JPH04270222A - 脳機能改善剤 - Google Patents
脳機能改善剤Info
- Publication number
- JPH04270222A JPH04270222A JP2979591A JP2979591A JPH04270222A JP H04270222 A JPH04270222 A JP H04270222A JP 2979591 A JP2979591 A JP 2979591A JP 2979591 A JP2979591 A JP 2979591A JP H04270222 A JPH04270222 A JP H04270222A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- brain function
- improver
- brain
- Prior art date
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脳機能改善剤に関する。
【0002】
【従来の技術】後述する一般式(I)で表わされる化合
物がアデノシン受容体のA1 受容体に対し選択的に拮
抗作用を示し、利尿作用、腎保護作用および気管支拡張
作用を有することが本出願人により出願されている (
特願平 2−228941号) 。しかし、該化合物が
脳機能改善作用を有することは知られていない。また、
一般式(I)に関連して、8−(1−アダマンチル)−
1,3,7 −トリメチルキサンチンがTetrahe
dron Lett., 27 , 6337(198
6)に記載されているが、その薬理作用については知ら
れていない。
物がアデノシン受容体のA1 受容体に対し選択的に拮
抗作用を示し、利尿作用、腎保護作用および気管支拡張
作用を有することが本出願人により出願されている (
特願平 2−228941号) 。しかし、該化合物が
脳機能改善作用を有することは知られていない。また、
一般式(I)に関連して、8−(1−アダマンチル)−
1,3,7 −トリメチルキサンチンがTetrahe
dron Lett., 27 , 6337(198
6)に記載されているが、その薬理作用については知ら
れていない。
【0003】また、後述する一般式 (I)中、R3
が式(c)
が式(c)
【0004】
【化4】
【0005】または式(d)
【0006】
【化5】
【0007】で表わされるキサンチン誘導体がアデノシ
ン拮抗活性を有することが知られている(特開平 2−
247180号公報) 。
ン拮抗活性を有することが知られている(特開平 2−
247180号公報) 。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた脳機
能改善剤を提供することにある。
能改善剤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
【0010】
【化6】
【0011】〔式中、R1 、R2 およびR3 は同
一または異なって、水素または低級アルキルを表わし、
X1 およびX2 は同一または異なって、酸素または
硫黄原子を表わし、Qは、式(a)
一または異なって、水素または低級アルキルを表わし、
X1 およびX2 は同一または異なって、酸素または
硫黄原子を表わし、Qは、式(a)
【0012】
【化7】
【0013】(式中、Yは単結合またはアルキレンを表
わす)または式(b)
わす)または式(b)
【0014】
【化8】
【0015】(式中、nは0または1を意味し、Yは前
記と同義である)を表わす〕で表わされるキサンチン誘
導体〔以下、化合物(I)という。他の式番号の化合物
についても同様である〕またはその薬理的に許容される
塩を有効成分とする脳機能改善剤に関する。化合物(I
)の各基の定義において、低級アルキルは、直鎖または
分岐状の炭素数1〜6の、例えばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec −
ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ネオペンチル、
ヘキシル等を包含する。またアルキレンは、直鎖または
分岐状の炭素数1〜4の、例えばメチレン、エチレン、
トリメチレン、テトラメチレン、メチルメチレン、プロ
ピレン、エチルエチレン等を包含する。
記と同義である)を表わす〕で表わされるキサンチン誘
導体〔以下、化合物(I)という。他の式番号の化合物
についても同様である〕またはその薬理的に許容される
塩を有効成分とする脳機能改善剤に関する。化合物(I
)の各基の定義において、低級アルキルは、直鎖または
分岐状の炭素数1〜6の、例えばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec −
ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ネオペンチル、
ヘキシル等を包含する。またアルキレンは、直鎖または
分岐状の炭素数1〜4の、例えばメチレン、エチレン、
トリメチレン、テトラメチレン、メチルメチレン、プロ
ピレン、エチルエチレン等を包含する。
【0016】化合物(I)の薬理上許容される塩は薬理
上許容される酸付加塩、金属塩、アンモニウム塩、有機
アミン付加塩、アミノ酸付加塩等を包含する。化合物(
I)の薬理上許容される酸付加塩としては、塩酸塩、硫
酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、
フマル酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩等の有機酸塩があげ
られ、薬理上許容される金属塩としてはナトリウム塩、
カリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カル
シウム塩等のアルカリ土類金属塩のほか、アルミニウム
塩、亜鉛塩もあげられ、アンモニウム塩としてはアンモ
ニウム、テトラメチルアンモニウム等の塩があげられ、
薬理上許容される有機アミン付加塩としてはモルホリン
、ピペリジン等の付加塩、薬理上許容されるアミノ酸付
加塩としてはリジン、グリシン、フェニルアラニン等の
付加塩があげられる。
上許容される酸付加塩、金属塩、アンモニウム塩、有機
アミン付加塩、アミノ酸付加塩等を包含する。化合物(
I)の薬理上許容される酸付加塩としては、塩酸塩、硫
酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、
フマル酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩等の有機酸塩があげ
られ、薬理上許容される金属塩としてはナトリウム塩、
カリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カル
シウム塩等のアルカリ土類金属塩のほか、アルミニウム
塩、亜鉛塩もあげられ、アンモニウム塩としてはアンモ
ニウム、テトラメチルアンモニウム等の塩があげられ、
薬理上許容される有機アミン付加塩としてはモルホリン
、ピペリジン等の付加塩、薬理上許容されるアミノ酸付
加塩としてはリジン、グリシン、フェニルアラニン等の
付加塩があげられる。
【0017】次に化合物(I)の製造法について説明す
る。化合物(I)において、R3 が水素である化合物
(I−1)は、次の反応工程式(A)に従い得ることが
できる。
る。化合物(I)において、R3 が水素である化合物
(I−1)は、次の反応工程式(A)に従い得ることが
できる。
【0018】
【化9】
【0019】(式中、Hal は塩素、臭素、ヨウ素の
ハロゲン原子を表わし、R1 、R2 、X1 、X2
およびQは前記と同義である) 工程1:公知の方法(例えば、特開昭59−42383
号公報)に準じて得られるウラシル誘導体(II)と
カルボン酸(III) あるいはその反応性誘導体とを
反応させることにより化合物(IV)を得ることができ
る。 工程2:化合物(IV)を塩基の存在下、脱水剤での処
理または加熱により閉環した化合物(I−1)を得るこ
とができる。 工程3:化合物(II)とアルデヒド(V)とを、反応
させることによりシッフ塩基(VI)を得ることができ
る。 工程4:化合物(VI)を酸化的環化反応に付すことに
より化合物(I−1)を得ることができる。 工程5:公知の方法(例えば、特開昭61−5082号
公報)に準じて得られるウラシル誘導体(VII)とア
ミン(VIII) とを反応させることにより化合物(
IX)を得ることができる。 工程6:化合物(IX)とニトロソ化剤の亜硝酸ナトリ
ウム、亜硝酸イソアミル等の亜硝酸誘導体とを反応させ
ることにより、化合物(I−1)を得ることができる。
ハロゲン原子を表わし、R1 、R2 、X1 、X2
およびQは前記と同義である) 工程1:公知の方法(例えば、特開昭59−42383
号公報)に準じて得られるウラシル誘導体(II)と
カルボン酸(III) あるいはその反応性誘導体とを
反応させることにより化合物(IV)を得ることができ
る。 工程2:化合物(IV)を塩基の存在下、脱水剤での処
理または加熱により閉環した化合物(I−1)を得るこ
とができる。 工程3:化合物(II)とアルデヒド(V)とを、反応
させることによりシッフ塩基(VI)を得ることができ
る。 工程4:化合物(VI)を酸化的環化反応に付すことに
より化合物(I−1)を得ることができる。 工程5:公知の方法(例えば、特開昭61−5082号
公報)に準じて得られるウラシル誘導体(VII)とア
ミン(VIII) とを反応させることにより化合物(
IX)を得ることができる。 工程6:化合物(IX)とニトロソ化剤の亜硝酸ナトリ
ウム、亜硝酸イソアミル等の亜硝酸誘導体とを反応させ
ることにより、化合物(I−1)を得ることができる。
【0020】化合物(I)においてR3 が低級アルキ
ルである化合物(I−2)は、次の反応工程式(B)に
従い得ることができる。
ルである化合物(I−2)は、次の反応工程式(B)に
従い得ることができる。
【0021】
【化10】
【0022】(式中、R1 、R2 、X1 、X2
およびQは前記と同義であり、R3aはR3 の定義中
、低級アルキルの場合を表わす) 工程7:すなわち、上記した製造法で得られる(I−1
)とアルキル化剤とを必要により塩基の存在下に反応さ
せることにより化合物(I−2)を得ることができる。
およびQは前記と同義であり、R3aはR3 の定義中
、低級アルキルの場合を表わす) 工程7:すなわち、上記した製造法で得られる(I−1
)とアルキル化剤とを必要により塩基の存在下に反応さ
せることにより化合物(I−2)を得ることができる。
【0023】化合物(I)においてX2 が硫黄である
化合物(I−4)は、次の反応工程式(C) に従い得
ることができる。
化合物(I−4)は、次の反応工程式(C) に従い得
ることができる。
【0024】
【化11】
【0025】(式中、R1 、R2 、R3 、X1
およびQは前記と同義である) 工程8:上記した製造法で得られる(I−3)〔化合物
(I)において、X2 が酸素である化合物〕を適当な
チオ化剤と反応させることにより、化合物(I−4)を
得ることができる。
およびQは前記と同義である) 工程8:上記した製造法で得られる(I−3)〔化合物
(I)において、X2 が酸素である化合物〕を適当な
チオ化剤と反応させることにより、化合物(I−4)を
得ることができる。
【0026】上述した製造法における中間体および化合
物(I)は、有機合成化学で常用される精製法、例えば
濾過、抽出、洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、各種クロマト
グラフィー等に付して単離精製することができる。また
中間体においては、特に精製することなく次の反応に供
することも可能である。化合物(I)の塩を取得したい
とき、化合物(I)が塩の形で得られる場合には、その
まま精製すればよく、また、遊離の形で得られる場合に
は、通常の方法により塩を形成させればよい。
物(I)は、有機合成化学で常用される精製法、例えば
濾過、抽出、洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、各種クロマト
グラフィー等に付して単離精製することができる。また
中間体においては、特に精製することなく次の反応に供
することも可能である。化合物(I)の塩を取得したい
とき、化合物(I)が塩の形で得られる場合には、その
まま精製すればよく、また、遊離の形で得られる場合に
は、通常の方法により塩を形成させればよい。
【0027】本発明の脳機能改善剤として好ましい化合
物としては、以下第1表に示すものを挙げることができ
る。
物としては、以下第1表に示すものを挙げることができ
る。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】また第1表中の化合物の物性値を第2表に
示す。
示す。
【0031】
【表3】
【0032】化合物(I)は脳機能改善作用を有し、脳
卒中、頭部外傷もしくはアルツハイマー病などの脳変性
疾患に起因する痴呆症状を含む精神症状および神経症状
などに対する予防、治療剤として有効である。化合物(
I)またはその薬理上許容される塩はそのままあるいは
各種の製薬形態で使用することができる。本発明の製薬
組成物は活性成分として、有効な量の化合物(I)また
はその薬理上許容される塩を薬理上許容される担体と均
一に混合して製造できる。これらの製薬組成物は、経口
的または注射による投与に対して適する単位服用形態に
あることが望ましい。
卒中、頭部外傷もしくはアルツハイマー病などの脳変性
疾患に起因する痴呆症状を含む精神症状および神経症状
などに対する予防、治療剤として有効である。化合物(
I)またはその薬理上許容される塩はそのままあるいは
各種の製薬形態で使用することができる。本発明の製薬
組成物は活性成分として、有効な量の化合物(I)また
はその薬理上許容される塩を薬理上許容される担体と均
一に混合して製造できる。これらの製薬組成物は、経口
的または注射による投与に対して適する単位服用形態に
あることが望ましい。
【0033】経口服用形態にある組成物の調製において
は、何らかの有用な薬理的に許容しうる担体が使用でき
る。例えば懸濁剤およびシロップ剤のような経口液体調
製物は、水、シュークロース、ソルビトール、フラクト
ースなどの糖類、ポリエチレングリコール、プロピレン
グリコールなどのグリコール類、ゴマ油、オリーブ油、
大豆油などの油類、p−ヒドロキシ安息香酸エステル類
などの防腐剤、ストロベリーフレーバー、ペパーミント
などのフレーバー類などを使用して製造できる。粉剤、
丸剤、カプセル剤および錠剤は、ラクトース、グルコー
ス、シュークロース、マンニトールなどの賦形剤、でん
粉、アルギン酸ソーダなどの崩壊剤、ステアリン酸マグ
ネシウム、タルクなどの滑沢剤、ポリビニルアルコール
、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチンなどの結合
剤、脂肪酸エステルなどの表面活性剤、グリセリンなど
の可塑剤などを用いて製造できる。錠剤およびカプセル
剤は投与が容易であるという理由で、最も有用な単位経
口投与剤である。錠剤やカプセル剤を製造する際には固
体の製薬担体が用いられる。
は、何らかの有用な薬理的に許容しうる担体が使用でき
る。例えば懸濁剤およびシロップ剤のような経口液体調
製物は、水、シュークロース、ソルビトール、フラクト
ースなどの糖類、ポリエチレングリコール、プロピレン
グリコールなどのグリコール類、ゴマ油、オリーブ油、
大豆油などの油類、p−ヒドロキシ安息香酸エステル類
などの防腐剤、ストロベリーフレーバー、ペパーミント
などのフレーバー類などを使用して製造できる。粉剤、
丸剤、カプセル剤および錠剤は、ラクトース、グルコー
ス、シュークロース、マンニトールなどの賦形剤、でん
粉、アルギン酸ソーダなどの崩壊剤、ステアリン酸マグ
ネシウム、タルクなどの滑沢剤、ポリビニルアルコール
、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチンなどの結合
剤、脂肪酸エステルなどの表面活性剤、グリセリンなど
の可塑剤などを用いて製造できる。錠剤およびカプセル
剤は投与が容易であるという理由で、最も有用な単位経
口投与剤である。錠剤やカプセル剤を製造する際には固
体の製薬担体が用いられる。
【0034】また注射剤は、蒸留水、塩溶液、グルコー
ス溶液または塩水とグルコース溶液の混合物から成る担
体を用いて調製することができる。この際、常法に従い
適当な助剤を用いて溶液、懸濁液または分散液として調
製される。化合物(I)もしくはその薬理的に許容され
る塩は、上記製薬形態で経口的にまたは注射剤として非
経口的に投与することができ、その有効容量および投与
回数は、投与形態、患者の年齢、体重、症状等により異
なるが、通常1日当り、1〜50mg/kgを3〜4回
に分けて投与する。
ス溶液または塩水とグルコース溶液の混合物から成る担
体を用いて調製することができる。この際、常法に従い
適当な助剤を用いて溶液、懸濁液または分散液として調
製される。化合物(I)もしくはその薬理的に許容され
る塩は、上記製薬形態で経口的にまたは注射剤として非
経口的に投与することができ、その有効容量および投与
回数は、投与形態、患者の年齢、体重、症状等により異
なるが、通常1日当り、1〜50mg/kgを3〜4回
に分けて投与する。
【0035】次の化合物(I)の薬理作用について試験
例で説明する。 試験例1 あくび行動発現作用 中枢性ムスカリン受容体刺激により、あくび反応が出現
することが知られている〔Nature, 267 ,
261 −262(1977), Pharmaco
l. Biochem, Behav., 21 ,
297−300(1984) 〕。 試験方法 ウィスターラット(雄性,体重 250−300 g,
チャールスリバー供給) を1匹ずつ金網ケージ(2
1×14×14cm) に入れ、試験化合物を腹腔内投
与(投与量;1.0 ml/kg) した後、60分間
あくび反応の回数を測定した。
例で説明する。 試験例1 あくび行動発現作用 中枢性ムスカリン受容体刺激により、あくび反応が出現
することが知られている〔Nature, 267 ,
261 −262(1977), Pharmaco
l. Biochem, Behav., 21 ,
297−300(1984) 〕。 試験方法 ウィスターラット(雄性,体重 250−300 g,
チャールスリバー供給) を1匹ずつ金網ケージ(2
1×14×14cm) に入れ、試験化合物を腹腔内投
与(投与量;1.0 ml/kg) した後、60分間
あくび反応の回数を測定した。
【0036】また、対照として試験化合物の代わりに生
理食塩水を用いる以外は上記と同様にあくび反応の回数
を測定した。結果を第3表に示す。
理食塩水を用いる以外は上記と同様にあくび反応の回数
を測定した。結果を第3表に示す。
【0037】
【表4】
【0038】なお、第3表中のあくび反応数は、60分
間あくび反応が出現したラットの 1匹あたりのあくび
反応数の平均で示した。試験結果によれば化合物(I)
は、あくび行動発現作用を示すことから、中枢性コリン
作動神経の賦活作用に基づく脳機能改善剤として有用で
ある。
間あくび反応が出現したラットの 1匹あたりのあくび
反応数の平均で示した。試験結果によれば化合物(I)
は、あくび行動発現作用を示すことから、中枢性コリン
作動神経の賦活作用に基づく脳機能改善剤として有用で
ある。
【0039】試験例2 急性毒性試験体重20±
1gのdd系雄マウスを1群3匹用い、試験化合物を経
口(po ; 300 mg/kg) で投与した。投
与後7日後の死亡状況を観察し最小致死量(MLD)
値を求めた。化合物A,C〜F,H,K〜NおよびP〜
Uについては、MLDは>300mg/kgで、毒性が
弱く幅広い用量範囲で安全に用いることができる。
1gのdd系雄マウスを1群3匹用い、試験化合物を経
口(po ; 300 mg/kg) で投与した。投
与後7日後の死亡状況を観察し最小致死量(MLD)
値を求めた。化合物A,C〜F,H,K〜NおよびP〜
Uについては、MLDは>300mg/kgで、毒性が
弱く幅広い用量範囲で安全に用いることができる。
【0040】以下に、本発明の実施例および参考例を示
す。
す。
【0041】
【実施例】実施例1 錠 剤常法により次
の組成からなる錠剤を作成した。化合物D 40g、
ラクトース286.8 gおよび馬れい薯でんぷん60
gを混合し、ヒドロキシプロピルセルロースの10%水
溶液 120gを加えた。この混合物を常法により練合
し、造粒して乾燥させた後、整粒し打錠用顆粒とした。 これにステアリン酸マグネシウム1.2gを加えて混合
し、径8mmの杵をもった打錠機(菊水社製RT−15
型)で打錠を行って、錠剤(1錠あたり活性成分20m
gを含有する)を得た。
の組成からなる錠剤を作成した。化合物D 40g、
ラクトース286.8 gおよび馬れい薯でんぷん60
gを混合し、ヒドロキシプロピルセルロースの10%水
溶液 120gを加えた。この混合物を常法により練合
し、造粒して乾燥させた後、整粒し打錠用顆粒とした。 これにステアリン酸マグネシウム1.2gを加えて混合
し、径8mmの杵をもった打錠機(菊水社製RT−15
型)で打錠を行って、錠剤(1錠あたり活性成分20m
gを含有する)を得た。
【0042】
処方 化合物D
20 mg
ラクトース
143.4mg 馬れい薯でん
粉 30 mg
ヒドロキシプロピルセルロース
6 mg ステアリン
酸マグネシウム 0.6mg
200 mg実施例2
細粒剤 常法により次の組成からなる細粒剤を作成した。
20 mg
ラクトース
143.4mg 馬れい薯でん
粉 30 mg
ヒドロキシプロピルセルロース
6 mg ステアリン
酸マグネシウム 0.6mg
200 mg実施例2
細粒剤 常法により次の組成からなる細粒剤を作成した。
【0043】化合物D 20g、ラクトース655g
およびとうもろこしでんぷん285gを混合し、ヒドロ
キシプロピルセルロースの10%水溶液400gを加え
た。この混合物を常法により練合し、造粒した後乾燥さ
せて、細粒剤(細粒剤1,000mgあたり活性成分2
0mgを含有する)を得た。 実施例3 カプセル剤 常法により次の組成からなるカプセル剤を作成した。
およびとうもろこしでんぷん285gを混合し、ヒドロ
キシプロピルセルロースの10%水溶液400gを加え
た。この混合物を常法により練合し、造粒した後乾燥さ
せて、細粒剤(細粒剤1,000mgあたり活性成分2
0mgを含有する)を得た。 実施例3 カプセル剤 常法により次の組成からなるカプセル剤を作成した。
【0044】化合物D 200g、アビセル995g
およびステアリン酸マグネシウム5gを常法により混合
した。この混合物をカプセル充填機(Zanasi社製
、LZ−64型)により、ハードカプセル4号(1カプ
セルあたり120mg容量)に充填し、カプセル剤(1
カプセルあたり活性成分50mgを含有する)を得た。 処方 化合物D
20 mg
アビセル
99.5mg ステアリ
ン酸マグネシウム 0.5mg
120 mg実施例
4 注射剤 常法により次の組成からなる注射剤を作成した。
およびステアリン酸マグネシウム5gを常法により混合
した。この混合物をカプセル充填機(Zanasi社製
、LZ−64型)により、ハードカプセル4号(1カプ
セルあたり120mg容量)に充填し、カプセル剤(1
カプセルあたり活性成分50mgを含有する)を得た。 処方 化合物D
20 mg
アビセル
99.5mg ステアリ
ン酸マグネシウム 0.5mg
120 mg実施例
4 注射剤 常法により次の組成からなる注射剤を作成した。
【0045】化合物D 1gを精製ダイズ油100g
に溶解させ、精製卵黄レシチン12gおよび注射用グリ
セリン25gを加えた。この混合物を常法により注射用
蒸留水で1000mlとして練合・乳化した。得られた
分散液を0.2μm のディスポーザブル型メンブラン
フィルターを用いて無菌濾過後、ガラスバイアルに2m
lずつ無菌的に充填して、注射剤(1バイアルあたり活
性成分2mgを含有する)を得た。
に溶解させ、精製卵黄レシチン12gおよび注射用グリ
セリン25gを加えた。この混合物を常法により注射用
蒸留水で1000mlとして練合・乳化した。得られた
分散液を0.2μm のディスポーザブル型メンブラン
フィルターを用いて無菌濾過後、ガラスバイアルに2m
lずつ無菌的に充填して、注射剤(1バイアルあたり活
性成分2mgを含有する)を得た。
【0046】
参考例
8−(ノルアダマンタン−3−イル)−1,3−ジプロ
ピルキサンチン(化合物D) の製造法 3−ノルアダマンタンカルボン酸1.62g(9.74
ミリモル)をピリジン30mlに溶解し、0℃で塩化
チオニル0.78ml (10.7ミリモル) をゆっ
くり加えた。室温で30分間攪拌後、1,3−ジプロピ
ル−5,6−ジアミノウラシル 2.00g(8.8
5 ミリモル) を0℃でゆっくりと加えた。0℃で3
0分間攪拌した後、減圧下濃縮し、飽和重曹水を加えク
ロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水
で洗浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留
去した。トルエンと共沸させてピリジンを除去し、得ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
溶出溶媒:1%メタノール/クロロホルム)に付し、6
−アミノ−5−(ノルアダマンタン−3−カルボニルア
ミノ)−1,3−ジプロピルウラシル3.55g (収
率定量的) を不定形状物質として得た。
ピルキサンチン(化合物D) の製造法 3−ノルアダマンタンカルボン酸1.62g(9.74
ミリモル)をピリジン30mlに溶解し、0℃で塩化
チオニル0.78ml (10.7ミリモル) をゆっ
くり加えた。室温で30分間攪拌後、1,3−ジプロピ
ル−5,6−ジアミノウラシル 2.00g(8.8
5 ミリモル) を0℃でゆっくりと加えた。0℃で3
0分間攪拌した後、減圧下濃縮し、飽和重曹水を加えク
ロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水
で洗浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留
去した。トルエンと共沸させてピリジンを除去し、得ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
溶出溶媒:1%メタノール/クロロホルム)に付し、6
−アミノ−5−(ノルアダマンタン−3−カルボニルア
ミノ)−1,3−ジプロピルウラシル3.55g (収
率定量的) を不定形状物質として得た。
【0047】NMR(90MHz; CDCl 3 )
δ (ppm) : 7.38(brs,1H),
5.62(brs,2H), 4.00 〜3.70(
m,4H), 2.90〜2.60(m,1H), 2
.40〜1.30(m, 16H), 1.10〜0.
80(m, 6H)上記化合物2.90g (7.55
ミリモル) をオキシ塩化リン100ml中で30分間
加熱還流した。減圧下濃縮後、飽和重曹水を加え、クロ
ロホルムで3回抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後溶媒を減圧下留去した。残査をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;20%酢酸
エチル/ヘキサン)に付した後、イソプロパノール−水
で再結晶し、化合物D 509mg (収率14%)
を白色針状晶として得た。
δ (ppm) : 7.38(brs,1H),
5.62(brs,2H), 4.00 〜3.70(
m,4H), 2.90〜2.60(m,1H), 2
.40〜1.30(m, 16H), 1.10〜0.
80(m, 6H)上記化合物2.90g (7.55
ミリモル) をオキシ塩化リン100ml中で30分間
加熱還流した。減圧下濃縮後、飽和重曹水を加え、クロ
ロホルムで3回抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後溶媒を減圧下留去した。残査をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;20%酢酸
エチル/ヘキサン)に付した後、イソプロパノール−水
で再結晶し、化合物D 509mg (収率14%)
を白色針状晶として得た。
【0048】融点:190.0 〜191.0 ℃ (
ヘプタン)元素分析値:C 20H 28 N4 O
2 計算値(%) : C 67.39, H 7.
92, N 15.72実測値(%) : C 67
.41, H 7.62, N 15.78IR(
KBr) νmax(cm−1) : 1699, 1
651, 1499NMR(DMSO−d 6 ) δ
(ppm) : 12.97(s,1H), 3.9
5(t,2H), 3.85(t,2H), 2.70
〜2.60(m,1H), 2.35〜2.26(m,
2H), 2.20〜2.10(m,2H), 1.9
5〜1.82(m,4H), 1.80〜1.50(m
, 8H), 0.95 〜0.80(m,6H)13
C −NMR(DMSO−d 6 ) δ(ppm)
: 159.9, 153.9, 150.7, 14
7.6,106.6, 48.8, 48.2, 45
.1, 44.2, 43.2, 41.9, 36.
9, 34.1, 20.8, 11.1, 10.9
ヘプタン)元素分析値:C 20H 28 N4 O
2 計算値(%) : C 67.39, H 7.
92, N 15.72実測値(%) : C 67
.41, H 7.62, N 15.78IR(
KBr) νmax(cm−1) : 1699, 1
651, 1499NMR(DMSO−d 6 ) δ
(ppm) : 12.97(s,1H), 3.9
5(t,2H), 3.85(t,2H), 2.70
〜2.60(m,1H), 2.35〜2.26(m,
2H), 2.20〜2.10(m,2H), 1.9
5〜1.82(m,4H), 1.80〜1.50(m
, 8H), 0.95 〜0.80(m,6H)13
C −NMR(DMSO−d 6 ) δ(ppm)
: 159.9, 153.9, 150.7, 14
7.6,106.6, 48.8, 48.2, 45
.1, 44.2, 43.2, 41.9, 36.
9, 34.1, 20.8, 11.1, 10.9
【0049】
【発明の効果】本発明により、優れた脳機能改善剤が提
供される。
供される。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 〔式中、R1 、R2 およびR3 は同一または異な
って、水素または低級アルキルを表わし、X1 および
X2 は同一または異なって、酸素または硫黄原子を表
わし、Qは、式(a) 【化2】 (式中、Yは単結合またはアルキレンを表わす)または
式(b) 【化3】 (式中、nは0または1を意味し、Yは前記と同義であ
る)を表わす〕で表わされるキサンチン誘導体またはそ
の薬理的に許容される塩を有効成分とする脳機能改善剤
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2979591A JPH04270222A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 脳機能改善剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2979591A JPH04270222A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 脳機能改善剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04270222A true JPH04270222A (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=12285936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2979591A Withdrawn JPH04270222A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 脳機能改善剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04270222A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0619316A1 (en) * | 1993-04-07 | 1994-10-12 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Xanthine derivatives |
| WO1995031460A1 (en) * | 1994-05-17 | 1995-11-23 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Process for producing xanthine derivative |
| WO2001034610A1 (en) * | 1999-11-12 | 2001-05-17 | Biogen, Inc. | Polycycloalkylpurines as adenosine receptor antagonists |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP2979591A patent/JPH04270222A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0619316A1 (en) * | 1993-04-07 | 1994-10-12 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Xanthine derivatives |
| US5395836A (en) * | 1993-04-07 | 1995-03-07 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | 8-tricycloalkyl xanthine derivatives |
| WO1995031460A1 (en) * | 1994-05-17 | 1995-11-23 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Process for producing xanthine derivative |
| US6107064A (en) * | 1994-05-17 | 2000-08-22 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Process for producing xanthine derivatives with bacteria and fungi |
| WO2001034610A1 (en) * | 1999-11-12 | 2001-05-17 | Biogen, Inc. | Polycycloalkylpurines as adenosine receptor antagonists |
| US6649600B1 (en) | 1999-11-12 | 2003-11-18 | Biogen, Inc. | Adenosine receptor antagonists and methods of making and using the same |
| EP2070930A1 (en) * | 1999-11-12 | 2009-06-17 | Biogen Idec MA, Inc. | Polycycloalkylpurines as adenosine receptor antagonists |
| US7579354B2 (en) | 1999-11-12 | 2009-08-25 | Kiesman William F | Adenosine receptor antagonists and methods of making and using the same |
| EP2305684A1 (en) * | 1999-11-12 | 2011-04-06 | Biogen Idec MA Inc. | Poycyloalkylpurines as adenosine receptor antagonists |
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|---|---|---|---|
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