JPH0427132A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0427132A
JPH0427132A JP13352890A JP13352890A JPH0427132A JP H0427132 A JPH0427132 A JP H0427132A JP 13352890 A JP13352890 A JP 13352890A JP 13352890 A JP13352890 A JP 13352890A JP H0427132 A JPH0427132 A JP H0427132A
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drain
source
forming
gate electrode
channel transistor
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JP13352890A
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Hitoshi Kudo
均 工藤
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に高信頼性の微細寸法を有するMIS 
(金属絶縁膜半導体)およびM、O3(金属酸化膜半導
体)等の半導体装置の製造方法に関するものである。
[従来の技術〕 近年、半導体素子、特にMOSトランジスタの構造が微
細化され、かつチップサイズが増大されることにより、
その集積度が向上されている。すでに集積度50万素子
のVLSI(超高密度集積回路)が実現し、集積度10
0万素子のULS I(超高密度集積回路素子)が開発
されている。
MOS)ランジスタの構造を微細化すると、MOSトラ
ンジスタの性能が向上し、また配線抵抗および配線容量
の減少により配線遅延が減少することが知られており、
今後、益々、素子の微細化が図られると考えられる。
しかし、素子の微細化には、多くの問題が残されている
。この問題の一つとして、素子が微細化されても、印加
される電at圧が変化しないことによる電界の集中およ
び電界の集中によるホットキャリアの発生が挙げられる
。すなわち電界の集中が発生した場合、MOS)ランジ
スタのドレイン付近にホットキャリアが発生し、トラン
ジスタの特性が劣化するという問題がある。ドレイン付
近と半導体基板との電位差は大きく、したがってドレイ
ン付近を流れる電子や正孔は、急激に加速され、トラン
ジスタを構成するゲート酸化膜中や半導体基板中へ流れ
る。このようにゲート酸化膜中に飛び込んだ電子や正孔
の一部は、ホントキャリアとなり、ゲート酸化膜に残存
する。その結果、閾4M電圧を正方向に変動させ、ドレ
イン電流を低下させるという問題があった。
このようなホットキャリアを抑制するために、トランジ
スタにLDD(lightly  doped  dr
alin)構造が採用されている。LDD構造とは、ド
レイン付近の不純物分布をなだらかすることにより、ド
レイン付近の電界強度を緩和させたものである。
具体的には、まずゲート電極をマスクとして、拡散係数
の大きな燐を低濃度で注入し、次にゲート電極の側壁に
絶at!!(幅約0.15 Cμm3〜0.3〔μm〕
)を残置させ、その後、ゲート電極と残置させた絶縁膜
とをマスクとして、拡散係数の小さなヒ素を高濃度でイ
オン注入することにより、ドレインおよびソースとなる
拡散層を形成したものである。
以下第7図(a)〜(C)および第8図(a)〜(ロ)
に基づいて従来のLDD構造のMo3 )ランジスタを
説明する。
第7図(a)〜(C)および第8図(a)、(ロ)は従
来の半導体装置の製造方法を示す工程順断面図である。
第7図(a)に示すように、半導体基板1上には、酸化
1I13およびフィールド酸化膜2が形成され、酸化膜
3上には、配線形状のゲー)1掻4が形成される。この
ゲート電極4をマスクとして、低濃度の燐をイオン注入
し、熱処理することにより、ソースおよびドレインの一
部となる低濃度の拡散層13が形成される。この拡散層
13は、ゲート電極4の端上にも形成される。
次に第7VA(6)に示すように、酸化膜3およびゲー
ト電極4上に、CVD法(化学的気相成長法)により絶
縁膜(図示せず)が堆積され、この絶縁膜および酸化膜
3をエツチングすることにより、ゲート電極4に側壁絶
縁膜14が残置され、ゲート酸化膜15が形成される。
次に第7図(C)に示すように、ゲート電極4および側
壁絶縁膜14をマスクとして、高濃度のヒ素をイオン注
入することにより、ソースおよびドレインとなる高濃度
の拡散層16が形成される。
このように形成した従来のnチャンネル型のMo3)ラ
ンジスタは、電界が隼中するゲート電極4の端上に、ソ
ースおよびドレインの一部となる低濃度の拡散層13が
形成され、側壁絶縁膜14の端上に、ソースおよびドレ
インとなる高濃度の拡散層16が形成されることにより
、ドレイン付近の不純物分布をなだらかにし、ホットキ
ャリアの発生を抑制している。しかし、このような製造
方法は、ゲート長が1.2〔μm〕程度のMOSトラン
ジスタには通用することができるが、ゲート長が1.0
rμm〕未満のMOSトランジスタに適用した場合には
、ホットキャリアの発生を充分に抑制することができな
い、すなわち、ゲート電極4が微細化されると、これに
伴い、半導体基板1中の電界が益々大きくなり、不純物
分布の改善のみでは、ドレイン付近の電界強度を低減す
ることができなくなる。
そこで、注入される電荷(キャリア、電子またはホール
)の影響を低減するようにした従来の半導体装置の製造
方法を第8図(a)、 (b)に示す。
第8図(a)に示すように、半導体基板1上に酸化膜3
.フィールド酸化膜2およびゲート電極4を形成した後
、多方向から半導体基板の一主面に対し、大きな角度を
つけて、低濃度の燐をイオン注入することにより、低濃
度の注入層17が形成される。
次に第8図ら)に示すように、酸化膜3をエツチングす
ることによりゲート酸化M1Bが形成された後、通常の
イオン注入法で高濃度のヒ素をイオン注入し、高濃度の
注入層19が形成され、その後熱処理が行われる。
このような方法によれば、ゲート電極4に側壁絶縁l1
14を形成することなく、LDD構造のMoSトランジ
スタを形成することができる。したがって、ゲート酸化
膜18中にホットキャリアが注入されてもその上部にゲ
ート電極4があるため、捕獲された電荷は、ゲート電極
4の電位で打ち消され、ドレイン電流が減少することが
ない。すなわち、ホットキャリア耐性を向上させている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第8図(a)、(ハ)に示す製造方法で
形成したMOSトランジスタ(以下「従来例2」という
。)は、第7図(a)〜(C)に示す製造方法で形成し
たMo5)ランジスタ(以下[従来例1」という、)に
比較して、実効チャンネル長(実効的なソースおよびド
レイン間の距H)が小さくなるという問題がある。これ
は、従来例1は、ゲート電極4をマスクとして垂直方向
に、燐をイオン注入することにより、ゲート電極4の外
側に低濃度の拡散層13を形成するのに対し、従来例2
では、ゲート電極4をマスクとして、斜方向に燐をイオ
ン注入することにより、ゲート電極4の内側にも低濃度
の注入層17が形成されるためである。簡単に、第7図
(a)〜(C)および第8図(a)、 (b)に示すn
チャンネル型トランジスタの実効チャンネル長の寸法差
を見積もれば、1〔μm〕〜0.3[μm]程度になる
。この値は実効ゲート長0.5〔μm〕〜0,7〔μm
〕に比較して、とても無視できない値である。
このように、実効チャンネル長が小さくなると、ドレイ
ン電流が増加し、ホットキャリアの注入が促進されると
いう問題がある。
多くの場合、ゲート電極4は、最も厳しい寸法(大きさ
と精度)を要求されるため、露光機の箭力で決定される
最小の幅と間隔でパターンが形成されていることが多く
、そのため、ゲート長のみを大きくすることは極めて困
難である。
また第7図(a)〜(C)および第8図(a)、 (b
)に示すnチャンネル型MOS)ランジスタに比較して
、通常pチャンネル型MO3)ランジスタのゲート電極
のゲート長は、長めに設定されている。製造工程として
は、nチャンネル型トランジスタのゲート電極の側壁に
絶縁膜を残置させた後、不純物をイオン注入することに
より、ソースおよびドレインとなる拡散層が形成される
。したがってnチャンネル型MOS)ランジスタのゲー
ト長は、nチャンネル型MOS)ランジスタよりも0゜
2〔μm〕〜0.4[zzm)程度長く、熱処理による
拡散後の実効ゲート長も0.1[μm]〜0.3〔μm
〕程度長(設定される。
このようにnチャンネル型MOS )ランジスタにおい
て、ゲート長が長めに設定されるのは、Pチャンネル型
MO3)ランジスタは、半導体基板の表面付近にP型拡
散層であるpチャン矛ル領域を形成した構造を有するこ
とにより、特にパンチスルーが発生しやすく、短チャン
ネル効果が顕著であるためである。
しかし、このようなPチャンネル型トランジスタを斜方
向のイオン注入法により形成しようとした場合、ゲート
長の長いものを形成することはできない。もしゲート長
を変えるとすれば、マスク上でpチャンネル型MOSト
ランジスタとnチャンネル型MOS)ランジスタとのゲ
ート電極形成に用いるパターンに異なる処理を施さなけ
ればいけない。
この発明の目的は、上記問題に鑑み、nチャンネル型M
OS)ランジスタおよびnチャンネル型MOSトランジ
スタのソースおよびドレインの一部となる拡散層を同一
の工程で形成し、かつ短チャンネル効果を抑制し、闇値
電圧を安定させることのできる半導体装置の製造方法を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の半導体装置の製造方法は、半導体基
板上のnチャンネル型トランジスタ形成領域およびnチ
ャンネル型トランジスタ形成領域に酸化膜を形成し、こ
の酸化膜上にゲート1i極を形成した後、このゲート電
極をマスクとして、半導体基板の一主面に対し、斜方向
に、かつ多方向からn型の不純物をイオン注入して、n
チャンネル型トランジスタ形成領域およびnチャンネル
型トランジスタ形成領域に、ソースおよびドレインの一
部となる低濃度の拡散層を形成する工程と、nチャンネ
ル型トランジスタ形成領域のソースおよびドレインの一
部となる低濃度の拡散層に、n型の不純物をイオン注入
してソース・ドレイン領域を形成する工程と、nチャン
ネル型トランジスタ形成領域のソースおよびドレインの
一部となる低濃度の拡散層に、n型の不純物をイオン注
入して、ソース・ドレイン6N域を形成する工程とを含
む。
請求項(2)記載の半導体装置の製造方法は、半導体基
板上のnチャンネル型トランジスタ形成領域およびnチ
ャンネル型トランジスタ形成領域に酸化膜を形成し、こ
の酸化膜上にゲート電極を形成した後、このゲート電極
上に残置させたレジストおよびゲート電極をマスクとし
て、半導体基板の−主面に対し、斜方向に、かつ多方向
からn型の不純物をイオン注入して、pチャンネル型ト
ランジスタ形成領域およびnチャンネル型トランジスタ
形成領域にソースおよびドレインの一部となる低濃度の
拡散層を形成する工程と、pチャンネル型トランジスタ
形成領域のソースおよびドレインの一部となる低濃度の
拡散層に、p型の不純物をイオン注入してソース・ドレ
イン領域を形成する工程と、nチャンネル型トランジス
タ形成領域のソースおよびドレインの一部となる低濃度
の拡散層に、n型の不純物をイオン注入して、ソース・
ドレイン領域を形成する工程とを含む。
請求項(3)記載の半導体装1の製造方法は、半導体基
板上のpチャンネル型トランジスタ形成領域およびnチ
ャンネル型トランジスタ形成領域に酸化膜を形成し、こ
の酸化膜上にゲート電極を形成した後、このゲート電極
をマスクとして、半導体基板の一主面に対し、斜方向に
、かつ多方向からp型およびn型の不純物をイオン注入
して、pチャンネル型トランジスタ形成領域およびnチ
ャンネル型トランジスタ形成領域にソースおよびドレイ
ンの一部となる低濃度の拡散層を形成する工程と、pチ
ャンネル型トランジスタ形成領域のソースおよびドレイ
ンの一部となる低濃度の拡散層に、p型の不純物をイオ
ン注入してソース・ドレイン領域を形成する工程と、n
チャンネル型トランジスタ形成領域のソースおよびドレ
インの一部となる低濃度の拡散層に、n型の不純物をイ
オン注入して、ソース・ドレイン領域を形成する工程と
を含む。
請求項(4)記載の半導体装置の製造方法は、半導体基
板上のpチャンネル型トランジスタ形成領域およびnチ
ャンネル型トランジスタ形成領域に酸化膜を形成し、こ
の酸化膜上にゲート電極を形成した後、このゲート電極
上に残置させたレジストおよびゲート電極をマスクとし
て、半導体基板の一主面に対し、斜方向に、かつ多方向
からp型およびn型の不純物をイオン注入して、pチャ
ンネル型トランジスタ形成領域およびnチャンネル型ト
ランジスタ形成領域にソースおよびドレインの一部とな
る低濃度の拡散層を形成する工程と、Pチャンネル型ト
ランジスタ形成領域のソースおよびドレインの一部とな
る低濃度の拡散層に、p型の不純物をイオン注入してソ
ース・ドレイン領域を形成する工程と、nチャンネル型
トランジスタ形成領域のソースおよびドレインの一部と
なる低濃度の拡散層に、n型の不純物をイオン注入して
、ソース・ドレイン領域を形成する工程とを含む。
〔作用〕
この発明の構成によれば、Pチャンネル型トランジスタ
のソースおよびドレインの一部となる低濃度の拡散層を
形成する際、半導体基板の一主面に対し、斜方向に、か
つ多方向からn型の不純物をイオン注入することにより
、ゲート電極の端子の半導体基板の不純物濃度を上昇さ
せる。その結果、その後の工程で形成するpチャンネル
型トランジスタのソース・ドレイン領域のゲート電極の
端子の濃度を低下させ、ゲート電極の端上付近のソース
・ドレイン領域の広がりを抑制することができる。また
ゲート電極の下部の半導体基板の濃度も幾分か上昇する
ため、短チャンネル効果およびパンチスルーによるリー
ク電流の発生を抑制することができる。
請求項(2)または(4)記載の半導体装置の製造方法
によれば、ゲート電極上にレジストを残置させ、このレ
ジストおよびゲート電極をマスクとして不純物をイオン
注入し、ソースおよびドレインの一部となる低濃度の拡
散層を形成するため、不純物のイオンがゲート電極を突
き抜けるのを防ぐことができる。
請求項(3)または(4)記載の半導体装置の製造方法
によれば、pチャンネル型トランジスタのソースおよび
ドレインの一部となる低濃度の拡散層を形成する際に、
n型の不純物とp型の不純物をイオン注入することによ
り、ゲート電極の直下の不純物濃度の過剰な低下を防ぐ
ことができる。またnチャンネル型トランジスタのソー
スおよびドレインの一部となる低濃度の拡散層を形成す
る際に、n型の不純物とp型の不純物とをイオン注入す
ることにより、ゲート電極の端子のソース・ドレイン領
域と半導体基板との接合付近の不純物濃度を特に上昇さ
せるため、ドレイン電流が流れる位置を従来より深くす
ることができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図(a)〜(C)ないし第6
図(a)、 (b)に基づいて説明する。
第1図(a)〜(C)はこの発明の第1の実施例の半導
体装置の製造方法を通用したnチャンネル型トランジス
タ形成領域を示す工程順断面図である。
第1図(a)に示すように、半導体基板1上には、フィ
ールド酸化膜2.酸化膜3およびゲート電極4を形成し
、また酸化膜3の直下の半導体基板1の表面には、p型
の拡散層であるpチャンネル領域5を形成する。
次に第1図0))に示実ように、半導体基板1の一主面
に対して斜方向に、かつ多方向(ウェハを回転させる。
)からn型の不純物である低濃度の燐をイオン注入し、
温度900C”C)で60分間熱処理を行うことにより
、ソースおよびドレインの一部となる低濃度の拡散層6
を形成する。
この際、ゲート電極3の端上の半導体基板lの不純物濃
度が上昇する。
またこの際のイオンの注入量は1×10′3〔個/ct
A〕、イオンの注入量ふルギーは100  [keV)
、イオンの注入角度は45° (半導体基板1の一主面
とイオンの注入方向とがなす角度。)である。
なおイオンの注入量は、lXl0”C個/cd)〜4×
10′5〔個/d)の範囲が好ましい。例えば−回の注
入量を5X10”C個/d)として、X方向、X方向の
2方向に、4回注入することにより、合計2X10”C
個/ ci 〕注入する。またイオンの注入エネルギー
は80 (keV)〜200(keV)の範囲が好まし
い。またイオンの注入角度は30°〜60″′の範囲と
することが好ましい。またイオン注入した燐を活性化さ
せるための熱処理は、850 ’C〜950 ’Cの温
度で3D分間〜90分間の範囲が好ましい。
次に第1図(C)に示すように、酸化膜3をエツチング
することによりゲート酸化膜7を形成した後、p型の不
純物である高濃度のホウ素をイオン注入し、温度900
°Cで30分間の熱処理することにより、ソース・ドレ
イン領域8を形成する。このp型のソース・ドレイン領
域8よりも、第1図(ト))に示すn型の低濃度の拡散
層6が広く拡散するため、ゲー)を極4の端上には、特
に低濃度のソース・ドレイン領域9が形成される。
なおイオン注入したホウ素を活性化させるための熱処理
は、850°C〜950°Cの温度で45分間〜150
分間の範囲が好ましい。
また10はレジストを示す。
第2図(al、 (b)はこの発明の第1の実施例の半
導体装置の製造方法を適用したnチャンネル型トランジ
スタ形成領域を示す工程順断面図である。
第2図(a)に示すように、半導体基板1上に酸化膜3
.フィールド酸化膜2およびゲート電極3を形成した後
、半導体基板1の一主面に対し、斜方向(X方向および
X方向)に、多方向(ウェハを回転させる。)から低濃
度の燐をイオン注入し、温度90M”C)で60分間の
熱処理することにより、ソースおよびドレインの一部と
なる低濃度の拡散層6を形成する。
次に第2図(b)に示すように、酸化膜3をエツチング
することによりゲート酸化膜7を形成した後、n型の不
純物である高濃度のヒ素をイオン注入し、温度900″
Cで30分間の熱処理することによりソースおよびドレ
インとなる高濃度の拡散層11を形成し、ソース・ドレ
イン領域8とする。
この実施例における大きな特徴は、pチャンネル型MO
3)ランジスタを形成する場合もnチャンネル型MO3
)ランジスタを形成する場合と同様に、n型の不純物を
斜方向に、かつ多方向からイオン注入して拡散層6を形
成する点である。すなわち第111;2′1(b)およ
び第2図(a)は同一工程である。
なお第2図(b)に示すnチャンネル型MOSトランジ
スタを形成する際にイオン注入する燐は、できるだけ深
い位置に注入した方が電界を緩和する効果を得ることめ
くできるが、第1図(b)に示すpチャンネル型MO5
)ランジスタを形成する場合は、できるだけ浅い位置に
イオン注入する必要がある。
したがって、燐をイオン注入する深さは、0.1〔μm
〕〜0.3〔μm〕の範囲とすることが好ましい。
但し、0.3〔μm〕程度の深さに燐を打ち込むと、ゲ
ート電極3を突き抜けてpチャネル領域5(ソースおよ
びドレイン間の領域)に達したり、フィールド酸化膜2
を突き抜けたりする可能性がある。その結果、闇値電圧
が不安定となったり、素子間にリーク電流が生じたりす
る。
したがって、必要に応じて第3図(a)、(ト))に示
すように、ゲート電極3上に塗布したレジスト10を残
置させ、このレジスト10とゲート電極4とをマスクと
して、注入エネルギ120  (keV)〜200〔k
e■〕の範囲で、半導体基板1に対して斜方向に、かつ
多方向から燐をイオン注入することにより、イオン注入
した燐がゲート電極4を突き抜けることを防ぐことがで
きる。またこの場合、フィールド酸化膜2の膜厚を0.
6〔μm〕〜0.8〔μm〕と厚くすることにより、素
子間のリーク電流の発生も防止することができるー。
また第4図(a)、 (b)に示すように、nチャンネ
ル型トランジスタを形成する場合にも、ゲート電極4上
にレジスト10を残置させ、このレジスト10およびゲ
ート電極4をマスクとして、斜方向に、かつ多方向から
燐をイオン注入することにより、燐がゲート電極4を突
き抜けるのを防止することができる。
なお第3図(a) 〜(C)および第4図(a)、 (
b)において、ゲート電極4上にレジスト10が残置さ
れている以外の製造工程は、全て第1図(a)〜(C)
および第2図(a)、 (b)に示すものと同一なので
説明を省略する。
またpチャンネル型MO3)ランジスタは、ゲート電極
3を構成するn゛型多結晶シリコンの仕事関数の関係か
ら、半導体基板1の表面にpチャンネル領域5を有する
構造であるため、ソースおよびドレインの一部となる低
濃度の拡散層6を形成するために、n型の不純物である
燐を過剰に打ち込むと、その後に形成するn型のソース
・ドレイン領域8とpチャンネル領域5との界面の濃度
が低下し、ドレイン電流が低下してしまう。したがって
、第5図■)に示すように、燐のイオン注入することと
同時に、ホウ素を半導体基板1の表面付近(燐のイオン
注入の深さより浅くすることが必要である。)に、半導
体基板1に対し、斜方向にイオン注入することにより、
pチャンネル領域5とソース・ドレイン領域8との界面
の濃度が低下するのを防ぐことができる。
なお第5図(ロ)に示すホウ素の注入エネルギーは20
 (keV)、イオン注入量は1×1013〔個/cI
II〕、注入角度は20″である。またホウ素のイオン
注入は、斜方向のイオン注入に限らず、通常のイオン注
入法を適用しても良い。
一方、第6図(a)、[有])に示ように、nチャンネ
ル型MO3)ランジスタを形成する場合に、燐とホウ素
とを同、時にイオン注入すると、ゲート電極4の直下の
チャンネル領域(ソースおよびドレイン間の領域)と、
低濃度の拡散層6とが接する付近の濃度(濃度の濃い部
分12)が上昇し、電流はこの濃度の濃い部分12すな
わち従来より深い位置を流れるようになる。その結果、
ホットキャーリアが発生しても、従来の位置よりゲート
酸化膜7から離れた位置で発生するため、半導体基板1
中を流れる電流が同一であっても、ゲート電流が減少し
、同一のバイアス条件でもホットキャリアによるトラン
ジスタ特性の変動を低減することができる。
従来のように、nチャンネル型MOSトランジスタを形
成する場合のみに燐の斜方向のイオン注入を行う場合、
pチャンネル型MO3)ランジスタの闇値電圧は、−0
,5V程度とすることが限界であり、それより絶対値の
小さい閾値電圧のnチャンネル型MOSトランジスタを
形成すると、パンチスルーが発生し、閾値電圧はOv〜
0.3v程度のバラツキを生しるのが現状であった。こ
れに対し、実施例のpチャンネル型MO3)ランジスタ
の闇値電圧は、−0,3V程度まで安定させることがで
き、また実効チャンネル長も従来のものと比較して約0
.1cμm〕長くすることができる。
また同じチャンネル長でnチャンネルおよびpチャンネ
ルMO3)ランジスタを形成する場合でも、pチャンネ
ル型MO3)ランジスタのチャンネル長とnチャンネル
型MO3)ランジスタのチャンネル長との差異を小さく
することができる。
このように、実施例では、nチャンネル型トランジスタ
およびpチャンネル型トランジスタの不純物分布を最適
化し、LDD構造を有するnチャンネル型トランジスタ
の形成と同時に、パンチスルー等を防止したpチャンネ
ル型トランジスタを形成することにより、工程数の増加
を防止し、チップ単価の上昇を防止することができる。
なおゲート電極4は各種シリサイド(例えばMoS i
x 、WS ix等の金属シリサイド)、ポリサイド(
シリサイドと多結晶シリコンの積層構造)を用いること
ができる。また実施例において、n型の不純物として用
いている燐は、ヒ素でも良い。p型の不純物として用い
ているホウ素は、アルミニウムでも良い。
また第4図(a)、 (b)および第5図(8)〜(C
)に示すゲー電極上のレジスト10は、必ずしも形成し
なくて良い。
〔発明の効果〕
この発明の半導体装置の製造方法によれば、pチャンネ
ル型トランジスタのソースおよびドレインの一部となる
低濃度の拡散層を形成する際、半導体基板の一主面に対
し、斜方向に、かつ多方向からn型の不純物をイオン注
入することにより、ゲート電極の端上の半導体基板の不
純物濃度を上昇させることによって、pチャンネル型ト
ランジスタのソース・ドレイン領域の広がりを抑制し、
実効チャンネル長を長くすることができる。その結果、
短チャンネル長を抑制することによりパンチスルーの発
生を防止でき、闇値電圧を安定させることができる。
請求項(2)または(4)記載の半導体装置の製造方法
によれば、ゲート電極上にレジストを残置させ、このレ
ジストおよびゲート電極をマスクとして不純物をイオン
注入し、ソースおよびドレインの一部となる低濃度の拡
散層を形成するため、不純物のイオンがゲート電極を突
き抜けるのを防ぐことができる。その結果、短チャンネ
ル長を抑制することによりパンチスルーの発生を防止で
き、闇値電圧を安定させることができる。
請求項(3)または〔4〕記載の半導体装置の製造方法
によれば、pチャンネル型トランジスタのソースおよび
ドレインの一部となる低濃度の拡散層を形成する際に、
n型の不純物とp型の不純物をイオン注入することによ
り、ゲート電極の直下の不純物濃度が過剰に低下するこ
とを防ぐことができる。
またnチャンネル型トランジスタのソースおよびドレイ
ンの一部となる低濃度の拡散層を形成する際に、n型の
不純物とp型の不純物とをイオン注入することにより、
ゲート電極の端上のソース・ドレイン領域と半導体基板
との接合付近の不純物濃度を特に上昇させるため、ドレ
イン電流が流れる位置を従来より深くすることができる
。その結果、ゲート酸化膜から深い位置でオツドキャリ
アが発生するため、ゲート酸化膜へ飛び込む電子の数を
減少させることができ、ホットキャリアによるトランジ
スタ特性の変動を抑制することができる。
これらの効果は工程の追加をするのではなく、順番の入
れ換えムこよって可能であり、チンプコストは従来のも
のと変わらない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)はこの発明の第1の実施例の半導
体装置の製造方法を通用したpチャンネル型トランジス
タ形成領域を示す工程順断面図、第2図(a)(b)は
同半導体装置の製造方法を通用したnチャンネル型トラ
ンジスタ形成領域を示す工程順断面図、第3図(a)〜
(C)はこの発明の第2の実施例の半導体装置の製造方
法を適用したpチャンネル型トランジスタ形成領域を示
す工程順断面図、第4図(a)。 ら)は同半導体装置の製造方法を適用したnチャンネル
型トランジスタ形成領域を示す工程順断面図、第5図(
a)〜(C)はこの発明の第3の実施例の半導体装置の
製造方法を適用したpチャンネル型トランジスタ形成領
域を示す工程順断面図、第6図(a)(b)は同半導体
装置の製造方法を通用したnチャンフル型トランジスタ
形成領域を示す工程順断面図、第7図(a)〜(C)お
よび第8図(a)、 (b)は従来の半導体装置の製造
方法を示す工程順断面図である。 J・・・半導体基板、4・・・ゲート電極、6・・・ソ
ースおよびドレインの一部となる低濃度の拡散層、・・
・ソース・ ドレイン領域 第 図 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上のpチャンネル型トランジスタ形成
    領域およびnチャンネル型トランジスタ形成領域に酸化
    膜を形成し、この酸化膜上にゲート電極を形成した後、
    このゲート電極をマスクとして、前記半導体基板の一主
    面に対し、斜方向に、かつ多方向からn型の不純物をイ
    オン注入して、前記pチャンネル型トランジスタ形成領
    域および前記nチャンネル型トランジスタ形成領域に、
    ソースおよびドレインの一部となる低濃度の拡散層を形
    成する工程と、 前記pチャンネル型トランジスタ形成領域の前記ソース
    およびドレインの一部となる低濃度の拡散層に、p型の
    不純物をイオン注入してソース・ドレイン領域を形成す
    る工程と、 前記nチャンネル型トランジスタ形成領域の前記ソース
    およびドレインの一部となる低濃度の拡散層に、n型の
    不純物をイオン注入して、ソース・ドレイン領域を形成
    する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  2. (2)半導体基板上のpチャンネル型トランジスタ形成
    領域およびnチャンネル型トランジスタ形成領域に酸化
    膜を形成し、この酸化膜上にゲート電極を形成した後、
    このゲート電極上に残置させたレジストおよび前記ゲー
    ト電極をマスクとして、前記半導体基板の一主面に対し
    、斜方向に、かつ多方向からn型の不純物をイオン注入
    して、pチャンネル型トランジスタ形成領域およびnチ
    ャンネル型トランジスタ形成領域にソースおよびドレイ
    ンの一部となる低濃度の拡散層を形成する工程と、 前記pチャンネル型トランジスタ形成領域の前記ソース
    およびドレインの一部となる低濃度の拡散層に、p型の
    不純物をイオン注入してソース・ドレイン領域を形成す
    る工程と、 前記nチャンネル型トランジスタ形成領域の前記ソース
    およびドレインの一部となる低濃度の拡散層に、n型の
    不純物をイオン注入して、ソース・ドレイン領域を形成
    する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  3. (3)半導体基板上のpチャンネル型トランジスタ形成
    領域およびnチャンネル型トランジスタ形成領域に酸化
    膜を形成し、この酸化膜上にゲート電極を形成した後、
    このゲート電極をマスクとして、前記半導体基板の一主
    面に対し、斜方向に、かつ多方向からp型およびn型の
    不純物をイオン注入して、pチャンネル型トランジスタ
    形成領域およびnチャンネル型トランジスタ形成領域に
    ソースおよびドレインの一部となる低濃度の拡散層を形
    成する工程と、 前記pチャンネル型トランジスタ形成領域の前記ソース
    およびドレインの一部となる低濃度の拡散層に、p型の
    不純物をイオン注入してソース・ドレイン領域を形成す
    る工程と、 前記nチャンネル型トランジスタ形成領域の前記ソース
    およびドレインの一部となる低濃度の拡散層に、n型の
    不純物をイオン注入して、ソース・ドレイン領域を形成
    する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  4. (4)半導体基板上のpチャンネル型トランジスタ形成
    領域およびnチャンネル型トランジスタ形成領域に酸化
    膜を形成し、この酸化膜上にゲート電極を形成した後、
    このゲート電極上に残置させたレジストおよび前記ゲー
    ト電極をマスクとして、前記半導体基板の一主面に対し
    、斜方向に、かつ多方向からp型およびn型の不純物を
    イオン注入して、pチャンネル型トランジスタ形成領域
    およびnチャンネル型トランジスタ形成領域にソースお
    よびドレインの一部となる低濃度の拡散層を形成する工
    程と、 前記pチャンネル型トランジスタ形成領域の前記ソース
    およびドレインの一部となる低濃度の拡散層に、p型の
    不純物をイオン注入してソース・ドレイン領域を形成す
    る工程と、 前記nチャンネル型トランジスタ形成領域の前記ソース
    およびドレインの一部となる低濃度の拡散層に、n型の
    不純物をイオン注入して、ソース・ドレイン領域を形成
    する工程とを含む半導体装置の製造方法。
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