JPH042642Y2 - - Google Patents

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JPH042642Y2
JPH042642Y2 JP13757187U JP13757187U JPH042642Y2 JP H042642 Y2 JPH042642 Y2 JP H042642Y2 JP 13757187 U JP13757187 U JP 13757187U JP 13757187 U JP13757187 U JP 13757187U JP H042642 Y2 JPH042642 Y2 JP H042642Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は細隙灯顕微鏡に係り、さらに詳しくは
被検眼を照明するための照明系を備えた細隙灯顕
微鏡に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より細隙灯顕微鏡は被検眼観察用としてば
かりでなく、特に最近に於ては手術用にも使用さ
れる事例が多くなる傾向にある。その一例として
顕微鏡部にレーザー発振器などを併設した細隙灯
顕微鏡が用いられつつある。
従来例の細隙灯顕微鏡の外観を第4図及び第5
図に示す。第4図は平面図であり、第5図は側面
図である。
図において符号1で示したものは移動台で、左
右ガイド軸2が移動台1に対して回転及び摺動可
能に貫通されてあり、その両端にはピニオン4が
同軸的に取り付けられ、テーブル7へ取り付けら
れた不図示のラツクと噛み合つて、ジヨイステイ
ツク5と一体の球体6の1点が摩擦板8に接触
し、前述した2個のピニオン4と共に、テーブル
7に対して三点支持構造となつている。従つてジ
ヨイステイツク5を左右に傾ければ、移動台1は
左右ガイド軸2に対してスライドし、第4図に於
て矢印Xで示した方向に、又ジヨイステイツク5
を前後に傾ければ、ピニオン4がラツク上を転動
して図の矢印Yで示した方向に移動させることが
できる。上述した前後左右のみでなく、任意の方
向へジヨイステイツク5を倒すことにより、それ
に応じた方向へ移動させられる。3は不図示のラ
ツクとピニオン4のカバーである。
移動台1の前部には、中間ベース20を介して
ピボツト9が設けてあり、接眼レンズ13を有す
る顕微鏡12を支承する顕微鏡アーム10及びラ
ンプハウス17と照明系を組込んだ筒体11が該
ピボツトを中心として、それぞれ旋回可能に支承
されている。
尚、顕微鏡12のピント面は、ピボツト9の軸
芯の延長線であるA′上に一致するように調整さ
れている。
前記テーブル7の前部にはあご台支柱18が植
設してあり、それには上下調節可能なあご乗せ台
15と、固視灯16を装着した額当て14がそれ
ぞれ取り付けられている。
上下調節ノブ19は、それを回すことによつ
て、中間ベース20を移動台1に対して上下方向
に移動させることができるように構成してある。
従つて、中間ベース20に軸支のピボツト9と
共に、顕微鏡12と照明系を組込んだ筒体11が
上下移動し得ることになる。
このような従来の細隙灯顕微鏡の使用法につい
て説明すると、通常殆どの場合、被検眼に対する
顕微鏡12の傾き角α′(第4図)は、0またはそ
の近辺にあつて、観察する被検眼の病変部から角
膜反射を除くように、照明系を被検眼に照射する
角度β′を調節している。
しかし、観察する場所や目的によつて例えば、
スリツト照明による光切断面を撮影するような場
合、この光切断面による角膜、前房、水晶体の広
い範囲を顕微鏡12の焦点深度内に収めるために
は、顕微鏡12と照明系の筒体11から出る照明
光の照射方向とのなす角度(アジマス角)を、ほ
ぼ90°に置くのが良いとされている。この場合、
α′を0°近辺のまま、照明系だけを振るには、ラン
プハウス17があご台支柱18に当たつて90°が
確保出来ないので、それを避ける為角度α′が20°
〜30°となる程度に旋回している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしこのような場合、前述した数Kgもある
レーザー発振器を顕微鏡部12に載せたとして、
角度α′を0°付近から大きくなるように旋回してゆ
くと、その重心が、移動台1を支持する3点を結
ぶ三角形からはみ出し不安定になり、それと共に
振動も発生し易くなるという欠点があり、それら
を除く為には装置の大型化又は複雑化が避けられ
ないという欠点もあつた。
従つて本考案はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、操作に際して安定性良く且
つ振動発生のおそれなく、使用上の制約も除かれ
た細隙灯顕微鏡を提供することを目的とするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案では被検
眼を照明するための照明系を備えた細隙灯顕微鏡
において、被検眼に対し前後左右に調節可能で、
ほぼその中央に支柱を固設した移動台を設け、前
記支柱に対し回動が規制され上下方向に摺動可能
な中間部材を嵌装し、該中間部材には、その一端
にピボツトを有し該ピボツトの軸芯延長線上に被
検眼を観察する顕微鏡の焦点が一致するように配
置した腕を設けた顕微鏡アームを旋回可能に嵌装
し、前記ピボツトには前記照明系が旋回可能に支
承されると共に、前記顕微鏡アームには前記顕微
鏡ならびに付設体のほぼ重心をその中心に合致す
るように配置する構成を採用した。
〔作用〕
このような構成によれば、顕微鏡と付設体のほ
ぼ重心部を支承する顕微鏡アームが、移動台のほ
ぼ中央に固設された支柱へ中間部材を介して同軸
的に軸支されているので、その重心は、前述した
ような移動台を支持する3点を結ぶ三角形からは
み出すことなく、安定した、振動を伴わない操作
をすることができる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づき本考案を詳細
に説明する。
第1図〜第3図は本考案による細隙灯顕微鏡の
構成を示したもので、第1図は平面図、第2図は
側面図、第3図は移動台の支柱を含む要部断面図
である。
21は移動台で、その前方にはガイド軸22が
移動台21に対して回転及び軸方向への摺動可能
に貫通軸装されてあり、その両端にはピニオン2
4がそれぞれ同軸的に取付けられ、テーブル27
へ取付けられた不図示のラツクギヤと噛み合つ
て、ジヨイステイツク25と一体の球体26の1
点がテーブル27上の摩擦板28に接触し、前述
した2個のピニオン24と共に、テーブル27に
対して三点支持構造となつている。
23は、前記ピニオン24およびそれと噛み合
つている不図示のラツクを覆うカバーである。
移動台21には、支承部21aとカバー21b
が一体的に取付けられている。
又、移動台21には、ほぼその中心位置に支柱
40が、取付ねじ47によつて固着されてあり、
この支柱40に中間部材41が嵌装されている。
中間部材41は、その下端にヘリコイド41a
を有し、支柱40の軸Bと同軸的にベアリング4
5で回転可能に支承された回転筒43に設けてあ
るめねじ部へ螺合している。
ヘリコイド41aの上端付近には、ガイドアー
ム41bが支柱40と一体的に横方向に突出して
おり、その先端付近に下方へ向かつて植設された
ガイド軸42が、移動台21に固着されている規
制板48に狭持されている。従つて中間部材41
は、支柱40に対し回転不能に規制されるが、上
下方向へは規制を受けない構成となつている。
前述した回転筒43の外周には歯車43aが設
けてあり、移動台21に植設された軸21Cに軸
支されたアイドルギヤ44を介して、上下調節ノ
ブ39の下端の歯車39aと噛み合つている。
又、この上下調節ノブ39には、開口部39bが
設けてあり、支承部21aに軸支すると同時に内
部には前述のジヨイステイツク25と一体的な球
体26が緩装されている。
さらに、中間部材41には顕微鏡アーム30が
同軸的に嵌合され、支柱40を中心として左右に
回動可能である。必要に応じて締付ねじ49を締
めれば、この回動は止められる。
顕微鏡アーム30の上方には、接眼レンズ33
を有する顕微鏡32およびレーザー発振器50が
取付けられてあり、その下方には腕30aが、顕
微鏡32の光軸とほぼ平行に突出し、その先端付
近にはピボツト29を介して、ランプハウス37
と照明系を組込んだ筒体31がピボツト29の中
心(これは、前述した軸Bと平行な軸Aと一致
し、被検眼Eにピント面を合致するように調整さ
れた顕微鏡32の焦点に一致している。)として
旋回可能に支承されている。
中間部材41の下端には、その上下動を滑らか
にするために、バランススプリング46が配置し
てある。
前記テーブル27の前方にはあご台支柱38が
植設してあり、それには上下調節可能なあご乗せ
台35と、固視灯36を装着した額当て34がそ
れぞれ取付けられている。
次に、このように構成された細隙灯顕微鏡を操
作する場合の動作について説明する。
先ず、被検者の顔をあご乗せ台35と額当て3
4に密椄させて、被検眼Eを固定する。
続いて、検者眼Dにより接眼レンズ33を通し
て被検眼Eを覗きながら軸Bを中心としてその光
軸を振り、最適な角度αをセツトすると共に、軸
Aを中心として筒体31を旋回させて、照明光を
被検眼Eに照射する。
このときの照明光と顕微鏡32の光軸とのなす
角即ちアジマス角(α+β)は、ほぼ90°を確保
できると共に、レーザー発振器50を含めた顕微
鏡32の重心が、移動台21の中心部、即ち軸B
上にあるので、前述した3点支持の三角形からは
み出すことがない。
従つて角度αおよびα+βの設定角に対する制
約が無くなつた。
顕微鏡32の光軸を被検眼Eの高さに合わせる
には、上下調節ノブ39を左右何れかの方向へ回
転させると、それによりアイドルギヤ44を介し
て歯車43aが回り、ヘリコイド41aが上下す
る。
又、ジヨイステイツク25を傾動させることに
より、球体26が摩擦板28上を転動して、第1
図に示した矢印X方向またはY方向、あるいはそ
れらの合成された任意の方向へ、顕微鏡アーム3
0及びそれに取付けられている顕微鏡32や、照
明光を発する筒体31等を移動させることができ
る。
〔効果〕
以上説明したように、本考案では、照明系を左
右に旋回させても、顕微鏡部に比べて相対的に軽
い為、大半の重量は移動台のほぼ中央に位置する
不動の軸上にかかり、顕微鏡アームの強度不足に
よる振動は解消した。又、同時に使用上の制約も
無くなり、その結果、機械全体を小型にまとめる
ことができ、取扱い操作が容易になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例の平面図、第2図
は同じく側面図、第3図は本考案実施例による移
動台の支柱を含む要部断面図、第4図は従来例に
よる細隙灯顕微鏡の平面図、第5図はその側面図
である。 21……移動台、25……ジヨイステイツク、
26……球体、29……ピボツト、30……顕微
鏡アーム、32……顕微鏡、39……上下調節ノ
ブ、40……支柱、41……中間部材、43……
回転筒、50……レーザー発振器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 被検眼を照明するための照明系を備えた細隙
    灯顕微鏡において、被検眼に対し前後左右に調
    節可能でほぼその中央に支柱を固設した移動台
    を設け、前記支柱に対し回動が規制され上下方
    向に摺動可能な中間部材を嵌装し、該中間部材
    にはその一端にピボツトを有し該ピボツトの軸
    芯延長線に被検眼を観察する顕微鏡の焦点が一
    致するように配置した腕を設けた顕微鏡アーム
    を旋回可能に嵌装し、前記ピボツトには前記照
    明系が旋回可能に支承されると共に、前記顕微
    鏡アームには前記顕微鏡ならびに付設体のほぼ
    重心をその中心に合致するように配置したこと
    を特徴とする細隙灯顕微鏡。 2 前記付設体はレーザ発振器から成る実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の細隙灯顕微鏡。
JP13757187U 1987-09-10 1987-09-10 Expired JPH042642Y2 (ja)

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JP13757187U JPH042642Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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JP13757187U JPH042642Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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JPS6443904U JPS6443904U (ja) 1989-03-16
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