JPH04262149A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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- JPH04262149A JPH04262149A JP3042953A JP4295391A JPH04262149A JP H04262149 A JPH04262149 A JP H04262149A JP 3042953 A JP3042953 A JP 3042953A JP 4295391 A JP4295391 A JP 4295391A JP H04262149 A JPH04262149 A JP H04262149A
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- Japan
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- bevel gear
- housing
- transmission shaft
- shaft
- power transmission
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は汎用の動力伝達装置に
係り、詳しくは、駆動部及び従動部が回転可能に結合さ
れた機構、例えば、前後両輪駆動型車輌の前輪駆動機構
などに装備される動力伝達装置に関するものである。
係り、詳しくは、駆動部及び従動部が回転可能に結合さ
れた機構、例えば、前後両輪駆動型車輌の前輪駆動機構
などに装備される動力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の前後両輪駆動型車輌として、例え
ば、特開昭60−157921号公報及び特開昭61−
181789号公報に開示された自動三輪バギー車が知
られている。図5はこれらの自動三輪バギー車の前輪駆
動機構を模式的に示す平面図である。従来の前輪駆動機
構においては、エンジン(図示略)の回転が駆動チェー
ン51、動力伝達装置52、従動チェーン53を介して
前輪54に伝達される。動力伝達装置52は、車体(図
示略)に連結された入力軸55と、ハンドル56に連結
された出力軸57と、それらを回動可能に結合する等速
ボールジョント58とを備え、ハンドル56の回動操作
に伴い入力軸55と出力軸57との折れ角が変動した場
合でも、等速ボールジョント58が動力を前輪54に伝
達できるように構成されている。なお、同図では等速ボ
ールジョイント58を横方向に配して示したが、これを
縦方向に配し、傘歯車で伝動方向を変えるようにしても
、同様の機能を奏する。
ば、特開昭60−157921号公報及び特開昭61−
181789号公報に開示された自動三輪バギー車が知
られている。図5はこれらの自動三輪バギー車の前輪駆
動機構を模式的に示す平面図である。従来の前輪駆動機
構においては、エンジン(図示略)の回転が駆動チェー
ン51、動力伝達装置52、従動チェーン53を介して
前輪54に伝達される。動力伝達装置52は、車体(図
示略)に連結された入力軸55と、ハンドル56に連結
された出力軸57と、それらを回動可能に結合する等速
ボールジョント58とを備え、ハンドル56の回動操作
に伴い入力軸55と出力軸57との折れ角が変動した場
合でも、等速ボールジョント58が動力を前輪54に伝
達できるように構成されている。なお、同図では等速ボ
ールジョイント58を横方向に配して示したが、これを
縦方向に配し、傘歯車で伝動方向を変えるようにしても
、同様の機能を奏する。
【0003】また、従来、二輪駆動(2WD)型の自動
二輪車も知られているが、前輪への動力伝達系には前記
自動三輪バギー車と同様の等速ボールジョントが使用さ
れている。更に、前輪駆動型の作業車輌としては三輪牽
引車が知られている。従来の三輪牽引車は車体の前部に
エンジンを搭載し、ハンドルによりエンジンを前輪と共
に旋回して操向するようになっている。
二輪車も知られているが、前輪への動力伝達系には前記
自動三輪バギー車と同様の等速ボールジョントが使用さ
れている。更に、前輪駆動型の作業車輌としては三輪牽
引車が知られている。従来の三輪牽引車は車体の前部に
エンジンを搭載し、ハンドルによりエンジンを前輪と共
に旋回して操向するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
三輪バギー車及び自動二輪車の動力伝達装置52は、等
速ボールジョント58を使用しているので、入力軸55
及び出力軸57を同一軸線上に配置する必要があってそ
の幅が広くなり、動力伝達装置52の設置場所が自ずと
限定されるという問題があった。しかも、ハンドル56
を回した状態でトルクが増大すると、等速ボールジョン
ト58は出力軸57を入力軸55と同一の軸線に戻そう
とするため、ハンドル56の復帰力が強くなるという不
都合もあった。更に重要な問題は、等速ボールジョント
58の作動角度が一定値に制限されている点にあり、こ
のため、駆動部と従動部とが全回転可能に結合された機
構には従来の動力伝達装置52を適用することができな
かった。また、従来の三輪牽引車によると、エンジンの
振動がハンドルに直接伝わるばかりでなく、重いエンジ
ンを旋回して操向しなければならず、ハンドルの操作性
が悪かった。
三輪バギー車及び自動二輪車の動力伝達装置52は、等
速ボールジョント58を使用しているので、入力軸55
及び出力軸57を同一軸線上に配置する必要があってそ
の幅が広くなり、動力伝達装置52の設置場所が自ずと
限定されるという問題があった。しかも、ハンドル56
を回した状態でトルクが増大すると、等速ボールジョン
ト58は出力軸57を入力軸55と同一の軸線に戻そう
とするため、ハンドル56の復帰力が強くなるという不
都合もあった。更に重要な問題は、等速ボールジョント
58の作動角度が一定値に制限されている点にあり、こ
のため、駆動部と従動部とが全回転可能に結合された機
構には従来の動力伝達装置52を適用することができな
かった。また、従来の三輪牽引車によると、エンジンの
振動がハンドルに直接伝わるばかりでなく、重いエンジ
ンを旋回して操向しなければならず、ハンドルの操作性
が悪かった。
【0005】そこで、この発明の課題は、設置場所の自
由度を拡大でき、トルクの変動に係わらず動力を安定し
た状態で伝達できるとともに、駆動部と従動部とが全回
転可能に結合された機構にも適用できる動力伝達装置を
提供することにある。
由度を拡大でき、トルクの変動に係わらず動力を安定し
た状態で伝達できるとともに、駆動部と従動部とが全回
転可能に結合された機構にも適用できる動力伝達装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の動力伝達装置は、第1ハウジング及び
第2ハウジングを回転可能に結合し、第1ハウジングに
入力軸を回転可能に支持し、その入力軸に第1傘歯車を
装着し、第2ハウジングに出力軸を回転可能に支持し、
この出力軸に第2傘歯車を装着し、第1ハウジング及び
第2ハウジングの回転軸線上に第1伝達軸を回転可能に
設け、その第1伝達軸に第1傘歯車に噛合する第3傘歯
車と、第2傘歯車に噛合する第4傘歯車とを装着し、第
1伝達軸の外側に筒状の第2伝達軸を回転可能に挿通し
、その第2伝達軸に第1傘歯車に噛合する第5傘歯車と
、第2傘歯車に噛合する第6傘歯車とを装着し、第1伝
達軸上及び第2伝達軸上には互いに逆方向に作用するワ
ンウエイクラッチを設けて構成される。
めに、この発明の動力伝達装置は、第1ハウジング及び
第2ハウジングを回転可能に結合し、第1ハウジングに
入力軸を回転可能に支持し、その入力軸に第1傘歯車を
装着し、第2ハウジングに出力軸を回転可能に支持し、
この出力軸に第2傘歯車を装着し、第1ハウジング及び
第2ハウジングの回転軸線上に第1伝達軸を回転可能に
設け、その第1伝達軸に第1傘歯車に噛合する第3傘歯
車と、第2傘歯車に噛合する第4傘歯車とを装着し、第
1伝達軸の外側に筒状の第2伝達軸を回転可能に挿通し
、その第2伝達軸に第1傘歯車に噛合する第5傘歯車と
、第2傘歯車に噛合する第6傘歯車とを装着し、第1伝
達軸上及び第2伝達軸上には互いに逆方向に作用するワ
ンウエイクラッチを設けて構成される。
【0007】この発明の動力伝達装置は駆動部及び従動
部が回転可能に結合された機構、例えば、車輌の前輪駆
動機構、工作機械の多軸駆動機構、ロボットのハンド機
構、船舶の推進機構、その他、扇風機、スノーモービル
などに装備される。好ましくは、自動二輪車、自転車、
四輪自動車、自動三輪バギー車、フォークリフトなどの
前後両輪駆動型車輌、或いは、三輪牽引車などの前輪駆
動型車輌に適用でき、特に、2WD自動二輪車または2
WD自転車の前輪駆動機構が好適である。二輪車の場合
、動力伝達装置の第1ハウジングは車体フレームに固定
され、第2ハウジングはハンドル及び前輪フォークに組
付けられる。そして、第1ハウジングの入力軸はチェー
ン、ベルトまたはスプラインシャフトなどの伝達手段を
介してエンジンに連結され、第2ハウジングの出力軸は
同様の伝達手段を介して前輪に連結される。
部が回転可能に結合された機構、例えば、車輌の前輪駆
動機構、工作機械の多軸駆動機構、ロボットのハンド機
構、船舶の推進機構、その他、扇風機、スノーモービル
などに装備される。好ましくは、自動二輪車、自転車、
四輪自動車、自動三輪バギー車、フォークリフトなどの
前後両輪駆動型車輌、或いは、三輪牽引車などの前輪駆
動型車輌に適用でき、特に、2WD自動二輪車または2
WD自転車の前輪駆動機構が好適である。二輪車の場合
、動力伝達装置の第1ハウジングは車体フレームに固定
され、第2ハウジングはハンドル及び前輪フォークに組
付けられる。そして、第1ハウジングの入力軸はチェー
ン、ベルトまたはスプラインシャフトなどの伝達手段を
介してエンジンに連結され、第2ハウジングの出力軸は
同様の伝達手段を介して前輪に連結される。
【0008】
【作用】この発明の動力伝達装置によれば、入力軸及び
出力軸が互いに異なる軸線上に配設されるとともに、そ
れらの向きは第1及び第2ハウジングを相対回転するこ
とによって360度の範囲で任意に変更される。このた
め、動力伝達装置の設置場所の自由度が向上し、これを
二輪車等の前輪駆動機構の構造に合わせてコンパクトな
形態で設置できる。この設置状態において、入力軸が駆
動されると、その動力は6個の傘歯車と2本の伝達軸と
を介して出力軸に伝達される。入力軸に高トルクが作用
したときには、各傘歯車及び伝達軸も高速で回転される
が、4個の傘歯車と2本の伝達軸とは第1及び第2ハウ
ジングの回転軸線と同一の軸線の周りで等速回転される
。従って、各ハウジングに作用する相対回転力が微小値
に抑制され、二輪車の場合には、ハンドルに復帰力が作
用するおそれがなくなり操作性が向上する。また、ハン
ドル操作に伴い第2ハウジングに回転力が作用したとき
には、第1及び第2伝達軸に設けたワンウエイクラッチ
により第2ハウジングの回転が許容されて、前輪が36
0度の範囲で任意の角度に向けられる。それ故、前輪を
車体フレームに対し全回転可能に結合でき、しかも、ど
の操向角度においても、エンジンの回転をトルクの変動
に係わりなく常に安定した状態で前輪に伝達できる。
出力軸が互いに異なる軸線上に配設されるとともに、そ
れらの向きは第1及び第2ハウジングを相対回転するこ
とによって360度の範囲で任意に変更される。このた
め、動力伝達装置の設置場所の自由度が向上し、これを
二輪車等の前輪駆動機構の構造に合わせてコンパクトな
形態で設置できる。この設置状態において、入力軸が駆
動されると、その動力は6個の傘歯車と2本の伝達軸と
を介して出力軸に伝達される。入力軸に高トルクが作用
したときには、各傘歯車及び伝達軸も高速で回転される
が、4個の傘歯車と2本の伝達軸とは第1及び第2ハウ
ジングの回転軸線と同一の軸線の周りで等速回転される
。従って、各ハウジングに作用する相対回転力が微小値
に抑制され、二輪車の場合には、ハンドルに復帰力が作
用するおそれがなくなり操作性が向上する。また、ハン
ドル操作に伴い第2ハウジングに回転力が作用したとき
には、第1及び第2伝達軸に設けたワンウエイクラッチ
により第2ハウジングの回転が許容されて、前輪が36
0度の範囲で任意の角度に向けられる。それ故、前輪を
車体フレームに対し全回転可能に結合でき、しかも、ど
の操向角度においても、エンジンの回転をトルクの変動
に係わりなく常に安定した状態で前輪に伝達できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。第1図は本発明の一実施例による動
力伝達装置を示す断面図、第2図はその回転時の作用を
説明する概略図、図3は操向時の作用を説明する概略図
、図4は図1の動力伝達装置の適用例を示す自動二輪車
の正面図である。
基づいて説明する。第1図は本発明の一実施例による動
力伝達装置を示す断面図、第2図はその回転時の作用を
説明する概略図、図3は操向時の作用を説明する概略図
、図4は図1の動力伝達装置の適用例を示す自動二輪車
の正面図である。
【0010】図1に示すように、この実施例の動力伝達
装置1には第1ハウジング2と第2ハウジング3とが設
けられている。第1ハウジング2の下部には接続筒4が
固定され、この接続筒4の内側に第2ハウジング3の上
部に固定した接続筒5が挿入されている。そして、各接
続筒4,5の間には玉軸受6が介装され、これによって
第1ハウジング2及び第2ハウジング3が動力伝達装置
1の中心を通る軸線の周りで相対回転可能に結合されて
いる。
装置1には第1ハウジング2と第2ハウジング3とが設
けられている。第1ハウジング2の下部には接続筒4が
固定され、この接続筒4の内側に第2ハウジング3の上
部に固定した接続筒5が挿入されている。そして、各接
続筒4,5の間には玉軸受6が介装され、これによって
第1ハウジング2及び第2ハウジング3が動力伝達装置
1の中心を通る軸線の周りで相対回転可能に結合されて
いる。
【0011】第1ハウジング2の軸受部7には入力軸8
が玉軸受9により前記結合軸線と直交する軸線の周りで
回転可能に支持され、その内端には第1傘歯車10が装
着されている。また、第2ハウジング3の軸受部11に
は出力軸12が玉軸受13により前記入力軸8と平行な
軸線の周りで回転可能に支持され、その内端には第2傘
歯車14が装着されている。
が玉軸受9により前記結合軸線と直交する軸線の周りで
回転可能に支持され、その内端には第1傘歯車10が装
着されている。また、第2ハウジング3の軸受部11に
は出力軸12が玉軸受13により前記入力軸8と平行な
軸線の周りで回転可能に支持され、その内端には第2傘
歯車14が装着されている。
【0012】第1ハウジング2及び第2ハウジング3の
回転軸線上には第1伝達軸16が設けられている。この
第1伝達軸16の上端は玉軸受17を介して第1ハウジ
ング2の頂壁に、下端は玉軸受18を介して第2ハウジ
ング3の底壁にそれぞれ回転可能に支持され、これによ
り、第1伝達軸16は第1ハウジング2、第2ハウジン
グ3の双方に対し相対回転できるようになっている。第
1伝達軸16の上端部には前記第1傘歯車10に噛合す
る第3傘歯車19が装着されている。また、第1伝達軸
16の下端部には前記第2傘歯車14に噛合する第4傘
歯車20が玉軸受21及び第1ワンウエイクラッチ22
を介して装着されている。そして、第1ワンウエイクラ
ッチ22は第1伝達軸16の例えば左方向の回転のみを
第4傘歯車20に伝える。
回転軸線上には第1伝達軸16が設けられている。この
第1伝達軸16の上端は玉軸受17を介して第1ハウジ
ング2の頂壁に、下端は玉軸受18を介して第2ハウジ
ング3の底壁にそれぞれ回転可能に支持され、これによ
り、第1伝達軸16は第1ハウジング2、第2ハウジン
グ3の双方に対し相対回転できるようになっている。第
1伝達軸16の上端部には前記第1傘歯車10に噛合す
る第3傘歯車19が装着されている。また、第1伝達軸
16の下端部には前記第2傘歯車14に噛合する第4傘
歯車20が玉軸受21及び第1ワンウエイクラッチ22
を介して装着されている。そして、第1ワンウエイクラ
ッチ22は第1伝達軸16の例えば左方向の回転のみを
第4傘歯車20に伝える。
【0013】第1伝達軸16の中間部外側には筒状の第
2伝達軸24が挿通されている。この第2伝達軸24は
玉軸受25を介して第2ハウジング3の接続筒5に回転
可能に支持されていて、第1ハウジング2、第2ハウジ
ンク3、第1伝達軸16のいずれに対しても相対回転で
きるようになっている。第2伝達軸24の上端部には前
記第1傘歯車10に噛合する第5傘歯車26が装着され
ている。また、第2伝達軸21の下端部には前記第2傘
歯車14に噛合する第6傘歯車27が玉軸受28及び第
2ワンウエイクラッチ29を介して装着されている。そ
して、第2ワンウエイクラッチ29は前記第1ワンウエ
イクラッチ22と逆方向に作用し、第2伝達軸16の例
えば右方向の回転を第6傘歯車27に伝える。
2伝達軸24が挿通されている。この第2伝達軸24は
玉軸受25を介して第2ハウジング3の接続筒5に回転
可能に支持されていて、第1ハウジング2、第2ハウジ
ンク3、第1伝達軸16のいずれに対しても相対回転で
きるようになっている。第2伝達軸24の上端部には前
記第1傘歯車10に噛合する第5傘歯車26が装着され
ている。また、第2伝達軸21の下端部には前記第2傘
歯車14に噛合する第6傘歯車27が玉軸受28及び第
2ワンウエイクラッチ29を介して装着されている。そ
して、第2ワンウエイクラッチ29は前記第1ワンウエ
イクラッチ22と逆方向に作用し、第2伝達軸16の例
えば右方向の回転を第6傘歯車27に伝える。
【0014】上記のように構成した動力伝達装置1は、
例えば、図4に示すように、2WD自動二輪車における
前輪駆動機構に装備される。ここにおいて、動力伝達装
置1の第1ハウジング2は車体フレーム31に固定され
、第2ハウジング3はハンドル32及び前輪フォーク4
2に組付けられている。動力伝達装置1の入力軸8は入
力スプロケット33、駆動チェーン34、駆動スプロケ
ット35を介してエンジン36の駆動軸37に連結され
ている。出力軸12は出力スプロケット38、従動チェ
ーン39、従動スプロケット40を介して前輪41に連
結されている。なお、後輪43はチェーン44を介して
エンジン36に連結されている。
例えば、図4に示すように、2WD自動二輪車における
前輪駆動機構に装備される。ここにおいて、動力伝達装
置1の第1ハウジング2は車体フレーム31に固定され
、第2ハウジング3はハンドル32及び前輪フォーク4
2に組付けられている。動力伝達装置1の入力軸8は入
力スプロケット33、駆動チェーン34、駆動スプロケ
ット35を介してエンジン36の駆動軸37に連結され
ている。出力軸12は出力スプロケット38、従動チェ
ーン39、従動スプロケット40を介して前輪41に連
結されている。なお、後輪43はチェーン44を介して
エンジン36に連結されている。
【0015】次に、この実施例の動力伝達装置1の作用
を図2及び図3に基づいて説明する。図2に示すように
、エンジン36が駆動されると、入力軸8及び第1傘歯
車10が例えば右回転され、第3傘歯車19及び第1伝
達軸16が左回転されるとともに、第5傘歯車26及び
第2伝達軸24が右回転される。第1伝達軸16は左回
転用の第1ワンウエイクラッチ22を介して第4傘歯車
20に接続され、また、第2伝達軸24は右回転用の第
2ワンウエイクラッチ29を介して第6傘歯車27に接
続されている。このため、第4傘歯車20及び第6傘歯
車27により第2傘歯車14及び出力軸12が右回転さ
れて、前輪41が前進駆動される。この状態で、エンジ
ン36の加速により入力軸8に高トルクが作用すると、
それに伴って各傘歯車10,14,19,20,26,
27及び伝達軸16,24も高速で回転される。ところ
が、第3〜第6傘歯車19,20,26,27と第1、
第2伝達軸16,24とは第1、第2ハウジング2,3
の回転軸線と同一の軸線の周りで等速回転されるので、
第2ハウジング3に作用する回転力が微小値に抑制され
る。従って、等速ボールジョイントを使用した従来の動
力伝達装置とは異なり、ハンドル32に復帰力が作用す
るおそれがなくなり、これを軽快に操作することができ
る。
を図2及び図3に基づいて説明する。図2に示すように
、エンジン36が駆動されると、入力軸8及び第1傘歯
車10が例えば右回転され、第3傘歯車19及び第1伝
達軸16が左回転されるとともに、第5傘歯車26及び
第2伝達軸24が右回転される。第1伝達軸16は左回
転用の第1ワンウエイクラッチ22を介して第4傘歯車
20に接続され、また、第2伝達軸24は右回転用の第
2ワンウエイクラッチ29を介して第6傘歯車27に接
続されている。このため、第4傘歯車20及び第6傘歯
車27により第2傘歯車14及び出力軸12が右回転さ
れて、前輪41が前進駆動される。この状態で、エンジ
ン36の加速により入力軸8に高トルクが作用すると、
それに伴って各傘歯車10,14,19,20,26,
27及び伝達軸16,24も高速で回転される。ところ
が、第3〜第6傘歯車19,20,26,27と第1、
第2伝達軸16,24とは第1、第2ハウジング2,3
の回転軸線と同一の軸線の周りで等速回転されるので、
第2ハウジング3に作用する回転力が微小値に抑制され
る。従って、等速ボールジョイントを使用した従来の動
力伝達装置とは異なり、ハンドル32に復帰力が作用す
るおそれがなくなり、これを軽快に操作することができ
る。
【0016】一方、図3に示すように、エンジン36の
停止状態でハンドル32を回し、第2ハウジング3をそ
の軸線の周りで例えば左方向に回転(以下、ハウジング
の軸線周りの回転を公転と呼ぶ)すると、出力軸12及
び第2傘歯車14の公転に伴い第4傘歯車20及び第6
傘歯車27に左方への回転力が作用する。このとき、第
6傘歯車27は右回転用の第2ワンウエイクラッチ29
により停止されているため、この第6傘歯車27により
第2傘歯車14が右回転され、その第2傘歯車14によ
り第4傘歯車20が左回転される。第4傘歯車20の左
回転は左回転用の第1ワンウエイクラッチ22により許
容されるので、第2傘歯車14は第4傘歯車20を回転
しつつ公転される。これにより、第2ハウジング3を左
方向へ公転でき、ハンドル32の同方向への操作が可能
となる。また、第2ハウジング3が右方向へ公転された
場合は、第4傘歯車20及び第6傘歯車27が前記とは
逆に作用してその公転を許容するから、ハンドル32の
左右両方向への操作が可能となり、前輪41を360度
の範囲で任意の角度に向けることができる。
停止状態でハンドル32を回し、第2ハウジング3をそ
の軸線の周りで例えば左方向に回転(以下、ハウジング
の軸線周りの回転を公転と呼ぶ)すると、出力軸12及
び第2傘歯車14の公転に伴い第4傘歯車20及び第6
傘歯車27に左方への回転力が作用する。このとき、第
6傘歯車27は右回転用の第2ワンウエイクラッチ29
により停止されているため、この第6傘歯車27により
第2傘歯車14が右回転され、その第2傘歯車14によ
り第4傘歯車20が左回転される。第4傘歯車20の左
回転は左回転用の第1ワンウエイクラッチ22により許
容されるので、第2傘歯車14は第4傘歯車20を回転
しつつ公転される。これにより、第2ハウジング3を左
方向へ公転でき、ハンドル32の同方向への操作が可能
となる。また、第2ハウジング3が右方向へ公転された
場合は、第4傘歯車20及び第6傘歯車27が前記とは
逆に作用してその公転を許容するから、ハンドル32の
左右両方向への操作が可能となり、前輪41を360度
の範囲で任意の角度に向けることができる。
【0017】従って、エンジン36の回転中であっても
第2ハウジング3の両方向への公転を許容して、ハンド
ル32を支障なく操作でき、しかも、前輪41のいずれ
の操向角度においてもエンジン36の回転をトルクの変
動に係わりなく常に安定した状態で前輪41に伝達する
ことができる。そのうえ、この実施例の動力伝達装置1
によれば、入力軸8及び出力軸12が離れた位置に設け
られ、全体が細長状に構成されているので、この動力伝
達装置1を車体フレーム31と前輪フォーク42との間
にコンパクトな形態で見栄えよく設置できるとともに、
これに前輪41を支持するフレーム機能をも兼備させる
ことができる。また、入力軸8及び出力軸12の向きは
第1、第2ハウジング2,3を相対回転することによっ
て360度の範囲で任意に変更できるため、動力伝達装
置1の設置場所は、図示例に限定されず、自動二輪車の
前輪駆動機構の構造に合わせて自由に選択することがで
きる。
第2ハウジング3の両方向への公転を許容して、ハンド
ル32を支障なく操作でき、しかも、前輪41のいずれ
の操向角度においてもエンジン36の回転をトルクの変
動に係わりなく常に安定した状態で前輪41に伝達する
ことができる。そのうえ、この実施例の動力伝達装置1
によれば、入力軸8及び出力軸12が離れた位置に設け
られ、全体が細長状に構成されているので、この動力伝
達装置1を車体フレーム31と前輪フォーク42との間
にコンパクトな形態で見栄えよく設置できるとともに、
これに前輪41を支持するフレーム機能をも兼備させる
ことができる。また、入力軸8及び出力軸12の向きは
第1、第2ハウジング2,3を相対回転することによっ
て360度の範囲で任意に変更できるため、動力伝達装
置1の設置場所は、図示例に限定されず、自動二輪車の
前輪駆動機構の構造に合わせて自由に選択することがで
きる。
【0018】ところで、上記実施例の動力伝達装置1に
おいては、第1ワンウエイクラッチ22が第1伝達軸1
6と第4傘歯車20との間に介装されているが、第1ワ
ンウエイクラッチ22を第1伝達軸16と第3傘歯車1
9との間、或いは、第1伝達軸16の途中に設けてもよ
く、これらの場合でも上記実施例と同様の作用が得られ
る。これと同様、第2ワンウエイクラッチ29も第2伝
達軸24上であればその位置は特に限定されない。
おいては、第1ワンウエイクラッチ22が第1伝達軸1
6と第4傘歯車20との間に介装されているが、第1ワ
ンウエイクラッチ22を第1伝達軸16と第3傘歯車1
9との間、或いは、第1伝達軸16の途中に設けてもよ
く、これらの場合でも上記実施例と同様の作用が得られ
る。これと同様、第2ワンウエイクラッチ29も第2伝
達軸24上であればその位置は特に限定されない。
【0019】また、上記実施例の動力伝達装置1は、ワ
ンウエイクラッチ22,29が伝達軸16,24上に設
けられているので、図2から明らかなように、出力軸1
2側の動力は入力軸8に伝達されず、エンジンブレーキ
が掛からないように構成されている。こうすることによ
り、前輪41のエンジンブレーキによるスピンを防止し
て自動二輪車をより安全に走行できる。しかしながら、
四輪車など、むしろエンジンブレーキを必要とする車輌
もあり、この場合には、第2傘歯車14、第4傘歯車2
0、第6傘歯車27に別の傘歯車をそれぞれ重ねて装着
し、各傘歯車の重合部にワンウエイクラッチを介装すれ
ば、上記実施例の動力伝達装置1にエンジンブレーキ機
能を新たに付加することができる。
ンウエイクラッチ22,29が伝達軸16,24上に設
けられているので、図2から明らかなように、出力軸1
2側の動力は入力軸8に伝達されず、エンジンブレーキ
が掛からないように構成されている。こうすることによ
り、前輪41のエンジンブレーキによるスピンを防止し
て自動二輪車をより安全に走行できる。しかしながら、
四輪車など、むしろエンジンブレーキを必要とする車輌
もあり、この場合には、第2傘歯車14、第4傘歯車2
0、第6傘歯車27に別の傘歯車をそれぞれ重ねて装着
し、各傘歯車の重合部にワンウエイクラッチを介装すれ
ば、上記実施例の動力伝達装置1にエンジンブレーキ機
能を新たに付加することができる。
【0020】なお、この発明の動力伝達装置の用途は、
上記実施例の自動二輪車のみに限定されるものではなく
、自転車、四輪自動車、自動三輪バギー車、フォークリ
フトなどの前後両輪駆動型車輌、或いは、三輪牽引車な
どの前輪駆動型車輌にも適用でき、車輌以外にも、工作
機械の多軸駆動機構、ロボットのハンド機構、船舶の推
進機構、或いは、扇風機、スノーモービルなどの各種機
器へ応用することができる。その他、この発明は上記実
施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体
化することも可能である。
上記実施例の自動二輪車のみに限定されるものではなく
、自転車、四輪自動車、自動三輪バギー車、フォークリ
フトなどの前後両輪駆動型車輌、或いは、三輪牽引車な
どの前輪駆動型車輌にも適用でき、車輌以外にも、工作
機械の多軸駆動機構、ロボットのハンド機構、船舶の推
進機構、或いは、扇風機、スノーモービルなどの各種機
器へ応用することができる。その他、この発明は上記実
施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体
化することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、入力軸及び出力軸の向きを任意に変更して設置場所
の自由度を拡大でき、また、ハウジングに作用する回転
力を抑制してハンドル等の操作性を向上できるとともに
、ハウジングの回転を許容して駆動部と従動部とを全回
転可能に結合でき、しかも、どの操向角度においても動
力を安定した状態で確実に伝達できるという優れた効果
を奏する。
ば、入力軸及び出力軸の向きを任意に変更して設置場所
の自由度を拡大でき、また、ハウジングに作用する回転
力を抑制してハンドル等の操作性を向上できるとともに
、ハウジングの回転を許容して駆動部と従動部とを全回
転可能に結合でき、しかも、どの操向角度においても動
力を安定した状態で確実に伝達できるという優れた効果
を奏する。
【図1】本発明の一実施例による動力伝達装置を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図1の動力伝達装置の回転時の作用を説明する
概略図である。
概略図である。
【図3】図1の動力伝達装置の操向時の作用を説明する
概略図である。
概略図である。
【図4】図1の動力伝達装置の一適用例を示す自動二輪
車の正面図である。
車の正面図である。
【図5】従来の動力伝達装置を装備した前輪駆動機構を
示す平面図である。
示す平面図である。
1 動力伝達装置
2 第1ハウジング 3 第2ハウジング
8 入力軸10 第1傘歯車
12 出力軸14 第2傘歯車
16 第1伝
達軸19 第3傘歯車
20 第4傘歯車22 第1ワンウエイク
ラッチ 24 第2伝達軸26 第5傘
歯車 27 第
6傘歯車29 第2ワンウエイクラッチ
31 車体フレーム
2 第1ハウジング 3 第2ハウジング
8 入力軸10 第1傘歯車
12 出力軸14 第2傘歯車
16 第1伝
達軸19 第3傘歯車
20 第4傘歯車22 第1ワンウエイク
ラッチ 24 第2伝達軸26 第5傘
歯車 27 第
6傘歯車29 第2ワンウエイクラッチ
31 車体フレーム
Claims (1)
- 【請求項1】 第1ハウジング及び第2ハウジングを
回転可能に結合し、前記第1ハウジングに入力軸を回転
可能に支持し、前記入力軸に第1傘歯車を装着し、前記
第2ハウジングに出力軸を回転可能に支持し、前記出力
軸に第2傘歯車を装着し、第1ハウジング及び第2ハウ
ジングの回転軸線上に第1伝達軸を回転可能に設け、前
記第1伝達軸に第1傘歯車に噛合する第3傘歯車と、第
2傘歯車に噛合する第4傘歯車とを装着し、第1伝達軸
の外側に筒状の第2伝達軸を回転可能に挿通し、前記第
2伝達軸に第1傘歯車に噛合する第5傘歯車と、第2傘
歯車に噛合する第6傘歯車とを装着するとともに、前記
第1伝達軸上及び第2伝達軸上には互いに逆方向に作用
するワンウエイクラッチを設けたことを特徴とする動力
伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3042953A JPH04262149A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3042953A JPH04262149A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04262149A true JPH04262149A (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=12650387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3042953A Pending JPH04262149A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04262149A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5391124A (en) * | 1992-01-10 | 1995-02-21 | Kasahara; Fumio | Power transmission for driving an output shaft of a steerable housing having a differential with compensation for steering torques |
| JP2004510622A (ja) * | 2000-10-02 | 2004-04-08 | クリスティーニ テクノロジーズ, インコーポレイテッド | 両輪駆動式二輪車 |
| JP2007307963A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Land Walker Ltd | 前二輪自転車 |
| JP2009137521A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Kawamura Cycle:Kk | 駆動輪兼操舵輪を備えた自転車 |
| US8056693B2 (en) | 2000-08-03 | 2011-11-15 | Christini Technologies, Inc. | Two-wheel drive two-wheeled vehicle |
| KR101950686B1 (ko) * | 2018-04-05 | 2019-02-21 | 주식회사 성하에너지 | 단일방향 동력 전달 장치 |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP3042953A patent/JPH04262149A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5391124A (en) * | 1992-01-10 | 1995-02-21 | Kasahara; Fumio | Power transmission for driving an output shaft of a steerable housing having a differential with compensation for steering torques |
| US8056693B2 (en) | 2000-08-03 | 2011-11-15 | Christini Technologies, Inc. | Two-wheel drive two-wheeled vehicle |
| US8689957B2 (en) | 2000-08-03 | 2014-04-08 | Christini Technologies, Inc. | Two-wheel drive two-wheeled vehicle |
| JP2004510622A (ja) * | 2000-10-02 | 2004-04-08 | クリスティーニ テクノロジーズ, インコーポレイテッド | 両輪駆動式二輪車 |
| JP4798746B2 (ja) * | 2000-10-02 | 2011-10-19 | クリスティーニ テクノロジーズ, インコーポレイテッド | 両輪駆動式二輪車 |
| JP2007307963A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Land Walker Ltd | 前二輪自転車 |
| JP2009137521A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Kawamura Cycle:Kk | 駆動輪兼操舵輪を備えた自転車 |
| KR101950686B1 (ko) * | 2018-04-05 | 2019-02-21 | 주식회사 성하에너지 | 단일방향 동력 전달 장치 |
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