JPH04268000A - 写真処理廃液の処理方法 - Google Patents

写真処理廃液の処理方法

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JPH04268000A
JPH04268000A JP3050131A JP5013191A JPH04268000A JP H04268000 A JPH04268000 A JP H04268000A JP 3050131 A JP3050131 A JP 3050131A JP 5013191 A JP5013191 A JP 5013191A JP H04268000 A JPH04268000 A JP H04268000A
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JP
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sludge
waste liquid
water
treatment
bacteria
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JP3050131A
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English (en)
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Atsuko Takahashi
敦子 高橋
Hideo Miyazaki
英男 宮崎
Seiji Suzuki
誠治 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
SOLAR KK
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Activated Sludge Processes (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は写真処理廃液の無害化
処理方法に関するものであり、詳しくは高濃度の還元性
無機イオウ化合物と有機化合物とを含むような写真処理
廃液を生物処理する処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真処理廃液は多種類の無機化合物や有
機化合物を含有しかつ高濃度であり、高いCOD(化学
的酸素要求量)、BOD(生物学的酸素要求量)を与え
る廃液であり、そのままでは河川に放流することはでき
ない。そのため多くの浄化処理方法が研究されてきた。
【0003】従来写真処理廃液の処理方法としては活性
汚泥法(特公昭55−49559号公報、特開昭50−
2353号公報等)、蒸発法(特開昭49−89347
号、特公昭56−33996号等)、電解酸化法(特開
昭49−119458号、特公昭53−43478号等
)、イオン交換法(特公昭51−37704号、特公昭
53−383号等)、逆浸透法(特開昭50−2246
3号等)、化学的処理法(特開昭53−12152号、
特公昭57−37396号、特開昭61−241746
号等)が知られているがそれぞれ以下のような欠点を持
っている。
【0004】電解酸化法は設備費が高く電極がすぐに汚
染される。イオン交換法及び逆浸透法は濃厚な写真廃液
に対しては樹脂及び膜の疲労が大きく、すぐに使用不可
となる。更に化学処理法は過酸化水素、過硫酸塩、過ハ
ロゲン酸塩、亜ハロゲン酸及び次亜ハロゲン酸添加によ
る処理法が知られているが高いCOD濃度を有する写真
廃液に対してはどれも処理効率が極めて悪く、常に必要
以上に過剰の薬剤を使用することになる。
【0005】活性汚泥法については、廃液の初期BOD
、COD値を調整して、その値を3000ppm以下と
しなければ充分な処理が行われず、また写真処理廃液は
高濃度の無機、有機化合物を含むため大量の水希釈を必
要とし、その装置容量が大きくなりすぎてしまうという
欠点がある。
【0006】またイオウ酸化菌によるチオ硫酸塩含有液
等の酸化処理法も知られているがこの処理法は写真処理
廃液の一部である写真定着廃液にしか適用できないもの
であった。
【0007】また光合成細菌を嫌気的に用いて写真処理
廃液を処理する方法として特開昭52−109759、
特開昭52−145330の方法がある。この方法によ
ると光エネルギーを大量に必要としコスト的に不利であ
るということを、嫌気的に処理するため写真廃液中のイ
オウ成分が硫化水素となったり、また有機酸などの発生
により悪臭が発生するという欠点を持っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境保全の要望
が高まるなかで、上述のような写真処理廃液技術では不
十分で、更なる向上が強く求められている。従って、本
発明の目的は、コストが低く、高処理率で無害化できる
方法を提供することにある。また、高濃度でも生物処理
が、長期間安定な状態を維持できる方法を提供すること
にある。また、有害ガスや悪臭を発することなく、高処
理率で無害化できる方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは種々の検討
を行った結果、以下の手段を用いることにより本発明の
目的が効果的に達成されることを見い出した。すなわち
、写真処理廃液を光合成細菌を含む活性汚泥により、好
気的に分解処理する方法。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明で用いる光合成細菌は紅色非イオウ
細菌、例えばロドバクター  カプシュラタス( Rh
odobacter capsulatus )ロドバ
クター  スフェロイデス( Rhodobacter
 sphaeroides )がある。本発明において
はこれらの菌に限らずその他の光合成細菌も使用できる
【0012】光合成細菌は、以下に示す基本培地によっ
て、嫌気的に光を照射して培養することができる。                          
     〔基本培地〕        KH2 PO
4                        
           0.8g        Mg
SO4 ・7H2 O               
           0.2g        Na
Cl                       
               0.1g      
  CaCl2 ・6H2 O           
             0.05g       
 NH4 Cl                  
                  0.5g   
     Na−propionte        
              5.0g       
 NaHCO3                  
                 0.5g    
    Yeast  extract       
             0.1g        
水を加えて                    
              1リットル      
  pH                     
               6.8〜7.0
【00
13】光合成細菌を培養する際の光源は、太陽光、タン
グステン白熱電灯、ハロゲン封入タングステン白熱電灯
、キセノン放電灯、アーク放電灯などが代表的であり、
長波長のものが好ましい。
【0014】照射する光のエネルギー密度は約1μw/
cm3 以上であればよく、好ましくは約100μw/
cm3 から約1w/cm3 の範囲である。
【0015】活性汚泥は、下水汚泥、工場廃水処理汚泥
、その他の汚泥を種汚泥とし、これに還元性無機イオウ
化合物、例えばチオ硫酸塩、亜硫酸塩と有機化合物と栄
養塩、例えばリン酸塩やマグネシウム、カルシウム等を
混合した液を栄養源として与え、好気的条件下で生育さ
せる。なおこの時のpHは6〜8であることが望ましい
。活性汚泥を構成する菌としては主として細菌と繊毛虫
類でありZoogloea属、Pseudomonas
 属、Achromobacter 属、Flavob
acterium属などがある。
【0016】上記栄養源化合物のチオ硫酸根(S2O3
2−)が硫酸根(SO42− )にまで、また大部分の
有機化合物が二酸化炭素まで分解されるようになると、
上記の種汚泥は硫黄酸化細菌群〔チオバチルス・チオパ
ルス(Thiobacillus thioparus
) 、チオバチルス・ネアポリタニウス(Thioba
cillus neapolitans) 、チオバチ
ルス・ノベラス(Thiobacillusnovel
lus) など〕が優占となった活性汚泥となる。
【0017】光合成細菌はイオウ酸化菌を優占種とする
活性汚泥と混合し1〜2日、栄養源を与えずに曝気(以
下、空曝気)を続けることが好ましい。なおこの時のp
Hは6〜8が好ましい。pH調整は希硫酸もしくはアル
カリ(例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化カルシウム、炭酸ナトリウム)で行えばよい。このよ
うに空曝気を行うと光合成細菌がイオウ酸化菌を優占種
とする活性汚泥のフロックの中にとりこまれるここでフ
ロックとは細菌が凝集したもののことである。従って本
発明において活性汚泥が硫黄酸化菌を優占種とする汚泥
が好ましい。
【0018】また、廃液には、栄養塩としてリン、マグ
ネシウム、カルシウム等を添加することが好ましい。リ
ンは、COD値の0.5%から3%含むようにリン酸塩
(例えば、KH2PO4、K2HPO4、NaH2PO
4 ・2H2O、Na2HPO4 )を添加してから処
理を行なうと生物相が安定し、好ましい。
【0019】処理温度としては、光合成細菌が生物活動
する温度であればよく、約0°〜45°、好ましくは5
°〜40°、更に好ましくは10℃〜40℃である。
【0020】次に本発明の処理工程について図をもって
説明する。図1に処理工程の一例を示す。まず光合成細
菌を基本培地で嫌気明条件で培養しその後、活性汚泥と
混合して空曝気を1日行う。光照射は昼は太陽光、夜は
タングステン白熱電灯等で行う。その活性汚泥に原廃水
を加える。この際栄養塩としてリン酸をCODに対して
3%程度、Mg、Caを少量添加する。処理は、pH6
〜8の間で行うことが生物相の保全上好ましく、調整は
希硫酸もしくは水酸化ナトリウム溶液で行う。廃液の滞
留時間は約2日で行う、処理された水と汚泥を沈降槽に
移し、上澄液と汚泥とを分離する。沈降した汚泥は、曝
気槽に返送する。この上澄液が放流されるが、この上澄
液に更に、活性汚泥処理を施すと有機物の除去効率が向
上するので好ましい。また活性炭またはオゾンによる処
理によって脱色することも望ましい。
【0021】上記の処理工程の光合成細菌をイオウ酸化
菌を優占種とする活性汚泥処理により、還元性硫黄化合
物、例えばチオ硫酸塩は完全に硫酸根になり、有機化合
物も70〜85%浄化され、さら馴養が行われると浄化
効率が向上することがわかった。
【0022】本発明に適用される写真処理廃液は、写真
処理液成分を主成分としているが、写真処理廃液には、
写真処理液に添加されている素材のほか写真処理過程で
生成した現像主薬の酸化体、硫酸塩、ハライドなどの反
応生成物や、感光材料から溶け出した微量のゼラチン、
界面活性剤などの成分が含まれている。
【0023】写真処理液にはカラー処理液、黒白処理液
、製版作業に伴う減力液、現像処理タンク洗浄液などが
あり、黒白現像液、カラー現像液、定着液、漂白液、漂
白定着液、画像安定化液などが挙げられる。
【0024】一般に、写真処理廃液は、有価金属である
銀の回収の目的からハロゲン化銀写真感光材料から処理
液中に溶出した銀イオンを多く含むもの(含銀系)とそ
れ以外のもの(非含銀系)とに分類されて回収される。 黒白現像における定着処理やカラー現像における漂白処
理、定着処理及び漂白定着処理からの使用済処理廃液は
含銀系に分類され、カラー現像及び黒白現像における現
像処理からの使用済処理廃液は非含銀系に分類される。 カラー現像及び黒白現像における水洗処理および安定処
理からの使用済処理廃液は、含まれる銀イオンの濃度に
応じて含銀系あるいは非含銀系にそれぞれ分類される。 本発明においては、含銀系の廃液に銀回収処理を施した
ものを銀回収系廃液、非含銀系の廃液を現像系廃液と分
類する。
【0025】銀回収の方法としては、電解を用いて銀を
析出させる方法、スチールウールを投入して、鉄と銀と
のイオン化傾向の差を利用して溶液中の銀をスチールウ
ール上に析出させる方法、硫化ナトリウム溶液を添加し
て銀を硫化銀として沈澱させる方法等いかなる方法をも
用いることができる。
【0026】銀回収廃液は還元性無機イオウ化合物であ
るチオ硫酸アンモニウム亜硫酸ナトリウムを多量に含む
。現像系廃液とは高濃度の有機化合物、例えばハイドロ
キノン等の現像主薬を多量に含む。
【0027】本発明で処理の対象とする銀回収系廃液中
の主な成分と濃度範囲は、チオ硫酸アンモニウム20〜
150g/l、亜硫酸ナトリウム1〜10g/l、酢酸
0〜50g/l、EDTA鉄アンモニウム2〜20g/
lであり、その一例としてはチオ硫酸アンモニウム約9
0g/l、亜硫酸ナトリウム約5g/l、酢酸約15g
/l、EDTA鉄アンモニウム約7g/lである。
【0028】また、用いる現像液系廃液中の主な成分と
その濃度範囲は、ハイドロキノン4〜30g/l、カラ
ー現像主薬1〜15g/l、ベンジルアルコール0〜5
g/l、ヒドロキシルアミン0〜4g/l、酢酸0〜4
g/l、5−スルホサリチル酸0〜20g/lであり、
その一例としては、ハイドロキノン約11g/l、カラ
ー現像主薬約3g/l、ベンジルアルコール約2g/l
、ヒドロキシルアミン約1g/l、酢酸約1g/l、5
−スルホサリチル酸約7g/lである。
【0029】これらの成分の濃度値の例は代表的な値で
あり、本発明の適用がこれらの数値を有する廃液に限ら
れることはない。
【0030】本発明においては、銀回収系廃液、現像系
廃液のいずれにも適用でき、これらを混合した廃液にお
いて特に有効であり、両廃液の混合割合は定着系廃液が
30%以上含まれるのが好ましい。
【0031】混合廃液の塩濃度によっては無機塩類濃度
3%以下にするように3〜10倍に希釈することが好ま
しいが、本発明の場合高濃度でその効果が最大となるの
で、COD値として3000〜10000ppmの廃水
への適用が望ましい。
【0032】カラー現像液は、通常、芳香族第一級アミ
ンカラー現像主薬を主成分として含有する。それは主に
p−フェニレンジアミン誘導体であり、代表例はN,N
−ジエチル−p−フェニレンジアミン、2−アミノ−5
−ジエチルアミノトルエン、2−メチル−4−〔N−エ
チル−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノ〕アニリン
、N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミドエチル
)−3−メチル−4−アミノアニリンである。また、こ
れらのp−フェニレンジアミン誘導体は硫酸塩、塩酸塩
、亜硫酸塩、p−トルエンスルホン酸塩などの塩である
。該芳香族第一級アミン現像主薬の含有量は現像液1リ
ットル当り約0.5g〜約10gの範囲である。
【0033】また黒白現像液中には、1−フェニル−3
−ピラゾリドン、1−フェニル−4−ヒドロキシメチル
−4−メチル−3−ピラゾリドン、N−メチル−p−ア
ミノフェノール及びその硫酸塩、ヒドロキノン及びその
スルホン酸塩などが含まれている。
【0034】カラー及び黒白現像液には保恒剤として、
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウ
ム、重亜硫酸カリウム、メタ亜硫酸ナトリウム、メタ亜
硫酸カリウム等の亜硫酸塩や、カルボニル亜硫酸付加物
を含有するのが普通で、これらの含有量は現像液1リッ
トル当り0g〜5gである。
【0035】カラー及び黒白現像液中には、保恒剤とし
て種々のヒドロキシルアミン類を含んでいる。ヒドロキ
シルアミン類は置換又は無置換いずれも用いられる。置
換体としてはヒドロキシアルミン類の窒素原子が低級ア
ルキル基によって置換されているもの、とくに2個のア
ルキル基(例えば炭素数1〜3)によって置換されたN
,N−ジアルキル置換ヒドロキシルアミン類が挙げられ
る。またN,N−ジアルキル置換ヒドロキシルアミンと
トリエタノールアミンなどのアルカノールアミンの組合
せも用いられる。ヒドロキシルアミン類の含有量は現像
液1リットル当り0〜5gである。
【0036】カラー及び黒白現像液は、pH9〜12で
ある。上記pHを保持するためには、各種緩衝剤が用い
られる。緩衝剤としては、炭酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩
、四ホウ酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、グリシン塩、N
,N−ジメチルグリシン塩、ロイシン塩、ノルロイシン
塩、グアニン塩、3,4−ジヒドロキシフェニルアラニ
ン塩、アラニン塩、アミノ酪酸塩、2−アミノ−2−メ
チル−1,3−プロパンジオール塩、バリン塩、プロリ
ン塩、トリスヒドロシアミノメタン塩、リシン塩などを
用いることができる。特に炭酸塩、リン酸塩、四ホウ酸
塩、ヒドロキシ安息香酸塩は、溶解性やpH9.0以上
の高pH領域での緩衝能に優れ、現像液に添加しても写
真性能面への悪影響(カブリなど)がなく、安価である
といった利点を有し、これらの緩衝剤が多く用いられる
。該緩衝剤の現像液への添加量は通常現像液1リットル
当り0.1モル〜1モルである。
【0037】その他、現像液中にはカルシウムやマグネ
シウムの沈澱防止剤として、或いは現像液の安定性向上
のために各種キレート剤が添加される。その代表例とし
てニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ニト
リロ−N,N,N−トリメリメチレンホスホン酸、エチ
レンジアミン−N,N,N′,N′−テトラメチレンホ
スホン酸、1,3−ジアミノ−2−プロパノール四酢酸
、トランスシクロヘキサンジアミン四酢酸、1,3−ジ
アミノプロパン四酢酸、2−ホスホノブタン−1,2,
4−トリカルボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,
1−ジホスホン酸等を挙げることができる。これらのキ
レート剤は必要に応じて2種以上併用されることもある
【0038】現像液は、各種の現像促進剤を含有する。 現像促進剤としては、チオエーテル系化合物、p−フェ
ニレンジアミン系化合物、4級アンモニウム塩類、p−
アミのフェノール類、アミン系化合物、ポリアルキレン
オキサイド、1−フェニル−3−ピラゾリドン類、ヒド
ラジン類、メソイオン型化合物、チオン型化合物、イミ
ダゾール類等である。
【0039】多くのカラーペーパー用カラー現像液は、
上記のカラー現像主薬、亜硫酸塩、ヒドロキシルアミン
塩、炭酸塩、硬水軟化剤などと共にアルキレングリコー
ル類やベンジルアルコール類を含んでいる。一方カラー
ネガ用現像液、カラーポジ用現像液、一部のカラーペー
パー用現像液は、これらのアルコール類を含んでいない
【0040】また、現像液中には、カブリ防止の目的で
、臭素イオンを含有することが多いが、塩化銀を主体と
する感光材料に対しては臭素イオンを含まない現像液を
用いることもある。その他、無機カブリ防止剤としてN
aClやKClなどの塩素イオンを与える化合物を含有
していることがある。また各種有機カブリ防止剤を含有
していることも多い。有機カブリ防止剤としては、例え
ば、アデニン類、ベンズイミダゾール類、ベンズトリア
ゾール類及びテトラゾール類を含有していてもよい。 これらのカブリ防止剤の含有量は現像液1リットル当り
0.010g〜2gである。これらのカブリ防止剤は処
理中に感光材料中から溶出し、現像液中に蓄積するもの
も含まれる。特に本発明において上記したような臭素イ
オンや塩素イオン等の総ハロゲンイオン濃度が混合液1
リットル当り1ミリモル以上であるような廃液において
も有効に処理することができる。特に臭素イオン濃度が
混合液1リットル当り1ミリモル以上の場合に有効であ
る。
【0041】また、現像液中には、アルキルスルホン酸
、アリールホスホン酸、脂肪酸カルボン酸、芳香酸カル
ボン酸等の各種界面活性剤を含有している。
【0042】黒白写真処理においては、現像処理の後に
定着処理が行なわれる。カラー写真処理においては、現
像処理と定着処理の間に通常漂白処理が行なわれ、漂白
処理は定着処理と同時に漂白定着(ブリックス)で行な
われることもある。漂白液には、酸化剤として鉄(II
I)又はCo(III) のEDTA、ジエチレントリ
アミン五酢酸、ニトリロトリ酢酸、1,3−ジアミノ−
プロパン四酢酸塩、ホスホノカルボン酸塩そのほか過硫
酸塩、キノン類などが含まれている。そのほか、臭化ア
ルカリ、臭化アンモニウムなどの再ハロゲン化剤、硼酸
塩類、炭酸塩類、硝酸塩類を適宜含有する場合もある。 定着液や漂白定着液には通常チオ硫酸塩(ナトリウム塩
、アンモニウム塩)、酢酸塩、ホウ酸塩、アンモニウム
又はカリ明ばん亜硫酸塩などを含有している。
【0043】ハロゲン化銀写真感光材料の処理において
は、定着処理あるいは漂白定着処理を行なった後、水洗
及び/又は安定処理を行なうことが一般的である。水洗
処理においては、その処理槽にバクテリアが繁殖し、生
成した浮遊物が感光材料に付着する等の問題が生じるこ
とがある。このような問題の解決策として、水洗水に特
開昭61−131632号に記載のカルシウムイオン、
マグネシウムイオンを低減させる方法を用いることがで
きる。また、特開昭57−8542号に記載のイソチア
ゾロン化合物やサイアベンダゾール類、塩素化イソシア
ヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤、その他ベンゾト
リアゾール等、堀口博著「防菌防黴剤の化学」、衛生技
術会偏「微生物の滅菌、殺菌、防黴技術」、日本防菌防
黴学会偏「防菌防黴剤事典」に記載の殺菌剤を用いるこ
ともある。
【0044】このような水洗水による水洗処理に続いて
、あるいは水洗処理の代わりに安定浴による安定化処理
が行なわれることもある。その例として、撮影用カラー
感光材料の最終浴として使用される、ホルマリンと界面
活性剤を含有する安定浴を挙げることができる。この安
定浴にも各種キレート剤や防黴剤を加えることもできる
【0045】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づきさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない
。 〔用いた廃液の説明〕銀回収系廃液(カラー写真処理の
CN−16の定着液、CN−16Qの漂白液、定着液の
混合液、CP−20の漂白定着液、CP−23の漂白定
着液、及び黒白写真処理定着液、富士F、GR−F1(
以上、商品名、富士写真フイルム(株)製)の廃液及び
水を各々4、1、3、2、7、3、2の比で混合した後
、銀回収処理を施したもの)と現像系廃液(カラー写真
処理;CN−16、CN−16Q、CP−20、CP−
23各々の現像液及び黒白写真処理現像液RD−3、G
RD1の廃液及び水を各々4、1、3、2、7、、3、
2の比で混合したもの)とを体積比で1:1で混合した
。この液を10倍に希釈し、不足栄養塩としてリンをリ
ン酸−水素二カリウムの形でCOD値の約3%に相当す
る量、添加し更にカルシウムイオンとマグネシウムイオ
ンを少量添加した。この廃液のpHは8.5であった。 またCOD値は4500ppmであった。
【0046】容積100mlのバイアル瓶に上記廃液を
90ml入れ、これに標準培地で馴養した光合成細菌を
10ml接種し、室温、1.1mw/cm2 の光度度
の電灯下で嫌気的に1週間培養を行った。
【0047】また容積200mlの三角フラスコに上記
と同様に廃液と菌体を接種し室温で1週間振とう培養を
行った。
【0048】1週間後、0.45μのフィルターで液を
ろ過し化学的酸素要求量(COD)を測定した。また、
上記の廃液を■光合成細菌と培養していない活性汚泥、
■光合成細菌とイオウ酸化菌を優占種とする活性汚泥、
■イオウ酸化菌を優占種とする活性汚泥、■都市の下水
処理場の活性汚泥にて同条件で処理を行い、同様にCO
Dを測定した。
【0049】また、同様に混合し、栄養塩添加した廃液
を5倍希釈した後、同様に■、■、■、■の菌を用いて
処理を行った。同様にCODを測定したその結果を表1
、表2に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】この結果から以下のようなことが明らかと
なった。光合成細菌単独では処理率が悪く、しかも嫌気
処理を行うと臭気を発生してしまい、処理には不適であ
った。また、銀回収系廃液と現像系廃液の混合、10倍
希釈液では、光合成細菌をイオウ酸化菌を優占種とする
活性汚泥による処理が最も効率よく、また汚泥の調子も
良かった。5倍希釈液では唯一、上記汚泥処理のみが有
効であった。
【0053】
【発明の効果】(1)従来生物処理が困難であったCO
D3000ppm以上の写真処理廃液を安定かつ高処理
率で処理することができる。 (2)還元性無機イオウ化合物と有機化合物を同時に効
率よく処理することができる。 (3)イオウ酸化菌を優占種とする活性汚泥と光合成細
菌の組み合せにより処理率が向上し、またより高濃度の
時にその効果が現れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の処理法のフローシステムをあら
わす図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  写真処理廃液を光合成細菌を含む活性
    汚泥により好気的に分解処理することを特徴とする写真
    処理廃液の処理方法。
  2. 【請求項2】  活性汚泥がイオウ酸化菌を優占種とす
    る汚泥である特許請求の範囲1に記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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