JPH0426509Y2 - - Google Patents

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JPH0426509Y2
JPH0426509Y2 JP2162887U JP2162887U JPH0426509Y2 JP H0426509 Y2 JPH0426509 Y2 JP H0426509Y2 JP 2162887 U JP2162887 U JP 2162887U JP 2162887 U JP2162887 U JP 2162887U JP H0426509 Y2 JPH0426509 Y2 JP H0426509Y2
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gate
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waterway
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reduced pressure
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、水位の変化に応じて上下方向に開
閉して水位を調整する水位調整ゲートに係り、特
に水位調整ゲートの扉体の閉塞時における閉めき
りを助ける水位調整ゲートの閉めきり部材に関す
るものである。
〔従来の技術〕
水位調整ゲートは、水位の変化に応じて扉体を
上下に開閉させることにより、流入量に対応させ
て放出量を調整したり或いは水位を一定に保持す
る目的で、例えば河川や用水路、排水路などの水
路に設置されている。
水位調整ゲートには、例えば、扉体が鉛直方向
に昇降して水路を開閉する昇降式ゲートや、扉体
が上下方向に回動して水路を開閉するラジアルゲ
ートなどが知られている。
これらの水位調整ゲートは、扉体の上流側の水
位に応じて、扉体の下端と水路の底面との間に形
成される開口部の開口断面積を調整しながら、こ
の開口部から放流して扉体の上流側の水位を調整
している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、水路を閉じるために扉体を下動
して、扉体の下端と水路の底面との間に形成され
る開口部を閉じる場合において、下動する扉体の
下端が水路の底面に接近して、開口部の開口断面
積が狭まつてくるに従い、開口部を通過する流出
水の流速が増す。そして、この流速の増した流出
水が、扉体の閉めきりの際に抵抗力となつて作用
し、その結果、扉体の下端を水路の底面に簡単に
密着させることができず、水位調整ゲートの閉め
きりをスムーズに行わせることができないという
問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点に鑑み、その
問題点を解決すべく創案されたものであつて、そ
の目的とするところは、狭まつた開口部を通過す
る流出水により、水位調整ゲートの閉めきり直前
に、開口部の出口部位に渦を発生させ、その渦に
よつて引き起こされる減圧を利用して扉体を水路
の底面側に引き寄せて、扉体の下端を水路の底面
にスムーズに密着させることのできる水位調整ゲ
ートの閉めきり部材を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的を達成するためにこの考案は、上下
方向に開閉して水路の水位を調整する水位調整ゲ
ートにおいて、水位調整ゲートの扉体の下流側の
下端部位に減圧領域形成部材を横設し、水位調整
ゲートの閉めきり直前に、扉体の下端と水路の底
面との間に形成される開口部の出口部位に減圧領
域を現出する構成よりなるものである。
〔作用〕
以上のような構成を有するこの考案は、次のよ
うに作用する。
水位調整ゲートの扉体の下流側の下端部位に減
圧領域形成部材を横設したから、水位調整ゲート
の閉めきり直前には、水位調整ゲートの扉体の下
端と水路の底面との間に形成される開口部の出口
部位に、上記減圧領域形成部材、水路の底面など
によつて減圧領域が現出する。即ち、減圧領域の
開口断面積は開口部の開口断面積より大きいた
め、狭まつた開口部を通過した流出水はこの減圧
領域で急激に上方に拡がり、減圧領域の上面を形
成する減圧領域形成部材の下面側で渦が発生す
る。そして、この渦が発生している部分が減圧さ
れ、この減圧により、減圧領域形成部材の下面を
水路の底面側に引き寄せる力が作用する。これに
より、減圧領域形成部材が横設された扉体は水路
の底面側に引き寄せられて、扉体の下端は水路の
底面にスムーズに密着する。
〔実施例〕
以下、図面に記載の実施例に基づいてこの考案
をより具体的に説明する。
ここで、第1図は水位調整ゲートの概略側面
図、第2図は第1図の一部省略した概略平面図、
第3図は作用説明図である。
図において、1は水路2に設置された水位調整
ゲートとしての例えばラジアルゲートで、該ラジ
アルゲート1は水位の変化に応じて上下に回動し
て水路2を開閉し、放流或いは水の流れを堰き止
めて水位を調整する機能を有する。ラジアルゲー
ト1は扉体3、アーム4及び回動軸5などから構
成されている。
扉体3は直接水路2を開閉する機能を有するも
のであり、例えば断面円弧状のスキンプレートか
ら構成されている。扉体3は水路2を遮断するよ
うな状態つまり水路2の水流方向に対して直角
に、しかも水路2の底面2a及び側壁面との間で
水密性を図ることができるように設置され、又扉
体3の円弧状の凸面側が水路2の上流に向けて配
置されている。扉体3は一定の水圧に耐え得る強
度を有する材質からなる。
一方、扉体3の円弧状の凹面側には上下及び左
右に直線状のアーム4が水路2の下流側の上方に
向けて延びている。即ち、上下に配置された各ア
ーム4は、円弧状の扉体7の曲率中心部位に設置
された回動軸5に向けて延び、その終端が回動軸
5に上下方向回動自在に連結されている。これら
のアーム4を介して扉体3は回動軸5に上下方向
回動自在に保持されている。
回動軸5は、上下に回動して水路2を開閉する
ラジアルゲート1の回動中心となる部分であり、
扉体3の下流側で水路2の上方に配置されてい
る。この回動軸5は水路2の上方に横設された支
持材6に保持されている。
ところで、水位調整ゲートの一例であるラジア
ルゲート1の扉体7の下端部位、例えば扉体3の
下端より少し上方には減圧領域形成部材7が横設
されている。減圧領域形成部材7は扉体3の水路
2の下流側に臨む面、つまり扉体3の円弧状の凹
面側に横方向に亘つて取付けられている。減圧領
域形成部材7の下面7aは、ラジアルゲート1の
閉めきり直前に、水路2の底面2aと略水平にな
るように形成されている。又減圧領域形成部材7
の上面7bは水路2の下流側に向かつて下向きの
傾斜面に形成され、減圧領域形成部材7に排水の
一部が留まつてラジアルゲート1を開ける際の抵
抗となるのを防ぐようになつている。
上記減圧領域形成部材7は、扉体3の下端と水
路2の底面2aとの間に形成される開口部8の出
口部位に、ラジアルゲート1の扉体3の閉めきり
直前に減圧領域9を現出させる。即ち、ラジアル
ゲート1の扉体3の閉めきり直前に、減圧領域形
成部材7の下面7aが減圧領域9の上面を形成
し、又水路2の底面2aが減圧領域9の下面を形
成し、扉体3の円弧状の凹面側の下端側の一部が
減圧領域9の側面の一部を形成する。
減圧領域形成部材7の扉体3の下端からの高さ
は、扉体3の閉めきり直前に、開口部8を通過し
た流出水により減圧領域9で減圧が生起するに必
要な位置に取付けられ、又減圧領域形成部材7の
扉体3からの突出量は、減圧が起立するのに必要
な長さとなつている。
次に上記実施例の構成に基づく作用について、
以下説明する。
水位を調整するためにラジアルゲート1の扉体
3を下動し、扉体3が閉めきり直前の位置まで下
がると、第3図に示すように、扉体3の下端と水
路2の底面2aとの間に形成される開口部8の出
口部位には、減圧領域形成部材7、水路2の底面
2a及び扉体3の一部とによつて、減圧領域9が
現出する。
減圧領域9ではその開口断面積が開口部8の開
口断面積より大きく上方に拡がつているため、狭
まつた開口部8を通過した流出水は、この減圧領
域9で急激に上方に拡がり、減圧領域9の上面を
形成する減圧領域形成部材7の下面7a側で渦が
発生する。そして、この渦が発生している部分で
は圧力が低くなり、つまり減圧状態となつて負圧
の状態を招く。これに対し、減圧領域形成部材7
の上面7b側は大気圧の状態つまり正圧の状態で
あるため、減圧領域形成部材7の下面7aには水
路2の底面2a側に引き寄せる力が作用する。そ
の結果、減圧領域形成部材7が横設された扉体3
は水路2の底面2a側に引き寄せられて、扉体3
の下端は水路2の底面2aにスムーズに密着され
るようになる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の精神を逸脱しない範囲で
種々の改変をなし得ることは勿論である。例え
ば、上記実施例では、ラジアルゲート1について
説明したが、ラジアルゲート1に代えて例えば昇
降式ゲートでもよく、要は上下方向に扉体3が移
動して水路2を開閉し、扉体の下端と水路の底面
との間に形成される開口部から放流する機構から
なるゲートであれば適用される。また、減圧領域
形成部材7は、例えば第4図に示すように扉体3
の下端から略水平に下流側に延設し、その先端側
を上方に折曲した後、再び略水平になるように形
成してもよい。
〔考案の効果〕 以上の記載より明らかなように、この考案に係
る水位調整ゲートの閉めきり部材によれば、水位
調整ゲートの扉体の下流側の下端部位に減圧領域
形成部材を横設したから、水位調整ゲートの閉め
きり直前には、水位調整ゲートの扉体の下端と水
路の底面との間に形成される開口部の出口部位
に、上記減圧領域形成部材、水路の底面などによ
つて減圧領域が現出し、狭まつた開口部を通過し
た流出水はこの減圧領域で急激に上方に拡がり、
減圧領域の上部を構成する減圧領域形成部材の下
面側で渦が発生し、この渦が発生している部分で
減圧を生起させることができる。そして、この減
圧により、減圧領域形成部材の下面側には水路の
底面側に引き寄せる力が作用し、この減圧を利用
することにより、減圧領域形成部材が横設された
扉体を水路の底面に引き寄せることができる。
このように、狭まつた開口部を通過する流出水
により、水位調整ゲートの閉めきり直前に、開口
部の出口部位に渦を発生させ、その渦によつて引
き起こされる減圧を利用して扉体を水路の底面側
に引き寄せて、扉体の下端を水路の底面にスムー
ズに密着させることができるという極めて実用的
有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る水位調整ゲートの閉めき
り部材の実施例を示し、第1図は水位調整ゲート
の概略側面図、第2図は第1図の一部省略した概
略平面図、第3図は作用説明図、第4図は他の実
施例の拡大側面図である。 符号の説明1……ラジアルゲート、2……水
路、2a……底面、3……扉体、4……アーム、
5……回動軸、6……支持材、7……減圧領域形
成部材、7a……下面、7b……上面、8……開
口部、9……減圧領域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に開閉して水路の水位を調整する水位
    調整ゲートにおいて、水位調整ゲートの扉体の下
    流側の下端部位に減圧領域形成部材を横設し、水
    位調整ゲートの閉めきり直前に、扉体の下端と水
    路の底面との間に形成される開口部の出口部位に
    減圧領域を現出する構成としたことを特徴とする
    水位調整ゲートの閉めきり部材。
JP2162887U 1987-02-16 1987-02-16 Expired JPH0426509Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2162887U JPH0426509Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JP2162887U JPH0426509Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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Publication Number Publication Date
JPS63130529U JPS63130529U (ja) 1988-08-26
JPH0426509Y2 true JPH0426509Y2 (ja) 1992-06-25

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ID=30818242

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JP2162887U Expired JPH0426509Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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