JPH0427165Y2 - - Google Patents

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JPH0427165Y2
JPH0427165Y2 JP14492887U JP14492887U JPH0427165Y2 JP H0427165 Y2 JPH0427165 Y2 JP H0427165Y2 JP 14492887 U JP14492887 U JP 14492887U JP 14492887 U JP14492887 U JP 14492887U JP H0427165 Y2 JPH0427165 Y2 JP H0427165Y2
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electrolytic capacitor
explosion
exterior case
valve
proof valve
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JP14492887U
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この考案は、アルミニウム板などの金属板を成
形加工し、底面部に切溝を以て防爆弁を形成した
電解コンデンサの外装ケースに関する。 〔従来の技術〕 一般に、電解コンデンサは、第5図に示すよう
に、外装ケース2の内部に電解コンデンサ素子4
を挿入した後、その開口部を封口板6を以て封
じ、封口板6を貫いて固定された端子リベツト8
a,8bによつて、電解コンデンサ素子4の内部
リード10a,10bと、外部端子12a,12
bとを固定するとともに、電気的に接続したもの
である。そして、外装ケース2の底面部14に
は、切溝からなる防爆弁16を形成されている。 このような電解コンデンサに用いられている電
解コンデンサ素子4は、アルミニウムなどの被膜
形成性金属を以て形成された帯状の陽極側および
陰極側の電極箔と、各電極箔を被う広さを持ち、
且つ、各電極箔の間に挟み込んだ帯状のセパレー
タ紙とを渦巻状に巻き込んで円柱状にし、その内
部に電解液を含浸させたものである。 〔考案が解決しようとする問題点〕 このような電解コンデンサでは、駆動時、電気
分解によつて水素ガスが発生するが、定格電圧を
越えるインパルス電圧や、逆極性の高電圧が加わ
ると、その水素ガスの発生が極めて顕著になり、
その発生量は、通常の数倍以上に達する。 この水素ガスは、外装ケース2の内部に充満し
て内部圧力を急激に上昇させ、その内部圧力が防
爆弁の許容圧力を越えると、第6図に示すよう
に、防爆弁16を成す切溝部分を中心にして膨ら
み、やがて、その切溝を剪断部分として底面部1
4がめくれ上がつて開弁動作を生じ、水素ガスG
は外装ケース2から外気に解放される。 このような開弁動作は、相当な圧力を以て行わ
れるため、その動作に伴つて外装ケース2内の電
解液が飛散し、場合によつては、電解コンデンサ
素子4が外装ケース2外に飛び出してしまうなど
の原因になる。また、電解液が飛散して、隣接す
る他の電子部品に付着し、汚染させる場合があ
る。 特に、外装ケース2の底面部14でのスパーク
の有無で防爆弁16の開き方が異なり、スパーク
が生じた場合には、防爆弁16の動作に伴う開口
面積が極めて大きくなり、外装ケース2内の電解
コンデンサ素子4を視覚的に確認することができ
るようになる。 そこで、この考案は、切溝による防爆弁の防爆
動作を損なうことなく、開弁動作時の開口面積を
最小限に抑えるようにしたものである。 〔問題点を解決するための手段〕 この考案の電解コンデンサの外装ケースは、第
1図に示すように、底面部14に切溝からなる防
爆弁16を形成した電解コンデンサの外装ケース
2において、底面部14の外表面側の周縁部に、
周縁形状に沿つて設けた突部22によつて肉厚部
18を形成したものである。 〔作用〕 このように構成すると、底面部14の周縁部に
設けられた肉厚部18によつて外装ケース2の底
面部14の機械的強度がその周縁部分において高
められる。このため、開弁動作時、底面部14の
開口面積は、内部圧力と、その機械的強度との対
応によつて狭められ、最小限の範囲に食い止めら
れるのである。この結果、電解コンデンサ素子4
の露出ないし突出や、電解液の飛散などを防止で
きるのである。 〔実施例〕 第1図は、この考案の電解コンデンサの外装ケ
ースの実施例を示す。 外装ケース2は、アルミニウムなどの金属板を
成形加工してたとえば、円形の底面部14を備え
た筒状の容器である。外装ケース2の形状は、密
封される電解コンデンサ素子4の形状、その収容
形態、実装空間などに対応させる。 この外装ケース2の底面部14に切溝によつて
防爆弁16が形成されるとともに、その底面部1
4の外表面部の周縁部に底面部14の肉厚より厚
い肉厚部18を形成する。 この場合、肉厚部18は、外装ケース2の壁面
部20の延長上に形成するものとし、その周縁部
の形状に沿つて壁面部20とは反対方向に設けた
底面部14の厚さより大なる断面円形の突部22
を以て構成する。 そして、底面部14は、壁面部20より肉厚に
形成し、この底面部14の内面側には、壁面部2
0の終端部分からほぼ45°の傾斜を持つ第1の傾
斜部24aを形成し、この傾斜部24aに続いて
緩やかな角度で底面部14の中心に向かう第2の
傾斜部24bを形成する。この底面部14の外表
面側にたとえば、断面V字状を成す切溝をY字形
や、X字形などに形成して防爆弁16を設ける。 このように構成すると、傾斜部24a,24b
を以て肉厚を周縁部から中央に向かつて異ならせ
ることにより、底面部14の機械的強度は、肉厚
部18と壁面部20の存在と相俟つて周縁部分で
最大値となり、中心部に向かつて漸減させること
ができる。このため、開弁動作時、底面部14の
開口面積は、内部圧力と、その機械的強度との対
応によつて狭められ、第2図に示すように、開口
面積は最小限の範囲に食い止められるのである。
この結果、開弁動作時に内部の電解コンデンサ素
子4の露出ないし突出や、電解液の飛散などを抑
制することができる。 この場合、開弁動作圧力の設定は、防爆弁16
を成す切溝の深さ、その幅、長さおよび底面部1
4の肉厚を以て行うものとし、肉厚部18の設置
は、開弁動作時の開口範囲を抑制するものであつ
て、開弁動作や開弁動作圧力に影響を及ぼすもの
ではない。 この実施例では、第1の傾斜部24aを設けた
ので、肉厚部18の肉厚をより増強することがで
き、底面部14の周縁部分の機械的強度を高める
ことができる。 また、第2の傾斜部24bが円錐状を成してい
るので、底面部14の中心の肉厚が最も薄く、開
弁動作を容易にしているが、第3図に示すよう
に、底面部14の中心部分に一定の範囲で、円形
などの平坦部24cを形成してもよい。 また、第1の傾斜部24aは、第4図に示すよ
うに、湾曲面としてもよく、また、第2の傾斜部
24bも湾曲面としてもよい。 〔実験結果〕 第1図に示す実施例および第5図に示す従来例
の定格電圧180V、直径35mm×長さ40mmの定格容
量820μFのものを作成し、定格電圧の1.4倍の電圧
を1分間加えた後、1分間隔で0.1倍ずつ電圧を
上昇させて防爆弁16の膨らみをノギスで測定
し、また、開弁動作を伴つたものは、その内部観
察を行つた。次に、ケース底部でスパークを生じ
なかつたものと、生じたものとを第1表および第
2表に示す。
【表】
〔考案の効果〕
この考案によれば、底面部の周縁に沿つて肉厚
部を形成したので、切溝による防爆弁の防爆作用
を損なうことなく、開弁動作時の開口面積を最小
限に抑えることができ、電解コンデンサ素子の露
出や、電解液の飛散などを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の電解コンデンサの外装ケー
スの実施例を示す図、第2図は第1図に示した電
解コンデンサの外装ケースの開弁動作状態を示す
図、第3図および第4図はこの考案の電解コンデ
ンサの外装ケースの他の実施例を示す図、第5図
は従来の電解コンデンサを示す縦断面図、第6図
は第5図に示した電解コンデンサの防爆弁の開弁
動作状態を示す図である。 2……外装ケース、14……底面部、16……
防爆弁、18……肉厚部、22……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面部に切溝からなる防爆弁を形成した電解コ
    ンデンサの外装ケースにおいて、前記底面部の外
    表面側の周縁部に、周縁形状に沿つて設けた突部
    によつて肉厚部を形成した電解コンデンサの外装
    ケース。
JP14492887U 1987-09-22 1987-09-22 Expired JPH0427165Y2 (ja)

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JP14492887U JPH0427165Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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JP14492887U JPH0427165Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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JPH0165126U JPH0165126U (ja) 1989-04-26
JPH0427165Y2 true JPH0427165Y2 (ja) 1992-06-30

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JP6227742B2 (ja) * 2016-10-24 2017-11-08 ニチコン株式会社 コンデンサ

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JPH0165126U (ja) 1989-04-26

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