JPH04270912A - リングレーザジャイロスコープ回転検出システム - Google Patents

リングレーザジャイロスコープ回転検出システム

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JPH04270912A
JPH04270912A JP3001787A JP178791A JPH04270912A JP H04270912 A JPH04270912 A JP H04270912A JP 3001787 A JP3001787 A JP 3001787A JP 178791 A JP178791 A JP 178791A JP H04270912 A JPH04270912 A JP H04270912A
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JP
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signal
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ring laser
circuit
laser gyroscope
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JP3001787A
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English (en)
Inventor
Robert A Mitchell
ロバート アンソニー ミッシェル
David B Hall
デビット バーネット ホール
Kenneth W Shafer
ケネス ダブリュ.シェファー
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Northrop Grumman Guidance and Electronics Co Inc
Original Assignee
Litton Systems Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/58Turn-sensitive devices without moving masses
    • G01C19/64Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
    • G01C19/66Ring laser gyrometers
    • G01C19/667Ring laser gyrometers using a multioscillator ring laser

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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【技術分野】本発明はリングレーザジャイロスコープの
出力光学系検出システムに関し、さらに詳しくは、複雑
な光信号処理ならびに光学素子を必要とすることなくヘ
テロダインファラディバイアス差周波数信号を電気的に
分離する多発振器センサ用出力光学系システムに関する
【0002】
【関連技術の説明】リングレーザジャイロスコープは機
械的慣性ジャイロスコープの論理的代替として開発され
た。サグナック効果の原理にもとづけば、理想的にはリ
ングレーザジャイロスコープは可動部分が最小であり非
常に正確な回転検知を行なえる。当初想像されたように
、リングレーザジャイロスコープは光リングキャビィテ
ィ内で発振する少なくとも2本の対向伝播電磁波(例え
ば光)を有している。理想的なリングレーザジャイロス
コープが静止している時はセンサから回転は示されない
。レーザジャイロスコープのリングキャビィティがその
中心軸の周りに回転すると、対向伝播波が相互に作用し
あってビート周波数が発生する。基準慣性フレームに対
してビート周波数とジャイロスコープの回転速度との間
にリニアな関係を成立させることができる。
【0003】理想的なリングレーザジャイロスコープは
回転速度に比例したビートノートを特徴とするが、2モ
ードのプレーナリングレーザジャイロスコープは速度バ
イアスあるいは機械的デイザーによって対向伝播波が低
回転速度でロックするのを防ぐ必要がある。このロック
イン問題を解決しようとして、一対以上の対向伝播モー
ドを有する非プレーナ多発振器リングレーザジャイロス
コープが開発された。簡潔に述べると、基本的な多発振
器リングレーザジャイロスコープは左偏向(LCP)お
よび右偏向(RCP)光ビームで動作し、キャビィティ
内のファラディ効果ガラスデバイスあるいは利得プラズ
マ上の磁界を用いて対向伝播波問に位相シフトを与えロ
ックインを防いでいる。多発振器リングレーザジャイロ
スコープのこの原理の一例は、1989年4月4日に発
行されたレーセオン社(テリー・エー・ドルシュナ,発
明者)の米国特許第4,818,087号“オーソヘド
ラル・リングレーザジャイロ”及び1989年3月21
に発行されたレーセオン社(テリー・エー・ドルシュナ
他、発明者)の米国特許第4,813,774号“非対
称斜方形リングレーザジャイロ”に見出される。
【0004】これらレーザジャイロスコープシステムの
いずれにおいても、レーザキャビィティ内を伝播する各
ビームの一部を抽出して、キャビィティ内で同一偏向符
号を有するビーム対の周波数差を各々表わす2個の信号
をつくる必要がある。例えば、プレーナリングレーザジ
ャイロスコープシステムでは逆方向に向かう波をモニタ
することによって回転情報を得ている。均一に回転して
いるレーザの理想的な場合には、波の周波数は少し異な
っている。
【0005】プレーナジャイロスコープはこの逆方向に
向かっているビームを合成して読出し光を得るデバイス
を有し、このデバイスはリングレーザジャイロスコープ
本体の一側に設けられた誘電体ミラーを有している。こ
のミラーの他側表面に設けられたプリズム体(好ましく
は直立対称プリズム)は縞パターンを形成するのに用い
られる。プリズムは振動を最小にするようミラーに直接
取付けられている。
【0006】プレーナジャイロスコープの出力光学系に
おいて、縞は逆方向に向けられたビーム間の瞬時位相差
の測定指標である。強度が互いに合致し対向伝播ビーム
が殆んどコリニアである場合、縞パターンは静止してい
る。レーザジャイロスコープが回転すると縞パターンは
ビート周波数速度で移動する。もし縞間隔が光検出器の
寸法よりもかなり大きいと、回転速度の測定は最大強度
が検出器を通過する速度を単に記録することで行える。
【0007】縞パターンが検出器を通過する方向が回転
方向を決定する。90度あるいは1/4縞離間させた2
個の検出器と論理回路とを用いて正と負の両方の計数を
積算して回転速度と方向を与えることができる。この種
の読み取りでは、レーザジャイロスコープは本来的にデ
ジタル出力を有した積分速度ジャイロスコープである。 従ってアップおよびダウン計数による積算計数の正味計
数値は理想的ジャイロスコープが回転する正味角度にの
み依存している。代表的なジャイロスコープの一回転は
106 程度の計数となる。約言すれば、プレーナリン
グジャイロスコープの出力光学系検出システムは比較的
直載的なものである。
【0008】同じことは多発振器リングレーザジャイロ
スコープには当てはまらない。当該分野で知られている
多モードリングレーザジャイロスコープはレーザビーム
の周波数をシフトさせるのに光学クリスタルあるいはフ
ァラディ効果デバイスを用える。従来提案されたバイア
スならびに検出手法ははなはだしく複雑で雑音レベルが
高かった。このことは1977年頃までにサンダースに
発行され本出願と同一譲受人に譲渡された米国特許第4
,123,162号によって認められている。多発振器
リングレーザジャイロスコープからの出力信号をバイア
スして検出する際の問題を解決するためにサンダースの
特許は、レーザプラズマ電流をディザーした回路を用い
て回転方向を決定する手法であり、リングレーザジャイ
ロスコープの回転の符号すなわち方向を検出する標準位
相としてプラズマ電源の交流成分を用いた。サンダース
の特許はプラズマ電流の直流電圧に微分交流ディザー電
圧を重過させた。標準位相電圧はプラズマの交流ディザ
ーと同期をとってサンダース特許の同期復調器78に印
加された。プラズマ電流の僅かな変化は(多発振器内の
一方のジャイロスコープに特徴的な)一方のビーム周波
数を低くし、他方のビーム周波数を高くする。サンダー
ス特許の回路は、信号は標準位相信号の位相と合ってい
るか否かによって回転方向を決定する。サンダース特許
は回転速度と方向の測定に1個の光検出器を用いている
。サンダース特許は最大強度をみつけるパスレングス制
御サーボも開示しているが、この手法で示す強度曲線が
複雑な特徴を有しているので使用されている大抵の多発
振器に容易に適用できない。
【0009】回転速度と方向を検知する他の手法はマシ
ューに発行された米国特許第4,415,266号、第
4,429,997号および第4,449,824号に
開示されている。特許第4,415,266号と第4,
429,997号は多発振器リングレーザジャイロスコ
ープ用のフェーズロックループシステムに関し、特許第
4,449,824号は出力光学系の構造に関している
。マシューによって開示された複雑な出力光学系検出器
プリズム構造は、3個のミラー22、40、および41
、ビームスプリッタ42、一組の1/4半波板43と5
3、一組の偏向器44と54、そして一組の検出ダイオ
ード45と55を有している(特許第4,449,82
4号の第2図に示されている)。特許第4,415,2
66号と第4,429,997号に開示された電気信号
処理システムは、特許第4,449,824号に説明し
ている複雑な光学系によって与えられるヘテロダイン光
出力信号を処理するのに用いている。マシューの特許は
すべてその全体のシステムがファラディ周波数を分離す
るのに複雑な光学系を必要とする。マシューはパスレン
グス制御誤差信号をつくるのに各ファラディ信号の光強
度を比較するパスレングス制御システムを用いている。 複雑な出力光学系(さらに大きな機械構造の製造および
光学的配置の困難さ)を使用する時に生ずる問題はきび
しい光信号の減衰ならびに光信号の後方散乱による測定
精度の問題である。従って、複雑な光信号処理の制限に
対して自由な出力光学系構造とシステムを提供すること
が望ましい。
【0010】出力光学系を簡素にするひとつの試みは、
1989年6月6日に発行され(マーチンとヘンドウ、
発明者)、不出願と同一譲受人に譲渡された米国特許第
4,836,675号に開示されている。ここでは、出
願人は、多発振器リングレーザジャイロスコープシステ
ムにおける回転速度と方向の測定ならびにキャビィティ
長制御のために、直載な光学系(デイザーされたプレー
ナリングレーザジャイロスコープシステムに使用した光
学系と同様なもの)とかなり複雑な電子回路を用いてい
る。米国特許第4,836,675号に開示したキャビ
ィティ長制御システムは、プレーナジャイロスコープに
必要とする光検出器以外の光検出器を使用することなく
エンベロープ変調深さの量を弁別してジャイロスコープ
の動作点を決定しようと試みている。しかし、ここで提
案された光出力信号処理用の電気システムはかなり複雑
であるので信号品質の低下、雑音ならびに高い製造コス
トをもたらす。
【0011】
【発明の概要】発明の背景の関連技術の説明から明らか
なように、直載な出力光学系プリズムと電気回路を用い
てジャイロスコープキャビィティ内の光信号から抽出し
た信号対を分離する、多発振器リングレーザジャイロス
コープ出力光学系検出システムが要望されている。
【0012】ここで開示する本発明に係る多発振器リン
グレーザジャイロスコープ回転検知システムは、多周波
数光信号をヘテロダインする(ファラディバイアス差ビ
ート周波数信号の関数であるヘテロダイン両側波帯抑圧
キャリア光出力信号を両側波帯抑圧キャリア変調信号の
形でつくる)に好適な、リングレーザジャイロスコープ
のリング共振器キャビィティの出力ミラーに固定された
出力プリズムと、出力プリズムからのヘテロダイン光出
力信号を電気的に検出できる光電変換デバイスと、出力
プリズムからのヘテロダイン両側波帯抑圧キャリア光出
力信号に対応する電気出力信号を処理する信号分離回路
より構成される。このような信号分離回路は、複雑な出
力光学系なしで回転速度と方向の両方を電気的に検出す
るのに適しているので信号減衰をかなり防いでいる。
【0013】回転検知機能以外に、ジャイロスコープ回
転検知システムは、信号分離回路と共に動作してリング
レーザジャイロスコープのリング共振器キャビィティ内
の信号の共振を制御するキャビィティ長制御システムを
も有することができる。このようなキャビィティ長制御
システムは、ジャイロスコープの広い範囲の回転速度で
適切なキャビィティ長動作点を維持するための広帯域信
号処理回路を有する。広帯域信号処理回路は、装置の理
論的最大回転速度に近い所定の最大周波数範囲で分離信
号の相対振幅の振舞いを予期できる。キャビィティ長制
御システムは、さらに、ジャイロスコープの動作がキャ
ビィティ長サーボ機構と関連しておりその動作が回転速
度零近くになるとパスレングス誤差信号のクロストーク
の影響をさらに減らすサブシステムとも関連している。
【0014】好ましい実施例では、光電変換デバイスは
、少なくとも2個の光検出器を有する。この2つの光検
出器はそれらの出力信号が所定の位相差を生じるように
離間している。詳しくは、信号分離回路は少なくとも2
個の移相器回路を有し、一方の移相器回路は光検出器の
ひとつと関連し、各移相器回路は抑圧キャリア変調電気
出力信号の位相をシフトする。信号分離回路は少なくと
も2個の結合回路をも有し、第1の結合回路は第1の光
検出器からの第1の抑圧キャリア変調電気出力信号と第
2の光検出器からの位相シフトされた第2の抑圧キャリ
ア変調電気出力信号とを結合し、第2の結合回路は第2
の光検出器からの第2の抑圧キャリア変調電気出力信号
と第1の光検出器からの位相シフトされた第1の抑圧キ
ャリア変調電気出力信号とを結合する。このようにして
、光検出器からの両側波帯抑圧キャリア変調信号は、回
転速度と方向を測定するために、ファラディバイアス差
ビート周波数信号に対応した2個の出力信号成分に電気
的に分離される。
【0015】さらに詳しくは、キャビィティ長制御回路
は分離した出力信号成分の各々の時間平均振幅値を決定
する検出回路を有し、この検出回路はこの振幅値を差働
増幅器に与える。差働増幅器は出力誤差信号を与える。 差働増幅器からの出力誤差信号は積分され(サーボルー
プを形成)、積分誤差信号を圧電変換器の駆動に充分な
レベルで少なくとも一方の圧電変換器に供給する。この
ようにしてキャビィティ長が調整される。
【0016】別な実施例では、キャビィティ長の制御と
回転検知は少なくとも2個のデジタル制御移相回路を使
用して達成される。一方のデジタル制御移相回路は2個
の光検出器のひとつと共に動作し、各デジタル制御移相
回路は第1と第2の抑圧キャリア変調電気出力信号を選
択的に調整する。デジタル制御移相回路は、キャビィテ
ィ長制御回路の積分誤差出力信号に従って第1と第2の
抑圧キャリア変調電気出力信号を調整する。移相器と関
連するマルチプレクサ回路はデジタル制御移相回路から
の2個の分離出力信号成分を多重化する。(マルチプレ
クサ回路と関連する)振幅検出器は分離出力信号成分の
各々の時間平均振幅値を決定する。検出器はこの振幅値
をアナログ/デジタル変換器に与える。アナログ/デジ
タル変換器は誤差信号をコンピュータに与える。コンピ
ュータはアナログ/デジタル変換器からの誤差信号をデ
ジタル処理して(デジタル/アナログ変換器を介して)
第1のデジタル処理出力誤差信号を少なくとも第1の圧
電変換器に(圧電変換器を駆動するのに充分なレベルで
)供給する。コンピュータは第2のデジタル処理出力誤
差信号をデジタル処理移相回路の各々に対して直接に供
給もすることによって、キャビィティ長を調整して信号
分離回路とキャビィティ長制御回路との間のクロストー
クを避けながら信号分離と回転の測定を達成している。 このようにして、(回転速度と方向を測定するために、
ファラディバイアス差ビート周波数信号の各々に対応し
た)2個の出力信号成分を抽出している。この2個の出
力信号成分はデジタル制御移相回路によってアダプティ
ブフィルタを通過され積分誤差出力信号とキャビィティ
長制御回路のクロストークを避けている。
【0017】好ましい実施例の信号分離回路に使用され
た移相回路は共通分圧回路網と共に動作する2個のRC
回路網を有する。各RC回路網は各結合回路の一方の入
力に直列接続される。結合回路は差働増幅器である。こ
のようにして、信号分離回路の第1の入力信号は第1の
RC回路網でπ/4ラジアン位相シフトされ、信号分離
回路の第2の入力信号は第2のRC回路網でπ/4ラジ
アン位相シフトされる。第1と第2の入力信号の各々の
半分は差働増幅器でπ/4ラジアン位相シフトされた信
号と減算され、その結果第1の入力信号の半分の振幅を
有した第1の入力信号がπ/2ラジアン位相シフトされ
、第2の入力信号の半分の振幅を有した第2の入力信号
がπ/2ラジアン位相シフトされる。第1と第2の入力
信号は従って各々のファラディ成分に分離され、ジャイ
ロスコープの回転速度と方向が決定できる。
【0018】あるいは、2個の移相回路は光検出器の両
方と共に各々が動作する2個のRC回路網を有する。各
RC回路網は互いにクロス結合され、各結合回路の一方
の入力に直列接続される。この別な実施例での結合回路
はバッファ増幅器である。この実施例の動作では、信号
分離回路の第1の入力は第1と第2のRC回路網によっ
てπ/4ラジアン位相が進められ、信号分離回路の第2
の入力信号は第1と第2のRC回路網によってπ/4ラ
ジアン位相が遅らされる。このようにして第1と第2の
バッファ増幅器の入力信号に各々π/2ラジアンの位相
シフトが導入される。第1と第2のバッファ入力信号は
各々のファラディ成分に分離されて、ジャイロスコープ
の回転速度と方向を決定できる。あるいは、2個のRC
回路網をクロス結合したコンデンサと共通分圧回路網の
両者と共に動作させ、広範囲な信号クロストークにおい
て不要な信号は除去して最大のクロストーク除去を達成
する。
【0019】入力光信号の周波数差が100%の広い範
囲まで所望の不要信号除去を行うために、可変コンデン
サを各RC回路網と共に動作させて各RC回路網をその
ような広い範囲で相互に作用できるようにする。
【0020】光電変換器を構成する2個の光検出器は、
ヘテロダインキャリア光出力信号検出用の出力プリズム
の同一側に沿って配置するか、あるいは、出力プリズム
の両側に配置する。各光検出器に近接して一対の電流/
電圧変換器を使用してもよい。
【0021】リングレーザジャイロスコープ回転検知シ
ステムの出力光学系検出方法が本発明によって教示され
ている。この方法の第1のステップは、リングレーザジ
ャイロスコープのリング共振器キャビィティの出力ミラ
ーに固定した出力プリズムを用いて、多周波数光信号を
両側波帯抑圧キャリア変調信号の所にヘテロダインする
。(信号は対に分けられ、各対の信号は時計方向と反時
計方向成分を有する。)次に光信号は一対の光電変換器
を用いて電気信号に変換される。
【0022】光信号は信号分離回路で処理されて、両側
波帯抑圧キャリア出力信号に対応する電気出力信号をつ
くり、この出力信号はファラディバイアス差ビート周波
数信号の関数である。このプロセスによって、ファラデ
ィバイアス差ビート周波数信号は回転速度と方向を測定
するためにその成分に分離される。キャビィティ長制御
を達成するためにこの方法はさらなるステップを有する
。このステップは、リングレーザジャイロスコープの複
数のミラーに位置する圧電素子にキャビィティ長駆動信
号をフィードバックすることによってリングレーザジャ
イロスコープのキャビィティ長を制御する。これらキャ
ビィティ長制御信号は信号分離回路による抑圧キャリア
変調信号の分離によって抽出される。
【0023】リングレーザジャイロスコープの特定の用
途に対して教示した特定の信号分離回路とキャビィティ
長サーボ機構以外に、本出願においては両側波帯抑圧周
波数信号をその成分に分離する一般的な信号分離回路を
も教示する。この一般的な信号分離回路は少なくとも2
個のデジタル制御移相回路を有する。両側波帯抑圧キャ
リア信号の第1と第2の信号を2個のデジタル制御移相
回路に与える少なくとも2個の入力源ノードも備えてい
る(入力源ノードはリングレーザジャイロスコープの光
検出器出力に対応する)。両側波帯抑圧キャリア信号の
第1と第2の信号は互いに所定量の位相シフトを受ける
。変換器制御回路も備えられており、デジタル制御移相
回路と共に動作して少なくとも1個の変換器を起動する
信号を制御する。各デジタル制御移相回路は2個の入力
源ノードのひとつと共に動作し、第1と第2の両側波帯
抑圧キャリア出力信号を選択的に調整する。デジタル制
御移相回路は、変換器制御回路の積分誤差出力信号に従
って、第1と第2の抑圧キャリア変調電気出力信号を選
択的に調整する。一般化した分離回路は2個の出力成分
を抽出し、これらは積分誤差出力信号と変換器制御回路
とのクロストークを避けるためにデジタル制御移相回路
によってアダプタティブフィルタにかけられる。両側波
帯抑圧キャリア信号をその成分に分離する信号分離回路
は、さらに、デジタル制御移相回路からの2個の分離成
分出力信号を多重化するマルチプレクサを有する。各分
離成分出力信号の時間平均振幅値が次に検出回路によっ
て抽出される。検出回路は振幅値をアナログ/デジタル
変換器に与える。アナログ/デジタル変換器は誤差信号
をコンピュータに与える。
【0024】コンピュータは(サーボループを形成して
)アナログ/デジタル変換器からの誤差信号をデジタル
処理する。誤差信号である第1のデジタル処理誤差出力
信号はデジタル/アナログ変換器を介して(圧電変換器
を駆動するのに充分なレベルで)圧電変換器に供給され
る。コンピュータは第2のデジタル処理誤差出力信号を
直接に各デジタル制御移相回路にも供給する。従って、
圧電変換器が起動されて、信号分離回路と変換器制御回
路とのクロストークを避けながら信号分離を達成する。
【0025】このようにして、回転検知と速度情報を与
えるとともにキャビィティ長制御の有用なデータを与え
る、完全に電子化した汎用光出力信号検出システムが開
示される。
【0026】
【好ましい実施例の詳細説明】第1図を参照するに、多
発振器リングレーザジャイロスコープの直立対称プリズ
ム体36によって得られる回転、ならびに速度の光信号
情報を検出し復号する出力光検出システム10が開示さ
れている。多発振器リングレーザジャイロスコープは、
西独のショット社製のツェロドゥール(ZERODUR
) のような単一材ガラスからつくられたモノリシック
なブロックあるいは枠12によって構成されている。枠
は4隅のミラー14、16、18および20で規定され
る光路15を有する。励振ヘリウム−ネオンガスのアク
ティブ媒体がアノード19とカソード17Aおよび17
Bによって励起されている。(図示しない別の構成では
2個のアノード間に位置する1個のカソードでも作動で
きる)。ジャイロスコープの非プレーナ構造によって光
路15に沿って進行する光ビームが可逆分割され、左右
の可逆円偏向光(RCP)および(LCP)を与える。 (非プレーナな構造は対向隅のミラー14と18を結ぶ
図示しない仮想折れ線に沿って光路15を折ることによ
って得られる)。ファラディ回転子体13はLCPおよ
びRCPの各対の時計方向および反時計方向成分を非可
逆分離する。この非可逆分離は1MHz 程度である。 読出し光システム30は、一対の直立対称プリズム32
と34が互いに結合されて部分的に透過的なミラー21
に設けられた単一の直立対称プリズム体36と、一対の
光検出器40とより構成されている。プリズム32と3
4との間の垂直共通面は入射光の50%を反射し、各プ
リズム32と34の対向斜面は光検出器近傍にその反射
領域を有している。
【0027】第1図の光検出器40の好ましい配置は、
このようなモノリシックなデバイス間の整合が湿度に対
して理想的に近く、かつ、自由面が組立後のジャイロス
コープの診断に使用できるという理由で第2A図に示す
ような構成をとっている。第2B図に示す別の実施例で
は、第2A図に示すプリズム34の一面に設けられたデ
ュアル光検出器46の代わりに、一対の光検出器(第2
A図の47Aと47B)を使用できる。第2B図に示す
プリズム32と34の両斜面に光検出器47Aと47B
を設けた構成によって、ある利用(例えば非短象平衡振
幅出力を得る場合)で好ましい互いに独立した配置がで
きる。第2B図と第2C図に示す実施例では、信号分離
回路20に制御可能な位相シフト信号を与えるために両
検出器47Aと47Bは入射光のビームエネルギの一部
しか受けてはならないことを理解されたい。このことは
第2B図と第2C図の検出器47Aと47Bとをずらし
て配置することによって可能となる。
【0028】第1図に示す信号分離回路20は、積重ね
た半波長板と光偏向器を用いて従来達成していたと同一
の機能を行う理想化した機能的実施例である。従来技術
の光学素子の積重ねによる温度安定性と配置に伴なう問
題点は従来方法の重大な欠点であり、第1図に示す実施
例はすべて電子回路システムであり好ましいものである
。第1図に示す理想化した機能的実施例は第3A図から
第3D図および第8図に示す実施例で具体化され、ジャ
イロスコープのキャビィティ内の対向伝播光ビームの周
波数差を抽出できる温度に安定であり容易に配置できる
信号分離手段を達成している。この周波数差は、キャビ
ィティ内のファラディ回転子体13によってつくられる
ファラディ回転量とジャイロスコープの回転速度との関
数である。一般に回路の出力での周波数(第1図、第3
A図〜第3D図、および第8図のWA とWB )は回
転速度零で同一である。回転速度零以外では、一方の出
力(例えばWA )では高くなり他方(WB )では低
くなる。回転速度が速くなるとそれに比例して出力の周
波数差が大きくなる。回転方向を逆にするとWB が高
くなる。理想的にはどの回転速度でも各出力は1個の周
波数しか持たない。光検出器の位置ずれがあったり回路
素子の値が最適でないと、一方あるいは両方の出力は2
個の周波数の合成したものとなる。このことは2個の周
波数差(ビートノート)に等しい周波数による出力の振
幅変調として観察される。さらに、回転速度零近くで振
幅変調がなくても速い回転速度では同様の結果となる。 幸便なことに後者の現象はその振舞いが予期でき対策を
打つことができる。第1図、第3図および第8図に示す
回路の機能を理解するために第4A図に示す光検出器か
らの電流に対する式を以下のように立てることが役立つ
【0029】
【数1】
【0030】ここでWA はジャイロスコープのキャビ
ィティ内の右円偏向対向ビームによってつくられるビー
ト周波数であり、WB はそれに対向した左円偏向成分
である。
【0031】信号iPD1 とiPD2 は、光検出器
40から遠く導かれた入力端子42と44に沿って信号
分離回路20に与えられる。すべての実施例に共通した
特徴は、各光検出器用の電流−電圧変換器22と24で
ある。信号(iPD1 とiPD2 )は従って電圧信
号としてさらに処理されるためにI/V(電流−電圧)
変換器22と24に与えられる。I/V変換器は光検出
器と並置することも可能である。(厳密に述べると、光
検出器の電流を電圧に変換する必要はなく、種々な位相
シフト回路網による相互負荷によって同調に対して極度
に相互作用する直接的アプローチとなる)。ここで示す
ような電圧源を用いると各出力は互いに分離した状態で
最適化できる。これらの信号(ならびに端子42と44
から導かれる電気信号路)は、直立対称プリズムとミラ
ー体30の斜面での光学的にヘテロダインされた出力信
号の電気的類似を示しこれに対応している。
【0032】本発明の機能は、WA とWB のファラ
ディ周波数を電気的に分離して、リングレーザジャイロ
スコープの現在の回転速度を示すデジタル値や他の信号
を得ている。リングレーザジャイロスコープの回転量を
表わす信号をつくるには、一方の円偏向波(RCP)の
周波数差と他方の円偏向波(LCP)の周波数差とを各
々示すファラディ信号WA とWB とを抽出する必要
がある。 これらの信号とジャイロスコープドップラ拡張利得曲線
との関係を第6図に示す。曲線122は主長手モード(
q,qモード)のガウシアン拡張利得曲線である。第6
図においてファラディ信号WA とWB は、多発振器
キャビィティ内の右および左円偏向され可逆的に分割さ
れた周波数の時計方向(C)と反時計方向(A)の非可
逆成分間の周波数差として示されている。破線の曲線1
24で示されるように、観察できるWA とWB の位
置は(q,q+1)長手モードで反転して示されている
。第6図に示すファラディ周波数WA とWB 以外に
も、光検出器が応答できないような高い周波数で右およ
び左円偏向成分間の他のビート周波数がすべて存在して
いる。光検出器がこれらの高い周波数に応答しても、こ
れら周波数はフィルタで容易に除去できる。
【0033】ヘテロダイン信号は信号分離回路20内で
変換器22と24から出力され移相器23と25および
積算増幅器26と28に送られる。移相器は変換器22
と24の出力する2個のヘテロダイン信号の位相を各々
シフトして、その出力を積算増幅器26と28の入力端
子に各々印加する。各ヘテロダイン信号はさらに位相を
シフトさせないで各積算増幅器26と28の入力端子に
印加される。各積算増幅器はその入力信号を以下のよう
に処理する。
【0034】iPD2 (第2式)のπ/2ラジアン位
相シフトはジャイロスコープのキャビィティと読出し光
学系の構造によって生じる(光検出器の電流は変換器2
2と24によって電圧に変換されるので、ここでの説明
では電圧として式を立てている)。VPD1 がπ/2
ラジアン位相シフトされてVPD2 に加えられると、
以下のようになる。
【0035】
【数2】
【0036】従って、第1図の分離回路20の出力端子
52では信号処理の結果WA ファラディ周波数の項し
か残らない。同様にVPD2 をπ/2ラジアン位相シ
フトすると、以下のようになる。
【0037】
【数3】
【0038】ここではWB の項しか残らない。このこ
とは第1図に示す理想化された機能的実施例によって達
成される信号分離を数学的に説明している。端子52と
54からの出力信号はディジタイザ27と29に与えら
れコンピュータ60が解釈して読めるデジタル計数に変
換されることに注目されたい。この処理結果は従来技術
(例えば前述したマシューの米国特許第4,449,8
24号に開示)に使用された右および左円偏向ビームの
光学分離に等価な電気信号を与える。
【0039】この結果は第4B図において、第1図に示
す入出力信号に対応する分離信号とそのデジタル化信号
(コンピュータ60が読みとれる)として示されている
。第4B図に示す信号4B−WA と4B−WB は各
々第1図の出力端子52と54とで回復された出力波形
であり、それらのデジタル化信号100と102も第4
B図に示されている。これらデジタル化信号100と1
02は各々ディジタイザ(レベル検出比較器)27と2
9の出力端子に現われる。前述したように、これらの信
号成分の相対周波数が比較されジャイロスコープの回転
速度と方向を得ている。この技術を具体化するに必要な
π/2ラジアンの電気的位相シフトを得る他の種々な実
施例の回路は第3A図から第3D図および第8図に示さ
れている。
【0040】第3A図に示す実施例は、信号が簡単なR
C回路網でπ/4ラジアン位相シフトされ、この位相シ
フトされた信号から元の信号を減算すると、元の信号を
π/2ラジアン位相シフトし元の振幅の1/2の信号と
なる事実にもとづいている。数学的に述べると以下の式
が得られる。
【0041】
【数4】
【0042】π/2ラジアンの位相シフトは単一の周波
数のみに対してであるがWに近い周波数はほぼ同じ位相
シフトを受ける。ここでは、このことが第(1)式から
第(4)式のWA とWB にも当てはまるものと仮定
する。光検出器PD1 とPD2 はその感光面にくる
光振幅を電流に変換して第1図に示す信号分離回路の入
力端42と44に送る。
【0043】第3A図を参照するに、電流−電圧変換器
22と24の各々の出力は差働増幅器64と66の反転
および非反転入力端子に与えられる。変換器出力信号は
一対の等しい値の抵抗72と74およびRC回路網76
、71と75、73に送られる。各RC回路網は各々、
コンデンサ71と結合した抵抗76およびコンデンサ7
3と結合した抵抗75より構成されている。これら回路
網の抵抗とコンデンサの結合の結果、差働増幅器64と
66の各々の入力端子に送る信号の位相がπ/2ラジア
ンシフトされる。2個の信号の重ね合せた結果、これら
信号の合計の半分が出力されることは知られている。差
働増幅器の出力は第(5)式を用いて以下のように表わ
される。
【0044】
【数5】
【0045】第(6)式と第(7)式の結果は共に第(
3)式と第(4)式の形に似ていることに注目されたい
。第(3)式と第(4)式を検討すると、各成分を減算
(各成分を加算するよりも)することは、処理の後で残
る成分WAあるいはWB を変えるのみであることがわ
かる。換言すれば、周波数分離が減算によっても生ずる
。適当に代入することによって第3A図に示す回路網は
以下の式となる。
【0046】
【数6】
【0047】第3A図に示す回路網はさほど複雑ではな
いが、精密なコンデンサは得がたいので2個の素子(抵
抗あるいはコンデンサ)の調整の準備が必要である。
【0048】第3B図に示す信号分離回路網は最っとも
簡単なものである。ここでは変換器22あるいは24の
出力の一方に対してπ/2ラジアンの位相シフトを得る
よりも、むしろ変換器22と24の各々の出力にπ/4
ラジアンの位相シフトを与えている。各RCノードで加
算される信号は以下のように表わされる。
【0049】
【数7】
【0050】ここでも周波数は分離され、かつ出力を得
るのに差働増幅器が不要であることに注目されたい。代
わりに一対のバッファ増幅器65と67を使用して分離
回路からの出力信号をさらに処理してもよい。ここでも
2個の素子(抵抗あるいはコンデンサ)の調整をして同
調をとる必要があるが、全体としての簡素を考慮するな
らば第3B図は読み出し信号の分離にとってより好まし
い実施例である。第3B図において、変換器22の出力
信号VPD1 と変換器24の出力信号VPD2 は、
抵抗62とコンデンサ81を結合する第1ノードと抵抗
82とコンデンサ79を結合する第2ノードとに与えら
れる。位相シフトは(バッファ増幅器65と67の各々
の入力に与えられる)抵抗62とコンデンサ79を結合
する第3ノードと抵抗82とコンデンサ81とを結合す
る第4ノードの信号に対して与えられる。このようにし
て分離回路による第(10)式と第(11)式の結果が
得られる。
【0051】ここまではWA とWB がほぼ同じ周波
数であると仮定した。2個の周波数差が大きくなると(
ジャイロスコープの回転速度が大きくなると)、出力は
初めに拒否された周波数によって大きく干渉を受ける。 その結果2個の信号のビート周波数での振幅変調となる
。変調の深さは2個の出力で異なるが周波数が分離され
ると一般に悪るくなる。実験的に50%のクロストーク
でも耐えられることが判明した。
【0052】第5A図は実線で示す曲線105Aと10
5Bによってクロストークと周波数差とをパーセント表
示したグラフであり、耐えうるクロストークの実用的な
拒否限界は約50%であることを推定している。第5A
図は回転速度零のWA とWBの周波数差140%は光
検出器の出力での±π/2位相関係に耐えうることを示
している。周波数差は数学的に以下のように表される。
【0053】
【数8】
【0054】ここでWF はジャイロスコープ装置のフ
ァラディ周波数である。
【0055】第5B図はWA とWB のRMS振幅が
50%周波数で異なり初め、100%を超えると急速に
離れていくことを示している。このことは信号分離回路
のπ/2ラジアン位相シフト構成に対する第5B図の実
線109Aと109Bで表わされている。第5B図は、
より大きなクロストークを有した高い回転速度での信号
分離を得るのにπ/2ラジアン以外の位相シフトを用い
た時に固有の交換条件をも説明している。この交換条件
とは、クロストークが減少するが、さらに低い回転速度
での動作で生じる見かけ上のパスレングス変化に対する
対応策が必要であるということである。
【0056】第4C図〜第4E図は種々な周波数差にお
けるこのクロストーク現象の進行を示している。第4C
図において、所定の時間1.333μsに亘って周波数
4C−WA (およびそのデジタル化信号)は周波数4
C−WB (およびそのデジタル化信号)の計数よりも
僅かに少ない計数を同時間の間示し始める。同様に第4
D図において、所定の時間2μsの間に亘ってジャイロ
スコープの回転速度が大きい間、周波数4D−WA (
およびそのデジタル化信号)は周波数4D−WB (お
よびそのデジタル化信号)の計数よりもさらに少ない計
数を同時間の間示し初め、周波数4D−WA のクロス
トークは大きくなり始める。第4C図で示すよりもかな
り高い回転速度において、第4E図に示すように所定の
時間3.333μsの間に亘って回転速度が最高の時、
周波数4E−WA (およびデジタル化信号)は、周波
数4E−WB (およびデジタル化信号)の計数約6に
比較して同時間の間に最っとも少ない計数1を示し始め
る。また、周波数4E−WA はそのように大きなクロ
ストークを持っているのでクロストークと計数との弁別
が困難となってくることにも注意されたい。
【0057】高い回転速度を伴なったクロストークは分
離回路の出力信号の解釈をより困難にするが(第4B図
から第4E図に示された)波形から論理レベルをうまく
抽出することができる。ジャイロスコープの動作条件は
140%の周波数差の場合よりももっと程度の高い対策
を必要とする。第3C図に示す回路網は、(ここでも5
0%の実用的クロストークの制限を用いて)回転速度零
での約180%の周波数差でWA とWB を分離して
いる。第3A図の回路網と比較すると、第3C図に示す
実施例は不要な信号を除去するためにクロス結合したコ
ンデンサ91と93とを追加している。他の素子の調整
(例えば、抵抗86と87の抵抗網と抵抗85と88の
抵抗網の注意深い選択ならびに抵抗83と84の平衡を
確実にするためのコンデンサ89の調整)はクロストー
クの除去を最大にするのに有用である。実際にはこの同
調は反復手法で行なわれ可変コンデンサによって最良の
結果となる。
【0058】第3D図に示す回路網は第3B図の信号分
離回路の変形であり、(先に定義した)周波数差を18
0%にまで拡張している。抵抗92と94は第3B図の
抵抗62と82に比較でき、クロス結合コンデンサ95
と97とはコンデンサ79と81とに比較できるが、第
3D図の回路網を微調整するために可変コンデンサ61
と63が備えられている。第3D図の回路の同調手順は
、LCPあるいはRCPのライン対のみがレーザ発振す
るようにジャイロスコープのパスレングスを調整する(
第6図参照)。もしLCP(WA )対を選択すると、
抵抗94を変化さしてRCP(WB )チャネルに最小
信号を得る。次に、コンデンサ63を変化さしてWB 
チャネル出力を完全に零とする。次にLCP(WB )
レーザ発振のためにジャイロスコープのパスレングスを
調整する。抵抗92を変化さしてWA チャネルの最小
値を得て次に可変コンデンサ61を用いて出力を完全に
零とする。上述の手順では回転していないジャイロスコ
ープを仮定している。第(2)式で定義したIπ/2の
代わりに約±π/3の位相関係を得るように光検出器を
配置してもよい。この結果は(第3D図の回路を用いて
)第5A図の破線の曲線107Aと107Bおよび第5
B図の破線の曲線111Aと111Bによって示されて
いる。 WA チャネルの高周波クロストークは改善されるが、
低周波チャネルWBのクロストークは増加することに注
目されたい。さらに良好なクロストークの条件は、π/
2ラジアン位相シフト実施例に比較して位相関係がπ/
3の時に得られる。その理由は周波数差が180%を超
えるまでWA もWB も50%のクロストークを示さ
ないからである。この手法を用いた時の妥協は、ある程
度小さな信号振幅(両者で同じ大きさの光電流を仮定)
と低周波でのRMS振幅の大きな拡張(しかし0%周波
数差条件ではなお零である)である。
【0059】同様の妥協は第3C図の回路網を使用して
180%周波数差を抽出するときに起こる(第3C図の
回路では±π/3光検出器配置を用いる必要がないこと
を想起されたい)。このようにして、第3D図のπ/3
ラジアン実施例を用いた時の結果と実質的に同等の結果
が得られる。
【0060】後の2種類の回路(第3C図と第3D図)
から、ジャイロスコープに意図しない光検出器の配置誤
差が生じてもこれらの回路網の種々のRとCの値を同調
さして発生するクロストークを除去できることは明白で
ある。さらに、周波数差0%以外で後の2種類の回路網
(第3C図と第3D図)の素子(抵抗あるいはコンデン
サ)を動的に同調させることによってクロストークを完
全に零にできることがわかる。
【0061】第5C図は他の周波数差でクロストーク除
去を行った時に何が起こるかを示している。第5C図の
一連の曲線112、114、116、118および12
0は周波数差に対する感度変化を示している。感度と周
波数差の関係はある程度複雑であるが、不要な信号成分
を零とするのは、回路網の抵抗とコンデンサの値の同調
範囲のみによって制限を受ける。例えば回転速度零では
ジャイロスコープは曲線116の特性を示す。完全なク
ロストーク除去が180%周波数以上でも可能であり、
ジャイロスコープの全ファラディ周波数制限近くまでア
クセス可能としている。回路網素子を動的に同調さすた
めに必要な妥協は、ジャイロスコープの最大動作角加速
度に匹敵した速度で素子の同調をとることである。第8
図の信号分離回路網はそのためのひとつの実施例である
。光検出器の配置誤差によって必要となった同調を含む
すべての同調はこの実施例のようなコンピュータ制御の
回路網で達成できる。すべての調整は速度情報を得るべ
く回路網の出力をモニタしながらなされる。種々の予期
できるフィルタアルゴリズムを用いて角加速度に対する
応答を良好にできる。
【0062】第8図は第1図の場合と同様に最初のうち
は動作するが。動的に同調できる別の実施例を示してい
る。光検出器40の出力信号である電流は変換器128
と129によって電圧に変換される。これら変換器はデ
ジタル制御される抵抗素子136と138の一方の入力
端子に一対の信号を与える。カルホリニア州95035
ミルピタスのグザイコア(Xicor) 社によって製
造された型番X9MMEのデジタル制御ポテンショメー
タは、第8図に示す回路設計によるデジタル制御抵抗素
子の好ましい一例である。あるいは第8図に示す回路と
構成が異なるが、これら素子をR−2Rラダー回路網と
してもよい。例えば、カルホリニア州サンタクララのナ
ショナルセミコンダクタ社によって製造されたCMOS
MICRODACSTM 群の8、10および12ビッ
トのデジタル/アナログ変換器(型番DAC1208、
DAC1209、DAC1210、DAC1230、D
AC1231およびDAC1232)である。これら抵
抗素子136と138は第3D図に示す回路構成での抵
抗92と94と同様に動作するが、第8図においては抵
抗素子の値はコンピュータ160によって制御される。 同様にバラクタ145と146およびそのD/A変換器
132と134は第3D図の回路のコンデンサ61と6
3と同様に動作するが、第8図においてはここでもその
値はコンピュータによって制御される。第8図のクロス
結合コンデンサ141と142は第3D図のコンデンサ
95と97と同様の機能を司どる。固定コンデンサ14
3と144は直流レベルがディジタイザコンパレータ1
27と131に印加するのを防いでいる。抵抗161と
163の機能はD/A変換器132、134が出力信号
WA とWB の負荷とならないようにしている。
【0063】理論的には信号分離回路130はジャイロ
スコープの設計で決まるいかなる回転速度でもWA と
WB のクロストーク量を最小にするように動的に同調
をとれる。このことはサンプリングA/D変換回路15
0を用いて信号分離回路130のRMS出力を交互にモ
ニタすることによってもできる。コンピュータ160は
ジャイロスコープの回転速度が変化すると制御信号を出
力して信号分離回路130の可変素子136、138、
145および146の値を更新する。実際上はこの制御
は、回路網150とコンピュータ160がWA とWB
 をサンプルするのに必要な長い時間のため、低角加速
度に対してのみ可能である。この時間はサンプルデータ
を評価して訂正信号を信号分離回路網130に送るため
に必要である。さらに実際的な方法は、ジャイロスコー
プの種々の既知の回転速度で抵抗素子136、138と
バラクタ145、146を実験的に決めた値に校正する
ことを何回も行うことである。種々な回転速度でのWA
 とWB の出力RMS値は校正(例えば第5B図の曲
線)中にも適当に訂正してよい。ジャイロスコープが実
際に使用されている時は、これらの値は、ジャイロスコ
ープより抽出した速度情報の関数として素子の同調を更
新する校正テーブルとして、コンピュータによってアク
セスできる。 このようにして、信号分離回路130のほぼリアルタイ
ムなコンピュータ制御による再同調が可能となる。
【0064】さらに広い帯域でπ/2位相シフトを維持
する、第3A図〜第3D図および第8図以外の回路を信
号分離に用いることもできる。ここで開発した技術はス
タガ同調カスケード移相器とマルチプルフィードバック
増幅器を用いる。また、利得制御後の積分器あるいは微
分器を動作させてもよい。このような手法は素子の計数
および許容値の要求に対してかなり有用であり、光検出
器の配置誤差(π/2以外の位相シフトをつくる場合)
があっても調整が免れる。低回転速度でのクロストーク
除去では、これら回路の数多くの相互作用する素子の値
を同調させて、配置誤差が起こす不要な成分を除くのに
必要な位相差を得ている。これは広帯域位相シフト回路
網すべてにとって主たる欠点であり以下に述べるパスレ
ングスの制御でクリティカルとなる。
【0065】リングレーザジャイロスコープ回転検知シ
ステムを提供する他に、ここではパスレングス制御サー
ボループシステムを教示する。前述したように、読出し
信号分離回路から抽出した波形は周波数WA とWB 
の正弦波である。サーボループの目的はこれら2個の信
号に一定振幅の関係を保つことであり、正常動作点はほ
ぼ等しい振幅を有している。相対振幅を決定する方法は
単純なダイオード検出器あるいはRMS/DC変換器を
用いてWAとWB に対応する個々のチャンネルをサン
プルあるいは常時モニタすることである。
【0066】第1図はそれを具現化したものを示してい
る。誤差決定回路50はキャビィティあるいはパスレン
グス制御(PLC)に必要な初期の情報を与えるべく動
作する。ファラディ周波数WA とWB の交流信号振
幅のRMS値はRMS/DC変換器56と58によって
直流レベルに変換される。変換器56と58の2個の出
力振幅は、差働増幅器57によって比較されその出力は
パスレングス制御(PLC)誤差信号となっている。こ
の誤差信号は次に積分器59に入力される。積分器の出
力は、ジャイロスコープのパスレングス調節ミラーアセ
ンブリ14と18(圧電変換器PZTを含む)を駆動す
るに充分なレベルまでPZT駆動増幅器70によって増
幅される。
【0067】第8図はキャビィティ長制御の他の具現化
したものを示している。
【0068】前記回路(第1図に示し上述した回路)は
、コンピュータがパスレングスループを閉成する他の手
段であるので、誤差信号をつくるために用いる必要はな
い。第8図はキャビィティ長制御回路150の例を示し
、ファラディ信号振幅(WAとWB )が、これら2個
の信号間の適当なマルチプレクス(例えばマルチプレク
サ152)によって1個のRMS/DC変換器154を
用いて交互にサンプルされる。RMS/DC変換器15
4の出力はアナログ/デジタル変換器156を通ってコ
ンピュータの読みとれる誤差信号をつくっている。コン
ピュータ160のソフトウエアは、サーボループコント
ローラをプログラムする当業者プログラマに既知のコン
ピュータプログラミング法に従って振幅の比較および計
算された誤差の積分を行う。計算された誤差信号はデジ
タル/アナログ変換器162によってアナログ信号に戻
されて、PZT駆動増幅器を介してPZTミラー14と
16とを駆動してミラーを調節する。
【0069】各チャネル(WA とWB )の振幅測定
でクロストークが存在していると、これら振幅の比較に
よってWA とWB の周波数差でパスレングス制御誤
差信号の振幅変調が発生する。
【0070】この変調の大きさは2個の信号間のクロス
トークの合成百分率と個々の信号の変調の相対位相とに
正比例する。WA とWB の周波数差が小さいと、こ
の周波数差はパスレングス制御機能のループ帯域幅内に
入る。この場合、ミラーの調節は誤差信号の振幅変調に
従う。(ある場合にはこのようにならず、クロストーク
除去がジャイロスコープの低回転速度でクリティカルと
なる)。誤差信号のアダプタティブフィルタをこのルー
プのコンピュータ構成に入れることができる(例えば前
述した第8図に示す構成)。ミラー位置の更新はWA 
とWB のビートノート周波数に依存する。誤差信号の
ビートノート変調は、ジャイロスコープのファラディバ
イアス周波数(WF )のWA とWB の周波数差の
高周波の時にも明らかとなる。このような状況では動的
に同調可能な信号分離回路の実施例(例えば第8図)が
有用となる。 この実施例はコンピュータ制御によって同調され、回転
速度に応答する。クロストークとパスレングスの両者が
同調される。実際にはジャイロスコープを用いたシステ
ムは、パスレングス制御サーボループを乱すほど長くは
ファラディバイアス周波数の高周波にめったに滞まらな
い。コンピュータ制御サーボループは、クロストークを
零にするため信号分離回路に再同調を命令し誤差信号を
アダプティブフィルタに通すかあるいは単に、高周波や
低回転速度領域の間はループを更新させないようにでき
る。
【0071】第7図に戻るに、曲線125に沿って正弦
波振幅と所望動作点からのオフセットとの間にはほぼ直
線関係があることを示している。選択して使用できる二
組の可能な動作点がある(第1の組は126Bと126
Cで第2の組は126Dと126Eで、各組は異なった
傾斜を示す)。大抵の応用では特定のジャイロスコープ
装置に対してある傾斜を有した一組だけの動作点(12
6Bと126Dの組あるいは126Cと126Eの組)
が用いられる(点126Aも動作点として使用できるが
この例では最適な動作点ではない)。
【0072】第6図はレーザ利得曲線に対する種々な動
作点と読み出し信号の関係を示す。ジャイロスコープの
パスレングスに応答してミラーをドプラー利得曲線をま
たぐように動かして例えば曲線122と124(q,q
とq,q+1)のようなジャイロスコープのキャビィテ
ィ共振を想像することができる。これらのキャビィティ
共振が同一の利得を有している時ジャイロスコープは動
作点に同調されている。すなわち、対向伝播ビーム(時
計方向(C)と反時計方向(A))の右円偏向(RCP
)と右円偏向(LCP)成分はジャイロスコープの出力
ミラーで同一強度を有している。結合ビームによってつ
くられるビートノートは第6図に示すようにWA とW
B に対応する。qあるいはq+1として示されている
一連のラインは長手モードの数(あるいは共振時キャビ
ィティを占有できるレーザ光の波長数)を表わす。波長
633nMのHe−Neで動作している32cmキャビ
ィティのqは約500000である。もしqモードのラ
イン対が第6図の利得中心の右側に移ると、WA 成分
はWBが小さくなるのとほぼ同じだけ大きくなる。逆方
向の動きは相補的な結果となる。
【0073】第7図は望ましい動作点(q,q)ならび
にWA とWB の振幅差がパスレングスミラー制御電
圧の変化に対してどうなるのかを示している。これはパ
スレングス誤差信号に関連する。もしライン対が充分遠
くに移ると最終的には一対のみ(WA に対応するRC
PあるいはWB に対応するLCP)がレーザ発振する
。光をなお発しているライン対は利得曲線のまるめられ
たピークを示している強度プロファイルの軌跡をつくる
。このほぼ平坦な強度プロファイルはパスレングス誤差
信号の最大及び最小レベルとして示される。ライン対が
さらに移ると、q+1モードラインのレーザ発振が可能
となる。 qとq+1の光が混合すると誤差信号の傾斜は反転する
。もしq,qの対とq,q+1の対の間の間隔が同じで
あると傾斜は等しいがその符号は逆である。もしq,q
とq,q+1とが等間隔でないと傾斜の急峻性も同様に
異なってくる。
【0074】以上、必要な信号分離を完全に電気的に行
う、プリズム手法を用いて動作する多発振リングレーザ
ジャイロスコープ用のリングレーザジャイロスコープ回
転検知システムとキャビィティ長制御システムを開示し
た。回転検知とパスレングス制御の好ましい実施例と他
のシステムを開示したが、他の均等な実施例も明らかで
あることがわかる。例えば、第3C図、第3D図および
第8図に示す実施例ではコンデンサを調整可能としたが
、これらシステムのRC回路網を再度同調して得られる
のと同じ結果を抵抗素子を調整可能としても得られる。 このように、特許請求の範囲はこの出願に記載した実施
例だけでなく他の均等物をも包含することを企図してい
ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出力光検出ならびにキャビィティ長制
御システムの好ましい実施例の概略図である。
【図2A】本発明の出力光検出システムの好ましい実施
例の出力光プリズムとこれに配設された光検出器の機械
的構造を示す側面図であり、光検出器対はそれに一体と
して実装された電流−電圧変換器を有してもよい。
【図2B】本発明の出力光検出システムの他の実施例の
出力光プリズムとこれに配設された光検出器の機械的構
造を示す側面図である。
【図2C】本発明の出力検出システムのさらに別な実施
例の出力光プリズムとこれに配設された光検出器と一体
的な任意の電流−電圧変換器の機械的構造を示す側面図
である。
【図3A】第1図に示す分離回路20の詳細回路の実施
例を示す図である。
【図3B】第1図の分離回路20と同様の機能を有する
第3A図に示す詳細回路の他の実施例を示す図である。
【図3C】第1図の分離回路20と同様の機能を有する
第3A図に示す詳細回路のさらに他の実施例を示す図で
ある。
【図3D】第1図の分離回路20と同様の機能を有する
第3A図に示す詳細回路のさらに他の実施例を示す図で
ある。
【図4A】第1図の出力プリズム36の光検出器40か
らのヘテロダイン電気出力信号であって、第1図の分離
回路20、第3A図〜第3D図の分離回路、および第8
図の分離回路130の入力端子42と44に入力される
信号の波形を示す図である。
【図4B】第1図、第3A〜3D図および第8図の分離
回路20の出力端子42と44から出力するファラディ
分離出力信号と、第1図、第3A図〜3D図および第8
図の分離回路20(27と29から抽出できたもの)か
ら出力する対応するデジタル化論理レベル信号との波形
を示す図である。
【図4C】第1図の分離回路20の出力端子52と54
でのファラディ分離出力信号と対応するデジタル化倫理
レベル信号(27と29から抽出できたもの)のWA 
とWB 波形間のクロストークの耐性の進行を示す図で
ある。
【図4D】第1図の分離回路20の出力端子52と54
でのファラディ分離出力信号と対応するデジタル化倫理
レベル信号(27と29から抽出できたもの)のWA 
とWB 波形間のクロストークの耐性の進行を示す図で
ある。
【図4E】第1図の分離回路20の出力端子52と54
でのファラディ分離出力信号と対応するデジタル化倫理
レベル信号(27と29から抽出できたもの)のWA 
とWB 波形間のクロストークの耐性の進行を示す図で
ある。
【図5A】第5A図は回転速度零でのWA とWB の
周波数差140%が耐えうることを示し、クロストーク
と周波数差を百分率で示したグラフである。
【図5B】第5B図は(光検出器の配置を変えて)±π
/2の代わりに±π/3の位相関係をファラディ周波数
間に持たせた時の効果を示し、信号振幅(RMS測定値
)と周波数差の百分率を示したグラフである。
【図5C】第5C図は、クロストークとファラディ周波
数の周波数差の時計方向と反時計方向を百分率で示した
グラフであり、他の周波数差でクロストーク除去が得ら
れた時にどうなるかを示し、一連の曲線112、114
、116、118および120は周波数差の感度変化を
示し、不要信号成分を零にするのは回路網の抵抗とコデ
ンサの値の同調範囲によってしか制限されない。
【図6】第6図は共振光路のリングレーザ利得曲線の特
性を示すグラフで、レーザ利得曲線に対して種々な動作
点と読み出し信号との関係を示す。
【図7】第7図はパスレングス制御信号に対する共振キ
ャビィティの長手モードを示すグラフで、相対正弦波振
幅と所望動作点126A〜126Eからのオフセットの
ほぼ直線的な関係を示す。
【図8】第8図は本発明の出力光検出ならびにキャビィ
ティ長制御システムの他の実施例を示す概略図であり、
デジタル制御移相回路を用いて抑圧されたキャリア変調
電気出力信号を選択的に調整して回転検知ならびにパス
レングス制御回路に対してより広い動作帯域を与える動
的同調回路網を示している。
【符号の説明】
10  出力光検出システム、 21  ミラー、 32、34  プリズム、 36  直立対称プリズム体、 40、46、47A、47B、48、49  光検出器
、20  信号分離回路。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  リングレーザジャイロスコープ回転検
    知システムにおいて、出力光学系検知システムが、時計
    方向と反時計方向の成分を各々有した信号対に分けられ
    る多周波数光信号をヘテロダインするのに適し、リング
    レーザジャイロスコープのリング共振器キャビィティの
    出力ミラーに固定された出力プリズムと、光電変換器手
    段と、前記プリズムはファラディバイアス差ビート周波
    数信号の関数であるヘテロダインキャリア光出力信号を
    、前記光電変換器手段によって電気的に検出できる両側
    波帯抑圧キャリア出力信号の形でつくり、前記光電変換
    手段からの前記両側波帯抑圧キャリア出力信号に対応し
    、前記ファラディバイアス差ビート周波数信号の関数で
    ある電気出力信号を処理する信号分離手段とを備え、前
    記ファラディバイアス差ビート周波数を電気的にその成
    分に分離して回転速度と方向を測定することを特徴とす
    るリングレーザジャイロスコープ回転検知システム。
  2. 【請求項2】  前記信号分離手段と共に動作して前記
    リングレーザジャイロスコープのリング共振器キャビィ
    ティ内の共振を制御するキャビィティ長制御回路手段を
    有する請求項1のリングレーザジャイロスコープ回転検
    知システム。
  3. 【請求項3】  前記キャビィティ長制御回路手段は広
    範囲のジャイロスコープ回転速度で適切なキャビィティ
    長動作点を維持する広帯域信号処理手段を有し、広帯域
    信号処理手段は装置の理論的最大回転速度に近い所定の
    最大周波数範囲で分離した信号の相対振幅の振舞いを予
    期できる請求項2のリングレーザジャイロスコープ回転
    検知システム。
  4. 【請求項4】  前記キャビィティ長制御回路手段は、
    ジャイロスコープの動作がキャビィティ長サーボ機構と
    関連しておりその動作が回転速度零近くになるとパスレ
    ングス誤差信号のクロストークの影響をさらに減らす手
    段を有する特許請求の範囲第3項のリングレーザジャイ
    ロスコープ回転検知システム。
  5. 【請求項5】  前記光電変換器手段は前記両側波帯抑
    圧キャリア出力信号を与える所定の位相離れた少なくと
    も2個の光検出器を有し、そして前記両側波帯抑圧キャ
    リア出力信号を処理する前記信号分離手段は、少なくと
    も2個の移相器回路を有し、一方の位相器回路は前記少
    なくとも2個の光検出器のひとつと共に動作し各位相器
    回路は前記両側波帯抑圧キャリア出力信号の位相をシフ
    トし、そして少なくとも2個の結合回路を有し、第1の
    結合回路は第1の光検出器からの第1の両側波帯抑圧キ
    ャリア出力信号と第2の光検出器からの位相シフトされ
    た第2の両側波帯抑圧キャリア出力信号とを結合し、第
    2の結合回路は第2の光検出器からの第2の両側波帯抑
    圧キャリア出力信号と第1の光検出器からの位相シフト
    された第1の両側波帯抑圧キャリア出力信号とを結合し
    、前記光電変換器手段からの前記両側波帯抑圧キャリア
    変調信号は、ファラディバイアス差ビート周波数信号に
    対応する2個の出力信号成分に電気的に分離されて回転
    速度と方向とを測定する特許請求の範囲第1項のリング
    レーザジャイロスコープ回転検知システム。
  6. 【請求項6】  前記信号分離手段と共に動作してリン
    グレーザジャイロスコープの前記リング共振器キャビィ
    ティ内の信号共振を制御する前記キャビィティ長制御回
    路手段は、前記分離した出力信号成分の各々の時間平均
    振幅値を検出して、出力誤差信号を与える差働増幅器手
    段に与え、そして前記差働増幅器からの出力誤差信号を
    積分し(サーボループを形成)、積分誤差信号を前記圧
    電変換器の駆動に充分なレベルで少なくとも一方の圧電
    変換器に供給する手段とを有し、もって前記キャビィテ
    ィ長を調整する特許請求の範囲第2項のリングレーザジ
    ャイロスコープ回転検知システム。
  7. 【請求項7】  前記光電変換器手段は、前記両側波帯
    抑圧キャリア出力信号を与える、所定位相離れた少なく
    とも2個の光検出器を有し、前記両側波帯抑圧キャリア
    出力信号を処理する前記信号分離手段は、少なくとも2
    個のデジタル制御移相回路を有し、一方のデジタル制御
    移相回路は前記少なくとも2個の光検出器の一方と共に
    動作し、各デジタル制御移相回路は第1と第2の両側波
    帯抑圧キャリア出力信号を選択的に調整し、前記デジタ
    ル制御移相回路は、前記信号分離手段と共に動作してキ
    ャビィティ長制御回路手段からの積分誤差信号出力に従
    って、前記第1と第2の両側波帯抑圧キャリア出力信号
    を選択的に調整し、(回転速度と方向を測定するために
    、ファラディバイアス差ビート周波数信号の各々に対応
    した)2個の出力信号成分が抽出され、これら2個の出
    力信号成分は前記デジタル制御移相回路によってアダプ
    ティブフィルタを通過され前記積分誤差信号出力と前記
    キャビィティ長制御回路手段とのクロストークを避けて
    いる特許請求の範囲第1項のリングレーザジャイロスコ
    ープ回転検知システム。
  8. 【請求項8】  前記信号分離手段と共に動作し前記リ
    ングレーザジャイロスコープのリング共振器キャビィテ
    ィ内の信号共振を制御するキャビィティ長制御手段を有
    し、キャビィティ長制御手段は、前記デジタル制御移相
    回路からの2個の分離された出力信号成分を多重化する
    手段と、前記分離された出力信号成分の各々の時間平均
    振幅値を検出し、誤差信号をコンピュータに与えるアナ
    ログ/デジタル変換器手段に与える手段とをさらに有し
    、前記コンピュータは前記アナログ/デジタル変換器手
    段からの前記誤差信号をデジタル処理し(サーボループ
    を形成)、デジタル/アナログ変換器手段を介して第1
    のデジタル処理誤差信号出力を(前記圧電変換器を駆動
    するのに充分なレベルで)少なくとも一方の圧電変換器
    に供給し、前記コンピュータはさらに第2のデジタル処
    理誤差信号出力を前記デジタル制御移相回路の各々に直
    接供給し、もってキャビィティ長を調整して前記信号分
    離手段と前記キャビィティ長制御回路手段のクロストク
    を避けながら信号分離と回転の測定を達成する特許請求
    の範囲第7項のリングレーザジャイロスコープ回転検知
    システム。
  9. 【請求項9】  前記信号分離手段の前記少なくとも2
    個の移相回路は、さらに、共通分圧回路網と共に動作し
    前記結合回路の各々の一方の入力に直列接続された2個
    のRC回路網を有し、前記結合回路は差働増幅器であり
    、前記信号分離手段の第1の入力信号は第1のRC回路
    網でπ/4ラジアン位相シフトされ、前記信号分離手段
    の第2の入力信号は第2のRC回路網でπ/4ラジアン
    位相シフトされ、第1と第2の入力信号の各々の半分は
    前記差働増幅器でπ/4ラジアン位相シフトされた信号
    と減算され、その結果第1の入力信号の半分を有した第
    1の入力信号がπ/2ラジアン位相シフトされ第2の入
    力信号の半分を有した第2の入力信号がπ/2ラジアン
    位相シフトされ、第1と第2の入力信号は各々のファラ
    ディ成分に分離されてジャイロスコープの回転と回転方
    向を決定できる特許請求の範囲第5項のリングレーザジ
    ャイロスコープ回転検知システム。
  10. 【請求項10】  前記信号分離手段の前記少なくとも
    2個の移相回路は、さらに、前記光検出器の両方と共に
    各々が動作し互いにクロス結合されて前記各結合回路の
    一方の入力に直列接続された2個のRC回路網を有し、
    前記結合回路はバッファ増幅器であり、前記信号分離手
    段の第1の入力は第1および第2の前記RC回路網によ
    ってπ/4ラジアン位相を進められ、前記信号分離手段
    の第2の入力信号は前記第1と第2のRC回路網によっ
    てπ/4ラジアン位相が遅らせられ、第1と第2のバッ
    ファ増幅器入力信号に各々π/2ラジアンの位相シフト
    が導入され、第1と第2のバッファ入力信号は各々のフ
    ァラディ成分に分離されてジャイロスコープの回転と回
    転方向を決定できる特許請求の範囲第5項のリングレー
    ザジャイロスコープ回転検知システム。
  11. 【請求項11】  前記RC回路網と共に動作する可変
    コンデンサを備え、(このコンデンサとこれに関連した
    抵抗素子によって形成された)前記RC回路網は反復的
    に同調させられて前記入力信号の180%周波数差まで
    の広範囲に亘って所望の不要信号除去を行う特許請求の
    範囲第10項のリングレーザジャイロスコープ回転検知
    システム。
  12. 【請求項12】  前記2個のRC回路網は前記共通分
    圧回路網とクロス結合コンデンサの両者と共に動作し、
    前記クロス結合コンデンサと共通分圧回路網は広範囲の
    信号クロストークに亘って不要信号の除去を達成するこ
    とによって最大クロストークの除去に有用である特許請
    求の範囲第9項のリングレーザジャイロスコープ回転検
    知システム。
  13. 【請求項13】  前記光電変換器手段の2個の光検出
    器はヘテロダインキャリア光出力信号を検出する前記出
    力プリズムの同一側に並列配置されている特許請求の範
    囲第5項のリングレーザジャイロスコープ回転検知シス
    テム。
  14. 【請求項14】  前記光電変換器手段の2個の光検出
    器はヘテロダインキャリア光出力信号を検出する前記出
    力プリズムの両側に配置されている特許請求の範囲第5
    項のリングレーザジャイロスコープ回転検知システム。
  15. 【請求項15】  前記光電変換器手段の2個の光検出
    器は前記出力プリズムの両側に配置され、各光検出器は
    一組の電流/電圧変換器の一方と共に動作し、各電流/
    電圧変換器はヘテロダインキャリア光出力信号を検出す
    るために各検出器に近接して配置されている特許請求の
    範囲第5項のリングレーザジャイロスコープ回転検知シ
    ステム。
  16. 【請求項16】  リングレーザジャイロスコープのリ
    ング共振器キャビィティの出力ミラーに固定された出力
    プリズムを用いて、時計方向と反時計方向の成分を各々
    有した信号対に分けられ両側波帯抑圧キャリア出力信号
    の形で多周波数光信号をヘテロダインするステップと一
    対の光電変換器を用いて前記光信号を電気信号に変換す
    るステップと、そして信号分離回路によって処理するこ
    とによって、前記光信号を分離して前記両側波帯抑圧キ
    ャリア出力信号に対応しファラディバイアス差ビート信
    号の関数である電気出力信号をつくるステップとより成
    り、ファラディバイアス差ビート信号を電気的にその成
    分に分離して回転速度と方向を測定するリングレーザジ
    ャイロスコープ回転検知システムの出力光学系検出方法
  17. 【請求項17】  前記信号分離回路によって前記両側
    波帯抑圧キャリア出力信号を分離して抽出したキャビィ
    ティ長駆動信号を、リングレーザジャイロスコープの複
    数のミラーに配置した圧電素子にフィードバックするス
    テップを含むリングレーザジャイロスコープのキャビィ
    ティ長を制御するステップを有する特許請求の範囲第1
    6項のリングレーザジャイロスコープ回転検知システム
    の出力光学系検出方法。
  18. 【請求項18】  少なくとも2個のデジタル制御移相
    回路と、互いに所定位相シフトされた第1と第2のヘテ
    ロダイン周波数信号を前記少なくとも2個のデジタル制
    御移相回路に与える少なくとも2個の入力ノードと、そ
    して前記デジタル制御移相回路と共に動作し少なくとも
    1個の変換器を起動する信号を制御する変換器制御回路
    手段とより成り、前記少なくとも2個のデジタル制御移
    相回路の一方は前記ヘテロダイン周波数信号の前記少な
    くとも2個の入力の一方と共に動作し、各デジタル制御
    移相回路は第1と第2の両側波帯抑圧キャリア出力信号
    を選択的に調整し、前記デジタル制御移相回路は、前記
    信号分離手段と共に動作して前記変換器制御回路手段か
    らの積分誤差信号に従って、前記第1と第2の両側波帯
    抑圧キャリア出力信号を選択的に調整し、もって2個の
    出力信号成分を抽出して前記デジタル移相回路によって
    アダプタティブフィルタを通過させて前記積分誤差信号
    出力と前記変換器制御回路手段とのクロストークを避け
    るヘテロダイン周波数をその成分に分離する信号分離回
    路。
  19. 【請求項19】  前記デジタル移相回路からの2個の
    分離した出力信号成分を多重化する手段と、前記分離し
    た出力信号成分の各々の時間平均振幅値を検出し、誤差
    信号を与えるアナログ/デジタル変換器手段に与える手
    段とを有し、前記コンピュータは(サーボループを形成
    して)前記アナログ/デジタル変換器手段からの前記誤
    差信号をデジタル処理し、第1のデジタル処理出力誤差
    信号を(電気変換器を駆動するのに充分なレベルで)少
    なくとも1個の前記電気変換器に供給し、前記コンピュ
    ータはさらに第2のデジタル処理出力誤差信号を各デジ
    タル制御移相回路に直接供給し、もって前記電気変換器
    が起動されて前記信号分離手段と前記変換器制御回路手
    段とのクロストークを避けながら信号分離を達成する特
    許請求の範囲第18項の変調ヘテロダイン周波数信号を
    その構成成分に分離する信号分離回路。
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