JPH04268066A - イオンビ−ム照射方法 - Google Patents

イオンビ−ム照射方法

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JPH04268066A
JPH04268066A JP2637091A JP2637091A JPH04268066A JP H04268066 A JPH04268066 A JP H04268066A JP 2637091 A JP2637091 A JP 2637091A JP 2637091 A JP2637091 A JP 2637091A JP H04268066 A JPH04268066 A JP H04268066A
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JP
Japan
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substrate
ion beam
ion
pulse
temp
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Pending
Application number
JP2637091A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hirono
豊 広野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属や半導体基板の表面
改質を行う方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある基板の表面改質、及びその他のイオ
ンプロセスを施す場合には、従来イオンガンよりイオン
の連続照射を行っていた。しかしながらイオン自身の高
エネルギ化または高電流化に伴い、イオン照射部、及び
その近傍や、基板の温度が上昇し基板の損傷等、不都合
な事態が出現していた。
【0003】ところで、レ−ザに代表されるエネルギビ
−ムを例に取れば該ビ−ムを短パルス化すればするほど
照射部の冷却速度が速まり、周囲への熱拡散が減少する
ことが知られている。従って、イオンビ−ムの場合にお
いても、短パルス化することにより不必要な熱影響を及
ぼすことなく、イオン注入、イオンミキシング、イオン
スパッタ、あるいはイオンデポジション等が可能になる
と予想される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑みてなされたものであり、イオンビ−ムに
よる材料基板の表面改質を該基板の温度上昇を抑制しつ
つ行う方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は真空チャンバ内
に基板を配置し、パルスイオンビ−ムガンより1パルス
の幅が20psec〜20nsecのパルス状のビ−ム
を照射して前記基板を改質するものである。
【0006】
【作用】パルス状のイオンビ−ムは基板の温度上昇を防
ぎ、低温のプロセスにて基板の表面改質が行える。
【0007】
【実施例】以下本発明のイオンビ−ム照射方法を電気か
みそり刃に対する窒化ジルコニウム(ZrN)被膜の形
成方法について図面を用いて詳細に説明する。
【0008】図1は上記窒化ジルコニウムの薄膜を形成
するための真空蒸着及びイオン注入装置を示し、1は1
0−5〜10−7Torrに排気される真空チャンバ、
2は該真空チャンバ1内に配置され、図1の矢印方向に
10〜20rpmの速度で回転可能にされた基板ホルダ
、3はニッケル(Ni)の基板、4は電子ビ−ムによっ
てジルコニウム(Zr)原子を蒸発させ前記基板3に向
けて放射する蒸発源、5は前記基板3の方向に窒素イオ
ン(N+)を放射するアシスト用のパルスイオンビ −
ムガン、6は前記蒸発源4をオン、オフするスリットを
設けた回転型シャッタである。
【0009】次に上記装置を用いてNi素材の表面にZ
rN被膜を形成する方法について説明する。
【0010】まず、真空チャンバ1内を10−5〜10
−7Torrに排気し、パルスイオンビ−ムガン5にN
2ガスを供給し、N+イオンを取り出して、これを基板
3の表面にパルス状に照射する。この時のN+イオンの
加速電圧は700eV、イオン電流 密度は0.38m
A/cm2、パルス照射時間は500msec、パルス
間隔は500msecに設定した。
【0011】一方、N+イオンの照射と同時に蒸発源4
を駆動し、Zr原子を蒸発させると ともに回転シャッ
タ6の回転によってZrの基板3への到達をオン・オフ
して前記基板3の表面に前記イオンビ−ムと同期させて
放射する。この時のZrの蒸発速度は基板3上での成膜
速度に換算して650Å/min.に設定した。
【0012】以上の工程を8〜12分程度行い、基板3
の表面に膜厚2000〜3000ÅのZrN膜を形成し
た。
【0013】ここで、連続照射のアシストイオン及び蒸
発源を用いたときには基板3での温度上昇が7℃/mi
n.であることが知られている。図2に成膜時間に対応
する基板3の裏面温度を、特定のエネルギを持った連続
照射アシストイオンを用いて行う場合と、本発明の方法
を用いて行う場合とに分けてグラフ化した図を示す。同
図において、折線1はアシストイオンエネルギ900e
Vでガラス基板に成膜した場合を示し、折線2は本発明
のパルスイオンビ−ムを用いて成膜した場合を示す。こ
の図より連続照射アシストイオンを用いて形成する方法
と、本発明方法とを比較すると、5分のプロセスで基板
3の裏面で約30度の温度差が生じる。従って本発明の
方法によれば基板3表面の温度を上昇させることなくイ
オンアシスト照射による成膜を行うことが可能となる。
【0014】ところで、一般に、イオンビ−ムを照射し
た場合基板3へのビ−ムによる単位時間の入熱より基板
3からの放熱量が大きければ基板3の温度上昇は殆ど見
られない。しかしながら基板3の放熱量よりビ−ムの入
熱が大きい場合はビ−ムをパルス化することが基板3の
温度上昇を抑制する上で有効となる。即ち、1パルスの
入熱により一時的な基板温度の上昇が生じるが、パルス
間隔を適当に設定することによって十分な冷却時間を与
えてやれば、最終的にはパルスを照射する以前の温度に
戻すことが可能となる。よって長時間のイオン照射プロ
セスを施した場合でも基板3温度の上昇を抑制すること
が可能となる。
【0015】上記の実施例は基板3温度全体の温度上昇
が問題となる場合のパルスイオンビ−ムによる解決例で
あった。これに対し図3は基板3上の多層膜構造体のあ
る特定の薄膜層、または界面をその他の部分に熱影響を
与えることなく改質したいという精密な制御を必要とす
る場合の実施例を示し、また図4は熱に弱い基板3に対
し表面から一定の深さまでイオン注入による改質を行い
たい場合の実施例を示したものである。図3において多
層膜は第1層7、第2層8、第3層9から構成され、こ
の場合特に第2層と第3層との界面を改質するための界
面改質用イオン10が多層膜表面より打ち込まれる。ま
た図4では基板3の表面から基板3内へ注入したいイオ
ン11を打ち込む。
【0016】上記図3及び図4の例においてイオンビ−
ムで材料内部の改質を行う場合は通常数十KeV〜数M
eVの高エネルギイオンの照射が必要であるが、この種
のイオンビ−ムを1×10−6〜1×10−1A/cm
2の電流密度で従来のように連続 照射した場合は数℃
〜数百℃の表面温度の上昇を伴う。一例としてSiウェ
ハ−上のレジスト膜を通してSi内にP(リン)イオン
を注入する場合の表面温度の上昇を図5の点線で示す。 同図において、イオンビ−ム電力が0.4W/cm2の
場合はレジスト膜表面が200℃以上にも達し、耐熱性
のないレジスト膜にとっては好ましくない状況となる。
【0017】これに対して本発明方法を用いてビ−ムを
パルス幅20μsec、パルス間隔で100μsecに
設定した場合を図5の実線1、パルス幅20nsec、
パルス間隔100nsecに設定した場合を実線2、パ
ルス幅20psec、パルス間隔100psecに設定
した場合を実線3に示す。これより実線2,3の条件で
はレジスト膜表面の温度が100℃以下に抑えられてお
り実用上表面層に対する熱的な影響を無視できるレベル
となる。
【0018】また、パルスイオンビ−ムはそのパルス幅
がnsオ−ダ等の短パルスに近づくにつれてビ−ムの照
射部以外の温度上昇が極めて少なくなるため、周囲への
熱影響の軽減が為され、極めて高い精度を要求されるイ
オン注入プロセスに対する有効な手法となる。
【0019】図6はこれらパルスイオンビ−ムの他の応
用例としての装置を示し、真空チャンバ1内上面に基板
ホルダ2に保持された基板3を配置し、該基板3に対向
する前記チャンバ1内の底面に支持板12に保持された
スパッタタ−ゲット13,14を配 置し、このタ−ゲ
ット13,14に第1及び第2のスパッタ用パルスイオ
ンガン15,16からのビ−ムを照射して、スパッタさ
れたタ−ゲット材料を基板3に成膜するものである。こ
の例において第1イオンガン15のイオン電流の経時変
化を図7に示し、第2イオンガン16のイオン電流の経
時変化を図8に示す。図7及び図8により第1及び第2
イオンガンは交互にビ−ムをタ−ゲット13,14に夫
々供給するこ とになる。このようにスパッタリングプ
ロセスにおいてもパルス状のビームは有効であり、各イ
オンガン15,16のパルス幅やパルス間隔を変化させ
ることにより 、任意の異種材料多層膜や超格子膜等を
精密且つ制御性よく作製することも可能となる。
【0020】
【発明の効果】本発明は真空チャンバ内に基板を配置し
、パルスイオンビ−ムガンより1パルス幅が20pse
c〜20nsecのパルス状のビ−ムを照射して前記基
板を改質するものであるから従来の連続照射方式に比べ
て、低い温度での基板の改質が行え、且つこの方法はイ
オン注入、イオンミキシング、イオンスパッタ、あるい
はイオンデポジション法への応用が利き、基板の表面改
質の有力な手法となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する装置の一実施例を示す図
である。
【図2】かみそり刃の表面改質における成膜時間と基板
表面温度との関係を示す図である。
【図3】多層膜構造の薄膜層の界面改質を行う工程を示
す概念図である。
【図4】熱に弱い基板にイオン注入を行う工程を示す概
念図である。
【図5】図3及び図4の例におけるイオンビ−ム電力と
基板表面温度との関係を示す図である。
【図6】本発明方法を実施する他の装置の一実施例を示
す図である。
【図7】図6の第1イオンガンのイオン電流の波形を示
す図である。
【図8】図6の第2イオンガンのイオン電流の波形を示
す図である。
【符号の説明】
1        真空チャンバ 2        基板ホルダ 3        基板 5,15,16  イオンガン 10,11     イオン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  真空チャンバ内に基板を配置し、パル
    スイオンビ−ムガンより1パルス幅が20psec〜2
    0nsecのパルス状のビ−ムを照射して前記基板を改
    質することを特徴とするイオンビ−ム照射方法。
JP2637091A 1991-02-20 1991-02-20 イオンビ−ム照射方法 Pending JPH04268066A (ja)

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