JPH0426783Y2 - - Google Patents

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JPH0426783Y2
JPH0426783Y2 JP1988100069U JP10006988U JPH0426783Y2 JP H0426783 Y2 JPH0426783 Y2 JP H0426783Y2 JP 1988100069 U JP1988100069 U JP 1988100069U JP 10006988 U JP10006988 U JP 10006988U JP H0426783 Y2 JPH0426783 Y2 JP H0426783Y2
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flexible
joint
conduit
groove
flexible part
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電力ケーブル管路用の継手に関
し、特に繊維強化プラスチツク製(以下、FRP
製という)の電力ケーブル管路用可撓継手関する
ものである。
〔従来の技術〕 地中管路の可撓継手として、従来から主として
電力ケーブル管路に使用されている標準継手を第
3図に示す。この標準継手11は、FRP製の単
純な円筒体であり、内周面にパツキン12を装着
したものである。第4図は標準継手11の曲げ特
性である。図のグラフは、それぞれ軸圧縮力Qを
変えた場合の曲げ特性である。
その他の一般的な可撓継手として、第5図に示
すように、中央の可撓部13を球状に膨出させた
もの(実公昭53−6809号公報)、第6図に示すよ
うに、可撓部14をベローズ状に屈曲させたもの
(実公昭50−12021号公報)などが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
電力ケーブルの地中管路の分野において、第7
図に示すように、人孔15や橋台等の構築物に管
路16を通す場合、地震等による地盤沈下に対処
するため、可撓継手でなる第1継手17を人孔1
5側の短管18と第1管19との間に介在し、ま
た同様の第2継手20を第1管19と第2管21
との間に介在して管路16が構成される。
上記の第1継手17及び第2継手20として前
述の標準継手11を用いた場合、限界沈下量δ
は、第1管19の長さを2mとすると、許容可撓
角9°の場合で、316mmとなる。
しかし、地震時には、地盤の状態如何により、
一層大きな沈下量が予想されるため、従来の標準
継手11では十分対処することができず、管路1
6の破壊や抜け出しが発生することが予測され
る。
一方、第5図のような球状に膨出した可撓部1
3を有するものは、可撓部13が管路の径より相
当大きいため、多数の管を上下左右に並設する電
力ケーブル用地中管路の場合、占積率の低下をも
たらす欠点がある。また、第6図のようなベロー
ズ状の可撓部14を有するものは、せん断変形が
大き過ぎ、変形部分に段差が生じるため、内部の
ケーブルを損傷する問題がある。このため、ケー
ブルを収容する管路の地盤沈下対策用の継手とし
ての適正に欠ける問題がある。
この考案は、以上のごとき従来技術の課題を解
決すべく、地震等による地盤の沈下に対し段差を
生じることなく追従変化して地中管路の破壊や抜
け出しを防止し、しかも所要の堅牢性をもつた電
力ケーブル管路用可撓継手を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するために、この考案は
FRP製円筒体の中央部に可撓部を形成し、その
両端に管路端部の差込み部を形成してなる電力ケ
ーブル管路用可撓継手において、上記可撓部の内
径を差込み部の内径より小さく形成することによ
り可撓部の肉厚を差込み部の肉厚より厚く形成
し、上記可撓部の内周面に可撓性を付与するため
の溝を周方向に形成すると共に、差込み部の内周
面にも可撓性を付与するための溝を周方向に形成
し、差込み部に形成された溝のうち最も可撓部に
近い位置にある溝にOリングを嵌着し、上記差込
み部端部の内周面にパツキンを装着した構成にし
たものである。
〔作用〕
上記構成の可撓継手はFRP製であるので、適
度な剛性と弾性とを有する。その性状を考慮し
て、可撓部及び差込み部に形成する溝の数を設定
し、これらの部分の可撓性を調整する。
埋設された管路に歪荷重が作用すると、当初は
パツキンが変形して歪を吸収するが、一定以上に
大きくなると可撓継手の可撓部が撓み、更に場合
によつては差込み部も撓わむ。
〔実施例〕
第1図に示す実施例のFRP製可撓継手は、ガ
ラス繊維により補強された熱硬化性不飽和ポリエ
ステル樹脂により形成したものである。全体とし
て円筒形をなし、中央部分に可撓部1が形成さ
れ、その両端に差込み部2が形成される。
可撓部1は差込み部2より内径が小さく形成さ
れ、その分だけ肉厚が大になつている。可撓部1
に内周面には、長さ方向に一定の間隔をおいて可
撓性を付与するための溝4が周方向に形成され
る。溝4底面の断面形状は円弧状であり、溝4間
に生じる突条3の断面形状は台形である。溝4は
少なくとも1本形成され、その数や深さ、幅は可
撓部1に要求される剛性と可撓性とに従い適宜定
められる。
また、差込み部2の内周面にも可撓性を付与す
るための3本の溝5が所要の間隔をおいて周方向
に形成される。最も内側の溝5は可撓部1と差込
み部2との境界に設けられ、その溝5にOリング
6が嵌着される。差込み部2の開口端側の内周面
には、パツキン8が装着される。
一方、上記可撓継手の外周面は、可撓部1の前
部及び差込み部2の大部分にわたる範囲が同一径
の円筒面9に形成され、その円筒面9と開口端と
の間は緩やかなテーパ面10に形成される。
実施例の可撓継手は以上のごときものであり、
電力ケーブル用管路の埋設現場において、その両
端の差込み部10に地中管路7の各端部を挿入す
る。管路7端部のテーパ面が前記Oリング6に押
当てられ、管路7と可撓継手とのセンター合わせ
が行われ、真直性を保持せしめる。また、パツキ
ン8が管路7の外周面に密着してシールが図られ
る。
作業中、管路7や可撓継手に外力が作用した場
合、その外力上記Oリング6とパツキン8の弾性
により吸収され、真直性が保持される。
また、地盤中に埋設されたのち、可撓継手に作
用する土圧は継手中央部においては可撓部1にお
いて支持され、また両端部においては差込み部2
とその内部に挿入された管路7の端部により支持
される。
地震や不等沈下により地盤に急激な変化が生じ
管路7に大きな歪み荷重が作用した場合、その歪
が比較的小さいときはOリング6とパツキン8の
弾性により吸収されるが、それ以上歪が大きくな
ると管路7の端部が差込み部2の内周面と接触し
て拘束される。更に大きくなると、可撓部1が撓
み、場合によつては可撓部1と差込み部2の両部
分が撓わむ。
しかし、いずれの場合も、過度に屈曲したり、
せん断変形することがなく、管路7は滑らかで大
きな可撓性をもつて地盤の変形に追従変形する。
このため、管路7内のケーブルが損傷を受けるこ
とがない。
上記構造の可撓継手についての試験結果を以下
に示す。
(1) 試験対象 全長(パツキンを含む) 451mm 可撓部1の長さ 125mm 差込み部2の長さ(パツキンを含む) 163mm 突条3の内径 160mm 差込み部2の内径 184mm 円筒部9の外径 220mm 可撓部1、差込み部2の各溝間距離 35mm 突条3の数 4 (2) 試験方法 第8図及び第9図に示すように、試験対象の
継手10の両端に管22を接続し、スパンSが
1m、120°開きのV型ローラ支持台23の上に継
手10が中央になるように置き、両端から軸方向
に圧縮力Qを加えながら、継手中央部に荷重Pを
加え、その荷重Pと変位角θを測定する。
(3) 試験結果 第2図に曲げモーメント−角度線図を示す。
(4) 試験結果の考察 上記の試験結果に基づき、第1管19(第7
図参照)が2mの場合、沈下量700mmを吸収できる
ことがわかつた。
なお、許容可撓角は、地震等の急激な地盤変位
に対処する場合の許容値であり、軟弱地盤等にお
ける緩慢な地盤変位の場合の許容可撓角は、これ
より小さくなる。
〔考案の効果〕
この考案は以上のごときものであるから、次に
列挙する効果がある。
a 材料自体の有する剛性をその内周面に設けた
溝により調整することにより適度な可撓性を付
与する。このため、地震等による地盤変位に対
し、管路が大きな可撓性をもつて地盤に追従す
るので、管路内部のケーブルを保護することが
できる。
b 可撓部の肉厚を差込み部の肉厚より大きくす
ることにより、管路が存在しない可撓部の剛性
を確保することができる。
c 差込み部にOリングを嵌着しているので、管
路の接続作業中において、このOリングがパツ
キンと協動して継手と管路の真直性を維持する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の一部縦断正面図、第2図は試
験結果の特性グラフ、第3図は従来の標準継手の
一部縦断正面図、第4図は標準継手の特性グラ
フ、第5図及び第6図は従来例の一部縦断正面
図、第7図は地中管路の一部を示す斜視図、第8
図は試験装置の正面図、第9図は第8図の側面図
である。 1……可撓部、2……差込み部、3……突条、
4……溝、5……溝、6……Oリング、7……管
路、8……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 繊維強化プラスチツク製円筒体の中央部に可撓
    部を形成し、その両端に管路端部の差込み部を形
    成してなる電力ケーブル管路用可撓継手におい
    て、上記可撓部の内径を差込み部の内径より小さ
    く形成することにより可撓部の肉厚を差込み部の
    肉厚より厚く形成し、上記可撓部の内周面に可撓
    性を付与するための溝を周方向に形成すると共
    に、差込み部の内周面にも可撓性を付与するため
    の溝を周方向に形成し、差込み部に形成された溝
    のうち最も可撓部に近い位置にある溝にOリング
    を嵌着し、上記差込み部端部の内周面にパツキン
    を装着したことを特徴とする電力ケーブル管路用
    可撓継手。
JP1988100069U 1988-07-28 1988-07-28 Expired JPH0426783Y2 (ja)

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JP1988100069U JPH0426783Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28

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JP1988100069U JPH0426783Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28

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JPH0221389U JPH0221389U (ja) 1990-02-13
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JPS5252902Y2 (ja) * 1973-06-07 1977-12-01
JPS6021275A (ja) * 1983-07-15 1985-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 印字装置
JPH0310468Y2 (ja) * 1986-02-07 1991-03-14

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