JPH04271114A - 化合物半導体の欠陥低減法 - Google Patents
化合物半導体の欠陥低減法Info
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- JPH04271114A JPH04271114A JP41612790A JP41612790A JPH04271114A JP H04271114 A JPH04271114 A JP H04271114A JP 41612790 A JP41612790 A JP 41612790A JP 41612790 A JP41612790 A JP 41612790A JP H04271114 A JPH04271114 A JP H04271114A
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- Japan
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- semiconductor
- compound semiconductor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エピタキシャル成長に
よって半導体基板上に設けられた化合物半導体中に存在
する転位等の欠陥を低減する方法に関するものである。
よって半導体基板上に設けられた化合物半導体中に存在
する転位等の欠陥を低減する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】Si等の半導体基板上に化合
物半導体をエピタキシャル成長させた半導体ウェハが、
OEIC(光電子集積回路)や太陽電池,発光ダイオー
ド,半導体レーザなどに多用されている。かかる半導体
ウェハは、半導体基板とその上に積層される化合物半導
体との間で格子定数や熱膨張係数が相違すると、エピタ
キシャル成長後の降温時に、格子不整合や熱歪によって
転位等の結晶欠陥が化合物半導体内に多数発生するとい
う問題があった。
物半導体をエピタキシャル成長させた半導体ウェハが、
OEIC(光電子集積回路)や太陽電池,発光ダイオー
ド,半導体レーザなどに多用されている。かかる半導体
ウェハは、半導体基板とその上に積層される化合物半導
体との間で格子定数や熱膨張係数が相違すると、エピタ
キシャル成長後の降温時に、格子不整合や熱歪によって
転位等の結晶欠陥が化合物半導体内に多数発生するとい
う問題があった。
【0003】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、半導体ウェハに存在
する転位等の内部欠陥を低減することにある。
もので、その目的とするところは、半導体ウェハに存在
する転位等の内部欠陥を低減することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、半導体基板上にその半導体基板とは格
子定数または熱膨張係数が異なる化合物半導体をエピタ
キシャル成長させた半導体ウェハにレーザ光を照射し、
その半導体基板と化合物半導体との境界部分のみを局部
加熱することにより、その境界部分の温度がその化合物
半導体の温度よりも相対的に高く且つその化合物半導体
の温度が結晶の再配列が可能な温度となるようにし、そ
の後、前記レーザ光による局部加熱を中止してその半導
体ウェハを降温させることを特徴とする。
めに、本発明は、半導体基板上にその半導体基板とは格
子定数または熱膨張係数が異なる化合物半導体をエピタ
キシャル成長させた半導体ウェハにレーザ光を照射し、
その半導体基板と化合物半導体との境界部分のみを局部
加熱することにより、その境界部分の温度がその化合物
半導体の温度よりも相対的に高く且つその化合物半導体
の温度が結晶の再配列が可能な温度となるようにし、そ
の後、前記レーザ光による局部加熱を中止してその半導
体ウェハを降温させることを特徴とする。
【0005】
【作用および発明の効果】すなわち、エピタキシャル成
長させられた化合物半導体内の欠陥には、エピタキシャ
ル成長後の降温時に結晶内の転位が凍結する際に、格子
不整合や熱歪に起因して化合物半導体と半導体基板との
境界付近に生じる結晶欠陥が化合物半導体内に波及した
ものが多く含まれているため、これを防止するには、結
晶欠陥が発生する境界部分の温度を化合物半導体の温度
よりも高くした状態で温度降下させて化合物半導体の結
晶を先に固定化すれば良く、本発明は、半導体ウェハに
レーザ光を照射して上記境界部分のみを局部加熱するこ
とにより、その境界部分の温度を化合物半導体の温度よ
りも相対的に高くし、且つその化合物半導体の温度を結
晶の再配列が可能な温度となるようにし、その後、レー
ザ光による局部加熱を中止して半導体ウェハを降温させ
るようにしたのである。これにより、半導体ウェハの降
温時には、化合物半導体の結晶が境界部分よりも先に固
定化され、その後に格子不整合等によって境界部分に結
晶欠陥が生じても、その結晶欠陥が化合物半導体内に波
及することがなく、化合物半導体内の欠陥が低減される
。
長させられた化合物半導体内の欠陥には、エピタキシャ
ル成長後の降温時に結晶内の転位が凍結する際に、格子
不整合や熱歪に起因して化合物半導体と半導体基板との
境界付近に生じる結晶欠陥が化合物半導体内に波及した
ものが多く含まれているため、これを防止するには、結
晶欠陥が発生する境界部分の温度を化合物半導体の温度
よりも高くした状態で温度降下させて化合物半導体の結
晶を先に固定化すれば良く、本発明は、半導体ウェハに
レーザ光を照射して上記境界部分のみを局部加熱するこ
とにより、その境界部分の温度を化合物半導体の温度よ
りも相対的に高くし、且つその化合物半導体の温度を結
晶の再配列が可能な温度となるようにし、その後、レー
ザ光による局部加熱を中止して半導体ウェハを降温させ
るようにしたのである。これにより、半導体ウェハの降
温時には、化合物半導体の結晶が境界部分よりも先に固
定化され、その後に格子不整合等によって境界部分に結
晶欠陥が生じても、その結晶欠陥が化合物半導体内に波
及することがなく、化合物半導体内の欠陥が低減される
。
【0006】ここで、レーザ光により半導体基板と化合
物半導体との境界部分のみを局部加熱する方法は、半導
体基板および化合物半導体の何れか一方を透過して他方
に吸収される光エネルギーのレーザ光を用いれば良く、
具体的には両半導体のバンドギャップエネルギーの中間
の光エネルギーを有するレーザ光を、バンドギャップエ
ネルギーが大きい方から照射することとなる。なお、半
導体基板と化合物半導体との間に中間層を形成し、その
中間層において光エネルギーが吸収されるようにしても
差支えない。
物半導体との境界部分のみを局部加熱する方法は、半導
体基板および化合物半導体の何れか一方を透過して他方
に吸収される光エネルギーのレーザ光を用いれば良く、
具体的には両半導体のバンドギャップエネルギーの中間
の光エネルギーを有するレーザ光を、バンドギャップエ
ネルギーが大きい方から照射することとなる。なお、半
導体基板と化合物半導体との間に中間層を形成し、その
中間層において光エネルギーが吸収されるようにしても
差支えない。
【0007】また、上記レーザ光の照射は、半導体ウェ
ハが室温などの低温に保持された状態において行なわれ
、境界部分の局部加熱の熱伝導によって化合物半導体が
結晶再配列可能な温度まで昇温させられるようにしても
良いが、エピタキシャル成長後の降温時など化合物半導
体を含む半導体ウェハの温度が未だ結晶再配列可能な温
度に維持されている状態でレーザ光を照射し、境界部分
の温度をその化合物半導体の温度よりも相対的に高くす
るようにしても差支えない。
ハが室温などの低温に保持された状態において行なわれ
、境界部分の局部加熱の熱伝導によって化合物半導体が
結晶再配列可能な温度まで昇温させられるようにしても
良いが、エピタキシャル成長後の降温時など化合物半導
体を含む半導体ウェハの温度が未だ結晶再配列可能な温
度に維持されている状態でレーザ光を照射し、境界部分
の温度をその化合物半導体の温度よりも相対的に高くす
るようにしても差支えない。
【0008】
【実施例】図1は、本発明方法を適用して製造された半
導体ウェハ10の構成を説明する図で、板厚が300〜
500μm程度のSi基板12上には、中間層として膜
厚が0.5μm程度のGaAs層14が設けられ、その
GaAs層14上には更に膜厚が2μm程度のGaP層
16が設けられている。GaAs層14およびGaP層
16は、有機金属化学気相成長(MOCVD;Meta
l Organic Chemical Vapor
Deposition)法を用いてSi基板12上にエ
ピタキシャル成長させられたものであり、Si基板12
は半導体基板に相当し、GaP層16は化合物半導体に
相当する。また、GaAs層14はそれ等の境界部分に
相当する。なお、これ等の半導体Si,GaAs,Ga
Pの格子定数(Å),熱膨張係数(℃−1),およびバ
ンドギャップエネルギーEg(eV)は表1の通りであ
り、SiおよびGaPはその格子定数および熱膨張係数
が共に相違している。
導体ウェハ10の構成を説明する図で、板厚が300〜
500μm程度のSi基板12上には、中間層として膜
厚が0.5μm程度のGaAs層14が設けられ、その
GaAs層14上には更に膜厚が2μm程度のGaP層
16が設けられている。GaAs層14およびGaP層
16は、有機金属化学気相成長(MOCVD;Meta
l Organic Chemical Vapor
Deposition)法を用いてSi基板12上にエ
ピタキシャル成長させられたものであり、Si基板12
は半導体基板に相当し、GaP層16は化合物半導体に
相当する。また、GaAs層14はそれ等の境界部分に
相当する。なお、これ等の半導体Si,GaAs,Ga
Pの格子定数(Å),熱膨張係数(℃−1),およびバ
ンドギャップエネルギーEg(eV)は表1の通りであ
り、SiおよびGaPはその格子定数および熱膨張係数
が共に相違している。
【0009】
【0010】上記GaAs層14およびGaP層16の
エピタキシャル成長について、図2のタイムチャートを
参照しつつ具体的に説明すると、先ず、Si基板12を
MOCVD装置の反応炉内にセットした後、1000℃
程度の高温でベーキングを行って表面を浄化する。次に
、加熱温度を450℃程度まで降下させた後、2段階成
長法にてそのSi基板12上にGaAs層14をエピタ
キシャル成長させる。2段階成長は、先ず450℃程度
の低温で反応炉内にGaAsの原料ガスを導入して結晶
成長させ、その後750℃程度まで昇温して再びGaA
sの原料ガスを導入して結晶成長させるものである。 高温時のGaAs原料ガスの導入時間は、形成すべきG
aAs層14の膜厚に応じて定められ、これにより、S
i基板12上に0.5μm程度の膜厚のGaAs層14
が形成される。続いて、加熱温度を850℃程度まで昇
温し、反応炉内にGaPの原料ガスを導入することによ
り、上記GaAs層14上に2μm程度のGaP層16
をエピタキシャル成長させる。この場合のGaP原料ガ
スの導入時間も、形成すべきGaP層16の膜厚に応じ
て定められ、これにより、Si基板12上にGaAs層
14およびGaP層16をエピタキシャル成長させた半
導体ウェハ10が得られる。
エピタキシャル成長について、図2のタイムチャートを
参照しつつ具体的に説明すると、先ず、Si基板12を
MOCVD装置の反応炉内にセットした後、1000℃
程度の高温でベーキングを行って表面を浄化する。次に
、加熱温度を450℃程度まで降下させた後、2段階成
長法にてそのSi基板12上にGaAs層14をエピタ
キシャル成長させる。2段階成長は、先ず450℃程度
の低温で反応炉内にGaAsの原料ガスを導入して結晶
成長させ、その後750℃程度まで昇温して再びGaA
sの原料ガスを導入して結晶成長させるものである。 高温時のGaAs原料ガスの導入時間は、形成すべきG
aAs層14の膜厚に応じて定められ、これにより、S
i基板12上に0.5μm程度の膜厚のGaAs層14
が形成される。続いて、加熱温度を850℃程度まで昇
温し、反応炉内にGaPの原料ガスを導入することによ
り、上記GaAs層14上に2μm程度のGaP層16
をエピタキシャル成長させる。この場合のGaP原料ガ
スの導入時間も、形成すべきGaP層16の膜厚に応じ
て定められ、これにより、Si基板12上にGaAs層
14およびGaP層16をエピタキシャル成長させた半
導体ウェハ10が得られる。
【0011】その後、かかる半導体ウェハ10には、本
発明の欠陥低減法に従って欠陥低減処理が施される。す
なわち、半導体ウェハ10を上記MOCVD装置の反応
炉から取り出した後、GaP層16側から半導体ウェハ
10の全面にルビーレーザ光を連続して照射するととも
に、同時に半導体ウェハ10の表面および裏面をファン
で空気冷却し、これを約2時間継続した後、そのファン
による空気冷却を更に継続したままルビーレーザ光の照
射を停止して、半導体ウェハ10を室温まで降温させる
のである。ルビーレーザ光の光エネルギーは約1.79
eVであるため、それよりもバンドギャップエネルギー
Egが大きいGaP層16をルビーレーザ光は透過し、
バンドギャップエネルギーEgが1.79eVよりも小
さいGaAs層14で吸収される。このため、そのGa
As層14およびGaAs/GaP界面近傍のみが局部
加熱されるとともに、その熱が所定の温度勾配をもって
GaP層16に伝導する。この時のレーザ出力は、Ga
P層16の大部分が400〜500℃程度、すなわちG
aPの結晶の再配列が可能で転位等の結晶欠陥が移動で
きる温度となるように設定され、本実施例では500m
Wである。また、局部加熱されるGaAs層14および
GaAs/GaP界面近傍では、上記GaP層16より
も充分に高い温度となり、2時間後にレーザ光の照射が
停止されることにより、GaAs層14およびGaP層
16は所定の温度差を有する状態で温度降下させられる
。
発明の欠陥低減法に従って欠陥低減処理が施される。す
なわち、半導体ウェハ10を上記MOCVD装置の反応
炉から取り出した後、GaP層16側から半導体ウェハ
10の全面にルビーレーザ光を連続して照射するととも
に、同時に半導体ウェハ10の表面および裏面をファン
で空気冷却し、これを約2時間継続した後、そのファン
による空気冷却を更に継続したままルビーレーザ光の照
射を停止して、半導体ウェハ10を室温まで降温させる
のである。ルビーレーザ光の光エネルギーは約1.79
eVであるため、それよりもバンドギャップエネルギー
Egが大きいGaP層16をルビーレーザ光は透過し、
バンドギャップエネルギーEgが1.79eVよりも小
さいGaAs層14で吸収される。このため、そのGa
As層14およびGaAs/GaP界面近傍のみが局部
加熱されるとともに、その熱が所定の温度勾配をもって
GaP層16に伝導する。この時のレーザ出力は、Ga
P層16の大部分が400〜500℃程度、すなわちG
aPの結晶の再配列が可能で転位等の結晶欠陥が移動で
きる温度となるように設定され、本実施例では500m
Wである。また、局部加熱されるGaAs層14および
GaAs/GaP界面近傍では、上記GaP層16より
も充分に高い温度となり、2時間後にレーザ光の照射が
停止されることにより、GaAs層14およびGaP層
16は所定の温度差を有する状態で温度降下させられる
。
【0012】このようにGaP層16が400〜500
℃程度まで昇温されると、そのGaP層16はアニール
されて転位等の内部欠陥が減少する。また、その後の降
温時には、GaP層16がGaAs層14よりも低温で
あるためそのGaP層16の結晶が先に凍結され、その
後にGaAs層14やGaAs/GaP界面近傍の結晶
が凍結されることとなり、格子定数や熱膨張係数の相違
に起因してGaAs層14やGaAs/GaP界面近傍
に転位等の結晶欠陥が発生しても、それがGaP層16
内へ波及することはなく、上記アニールによるGaP層
16内の結晶欠陥の低減状態が良好に維持される。
℃程度まで昇温されると、そのGaP層16はアニール
されて転位等の内部欠陥が減少する。また、その後の降
温時には、GaP層16がGaAs層14よりも低温で
あるためそのGaP層16の結晶が先に凍結され、その
後にGaAs層14やGaAs/GaP界面近傍の結晶
が凍結されることとなり、格子定数や熱膨張係数の相違
に起因してGaAs層14やGaAs/GaP界面近傍
に転位等の結晶欠陥が発生しても、それがGaP層16
内へ波及することはなく、上記アニールによるGaP層
16内の結晶欠陥の低減状態が良好に維持される。
【0013】因に、上記レーザ照射による欠陥低減処理
を行った本実施例の半導体ウェハ10と、欠陥低減処理
を行わない従来の半導体ウェハとを用いて、フッ酸およ
び硝酸を混合したエッチング液によりGaP層16の表
面をエッチングし、欠陥によって生じるエッチピットの
密度を調べたところ、本実施例品では3×107 (個
/cm2 )であるのに対し、従来品は7×107 (
個/cm2 )であり、結晶欠陥の数が半分以下となっ
た。図3は本実施例品におけるエッチング表面の結晶構
造を示す光学顕微鏡写真で、図4は従来品におけるエッ
チング表面の結晶構造を示す光学顕微鏡写真であり、本
実施例品ではエッチピットの数が略半減していることが
判る。
を行った本実施例の半導体ウェハ10と、欠陥低減処理
を行わない従来の半導体ウェハとを用いて、フッ酸およ
び硝酸を混合したエッチング液によりGaP層16の表
面をエッチングし、欠陥によって生じるエッチピットの
密度を調べたところ、本実施例品では3×107 (個
/cm2 )であるのに対し、従来品は7×107 (
個/cm2 )であり、結晶欠陥の数が半分以下となっ
た。図3は本実施例品におけるエッチング表面の結晶構
造を示す光学顕微鏡写真で、図4は従来品におけるエッ
チング表面の結晶構造を示す光学顕微鏡写真であり、本
実施例品ではエッチピットの数が略半減していることが
判る。
【0014】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0015】例えば、前記実施例では半導体基板として
Si基板12が用いられているが、化合物半導体から成
る半導体基板を用いることも可能である。その半導体基
板上にエピタキシャル成長させられる化合物半導体につ
いても、GaP以外の III−V族化合物半導体やそ
の他の化合物半導体を採用できる。使用するレーザ光の
種類やレーザ光の照射条件は半導体の種類に応じて適宜
定められ、例えばSi基板上にGaAsをエピタキシャ
ル成長させただけの半導体ウェハの場合には、光エネル
ギーが約1.16eVのYAGレーザなどが好適に用い
られる。
Si基板12が用いられているが、化合物半導体から成
る半導体基板を用いることも可能である。その半導体基
板上にエピタキシャル成長させられる化合物半導体につ
いても、GaP以外の III−V族化合物半導体やそ
の他の化合物半導体を採用できる。使用するレーザ光の
種類やレーザ光の照射条件は半導体の種類に応じて適宜
定められ、例えばSi基板上にGaAsをエピタキシャ
ル成長させただけの半導体ウェハの場合には、光エネル
ギーが約1.16eVのYAGレーザなどが好適に用い
られる。
【0016】また、前記実施例ではレーザ光の照射によ
ってGaP層16を結晶再配列可能温度まで昇温してい
るが、例えばエピタキシャル成長後の降温過程でレーザ
光を照射することにより、GaAs層14をGaP層1
6よりも高温度とし、その後レーザ光の照射を停止して
それ等が温度差を有する状態で降温させても良い。レー
ザ光の照射は必ずしも連続である必要はなく、所定の時
間間隔でパルス照射するようにしても良い。
ってGaP層16を結晶再配列可能温度まで昇温してい
るが、例えばエピタキシャル成長後の降温過程でレーザ
光を照射することにより、GaAs層14をGaP層1
6よりも高温度とし、その後レーザ光の照射を停止して
それ等が温度差を有する状態で降温させても良い。レー
ザ光の照射は必ずしも連続である必要はなく、所定の時
間間隔でパルス照射するようにしても良い。
【0017】また、前記実施例ではMOCVD装置を用
いて有機金属化学気相成長法により化合物半導体をエピ
タキシャル成長させる場合について説明したが、分子線
エピタキシー法によるものなど、他のエピタキシャル成
長装置を用いることもできる。化合物半導体をエピタキ
シャル成長させる際の温度条件等についても適宜変更で
きる。
いて有機金属化学気相成長法により化合物半導体をエピ
タキシャル成長させる場合について説明したが、分子線
エピタキシー法によるものなど、他のエピタキシャル成
長装置を用いることもできる。化合物半導体をエピタキ
シャル成長させる際の温度条件等についても適宜変更で
きる。
【0018】また、前記実施例では中間層としてGaA
s層14が設けられているが、かかるGaAs層14を
省略してSi基板12上に直接GaP層16をエピタキ
シャル成長させることもできるし、GaAs層14の代
わりにバンドギャップエネルギーEgが小さいInGa
As等を中間層として設けることもできる。
s層14が設けられているが、かかるGaAs層14を
省略してSi基板12上に直接GaP層16をエピタキ
シャル成長させることもできるし、GaAs層14の代
わりにバンドギャップエネルギーEgが小さいInGa
As等を中間層として設けることもできる。
【0019】また、前記実施例ではGaP層16が一層
設けられているだけであるが、ヘテロ構造などを構成す
る複数の化合物半導体層を備えた半導体ウェハにも本発
明は適用され得る。
設けられているだけであるが、ヘテロ構造などを構成す
る複数の化合物半導体層を備えた半導体ウェハにも本発
明は適用され得る。
【0020】また、前記実施例では半導体ウェハ10の
表面および裏面をファンにより空気冷却し、GaAs層
14とGaP層16との温度差が大きくなるようにして
いるが、ファンによる空気冷却は必ずしも必須なもので
はない。
表面および裏面をファンにより空気冷却し、GaAs層
14とGaP層16との温度差が大きくなるようにして
いるが、ファンによる空気冷却は必ずしも必須なもので
はない。
【0021】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】本発明による欠陥低減処理が施された半導体ウ
ェハの一例を説明する構成図である。
ェハの一例を説明する構成図である。
【図2】図1の半導体ウェハのエピタキシャル層形成時
における温度履歴を示すタイムチャートである。
における温度履歴を示すタイムチャートである。
【図3】図1の半導体ウェハのエッチング表面の結晶構
造を示す光学顕微鏡写真である。
造を示す光学顕微鏡写真である。
【図4】本発明による欠陥低減処理を施さなかった半導
体ウェハのエッチング表面の結晶構造を示す光学顕微鏡
写真である。
体ウェハのエッチング表面の結晶構造を示す光学顕微鏡
写真である。
10:半導体ウェハ
12:Si基板(半導体基板)
14:GaAs層(境界部分)
16:GaP層(化合物半導体)
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板上に該半導体基板とは格子
定数または熱膨張係数が異なる化合物半導体をエピタキ
シャル成長させた半導体ウェハにレーザ光を照射し、該
半導体基板と化合物半導体との境界部分のみを局部加熱
することにより、該境界部分の温度が該化合物半導体の
温度よりも相対的に高く且つ該化合物半導体の温度が結
晶の再配列が可能な温度となるようにし、その後、前記
レーザ光による局部加熱を中止して該半導体ウェハを降
温させることを特徴とする化合物半導体の欠陥低減法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41612790A JPH04271114A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 化合物半導体の欠陥低減法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41612790A JPH04271114A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 化合物半導体の欠陥低減法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04271114A true JPH04271114A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=18524368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41612790A Pending JPH04271114A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 化合物半導体の欠陥低減法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04271114A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012504857A (ja) * | 2008-10-01 | 2012-02-23 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 半導体ボディの能動領域の転位を除去する方法及びシステム |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP41612790A patent/JPH04271114A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012504857A (ja) * | 2008-10-01 | 2012-02-23 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 半導体ボディの能動領域の転位を除去する方法及びシステム |
| US8865571B2 (en) | 2008-10-01 | 2014-10-21 | International Business Machines Corporation | Dislocation engineering using a scanned laser |
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