JPH04261967A - 大空間構造物の吊り上げ装置 - Google Patents
大空間構造物の吊り上げ装置Info
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Abstract
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Description
吊り上げるための大空間構造物の吊り上げ工法および吊
り上げ装置に関する。
り上げ工法を大きく分類すると、 1)センターホールジャッキと吊り上げロッドを併用す
る方法、 2)センターホールジャッキとPCストランドを併用す
る方法、 3)ウインチとワイヤーロープを併用する方法、が主に
用いられている。最近では1)、2)の方法による場合
が多い。 1)の方法は、図21に示すように、大屋根1センター
ホールジャッキ2を固定し、センターホールジャッキ2
の上部と下部には反力治具である上部コレット3と下部
コレット4を配置し、これら上部コレット3、下部コレ
ット4の中に節の付いたステップロッド5を鉛直方向に
挿通し、油圧により上部コレット3、下部コレット4間
を伸縮させながら各上部コレット3、下部コレット4で
交互に反力を取って大屋根1を吊り上げる方法である。
法には以下のような問題点があった。 (1)センターホールジャッキ2内部に内蔵されている
上部コレット3、下部コレット4は外部から確認できな
いため、これらコレットの作動確認はもっぱらコレット
の締まりバネ6の戻り音によって確認する方法に頼って
おり、目視確認によるコレットの作動確認ができないこ
とから、現状の方法ではわずかなコレットの不具合によ
り大事故につながる危険性がある。(2)センターホー
ルジャッキ2は油圧により駆動されるため、センターホ
ールジャッキ2の油漏れ、油圧低下により、大屋根の吊
り上げ中に危険な状態が発生する恐れがある。(3)セ
ンターホールジャッキ2の減圧により、支柱構築時など
大屋根を任意の高さで長期間保持できない。かかる問題
を対処すべく、現状では吊り上げ高を予め正確に計算し
ておき、下部コレット4の位置を決定するようにしてい
るが、支柱の変位等が大きく発生した場合などは、下部
コレット4の位置の微調整が困難となる。(4)ステッ
プロッド5の鉛直度についても慎重に計測して取付け、
傾斜角は通常1度以内とし、それ以上になった場合はス
テップロッド5に曲げが作用し、さらにセンターホール
ジャッキ2の破損につながり危険な状態となる。(5)
大屋根1の吊り上げ途中において大屋根1の水平方向へ
の位置修正ができない。
、上記問題点を解消して、大空間構造物を安全に吊り上
げるとともに、大空間構造物の位置調整をも容易に行な
える大空間構造物の吊り上げ工法および吊り上げ装置を
提供することを目的としている。
空間構造物の吊り上げ工法は、構台上に仮設されたジャ
ッキ装置により吊り上げロッドを介して前記大空間構造
物を吊り上げる工法であって、前記ジャッキ装置は、上
下に内蔵されたスリーブがジャッキロッドに対しそれぞ
れ圧油の付加・除去により固定の解除・復帰を交互に行
うことにより、ジャッキロッドが昇降する構成とし、当
該ジャッキロッドを介して吊り上げロッドをジャッキア
ップし、前記大空間構造物を吊り上げることとした。
げ工法は、前記ジャッキ装置を2組用い、各ジャッキ装
置の各ジャッキロッドを交互に昇降させながら、上昇す
る方のジャッキロッドを介して前記吊り上げロッドをジ
ャッキアップするように構成した。
上に仮設され、吊り上げロッドを介して大空間構造物を
吊り上げるジャッキ装置と、このジャッキ装置のジャッ
キロッドに取り付けられ、当該ジャッキロッドの上昇中
に吊り上げロッドの吊り荷重が載荷される下部クランプ
と、ジャッキ装置の本体部に取り付けられ、ジャッキロ
ッドの下降時に吊り上げロッドの吊り荷重が載荷される
上部クランプとを具備する構成とされ、前記ジャッキ装
置は、上下に内蔵されたスリーブがジャッキロッドに対
しそれぞれ圧油の付加・除去により固定の解除・復帰を
交互に行うことにより、ジャッキロッドが昇降する構成
とされているものである。
上に仮設され、吊り上げロッドを介して大空間構造物を
吊り上げる2組のジャッキ装置と、一方のジャッキ装置
のジャッキロッドに取り付けられ、当該ジャッキロッド
の上昇中に吊り上げロッドの吊り荷重が載荷される下部
クランプと、他方のジャッキロッドに取り付けられ、当
該ジャッキロッドの上昇中に吊り上げロッドの吊り荷重
が載荷される上部クランプとを具備する構成とされ、前
記ジャッキ装置は、上下に内蔵されたスリーブがジャッ
キロッドに対しそれぞれ圧油の付加・除去により固定の
解除・復帰を交互に行うことにより、ジャッキロッドが
昇降する構成とされているものである。
たジャッキ装置の上下に内蔵されたスリーブがジャッキ
ロッドに対しそれぞれ圧油の付加・除去により固定の解
除・復帰を交互に行うことでジャッキロッドが昇降し、
当該ジャッキロッドを介してその上昇と共に吊り上げロ
ッドをジャッキアップし、大空間構造物を吊り上げる。
組のジャッキ装置の各ジャッキロッドを交互に昇降させ
ながら、上昇する方のジャッキロッドを介して吊り上げ
ロッドをジャッキアップすることで、吊り上げ時間の遊
び時間をなくして大空間構造物を効率良く吊り上げるこ
とができる。
る。図1ないし図11は本発明の第1実施例を示すもの
で、これらの図において符号10は支柱11に支持され
た梁である。
の上には本発明にかかる吊り上げ装置S1が設置されて
いる。この吊り上げ装置S1は、隣接する梁10間をま
たぐように梁10上にジャッキ定着部12が設置固定さ
れ、ジャッキ定着部12の中央には吊り上げロッド13
を上下に挿通する支持台座14が設置され、図1に示す
ように、支持台座14の対向する位置には取付け治具1
5を介して1組の上部用ジャッキ装置16、16が装備
され、図2に示すようにこれら上部用ジャッキ装置16
、16と直角をなすように前記支持台座14の対向する
位置に取付け治具17を介して1組の下部用ジャッキ装
置18、18が装備されている。また前記支持台座14
はスライド用ジャッキ19により位置調節可能とされ、
前記取付け治具15は支持台座14に傾斜可能に支持さ
れた軸部15a に対し回動可能に軸支され、前記取付
け治具17は取付け治具15を介して支持台座14に回
動可能に支持されている。これにより、各2台ずつのジ
ャッキ装置16、18は独自にそれぞれの相対的な位置
関係を調節することができるようになっている。なお、
前記の吊り上げロッド13には大空間構造物Kの一部が
吊持されるが、この大空間構造物Kは支柱11と梁10
から成る構台に複数設置された吊り上げ装置S1により
それぞれの吊り上げロッド13を介して一括的に吊り上
げるようになっている。
15、17に支持されるジャッキ本体(シリンダ)20
にジャッキロッド21が上下に挿通し、ジャッキ本体2
0にはジャッキロッド21に対し「締まりバネ」の原理
を応用したスリーブ20a、20bが上下に内蔵されて
おり、下スリーブ20bがジャッキロッド21に対し締
まりばめの状態で油圧式により昇降してジャッキロッド
21がジャッキ本体20に対し伸縮するように構成され
ている。また、上記スリーブ20a、20bは、各スリ
ーブがジャッキロッド21の外径部に対し締まりばめの
状態になり、ストロークの任意の位置で機械的にジャッ
キロッド21をロックする構成とされている。すなわち
、スリーブとジャッキロッド21との間に圧油を流入す
ることによりスリーブが円周方向に拡大してアンロック
状態となり、ポートを通して圧油を除去することにより
スリーブが再びジャッキロッド21のロック機能を回復
する原理(締まりバネ)とされている(商品名:ベアロ
ック)。
ャッキロッド21の下端部は吊り上げロッド13を囲む
連結治具22により連結され、連結治具22の内側には
吊り上げロッド13の節13a を係止する上部クラン
プ23(図4参照)が取り付けられ、この上部クランプ
23はクランプ開閉用ジャッキ24により開閉可能とさ
れている。また、前記下部用ジャッキ装置18、18の
各ジャッキロッド21の下端部は連結治具25により連
結され、連結治具の内側には吊り上げロッド13の節1
3a を係止する下部クランプ26が取り付けられ、こ
の下部クランプ26はクランプ開閉用ジャッキ24によ
り開閉可能とされている。さらに、前記の支持台座14
にも吊り上げロッド13の節13a を係止する休止ク
ランプ28(図3参照)が取り付けられ、この休止クラ
ンプ28はクランプ開閉用ジャッキ24により開閉可能
とされている。
の作用を図6ないし図11を参照して以下説明する。
ランプ26共に閉じ、下部クランプ26に吊り上げ荷重
を載荷した状態で、図6矢印のように上部用ジャッキ装
置16により上部クランプ23を上昇し、図7矢印のよ
うに下部用ジャッキ装置18により下部クランプ26を
下降し、上部クランプ23に吊り上げ荷重Kを載荷後、
下部クランプ26を開く。 [ステップ2]図8のように上部クランプ23が上昇及
び下部クランプ26が下降を完了後、矢印のように下部
クランプ26を閉じる。 [ステップ3]図9矢印のように上部クランプ23を下
降し及び下部クランプ26を上昇する。次いで、下部ク
ランプ26に載荷後、矢印のように上部クランプ23を
開く。 [ステップ4]上部クランプ23が下降および下部クラ
ンプ26が上昇を完了後、図10矢印のように上部クラ
ンプ23を閉じる。 [ステップ5]図11のように[ステップ1]と同じ状
態となり、[ステップ1]から[ステップ5]を繰り返
すことにより吊り上げ作業が継続される。
る。 (1) 4台のジャッキ装置16、18を用いること
により、上部クランプ23の上昇(吊り上げロッドの上
昇)と同時に下部クランプ26の下降、あるいは下部ク
ランプ26の上昇(吊り上げロッドの上昇)と同時に上
部クランプ23の下降を行うので、吊り上げ荷重の吊り
上げ工程に遊び工程がなく、吊り上げ作業を無駄なく効
率的に進めることができる。これにより吊り上げスピー
ドが格段に速くなり、工程の短縮を図ることができる。 (2) 各ジャッキ装置16、18には上下に設けた
スリーブ20a、20bが「締まりバネ」の原理を応用
しているため、油圧が低下すると、各スリーブがジャッ
キロッド21に締め付けられ、ロックされた状態となり
、万一、油漏れ等が発生しても大空間構造物Kの吊り上
げ中に安全に停止状態を保つことができる。 (3) 各ジャッキ装置16、18のスリーブ20a
、20bの作用により大空間構造物Kを任意の高さに長
期間、安全に保持できる。 (4) 吊り上げロッド13に多少の傾斜角が付いて
も、支持台座14に対し各ジャッキ装置16、18がい
ずれも回動可能とされているため、前記傾斜角を容易に
吸収でき、構台に無理な方向への荷重がかからず、大空
間構造物Kの吊り上げを安全に行うことができる。 (5) ジャッキ定着部12に支持台座14用のスラ
イド用ジャッキが装備されているため、吊り上げ途中に
おいて各ジャッキ装置16、18を任意の方向へ移動調
整可能である。
を示すもので、本実施例は2台1組のジャッキ装置16
、16からなる方式の吊り上げ装置S2の例である。 なお、前記実施例と同一部材には同一符号を付してある
。
に示すように上部クランプ23が支持台座14に取り付
けられている。本実施例の吊り上げ装置S2による吊り
上げ手順を図16ないし図20を参照して説明する。 [ステップ1]図16のような上部クランプ23が閉じ
、下部クランプ26が開き、上部クランプ23に吊り上
げ荷重を載荷した状態から、矢印のように下部クランプ
26を閉じる。 [ステップ2]図17矢印のようにジャッキ装置16に
より下部クランプ26を上昇し、下部クランプ26に吊
り上げ荷重Kを載荷して1段階吊り上げ後、矢印のよう
に上部クランプ23を開く。 [ステップ3]図18のように下部クランプ26が上昇
完了後、矢印のように上部クランプ23を閉じる。 [ステップ4]図19矢印のように下部クランプ26を
下降し、上部クランプ23に吊り上げ荷重Kを載荷して
1段階吊り上げ後、矢印のように下部クランプ26を開
く。 [ステップ5]下部クランプ26が下降完了し、[ステ
ップ1]と同じ状態となる。後は[ステップ1]から[
ステップ5]を繰り返すことにより吊り上げ作業が継続
する。
(2)〜(5)の各作用を同様に奏することができる。
れば以下の効果を奏する。ジャッキ装置の上下に設けた
スリーブが締まりバネの原理を応用しているため、油圧
が低下すると、各スリーブがジャッキロッドに締め付け
られ、ロックされた状態となり、万一、油漏れ等が発生
しても大空間構造物の吊り上げ中に安全に停止状態を保
つことができる。また、ジャッキ装置の各スリーブの作
用により大空間構造物を任意の高さに長期間、安全に保
持でき、施工を安全に進めることができる。また2組の
ジャッキ装置を用いることにより、各ジャッキ装置のジ
ャッキロッドで交互に吊り上げロッドをジャッキアップ
して、吊り上げロッドを連続的にジャッキアップするこ
とができる。これにより吊り上げ工程に遊び時間を無く
すことができ、吊り上げスピードを速めて、作業を安全
にかつ迅速に進めることができる。
で、図3におけるX方向矢視図である。
ある。
A方向矢視図である。
すもので、図14のX方向矢視図である。
図である。
る。
る。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 構台上に仮設されたジャッキ装置によ
り吊り上げロッドを介して前記大空間構造物を吊り上げ
る工法であって、前記ジャッキ装置は、上下に内蔵され
たスリーブがジャッキロッドに対しそれぞれ圧油の付加
・除去により固定の解除・復帰を交互に行うことにより
、ジャッキロッドが昇降する構成とし、当該ジャッキロ
ッドを介して吊り上げロッドをジャッキアップし、前記
大空間構造物を吊り上げることを特徴とする大空間構造
物の吊り上げ工法。 - 【請求項2】 前記ジャッキ装置を2組用いて、各組
のジャッキ装置の各ジャッキロッドを交互に昇降させな
がら、上昇する方のジャッキロッドを介して前記吊り上
げロッドをジャッキアップすることを特徴とする請求項
1記載の大空間構造物の吊り上げ工法。 - 【請求項3】 構台上に仮設され、吊り上げロッドを
介して大空間構造物を吊り上げるジャッキ装置と、この
ジャッキ装置のジャッキロッドに取り付けられ、当該ジ
ャッキロッドの上昇中に吊り上げロッドの吊り荷重が載
荷される下部クランプと、ジャッキ装置の本体部に取り
付けられ、ジャッキロッドの下降時に吊り上げロッドの
吊り荷重が載荷される上部クランプとを具備する構成と
され、前記ジャッキ装置は、上下に内蔵されたスリーブ
がジャッキロッドに対しそれぞれ圧油の付加・除去によ
り固定の解除・復帰を交互に行うことにより、ジャッキ
ロッドが昇降する構成とされていることを特徴とする吊
り上げ装置。 - 【請求項4】 構台上に仮設され、吊り上げロッドを
介して大空間構造物を吊り上げる2組のジャッキ装置と
、一方のジャッキ装置のジャッキロッドに取り付けられ
、当該ジャッキロッドの上昇中に吊り上げロッドの吊り
荷重が載荷される下部クランプと、他方のジャッキロッ
ドに取り付けられ、当該ジャッキロッドの上昇中に吊り
上げロッドの吊り荷重が載荷される上部クランプとを具
備する構成とされ、前記ジャッキ装置は、上下に内蔵さ
れたスリーブがジャッキロッドに対しそれぞれ圧油の付
加・除去により固定の解除・復帰を交互に行うことによ
り、ジャッキロッドが昇降する構成とされていることを
特徴とする吊り上げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3042810A JP2678096B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 大空間構造物の吊り上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3042810A JP2678096B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 大空間構造物の吊り上げ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04261967A true JPH04261967A (ja) | 1992-09-17 |
| JP2678096B2 JP2678096B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12646313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3042810A Expired - Lifetime JP2678096B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 大空間構造物の吊り上げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678096B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113047639A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-06-29 | 武汉梓翰装饰工程有限公司 | 一种加强型轻钢龙骨隔墙安装施工方法 |
| CN113123610A (zh) * | 2021-04-27 | 2021-07-16 | 上海建工四建集团有限公司 | 一种大跨屋面钢桁架结构施工方法 |
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| JPS5233326A (en) * | 1975-09-09 | 1977-03-14 | Shimizu Construction Co Ltd | Jack apparatus |
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-
1991
- 1991-02-15 JP JP3042810A patent/JP2678096B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN113047639B (zh) * | 2021-05-17 | 2022-09-30 | 中际城市建设有限公司 | 一种加强型轻钢龙骨隔墙安装施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2678096B2 (ja) | 1997-11-17 |
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