルロ−ス等の天然
繊維、又はポリアミド、ポリエステル、ビニロン、アラ
ミド繊維等の合成繊維、又は銅、ステンレス、スチ−ル
等の金属繊維又はガラス、セラミック等の無機繊維から
なる短繊維3が配合されている。
【0013】上記短繊維3は、繊維長さが0.1〜10
mmであるが、弾性基材2中に分散させ配向させるため
の加工性を考慮すれば5mm以下でアスペクト比(L/
D)が5000以下(好ましくは300以下)であるこ
とが望ましい。また、短繊維3は、全配合中に、0.1
〜30容量%(好ましくは2〜5容量%)配合すること
が好ましい。さらに、水膜又は油膜を切断することがで
きるように、短繊維が表面から0.01mm以上、好ま
しくは0.05mm以上突出しているのがよい。
【0014】上記靴底材を製造するには、例えば、弾性
基材2の所定の配合に対し、1〜5mmにカットした短
繊維を25容量%以下配合し周知の如く混練し、それを
ロ−ル、カレンダ、押出機、射出成形機等を利用して、
シ−ト厚さ方向に短繊維を30%以上の配向率でもって
配向した、靴底となる未加硫の第1のゴムシ−ト材を作
成する。尚、この成形時に、シ−ト厚さを靴底材の成形
金型の厚さの薄い部分に合わせる。
【0015】しかして、この第1のゴムシ−ト材を、靴
底材の成形時に、第1のゴムシ−ト材を、その厚さ方向
(短繊維配向方向)が成形終了後の靴底材の厚さ方向と
なるように、靴底材の成形下金型に適用する。
【0016】また、上記第1のゴムシ−ト材と同様のポ
リマ−で(短繊維は混入されていてのよいし、混入され
ていなくてもよい)、粘度が第1ゴムシ−ト材の90%
以下であるような弾性基材を用い、ロ−ル、カレンダ、
押出機、射出成形機等を利用して、金型容量から第1の
ゴムシ−ト材の容量を差し引いた量の1〜1.5倍の量
となるように厚さを調整した第2のゴムシ−ト材を上記
第1のゴムシ−ト材の上に積層する。つまり、短繊維が
配向された第1のゴムシ−ト材の厚さを薄くして、第2
のゴムシ−トで靴底材全体の厚さを調整する。
【0017】さらに、2枚の積層されたゴムシ−ト材の
上側に、成形上金型をおき、プレスで加硫する。そうす
ることによって、粘度の低い、靴底の凹部となる部分の
余った第2のゴムシ−ト材のゴムのみが靴底の凸部側に
流動し、靴底の凸部の表面は厚さ方向に短繊維が配向さ
れた第1のゴムシ−トが金型の壁面に押し付けられるよ
うになり、第1のゴムシ−ト材は厚さ方向に短繊維が配
向された状態のまま加硫され、短繊維の配向の乱れは生
じない。これによって、短繊維の配向を乱すことなく、
靴底材が製造される。尚、この成形において、第2のゴ
ムシ−ト材は基本的には靴底材表面には現われない。
【0018】加硫終了後、靴底表面をバフ加工すること
により、短繊維を底表面より0.05〜0.5mm突出
させる。短繊維は、少なくとも靴底の凸部底面のみ突出
していればよい。
【0019】上記の構成によれば、床や足場が水や油で
濡れている環境では作業靴の靴底が非常に滑りやすいた
め、そのような環境で作業をせざる得ない例えば建築、
水産、鉄工業等では安全上好ましいものではなかったが
、靴底面より突出した短繊維3によって水膜や油膜が切
断、破壊され、それによって滑り難くなり、従来非常に
滑りやすかった床や足場で行う作業でも安全に安心して
行うことが可能となる。  続いて、次の表において、
本発明例及び比較例1,2,3について、摩擦係数及び
スリップ性について試験した結果を示す。
【0020】本発明例は、短繊維の繊維長さ3mm、繊
維径14μ、アスペクト比214で、パラ系アラミド繊
維を10%配合しシ−ト厚さ方向に配向した第1のゴム
シ−ト材の上側に、第1のゴムシ−ト材より粘度の低い
第2のゴムシ−ト材を積層してプレス加硫し、加硫終了
後靴底表面をバフ加工した場合であり、比較例1は短繊
維配向方向を横方向とする点を除き本発明例と同一とし
た場合であり、比較例2は第2のゴムシ−ト材を第1の
ゴムシ−ト材より粘度を高くした点を除き本発明例と同
一とした場合であり、比較例3は本発明例の第1のゴム
シ−ト材を構成する弾性基材単体で形成した場合であり
、比較例4は加硫後バフ加工しない点を除き本発明例と
同一とした場合であり、比較例5は短繊維を混入してい
ない弾性基材単体からなる従来の靴底材とした場合であ
る。なお、本発明例においてバフ加工後における靴底表
面よりの短繊維の突出量は約0.1mmである。
【0021】なお、第1のゴムシ−ト材のベ−スゴムの
配合は次の通りである。
【0022】   NBR−N230SL             
                         
    70  PHR   BR0061     
                         
                    30  酸
化亜鉛                      
                         
        5  FEFブラック       
                         
                50  ハ−ドクレ
−                        
                         
 50  DOP                 
                         
              15  トリエタノ−ル
アミン                      
                     1  加
硫促進剤MBT                  
                         
    1.5  加硫促進剤DPG        
                         
              0.5  硫黄    
                         
                         
     1.5また、第1のゴムシ−ト材の上側に積
層する粘度の低い第2のゴムシ−ト材のベ−スゴムの配
合は次の通りである。
【0023】   NBR−N230SL             
                         
    70  PHR   BR0061     
                         
                    30  酸
化亜鉛                      
                         
        5  GPFブラック       
                         
                20  DOP  
                         
                         
     5  トリエタノ−ルアミン       
                         
           1  加硫促進剤MBT   
                         
                   1.5  加
硫促進剤DPG                  
                         
    0.5  硫黄              
                         
                    1.5さら
に、第2のゴムシ−ト材で粘度の高い弾性基材を使用す
る場合は、第1のゴムシ−ト材のベ−スゴムに短繊維を
30容量%混入したものを使用した。
【0024】摩擦係数は、測定機としてヘイドン10型
を用い、比較例5でドライ(乾燥)の場合を100とし
て指数表示している。
【0025】スリップ性は、実際に靴底に靴底材を貼り
付けて行った滑り感応試験で評価した。すなわち、◎(
全く滑らない)、△(少し滑る)、×(よく滑る)の3
段階で評価した。
【0026】
【表1】
【0027】上記実施例では、主として作業靴について
説明したが、そのほか、スポ−ツシュ−ズ等全ての靴の
靴底材に適用することができるのはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4の発明によれば、
短繊維が厚さ方向に配向された靴底材を容易に製造する
ことができる。特に、請求項3及び請求項4の発明によ
って製造された靴底材は、短繊維が靴底表面から突出す
ることとなるので、床が乾燥していても、水や油に濡れ
ていても、摩擦係数が変化せず、スポ−ツシュ−ズや安
全靴として使用しても安全上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】水で濡れた床面上における靴底材の状態を示す
図である。
【符号の説明】
1  靴底材 2  弾性基材 3  短繊維

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  繊維長さが0.1〜10mmで、繊維
    長さLと繊維径Dとのアスペクト比L/Dが5000以
    下の短繊維が0.1〜30容量%配合され、該短繊維の
    配向方向が厚さ方向である第1のゴムシ−ト材の上に、
    未加硫時の粘度が上記第1のシ−ト材の90%以下であ
    る第2のゴムシ−ト材を積層し、それから上記両シ−ト
    材を金型に挾み加硫し、第1のゴムシ−ト材が底面とな
    るように靴底材を成形することを特徴とする靴底材の製
    造方法。
  2. 【請求項2】  第1のゴムシ−ト材は、短繊維の配向
    度がシ−ト厚さ方向に30%以上であるところの請求項
    1記載の靴底材の製造方法。
  3. 【請求項3】  加硫後、靴底材の底面がバフ加工され
    るところの請求項1又は請求項2記載の靴底材の製造方
    法。
  4. 【請求項4】  バフ加工後の短繊維の露出量は、0.
    01〜1mmであるところの請求項3記載の靴底材の製
    造方法。
JP3001990A 1991-01-11 1991-01-11 靴底材の製造方法 Pending JPH04261602A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06253904A (ja) * 1993-03-10 1994-09-13 Asahi Corp 防滑性靴底の成形法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06253904A (ja) * 1993-03-10 1994-09-13 Asahi Corp 防滑性靴底の成形法

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