JPH042648B2 - - Google Patents
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- JPH042648B2 JPH042648B2 JP63182603A JP18260388A JPH042648B2 JP H042648 B2 JPH042648 B2 JP H042648B2 JP 63182603 A JP63182603 A JP 63182603A JP 18260388 A JP18260388 A JP 18260388A JP H042648 B2 JPH042648 B2 JP H042648B2
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- cam
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Landscapes
- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、再溶融チルカムシヤフトの製造方法
に関し、詳しくは、カムシヤフトのカム摺動部表
面に対するレーザビーム、TIGアーク、プラズマ
アーク、電子ビーム等の高密度エネルギによる照
射部位の走査運動を、再溶融チル化による表面硬
化層深さが均一となるように等速直線往復運動と
する再溶融チルカムシヤフトの製造方法にかか
る。
に関し、詳しくは、カムシヤフトのカム摺動部表
面に対するレーザビーム、TIGアーク、プラズマ
アーク、電子ビーム等の高密度エネルギによる照
射部位の走査運動を、再溶融チル化による表面硬
化層深さが均一となるように等速直線往復運動と
する再溶融チルカムシヤフトの製造方法にかか
る。
従来、レーザビーム、TIGアーク、プラズマア
ーク、電子ビーム等の高密度エネルギーの照射に
より、カムシヤフトのカム摺動部表面に再溶融チ
ル化することにより表面硬化層を形成させる場合
には、カムシヤフトのカム摺動部表面のカム幅方
向に、スライダクランク機構等を利用してカムシ
ヤフトもしくは高密度エネルギの照射装置を移動
させることによつて、高密度エネルギによる照射
部位をカムシヤフトのカム摺動部表面のカム幅方
向に相対的に往復運動させて走査させるのが通常
であつた。
ーク、電子ビーム等の高密度エネルギーの照射に
より、カムシヤフトのカム摺動部表面に再溶融チ
ル化することにより表面硬化層を形成させる場合
には、カムシヤフトのカム摺動部表面のカム幅方
向に、スライダクランク機構等を利用してカムシ
ヤフトもしくは高密度エネルギの照射装置を移動
させることによつて、高密度エネルギによる照射
部位をカムシヤフトのカム摺動部表面のカム幅方
向に相対的に往復運動させて走査させるのが通常
であつた。
しかし、このようなスライダクランク機構等を
利用してカムシヤフトのカム摺動部表面に高密度
エネルギを照射する場合においては、高密度エネ
ルギによる照射部位の走査運動が第11図に示す
ようなサインカーブ運動となることから、カムシ
ヤフトのカム摺動部表面のカム幅中央部では高密
度エネルギによる照射部位の走査速度が速く、逆
に、カムシヤフトのカム摺動部表面のカム幅両端
部では高密度エネルギによる照射部位の走査速度
が遅くなつて、第12図に示すように、再溶融チ
ル化によるカムシヤフトのカム摺動部表面に形成
される表面硬化層深さが不均一となるという欠点
があつた。
利用してカムシヤフトのカム摺動部表面に高密度
エネルギを照射する場合においては、高密度エネ
ルギによる照射部位の走査運動が第11図に示す
ようなサインカーブ運動となることから、カムシ
ヤフトのカム摺動部表面のカム幅中央部では高密
度エネルギによる照射部位の走査速度が速く、逆
に、カムシヤフトのカム摺動部表面のカム幅両端
部では高密度エネルギによる照射部位の走査速度
が遅くなつて、第12図に示すように、再溶融チ
ル化によるカムシヤフトのカム摺動部表面に形成
される表面硬化層深さが不均一となるという欠点
があつた。
また、このようなスライダクランク機構等を利
用してカムシヤフトのカム摺動部表面に高密度エ
ネルギを照射することによつて、再溶融チル化に
よる均一な表面硬化層深さを確保しようとする
と、高密度エネルギによる照射部位の走査速度を
速める必要があり、この場合には再溶融チル化に
よりカムシヤフトのカム摺動部表面に形成される
表面硬化層深さが極端に浅くなるという欠点もあ
つた。
用してカムシヤフトのカム摺動部表面に高密度エ
ネルギを照射することによつて、再溶融チル化に
よる均一な表面硬化層深さを確保しようとする
と、高密度エネルギによる照射部位の走査速度を
速める必要があり、この場合には再溶融チル化に
よりカムシヤフトのカム摺動部表面に形成される
表面硬化層深さが極端に浅くなるという欠点もあ
つた。
さらに、カムシヤフトのカム摺動部表面のカム
幅中央部を深い表面硬化層を形成させようとする
と、カムシヤフトのカム摺動部表面におけるカム
幅両端部においては、再溶融チル化により形成さ
れた表面硬化層深さが過剰となつたり、隅部が溶
け落ちる、いわゆる“溶けだれ”を発生する等、
再溶融チルカムシヤフトの品質、コスト面におい
て充分なものとすることができないのが現状であ
つた。
幅中央部を深い表面硬化層を形成させようとする
と、カムシヤフトのカム摺動部表面におけるカム
幅両端部においては、再溶融チル化により形成さ
れた表面硬化層深さが過剰となつたり、隅部が溶
け落ちる、いわゆる“溶けだれ”を発生する等、
再溶融チルカムシヤフトの品質、コスト面におい
て充分なものとすることができないのが現状であ
つた。
上述のような従来の技術の現状に鑑み、本発明
が解決しようとする問題点は、従来のスライダク
ランク機構等を利用しカムシヤフトのカム摺動部
表面に高密度エネルギを照射し、カムシヤフトの
カム摺動部表面に表面硬化層を形成させる方法に
おいては、カムシヤフトのカム摺動部表面におけ
る高密度エネルギによる照射部位の走査運動がサ
インカーブ運動とされていることから、カムシヤ
フトのカム摺動部表面のカム幅中央部では高密度
エネルギによる照射部位の走査速度が速く、逆
に、カムシヤフトのカム摺動部表面のカム幅両端
部では高密度エネルギによる照射部位の走査速度
が遅くなり、高密度エネルギの照射によるカムシ
ヤフトのカム摺動部表面に対する再溶融チル化に
より形成される表面硬化層深さを均一化すること
が困難であつたということである。
が解決しようとする問題点は、従来のスライダク
ランク機構等を利用しカムシヤフトのカム摺動部
表面に高密度エネルギを照射し、カムシヤフトの
カム摺動部表面に表面硬化層を形成させる方法に
おいては、カムシヤフトのカム摺動部表面におけ
る高密度エネルギによる照射部位の走査運動がサ
インカーブ運動とされていることから、カムシヤ
フトのカム摺動部表面のカム幅中央部では高密度
エネルギによる照射部位の走査速度が速く、逆
に、カムシヤフトのカム摺動部表面のカム幅両端
部では高密度エネルギによる照射部位の走査速度
が遅くなり、高密度エネルギの照射によるカムシ
ヤフトのカム摺動部表面に対する再溶融チル化に
より形成される表面硬化層深さを均一化すること
が困難であつたということである。
従つて、本発明の技術的課題とするところは、
カムシヤフトのカム摺動部表面に対する高密度エ
ネルギによる照射部位の走査運動を等速直線往復
運動とすることによつて、高密度エネルギの照射
によるカムシヤフトのカム摺動部表面における再
溶融チル化により形成される表面硬化層深さの均
一化を容易なものとし、もつて、再溶融チルカム
シヤフトの優れた品質、コストを確保することに
ある。
カムシヤフトのカム摺動部表面に対する高密度エ
ネルギによる照射部位の走査運動を等速直線往復
運動とすることによつて、高密度エネルギの照射
によるカムシヤフトのカム摺動部表面における再
溶融チル化により形成される表面硬化層深さの均
一化を容易なものとし、もつて、再溶融チルカム
シヤフトの優れた品質、コストを確保することに
ある。
このような従来の技術における問題点に鑑み、
本発明における従来の課題を解決するための手段
は、レーザビーム、TIGアーク、プラズマアー
ク、電子ビーム等の高密度エネルギによりカムシ
ヤフトのカム摺動部表面を照射して再溶融チル化
し、カムシヤフトのカム摺動部表面に表面硬化層
を形成させる再溶融チルカムシヤフトの製造方法
であつて、 前記カムシヤフトのカム摺動部表面に対する高
密度エネルギによる照射部位の走査運動を、カム
シヤフトの軸方向運動成分と周方向運動成分を合
成した方向に等速直線往復運動とすることを特徴
とする再溶融チルカムシヤフトの製造方法からな
つている。
本発明における従来の課題を解決するための手段
は、レーザビーム、TIGアーク、プラズマアー
ク、電子ビーム等の高密度エネルギによりカムシ
ヤフトのカム摺動部表面を照射して再溶融チル化
し、カムシヤフトのカム摺動部表面に表面硬化層
を形成させる再溶融チルカムシヤフトの製造方法
であつて、 前記カムシヤフトのカム摺動部表面に対する高
密度エネルギによる照射部位の走査運動を、カム
シヤフトの軸方向運動成分と周方向運動成分を合
成した方向に等速直線往復運動とすることを特徴
とする再溶融チルカムシヤフトの製造方法からな
つている。
以下、添付図面に基づいて、本発明の作用を説
明する。
明する。
第1図において、カムシヤフト3のカム摺動部
表面4aに対する高密度エネルギによる照射部位
の走査運動を、カムシヤフト3の軸方向運動成
分、即ち、カムシヤフト3の往復運動、と周方向
運動成分、即ち、カムシヤフト3の回転運動を合
成した方向に等速直線往復運動とするものであ
り、この等速直線往復運動とすることにより走査
運動が従来のようなサインカーブ運動とならず、
カム幅部位により走査速度の差を生じることがな
いため、カムシヤフト3のカム摺動部表面4aに
形成される表面硬化層深さを容易に均一化するこ
とができるのである。
表面4aに対する高密度エネルギによる照射部位
の走査運動を、カムシヤフト3の軸方向運動成
分、即ち、カムシヤフト3の往復運動、と周方向
運動成分、即ち、カムシヤフト3の回転運動を合
成した方向に等速直線往復運動とするものであ
り、この等速直線往復運動とすることにより走査
運動が従来のようなサインカーブ運動とならず、
カム幅部位により走査速度の差を生じることがな
いため、カムシヤフト3のカム摺動部表面4aに
形成される表面硬化層深さを容易に均一化するこ
とができるのである。
そして、第3図は、カムシヤフト3軸の往復運
動を導出するための倣いカム1のカムプロフイル
を示している。ここでいう倣いスタイラスは、工
作物の加工に当たつて加工プロフイルを倣うため
に使用される触針のことである。
動を導出するための倣いカム1のカムプロフイル
を示している。ここでいう倣いスタイラスは、工
作物の加工に当たつて加工プロフイルを倣うため
に使用される触針のことである。
倣いカム1は、少なくとも1つ以上のカムリフ
ト部1bを配置させうる大きさの所定のベース円
1aを有し、倣いカム1におけるベース円部を底
辺とし、カムシヤフト3のカム摺動部表面4aに
おける高密度エネルギによる照射幅に対応するカ
ムリフトを頂点とするカムリフト部1bを形成し
ている。カムシヤフト3と高密度エネルギによる
照射装置8との相対的な往復運動およびカムシヤ
フト3軸の回転運動をさせた時に、上記カムリフ
ト部1bの等辺部とカムシヤフト3もしくは高密
度エネルギの照射装置に配設された倣いスタイラ
スとの当接点の描く軌跡を、倣いカム1の回転角
度に対応させて形成させたカムプロフイルとして
いるのは、上述のようにして描かれたカムプロフ
イルを有する倣いカム1にカムシヤフト3もしく
は高密度エネルギの照射装置8の倣いスタイラス
を倣わせて駆動させることによつて、倣いカム1
の回転によるカムシヤフト3もしくは高密度エネ
ルギの照射装置8を前記カムリフト部1bの等辺
部に沿つて往復運動させ、カムシヤフト3軸の回
転運動と合成させることにより、カム摺動部表面
4aでの走査運動を等速直線往復運運とすること
ができ、カムシヤフト3のカム摺動部表面4aの
カム幅方向に対して再溶融チル化により第5図に
示すような均一な表面硬化層4bを形成させてい
る。
ト部1bを配置させうる大きさの所定のベース円
1aを有し、倣いカム1におけるベース円部を底
辺とし、カムシヤフト3のカム摺動部表面4aに
おける高密度エネルギによる照射幅に対応するカ
ムリフトを頂点とするカムリフト部1bを形成し
ている。カムシヤフト3と高密度エネルギによる
照射装置8との相対的な往復運動およびカムシヤ
フト3軸の回転運動をさせた時に、上記カムリフ
ト部1bの等辺部とカムシヤフト3もしくは高密
度エネルギの照射装置に配設された倣いスタイラ
スとの当接点の描く軌跡を、倣いカム1の回転角
度に対応させて形成させたカムプロフイルとして
いるのは、上述のようにして描かれたカムプロフ
イルを有する倣いカム1にカムシヤフト3もしく
は高密度エネルギの照射装置8の倣いスタイラス
を倣わせて駆動させることによつて、倣いカム1
の回転によるカムシヤフト3もしくは高密度エネ
ルギの照射装置8を前記カムリフト部1bの等辺
部に沿つて往復運動させ、カムシヤフト3軸の回
転運動と合成させることにより、カム摺動部表面
4aでの走査運動を等速直線往復運運とすること
ができ、カムシヤフト3のカム摺動部表面4aの
カム幅方向に対して再溶融チル化により第5図に
示すような均一な表面硬化層4bを形成させてい
る。
次に、第4図は、カムシヤフト3もしくは高密
度エネルギの照射装置8を駆動させることによつ
て形成される、カムシヤフト3のカム摺動部表面
4aにおける高密度エネルギによる照射部位の走
査運動を示しており、高密度エネルギによる照射
部位の走査運動が等速直線往復運動となつている
ことが理解される。
度エネルギの照射装置8を駆動させることによつ
て形成される、カムシヤフト3のカム摺動部表面
4aにおける高密度エネルギによる照射部位の走
査運動を示しており、高密度エネルギによる照射
部位の走査運動が等速直線往復運動となつている
ことが理解される。
第5図は、カムシヤフト3のカム摺動部表面4
aにおける高密度エネルギによる照射部位の走査
運動を等速直線往復運動とすることによつて、カ
ムシヤフト3のカム摺動部表面4aに対して高密
度エネルギによる照射部位の走査運動を等速直線
往復運動として、再溶融チル化により表面硬化層
4bを形成させた時のカム4の断面図を示してい
る。
aにおける高密度エネルギによる照射部位の走査
運動を等速直線往復運動とすることによつて、カ
ムシヤフト3のカム摺動部表面4aに対して高密
度エネルギによる照射部位の走査運動を等速直線
往復運動として、再溶融チル化により表面硬化層
4bを形成させた時のカム4の断面図を示してい
る。
なお、第5図において、4はカム、4bは本発
明法により高密度エネルギを照射することによつ
て形成させた表面硬化層を示している。
明法により高密度エネルギを照射することによつ
て形成させた表面硬化層を示している。
第5図から明らかなように、カムシヤフト3の
カム摺動部表面4aに対する高密度エネルギによ
る照射部位の走査運動を、第4図に示すような等
速直線往復運動とすることによつて、カムシヤフ
ト3のカム摺動部表面4aに対して高密度エネル
ギを照射して再溶融チル化により形成された表面
硬化層4a深さが均一化されていることが理解さ
れる。
カム摺動部表面4aに対する高密度エネルギによ
る照射部位の走査運動を、第4図に示すような等
速直線往復運動とすることによつて、カムシヤフ
ト3のカム摺動部表面4aに対して高密度エネル
ギを照射して再溶融チル化により形成された表面
硬化層4a深さが均一化されていることが理解さ
れる。
なお、倣いカム1としては、上述のようなカム
プロフイルの外形形状を有する板カムであつて
も、また、板部材、円柱部材等に形成させた溝形
状が上述のようなプロフイルを有する、いわゆ
る、溝カムであつてもよい。
プロフイルの外形形状を有する板カムであつて
も、また、板部材、円柱部材等に形成させた溝形
状が上述のようなプロフイルを有する、いわゆ
る、溝カムであつてもよい。
ただし、等速直線往復運動を高速スピードにて
運動させる場合には、カムシヤフトもしくは高密
度エネルギの照射装置を倣いスタイラスの追従性
の観点から溝カムとするのが望ましい。
運動させる場合には、カムシヤフトもしくは高密
度エネルギの照射装置を倣いスタイラスの追従性
の観点から溝カムとするのが望ましい。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を説
明する。
明する。
なお、以下の実施例において、同一もしくは相
当部分について、同一の符号を付することにより
説明を省略する。
当部分について、同一の符号を付することにより
説明を省略する。
(第1実施例)
第1図及び第2図は、本発明の再溶融チルカム
シヤフトの製造方法によりカムシヤフト3のカム
摺動部表面4aに対して、再溶融チル化による表
面硬化層4bを形成させる第1実施例を示してい
る。
シヤフトの製造方法によりカムシヤフト3のカム
摺動部表面4aに対して、再溶融チル化による表
面硬化層4bを形成させる第1実施例を示してい
る。
そして、第1図は、高密度エネルギの照射装置
を固定状態とし、直接駆動方式によりカムシヤフ
ト3を第4図に示すように等速直線往復運動させ
るこによつて、カムシヤフト3のカム摺動部表面
4aに再溶融チル化による表面硬化層4bを形成
させる実施例を示している。
を固定状態とし、直接駆動方式によりカムシヤフ
ト3を第4図に示すように等速直線往復運動させ
るこによつて、カムシヤフト3のカム摺動部表面
4aに再溶融チル化による表面硬化層4bを形成
させる実施例を示している。
この第1図に示す直接駆動方式においては、カ
ムシヤフト3の保持部材5及び6によつてカムシ
ヤフト3を保持した状態で、保持部材6の一端に
は、図示されない保持部材により保持されるとと
もに、倣いスタイラスとしての転動移動するロー
ラ7が設けられており、TIGアークのトーチ等の
高密度エネルギの照射装置8を固定させた状態
で、カムシヤフト軸の回転運動に加え、倣いカム
1の矢印9方向への回転によりカムシヤフト3を
矢印10方向に往復運動させることにより、カム
シヤフト3を照射装置8に対して等速直線往復運
動させ、カムシヤフト3のカム摺動部表面4aに
再溶融チル化による表面硬化層4bを形成させる
ものである。
ムシヤフト3の保持部材5及び6によつてカムシ
ヤフト3を保持した状態で、保持部材6の一端に
は、図示されない保持部材により保持されるとと
もに、倣いスタイラスとしての転動移動するロー
ラ7が設けられており、TIGアークのトーチ等の
高密度エネルギの照射装置8を固定させた状態
で、カムシヤフト軸の回転運動に加え、倣いカム
1の矢印9方向への回転によりカムシヤフト3を
矢印10方向に往復運動させることにより、カム
シヤフト3を照射装置8に対して等速直線往復運
動させ、カムシヤフト3のカム摺動部表面4aに
再溶融チル化による表面硬化層4bを形成させる
ものである。
また、第2図のリンク駆動方式においては、リ
ンク部材12の一端に設けられた倣いスタイラス
としての倣いピン11によつて、外形形状をカム
プロフイルとした板カム状の倣いカム1のカムプ
ロフイルを倣わせることにより、図示されない支
持部材が挿入されたピン孔13を介して回動可能
に設けられ、固定ピン14により連結されたリン
ク部材12及びリンク部材15における、リンク
部材15の他端側に配設された図示されないTIG
トーチ等の高密度エネルギの照射装置8からの高
密度エネルギの照射によつて、カムシヤフト3の
カム摺動部表面4aに再溶融チル化による表面硬
化層4bを形成されるものである。
ンク部材12の一端に設けられた倣いスタイラス
としての倣いピン11によつて、外形形状をカム
プロフイルとした板カム状の倣いカム1のカムプ
ロフイルを倣わせることにより、図示されない支
持部材が挿入されたピン孔13を介して回動可能
に設けられ、固定ピン14により連結されたリン
ク部材12及びリンク部材15における、リンク
部材15の他端側に配設された図示されないTIG
トーチ等の高密度エネルギの照射装置8からの高
密度エネルギの照射によつて、カムシヤフト3の
カム摺動部表面4aに再溶融チル化による表面硬
化層4bを形成されるものである。
(第2実施例)
第6図は、本発明法により再溶融チルカムシヤ
フトを製造する第2実施例を示す図である。
フトを製造する第2実施例を示す図である。
第6図において、フレーム21は矢印10方向
にスライド可能とされ、その一端にはカムシヤフ
ト3の一端を保持する保持部材6を回転駆動する
モータ24が配設され、他端にはもう1つの保持
部材5が設けられ、ローラ22は回転可能にフレ
ーム21に固定されて、また、倣いカム23aは
モータ25により回転駆動されている。
にスライド可能とされ、その一端にはカムシヤフ
ト3の一端を保持する保持部材6を回転駆動する
モータ24が配設され、他端にはもう1つの保持
部材5が設けられ、ローラ22は回転可能にフレ
ーム21に固定されて、また、倣いカム23aは
モータ25により回転駆動されている。
そして、倣いカム23aの溝26を倣いスタイ
ラスであるローラ22が倣つてフレーム21を等
速直線往復運動させるのである。
ラスであるローラ22が倣つてフレーム21を等
速直線往復運動させるのである。
そのため、第6図において、カムシヤフト3を
保持部材6及び5により保持した状態でモータ2
4により回転され、一方、倣いカム23aはモー
タ25により回転されて倣いカム23aの溝26
をローラ22が倣い、カムシヤフト3は矢印10
方向に往復運動しながら回転することにより、固
定状態とされた図示されないTIGトーチ等の高密
度エネルギの照射装置に対してカムシヤフト3が
等速直線往復運動し、カムシヤフト3のカム摺動
部表面4aを再溶融チル化させて表面硬化層4b
を形成させるものである。
保持部材6及び5により保持した状態でモータ2
4により回転され、一方、倣いカム23aはモー
タ25により回転されて倣いカム23aの溝26
をローラ22が倣い、カムシヤフト3は矢印10
方向に往復運動しながら回転することにより、固
定状態とされた図示されないTIGトーチ等の高密
度エネルギの照射装置に対してカムシヤフト3が
等速直線往復運動し、カムシヤフト3のカム摺動
部表面4aを再溶融チル化させて表面硬化層4b
を形成させるものである。
上述のように等速直線往復運動のスピードパタ
ーンは倣いカム23aの溝形状により決り、溝2
6に対するローラ22とのガタが殆どないことか
ら、ローラ22は倣いカム23aの溝形状に正確
に倣い、カムシヤフト3の等速直線往復運動は確
実に設定スピードで運動するのである。
ーンは倣いカム23aの溝形状により決り、溝2
6に対するローラ22とのガタが殆どないことか
ら、ローラ22は倣いカム23aの溝形状に正確
に倣い、カムシヤフト3の等速直線往復運動は確
実に設定スピードで運動するのである。
また、倣いカム23aの溝26の形状はどのよ
うな形状にも加工することができることから、等
速直線往復運動のスピードパターンを任意に設定
することができる。
うな形状にも加工することができることから、等
速直線往復運動のスピードパターンを任意に設定
することができる。
第8図は第6図の倣いカム23aの展開図であ
る。
る。
(第3実施例)
第7図は、本発明法により再溶融チルカムシヤ
フトを製造する第3実施例を示す図である。
フトを製造する第3実施例を示す図である。
第7図において、カムシヤフト3の保持方法は
第6図と同様の構成となつており、倣いカム23
bが円板上に溝形状によりカムプロフイルを形成
させたものである。
第6図と同様の構成となつており、倣いカム23
bが円板上に溝形状によりカムプロフイルを形成
させたものである。
そして、倣いカム23bはモータ25により回
転運動され、倣いカム23bの溝26をローラ2
2が倣い、フレーム21を往復運動するのであ
る。
転運動され、倣いカム23bの溝26をローラ2
2が倣い、フレーム21を往復運動するのであ
る。
そして、溝26の溝幅はローラ22のローラ幅
とほぼ等しくガタは殆どないことから、カムシヤ
フト3の往復運動は倣いカム23bの溝形状の往
復運動と同じスピードにて確実に繰り返される。
とほぼ等しくガタは殆どないことから、カムシヤ
フト3の往復運動は倣いカム23bの溝形状の往
復運動と同じスピードにて確実に繰り返される。
そして、カムシヤフト3は、モータ24にて回
転させられることにより、照射装置に対してカム
シヤフト3軸の回転運動とカムシヤフト3軸の往
復運動との合成運動による等速直線往復運動とす
ることができ、カムシヤフト3のカム摺動部表面
4aに均一な表面硬化層を形成させることができ
る。
転させられることにより、照射装置に対してカム
シヤフト3軸の回転運動とカムシヤフト3軸の往
復運動との合成運動による等速直線往復運動とす
ることができ、カムシヤフト3のカム摺動部表面
4aに均一な表面硬化層を形成させることができ
る。
第9図は、第7図の円板上の倣いカム23bの
溝形状を示している。
溝形状を示している。
第10図は、カムシヤフト3のカム4を矢印2
8方向に回転しつつ、TIGトーチの高密度エネル
ギの照射装置8を倣いカム23bの形状に倣わせ
ながら矢印10方向等に往復運動させるため、た
め、矢印29方向に移動させた時の高密度エネル
ギによる照射部位の等速直線往復運動の軌跡27
を示しており、第6図、第7図の再溶融チルカム
シヤフトの製造における高密度エネルギの照射装
置の作動状態を示す詳細図である。
8方向に回転しつつ、TIGトーチの高密度エネル
ギの照射装置8を倣いカム23bの形状に倣わせ
ながら矢印10方向等に往復運動させるため、た
め、矢印29方向に移動させた時の高密度エネル
ギによる照射部位の等速直線往復運動の軌跡27
を示しており、第6図、第7図の再溶融チルカム
シヤフトの製造における高密度エネルギの照射装
置の作動状態を示す詳細図である。
上述により明らかなように、第2実施例及び第
3実施例によれば、カムシヤフト3のカム摺動部
表面4aに対する高密度エネルギによる照射部位
の走査運動を、前記倣いカム23a,23b等の
薄カムを用いることによつて、狙つたスピードパ
ターンの等速直線往復運動を確実に実施できるこ
とから、表面硬化層4bの硬化深さを均一化する
ことができ、再溶融チルカムシヤフトの品質が安
定するのである。
3実施例によれば、カムシヤフト3のカム摺動部
表面4aに対する高密度エネルギによる照射部位
の走査運動を、前記倣いカム23a,23b等の
薄カムを用いることによつて、狙つたスピードパ
ターンの等速直線往復運動を確実に実施できるこ
とから、表面硬化層4bの硬化深さを均一化する
ことができ、再溶融チルカムシヤフトの品質が安
定するのである。
なお、上述の第2実施例及び第3実施例におい
ては、カムシヤフト3を等速直線往復運動させる
こととしているが、TIGトーチ等の高密度エネル
ギの照射装置8を倣いカム23a,23bによつ
て、等速直線往復運動させても同様の効果がある
ことはいうまでもない。
ては、カムシヤフト3を等速直線往復運動させる
こととしているが、TIGトーチ等の高密度エネル
ギの照射装置8を倣いカム23a,23bによつ
て、等速直線往復運動させても同様の効果がある
ことはいうまでもない。
以上により明らかなように、本発明にかかる再
溶融チルカムシヤフトの製造方法によれば、カム
シヤフトのカム摺動部表面に対する高密度エネル
ギによる照射部位の走査運動を等速直線往復運動
とすることによつて、高密度エネルギの照射によ
るカムシヤフトのカム摺動部表面における再溶融
チル化により形成される表面硬化層深さの均一化
を容易なものとし、もつて、再溶融チルカムシヤ
フトの優れた品質、コストを確保することができ
る利点がある。
溶融チルカムシヤフトの製造方法によれば、カム
シヤフトのカム摺動部表面に対する高密度エネル
ギによる照射部位の走査運動を等速直線往復運動
とすることによつて、高密度エネルギの照射によ
るカムシヤフトのカム摺動部表面における再溶融
チル化により形成される表面硬化層深さの均一化
を容易なものとし、もつて、再溶融チルカムシヤ
フトの優れた品質、コストを確保することができ
る利点がある。
第1図は、本発明法の第1実施例の1つである
直線駆動方式の再溶融チルカムシヤフトの製造方
法を示す図、第2図は、本発明法の第1実施例の
1つであるリンク駆動方式の再溶融チルカムシヤ
フトの製造方法を示す図、第3図は、本発明法に
よる高密度エネルギによる照射部位の走査運動を
等速直線往復運動とするための倣いカムのカムプ
ロフイルを示す図、第4図は、本発明法によりカ
ムシヤフトのカム摺動部表面に対する、高密度エ
ネルギによる照射部位の走査運動を示す図、第5
図は、本発明法により再溶融チル化させたカムの
断面図、第6図は、本発明法の第2実施例による
再溶融チルカムシヤフトの製造方法を示す図、第
7図は、本発明法の第3実施例による再溶融チル
カムシヤフトの製造方法を示す図、第8図は、第
2実施例に用いた倣いカムの展開図、第9図は、
第3実施例に用いた倣いカムの平面図、第10図
は、本発明法によりカムシヤフトのカム摺動図表
面に、高密度エネルギを照射している状態を示す
図、第11図は、従来のスライダクランク機構を
利用した高密度エネルギによる照射部位の走査運
動を示す図、第12図は、従来法により再溶融チ
ル化させたカムの断面図である。 1……倣いカム、1a……ベース円、1b……
カムプロフイル、2……回転軸、3……カムシヤ
フト、4……カム、4a……カム摺動部表面、4
b……表面硬化層、5,6……保持部材、7……
ローラ、8……高密度エネルギの照射装置、9…
…回転方向、10……移動方向、11……倣いピ
ン、12……リンク部材、13……ピン孔、14
……固定ピン、15……リンク部材、21……フ
レーム、22……ローラ、23a,23b……倣
いカム、24,25……モータ、26……溝、2
7……高密度エネルギによる照射部位の軌跡、2
8……カムシヤフトの回転方向、29……高密度
エネルギの照射装置の移動方向。
直線駆動方式の再溶融チルカムシヤフトの製造方
法を示す図、第2図は、本発明法の第1実施例の
1つであるリンク駆動方式の再溶融チルカムシヤ
フトの製造方法を示す図、第3図は、本発明法に
よる高密度エネルギによる照射部位の走査運動を
等速直線往復運動とするための倣いカムのカムプ
ロフイルを示す図、第4図は、本発明法によりカ
ムシヤフトのカム摺動部表面に対する、高密度エ
ネルギによる照射部位の走査運動を示す図、第5
図は、本発明法により再溶融チル化させたカムの
断面図、第6図は、本発明法の第2実施例による
再溶融チルカムシヤフトの製造方法を示す図、第
7図は、本発明法の第3実施例による再溶融チル
カムシヤフトの製造方法を示す図、第8図は、第
2実施例に用いた倣いカムの展開図、第9図は、
第3実施例に用いた倣いカムの平面図、第10図
は、本発明法によりカムシヤフトのカム摺動図表
面に、高密度エネルギを照射している状態を示す
図、第11図は、従来のスライダクランク機構を
利用した高密度エネルギによる照射部位の走査運
動を示す図、第12図は、従来法により再溶融チ
ル化させたカムの断面図である。 1……倣いカム、1a……ベース円、1b……
カムプロフイル、2……回転軸、3……カムシヤ
フト、4……カム、4a……カム摺動部表面、4
b……表面硬化層、5,6……保持部材、7……
ローラ、8……高密度エネルギの照射装置、9…
…回転方向、10……移動方向、11……倣いピ
ン、12……リンク部材、13……ピン孔、14
……固定ピン、15……リンク部材、21……フ
レーム、22……ローラ、23a,23b……倣
いカム、24,25……モータ、26……溝、2
7……高密度エネルギによる照射部位の軌跡、2
8……カムシヤフトの回転方向、29……高密度
エネルギの照射装置の移動方向。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 レーザビーム、TIGアーク、プラズマアー
ク、電子ビーム等の高密度エネルギによりカムシ
ヤフトのカム摺動部表面を照射して再溶融チル化
し、カムシヤフトのカム摺動部表面に表面硬化層
を形成させる再溶融チルカムシヤフトの製造方法
であつて、 前記カムシヤフトのカム摺動部表面に対する高
密度エネルギによる照射部位の走査運動を、カム
シヤフトの軸方向運動成分と周方向運動成分を合
成した方向に等速直線往復運動とすることを特徴
とする再溶融チルカムシヤフトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63182603A JPH01139727A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 再溶融チルカムシャフトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63182603A JPH01139727A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 再溶融チルカムシャフトの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01139727A JPH01139727A (ja) | 1989-06-01 |
| JPH042648B2 true JPH042648B2 (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=16121174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63182603A Granted JPH01139727A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 再溶融チルカムシャフトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01139727A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112589295B (zh) * | 2021-01-12 | 2022-05-17 | 深圳市奥华激光科技有限公司 | 一种激光打点导光板并自动上料的加工装置 |
-
1988
- 1988-07-21 JP JP63182603A patent/JPH01139727A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01139727A (ja) | 1989-06-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |