JPH0426604A - 化粧料及び皮膚外用剤 - Google Patents

化粧料及び皮膚外用剤

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JPH0426604A
JPH0426604A JP2128363A JP12836390A JPH0426604A JP H0426604 A JPH0426604 A JP H0426604A JP 2128363 A JP2128363 A JP 2128363A JP 12836390 A JP12836390 A JP 12836390A JP H0426604 A JPH0426604 A JP H0426604A
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Seiji Kawaura
川浦 清治
Yasuo Fukuwatari
康夫 福渡
Masanobu Nojiri
昌信 野尻
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [用語の定義] 本発明において「乳蛋白質」は、カゼイン、カゼインを
分画したα、−カゼイン、β−カゼイン。
γ−カセイン、及びに−カゼイン、ホエー蛋白質、ホエ
ー蛋白質を分画したσ−ラクトアルブミン。
及びβ−ラクトグロブリン、これらの1種又は2種以上
の混合物であり、「加水分解物」は、乳蛋白質を蛋白質
分解酵素で分解して得られるペプチド混合物であって、
ペプチドの分子量が1000以下であり、含有する芳香
族アミノ酸の90%(重量。以下向し)以上か遊離アミ
ノ酸であり、ヒトの皮膚細胞に対して増殖賦活作用を有
し、かつ乳蛋白質としての抗原性を有しない加水分解物
及び又はその塩であり、「化粧料等」は、薬事法にいう
化粧品、医薬部外品、医薬品のいずれかに含まれる製品
であって、化粧水、クリーム、乳液、パック、ファンデ
ーション、洗顔料、石鹸、頭髪用化粧品、洗髪用化粧品
等の化粧料及び又は皮膚外用剤である。
[産業上の利用分野] 本発明は、乳蛋白質の加水分解物を有効成分として含有
することを特徴とする化粧料等に関し、詳しくは乳蛋白
質の抗原性を示さず、ヒトの皮膚細胞に増殖活性を付与
し、肌荒れからの回復、肌にキメを整えて肌を滑らかに
する効果を有する化糖料等に関する。
[技術の背景及び従来技術の説明] 従来、牛乳蛋白質を加水分解して得たペプチド又はアミ
ノ酸を化粧料等に配合する技術は知られている。例えば
、特開昭57−209210号公報、特開昭58−50
0664号公報、特開昭59−152317号公報及び
特開昭6.3−57515号公報等がある。これら従来
技術は、ジンクピリチオンの可溶化促進、う歯の抑制、
口腔用製品又は浴剤の1成分として利用することを意図
したものである。また、特開昭60−258102号公
報、特開昭62−185100号公報、特開昭64−1
]号公報及び特開平1−269499号公報には化粧料
等に配合する技術が開示されている。これらの成分を化
粧料等に配合する理由は、王としてこれらの成分の保湿
作用、吸着作用、造膜作用又は保護作用等による美肌効
果からである。
前記従来技術におけるこれらの成分は単に牛乳蛋白質を
加水分解しただけのものであり、特定の理化学的及び生
物学的性質を有する分解物を取得:( し、これを化粧料等に利用することは意図してない。
本発明者らの一部は、先に牛乳の蛋白質の可溶化、消化
吸収の有効性、食餌アレルギーの予防及び治療、芳香族
アミノ酸代謝異常症の治療及び栄養補給の目的から、牛
乳の蛋白質の抗原性を有しない加水分解物及びその製造
法を発明して特許出願を行った(特願昭63−2910
90号。以下先願と記載する)。先願で得られた加水分
解物について本発明者らは種々の研究を行った結果、先
願の方法で得た加水分解物が、従来知られていた乳蛋白
質加水分解物の有する保湿作用等の美肌効果の他に、ヒ
トの皮膚細胞に対して増殖賦活作用を有することを見出
し、本発明を完成した。
[発明の目的及び発明の要約] 本発明の目的は、ヒトの皮膚細胞に増殖活性を付与する
ペプチドを含有する加水分解物を配合した化粧料等を提
供することにある。
本発明の他の目的は、乳蛋白質の抗原性を示さないペプ
チドを含有する加水分解物を配合した化・1 糖料等を提供することにある。
本発明は、乳蛋白質を加水分解して得られるペプチド混
合物であって、ペプチドの分子量が1000以下であり
、芳香族アミノ酸の90%以上が遊離アミノ酸であり、
ヒトの皮膚細胞に対して増殖賦活作用を有し、かつ乳蛋
白質の抗原性を有しない加水分解物及び又はその塩を有
効成分として含有することを特徴とする化粧料等である
[発明の詳細な説明] 本発明に使用する乳蛋白質は、いずれも市販品又は容易
に入手できるものであり、通常5〜20%の濃度で水に
溶解するか、濃縮するかして調製する。
加水分解物の調製に用いる酵素は、特別に制限はなく、
トリプシン、キモトリプシン、ズブチリシン、エラスタ
ーゼ、プロリン特異性ブロテアセ、ストレプトコンカス
属の微生物が産出するブ07−アーゼ、パパイン、ぺブ
ンン、サーモリシン等の市販品が利用できる。又、エキ
ソペプチターゼとして、カルポキシペブチターゼY、ア
スペルギルス属の微生物が産出するプロテアーゼ、スト
レプトミセス属の微生物が産出するプロテアーゼ、リゾ
ープス属の微生物が産出するプロテアーゼ、乳酸菌抽出
物、乳酸菌が産出するプロテアーゼ等が利用できる。乳
酸菌抽出物は、例えば特公昭48−43878号公報記
載の方法により1g当たり20000活性単位を有する
乳酸菌抽出物を得ることができる。
又、加水分解に使用する酵素量は、乳蛋白質1g当り3
000〜5000活性単位の割合で、パンクレアチンと
エキソベブチターゼ又は、バンクレアチンと他のプロテ
アーゼとエキソペプチターゼを混合又は分割して添加す
る。
温度条件は、40〜55°C1又pH条件は、酵素添加
前に原料蛋白質が変性しない範囲で、最適pHに調整し
、好ましくは少なくとも1時間そのpHを維持する。
加水分解終了後加熱して酵素を失活させ、冷却後必要に
応じ、濾過、脱塩、濃縮、乾燥を行い、加水分解物を得
る。
以上のようにして本発明に使用する加水分解物は調製さ
れる。
前記加水分解物を使用した化粧料等は、常法により製造
される。加水分解物は20%以下の濃度では製造に使用
する水に易溶であり、所定量を例えば精製水に溶解し、
他の成分と混合、乳化、分散される。加水分解物の濃度
が20%を超える場合は、濃度の増加により次第に溶解
性か低下する。
加水分解物の塩としてはすl・リウム、カリウム、等医
薬品、医薬部外品及び化粧料として認容し得る有機及び
無機塩類か使用される。
必要に応し適宜乳化剤、香料、その他の医薬品、医薬部
外品及び化粧料として認容し得る成分を同時に使用する
こともできる。
次に試験例を示して本発明を詳述する。
(試験例1) この試験は、加水分解物の理化学的特性を調べるために
行われた。
(1)加水分解物の調製 1)10%カゼイン溶液(pH8,0)に、乳酸菌抽出
物、アスペルギルス属由来のブロテアセ、バンクレアチ
ンをそれぞれ1000活性単位ずつ混合した酵素溶液を
蛋白質1g当り3種の活性単位の和が3000単位とな
るように添加し50°Cで分解し、経時的に分解度を測
定し、ホルモル態窒素/全窒素(%)が21.32,4
] (%)になった時点で90°C,5分間加熱失活す
る。
失活後、沈澱物かなくなるまで濾過し、凍結乾燥する。
この凍結乾燥品を以下、サンプルA、BCとする。
2)10%乳清蛋白質溶液(pH7,0)に上記方法の
酵素を添加し、上記方法と同様にして分解度、30%、
41%の分解物を調製する。この凍結乾燥品を以下、サ
ンプルD、Eとする。
(2)芳香族アミノ酸遊離率の測定 自動アミノ酸分析計により、全アミノ酸及び遊離アミノ
酸を分析した。
前記(1)において調製した、サンプルA−Eのアミノ
酸分析の結果を表1に示した。
表1から明らかなように、分解度の上昇に伴い芳香族ア
ミノ酸の遊離率が増加し、サンプルC及びEは90%以
上であることが判明した。しかしなから、従来法(特開
平1−269499号公報記載の実施例1と同一の方法
)により製造した平均分子量300〜3000の化粧用
カゼインペプチドの芳香族アミノ酸遊離率は90%未満
でありに。
(3)分子量の測定 前記(1)において調製したサンプルC及びEについて
5ephadex G−25カラムを使用して0.5N
酢酸により溶出して分子量を測定した。その結果ゲル濾
過法により溶出されたサンプルC及びEの第1画分は標
準物質として用いたオキシドノン(分子量1000)よ
りも遅延して溶出したので、サンプルC及びEの分子量
は1000以下であることが判明した。
(試験例2) この試験は、加水分解物の抗原性を調べるために行われ
た。
前記試験例1において調製したサンプルA−Eの抗原性
を、ELISA抑制試験により測定した。
96穴プレート(Nunc社製)を用い、原料蛋白質を
コーティングし、洗浄後、原料蛋白質を感作して調整し
たウサギ抗血清と各種加水分解物との混合液を反応させ
、洗浄後、アルカリフォスファターゼ標識ヤギ抗つザギ
TgG抗体(ZymedL a b o r a シo
 r i e s社製)を反応させ、洗浄後、酵素基質
であるp−ニトロフェニルリン酸すI・リウムを加え、
30分後に5N水酸化すトリウムで反応を停止させ、反
応産物をマイクロプレー1−リーダーで測定した(日本
小児アレルギ学会誌、第1巻、36ページ、1987年
)。その結果、芳香族アミノ酸遊離率が高くなるにつれ
て加水分解物の抗原性は低下した。即ち、遊離率31%
のサンプルAではカゼインの約1/400に、57%の
サンプルBではカゼインの約1/30000に抗原性が
低減し、90%以上のサンプルCでは、抗原性の消失し
ていることが確認された。同様に乳清蛋白質においても
芳香族アミノ酸の遊離率90%以上のサンプルEで抗原
性の消失が認められた。しかしながら、従来法(特開平
1269499号公報記載の実施例1と同一の方法)に
より製造した芳香族アミノ酸遊離率90%未満の化粧用
カゼインペプチドではカゼインの抗原性が明らかに残存
していた。
、(試験例3) この試験はヒト皮膚細胞の増殖賦活活性を調べるために
行われた。
前記試験例1において調製したサンプルC1市販ウソ胎
盤抽出物(西ドイツ・ポトガー社製)及び従来法(特開
平1269499号公報記載の実施例1と同一の方法)
により製造したサンプルFについて次の方法によりヒト
皮膚細胞の増殖賦活活性を試験した。
ヒトの正常皮膚由来の上皮細胞を改変KGM培地で、そ
して線維芽細胞をウシ胎児血清を2%含む改変M E 
M培地で、それぞれ常法により培養した。培地中にはサ
ンプル01市販ウシ胎盤抽出物及びFを1.10及び1
00μg/mQ添加し、2ないし30間培養を継続し、
のち[3H]で標識したチミジンを添加して更に2ない
し3時間培養を継続し、その後細胞に取り込まれた[3
H1の量を液体ンンチレーノヨンカウンターで測定した
。尚、対照には何も添加しない各培地を用いた。
この試験の結果は表2に示すとおりであった。
表2から明らかなようにサンプルCけヒト皮膚細胞に対
する増殖賦活効果が顕著であり、従来ヒト皮膚細胞に対
する増殖賦活効果が広く知られているつ/胎盤抽出物と
同等又は1.6倍以上の賦活効果を有していた。これに
対して、サンプルFは対照と同等の効果であった。尚、
前記試験例1の(1)において調製したサンプルEもサ
ンプルCと同様にヒト皮膚細胞に対する顕著な増殖賦活
効果が認められた。
(試験例4) この試験は加水分解物の有無による化粧料等の効果を調
べるために行われた。
(1)試料の調製 実施例1〜7と同一の配合及び製法で加水分解物を含む
7種の試料(試料1〜7)を調製し、次に示す配合の加
水分解物を含まない7種の試料(A〜G:対照)を常法
により調製した。尚、実施例の配合及び次の配合から明
らかなように、試料lとA1試料2とBのように対応し
ている。
l)試料A 次の配合のスキンクリームを製造した。
ステアリン酸           15.0(%)セ
タノール             2.0スクワラン
            3.0ミリスチン酸オクチル
ドデシル   5.0グリセリン          
 l0101.3−ブチレングリコール    4.0
モノステアリン酸ポリオキシ エチレン(20モル)ソルビタン  3.0精製水  
           58.02)試料B 次の配合の化粧水を製造した。
プロピレングリコール オレイルアルコール 硬化ヒマン油ポリオキンエチレン (60モル)付加体 エタノール 精製水 10゜ 1.5 5゜ 83゜ (%) 3)試料C 次の配合の美容液を製造した。
ヒアルロン酸ナトリウム ブラセンタエキス グリセリン 精製水 (%) 4)試料り 次の配合の皮膚外用軟膏を製造した。
ワセリン             25パラフイン 
           5(%) セトステアリルアルコール     2.0プロピレン
グリコール      10.0ポリオキシエチレン・
ポリオキン プロピレングリコールエーテル   3.0情製氷  
           55.05)試料E 次の配合のヘアトリートメントを製造した。
セタノール             1.5(%)2
−へキシルデカノール      1.0+、3−フ゛
チレングリコール    3.0カチオン化セルロース
       0,2ポリオキシエチレンステアリルエ ーチル              1.0精製水  
           93.36)試料F 次の配合のヘアリンスを製造した。
ジアルキルジメチルアンモニウム クロライド 2、 (%) でタノール ポリオキシエチレンステアリルエ チル 1.3−ブチレングリコール カチオン化セルロース 精製水 1.0 7)試料G 次の配合のヘアシャンプーを製造した。
ラウリル硫酸トリエタノール アミン             15.01.3−ブ
チレングリフール    2.0エチレングリコールモ
ノステ アレー1−               1.5精製
水             81.5(%) (2)試験方法 l)皮膚用化粧料等の試験 明らかに肌荒れの認められる20〜40歳台の専門家パ
ネル5名を選び、左手腕部内側を市販の化粧石鹸で十分
に洗浄し、石鹸の残存のないことを確認し、試料1〜4
及び試料A−D(対照)各0.5gを、それぞれ約30
mmX 15mmで塗布し、皮膚に擦込んだ。この皮膚
への擦込みを毎日1回、4週間連続して行い、週1回次
の方法により判定を行った。
各試料の塗擦部位を肉眼で観察し、■肌荒れ防止、■肌
荒れからの回復、■肌を滑らかにする、■肌のキメを整
える、■肌に張りを与える、■皮膚を保護する、■皮膚
を柔げるの各項目について、対照試料よりもかなり良好
な場合は+2、対照試料よりもやや良好な場合は+1、
対照試料と同等の場合0、対照試料よりもやや不良な場
合は−1、対照試料よりもかなり不良な場合には−2の
5段階で評価し、その平均値を算出し、効果を試験しl
こ。
2)毛髪用化粧料等の試験 明らかに毛髪の損傷及びパサツキの認められる20〜4
0歳台の専門家パネル15名を選び、5名ずつ3群に分
け、第1群では試料5とE、第2群では試料6とF1第
3群では試料7とGを試験した。第1群及び第2群のパ
ネルの毛髪を市販シャンプーで十分に洗浄し、シャンプ
ーが残存していないことを確認し、各試料をそれぞれ2
gずつ側頭部両側の毛髪約50mmX80mmに塗布し
、手で擦込んだ。尚、ヘアリンスを試験する第2群にお
いては、試料の塗擦直後に毛髪を軽く水洗した。この毛
髪への擦込みを4日に1回、4日目に洗髪し4日毎に1
0回次の方法により判定を行った。又シャンプーを試験
する第3群においては、市販シャンプーによる前洗髪を
行わず、試料7とGにより左右に二分した毛髪をそれぞ
れ洗髪した。
洗髪は1日1回、15日間連続して行い、毎日の洗髪直
前に次の方法により判定した。
各試料の塗擦部位を肉眼で観察し、■損傷毛の回復、■
切毛・枝毛の防止、■毛髪の柔軟性、■仕」ユリ後の滑
らかさ、■パザツキの消失、■毛髪の光沢の各項目につ
いて、対照試料よりもかなり良好な場合は+2、対照試
料よりもやや良好な場合は+1、対照試料向等の場合は
0、対照試料よりもやや不良な場合は−1、対照試料よ
りもかなり不良な場合は−2の5段階で評価し、その平
均値を算出し、効果を試験した。
(3)試験結果 この試験の結果は表3及び表4に示すとおりである。
試料l及び試料2は、試料A及び試料Bと比較してパネ
ル5名全員に肌荒れからの回復効果が認められ、4名に
肌の張り、肌荒れ防止効果が認められた。
試料3は試料Cと比較して4名に肌荒れ防止、肌荒れか
らの回復、肌のキメを整え、肌を滑らかにする効果が認
められた。
試料4は、試料りと比較してパネル5名全員に肌荒れか
らの回復効果が認められ、4名に肌荒れ防止及び肌を滑
らかにする効果が認められた。
試料5は試料Eと比較して4名に毛髪の損傷回復、パサ
ツキ防止、切毛・枝毛防止効果か認められノこ。
試料6は、試料Fと比較してパネル5名全員に損傷毛か
らの回復及び毛髪の柔軟化効果が認められ、4名に滑ら
かな仕上かり、バサッキ防止、切毛・枝毛防止効果が認
められた。
試料7は試料Gと比較して4名に毛髪の損傷回復、滑ら
かな仕上り、パサツキ防止効果が認められtこ。
以上のように加水分解物の配合により、皮膚用製品及び
毛髪用製品いずれにもすぐれた効果が認められた。
(試験例5) この試験は加水分解物の添加量を調へるために行われた
(1)試料の調製 実施例1及び実施例5と同一の配合によりスキンクリー
ム及びヘアトリートメントを製造した。
ただし、加水分解物の添加量を表5に示すように0.0
1〜50%に調整し、それに伴って精製水の量を増減し
た。尚、加水分解物を含まない試料を試験例4の試料A
及びEと同一の方法で調製して対照とした。
(2)試験方法 前記試験例4と同一の方法によった。ただし、スキンク
リームについては■肌荒れからの回復、■肌に張りを与
える、■肌荒れ防止の3項目、ヘアトリートメントにつ
いては■損傷毛の回復、■切毛・枝毛の防止、の2項目
により同様に判定しjこ。
(3)試験結果 この試験の結果は表5に示すとおりであった。
スキンクリーム及びヘアトリートメントともに加水分解
物の添加量の増加に伴い、前記の効果が顕著に認められ
、添加量1〜20%の範囲で効果は最大となり、30〜
50%で低下した。この効果の低下は加水分解物の水へ
の溶解性の減少により、試料中で均一に溶解又は分散で
きないことに起因するものと推定される。従って、加水
分解物の望ましい添加量は20%以下、より望ましくは
0゜01〜20%である。
(試験例6) この試験は試験例5で試験した製品以外の製品について
加水分解物の添加量を調べるために行われlこ。
(1)試料の調製 実施例2.3.4.6及び7と同一の配合により化粧水
、美容液、皮膚外用軟膏、ヘアリンス及びヘアシャンプ
ーを製造した。ただし、加水分解物の添加量を表6に示
すように0.01%、20%及び50%に調整し、それ
に伴って精製水の量を増減した。尚、加水分解物を含ま
ない試料を試験例4の試料B、C,D、F及びGと同一
の方法で調製して対照とした。
(2)試験方法 前記試験例5と同一の方法によった。
(3)試験結果 この試験の結果は表6に示すとおりであった。
表6から明らかなように、これらの製品においても望ま
しい加水分解物の添加料は0.01〜20%であった。
次に本発明に使用する加水分解物の製造例を示す。
参考例1 水に市販カゼイン200gを10%濃度になるよう懸濁
し、10%水酸化す]・リウム水溶液で、pHを8.0
に調整した。カゼイン溶液を90°Cで10分間加熱殺
菌後、45°Cに冷却し、バンクレアチンF(天野製薬
)IOg、プロテアーゼN「アマノ」 (天野製薬)2
g、前記乳酸菌抽出物4gを加え、45℃で24時間加
水分解した。分解物を90°Cで5分間加熱して酵素を
失活させ、濾過して沈澱物を除去した。これを凍結乾燥
し、粉末加水分解特約165gを得た。
得られた加水分解物を試験例1.2及び3と同一の方法
で試験した結果、芳香族アミノ酸の遊離率は90.5%
であり、カゼインの抗原性を示さず、分子量は1000
以下であり、ヒトの皮膚細胞の増殖賦活効果が認められ
た。
参考例2 市販乳清蛋白質粉末200gを8%の濃度で脱イオン水
に溶解した。フィルターで濾過して除菌し、45°Cに
調整し、5%水酸化すトリウム水溶液を添加してp H
を75に維持しながら、バンクレアチンF(天野製薬)
を2gずつ30分おきに6回添加し、15時間後アタチ
ナーゼAS(科研製薬)を2,0g添加し、更に5時間
分解した。
90°Cて5分間加熱して酵素を失活させ、濾過して沈
澱物を除去した。これを凍結乾燥し、粉末加水分解特約
160gを得た。
得られた加水分解物を試験例1.2及び3と同の方法て
試験した結果、芳香族アミノ酸の遊離率は90.4%で
あり、乳清蛋白質の抗原性を示さず、分子量は1000
以下であり、ヒトの皮膚細胞の増殖賦活効果か認められ
た。
次に実施例を示して本発明を更に詳述する。
尚、各実施例はいずれも常法により製造したので、配合
のみを示した。
実施例1 次の配合のスキンクリームを製造した。
ステアリン#           15゜セタノール
             2゜スクワラン     
       3゜ミリスチン酸オクチルドデンル  
 56グリセリン           10゜13−
ブチレンゲリコール    4゜モノステアリン酸ポリ
オキシエ チレン(20モル)ソルビタン   3゜参考例1の加
水分解物       5゜精製水         
     53゜(%) 実施例2 次の配合の化粧水を製造した。
プロピレングリコール オレイルアルコール 10゜ 0゜ (%) 硬化ヒマ・7油ポリオキシエヂレ ン(60モル)付加体 1.5 エタン 参考例Iの加水分解物 3゜ 精製水 79゜ 実施例3 次の配合の美容液を製造した。
ヒアルロン酸ナトリウム      Oブラセンタエキ
ス          l。
グリセリン            l。
参考例2の加水分解物       4゜精製水   
           93゜(%) 実施例4 次の配合の皮膚外用軟膏を製造した。
ワセリン             25パラフイン 
           5セトステアリルアルコール 
    2゜70ピレングリコール      10゜
ポリオキ、エチレン・ポリオキ 7フロビレングリコールエーテル  3゜参考例1の加
水分解物       5(%) 精製水 50.0 実施例5 次の配合のヘアトリートメン セタノール 2−ヘキ/ルデカノール 1.3−ブチμ〉グリコール カチオン化セルロース ポリオキシエチレンステアリ ルエーテル 参考例2の加水分解物 精製水 トを製造した。
1.5(%) 1.0 3.0 0.2 1.0 4.0 実施例6 次の配合のヘアリンスを製造した。
ゾアルギルジメチルアンモニ ラムクロライド セタノール ポリオキ/エチレンステアリ ルエーテル 2゜ 1.0 (%) 1.3−7チレングリコール カチオン化セルロース 参考例1の加水分解物 精製水 実施例7 次の配合のヘアシャンプーを製造した。
ラウリル硫酸トリエタノール アミン            15.013−ブチレ
ングリコール    20エチレングリコールモノステ アレーヒ              15参考例2の
加水分解物       50精製水        
     76.5(%) [発明の効果1 本発明によって奏せられる効果は次のとおりである。
(1)肌荒れからの回復及び肌のキメを整えて肌を滑ら
かにする優れた皮膚用製品が得られ(2)損傷毛の回復
効果に優れた毛髪用製品が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]次の(a)〜(d)の特性を有する乳蛋白質の加
    水分解物及び又はその塩を含有することを特徴とする化
    粧料及び皮膚外用剤、 (a)分子量が1000以下のペプチド混合物であるこ
    と、 (b)芳香族アミノ酸の90%(重量)以上が遊離アミ
    ノ酸であること、 (c)ヒトの皮膚細胞に対して増殖賦活作用を有してい
    ること、 (d)乳蛋白質の抗原性を有しないこと。
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