JPH04268062A - 鋼の雰囲気浸炭法 - Google Patents
鋼の雰囲気浸炭法Info
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- JPH04268062A JPH04268062A JP11268391A JP11268391A JPH04268062A JP H04268062 A JPH04268062 A JP H04268062A JP 11268391 A JP11268391 A JP 11268391A JP 11268391 A JP11268391 A JP 11268391A JP H04268062 A JPH04268062 A JP H04268062A
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- Pending
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Landscapes
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼の高温ガス浸炭法に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から広く用いられている浸炭雰囲気
ガスの一つとして、吸熱形ガスがある。この吸熱形ガス
は、プロパン,ブタンなどの炭化水素ガスと空気を混合
して、1050℃程度に加熱されたニッケル触媒中を通
過させて変成されるものである。また、メタノールを熱
分解して生成するものがある。前者はCO,H2,N2
ガスを主成分とし、CO2,CH4,H2Oを微量に含
むものであり、後者は一般的にはN2を含有しないもの
である。
ガスの一つとして、吸熱形ガスがある。この吸熱形ガス
は、プロパン,ブタンなどの炭化水素ガスと空気を混合
して、1050℃程度に加熱されたニッケル触媒中を通
過させて変成されるものである。また、メタノールを熱
分解して生成するものがある。前者はCO,H2,N2
ガスを主成分とし、CO2,CH4,H2Oを微量に含
むものであり、後者は一般的にはN2を含有しないもの
である。
【0003】変成ガス組成は原料炭化水素と空気の混合
比で調整するが、通常は変成時にススの発生を少なくす
るため、カーボンポテンシャルは0.1〜0.3%程度
である。このために、吸熱形ガスに適量の炭化水素を添
加して、更にカーボンポテンシャルを高くすることが行
なわれている。
比で調整するが、通常は変成時にススの発生を少なくす
るため、カーボンポテンシャルは0.1〜0.3%程度
である。このために、吸熱形ガスに適量の炭化水素を添
加して、更にカーボンポテンシャルを高くすることが行
なわれている。
【0004】メタノール分解ガスの炭素濃度の調整は、
吸熱形ガスと同様に炭化水素又は適当なアルコールを添
加して行なわれている。
吸熱形ガスと同様に炭化水素又は適当なアルコールを添
加して行なわれている。
【0005】ー般に、原料炭化水素には、米国では天然
ガス(主としてCH4)が、また我国ではLPG(ブタ
ンC4H10,プロパンC3H8又はその混合ガス)が
用いられている。
ガス(主としてCH4)が、また我国ではLPG(ブタ
ンC4H10,プロパンC3H8又はその混合ガス)が
用いられている。
【0006】プロパンと空気を原料として、吸熱形ガス
を生成するときの変成反応式(式中でKPは平衡常数)
は、次の通りである。
を生成するときの変成反応式(式中でKPは平衡常数)
は、次の通りである。
【0007】C3H8+空気7.14(1.5O2+5
.64N2)=3CO+4H2+5.64N2 ただ
し、上記反応式の生成ガス間で下記の反応が生じ、反応
時の温度で定まる平衡組成となる。
.64N2)=3CO+4H2+5.64N2 ただ
し、上記反応式の生成ガス間で下記の反応が生じ、反応
時の温度で定まる平衡組成となる。
【0008】
例えば、1050℃でカーボンポテンシャルを0.8%
とするための変成組成は表1の通りである。
とするための変成組成は表1の通りである。
【0009】
【表1】
【0010】プロパンを原料とする変成ガスの1050
℃での平衡組成中のCO成分は、23.47%である。
℃での平衡組成中のCO成分は、23.47%である。
【0011】上記変成ガスのカーボンポテンシャルは、
次式の反応に依存する。 〔但し、CP:平衡炭素濃度%(カーボンポテンシャル
)AS:オーステナイトの飽和炭素量
〕
次式の反応に依存する。 〔但し、CP:平衡炭素濃度%(カーボンポテンシャル
)AS:オーステナイトの飽和炭素量
〕
【0012】従って、一般的に浸炭雰囲気ガスのカーボ
ンポテンシャルの調整は、COガス量とCO2の比を調
節することにより行なわれている。変成ガスの最大CO
量は原料ガスの種類によって定まり、プロパンの時は最
大23.7%,ブタンの時は最大で24.2%である。
ンポテンシャルの調整は、COガス量とCO2の比を調
節することにより行なわれている。変成ガスの最大CO
量は原料ガスの種類によって定まり、プロパンの時は最
大23.7%,ブタンの時は最大で24.2%である。
【0013】ところで、このCO量を20%一定とした
ときのCO2に伴なう各温度でのカーボンポテンシャル
とCO2量の関係をグラフにすると、図1のようになる
。図1中のB曲線の通り、例えば浸炭温度950℃では
、CO2量を0.07%とすればCPは1.2%となり
、CO2を0.08%とすればCPは1.0%程度とな
り、浸炭のために適したカーボンプテンシャルは比較的
に容易に設定できる。
ときのCO2に伴なう各温度でのカーボンポテンシャル
とCO2量の関係をグラフにすると、図1のようになる
。図1中のB曲線の通り、例えば浸炭温度950℃では
、CO2量を0.07%とすればCPは1.2%となり
、CO2を0.08%とすればCPは1.0%程度とな
り、浸炭のために適したカーボンプテンシャルは比較的
に容易に設定できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】一般に浸炭深さと時間
との関係は、ハリスの式として次式に示される。
との関係は、ハリスの式として次式に示される。
【0015】例えば、900℃で浸炭深さ1mmを得る
には、3.5時間必要である。これを1100℃で浸炭
すれば、0.4時間でよい。このような高温下での急速
浸炭は工業的に有利である。
には、3.5時間必要である。これを1100℃で浸炭
すれば、0.4時間でよい。このような高温下での急速
浸炭は工業的に有利である。
【0016】ところが、浸炭温度を高くすると、CO量
(前述した如く、プロパンのときで最大23.7%、ブ
タンのときで24.2%)に対するCO2量を変えて、
浸炭のために適したカーボンポテンシャルを得ることが
誠に難しくなる。例えば、図1中のC曲線から分る通り
、浸炭温度を1100℃としたとき、カーボンポテンシ
ャルを浸炭のために必要な1%にするためには、CO濃
度が20%のときCO2濃度を0.02%程度にまで制
御しなければならない。制御すべきCO2量の絶体値が
小さ過ぎ、しかもC曲線から分るように微量のCO2の
変化で大きくカーボンポテンシャルは変動してしまうの
で、高い精度でカーボンポテンシャルを設定することは
望めない。
(前述した如く、プロパンのときで最大23.7%、ブ
タンのときで24.2%)に対するCO2量を変えて、
浸炭のために適したカーボンポテンシャルを得ることが
誠に難しくなる。例えば、図1中のC曲線から分る通り
、浸炭温度を1100℃としたとき、カーボンポテンシ
ャルを浸炭のために必要な1%にするためには、CO濃
度が20%のときCO2濃度を0.02%程度にまで制
御しなければならない。制御すべきCO2量の絶体値が
小さ過ぎ、しかもC曲線から分るように微量のCO2の
変化で大きくカーボンポテンシャルは変動してしまうの
で、高い精度でカーボンポテンシャルを設定することは
望めない。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するため、原料炭素水素ガスに二酸化炭素ガスを
混合し、必要によっては空気を加えて、高温ニッケル触
媒中を通して変成することにより、その変成ガス中のC
O量を30%〜60%に増大させることにある。このよ
うにして変成ガス中のCO量の絶体値を多くすれば、そ
れに対する比であるCO2量の絶体値をも多くすること
ができ、CO2量の制御が容易になるので、高い精度で
カーボンポテンシャルを管理することができるのである
。
を解決するため、原料炭素水素ガスに二酸化炭素ガスを
混合し、必要によっては空気を加えて、高温ニッケル触
媒中を通して変成することにより、その変成ガス中のC
O量を30%〜60%に増大させることにある。このよ
うにして変成ガス中のCO量の絶体値を多くすれば、そ
れに対する比であるCO2量の絶体値をも多くすること
ができ、CO2量の制御が容易になるので、高い精度で
カーボンポテンシャルを管理することができるのである
。
【0018】例えば、CO量を50%,浸炭温度を11
00℃とするとき、カーボンポテンシャルを1%にする
ためには、前述した式(1)で示されるように、CO2
濃度は0.12%という高い値でよい。
00℃とするとき、カーボンポテンシャルを1%にする
ためには、前述した式(1)で示されるように、CO2
濃度は0.12%という高い値でよい。
【0019】従って、1100℃の高温浸炭下でカーボ
ンポテンシャル1%を得るために、従来の変成ガス(C
Oが約20%程度しかない)ではCO2量を0.02%
のオーダーで保持しなければならないのに対して、CO
量が50%のときのCO2量は0.12%のオーダーで
管理すればよく、前者の場合と比較すると、CO2量が
6倍でCO2量の調節がし易く、CPを容易に高精度で
制御することができる。本願発明による二酸化炭素ガス
を加える反応式は表2の通りである。
ンポテンシャル1%を得るために、従来の変成ガス(C
Oが約20%程度しかない)ではCO2量を0.02%
のオーダーで保持しなければならないのに対して、CO
量が50%のときのCO2量は0.12%のオーダーで
管理すればよく、前者の場合と比較すると、CO2量が
6倍でCO2量の調節がし易く、CPを容易に高精度で
制御することができる。本願発明による二酸化炭素ガス
を加える反応式は表2の通りである。
【0020】
【表2】
【0021】以上の如く、本発明は高温における浸炭を
高精度で行なうことができる優れた技術を提供するもの
である。
高精度で行なうことができる優れた技術を提供するもの
である。
【0022】
【実施例】原料ガスとして純プロパンを使用し、C3H
8,CO2,空気の混合比を20.2:46.6:33
.2とし、1100℃に調整されたニッケル触媒変成炉
で変成したときのCO量は50%、CO2濃度は0.3
7%、CPは0.32%であった。このガスにプロパン
を添加しCO2を還元してCO2量を減少させ、CO2
を0.1%に調整した。このガスのこの時のCPは図1
中の曲線Dに示される通り、1.15%であった。この
浸炭ガス中で、SCM420H材の20φ×100mm
の丸棒試料について1100℃で1時間の浸炭作業を行
なった結果、表面炭素濃度は1.15%、全浸炭深さは
約1.6mmを得ることができた。
8,CO2,空気の混合比を20.2:46.6:33
.2とし、1100℃に調整されたニッケル触媒変成炉
で変成したときのCO量は50%、CO2濃度は0.3
7%、CPは0.32%であった。このガスにプロパン
を添加しCO2を還元してCO2量を減少させ、CO2
を0.1%に調整した。このガスのこの時のCPは図1
中の曲線Dに示される通り、1.15%であった。この
浸炭ガス中で、SCM420H材の20φ×100mm
の丸棒試料について1100℃で1時間の浸炭作業を行
なった結果、表面炭素濃度は1.15%、全浸炭深さは
約1.6mmを得ることができた。
【0023】
【発明の効果】これまでの炭化水素と空気とから変成さ
せる浸炭性ガスでは、高温下でのカーボンポテンシャル
の高精度の制御は困難であったが、本発明では二酸化炭
素ガスを添加することで、変成ガス中のCO量を増加さ
せることにより、CO2量の制御を容易にして、CO量
とCO2量の比に相関するカーボンポテンシャルの制御
を高温下でも容易にし、これにより雰囲気による高温で
短時間の浸炭が可能となる卓越した効果がある。
せる浸炭性ガスでは、高温下でのカーボンポテンシャル
の高精度の制御は困難であったが、本発明では二酸化炭
素ガスを添加することで、変成ガス中のCO量を増加さ
せることにより、CO2量の制御を容易にして、CO量
とCO2量の比に相関するカーボンポテンシャルの制御
を高温下でも容易にし、これにより雰囲気による高温で
短時間の浸炭が可能となる卓越した効果がある。
【図1】カーボンポテンシャルとCO2量の関係を示す
グラフである。
グラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 炭化水素又は炭化水素と空気との原料
ガスに二酸化炭素を加えて変成し、変成ガス組成中のC
O含有量を30〜60容量%として、COとCO2含有
量比の制御を容易にしたガスを使用することを特徴とす
る高温下での鋼の雰囲気高速浸炭法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11268391A JPH04268062A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 鋼の雰囲気浸炭法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11268391A JPH04268062A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 鋼の雰囲気浸炭法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04268062A true JPH04268062A (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=14592865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11268391A Pending JPH04268062A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 鋼の雰囲気浸炭法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04268062A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001278610A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Nippon Sanso Corp | 高温迅速浸炭用雰囲気ガス発生方法 |
| JP2005290509A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Chugai Ro Co Ltd | 浸炭用ガス製造装置 |
| JP2012092423A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-05-17 | Dowa Thermotech Kk | ガス浸炭方法 |
| JP2012092424A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-05-17 | Dowa Thermotech Kk | ガス浸炭方法及びガス浸炭装置 |
| JP2016183377A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 大同特殊鋼株式会社 | 金属材料の熱処理方法 |
| JP2019119892A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | エア・ウォーター株式会社 | ガス浸炭方法 |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP11268391A patent/JPH04268062A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001278610A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Nippon Sanso Corp | 高温迅速浸炭用雰囲気ガス発生方法 |
| JP2005290509A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Chugai Ro Co Ltd | 浸炭用ガス製造装置 |
| JP2012092423A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-05-17 | Dowa Thermotech Kk | ガス浸炭方法 |
| JP2012092424A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-05-17 | Dowa Thermotech Kk | ガス浸炭方法及びガス浸炭装置 |
| JP2016183377A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 大同特殊鋼株式会社 | 金属材料の熱処理方法 |
| JP2019119892A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | エア・ウォーター株式会社 | ガス浸炭方法 |
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